JPH0937802A - フレキシブルブーツ - Google Patents

フレキシブルブーツ

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JPH0937802A
JPH0937802A JP7214073A JP21407395A JPH0937802A JP H0937802 A JPH0937802 A JP H0937802A JP 7214073 A JP7214073 A JP 7214073A JP 21407395 A JP21407395 A JP 21407395A JP H0937802 A JPH0937802 A JP H0937802A
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polyester thermoplastic
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエステル系熱可塑性エラストマーから成
形されたフレキシブルブーツであって、使用時に蛇腹部
同志の面接触による異常音を発生することがなく、しか
も耐久性の点でもすぐれているものを提供する。 【解決手段】 ポリエステル系熱可塑性エラストマー10
0重量部に対し、ポリエステル系熱可塑性エラストマー
およびビニル基含有オルガノポリシロキサンを有機過酸
化物の存在下で加熱混練して得られた混練物である変性
シリコーンエラストマー〔ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマー100重量部、粘度106〜108cs(25℃)のビニル基
含有オルガノポリシロキサン約5〜130重量部および有機
過酸化物約0.01〜5重量部を加熱混練して得られた混練
物〕を約1〜10重量部添加したポリエステル系熱可塑性
エラストマー組成物から成形されたフレキシブルブー
ツ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルブー
ツに関する。更に詳しくは、ポリエステル系熱可塑性エ
ラストマーから成形されたフレキシブルブーツに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルブーツの成形材料と
しては、主にクロロプレンが用いられているが、極寒冷
地での耐寒性に劣り、あるいは高速走行時にブーツが異
常に膨張、変形したり、更には悪路走行中の飛び石など
により破損するなどの問題がみられた。そのため、こう
した点に対して耐性のある素材としてポリエステル系熱
可塑性エラストマーから成形されたブーツが用いられる
ようになってきている。
【0003】しかるに、ポリエステル系熱可塑性エラス
トマー製フレキシブルブーツを高角度で回転した場合に
は、一般に大口径部と小口径部間が蛇腹部で連結されて
いる構造をとるブーツの蛇腹部同志の面接触によって、
異常音が発生することがあり、特にブーツ表面に水が付
着した場合にその異常音が更に大きくなる傾向がみられ
る。
【0004】そのための対策として、ポリエステル系熱
可塑性エラストマー製ブーツの蛇腹部の表面の一部また
は全部を粗面化させた構造とすることが実開平2-34829
号公報で提案されており、更にその成形材料としてのポ
リエステル系熱可塑性エラストマーにシリコーン樹脂を
一定量添加する方法が特開平6-117535号公報で提案され
ている。しかしながら、前者の方法では、長期間ブーツ
を使用していく内に表面が摩耗して粗面状態がなくな
り、次第に効果が低下するという問題がみられ、また後
者の方法では、ポリエステル系熱可塑性エラストマーと
そこに添加されるシリコーン樹脂との相溶性が悪く、均
一な分散状態が得られないため、成形材料が本来有する
強度が低下するという問題がみられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エステル系熱可塑性エラストマーから成形されたフレキ
シブルブーツであって、使用時に蛇腹部同志の面接触に
よる異常音を発生することがなく、しかも耐久性の点で
もすぐれているものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
ポリエステル系熱可塑性エラストマー100重量部に対
し、ポリエステル系熱可塑性エラストマーおよびビニル
基含有オルガノポリシロキサンを有機過酸化物の存在下
で加熱混練して得られた混練物である変性シリコーンエ
ラストマーを約1〜10重量部添加したポリエステル系熱
可塑性エラストマー組成物から成形されたフレキシブル
ブーツによって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるポリエステル
