JPH11246749A - 極性プラスチック及びアクリレート又はエチレン/アクリレートエラストマーから製造された高温、耐油性、熱可塑性加硫物 - Google Patents

極性プラスチック及びアクリレート又はエチレン/アクリレートエラストマーから製造された高温、耐油性、熱可塑性加硫物

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JPH11246749A JP10349990A JP34999098A JPH11246749A JP H11246749 A JPH11246749 A JP H11246749A JP 10349990 A JP10349990 A JP 10349990A JP 34999098 A JP34999098 A JP 34999098A JP H11246749 A JPH11246749 A JP H11246749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温での使用に適し、優れた圧縮永久歪及び
機械的特性を有し、硬化プロセス中に熱可塑性プラスチ
ックの劣化或いは望ましくない揮発性成分の放出を生じ
ない熱可塑性加硫物を提供する。 【解決手段】 極性熱可塑性プラスチックとアクリレー
ト又はエチレン−アクリレートに基づく極性ゴムは、揮
発性有機物質を発生したり前記熱可塑性プラスチックを
劣化させる副生成物を生成したりしない硬化剤を使用し
て硬化されたとき、有用な熱可塑性加硫物を形成する。
熱可塑性プラスチックの例は、芳香族ポリエステル、ポ
リカーボネート、又はポリ(フェニレンオキシド)、又
はそれらの組み早稲を含む。硬化剤の例は、ゴム上のカ
ルボン酸基のような側鎖の官能基と反応できる多官能オ
キサゾリン、オキサジン、イミダゾリン、又はカルボジ
イミドを有する化合物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香族/脂肪族ポ
リエステルのような高融点熱可塑性プラスチック及びそ
れらと共に相互に分散されたか又はそれらの内部に分散
された加硫された極性ゴムを含む熱可塑性加硫物(ther
moplastic vulcanizates)(TPV)に関する。好まし
い硬化剤、例えば、ビスオキサゾリンの使用は、熱可塑
性プラスチックを劣化させることなく、そして揮発性の
有機物を発生させることなくゴム相を選択的に架橋する
という利点を有する。
【0002】
【従来の技術】これまで、熱可塑性加硫物中の熱可塑性
プラスチック成分として使用されるときポリエチレン及
びポリプロピレンのような結晶性ポリオレフィンは、結
晶性熱可塑性プラスチック相の比較的低い融点のために
(例えば、市販のポリプロピレンは165℃の融点を有
する)、130℃よりも低い上限連続使用温度を有す
る。従って、これらの炭化水素に基づく組成物は、高温
に遭遇し、低い炭化水素油膨潤が望ましい、自動車のボ
ンネットの下の用途においては使用が制限されてきた。
未架橋の形態の極性熱可塑性プラスチックと極性ゴムの
ブレンドは、望ましくないほど高い圧縮永久歪及び劣っ
た機械的強度を有する傾向がある。極性ゴム用の従来的
硬化剤は、ポリエステル及びアクリルゴムからの熱可塑
性加硫物に対して、硬化プロセス中の熱可塑性プラスチ
ックの劣化或いは望ましくない揮発性成分の放出のよう
な望ましくない効果を一般に有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の熱可塑性加硫物の欠点を克服することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の熱可塑性加硫組
成物は、極性熱可塑性プラスチックと架橋された形態の
極性ゴムを含む。好ましい極性熱可塑性プラスチック
は、ポリエステル、ポリカーボネート、及びポリフェニ
レンオキシド、又はそれらの組み合わせを含む。好まし
いゴムは、アクリレート(アクリル)ゴム、及び側鎖又
は末端のカルボン酸官能基を有するエチレン−アクリレ
ートゴムを含む。好ましい硬化剤は、多官能性オキサゾ
リン及びオキサジン化合物である。
【0005】
【発明の実施の形態】ポリエステルは、熱可塑性加硫物
(TPV)の熱可塑性プラスチック相として好ましい。
本明細書中において定義される熱可塑性プラスチックの
ポリエステルは、付加重合によって形成されるアクリレ
ートゴムとは対照的に、縮合ポリマーである。様々なポ
リエステルは芳香族又は脂肪族又はそれらの組み合わせ
のいずれかであり、一般に、合計で2から10、12、
又は15個までの炭素原子、望ましくは約2から約4又
は6個までの炭素原子を有するグリコール(脂肪族、脂
環式及びアリール又はそれらの組み合わせを含む)のよ
うなジオールと、合計で約3から約20個までの炭素原
子そして望ましくは約3から約15個までの炭素原子を
有する脂肪族酸又は合計で約8から約15個までの炭素
原子を有する芳香族酸又はそれらの組み合わせとの反応
から直接的に又は間接的に誘導される。芳香族二酸の使
用は一般に望ましいより高い軟化温度をもたらす。酸と
は一般にジカルボン酸、それらの無水物、又はそれらの
ジアルキルエステルを意味する。一般に、ポリ(エチレ
ンテレフタレート)(PET)、ポリ(プロピレンテレ
フタレート)(PPT)、ポリ(トリメチレンテレフタ
レート)(PTT)、ポリ(ブチレンテレフタレート)
