JPH0938092A - 気腹装置 - Google Patents

気腹装置

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JPH0938092A
JPH0938092A JP7195158A JP19515895A JPH0938092A JP H0938092 A JPH0938092 A JP H0938092A JP 7195158 A JP7195158 A JP 7195158A JP 19515895 A JP19515895 A JP 19515895A JP H0938092 A JPH0938092 A JP H0938092A
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JP
Japan
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switch
valve
pressure
flow rate
gas
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Application number
JP7195158A
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English (en)
Inventor
Takeo Usui
健夫 碓井
Satoshi Takekoshi
聡 竹腰
Naoki Sekino
直己 関野
Masahide Oyama
雅英 大山
Kenji Noda
賢司 野田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、管路流量の確認、安全機
能動作の確認等、通常動作以外の動作確認を行う。 【解決手段】 閉止バルブ17、マニホールドバルブ2
4の第1のバルブ25ないし第5のバルブ29、及び流
量センサ22、圧力スイッチ31、圧力センサ37,3
8は、全て気腹装置1の動作制御を行う制御部43に電
気的に接続されている。また、制御部43には、装置の
操作指示を行うスイッチ等を備えたフロントパネル19
が接続されている。また、制御部43には動作切り替え
スイッチ45が電気的に接続されている。この動作切り
替えスイッチ45は、3個のON/OFFスイッチで構
成されており、これらの組み合わせにより、8通りの動
作状態を設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気腹装置、更に詳し
くは、二酸化炭素等のガスを体内へ送気して腹部を膨ら
ませ、内視鏡による腹腔内の観察や治療の際、内視鏡の
視野を確保する部分に特徴のある気腹装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば内視鏡観察下で患者の腹
腔内の医療処置をする場合には、従来から処置する腹腔
内に炭酸ガス等の気体を注入して腹部を膨らませ、処置
に必要な観察視野を確保し、処置過程を十分に把握でき
るようにしている。腹腔内への気体の注入には、ガスボ
ンベ等の気体供給源からの気体を、減圧器や電磁弁およ
び圧力センサ等によって圧力制御しながら送気し、腹腔
内を設定圧に保つ気腹装置が使用される。
【0003】このような気腹装置としては、例えば特公
平2−14843号公報や米国特許5152745号公
報に開示されているように、送気流量を測定し使用者が
設定した流量値に制御して送気を行うものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
例えば特公平2−14843号公報や米国特許5152
745号公報に開示されている送気流量を測定し使用者
が設定した流量値に制御して送気を行う気腹装置におい
ては、通常は送気動作しかできず、管路の流量値の確
認、安全機能、圧力検知機能等の個別機能の動作確認が
できないといった問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成により、管路流量の確認、安全機能
動作の確認等、通常動作以外の動作確認を行うことので
きる気腹装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の気腹装置は、気
体供給源からの気体を減圧し、気腹用の挿入具を介して
生体の腹腔内に注入する気腹装置において、前記気体供