系熱可塑性エラストマーは、短鎖ポリエステルハードセ
グメントおよび長鎖ポリエステルソフトセグメントから
構成されている。
【0008】短鎖ポリエステルハードセグメントを構成
するポリエステルとしては、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、アジピン酸、セバシン酸等のジカルボン
酸、好ましくはテレフタル酸と一般式 HO(CH2)nOH (n:
2以上の整数、好ましくは2〜6)で表わされる脂肪族ジオ
ールまたは1,1-シクロヘキサンジメタノール、1,4-シク
ロヘキサンジメタノール等の脂環式ジオール等のジオー
ル、好ましくは1,4-ブタンジオールとから導かれるポリ
エステル、好ましくはポリブチレンテレフタレートなど
が挙げられる。
【0009】また、長鎖ポリエステルソフトセグメント
を構成するポリエステルとしては、上記ジカルボン酸と
ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、
ポリブチレンオキサイド、ポリヘキサメチレンオキサイ
ド等のアルキレンオキサイド重合体あるいはエチレンオ
キサイド-プロピレンオキサイド共重合体、ポリプロピ
レングリコールのエチレンオキサイド付加重合体等の末
端にグリコール基を有するポリアルキレングリコール、
好ましくはポリブチレンオキサイドとから導かれるポリ
エステルが挙げられる。
【0010】これらの短鎖ポリエステルハードセグメン
トと長鎖ポリエステルソフトセグメントとは、ブロック
共重合によって得られ、そのセグメントの構成比は一般
に前者が約15〜90%、また後者が約85〜10%を占めてお
り、実際には市販品、例えば東レ・デュポン製品ハイト
レルシリーズ、東洋紡製品ペルプレンシリーズのものな
どを使用することができる。
【0011】こうしたポリエステル系熱可塑性エラスト
マーであって、好ましくはDSCによる吸熱ピークで測
定される融点が200℃以下のものに添加される変性シリ
コーンエラストマーは、ポリエステル系熱可塑性エラス
トマーおよびビニル基含有オルガノポリシロキサンを有
機過酸化物の存在下で加熱混練して得られた溶融状態の
混練物にシリコーンオイルが添加され、更に混練された
ものである。
【0012】ポリエステル系熱可塑性エラストマーとし
ては、前記と同様のものが用いられる。また、ビニル基
含有オルガノポリシロキサンとしては、一般式 で表わされる、いわゆるシリコーンガムストックが用い
られる。ここでR1,R2はメチル基、エチル基、プロピル
基等の低級アルキル基、シクロヘキシル基等の脂環式炭
化水素基またはフェニル基であり、a/bは0.001〜0.0
1の範囲内にある。a/bの値が0.001以下では、ポリシ
ロキサン中に存在する硬化性ビニル基の割合が少なす
ぎ、一方0.01以上では最終的に得られる成形品が硬化し
すぎて好ましくない。
【0013】このシリコーンガムストックにおいては、
25℃における粘度が106〜108csであるようにn値を有す
るものが用いられる。これより低粘度のものを用いる
と、成形時の流動性が良くなりすぎ、可塑化や均一な分
散が十分に行われず、成形品に流れや剥離などの不具合
現象が発生し易い。一方、これ以上の高粘度のものを用
いると、成形時の流動性が悪くて分散が不十分となり、
上記と同様の不具合現象が発生し易くなる。
【0014】ビニル基含有オルガノポリシロキサンは、
変性シリコーンエラストマー形成に用いられるポリエス
テル系熱可塑性エラストマー100重量部当り約5〜130重
量部、好ましくは約30〜70重量部の割合で用いられる。
これ以下の使用割合では、目的とする成形品の耐摩耗性
改善効果が得られず、一方これより多い割合で用いられ
ると、加熱混練時の作業性および成形性が悪くなる。
【0015】ポリエステル系熱可塑性エラストマーおよ
びビニル基含有オルガノポリシロキサンは、有機過酸化
物の存在下で加熱混練される。有機過酸化物としては、
ジクミルパーオキサイド、ジ第3ブチルパーオキサイ
ド、第3ブチルクミルパーオキサイド、2,5-ジメチル-2,
5-ジ(第3ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5-ジメチルヘ
キサン-2,5-ジヒドロパーオキサイド等の少なくとも1
種が、ポリエステル系熱可塑性エラストマー100重量部
当り約0.01〜5重量部、好ましくは約0.1〜3重量部の割
合で用いられる。これ以下の使用割合では、加熱混練時
に両者間の反応が起こり難く、一方これより多い割合で
用いられると反応が進みすぎ、混練中に粉体となって作
業性が損なわれるようになる。
【0016】加熱混練は、約150〜230℃の温度で、加熱