(PBT)、ポリ(エチレンイソフタレート)、ポリ
(ブチレンナフタレート)など、並びにそれらの末端キ
ャップされた(end-capped)エポキシ誘導体、例えば、単
官能エポキシポリ(ブチレンテレフタレート)のような
芳香族ポリエステルが好ましい。ジカルボン酸成分に基
づいて、ポリエステルの望ましくは少なくとも70又は
80モル%、さらに望ましくは少なくとも90モル%が
テレフタル酸基である。ジオール成分に基づいて、ポリ
エステルの望ましくは少なくとも70又は80モル%、
さらに望ましくは少なくとも90モル%が、エチレング
リコール、1,3−プロピレングリコール、又は1,4
−ブチレングリコール、又はそれらの組み合わせから誘
導される。三官能又はより高級の官能性の酸及びポリオ
ールは望ましくは少量、例えば、酸又はポリオール成分
の1、5、又は10モル%未満の量で、ポリエステル中
に存在することができる。米国特許第3,692,74
4号はそのようなポリエステルを開示している。
【0006】様々なポリカーボネートも熱可塑性プラス
チックとして使用することができ、これらは炭酸と上述
のジオールのエステルである。適するポリカーボネート
は炭酸とビスフェノールAのエステル、即ち、ポリ(カ
ルボニルジオキシ−1,4−フェニレンイソプロピリデ
ン−1,4−フェニレン)である。これらの様々なエス
テルポリマーは、100℃より高い軟化温度を有するポ
リエステルの少なくとも1つのブロックと100℃より
低くそして望ましくは75℃より低い軟化温度を有する
少なくとも1つのゴム状ブロックを含むもののようなポ
リエステルブロックコポリマーも含むことができる。そ
のようなゴム状ブロックは、2乃至6個の炭素原子を有
する少なくとも1種のグリコール、例えば、ポリエチレ
ングリコールから、又は2乃至6個の炭素原子を有する
少なくとも1種のアルキレンオキシドから誘導されたポ
リエーテルを含む。ゴム状ブロックは、100℃より低
く、或いはより望ましくは75℃より低い軟化点を有す
るその他のポリエステルでもよい。好ましいブロックポ
リエステルは、ポリ(ブチレンテレフタレート)−b−
(テトラメチレングリコール)であり、これはデュポン
(DuPont)からHytrel(登録商標)として入手で
きる。米国特許第4,981,908号に記載されてい
る好ましいポリエステルブロックコポリマーは引用によ
って本明細書中に組み入れられている。そのブロックコ
ポリマーは、100℃より高い軟化温度を有するポリエ
ステルブロックと100℃未満又は75℃未満の軟化温
度を有するポリエステルブロックをそれぞれ1:4乃至
1:0.1の重量比率で有する。カップリング種はエス
テル結合及びその他、例えば、ウレタン、エポキシなど
を含む。ブロックコポリマーは少なくとも5000の数
平均分子量を有するのが望ましい。ジカルボン酸は、カ
ルボン酸基を引いた分子に関して300以下の分子量を
有するのが望ましい。エステルのグリコールは、ヒドロ
キシル基を引いた分子に関して300以下の分子量を有
するのが望ましい。
【0007】これらの様々なポリエステルの分子量はそ
れがエンジニアリングプラスチックとして適するもので
ある。従って、様々なポリエステルの重量平均分子量は
約40,000乃至約100,000の範囲内が望まし
く、約90,000乃至約100,000が好ましい。
【0008】ポリフェニレンオキシドを熱可塑性相の一
部又は全部として使用することができる。それらは市販
されており、それらは一般に少なくとも150℃、望ま
しくは少なくとも175℃、そして好ましくは210℃
のガラス転移温度を有するような分子量を有する。
【0009】熱可塑性加硫物のゴム相として有用なアク
リルゴム(アクリレート)は、アルキルアクリレートを
含むモノマーから重合され、ここでエステルのアルキル
部分は1から10又は12個までの炭素原子を有し、1
乃至4個の炭素原子が好ましい。各々のアルキルアクリ
レートの総炭素原子数は4から13又は15個の炭素原
子までの範囲内でよく、アルキル置換されたもの、例え
ば、メチルメタクリレートのようなアルキルアルキルア
クリレート、を少量、即ち、望ましくは5、10、又は
15モル%未満の量で含むことができる。望ましくは、
これらのモノマーは、約2乃至約15個の炭素原子を有
する不飽和モノ又はポリカルボン酸又はそれらの無水物
を含む。メチルメタクリレートのようなモノマーは、多
量に存在する場合、ゴム状ポリマーよりもむしろ熱可塑
性ポリマーを形成する。ゴム状アクリルポリマーの具体
的な例は、メチルアクリレート、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、エチルヘキシルアクリレートなど
のポリマーである。アクリルポリマーは、一般に、側鎖
又は末端官能基を有する繰り返し単位を含む(例えば、
オキサゾリン硬化剤との架橋を促進する側鎖のカルボン
酸基)。これらのポリマーは、少なくとも1つのカルボ
ン酸又はジカルボン酸の無水物を有する繰り返し単位を
約1又は2から約10モル%までの量で有するのが望ま
しく、約2又は3から約8モル%までの量で有するのが
より望ましい。ポリマーがアクリレートと酸又は無水物
モノマーとのコポリマーのみである場合、それらは約9
0乃至約98モル%のアクリレートからの繰り返し単位
を有するのが望ましく、約92から約97又は98モル
%の前記繰り返し単位を有するのがより望ましい。
