JP2021118949A - 遊技用システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】台移動を行う遊技者の傾向を把握可能な情報を出力する遊技用装置を提供する。【解決手段】遊技用装置は、一の遊技機から他の遊技機への台移動を特定可能な移動特定手段と、台移動した遊技者数を計数可能な計数手段と、その遊技者数を出力可能な出力手段と、一の遊技機において遊技を行った遊技期間を特定可能な遊技期間特定手段と、当該遊技期間中における遊技情報から一の遊技機において遊技を行った遊技者の遊技結果を特定可能な遊技結果特定手段と、遊技結果が第1判定情報と第2判定情報とのうち何れの判定情報に該当するのかを判定可能な遊技結果判定手段と、を備え、計数手段は、第1判定情報に該当すると判定された場合には第1遊技者として、第2判定情報に該当すると判定された場合には、第2遊技者として計数可能であり、出力手段は、第1遊技者数と第2遊技者数を出力可能である。【選択図】図8

Description

本発明は、台移動に関する所定の情報を提供可能な遊技用システム及びプログラムに関する。
現金や遊技媒体などの価値媒体を持ち歩く代わりに、これらを特定可能なカードなどの記録媒体を遊技者に携行させて遊技を行わせる遊技場がある。
このような遊技場には、価値媒体の預け入れや払い出し等の取引を、記録媒体を介して行うことのできるカードユニットや各台計数機能付きサンドなどの取引手段が遊技機ごとに設置されている。
また、このような取引手段が記録媒体を受け付けた旨を示す受付情報に基づいて、一の遊技機から他の遊技機に台移動が行われた旨を特定して台移動に関わる台移動データを集計する遊技用装置(ホールコンピュータ)が提案されている(例えば、特許文献1など)。
特開2015−77427号公報
しかしながら、従来の遊技用装置には、改善の余地があった。
上記課題を解決するため、本発明の遊技用システムは、遊技場に設置される複数の遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用システムにおいて、前記遊技機ごとに設けられ、遊技を行うために使用可能な遊技価値が対応付けられた記録媒体を受け付け可能な取引手段と、前記取引手段における取引内容に基づいて、一の遊技機において遊技を行った遊技者の遊技期間を特定可能な遊技期間特定手段と、を備え、前記取引手段は、対応付けられていた前記遊技価値が使い切られた状態の記録媒体を遊技者には返却せずに回収する機能を備え、前記遊技期間特定手段は、前記取引手段における取引内容のうち、前記遊技場の会員であることを示さず、かつ、前記遊技価値が対応付けられていない状態の記録媒体に関する情報に基づいて、遊技者が前記一の遊技機で遊技を行った後、遊技を終了したことを特定可能である構成としてある。
遊技用システムの全体構成図である。 遊技用システムにおける信号の流れを示す信号流れ図である。 各台計数機能付きサンドにおける取引情報の説明図である。 ホールコンピュータの内部構成を示すブロック図である。 取引情報の取引履歴を示す図表である。 一遊技期間の判定条件を示す図表である。 台移動と遊技の終了を特定する方法を説明するための図である。 一の遊技機(機種名「aaa」の遊技機)から他の遊技機(機種名「bbb」〜「fff」の遊技機)に移動した遊技者数を勝者と敗者に分けて集計した図表である。 台移動を行う遊技者の移動負担の軽減を目的とする推奨レイアウトの出力例を示す図表である。 台移動の少ない遊技機の稼働の促進を目的とする推奨レイアウトの出力例を示す図表である。 推奨レイアウトの出力画面例を示す図である。 台移動傾向出力処理のフローチャートである。
本発明に係る遊技用装置、プログラム、及び遊技用装置を備える遊技用システムの好ましい実施形態について、図1〜図12を参照して説明する。
本実施形態に係る遊技用システム1は、図1に示すように、パチンコ機10a、スロットマシン10bなどの遊技機10、及び複数の遊技用装置で構成されている。
遊技用装置としては、例えば、各台計数機能付きサンド20、台コンピュータ30、島コンピュータ40、ホールコンピュータ50、遊技球又はメダルなどの遊技媒体(以下、遊技媒体を「玉」と表現することがある)と景品との交換処理を行う景品交換装置60、遊技者の持玉を管理する持玉サーバー70、精算機80などを備えている。
本実施形態において、各台計数機能付きサンド20(20aは遊技球用,20bはメダル用)は、対応して設けられる遊技機10において獲得された遊技媒体の計数、計数された遊技媒体の払い戻し(払い出し)、投入金額に応じた遊技媒体の貸し出し、及び計数された遊技媒体の数や投入金額の残高を特定(記憶)可能な記録媒体(例えばICカード)の発行(返却又は排出ともいう)など、現金や遊技媒体などの価値媒体の取引に係る種々の動作を実行可能に構成されている。
例えば、獲得された遊技媒体の計数は、各台計数機能付きサンド20の下部に設けられた投入口から遊技媒体を投入することで計数が行われ、計数された遊技媒体の払い戻しは、遊技者による払戻操作に基づいて所定の払出口から遊技媒体を払い出すことにより行われる。また、投入金額に応じた遊技媒体の貸し出しは、遊技者による貸出操作に基づいて所定の払出口から遊技媒体を払い出すことにより行われる。
なお、投入口の位置は、各台計数機能付きサンド20の下部に限らない。特に、メダルを計数可能なサンドの場合、サンド本体(例えば、払出口の上部)に設けることが好ましい。
そして、これらの遊技用装置は、それぞれ通信手段を備え、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
ここで、遊技用システム1の適用される遊技場について説明する。
本実施形態の遊技場では、図1に示すように、遊技機10が、パチンコ機、スロットマシンなどの遊技機の種類を示す機類ごと、遊技機10の機種名を示す機種ごと、貸出レートごとなどの様々なグループごとに分かれて設置されている。なお、貸出レートとは、各台計数機能付きサンド20への現金の投入と引き換えに貸し出される遊技球又はメダル1玉(枚)当りの貸出料金のことをいう。
具体的には、例えば、a〜cコーナーには、パチンコ機10aが設置され、d〜fコーナーには、スロットマシン10bが設置されている。
また、a〜cコーナーには、それぞれ機種名「aaa」〜「ccc」のパチンコ機10aが設置され、d〜fコーナーには、それぞれ機種名「ddd」〜「fff」のスロットマシン10bが設置されている。
また、a〜cコーナーは、遊技球1玉当たりの貸出レートが同じ料金(例えば、4円)に設定され、d〜fコーナーは、メダル1枚当たりの貸出レートが同じ料金(例えば、20円)に設定されている。
このような遊技場では、遊技者は以下のような遊技の流れに沿って遊技を行うことができる。
例えば、遊技者は、遊技の開始にあたり、各台計数機能付きサンド20に現金を投入するとともに、所定の貸出操作を行うことにより、遊技媒体の貸し出しを行う。貸し出された遊技媒体は遊技機10に投入され遊技が開始される。遊技の結果、獲得された遊技媒体は、各台計数機能付きサンド20に投入されることにより計数される。または、各台計数機能付きサンド20に対して所定の計数操作を行うことにより計数される。計数された遊技媒体を再び遊技に用いるときには、各台計数機能付きサンド20に対して所定の払戻操作を行うことにより払い戻すことができる。遊技を終了するときには、各台計数機能付きサンド20に対して所定の返却(発行ともいう)操作を行うことにより計数された遊技媒体の残数、投入された現金の残高、返却時刻などの記録されたカードが返却される。
また、返却されたカードを上記の各台計数機能付きサンド20とは異なる他の各台計数機能付きサンド20に投入することができ、当該カードに記録された遊技媒体の残数、現金の残高に基づいて、他の各台計数機能付きサンド20に対応して設けられる遊技機において上記と同様な手順により遊技を行うことができる。つまり、遊技媒体や現金を持ち歩く代わりにカードを携行して複数の遊技機間を移動するという、いわゆる台移動をしながら遊技を行うことができる。
このような各台計数機能付きサンド20において、当該サンドと遊技者との間で行われる、現金の投入、遊技媒体の貸し出し、遊技媒体の計数、計数された遊技媒体の払い戻し、遊技媒体の残数や現金の残高の記録されたカードの返却、遊技媒体の残数や現金の残高の記録されたカードの投入などの行為のことを、現金や遊技媒体などの価値媒体の取引という。すなわち、本実施形態では、各台計数機能付きサンド20が取引手段の一例として動作し、価値媒体の取引処理を実行する。
また、各台計数機能付きサンド20から返却されたカードを景品カウンターに滞在する店員等に渡すと、店員等の操作に基づいて景品交換装置60が景品交換処理を行う。この景品交換処理では、カードから景品交換装置60に備えるカードリーダ60aを介して遊技媒体の残数を読み込むとともに、この残数に対応する景品との決済処理を実行する。