給源から前記気腹用の挿入具に至る気体供給管路と、前
記気体供給管路の流通状態を切り換える複数の管路切り
換え手段と、前記複数の管路切り換え手段を制御する制
御手段と、前記制御手段の制御内容を指示する制御指示
手段とを備え、前記制御指示手段が少なくとも、前記制
御手段に対して、所定の検査モードに基づいて前記複数
の管路切り換え手段を制御するように指示する検査指示
を行うことで、簡単な構成により、管路流量の確認、安
全機能動作の確認等、通常動作以外の動作確認を行うこ
とを可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0008】図1ないし図3は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は気腹装置の構成を示す構成図、図2は図
1のフロントパネルの構成を示す構成図、図3は図1の
気腹装置の変形例の構成を示す構成図である。
【0009】(構成)図1に示すように、気腹装置1に
は、気体供給源を接続する接続口金2が設けられ、この
接続口金2に接続ホース3を介して単数もしくは複数の
CO2 (二酸化炭素)ガが充填されている気体供給源
としてのボンベ4が接続されている。また、この気腹装
置1は、気腹針やトラカール等の気腹用挿入具を接続す
る送気口金5を有しており、この送気口金5に気腹チュ
ーブ6を介して気腹用トラカール7が接続されている。
この気腹用トラカール7を患者8の腹部に刺入して腹腔
内にガスを注入するようになっている。
【0010】さらに、気腹装置1には吸引チューブ9を
閉塞/開放するピンチバルブ10が設けられている。吸
引チューブ9は、一端が前記気腹用トラカール7とは別
に患者8の腹腔内に刺入する処置用トラカール11に接
続され、他端がピンチバルブ10を経由して手術室の壁
吸引装置(図示せず)に接続されており、ピンチバルブ
10により腹腔内のガスの吸引制御を行うようになって
いる。
【0011】接続口金2には、気腹装置1の内部に設け
られたボンベ圧センサ13が接続されると共に、高圧配
管14を介して第1の減圧器15が接続されている。第
1の減圧器15は、内部配管16及び閉止バルブ17を
介して、第2の減圧器18に接続されている。これらの
第1及び第2の減圧器15,18により減圧手段が構成
される。
【0012】ボンベ圧センサ13によって検出されたボ
ンベの圧力が気腹装置1のフロントパネル19に表示さ
れ、ボンベ4のガス残量が術者に認知されるようになっ
ている。ボンベ4に封入される約5〜6MpaのCO2
ガスは、第1の減器15において3kgf/cm2程
度に減圧するとともに、内部配管16を介して第2の減
圧器18において80mmHg程度に減圧できるようにな
っている。
【0013】第1の減圧器15には安全弁20が備えら
れ、故障により減圧値が所定の圧力を超えてしまうよう
な場合に、過大圧力が第2の減圧器18に掛かることな
く大気にガスを放出するようになっている。
【0014】第2の減圧器18からのCO2 ガスを下流
側に導内部配管21は、流量センサ22(流量測定手
段)を経由して継手23を介して複数の管路切り換え手
段を備えたマニホールドバルブ24に接続されている。
マニホールドバルブ24は、電磁弁よりなる管路切り換
え手段としての第1のバルブ25,第2のバルブ26,
第3のバルブ27,第4のバルブ28,第5のバルブ2
9の5つのバルブが一体的に配設されて構成されてい
る。
【0015】なお、第1のバルブ25,第2のバルブ2
6,第3のバルブ27の各入口側は、流量を制御するた
めにオリフィス径をそれぞれ異なる大きさにし、それぞ
れ、16L/min,2L/min,8L/minの瞬間流量値とな
っている。
【0016】継手23に連通したマニホールドバルブ2
4の内部管路30は、第1のバルブ25,第2のバルブ
26,第3のバルブ27の上流側の管路として各バルブ
に接続されて集合しており、さらに故障検知手段として
の圧力スイッチ31が接続チューブ32及び継手33を
介してこの内部管路30に接続されている。
【0017】第3のバルブ27の下流側は、内部管路3
4を介して第4のバルブ28の上流側と接続されてお
り、さらに内部管路34は継手35及び接続チューブ3
6を介して2個の圧力センサ37,38と接続されてい
る。なお、第5のバルブ29の下流側管路39は大気開
放となっている。
【0018】第1のバルブ25,第2のバルブ26及び