【0010】ゴム中のカルボン酸硬化部位は、別法とし
て、ゴムとプラスチックの溶融ブレンド中に熱によって
発生させることができる。例えば、エチレン−アクリレ
ート又はアクリレートゴム中に共重合されるt−ブチル
アクリレート又はt−ブトキシカルボニルアクリレート
は、アクリル酸からのような繰り返し単位と遊離のイソ
ブチレン分子(及びt−ブトキシカルボニル基の場合は
二酸化炭素)に分解することができ、従って所望のカル
ボン酸硬化部位を生成する。t−ブチルアクリレート、
t−ブチルフマレート、及び/又はt−ブトキシカルボ
ニルアクリレートは、カルボキシル及び/又は無水物基
に関して上で記載した量でくり返し単位として存在する
のが望ましい。ゴム中の限られた量のマスクされていな
い酸硬化部位、又は樟脳スルホン酸又はメタンスルホン
酸のような酸を使用してそのようなゴム中の側鎖のt−
ブチル基の分解を促進することができる。上述のマスク
された硬化部位の使用は、酸の触媒作用による分解及び
/又はゴムの架橋反応のために、ゴムがプラスチックと
の良好なブレンドを形成しない場合において有用である
かもしれない。ゴム中の硬化部位がマスクされる場合、
所望の硬化部位は均質なゴムとプラスチックのブレンド
が形成した後でのみ生成され、従って、TPV中のゴム
部分の早期硬化が阻止される。従って、この技術はTP
Vの製造においてプロセス上の利点を提供できた。ゴム
とプラスチックの溶融ブレンドに硬化剤を添加するとい
う通常の手順の代わりに、ゴム、プラスチック、及び硬
化剤を同時に溶融混合できた。マスクされた硬化部位の
存在は、適切なゴムとプラスチックのブレンドが形成す
る前にゴムが架橋するのを防ぐだろう。
【0011】側鎖の官能基と硬化剤は別々の成分として
挙げられているが、その代わりに硬化剤が、熱可塑性プ
ラスチックとゴムをブレンドしてTPVを形成する前
に、アクリルゴム又はエチレン−アクリルゴムに側鎖と
して又は末端基として結合できることも期待される。
【0012】その他の適するアクリルゴムは、エチレン
と上述のアルキルアクリレートのコポリマーであって、
望ましくはエチレンの量が多いもの、例えば、コポリマ
ー中の繰り返し基の総モル数に基づいて、約10乃至約
90モル%、望ましくは約30乃至約70モル%、そし
て好ましくは約50乃至約70モル%のエチレン繰り返
し基を含むものを含む。従って、コポリマー中のアルキ
ルアクリレートは、エチレン−アクリレートコポリマー
中の繰り返し基の望ましくは約10乃至約90モル%で
あり、より望ましくは約30乃至約70モル%であり、
そして好ましくは約50乃至約30モル%である。
【0013】その他のアクリルコポリマーは、エチレン
−アクリレート−カルボン酸コポリマーのような3種以
上の異なるモノマーからのポリマーであって、不飽和酸
が2乃至15個の炭素原子、望ましくは2乃至10個の
炭素原子を有するものを含む。そのようなエチレン−ア
クリレート−カルボン酸ターポリマーゴムはデュポンか
ら入手可能である。より詳細に述べると、3種以上の異
なるモノマーからのそのようなポリマーは、ターポリマ
ー中の繰り返し基の総数に基づいて、一般に約35乃至
約90モル%そして望ましくは約48又は60から約8
0モル%までのエチレン繰り返し基を含み、一般に約
0.5乃至約10モル%そして望ましくは約1又は2か
ら約8モル%までのカルボン酸及び/又は無水物(例え
ば、不飽和カルボン酸からのもの)繰り返し基を含み、
そして一般に約9.5又は10から約60又は65モル
%までそして望ましくは約18又は19から約50モル
%までのアルキルアクリレート繰り返し基を含む。酸繰
り返し基は、不飽和モノ又はポリカルボン酸又は不飽和
ポリカルボン酸の無水物から誘導されたカルボン酸基で
あるのが好ましく、これらの繰り返し基はアクリルゴム
中に共重合されたものである。具体的な市販の化合物は
デュポンによって製造されたVamac GLSであ
り、これは一般に約68モル%のエチレン、約30モル
%のメチルアクリレート、及び約2モル%の酸官能基を
有する。
【0014】ぺルオキシドはTPVの合成のための混合
中にはアクリレートゴムを硬化させるために使用されな
いが、アクリレートゴムが熱可塑性相と混合される前
に、アクリレートゴムを部分的に架橋させるためにペル
オキシドを使用することができる。熱可塑性プラスチッ
クの劣化を防ぐために、実質的に全てのペルオキシドが
熱可塑性プラスチックとの混合の前又は熱可塑性プラス
チックとの混合の初期の段階において分解されるのが望
ましい。
【0015】本発明において使用される極性ゴムの量
は、1種以上の極性熱可塑性プラスチックポリマーの1
00重量部当たり、一般に約25又は50から約400
重量部までの範囲内であり、望ましくは約100又は2
00から約375重量部までの範囲内であり、そして好
ましくは約250から約360重量部までの範囲内であ
る。
【0016】1種以上の熱可塑性プラスチックポリマー
は、前記熱可塑性プラスチックポリマーとゴムの合計の
100重量部当たり、約15から約70重量部までであ
るのが望ましく、約25から約65重量部までがより望
ましい。ゴムは、前記熱可塑性プラスチックポリマーと
ゴムの合計の100重量部当たり、約30から約85重
量部までが望ましく、約35から約75重量部までがよ
り望ましい。
【0017】アクリルゴム又はエチレン−アクリルゴム
を架橋させること、そして極性熱可塑性プラスチックの