また、カードに現金の残高が記録されているときには、そのカードを遊技者が精算機80に投入することにより、精算処理が行われ、精算機80から残高に対応する現金が払い出される。
このような景品交換装置60において行われる遊技媒体の決済処理、精算機80において行われる残金の精算処理のことを、価値媒体の精算処理という。すなわち、本実施形態では、景品交換装置60及び精算機80が精算手段の一例として動作し、価値媒体の精算処理を実行する。
このような価値媒体の精算処理の実行は、遊技の終了とみなすことができる。
また、価値媒体の精算処理が実行されると、精算処理に係る情報の一部又は全部が所定のタイミングで景品交換装置60及び精算機80からホールコンピュータ50に送信される。この場合、少なくとも精算処理が実行された時間(時刻)と、当該精算処理に係るカードを特定可能な情報(カードID)とを送信することが好ましい。
以上のような遊技の流れにおいて、遊技用システム1は、遊技機10、各台計数機能付きサンド20などから出力される情報に基づいて遊技機10ごとの遊技データを収集する。
遊技機10又は遊技機10に対応する付属機器からは、図2に示すような遊技情報が出力される。
例えば、遊技媒体の投入数を示す「アウト情報」、遊技媒体の払出数を示す「セーフ情報」、遊技機10で発生する遊技状態であって遊技者に有利な特定遊技(例えば、大当りやボーナス(AT、ARTなどを含む)など)の発生を示す「状態情報」、1ゲームの実行を示す「スタート情報」などが出力される。
このような遊技情報は、個々の遊技機10を特定可能な情報とともに、ネットワークを介して台コンピュータ30、島コンピュータ40を中継してホールコンピュータ50に送信され、遊技機10ごとの遊技情報として順次蓄積される。
なお、遊技機10がパチンコ機10aの場合、パチンコ機10aに投入された遊技球が流入する前記付属機器から出力される情報を「アウト情報」とする。
また、パチンコ機10aからの遊技球の払い出しに基づいてパチンコ機10aから出力される情報を「セーフ情報」とする。
また、遊技機10がスロットマシン10bの場合、スロットマシン10bへのメダルの投入に基づいてスロットマシン10bから出力される情報を「アウト情報」とする。
また、スロットマシン10bからのメダルの払い出しに基づいてスロットマシン10bから出力される情報を「セーフ情報」とする。
一方、各台計数機能付きサンド20は、遊技媒体計数手段の一例であり、対応して設けられる遊技機10において獲得された遊技媒体(持遊技媒体又は持玉ともいう)の計数、計数された遊技媒体の払い戻し、投入金額に応じた遊技媒体の貸し出し、及び計数された遊技媒体の数や投入金額の残高の記録されたカードの返却及び受け入れなどを実行可能に構成されていることから、このようなそれぞれの取引に対応する取引情報を記憶する。
取引情報には、図3に示すように、例えば、「紙幣投入」、「カード挿入」、「カード返却」、「貸出」、「計数」、「払戻」、「カードスタック」、「カードセット」などがある。
(A)「紙幣投入」は、遊技者による紙幣の投入を示す情報であり、この情報から、紙幣の投入、金種などが特定される。
(B)「カード挿入」は、遊技者によるカードの挿入を示す情報であり、この情報から、カードの挿入、投入金額の残高、持玉の残数、及び挿入されたカードを識別可能なカードIDなどが特定される。
(C)「カード返却」は、遊技者によるカードの返却操作を示す情報であり、この情報から、カードの返却、投入金額の残高、持玉の残数、及び返却されたカードを識別可能なカードIDなどが特定される。
(D)「貸出」は、遊技者による貸出操作を示す情報であり、この情報から、貸出額(貸出玉数)、残高などが特定される。
(E)「計数」は、遊技者による計数操作を示す情報であり、この情報から、計数された玉数、持玉の残数などが特定される。
(F)「払戻」は、遊技者による払戻操作を示す情報であり、この情報から、計数された持玉から払い戻された玉数、持玉の残数などが特定される。
(G)「カードスタック」は、各台計数機能付きサンド20に備えるカードリーダ/ライタからカード収納部へのカードの搬送を示す情報であり、この情報から、カードのスタック、投入金額の残高、持玉の残数、及びスタックされたカードを識別可能なカードIDなどが特定される。
(H)「カードセット」は、カード収納部からカードリーダ/ライタへのカードの搬送を示す情報であり、この情報から、カードのセット、投入金額の残高、持玉の残数、及びセットされたカードを識別可能なカードIDなどが特定される。
なお、本実施形態では、各台計数機能付きサンド20にカードライタを備える構成とし、投入金額の残高、持玉の残数、カードIDなどの情報をカードに直接書き込み可能としたが、これに加え、又はこれに代えて、投入金額の残高、持玉の残数などの情報をカードIDと関連付けて各台計数機能付きサンド20や他の遊技用装置(例えばホールコンピュータ50や持玉サーバー70)が記憶、管理してもよい。
また、「カード挿入」と「カードセット」を分けて記載したが、「カード挿入」に「カードセット」を含むこともできる。
このような取引情報の取引履歴(単に取引情報又は取引履歴ということもある。以下同様。)は、各台計数機能付きサンド20に備えるメモリなどの記憶手段に取引の発生した時刻とともに順次記憶されるとともに、所定営業日(例えば1営業日)ごとなどの所定期間に区分されて記憶される。
また、このように記憶された取引情報の取引履歴は、取引の発生ごとや区分された期間ごとに、遊技者の持玉を管理する持玉サーバー70又はホールコンピュータ50からの要求に応じて、当該各台計数機能付きサンド20を特定可能な情報とともに持玉サーバー70に送信され、持玉サーバー70に備えるメモリなどの記憶手段に記憶される。さらに、ホールコンピュータ50からの要求に応じて、持玉サーバー70からホールコンピュータ50に一括送信され、遊技情報とともに、遊技機10ごとの情報として蓄積される(図2参照)。なお、送信のタイミングは一括でなくてもよく任意なタイミングに設定できる。
ホールコンピュータ50は、本発明に係る遊技用装置の一例として動作し、例えば、図4に示すように、キーボード、マウスなどの入力手段からなる入力部51、台コンピュータ30、島コンピュータ40、及び景品交換装置60、持玉サーバー70、及び精算機80などとデータ通信を行う通信部52、ハードディスクなどの記憶手段からなる記憶部53、液晶表示装置などの出力手段の一例として動作する表示部54、上記各部を制御する制御部55(コンピュータ)等を備え、主に遊技場の管理者や店員等により操作される情報処理装置として構成されている。
このような構成からなるホールコンピュータ50は、制御部55が遊技データ収集手段として機能することにより、通信部52を介して入力される遊技情報や取引情報(取引履歴)から、以下のような遊技データを収集する。
例えば、「アウト情報」からアウト数、「セーフ情報」からセーフ数、「状態情報」から大当り回数などを収集する。また、アウト数とセーフ数の差分を示す差数を収集する。また、「貸出」から売上金額、「カード返却」の持玉残数から景品玉数を収集する。さらに、景品玉数に1玉あたりの景品交換レートを乗じた景品金額を算出するとともに、売上金額から景品金額を引いた粗利などを収集する。
このように収集された遊技データは、遊技機10ごと及び営業日(例えば1日単位)ごとに記憶部53に記憶される。
また、このような遊技データは、遊技機10ごとのみならず、機類ごと、機種ごと、貸出レートごと、及び遊技場(店舗)ごとなどの種々のグループごとに収集され、それぞれのグループごとに記憶される。
さらに、遊技データは、営業日ごとのみならず、複数営業日(例えば、1週間、半月、1カ月)などの営業期間のそれぞれ異なる単位ごとに記憶される。
また、各台計数機能付きサンド20から持玉サーバー70を介して送信された取引情報の取引履歴も上記のグループごとや単位ごとに記憶部53に記憶される。
また、景品交換装置60及び精算機80からホールコンピュータ50に送信される精算処理が実行された時間と、当該精算処理に係るカードを特定可能なカードIDも上記のグループごとや単位ごとに記憶部53に記憶される。
さらに、ホールコンピュータ50は、各台計数機能付きサンド20から持玉サーバー70を介して送信され、記憶部52において記憶された取引情報の取引履歴や遊技情報に基づいて、制御部55が本発明に係る遊技期間特定手段、遊技結果特定手段、遊技結果判定手段、移動特定手段、計数手段として動作する。
制御部55の遊技期間特定手段として動作では、各台計数機能付きサンド20から持玉サーバー70を介して送信され、記憶部52において記憶された取引情報の取引履歴に基づいて、一の遊技者が遊技を開始してから終了するまでの遊技期間を特定する。