第4のバルブ28の下流側と第5のバルブ29の上流側
は、各バルブに接続されて集合した内部管路40により
連通しており、この内部管路40は継手41及び接続チ
ューブ42を経由して前記送気口金5に接続されてい
る。
【0019】また、前記閉止バルブ17、前記マニホー
ルドバルブ24の第1のバルブ25ないし第5のバルブ
29、及び前記流量センサ22、圧力スイッチ31、圧
力センサ37,38は、全て気腹装置1の動作制御を行
う制御部43に電気的に接続されている。また、制御部
43には、装置の操作指示を行うスイッチ等を備えたフ
ロントパネル19が接続されている。
【0020】また、制御部43には動作切り替えスイッ
チ45が電気的に接続されている。この動作切り替えス
イッチ45は、3個のON/OFFスイッチで構成され
ており、これらの組み合わせにより、8通りの動作状態
を設定できる。
【0021】次に、前記フロントパネル19の構成を説
明する。図2に示すように、フロントパネル19は、装
置の電源のオン・オフを行う電源スイッチ49の他に複
数の表示部と複数のキー入力部で構成され、表示部は、
アナログ表示を可能とする2色LEDによるボンべ圧表
示バーLED50、腹腔圧表示バーLED51及び流量
表示バーLED52と、数値表示を行う腹腔圧値LED
53、流量値LED54及び積算流量値LED55とか
らなる。また、キー入力部は、各種動作を指示する送気
スイッチ60、停止スイッチ61、腹腔圧設定上昇スイ
ッチ62、腹腔圧設定下降スイッチ63、流量設定上昇
スイッチ64、流量設定下降スイッチ65、流量モード
設定(高)スイッチ66、流量モード設定(可変)スイ
ッチ67、流量モード設定(低)スイッチ68、リセッ
トスイッチ69とから構成されている。
【0022】(作用)以上のように構成された気腹装置
1の作用について説明する。
【0023】(第1の動作)動作切り替えスイッチ45
の3個のスイッチを全てOFFにすると第1の状態が選
択され、通常の動作を行う。この通常動作について説明
する。
【0024】電源スイッチ49をオンし気腹装置1の電
源投入後、流量モード設定(高)スイッチ66、流量モ
ード設定(可変)スイッチ67、流量モード設定(低)
スイッチ68及び流量設定上昇スイッチ64、流量設定
下降スイッチ65を押して流量を設定する。また、腹腔
圧設定上昇スイッチ62、腹腔圧設定下降スイッチ63
によって腹腔圧力を設定する。その後、送気スイッチ6
0を押すことで、送気動作を開始する。
【0025】この送気動作を詳細に説明すると、上述し
たように、使用者が腹腔圧設定上昇スイッチ62、腹腔
圧設定下降スイッチ63によって腹腔圧を設定し、流量
モード設定(高)スイッチ66、流量モード設定(可
変)スイッチ67、流量モード設定(低)スイッチ68
及び流量設定上昇スイッチ64、流量設定下降スイッチ
65によって流量を設定する。
【0026】そして、送気スイッチ60を押した後の送
気動作開始時には、まず閉止バルブ17が開となると同
時に、第3のバルブ27が開放され、ボンベ4から第1
の減圧器15,第2の減圧器18を介して、CO2 ガス
が流れ、マニールドバルブ24の中間タンクに相当す
る内部管路34と接続チューブ36の配管内に充填され
る。
【0027】このガスの充填後、第3のバルブ27が閉
じられると共に第4のバルブ28が開放操作され、内部
管路34内のCO2 ガスが内部管路4,接続チューブ
42,気腹チューブ6,及び気腹針を順次介して患者8
の腹腔内に注入される。
【0028】このCO2 ガスの腹腔内注入作に伴い、
中間タンクに相当する内部管路34内の圧力は次第に降
下するが、このときの圧力の降下特性が圧力センサ37
および38により測定される。
【0029】この圧力測定において、第3のバルブ27
を開き、管路内にガスを充填し、管路内の圧力が一定の
値になると、第4のバルブ28を開放しているが、この
とき、第3のバルブ27を開いてから0.5秒経過して
も一定の圧力まで達しない場合には、第4のバルブ28
が故障してガスが漏れ続けている、または、ガスボンベ
4の圧力が不足したと判断して、第4のバルブ28を閉
じ、全バルブを閉じ停止状態になる。
【0030】次に、管路上に設けた流量センサ22によ
り流量を検出する。これらの測定値と設定値から制御部
43は、管路および開放時間を決定し各バルブの開閉制
御を行う。