物理的特性を劣化させるラジカルを発生させないことが
非常に重要である。アミン硬化剤は多くの極性熱可塑性
プラスチック(ポリエステル、ポリカーボネート)を劣
化させる可能性があるので、アミン硬化剤を除外するの
が望ましい。また、アミン硬化剤とゴム上のカルボン酸
硬化部位との反応は1分子の水を放出し、その水は液化
を必要とし、これは揮発性アミン硬化剤の損失を生じる
かもしれない。
【0018】熱硬化の用途においてアクリレート又はエ
チレンアクリレートゴム中の多官能性オキサゾリン又は
オキサジン硬化剤の使用は確立されていなかった。
【0019】多官能性オキサゾリン、オキサジン、イミ
ダゾリン、及び/又はカルボジミドの使用は、極性熱可
塑性プラスチックの劣化がなく、ゴムの付加硬化反応に
よる副生成物が存在しないので、この用途において好ま
しい。また、プラスチック中の酸又はヒドロキシル末端
官能基及びゴムの側鎖の酸基を通してこの架橋系を使用
して極性熱可塑性プラスチックポリマーをゴムにグラフ
とすることも可能であり、これによってプラスチックと
ゴムの相溶性が改善され、このことはTPVの改善され
た機械的特性をもたらす。
【0020】本発明のもう1つの重要な面は付加型硬化
剤の利用であり、このような硬化剤は、ラジカル硬化剤
とは異なり、熱可塑性プラスチック相を分解せず、そし
て揮発性の副生成物を形成しないので望ましい。非常に
好ましい付加型硬化剤又は架橋剤は、2,2′−ビス
(2−オキサゾリン)、2,2′−ヘキサメチレンジカ
ルバモイルビス(2−オキサゾリン)、及び1,3−フ
ェニレン−2,2′−ビス(2−オキサゾリン)のよう
な多価オキサゾリンを含む種々の多官能性オキサゾリ
ン;ビス−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジ
ンを含む多官能性オキサジン;多官能性イミダゾリン及
びポリカルボジイミドである。
【0021】多官能性(多価)オキサゾリン及びオキサ
ジンは一般に以下の2つの式の内の一方を有する。
【0022】
【化1】
【0023】
【化2】
【0024】式中、Rは脂肪族又は芳香族の炭化水素基
であり、例えば、1乃至24個の炭素原子を有するアル
キレン又はアリーレンであって、所望により1乃至6個
の炭素原子を有する1つ以上の低級アルキル基で置換さ
れているもの又は6乃至19個の炭素原子を有するアリ
ール基で置換されているものであり;mは1又は2であ
り;nは0又1であり、nが1のとき、X及びYは独立
して水素又は2−オキサゾリン基又は1,3−オキサジ
ン基であり、そしてnが0のとき、Rは存在せず、そし
てX及びYも存在せず、そして上記の式のオキサゾリン
基又はオキサジン基の各々は所望により1乃至6個の炭
素原子のアルキルで置換されていてもよい。前記の多価
オキサゾリンのさらなる説明は、引用によって本明細書
中に組み入れられている米国特許第4,806,588
号に与えられている。多官能性1,3−オキサジン化合
物は本技術分野で公知である。
【0025】多官能性イミダゾリンは以下の式を有す
る。
【0026】
【化3】
【0027】式中、R及びnは多官能性(多価)オキサ
ゾリンに関して上で定義した通りであり、X及びYは水
素又はイミダゾリン基である。好ましい多官能性イミダ
ゾリンはビスイミダゾリンである。
【0028】ポリカルボジイミドは以下に示すようなオ
リゴマー性ポリカルボジイミドであるのが望ましい。
【0029】
【化4】
【0030】式中、R、R、及びRはそれぞれ1
乃至6個の炭素原子のアルキルであるか又は6乃至12
個の炭素原子のアリール基であり、pは12乃至42で
ある。
【0031】硬化剤の量は、本技術分野においてよく認
識されているように、使用されるタイプ並びに所望の硬
化度に応じて変化する。様々な付加的触媒又はそれらの
組み合わせが、ゴムの100重量部当たり、一般に約1
乃至12重量部、望ましくは2乃至10重量部、そして
好ましくは約2.5乃至約7重量部の量で使用される。
そのような付加硬化剤は、アクリルゴム又はエチレン−
アクリルゴム中に存在するカルボン酸基のような官能基
と反応することによって架橋を行う。
【0032】熱可塑性プラスチックポリマー(ポリエス
テル又はフェニレンオキシド)、及びゴム(アクリレー
ト又はエチレンアクリレート)、加工剤、及び硬化剤成
分に加えて、本発明の組成物は、強化及び非強化充填
剤、エキステンダー、酸化防止剤、安定剤、可塑剤、ゴ
ムプロセス油、エキステンダー油、潤滑剤、粘着防止
剤、静電防止剤、ワックス、発泡剤、顔料、難燃剤、及
びゴム配合技術の分野で公知のその他の添加剤のような
種々の従来的添加剤を含むことができる。そのような添
加剤は一般に組成物全体の約60重量%までを構成する
ことができ、プラスチック相、ゴム相、又はその両方の
中に存在することができる。使用することができる充填
剤及びエキステンダーは、炭酸カルシウム、クレー、シ
リカ、タルク、二酸化チタン、カーボンブラックなどの
ような従来的無機物を含む。ゴムプロセス油は、一般
に、石油留分から誘導されたパラフィン系、ナフテン
系、又は芳香族油である。可塑剤は、低分子量ポリエス
テル又はスルホンアミドでもよい。可塑剤の量は、ゴム
100重量部当たり、0から100又は200重量部ま
での範囲内でよい。
【0033】本発明の熱可塑性プラスチック、ゴム、そ
の他の成分にかかわらず、ゴム成分は、熱可塑性加硫物