また、遊技結果特定手段としての動作では、取引情報の取引履歴に基づいて、各遊技期間における遊技結果として、例えば、遊技者の持玉の増加と減少を特定する。
さらに、遊技結果判定手段としての動作では、各遊技期間における遊技者の遊技結果から、遊技者の勝敗を判定する。
このような制御部55の特徴的な動作について、図5に示す取引情報の取引履歴を参照しながら説明する。
図5に示す取引情報の取引履歴は、一の各台計数機能付きサンド20における取引情報の取引履歴(「15:19」〜「16:19」の時間帯)を示している。なお、図5に示す取引情報の取引履歴の表示順序は変更可能である。本実施形態では、上から下に向かって早い取引時間から遅い取引時間になるよう表示しているが、上から下に向かって遅い取引時間から早い取引時間になるように表示してもよい。また、予め設定した時間帯の取引履歴を上に表示し、その他の時間帯の取引履歴を下に表示してもよい。また、指定した取引情報に係る取引履歴だけを表示してもよい(ソート機能)。
また、カードには、その種類として、会員登録された遊技者に対して予め遊技場から貸与又は譲渡される会員カードと、会員登録のない一般遊技者が使用可能な一般カード(いわゆるビジターカード)があり、この取引履歴では一般カードを用いた取引履歴を示している。また、特に図示しないが、この取引履歴において、取引に用いたカードの種類を特定可能なカード区分を設けることもできる。
[遊技期間の特定]
このような取引情報の取引履歴から、制御部55は、遊技期間特定手段として動作し、遊技者ごとの遊技期間を以下のように特定する。
遊技期間の特定は、図6(a)、(b)に示す判定条件に基づいて行われる。
図6(a)は、遊技者の入れ替わりを判定するときの判定条件であり、図6(b)は、遊技者の継続遊技を判定するときの判定条件である。
具体的には、条件aは、残高なし及び持玉残数なしを示す「カード挿入」の履歴を遊技者の入れ替わり条件とするものであり、このような「カード挿入」の履歴から店員によるカードの補充が想定されることから、このような条件の成立により、「カード挿入」の履歴の前後で遊技者が入れ替わったものと判定する。
例えば、図5に示す例では、取引番号4(時間「15:25」)において、残高なし(¥0)及び持玉残数なし(0玉)を示す「カード挿入」の履歴があることから、この履歴の前後で遊技者が入れ替わったものと判定する。
また、条件bは、返却されたカードと異なるIDのカードが挿入されることを遊技者の入れ替わり条件とするものである。この条件は、取引情報の取引履歴において、「カード返却」とこれに続く「カード挿入」の履歴から成否が判定される。特に、「カード返却」と「カード挿入」から特定されるそれぞれのカードIDが異なるときに条件成立と判定する。また、「カード挿入」において、これより特定される残高、持玉残数のうち少なくとも一方が「あり」を示すことが条件成立となる。
このような取引情報の履歴の組合せにより、各取引情報が記憶された間に、遊技者が入れ替わったものとみなす。この場合、例えば、「カード返却」の履歴までが前の遊技者の遊技期間、「カード挿入」の履歴からが後の遊技者の遊技期間とみなすことができる。
例えば、図5に示す例では、取引番号17(時間「15:48」)における「カード返却」から特定されるカードID(003)と、これに続く取引番号18(時間「15:50」)における残高あり(¥500)を示す「カード挿入」の履歴から特定されるカードID(004)とがそれぞれ異なることから、「カード返却」の履歴までが前の遊技者の遊技期間、「カード挿入」からが後の遊技者の遊技期間とみなすことができる。
なお、「カード返却」とこれに続く残高あり又は持玉残数ありを示す「カード挿入」から特定されるそれぞれのカードIDが同じとき、例えば、図5に示す例では、取引番号14(時間「15:45」)における「カード返却」から特定されるカードID(003)と、これに続く取引番号15(時間「15:46」)における「カード挿入」から特定されるカードID(003)とがそれぞれ同じときには、図6(b)に示す条件fの成立と判定し、同一の遊技者による継続遊技と判定することができる。
条件cは、カードスタック後のカード挿入を遊技者の入れ替わり条件とするものである。この条件は、取引情報の取引履歴において、「カードスタック」とこれに続く「カード挿入」の履歴から成否が判定される。特に、「カード挿入」から特定される残高、持玉残数のうち少なくとも一方が「あり」を示すときに条件成立と判定する。
このような取引情報の履歴の組合せにより、「カードスタック」から遊技の終了が特定されるとともに、残高あり又は持玉残数ありを示す「カード挿入」から新たな遊技の開始が特定されることから、遊技者が入れ替わったものと判定することができる。この場合、例えば、「カードスタック」の履歴までが前の遊技者の遊技期間、「カード挿入」の履歴からが後の遊技者の遊技期間とみなすことができる。
例えば、図5に示す例では、取引番号24(時間「15:54」)における「カードスタック」と、これに続く取引番号25(時間「16:00」)における残高あり(¥2000)及び持玉残数あり(125玉)を示す「カード挿入」とから、「カードスタック」の履歴までが前の遊技者の遊技期間、「カード挿入」の履歴からが後の遊技者の遊技期間とみなすことができる。
条件dは、カードスタック後、所定時間(例えば5分)経過以降の紙幣投入を遊技者の入れ替わり条件とするものである。この条件は、取引情報の取引履歴において、「カードスタック」とこれに続く「紙幣投入」の履歴から成否が判定される。特に、「カードスタック」の履歴から「紙幣投入」の履歴までの時間が所定時間を超えるときに条件成立と判定する。
このような取引情報の履歴の組合せにより、「カードスタック」から遊技の終了が特定されるととともに、これに続く所定時間経過後の「紙幣挿入」から新たな遊技の開始が特定されることから、遊技者が入れ替わったもの判定することができる。この場合、例えば、「カードスタック」の履歴までが前の遊技者の遊技期間、「紙幣挿入」の履歴からが後の遊技者の遊技期間とみなすことができる。また、所定時間は、例えば「5分」など、遊技場の管理者等が適宜設定可能な時間とすることができる。
例えば、図5に示す例では、取引番号31(時間「16:06」)における「カードスタック」と、この「カードスタック」から7分経過後の取引番号32(時間「16:13」)における「紙幣投入」とから、「カードスタック」までが前の遊技者の遊技期間、「紙幣投入」からが後の遊技者の遊技期間とみなすことができる。
なお、「カードスタック」とこれに続く「紙幣投入」が所定時間(例えば5分)以内に記憶されたときには、図6(b)に示す条件gの成立と判定し、同一の遊技者による継続遊技とみなすことができる。
例えば、図5に示す例では、取引番号36(時間「16:17」)における「カードスタック」と、この「カードスタック」から2分経過後(所定時間以内)の取引番号37(時間「16:19」)における「紙幣投入」とから、同一の遊技者による継続遊技が判定される。
また、条件eは、カード返却又はカードスタック後における計数操作を同一の遊技者による継続遊技の条件とするものである。この条件は、残高ありを示す「カード返却」又は「カードスタック」と、これに続く「計数」の履歴から成否が判定される。
このような取引情報の履歴の組合せにより、例えば、残高ありを示す「カード返却」からは、大当り等の特定遊技の発生により貸し出しの必要性がなくなったとの遊技者の判断に基づく返却操作が想定され、また、「カードスタック」からは、遊技終了間際の特定遊技の発生が想定される。そして、「計数」からは、特定遊技の発生に基づく獲得遊技媒体の計数操作が想定される。
このような一連の取引情報の組合せにより、同一の遊技者による継続遊技と判定できる。
なお、この場合、「カード返却」又は「カードスタック」の履歴から「計数」の履歴までの間に、「紙幣投入」又は残高あり等を示す「カード挿入」の履歴がないことが条件となる。
例えば、図5に示す例では、取引番号9(時間「15:35」)における残高あり(¥500)を示す「カード返却」と、これに続く取引番号10(時間「15:36」)における「計数」とから、同一の遊技者による継続遊技が判定される。
また、取引番号20(時間「15:51」)における「カードスタック」と、これに続く取引番号21(時間「15:53」)における「計数」とから、同一の遊技者による継続遊技が判定される。
以上のような図6(a)、(b)に示す条件に基づいて行われる遊技期間の特定により、図5に示す例では、太線により囲まれた少なくとも6つの遊技期間が特定されることになる(取引番号1〜5、6〜17、18〜24、25〜28、29〜31、32〜38)。