型ニーダ、加熱型ロール、バンバリーミキサ、二軸押出
機等の通常用いられている混練機で、約5〜60分間程度
行われる。
【0017】このようにして得られる変性シリコーンエ
ラストマーは、ポリエステル系熱可塑性エラストマー10
0重量部に対し約1〜10重量部、好ましくは約3〜7重量部
の割合で添加され、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ー組成物を形成させる。これ以下の添加割合では、本発
明の目的とする所望の効果が得られず、一方これより多
い添加割合で用いられると、本来ポリエステル系熱可塑
性エラストマーが有する好ましい物性が失われ、耐久性
が損なわれるようになる。なお、変性シリコーンエラス
トマーに添加されるポリエステル系熱可塑性エラストマ
ーと変性シリコーンエラストマーの製造に用いられるポ
リエステル系熱可塑性エラストマーとは、同一であって
もよく、また異なっていてもよい。
【0018】熱可塑性エラストマー組成物中には、必要
により公知の添加剤、例えば酸化防止剤、紫外線吸収
剤、加水分解防止剤、滑剤、充填剤、着色剤、難燃剤等
を適宜添加することもできる。更に、本発明の所望の効
果を損なわない範囲内で、他の熱可塑性エラストマーや
汎用熱可塑性樹脂(ABS樹脂、AS樹脂、塩化ビニル
樹脂等)を添加してもよい。
【0019】組成物の調製は、ポリエステル系熱可塑性
エラストマーと変性シリコーンエラストマーとを公知の
混合方法、例えばブレンダ、ヘンシェルミキサ、単軸押
出機、二軸押出機、ロール、バンバリーミキサ、ニーダ
等を用いて混合することによって行われる。
【0020】得られたポリエステル系熱可塑性エラスト
マー組成物のフレキシブルブーツへの成形加工は、一般
にブロー成形法によって行われる。成形されたフレキシ
ブルブーツは、その表面に約1〜1000μm程度の大きさの
凹凸部が形成されており、かかる凹凸部はその用途の性
質上外観的にはあまり問題とはならず、かえって大口径
部と小口径部との間を連結している蛇腹部において使用
時に発生する異常音を効果的に抑制し得る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るフレキシブルブーツは、そ
れを成形加工するだけでその表面に凹凸部が形成されて
おり、この凹凸部、特に蛇腹部に形成された凹凸部が接
触面圧を低下させまたシリコーン成分による潤滑性の向
上が図られる結果、摩擦抵抗が減少し、フレキシブルブ
ーツ使用時に発生する異常音を効果的に抑制させる。ま
た、それに伴って耐久時間も高められ、摩耗深さも著し
く減少させることができる。
【0022】更に、成形材料として用いられるポリエス
テル系熱可塑性エラストマー組成物は、シリコーン成分
が予めポリエステル成分で変性された上で用いられてい
るため、ベースポリマーであるポリエステル系熱可塑性
エラストマーとの分散性も良好であり、従ってフレキシ
ブルブーツ成形材料としての強度低下などもみられな
い。
【0023】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0024】参考例1〜7 ポリエステル系熱可塑性エラストマー(東レ・デュポン
製品ハイトレル4797B2;融点196℃)に、予め室温下でロ
ール混練して分散させたシリコーンガムストック(東レ
・シリコーン製品シリコーンガムSH410;粘度107cs/25
℃、ビニル基含量約0.02%)および有機過酸化物(日本油
脂製品パーヘキサ25B)の各所定量を添加し、加熱型ニー
ダで200℃、15分間の混練を行い、混練物を粉砕した。
加熱混練物である変性シリコーンエラストマーは、いず
れも室温に放置した状態で液状(ゲル状)、粉体状あるい
は不均一な分散状にはならず、粉砕可能な一体化した固
体状となっていた。 表1 参考例 [原料;重量部] 熱可塑性エラストマー 100 100 100 100 100 100 100 シリコーンガムストック 3 5 50 50 50 100 150 有機過酸化物 0.006 0.1 0.1 1 2 2 3 [変性シリコーンエラストマー] A B C D E F G
【0025】実施例1〜4、比較例1〜2 ポリエステル系熱可塑性エラストマー(ハイトレル4797B
2)100重量部に各種変性シリコーンエラストマーの粉砕
物5重量部を添加し、ヘンシェル・ミキサで10分間混合
した。この混合物をホッパに入れて80℃で2時間乾燥さ
せた後、ブロー成形機(プラコー製DA-50)を用いて、ノ
ズル250℃、シリンダ250℃、ホッパ下230℃の成形条件
下で、等速ジョイント用ブーツ形状に成形した。
【0026】この成形品を、温度25±3℃、湿度40〜50%
の雰囲気中に24時間以上放置して、その表面をメタノー