の製造の1以上の段階において部分的に又は完全に加硫
(架橋)されるのが望ましい。本明細書中において使用
される「加硫物(vulcanizate)」という用語はスルフ
ィド架橋を必要としない。本明細書中において使用され
る「十分に加硫された(fully vulcanized)」及び「完
全に加硫された(completely vulcanized)」という用
語は、加硫されるべきゴム成分が、熱可塑性加硫物組成
物から離れて、架橋されたゴムのエラストマー特性が従
来的な加硫状態にあるゴムのものと同様であるような状
態まで硬化されていることを意味する。硬化度はゲル含
有率に関して表すことができ、或いは逆に抽出可能な成
分に関して表すことができる。1つの実施態様において
望ましくはゴムの少なくとも90%、より望ましくは少
なくとも95%、そして好ましくは少なくとも98重量
%が、加硫後、未架橋のゴムを容易に溶解する溶媒を使
用しても、抽出されない。あるいは、これは、前記ゴム
の少なくとも90、95、又は98重量%が架橋されて
いる、及び/又は前記数値がゴムのゲル含有率であると
いうようにも表現することができる。硬化度は架橋密度
で表わすことができる。これらの説明は全て本技術分
野、例えば、米国特許第5,100,947号及び第
5,157,081号(これらはいずれも引用によって
本明細書中に組み入れられている)において知られてい
る。
【0034】部分的な又は完全な架橋は、上述のゴム用
硬化剤の1種以上を熱可塑性プラスチック(例えば、ポ
リエステル)とゴム(例えば、アクリレート又はエチレ
ン−アクリレートゴム)のブレンドに添加し、その後従
来的加硫条件下においてゴムを所望の程度まで加硫する
ことによって行うことができる。動的加硫の方法によっ
てゴムを架橋させるのが好ましい。本明細書中において
使用される場合、「動的加硫(dynamic vulcanizatio
n)」という用語は、少なくとも1種の熱可塑性プラス
チック及び少なくとも1種のゴム(熱可塑性加硫物の成
分)のブレンド中に含まれるゴムのための加硫又は硬化
方法であって、ゴムが熱可塑性プラスチック成分の融点
よりも高い温度で剪断の条件下に加硫される方法を意味
する。従って、ゴムは架橋と同時に、例えば、微細粒子
として、熱可塑性プラスチックマトリックス内部に分散
されるが、その他の形態も存在し得る。動的加硫は、熱
可塑性加硫物成分を高温で従来的バッチ混合装置(例え
ば、回分式又は連続式;密閉式又は暴露された混合表
面)、例えば、マルチロール練り機、バンバリー(登録
商標)ミキサー、ブラベンダー(登録商標)ミキサー、
連続式混合機、混合押出し機などにおいて混合すること
によって行われる。本発明のもののような熱可塑性加硫
物のユニークな特徴は、ゴム成分が部分的に又は十分に
硬化されているという事実にもかかわらず、押出し、射
出成形、及び圧縮成形のような従来的なプラスチック加
工技術によって、そのような組成物を加工及び再加工す
ることができるということである。スクラップ又はばり
を回収して再加工することができる。本発明において混
合温度は望ましくは約180℃から約260又は280
℃までであり、そして好ましくは約200又は220℃
から約230又は260℃までである。
【0035】以下の一般的方法を使用して一般的な熱可
塑性加硫物を形成することができ、それを実施例に記載
した本発明の熱可塑性加硫物の製造において使用した。
【0036】熱可塑性加硫物(TPV)は、実験用ブラ
ベンダープラスチコーダーEPL−V5502型におい
て製造された。混合ボウルはロール型ローター付きで6
0mLの容量を有しており、これは40〜45gのバッ
チ重量を有するサンプルに良好な混合を与えた。より重
いバッチ重量のTPVについては、より嵩の小さいカム
ローターを使用したが、これはボウルに85mLの容量
を与えた。TPVは240℃及び75rpmのローター
速度で製造された。ゴムを初めに素練りし、その後ゴム
の温度が約230℃に達したときにプラスチック材料を
添加した。ゴムとプラスチックの溶融ブレンドができる
だけ完全に均一になるようにするために定常のトルクが
1〜2分間得られた後、硬化剤を添加し、硬化を約8分
間続けた。硬化の約4〜5分後に水平のトルクの読みが
一般的に得られた。得られたTPVを熱いうちに冷圧プ
レス機中でシート化し、続いて物性試験用のプラックを
製造するために250℃で圧縮成形した。可塑剤は硬化
の前にゴムとプラスチックの溶融ブレンドに添加した
か、又は硬化の4〜5分後にTPVに添加した。
【0037】本発明の熱可塑性加硫物組成物は、一般
に、良好な引張り強度、良好な伸び、及び良好な圧縮永
久歪特性を有する。最も顕著なことに、それらが比較的
高い使用温度(例えば、連続使用に対して150℃ま
で)及び非常に低い油膨潤(oilswell)(例えば、熱硬
化性アクリレート又はエチレン−アクリレートゴムと比
較して、優れたIRM903耐油特性)を有する。15
0℃で72時間中に増加した重量%によって測定された
油膨潤値は一般に、IRM903油中において35%以
下であり、望ましくは20又は25%以下であり、そし
て好ましくは15%以下である。IRM903は膨潤能
力においてASTM#3に類似している。油膨潤値は以
下の表中においては重量増加として表されている。
【0038】本発明の熱可塑性加硫物組成物は、アクリ
レート及びエチレン−アクリレートゴムが使用されるど