特に、このような遊技期間の特定により、各台計数機能付きサンド20に併設された一の遊技機10において遊技を行った遊技者の人数を推定することができ、この場合、「15:19」〜「16:19」の時間帯において、少なくとも6人の遊技者が遊技を行ったものと推定できる。
[遊技結果の特定]
さらに、制御部55は、遊技結果特定手段として操作し、取引情報の取引履歴に基づいて、各遊技期間における遊技者の遊技結果として、例えば、持玉の増加と減少を以下のように特定する。
例えば、一の遊技期間において、「貸出」の履歴がなく、「払戻」と「計数」の履歴があるときには、持玉のみの使用による遊技であることが判定される。このような持玉のみの使用による遊技の場合、遊技期間の終期となる「カード返却」における持玉残数から、遊技期間の始期となる「カード挿入」における持玉残数を減算したときの差がプラスのときには、持玉の増加が特定され、差がマイナスのときには、持玉の減少が特定される。
「払戻」の履歴がなく、「貸出」の履歴と「計数」の履歴があるときには、現金のみの使用による遊技であることが判定される。このような現金のみの使用による遊技の場合、「貸出」に対応する金額(「貸出」が複数ある場合にはこれらの合計)を貸出レートで除算したときの商を、「カード返却」における持玉残数から減算したときの差がプラスのときには、持玉の増加が特定され、差がマイナスのときには、持玉の減少が特定される。
「払戻」、「貸出」及び「計数」の履歴があるときには、「貸出」に対応する金額(「貸出」が複数ある場合にはこれらの合計)を貸出レートで除算したときの商と、「払戻」に対応する玉数(「払戻」が複数ある場合にはこれらの合計)との和を、「カード返却」における持玉残数から減算したときの差がプラスのときには、持玉の増加が特定され、差がマイナスのときには、持玉の減少が特定される。
また、一の遊技期間において、「計数」の履歴がなく、「貸出」又は「払戻」の履歴しかないときには、持玉の減少が特定される。
また、遊技期間の終期が「カード返却」ではなく「カードスタック」となる場合には、「カードスタック」は持玉残数「0」を意味することから、持玉の減少が特定される。
なお、持玉の増減に代えて、残高の増減を持玉の増減とみなすこともできる。
この場合、遊技期間の始期となる「カード挿入」と、遊技期間の終期となる「カード返却」においてそれぞれ持玉残数があるときには、これらにそれぞれ貸出レートを積算するとともに、この積を始期及び終期それぞれの残高に加えることにより、始期及び終期それぞれのトータル残高を算出することもでき、これにより、残高の増減、すなわち、持玉の増減を特定することができる。
また、遊技期間の始期が「紙幣投入」であり、遊技期間の終期となる「カード返却」において持玉残数があるときには、この持玉残数に貸出レートを積算するとともに、この積を終期の残高に加えることにより、始期(この場合は金種)及び終期それぞれのトータル残高を算出することもでき、これにより、残高の増減、すなわち、持玉の増減を特定することができる。
[遊技結果の判定]
また、制御部55は、遊技結果判定手段として動作し、各遊技期間における遊技者の遊技結果から、第1判定情報「勝ち」、第2判定情報「敗け」を判定する。
具体的には、一の遊技期間における遊技者の遊技結果が持玉の増加を示す場合には、「勝ち」と判定し、持玉の減少を示す場合には、「敗け」と判定する。
つまり、一の遊技者が一の遊技機で遊技を行った結果としての勝敗を判定することができる。
[台移動の特定]
さらに、制御部55は、移動特定手段として動作し、取引情報の取引履歴に基づいて、遊技者が一の遊技機から他の遊技機に移動したことを以下のように特定する。
遊技場に設置されているすべての各台計数機能付きサンド20における一営業日の取引履歴を縦断的に検索し、カードIDが同じであって各台計数機能付きサンド20の異なる遊技期間を抽出する。さらに、抽出された遊技期間を時間の早い順にソートするとともに、最も時間の早い遊技期間から順に、その終期が「カード返却」であり、かつ、これに続く遊技期間の始期が「カード挿入」である組合せを連続的に並べる。すなわち、同じカードIDの遊技期間を時系列的に連結させる。さらに、この並びにおいて、遊技期間の終期が「カードスタック」となる遊技期間や、「カード返却」から「カード挿入」までの間の時間が所定時間以上の遊技期間があるときには、当該「カードスタック」に係る遊技期間、当該「カード返却」に係る遊技期間までを一つの「連結グループ」とする。
そして、この一つの「連結グループ」内において、それぞれの遊技期間に対応する各台計数機能付きサンド20の並び順は、一の遊技者が一のカードを携行しながら渡り歩いた各台計数機能付きサンド20の移動履歴、すなわち、遊技者が一の遊技機から他の遊技機に移動した台移動の履歴として特定される。
上記台移動履歴の特定方法について、図7(a),(b)を参照しながら具体的に説明する。
図7(a)は、ある一営業日のある時間帯における各台計数機能付きサンド20(サンドNO.011,021,031)の取引履歴を示す図である。
サンドNO.011では、10:00〜10:55を一の遊技期間とする遊技と、これに続く12:00〜12:55を一の遊技期間とする遊技とが行われている。
10:00〜10:55の遊技期間では、「紙幣投入」が始期、「カード返却」が終期となり、「カード返却」において、カードID「ID001」のカードが発行されたことを示している。
また、12:00〜12:55の遊技期間では、「カード挿入」が始期、「カード返却」が終期となり、「カード挿入」及び「カード返却」において、カードID「ID002」のカードが挿入・返却されたことを示している。
サンドNO.021では、10:00〜10:55を一の遊技期間とする遊技と、これに続く11:00〜11:55を一の遊技期間とする遊技とが行われている。
10:00〜10:55の遊技期間では、「紙幣投入」が始期、「カード返却」が終期となり、「カード返却」において、カードID「ID002」のカードが発行されたことを示している。
また、11:00〜11:55の遊技期間では、「カード挿入」が始期、「カード返却」が終期となり、「カード挿入」及び「カード返却」において、カードID「ID001」のカードが挿入・返却されたことを示している。
サンドNO.031では、11:00〜11:55を一の遊技期間とする遊技と、これに続く12:00〜12:55を一の遊技期間とする遊技とが行われている。
11:00〜11:55の遊技期間では、「カード挿入」が始期、「カード返却」が終期となり、「カード挿入」及び「カード返却」において、カードID「ID002」のカードが挿入・返却されたことを示している。
また、12:00〜12:55の遊技期間では、「カード挿入」が始期、「カードスタック」が終期となり、「カード挿入」において、カードID「ID001」のカードが挿入され、「カードスタック」において、このカードが回収されたことを示している。
制御部55は、このようなサンドNO.011,021,031の取引履歴を縦断的に検索し、カードIDが同じであって各台計数機能付きサンド20の異なる遊技期間を抽出するとともに、抽出された遊技期間を時間の早い順にソートする。このとき、最も時間の早い遊技期間から順に、その終期が「カード返却」であり、かつ、これに続く遊技期間の始期が「カード挿入」である組合せを連続的に並べる。すなわち、同じカードIDの遊技期間を時系列的に連結させた「連結グループ」を形成する。
このようにして同じカードIDの遊技期間を時系列的に連結させた連結グループを、図7(b)を示す。
図7(b)の上段は、カードID「ID001」に対応する遊技期間を時系列的に連結させた「連結グループ」を示し、図7(b)の下段は、カードID「ID002」に対応する遊技期間を時系列的に連結させた「連結グループ」を示す。
これにより、カードID「ID001」の「連結グループ」からは、一の遊技者が、サンドNO.011に対応する遊技機において、10:00〜10:55の間、遊技を行い、その後、サンドNO.011から発行されたカードを持って、サンドNO.021に対応する遊技機に台移動したことを特定することかできる。さらに、当該遊技機において、11:00〜11:55の間、遊技を行った後、サンドNO.021から返却されたカードを持って、サンドNO.031に対応する遊技機に台移動したことを特定することかできる。
また、カードID「ID002」の「連結グループ」からは、一の遊技者が、サンドNO.021に対応する遊技機において、10:00〜10:55の間、遊技を行い、その後、サンドNO.021から発行されたカードを持って、サンドNO.031に対応する遊技機に台移動したことを特定することかできる。さらに、当該遊技機において、11:00〜11:55の間、遊技を行った後、サンドNO.031から返却されたカードを持って、サンドNO.011に対応する遊技機に台移動したことを特定することかできる。