ルで拭きとってから、等速ジョイント用フレキシブルブ
ーツとしての機能評価を環境音、耐久時間および摩耗深
さについて測定した。 環境音:試験中に水をかけ、発生する異常音を含めた音
の大きさを測定した。なお、試験前の暗騒音は60dBであ
った。 耐久時間:成形品が破損するに至る迄の試験時間を測定
した。なお、試験は300時間迄で打ち切った。 摩耗深さ:100時間の試験経過後のブーツ蛇腹部同志の
接触によって生じた摩耗部分の最大深さを測定した。 (試験条件)回転数 600rpm、揺動角度 25〜45°、揺動サ
イクル 30サイクル/分、雰囲気温度 室温
【0027】更に、物性の測定および成形品の外観の観
察を行った。 物性:JIS K-7311準拠 成形品の外観:成形後、24時間以上室温に放置した状態
で、成形品にブリード、剥離、流れ、発泡、変形(反り)
等の不具合があるか(×)、ないか(○)を目視で確認
【0028】得られた結果は、用いられた変性シリコー
ンエラストマーの種類と共に、次の表2に示される。な
お、変性シリコーンエラストマーGが用いられた比較例
2では、成形品に剥離がみられ、測定および評価ができ
なかった。 表2 実-1 実-2 実-3 実-4 実-5 比-1 [変性シリコーンエラストマー] B C D E F A [成形品の外観] ○ ○ ○ ○ ○ ○ [物性] 硬さ (ショアD) 47 47 47 47 47 47 引張強さ (MPa) 42.5 41.6 40.3 40.8 39.2 38.7 伸び (%) 960 960 930 950 930 900 [機能評価] 環境音 (dB) 74 68 63 61 62 81 耐久時間 (hrs) 250 >300 >300 >300 >300 210 摩耗深さ (mm) 0.3 0.1 <0.1 <0.1 <0.1 0.5
【0029】実施例6〜7、比較例3〜5 実施例3において、変性シリコーンエラストマーD量を
5重量部から種々の量に変更し、同様の測定および評価
を行い、次の表3に示されるような結果を得た。 表3 比-3 比-4 実-6 実-3 実-7 比-5 [変性シリコーンエラストマーD] 使用量 (重量部) 0 0.5 1 5 10 20[ 成形品の外観] ○ ○ ○ ○ ○ ○[ 物性] 硬さ (ショアD) 48 48 48 47 46 44 引張強さ (MPa) 45.3 44.1 43.7 40.3 38.7 35.1 伸び (%) 980 970 950 930 880 810[ 機能評価] 環境音 (dB) 87 85 78 63 61 61 耐久時間 (hrs) 220 240 280 >300 250 150 摩耗深さ (mm) 0.3 0.3 0.2 <0.1 0.2 0.6
【0030】比較例6〜7 実施例1〜5で用いられた各種変性シリコーンエラスト
マーの粉砕物の代わりに、市販変性シリコーンエラスト
マー(日本ユニカー製品シルグラフト710;比較例6)ま
たはシリコーン樹脂(東レ・ダウコーニングシリコーン
製品BY27016;比較例7)の同量を用い、同様の測定およ
び評価を行い、次の表4に示されるような結果を得た。
【0031】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】実施例6〜7、比較例3〜5 実施例3において、変性シリコーンエラストマーD量を
5重量部から種々の量に変更し、同様の測定および評価
を行い、次の表3に示されるような結果を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 67:00 83:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系熱可塑性エラストマー10
    0重量部に対し、ポリエステル系熱可塑性エラストマー
    およびビニル基含有オルガノポリシロキサンを有機過酸
    化物の存在下で加熱混練して得られた混練物である変性
    シリコーンエラストマーを約1〜10重量部添加したポリ
    エステル系熱可塑性エラストマー組成物から成形された
    フレキシブルブーツ。
  2. 【請求項2】 変性シリコーンエラストマーが、ポリエ
    ステル系熱可塑性エラストマー100重量部、粘度106〜10
    8cs(25℃)のビニル基含有オルガノポリシロキサン約5〜
    130重量部および有機過酸化物約0.01〜5重量部を加熱混
    練して得られた混練物である請求項1記載のポリエステ
    ル系熱可塑性エラストマー組成物から成形されたフレキ
    シブルブーツ。
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