のような用途においても使用することができる。それら
は、望ましい伸び、モジュラス、低い油膨潤、低い残留
伸び、及び低い圧縮永久歪を有する。従って、それらは
シール、ガスケット、成形品などとして使用することが
できる。熱可塑性加硫物はポリアミド(ナイロン)のよ
うなその他のポリマーと広範な混合比率で混合して、熱
可塑性加硫物100重量部当たり少なくとも10から30
重量部のその他のポリマーを有する組成物を調製するこ
とができる。
【0039】本発明は以下の実施例を参照することによ
ってより良好に理解されるが、それらの実施例は本発明
を説明するためのものであり、限定するものではない。
【0040】
【実施例】実施例1は、エチレン−アクリレートゴム
(Vamac GLC)とポリ(ブチレンテレフタレー
ト)(Valox HR326)のブレンドの組成と特
性を説明する。このブレンド生成物から圧縮成形された
プラックは肉眼で見える不均一さと劣った生成物特性を
有していた。このブレンドについての動的加硫の効果は
実施例2に示されている。実施例1のブレンドは、ビス
オキサゾリン硬化剤を使用して動的加硫されたとき、物
性と表面の滑らかさにおいて劇的に改善された熱可塑性
生成物を生成した。実施例3は、ビスオキサゾリン硬化
剤の濃度を減少させることによる軟質のTPVの製造を
説明する。実施例4においては、TPVのプラスチック
相はポリエステル−エーテルである。実施例5において
は、実施例1のゴムとプラスチックのブレンドがポリカ
ルボジイミドを使用して動的加硫される。実施例6にお
いては、ビスオキサゾリン(1,3−PBO)とポリカ
ルボジイミド(Stabaxol KE9193,ポリ
(ブチレンテレフタレート)中15重量%のStaba
xol(登録商標)100)の混合物が硬化剤として使
用される。
【0041】実施例5と6は、実施例5のStabax
ol P100が実施例6で使用されるStabaxo
l KE9193中の15重量%の成分として存在して
いる点で異なる。実施例6は、また、第2の硬化剤1,
3−PBO(ビスオキサゾリンの1種)も含む。
【0042】実施例7〜9は、カルボキシル化されたア
クリレートゴムへの本発明の適用可能性を立証する。実
施例10においては、部分的に硬化されたゴム濃厚物を
製造するために、Vamac GLSをペルオキシド
(Vulcup 40KE)及びHVA−2と反応させ
るが、濃厚物はその後実施例11では1,3−PBOで
さらに架橋される。異なる極性基及び極性を有する可塑
剤を使用して軟質TPVを製造することができる(実施
例12〜19)。実施例16は、比較的極性のTPV生
成物中における非極性の可塑剤の有用性を示す。
【0043】挙げられている実施例は、良好な物理的特
性を有する軟質のTPVが硬化工程の前又は後の可塑剤
の添加によって得られることも示している。この方法
は、混合中の温度と動力の要求の制御に対しても利用可
能であり、これは実験室規模からより大きい製造プロセ
スへのスケールアップにも望ましい。
【0044】アクリレートゴムA−22−106:エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、及び約0.5乃
至約10モル%のメタクリル酸のコポリマー(Tg約−
30℃)(実験用ゴム、ケンタッキー州ルイスビルのゼ
オン・ケミカルズ(Zeon Chemicals)製)。
【0045】a)Vamac(登録商標)GLSゴム:
エチレン、メチルアクリレート(55重量%)、及びカ
ルボン酸硬化部位を有するモノマーのコポリマー(オハ
イオ州ストーのデュポン・ダウ・エラストマーズ(DuPo
nt Dow Elastomers)製)。
【0046】b)Valox(登録商標)315:ポリ
(テトラメチレンテレフタレート)約105,000の
重量平均分子量と約50,000の数平均分子量(マサ
チューセッツ州ピッツフィールドのGE・プラスチック
ス(GE Plastics)製)。
【0047】c)Valox(登録商標)HR326:
ポリ(テトラメチレンテレフタレート)、Valox
(登録商標)315より低い分子量を有し、ポリマー中
に耐加水分解添加剤とブロックされた酸末端基を含む
(GE・プラスチックス製)。
【0048】d)1,3−PBO:2,2′−(1,3
−フェニレン)−ビス−(2−オキサゾリン)(日本国
東京のTRAMACO Japan Ltd.製)。
【0049】e)ポリ(メチルフェニルシロキサン):
710(登録商標)流体(ウィスコンシン州ミルウォー
キーのアルドリッチ・ケミカル・カンパニー(Aldrich
Chemical Company)製)。
【0050】f)ヘキシルニコチネート:(ウィスコン
シン州ミルウォーキーのアルドリッチ・ケミカル・カン
パニー製)。
【0051】g)Reofos(登録商標)50:置換
トリアリールホスフェート(オハイオ州ストーのC.
P.ホール・カンパニー(C.P. Hall Company)製)。
【0052】h)Plasthall(登録商標)P−
900:ポリエステルフタレート(オハイオ州ストーの
C.P.ホール・カンパニー製)。
【0053】i)Plasthall(登録商標)BS
A:N−n−ブチルベンゼンスルホンアミド(オハイオ
州ストーのC.P.ホール・カンパニー製)。
【0054】j)Plasthall(登録商標)10
0:イソオクチルタレート(オハイオ州ストーのC.