また、このような特定により、各遊技者の台移動履歴だけでなく、「連結グループ」の数により、台移動を行った遊技者の人数(例えば、上記の場合は2人)も特定される。
[遊技終了の特定]
また、制御部55は、取引履歴と、景品交換装置60及び精算機80からホールコンピュータ50に送信されるカードID及び精算処理時間とに基づいて、遊技終了を特定する。
具体的には、一営業日の取引履歴において、終期が「カード返却」となる遊技期間に対応するカードIDと、その遊技期間後、景品交換装置60及び精算機80において精算処理が行われたカードIDとが、一致するときには、当該カードを携行した遊技者が遊技を終了したものと特定する。
上記遊技終了の特定方法について、図7を参照しながら具体的に説明する。
図7(c)は、景品交換装置60及び精算機80からホールコンピュータ50に送信されたカードID「ID002」及び精算処理時間「13:00」を含むデータを示す図である。
制御部55は、このデータの受信に基づき、精算処理時間「13:00」よりも以前の取引履歴の中から、精算処理に係るカードID「ID002」と同じカードIDであって、終期が「カード返却」となるカードIDを検索する。
この検索により、図7(a)又は(b)に示す取引履歴から、カードIDが精算処理に係るカードIDと同じ「ID002」であって、「カード返却」となる終期が精算処理時間「13:00」に最も近い、サンドNO.011の遊技期間「12:00〜12:55」が抽出される。
このカードID「ID002」のカードは、「12:55」に返却された後、「13:00」に精算処理が実行されていることから、一の遊技者が、サンドNO.011に対応する遊技機で遊技を行った後、5分後に、景品交換装置60又は精算機80において精算を行い、遊技を終了したことが判別される。
これにより、一の遊技機(サンドNO.011に対応する遊技機)で遊技を行った後、遊技を終了した遊技者を特定できる。
なお、「カード返却」から「精算処理」までの時間は、営業日を跨がない時間内である場合に、遊技の終了と判定することが好ましい。また、この時間は任意の時間に設定することもでき、所定時間内であれば、遊技の終了と判定し、所定時間外であれば、遊技の終了と判定しないこともできる。
また、景品交換装置60及び精算機80において回収されたカードについては、当日中に再利用しても構わないが、再利用した場合には、再利用された各台計数機能付きサンド20に対応する遊技機が移動元遊技機として扱われることが好ましい。
以上のような台移動と遊技終了の特定により、制御部55は、計数手段として動作することにより、上記の連結グループ数より台移動を行った遊技者の人数、一の遊技機で遊技を行った後、遊技を終了した遊技者の人数などを計数することもできる。
また、台移動を行った遊技者のうちで、一の遊技機で遊技を行った結果、「勝ち」と判定された遊技者の人数を計数することもできる。また、反対に、一の遊技機で遊技を行った結果、「敗け」と判定された遊技者の人数を計数することもできる。
そして、さらに、「勝ち」と判定された遊技者が遊技を行った一の遊技機の機種名と、その一の遊技機から台移動を行った先(他)の遊技機の機種名を特定することもできる。
同様に、「敗け」と判定された遊技者が遊技を行った一の遊技機の機種名と、その一の遊技機から台移動を行った先(他)の遊技機の機種名を特定することもできる。
また、このような台移動と遊技終了の特定により、台移動を行った遊技者の人数、一の遊技機で遊技を行った後、遊技を終了した遊技者の人数、勝敗に係る移動元及び移動先遊技機の機種名などに加え、それぞれの遊技者が遊技を行った遊技機の番号、それぞれの遊技者の各遊技機における遊技期間(時間)、各遊技期間における遊技者ごとの勝敗、それぞれの遊技者が遊技を行った遊技機の機種名、一の遊技者が台移動を行った遊技機の台数、それぞれの遊技者のトータルの勝敗、及びそれぞれの遊技者の遊技開始から遊技終了までのトータルの遊技時間なども特定することができる。
さらに、制御部55は、このような台移動の特定から、一の遊技機から他の遊技機に移動した遊技者数を移動元遊技機ごとに集計する。
図8は、一の遊技機(機種名「aaa」)から他の遊技機(機種名「bbb」〜「fff」)それぞれに移動した遊技者数を移動元遊技機ごとに集計した「移動先集計図表」の一例である。
特に、遊技者の人数においては、移動元遊技機において勝者と判断された遊技者と、敗者と判断された遊技者の人数それぞれの内訳を集計した結果を示している。
このような図表は、制御部55が表示部54を出力手段として動作させるように制御することによって、表示部54に表示される。
また、図8は、機種名「aaa」の遊技機を移動元とした図表であるが、入力部51からの入力操作により、機種名「bbb」〜「fff」の遊技機をそれぞれ移動元とした図表も表示することができる。
なお、台移動に係る一つの「連結グループ」内において、例えば、遊技期間の早い順に、第1、第2、第3の遊技機というように3つ以上の遊技機が存在するときの一の遊技機から他の遊技機への移動とは、第1から第2の遊技機への移動、第2から第3の遊技機への移動、第3から第4の遊技機への移動というように、順次、遊技期間の遅い方へ一つずつスライドさせた組合せのことをそれぞれ一の遊技機から他の遊技機への移動という。
図8に示す図表から、台移動に関する遊技者の傾向を以下のように分析することができる。
例えば、この図表から、機種名「aaa」の遊技機からは、機種名「bbb」の遊技機に移動する遊技者(「20人」)が最も多いことが判る。また、この機種名「bbb」の遊技機に移動した遊技者のほとんどが機種名「aaa」の遊技機において「敗者」(「17人」/「20人」)であったことが判る。また、これより、機種名「aaa」の遊技機において敗けた分を、機種名「bbb」の遊技機ならば取り戻せるだろうという思惑をもって移動する遊技者の心理を読み取ることができ、また、このような思惑は、機種名「bbb」の遊技特性に起因するものと推察することができる。
また、機種名「aaa」の遊技機から機種名「eee」の遊技機に移動する遊技者がいなかったことが判る。
このように、一の遊技機から他の遊技機への移動人数を移動元遊技機ごとに集計することにより、台移動に関する遊技者の傾向や心理を分析することができる。
さらに、上述したような台移動に関する遊技者の傾向や心理を分析する上で、図8に示す図表においては、「種別」を表すことが好ましい。「種別」とは、その遊技機の遊技特性(確率の甘辛、波の荒い・穏やかなどを含む)を示すもので、例えば、パチンコ機では、大当り確率の低いものから高いものの順に、「マックス」、「ミドル」、「ライトミドル」、「ライト」などのタイプに分けることができる。なお、本実施例では、大当り確率の低いものほど、1回の大当りにおける遊技媒体の獲得期待値が多いことを想定しているが、この限りではない。
また、スロットマシンでは、「Aタイプ」、「ARTタイプ」、「ATタイプ」などのボーナスなどの有利状態の発生態様の違いを表すこともできる。
なお、本実施例では、「Aタイプ」が1日を通してみると獲得期待値は相対的に低いものの、短期的に多くの出玉を獲得できるタイプであり、「ARTタイプ」が1日を通してみると獲得期待値は相対的に高いものの、短期的には「Aタイプ」よりも出玉を獲得できないタイプであり、「ATタイプ」は、「Aタイプ」及び「ARTタイプ」よりも1日を通してみると獲得期待値は相対的に高いものの、短期的には「Aタイプ」及び「ARTタイプ」よりも出玉を獲得できないタイプを想定しているが、上述したタイプの特性は上述した限りではない。
これにより、台移動を行う遊技者において、勝者がどのような遊技特性を有する遊技機を好んで移動するのか、敗者がどのような遊技特性を有する遊技機を好んで移動するのかなどの台移動を行う遊技者の傾向や心理状態を「種別」を見ながら分析することができる。
また、図8において、移動先の項目(機種名「fff」の下段)に「景品交換装置」の項目を設け、移動元の遊技機(例えば、機種名「aaa」)から台移動せずに、景品カウンター等に移動し景品交換を行った遊技者、すなわち、遊技を終了した遊技者が存在する場合、当該「景品交換装置」の項目に該当する遊技者(例えば、勝者)の人数を「+1」更新することもできる。
これにより、一の遊技機において遊技を行った後、景品交換を行って遊技を終了する遊技者の人数、その一の遊技機(移動元)の機種などを把握することもできる。
また、図8において、移動先の項目(例えば、上記「景品交換装置」の下段)に「精算機」の項目を設け、持玉が「0」であり、且つ、残高ありのカードが返却され、当該カードが他の遊技機に移動することなく、精算機80への移動を判定した場合には、当該「精算機」の項目に該当する遊技者(例えば、敗者)の人数を「+1」更新することもできる。
これにより、一の遊技機において遊技を行った後、精算を行って遊技を終了する遊技者の人数、その一の遊技機(移動元)の機種などを把握することもできる。