【0031】圧力スイッチ31は、管路圧が200mmH
gを超えると動作する設定になっている。減圧器18の
故障によって管路圧が上昇した場合には、圧力スイッチ
の動作が作動して電気的に接続された制御部43が異常
を検知してバルブを閉じ、圧力センサ37、38に耐圧
を超えた圧力が加わり破壊することを未然に防いでい
る。
【0032】(第2の動作)図1において、動作切り替
えスイッチ45のスイッチを左からOFF‐ON‐ON
に切り替えると第2の状態が選択され、電源を投入する
と、工場内での検査用動作を行う。以下、この動作につ
いて説明する。
【0033】電源投入後、流量モード設定(高)スイッ
チ66、流量モード設定(可変)スイッチ67、流量モ
ード設定(低)スイッチ68のいずれかのスイッチを押
すと、押している間、1つの管路のみにガスが流れる。
【0034】つまり、流量モード設定(高)スイッチ6
6を押すと、閉止バルブ17及び第1のバルブ25を開
き、ガスが16L/minの内部配管21を流れる。また、
流量モード設定(可変)スイッチ67を押すと、閉止バ
ルブ17、第3のバルブ27及び第4のバルブ28を開
き、ガスが8L/minの内部配管30を流れる。さらに、
流量モード設定(低)スイッチ68を押すと、閉止バル
ブ17及び第2のバルブ26を開き、ガスが2L/minの
管路を流れる。
【0035】これらのガスは、送気口金5から外部に放
出されるので、送気口金5に流量計を接続して流量を測
定することで、管路の流量を検査する。
【0036】また、電源投入後、送気スイッチ60を押
すと、第1のバルブ25のみ開き、その他は閉じる。こ
の状態で送気口金5から圧力発生器などにより圧力を加
え、この圧力が圧力スイッチ31の動作圧力、例えば2
00mmHgに達し、圧力スイッチ31がONしたとき、
制御部43は例えばブザーを鳴らす。これにより圧力ス
イッチ31が正常に動作していることを確認することが
できる。
【0037】さらに、圧力設定上昇スイッチ64を押す
と、制御部43は管路のリークチェックのモードにな
る。この状態で圧力設定下降スイッチ65を押し、押し
ている間は、閉止バルブ17を開放し、押されていない
ときは閉じる。また、第1ないし第4のバルブ25〜2
8は常に開放し、第5のバルブ29は常に閉じておく。
そして、送気口金5に圧力計を接続し、圧力設定下降ス
イッチ65を押して管路内にガスを充填し、スイッチを
離す。この状態でどこかにガスが漏れる箇所があった場
合には圧力は次第に低下していく。このように圧力を監
視することで管路でのガスの漏れがないかの検査を行
う。
【0038】また、電源投入後、リセットスイッチ69
を押すと、圧力測定の確認を行う。この動作は、前述の
第1の動作における通常動作中の圧力測定を一度だけ行
い、測定値を表示させ、測定値の確認を行えるようにす
るものである。この表示した値と、外部からの正確な圧
力計による値を比較することにより測定精度を検査す
る。
【0039】(第3の動作)図1において、動作切り替
えスイッチ45を左からON‐OFF‐ONに切り替え
ると、第3の動作が選択される。装置が正常な場合には
上記の第1の動作である通常動作と同じ動作を行う。第
3の動作の特徴である故障による停止動作は、故障検知
による動作停止の原因の表示を、数字を表示することに
より行う。
【0040】通常の動作中に、例えば減圧器18の故障
により管路内の圧力が異常に上昇して圧力スイッチ31
の作動圧力を超えた場合、圧力スイッチ31が作動し
て、制御部43は、全てのバルブを閉じて動作を停止
し、全てのスイッチを受け付けない。このとき、(1)
腹腔圧値LED53及び流量値LED54を使用して、
例えば「Er」、「01」と表示する。
【0041】その他の原因による停止の場合にも、同様
に故障原因の表示を行う。
【0042】すなわち、例えば (2)供給する電源電圧が異常の場合には、「Er」、
「02」と表示 (3)図示しないA/Dコンバータの故障時には「E
r」、「03」と表示 (4)図示しないI/Oポートの故障時には「Er」、
「04」と表示 (5)圧力センサ37、38の故障時には「Er」、
「05」と表示 (6)流量センサ22の故障時には「Er」、「06」
と表示 (7)圧力センサ37、38の出力の初期値が出荷時の
検査において、異常な値であった場合には「Er」、
「07」と表示する。
【0043】(効果)このように、上記気腹装置1によ
れば、動作切り替えスイッチ45の設定に基づき制御部