P.ホール・カンパニー製)。
【0055】k)TP−759:ポリエステル−エーテ
ル可塑剤(イリノイ州ウッドストックのモートン・イン
ターナショナル・インク(Morton International, In
c.)製)。
【0056】l)Flexon(登録商標)885:パ
ラフィン系油(テキサス州ヒューストンのエクソン・ペ
トロケミカル・コーポレーション(Exxon Petrochemica
l Corporation)製)。
【0057】m)Polybond(登録商標)300
9:加工助剤、マレエート化高密度ポリエチレン(1重
量%の結合した無水マレイン酸)(コネチカット州ミド
ルバリーのユニロイヤル・ケミカル・カンパニー(Unir
oyal Chemical Company)製)。
【0058】n)Irganox(登録商標)B22
5:フェノール系酸化防止剤と置換アリールホスフィッ
トの組み合わせ(ミシガン州トロイのチバ・スペシャル
ティー・ケミカルズ・コーポレーション(CIBA Special
ty Chemicals Corporation)製)。
【0059】o)Hytrel(登録商標)8238:
ポリ(テトラメチレンテレフタレート)とポリ(テトラ
メチレングリコール)に基づくセグメントに分かれたポ
リエステル−エーテル熱可塑性エラストマー(デラウエ
ア州ウィルミングトンのデュポン・ポリマーズ(DuPont
Polymers)製)。
【0060】p)Stabaxol(登録商標)KE9
193:ポリ(テトラメチレンテレフタレート)中15
重量%のStabaxol P−100(ニュージャー
ジー州トレントンのライン−ケミー(Rhein-Chemie)
製)。
【0061】q)Stabaxol(登録商標)P−1
00:10,000の数平均分子量を有するポリ(2,
4,6−トリイソプロピル−1,3−フェニレンカルボ
ジイミド)(ニュージャージー州トレントンのライン−
ケミー製)。
【0062】r)Stabaxol(登録商標)P:
3,000の分子量を有するポリ(2,4,6−トリイ
ソプロピル−1,3−フェニレンカルボジイミド)(ニ
ュージャージー州トレントンのライン−ケミー製)。
【0063】s)HVA−2:2,4−ビスマレイミド
トルエン(オハイオ州ストーのデュポン・ダウ・エラス
トマーズ製)。
【0064】t)Vulcup(登録商標)40KE:
シラン改質クレー中2,2’−ビス(t−ブチルペルオ
キシ)ジイソプロピルベンゼン40重量%(デラウエア
州ウィルミングトンのハーキュリーズ(Hercules)
製)。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】
【表4】
【0069】各組成物の応力−歪特性は、ASTM D
412に記載された試験方法に従って測定した。これら
の特性は、残留伸び(TS)、極限引張り強さ(UT
S)、100%モジュラス(M100)、及び破断点極
限伸び(ultimate elongationat break)(UE)を含
む。ASTM D−395に従う圧縮永久歪(CS)
は、サンプルが100℃で22時間圧縮されるものであ
る。報告されている変形パーセントは、変形応力を除去
した後残っている初期の変形の割合である。重量増加
(油膨潤)は、単純に、125又は150℃で72時間
膨潤させた後残っているIRM903(ASTM#3油
とほぼ同等)の重量の元のサンプルに基づくパーセント
である。
【0070】本発明に従ってその最良の態様と好ましい
実施態様を記載してきたが、本発明の範囲はそれらに限
定されるものではなく、特許請求の範囲によって限定さ
れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/357 C08K 5/357 C08L 23/08 C08L 23/08 33/08 33/08 69/00 69/00 71/12 71/12 C09K 3/10 C09K 3/10 E F16L 11/04 F16L 11/04 (71)出願人 591162239 388 South Main Stree t,Akron,Ohio 44311−1059, United Stetes of Am erica (72)発明者 サベット・アブドゥ‐サベット アメリカ合衆国、オハイオ州 44333、ア クロン、クノールウッド・レーン 3568

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約15乃至約70重量部の、約160℃
    から約260℃まで又はそれ以上の融点又はガラス転移
    温度を有する、ポリエステル、ポリカーボネート、又は
    ポリフェニレンオキシド熱可塑性プラスチック、又はそ
    れらの組み合わせ、及び約30乃至約85重量部のアク
    リレートゴム、エチレン−アクリレートゴム、又はそれ
    らの組み合わせであって、多官能性オキサゾリン、オキ
    サジン、イミダゾリン、又はカルボジイミド又はそれら
    の組み合わせと架橋反応可能でありそして少なくとも部
    分的に架橋されている側鎖の又は末端の官能基を有する
    ものを含む熱可塑性加硫物であって、前記の重量部は前
    記熱可塑性プラスチックと前記ゴムの合計の100重量
    部に基づくものである、熱可塑性加硫物。
  2. 【請求項2】 前記ポリエステル、ポリカーボネート、
    又はポリフェニレンオキシド、又はそれらの組み合わせ
    が、少なくとも1種の芳香族ポリエステルを含む、請求
    項1の熱可塑性加硫物。
  3. 【請求項3】 前記アクリレートゴム、エチレン−アク
    リレートゴム、又はそれらの組み合わせが、前記ゴムの
    少なくとも90重量%が未架橋の形態の前記ゴムを容易
    に溶解する溶媒で抽出されない程度まで架橋されてい
    る、請求項2の熱可塑性加硫物。
  4. 【請求項4】 架橋の前に側鎖の又は末端の官能基を有
    する前記アクリレートゴム、エチレン−アクリレートゴ
    ム、又はそれらの組み合わせが、側鎖のカルボン酸、側
    鎖のポリカルボン酸無水物、側鎖のカルボン酸のt−ブ
    チルエステル、側鎖のカルボン酸のt−ブトキシカルボ
    ニルエステル、又はそれらの組み合わせを含む繰り返し