なお、移動先の項目に「景品交換装置」又は「精算機」のうちいずれか一方の項目しか設けないのであれば、特に問題は生じないものの、「景品交換装置」と「精算機」の双方の項目を設ける場合には、以下の問題が生じる。
具体的には、精算(景品交換を含む)を行う遊技者には、持玉残数のみの記録されたカードを精算する遊技者と、現金残高のみの記録されたカードを精算する遊技者と、持玉残数及び現金残高の記録されたカードを精算する遊技者の3タイプが存在する。
移動先の項目に「景品交換装置」又は「精算機」のうち一方の項目しか設けないのであれば、3タイプの遊技者が存在しても、「景品交換装置」又は「精算機」のうち一方の項目に該当する遊技者の人数を「+1」更新することで、一の遊技機において遊技を行った後、精算を行って遊技を終了する遊技者の人数を計数することができるが、「景品交換装置」と「精算機」の双方の項目を設ける場合、持玉残数及び現金残高の記録されたカードの精算を行う遊技者が存在するときには、「景品交換装置」及び「精算機」の双方の項目に該当する遊技者の人数が「+1」更新されることになり、その結果、遊技の終了に係る遊技者の人数を重複して計数してしまうことになり、好ましくない。
そこで、同じカードIDの精算処理が、「景品交換装置」と「精算機」とで行われたときには、いずれか一方の項目に該当する遊技者の人数を「+1」更新し、他方の項目に該当する遊技者の人数の更新を規制することが好ましい。この場合、項目別に更新の許容及び規制を設定可能とすることが好ましい。
また、制御部55は、推奨レイアウト決定手段として動作し、このような「移動先集計図表」から、遊技場における遊技機の最適なレイアウトを決定することもできる。
例えば、制御部55は、遊技場における遊技機の最適なレイアウトを、遊技機の運用方針に基づいて決定する。
遊技場における遊技機の運用方針とは、例えば、当該遊技機を敗者の出易い機種、すなわち、遊技機購入費を回収し易い「回収機」として運用するか、又は、当該遊技機を勝者の出易い機種、すなわち、遊技者に利益を還元し易い「還元機」として運用するかなどの、利益の回収率をどの程度に設定するかを定めたものとすることができる。
このような運用方針は、入力部51からの入力操作により、個々の機種名の遊技機に対して、「回収機」、「還元機」などの最適なレイアウトを決定するための条件として設定することができる。
そして、制御部55は、この入力・設定された条件に基づいて、最適な遊技機のレイアウトを決定する。
具体的には、図8に示す機種名「aaa」の遊技機を「回収機」として運用することを運用方針とした場合、敗者となる遊技者が多く出現することが予想されることから、多くの敗者が好む遊技機を機種名「aaa」の遊技機の近傍に配置することを最適とし、反対に、勝者の好む遊技機を機種名「aaa」の遊技機から離れた位置に配置することを最適と判定する。
例えば、制御部55は、図9(a)に示すように、敗者の最も多い機種名「bbb」の遊技機(図8における敗者「17人」)を機種名「aaa」の遊技機に最も近づける遊技機の候補1として抽出する。
また、制御部55は、図9(a)に示すように、勝者の最も多い機種名「ccc」の遊技機(図8における勝者「7人」)を機種名「aaa」の遊技機から最も離れた位置に配置する遊技機を候補2として抽出する。
このような候補の抽出に基づいて遊技場のレイアウトを変更することにより、多く出現する敗者の移動負担を軽減することができる。
一方、図8に示す機種名「aaa」の遊技機を「還元機」として運用することを運用方針とした場合、勝者となる遊技者が多く出現することが予想されることから、多くの勝者が好む遊技機を機種名「aaa」の遊技機の近傍に配置することを最適とし、反対に、敗者の好む遊技機を機種名「aaa」の遊技機から最も離れた位置に配置することを最適と判定する。
例えば、制御部55は、図9(b)に示すように、勝者の最も多い機種名「ccc」の遊技機(図8における勝者「7人」)を機種名「aaa」の遊技機に最も近づける遊技機の候補1として抽出する。
また、制御部55は、図9(b)に示すように、敗者の最も多い機種名「bbb」の遊技機(図8における敗者「17人」)を機種名「aaa」の遊技機から最も離れた位置に配置する遊技機の候補2として抽出する。
このような候補の抽出に基づいて遊技場のレイアウトを変更することより、多く出現する勝者の移動負担を軽減することができる。
なお、上記の抽出例では、候補1を移動元の遊技機に最も近づける遊技機、候補2を移動元の遊技機から最も離す(遠ざける)遊技機としたが、候補2を候補1の次に遊技機に近づける遊技機として抽出することもできる。この場合、候補1の次に、移動人数の多い遊技機を候補2の遊技機とすることができる。さらに、候補1、候補2に続いて、候補3、候補4・・・、というように移動元の遊技機に近づける遊技機を移動人数の多い順に抽出することもできる。
なお、上記の場合では、台移動を行う遊技者の移動負担を軽減させる目的を優先させて、近づける遊技機と離す(遠ざける)遊技機とを決定したが、稼働の促進を目的として移動人数の少ない遊技機を移動元の遊技機に近づけることもできる。つまり、移動先として選択され難い遊技機を移動元の遊技機に近づけることでその遊技機の稼働を促進させることを優先させることもできる。
例えば、図8において、機種名「eee」の遊技機は移動先として勝者にまったく選択されず(勝者「0人」)、また、機種名「fff」の遊技機を移動先として選択した勝者は「1人」に過ぎない。
そこで、このような勝者の視点から見て(勝者が多く出現するものとして)、機種名「aaa」の遊技機において勝者となった遊技者が移動先として選択し難い遊技機を移動元の遊技機に近づける候補として抽出したものが、図10(a)に示す遊技機である。
移動元の遊技機に最も近づける候補1として、移動先として勝者にまったく選択されない機種名「eee」の遊技機を抽出し、移動元の遊技機に近づける次の候補2として、移動先として選択した勝者が「1人」に過ぎない機種名「fff」の遊技機を抽出する。
これにより、このような候補の抽出に基づいて遊技場のレイアウトを変更することより、勝者となった遊技者が移動先として選択し難い遊技機の稼働を向上させることができる。
また、さらに、候補1、候補2に続いて、候補3、候補4・・・というように移動元の遊技機に近づける遊技機を移動人数の少ない順に抽出することもできる。
また、上記の場合、勝者の視点から見て(勝者が多く出現するものとして)、移動元の遊技機に近づける遊技機の候補を抽出したが、敗者の視点から見て(敗者が多く出現するものとして)、移動元の遊技機に近づける遊技機の候補を抽出することもできる。
例えば、図8において、機種名「eee」の遊技機は移動先として敗者にまったく選択されず(敗者「0人」)、また、機種名「ccc」及び「fff」の遊技機を移動先として選択した敗者はそれぞれ「1人」に過ぎない。
そこで、このような敗者の視点から見て、機種名「aaa」の遊技機において敗者となった遊技者が移動先として選択し難い遊技機を移動元の遊技機に近づける候補として抽出したものが、図10(b)に示す遊技機である。
移動元の遊技機に最も近づける候補1として、移動先として敗者にまったく選択されない機種名「eee」の遊技機を抽出し、移動元の遊技機に近づける次の候補2として、移動先として選択した敗者が「1人」に過ぎない機種名「ccc」及び「fff」の遊技機を抽出する。
これにより、このような候補の抽出に基づいて遊技場のレイアウトを変更することより、敗者となった遊技者が移動先として選択し難い遊技機の稼働を向上させることができる。
また、さらに、候補1、候補2に続いて、候補3、候補4・・・というように移動元の遊技機に近づける遊技機を移動人数の少ない順に抽出することもできる。
なお、移動負担の軽減や稼働の促進などの目的は、最適なレイアウトを決定するための条件として入力部51を介してそれぞれ入力・設定することもできる。
以上のように抽出された遊技機は、制御部55が表示部54を推奨レイアウト出力手段として動作させることにより、遊技場における遊技機の最適なレイアウトを表示する画面として表示部54に表示される。
図11は、表示部54に表示される遊技場のレイアウト(遊技機島のレイアウト)画面を示す図であり、図11(a)は図9(a)に示す例において抽出された候補1,2のレイアウト変更を指示する画面、図11(b)は図9(b)に示す例において抽出された候補1,2のレイアウト変更を指示する画面である。
このレイアウト画面では、a〜fコーナーのうちの一のコーナーを移動元遊技機に対応するコーナーとし、この移動元遊技機に対応するコーナーから移動先遊技機に対応する他の各コーナーまでの距離に基づいて、最適なレイアウトを表示する。例えば、この例では、「aコーナー」を移動元遊技機に対応するコーナーとし、この「aコーナー」に対しては、c,b,d,e,fコーナーの順で近いものとして説明する。