43が気腹装置1の各機能の動作チェックを行うので、
簡単な構成により、管路流量の確認、安全機能動作の確
認等、通常動作以外の動作確認を、装置を分解せず容易
に行うことができる。
【0044】また、気腹装置1の故障時において、原因
を数字を表示するので、故障原因の特定が容易になる。
【0045】なお、動作切り替えスイッチ45を設けて
構成するとしたが、これに限らず、図3に示すように、
動作切り替えスイッチを省略した構成としてもよく、こ
の場合、制御部43aは、電源投入時のフロントパネル
19の各スイッチの押下状態により、上記の第1の動
作、第2の動作及び第3の動作を行う。
【0046】すなわち、例えば電源投入時にフロントパ
ネル19のいずれのスイッチも押されていない場合は、
第1の状態となり、制御部は第1の動作を行う。
【0047】また、例えば電源投入時にフロントパネル
19の流量設定上昇スイッチ64が押されていると、第
2の状態となり、制御部は第2の動作である検査動作を
行う。
【0048】また、例えば電源投入時にフロントパネル
19の流量設定下降スイッチ65が押されていると、第
3の状態となり、制御部は第3の動作を行う。
【0049】[付記] (付記項1) 気体供給源からの気体を減圧し、気腹用
の挿入具を介して生体の腹腔内に注入する気腹装置にお
いて、前記気体供給源から前記気腹用の挿入具に至る気
体供給管路と、前記気体供給管路の流通状態を切り換え
る複数の管路切り換え手段と、前記複数の管路切り換え
手段を制御する制御手段と、前記制御手段の制御内容を
指示する制御指示手段とを備え、前記制御指示手段は、
少なくとも、前記制御手段に対して、所定の検査モード
に基づいて前記複数の管路切り換え手段を制御するよう
に指示する検査指示を行うことを特徴とする気腹装置。
【0050】(付記項2)前記制御手段が、前記制御指
示手段からの前記所定の検査モードに基づいて前記複数
の管路切り換え手段を制御し、異常と判断される結果が
検出された場合、前記異常と判断される結果に対応する
コードを表示する表示手段を備えたことを特徴とする付
記項1に記載の気腹装置。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の気腹装置に
よれば、制御指示手段が少なくとも、制御手段に対し
て、所定の検査モードに基づいて複数の管路切り換え手
段を制御するように指示する検査指示を行うので、簡単
な構成により、管路流量の確認、安全機能動作の確認
等、通常動作以外の動作確認を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る気腹装置の構成を
示す構成図
【図2】図1のフロントパネルの構成を示す構成図
【図3】図1の気腹装置の変形例の構成を示す構成図
【符号の説明】
1…気腹装置 4…ボンベ 6…気腹チューブ 7…気腹用トラカール 15…第1の減圧器 17…閉止バルブ 18…第2の減圧器 19…フロントパネル 22…流量センサ 24…マニホールドバルブ 31…圧力スイッチ 37,38…圧力センサ 43…制御部 45…動作切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 雅英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野田 賢司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体供給源からの気体を減圧し、気腹用
    の挿入具を介して生体の腹腔内に注入する気腹装置にお
    いて、 前記気体供給源から前記気腹用の挿入具に至る気体供給
    管路と、 前記気体供給管路の流通状態を切り換える複数の管路切
    り換え手段と、 前記複数の管路切り換え手段を制御する制御手段と、 前記制御手段の制御内容を指示する制御指示手段とを備
    え、 前記制御指示手段は、 少なくとも、前記制御手段に対して、所定の検査モード
    に基づいて前記複数の管路切り換え手段を制御するよう
    に指示する検査指示を行うことを特徴とする気腹装置。
JP7195158A 1995-07-31 1995-07-31 気腹装置 Pending JPH0938092A (ja)

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