    単位を合計で約0.5乃至約10モル%含んでいたもの
    である、請求項2の熱可塑性加硫物。
  5. 【請求項5】 架橋の前に側鎖の又は末端の官能基を有
    する前記アクリレートゴム、エチレン−アクリレートゴ
    ム、又はそれらの組み合わせが、側鎖のカルボン酸、側
    鎖のポリカルボン酸無水物、又はそれらの組み合わせを
    含む繰り返し単位を合計で約2乃至約8モル%含んでい
    たものである、請求項2の熱可塑性加硫物。
  6. 【請求項6】 前記芳香族ポリエステルのジカルボン酸
    に基づく繰り返し単位の少なくとも80モル%がテレフ
    タル酸からの繰り返し単位から成り、そして前記ポリエ
    ステルのジオール繰り返し単位の少なくとも80モル%
    が1,4−ブチレングリコール、1,3−プロピレング
    リコール、又はエチレングリコール、又はそれらの組み
    合わせから成る、請求項2の熱可塑性加硫物。
  7. 【請求項7】 前記アクリレートゴム又はエチレン−ア
    クリレートゴム或いは両者が存在する場合はそれらの組
    み合わせが、前記芳香族ポリエステル、ポリカーボネー
    ト、又はポリフェニレンオキシド、或いはそれらの組み
    合わせが存在する場合は260℃より低い融点を有する
    それらの組み合わせの100重量部当たり、約100乃
    至約400重量部の量で存在する、請求項4の熱可塑性
    加硫物。
  8. 【請求項8】 前記芳香族ポリエステルが、前記多官能
    性オキサゾリン、多官能性オキサジン、多官能性イミダ
    ゾリン、又は多官能性カルボジイミド、又はそれらの組
    み合わせと反応するカルボン酸基を有する、請求項2の
    熱可塑性加硫物。
  9. 【請求項9】 芳香族ポリエステルの少なくとも70重
    量%が、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(1,
    3−プロピレンテレフタレート)、又はポリ(1,4−
    ブチレンテレフタレート)、又はそれらの組み合わせか
    らの繰り返し単位である、請求項8の熱可塑性加硫物。
  10. 【請求項10】 芳香族ポリエステルの少なくとも90
    重量%が、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ
    (1,3−プロピレンテレフタレート)、又はポリ(ブ
    チレンテレフタレート)、又はそれらの組み合わせから
    の繰り返し単位である、請求項6の熱可塑性加硫物。
  11. 【請求項11】 架橋の前に側鎖の又は末端の官能基を
    有する前記アクリレートゴム、エチレン−アクリレート
    ゴム、又はそれらの組み合わせが、側鎖のカルボン酸、
    又はポリカルボン酸無水物、又はそれらの組み合わせを
    含む繰り返し単位を合計で約2乃至約10モル%含んで
    いたものである、請求項10の熱可塑性加硫物。
  12. 【請求項12】 前記ポリエステル、ポリカーボネー
    ト、又はポリフェニレンオキシド、又はそれらの組み合
    わせが、ポリエステルブロックコポリマーを含み、前記
    ポリエステルブロックコポリマーは100℃より高い軟
    化点を有するポリエステルの少なくとも2つのブロック
    と100℃より低い軟化点を有する少なくとも1つのゴ
    ム状のポリエーテル又はポリエステルブロックを含み、
    100℃より高い軟化点を有するブロックの100℃よ
    り低い軟化点を有するブロックに対する重量比率が4乃
    至10である、請求項1の熱可塑性加硫物。
  13. 【請求項13】 請求項1の熱可塑性加硫物を含む、成
    形されたガスケット、ホース、又はシール。
  14. 【請求項14】 請求項8の熱可塑性加硫物を含む、成
    形されたガスケット、ホース、又はシール。
  15. 【請求項15】 請求項9の熱可塑性加硫物を含む、成
    形されたガスケット、ホース、又はシール。
  16. 【請求項16】 熱可塑性加硫物の製造方法であって、
    a)約15乃至約70重量部のポリエステル、ポリカー
    ボネート、又はポリ(フェニレンオキシド)熱可塑性プ
    ラスチック、又はそれらの組み合わせを、約30乃至約
    85重量部のアクリレートゴム又はエチレン−アクリレ
    ートゴム又はそれらの組み合わせと溶融ブレンドするこ
    と、但し、前記重量部は前記熱可塑性プラスチックと前
    記ゴムの合計で100重量部に基づくものであること、
    及びb)前記ゴムを多官能性オキサゾリン、多官能性オ
    キサジン、多官能性イミダゾリン、又は多官能性カルボ
    ジイミド又はそれらの組み合わせで架橋すること、を含
    む方法。
  17. 【請求項17】 前記アクリレートゴム又はエチレン−
    アクリレートゴムが、側鎖のカルボン酸基、ポリカルボ
    ン酸の無水物、カルボン酸のt−ブチルエステル、又は
    カルボン酸のt−ブトキシカルボニルエステル、又はそ
    れらの組み合わせを有する繰り返し単位を約0.5乃至
    約10モル%有する、請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 前記アクリレートゴム又はエチレン−
    アクリレートゴムが、4乃至15個の炭素原子を有する
    1種以上のアクリレートモノマーからの繰り返し単位を
    約90乃至98モル%の量で有するアクリレートゴムで
    ある、請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 前記アクリレートゴム又はエチレン−
    アクリレートゴムが、約48乃至約80モル%のエチレ
    ンから誘導された繰り返し単位、約1乃至8モル%のカ
    ルボン酸及び/又は無水物基を有する繰り返し単位、及
    び約19乃至約50モル%の、約4乃至約15個の炭素
    原子を有するアルキルアクリレートから誘導された繰り
    返し単位を有するエチレン−アクリレートゴムである、
    請求項17の方法。
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