この画面では、候補として抽出された機種名の遊技機の設置されたコーナー(b、cコーナー)が枠541により囲まれるとともに、移動設置先を示す矢印542が表示される。
なお、図11(b)において「cコーナー」は移動先を指示する矢印542がなく、現状位置を維持することが推奨された例を示している。
このように、最適なレイアウトを実現すべく移動設置先を指示することにより、円滑なレイアウト変更が可能となる。
なお、上記の例において、枠541がコーナーを囲むのではなく、抽出された機種名(「bbb」,「ccc」)の遊技機自体を直接囲んだり、色分けを施したりなど、候補として抽出された遊技機を特定可能な任意な態様により明示的に区別することもできる。
また、上記のレイアウト画面では、ある移動元遊技機に対応するコーナーからの距離が同じ複数のコーナーが存在する場合もある。例えば、「cコーナー」を移動元遊技機に対応するコーナーとした場合、「aコーナー」と「eコーナー」は、「cコーナー」からの距離が等しく、同様に、「bコーナー」と「fコーナー」は、「cコーナー」からの距離が等しい。このような場合、予め定められた基準、又は遊技場管理者等により入力設定された基準に従い、何れか一方を移動元遊技機に近い遊技機、他方を移動元遊技機から離れた遊技機として規定し、この規定に基づいてレイアウト変更を指示することが好ましい。
また、レイアウト上において移動元をどこに位置させるかを設定可能とし、その設定した場所と、運用方針とに基づいて、レイアウト画面を表示することもできる。
例えば、上記の例では、a〜fのコーナーが固定されている上で、「aコーナー」に対して、「bコーナー」を「cコーナー」に移動するよう促し、「cコーナー」を「fコーナー」に移動するよう促すような画面を表示したが、例えば、「aコーナー」を「fコーナー」の位置に変更設定可能とし、このようにした場合、「bコーナー」を「dコーナー」に移動するよう促し、「cコーナー」を「aコーナー」に移動するよう促すような画面を表示させることもできる。
また、上記の例のように、矢印等を表示させずに、移動後のレイアウト画面(移動後の遊技機島レイアウト画面)を直接表示することもできる。例えば、図11(a)において、「cコーナー」が「bコーナー」になっており、「fコーナー」が「cコーナー」になっている画面を表示することもできる。
また、移動元と移動候補となり得るコーナーのみを表示し、その他のコーナーは表示させないこともできる。具体的には、上記の例では、図11(a)において、d〜fコーナーは表示させないこともできる。
なお、遊技場のレイアウト(遊技機島のレイアウト)は、上記の例に示すレイアウトパターン以外でもよい。
以上説明したような制御部55が行う特徴的な動作は、制御部55に備えるROMなどの記憶手段に記憶されているプログラムを制御部55に備えるCPUが実行することにより実現される。
図12は、CPUが実行するプログラムの実行手順を示す台移動傾向出力処理に係るフローチャートである。
この台移動傾向出力処理では、まず、遊技場に設置されているすべての各台計数機能付きサンド20における一営業日の取引履歴を縦断的に検索する(S1)。この検索では、カードIDが同じであって各台計数機能付きサンド20の異なる遊技期間を抽出する。
続いて、カードIDごとの台移動履歴を特定する(S2)。具体的には、同じカードIDの遊技期間の時系列的な連結から、各台計数機能付きサンド20の並び順、つまり台移動を行った遊技機の時間的な並びを特定する。
次いで、特定された台移動履歴において、勝敗人数を移動元の遊技機ごとに集計する(S3)。具体的には、台移動履歴を構成する各遊技期間における勝敗を取引履歴(遊技結果)に基づいて判定し、勝者と敗者それぞれの人数を移動元の遊技機ごとに集計(計数)する。
続いて、集計した勝者と敗者それぞれの移動先の遊技機を移動元の遊技機ごとに特定する(S4)。
次いで、このような特定結果に基づいて、図8に示すような計数・判定された勝者及び敗者の人数を含む移動先集計図表を移動元の遊技機ごとに出力させる(S5)。
さらに、運用方針、目的などの予め入力・設定された条件に基づいて、図11に示す推奨レイアウトを出力させる(S6)。
これにより、台移動を行う遊技者の傾向や心理状態を分析できるとともに、推奨レイアウトの出力により、条件に沿った最適なレイアウトが提示されることになる。
以上説明したように、本発明の遊技用装置及びプログラムによれば、台移動履歴が遊技者ごとに抽出されるだけでなく、その台移動履歴から特定される移動元の遊技機における勝敗と移動先の遊技機との関連性から、勝者がどのような遊技機を好んで移動するのか、敗者がどのような遊技機を好んで移動するのかなどの台移動を行う遊技者の傾向及び動向を把握することができる。
さらに、このような傾向及び動向を踏まえて、移動先として選択される遊技機への移動人数の多少、移動元の遊技機の運用方針、遊技者の移動負担、移動先の遊技機の稼働促進などの諸条件に基づいて、遊技場における遊技機の推奨レイアウトを提示することができるので、遊技場経営を支援するツールとしての役割も果たすことができる。
一方、特許文献1記載の遊技用装置では、カードIDの移動経路に基づいて、移動傾向を把握するための情報(参考情報)を表示することにより、遊技機の再配置の参考に資するものではあるが、参考情報は、勝敗が考慮されずに移動経路しか考慮されていないことから、勝者と敗者が好む移動先の遊技機の傾向を把握することができなかった。
本実施形態の遊技用装置によれば、従来の遊技用装置が改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。
以上、本発明の遊技用装置及びプログラムの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技用装置及びプログラムは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、図8に示す図表において、「勝者」及び「敗者」の項目とは別に「引分」の項目を設け、移動元の遊技機で「引分」の遊技者がどの遊技機(機種)を移動先として選択したのかを示すこともできる。
なお、「引分」とは、一の遊技期間における遊技者の遊技結果が持玉の増加及び減少のいずれも示さないプラスマイナスゼロの場合や、遊技結果が持玉の増加又は減少を示すものの、その数が所定数(例えば、遊技球±200玉、メダル±20枚)以下の場合のことであり、このような場合は、「引分」と判定する。
また、「勝者」及び「敗者」についても、一律に「勝ち」と「敗け」とに区分けするのではなく、複数の段階を分けて区分することができる。具体的には、遊技球1〜9999玉増加の勝者を「小勝者」、10000玉〜24999玉増加の勝者を「中勝者」、25000玉以上増加の勝者を「大勝者」として区分し、図8に示す図表において、これらの勝者ごとの内訳人数を作成するようにしてもよい。
また、「敗者」についても、上記「増加」の文言を「減少」に読み替え、上記「勝者」の文言を「敗者」に読み替えて、図8に示す図表において、これらの敗者ごとの内訳人数を作成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、1営業日単位の取引情報により集計を行ったが、1週間単位でも1ヵ月単位でもよい。
また、本実施形態では、移動元と移動先となる遊技機をそれぞれ異なる機種名の遊技機とすることにより、機種名の異なる遊技機同士間の台移動を集計したが、遊技場に設置されている個々の遊技機同士間の台移動を集計することもできる。この場合、同じ機種名の遊技機同士間(例えば、隣の遊技機同士など)における台移動の傾向も把握することもできる(例えば、遊技機島のほぼ中央に位置する遊技機と端部に位置する遊技機それぞれの傾向など)。さらに、パチンコ機からスロットマシン又はスロットマシンからパチンコ機への台移動などの機類の異なる遊技機同士間の台移動、1円コーナーから4円コーナーへなどの貸出レートの異なる遊技機同士間の台移動、遊技場の関係者が任意に設定した遊技機のグループにおいて、異なるグループに属する遊技機同士間の台移動なども集計することもできる。
また、機種名の異なる遊技機同士間の台移動において、個々の遊技機同士間の台移動を集計することもできる。例えば、機種名「aaa」の1番台の遊技機から機種名「bbb」の5番台の遊技機への台移動では、勝者1人,敗者2人、機種名「aaa」の2番台の遊技機から機種名「bbb」の5番台の遊技機への台移動では、勝者0人,敗者6人などのような集計を行うこともできる。
また、本実施形態では、パチンコ機からスロットマシン又はスロットマシンからパチンコ機への台移動などの異なる機類間における台移動についても集計したが、パチンコ機同士間のみ又はスロットマシン同士間のみの台移動の集計を行ってもよい。
また、貸出レートのそれぞれ異なる複数のレートが存在する場合、レートごとの台移動について集計するようにしてもよいし、指定したレートに絞って、例えば、レートが2円、5円、10円、20円のスロットマシンがある場合、5円と10円に絞って集計してもよい。
また、本実施形態では、マックスタイプの遊技機は一種類、ミドルタイプの遊技機は一種類というように、種別の異なるタイプの遊技機が一種類ずつしか存在しないものとしたが、種別の異なるタイプの遊技機を複数併存させることもできる。例えば、マックスタイプの遊技機が3機種(3コーナー)、ミドルタイプの遊技機が4機種(4コーナー)、ライトミドルタイプの遊技機が10機種(10コーナー)、ライトタイプの遊技機が3機種(3コーナー)などのように、同じ種別の遊技機を複数併存させることもできる。この場合、同じ種別の遊技機間同士、及び異なる種別の遊技機間同士の台移動について集計するようにしてもよい。
また、遊技場の管理者(店員)がグループを設定できるようにし、設定したグループ間での台移動について集計するようにしてもよい。
本実施形態では、ホールコンピュータ50による遊技期間特定手段、遊技結果特定手段としての動作において、各台計数機能付きサンド20において記憶される「取引情報(取引履歴)」に基づいて遊技期間及び遊技結果を特定したが、これに代えて又はこれに加え、遊技機10から出力される「アウト情報」や「セーフ情報」などの遊技情報から遊技期間及び遊技結果を特定することもできる。
例えば、遊技期間特定手段としての動作では、一の遊技機において「アウト情報」が一定時間出力されないときを遊技者の入れ替わりと判定して、その前後を一の遊技期間として特定することもできる。また、遊技結果特定手段としての動作では、「アウト情報」及び「セーフ情報」から特定される「セーフ数」から「アウト数」を減算した差により、差がプラスを持玉の増加、差がマイナスを持玉の減少として特定することもでき、遊技結果判定手段としての動作では、差がプラスを「勝ち」、差がマイナスを「敗け」として判定することもできる。
また、遊技期間特定手段としての動作では、各遊技機10及びこれに対峙して遊技を行う遊技者を撮影するカメラを設け、このカメラにより撮影された画像を画像処理することにより遊技者の入れ替わりを判定し、各遊技者の遊技期間を特定することもできる。
また、継続遊技の判定条件は、図6(b)に示す条件に限られず、例えば、遊技者に有利な特定遊技(例えば、大当りやボーナス(AT、ARTなどを含む)など)の発生を示す「状態情報」の出力中において、返却カードと異なるIDのカード挿入があったときも、継続遊技と判定することができる。
また、図2において、取引情報は持玉サーバー70を経由してホールコンピュータ50に送信したが、持玉サーバー70を経由せずに、台コンピュータ30や島コンピュータ40などの他の遊技用装置を経由してホールコンピュータ50に送信、又は、他の遊技用装置をなんら経由することなく、直接ホールコンピュータ50に送信する遊技用システムを採用することもできる。
また、遊技用装置としては、カード管理装置を設け、持玉サーバー70に代えて又は加えてカード管理装置を経由して取引情報をホールコンピュータ50に送信することもできる。
また、取引情報は、各台計数機能付きサンド20から持玉サーバー70に一括送信されたが、リアルタイムや所定時間ごとに送信してもよい。
また、各台計数機能付きサンド20から送信されずにその記憶手段に記憶されたままでもよい。また、記憶された取引情報の履歴を他の遊技用装置に移し(例えば、CDなどの記録媒体を介して移し)、その移された履歴に基づいて台移動履歴等を特定してもよい。
また、取引情報は、「紙幣投入」、「カード挿入」、「カード返却」、「貸出」、「計数」、「払戻」、「カードスタック」、「カードセット」などに限られず、例えば、「ワゴン賞品交換」、「持玉分割」、「島端計数」などを取引情報に加えることもできる。
「ワゴン賞品交換」とは、店員等が飲み物やタバコ等の賞品を携行して遊技店内を回り、遊技客が遊技を継続しながら賞品と持玉とを交換できるようにするサービスであり、このような「ワゴン賞品交換」が行われた場合には、賞品に対応する玉数を持玉数から減算するとともに、このような交換履歴を取引情報として、例えば、各台計数機能付きサンド20が記憶することもできる。
「持玉分割」とは、持玉残数を2枚のカードに分割して対応付け、一方のカードを排出することであり、2枚のカードのカードID、分割した玉数を含む持玉分割情報を取引情報として、例えば、各台計数機能付きサンド20が記憶することもできる。
「島端計数」とは、遊技機島の端部に設置される島端計数機において、カードの挿入とともに、遊技媒体が計数されることであり、このような計数履歴を取引情報として、例えば、島端計数機が記憶し、その後、持玉サーバー70等にカードID及び計数情報などを含む取引情報を送信することもできる。
また、取引情報には、取引の行われた各台計数機能付きサンド20、これに併設される遊技機10や、島端計数機などを特定可能な情報(遊技機IDなど)が対応付けて記憶され、この特定可能な情報とともに取引情報が持玉サーバー70等に送信されてもよい。
また、本実施形態では、本発明をホールコンピュータ50に適用したが、各台計数機能付きサンド20、台コンピュータ30、島コンピュータ40、景品交換装置60、計数機、遊技者の持玉を管理する持玉サーバー70、精算機80、会員情報を管理する会員サーバー、店員の呼び出しや遊技データを表示可能な呼出ランプ、及び遊技情報表示装置などのその他の遊技用装置に適用することもできる。
また、本実施形態では、計数された遊技媒体の残数、投入された現金の残高を特定(記憶)可能な記録媒体としてカードを用いたが、ICコインなどのその他の記録媒体でもよい。
また、遊技媒体の残数、投入された現金の残高、及びカードの返却時刻などの本実施形態において記録媒体に記憶するものとした情報は、必ずしも記録媒体に記憶する必要はなく、記録媒体には当該記録媒体を特定可能な情報のみを記憶し、ホールコンピュータ50、持玉サーバー70などの他の遊技用装置において記録媒体を特定可能な情報とともに、遊技媒体の残数、投入された現金の残高及びカードの返却時刻などを管理することもできる。
また、遊技機10は現物の遊技球やメダルを用いずにデータ形式の遊技媒体を用いるいわゆる封入式遊技機でもよく、この場合、「貸出」、「払戻」、「計数」は現物の受け取りを伴わないデータ上のやり取りとなるものの、取引情報の取引履歴は図5に示す形式と同じ形式となることから、本発明の適用対象となる。また、この場合、各台計数機能付きサンド20は、現物の遊技媒体の計数を行わないものの、遊技機10において獲得された遊技媒体の数量を示すデータを遊技機10から各台計数機能付きサンド20に転送し、各台計数機能付きサンド20がその数量を記憶することを「計数」と定義する。
また、「カードスタック」については、カードは、常時、カードリーダ/ライタに位置し、価値媒体が使い切られた状態でカード収納部にスタックされる場合と、価値媒体が使い切られない状態でもカード収納部にスタックされる場合がある。
また、「カードセット」についても、カードは、常時、カード収納部に位置し、価値媒体が発生したときにカードリーダ/ライタにセットされる場合と、価値媒体が発生しない状態でもカードリーダ/ライタにセットされる場合がある。
1 遊技用システム
10 遊技機
20 各台計数機能付きサンド
30 台コンピュータ
40 島コンピュータ
50 ホールコンピュータ(遊技用装置)
53 記憶部
54 表示部(出力手段)
55 制御部(計数手段、移動特定手段、遊技期間特定手段、遊技結果特定手段、遊技結果判定手段)
60 景品交換装置(精算手段)
70 持玉サーバー
80 精算機(精算手段)

Claims (1)

  1. 遊技場に設置される複数の遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用システムにおいて、
    前記遊技機ごとに設けられ、遊技を行うために使用可能な遊技価値が対応付けられた記録媒体を受け付け可能な取引手段と、
    前記取引手段における取引内容に基づいて、一の遊技機において遊技を行った遊技者の遊技期間を特定可能な遊技期間特定手段と、
    を備え、
    前記取引手段は、対応付けられていた前記遊技価値が使い切られた状態の記録媒体を遊技者には返却せずに回収する機能を備え、
    前記遊技期間特定手段は、前記取引手段における取引内容のうち、前記遊技場の会員であることを示さず、かつ、前記遊技価値が対応付けられていない状態の記録媒体に関する情報に基づいて、遊技者が前記一の遊技機で遊技を行った後、遊技を終了したことを特定可能である
    ことを特徴とする遊技用システム。
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