JPH0937208A - 動画像伸張再生方法および装置 - Google Patents

動画像伸張再生方法および装置

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JPH0937208A
JPH0937208A JP18156295A JP18156295A JPH0937208A JP H0937208 A JPH0937208 A JP H0937208A JP 18156295 A JP18156295 A JP 18156295A JP 18156295 A JP18156295 A JP 18156295A JP H0937208 A JPH0937208 A JP H0937208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録系と表示系を非同期で動作させ、表示系
の画像フレームまたはフィールドをホールドさせおよび
/またはスキップさせることにより、記録系の画像を正
常に再生できる動画像伸張再生方法および装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明の圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法および装置は、記録装置からのデ
ータ転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記
録系時刻よりも所定のフレーム(フィールド)時間進ん
だホールド閾値を設け、表示系時刻がホールド閾値と同
じ値になったときに、その表示系時刻を1フレーム(フ
ィールド)だけホールドすることによって時刻補正を行
い、記録系からの時刻に最も近い表示系のフレーム(フ
ィールド)を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像伸張再生装置
に関する。さらに詳細には、記録系と表示系を非同期で
動作させ、表示系の画像フレームまたはフィールドをホ
ールドさせおよび/またはスキップさせることにより、
記録系の画像を正常に再生できる動画像伸張再生方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEGでの画像圧縮伸張においては、
駒落としをしないで原画像を圧縮し、伝送または蓄積を
行ない、蓄積の場合は、原画像と同一フレーム速度で蓄
積される。復号再生においても原画像と同一フレーム速
度で復号し表示するのが普通である。このため、一般的
には、原画像取り込みから、圧縮、蓄積、伸張、表示ま
でで、クロック同期がとれていなければならず、そのた
めにPLL等の回路が必用であった。また、特殊再生用
に早送りや、スローや、逆再生が要望されるが、従来は
フレーム内符号化のフレームだけを用いたストロボ再生
が用いられており、スムーズな再生ができなかった。
【0003】MPEGには、フレーム内符号化のIピク
チャと、前方からの予測フレーム間符号化のPピクチャ
と、前後の双方向からの予測フレーム間符号化のBピク
チャの3種類があり、Bピクチャに関しては後のフレー
ム間符号化に用いられないためスキップが可能である。
【0004】図16は、従来の動画像伸張再生装置を示
すブロック図である。図16において、1は記録系クロ
ック生成器である。2は記録系クロック、3は記録装置
または受信装置、4は圧縮データ、5はバッファメモ
リ、6は被復号データ、7は復号部、8は蓄積画像、9
は復号用メモリ、10は復号画像、12は表示系クロッ
ク、13は表示部、14は表示画像、15はモニタ、1
9は復号部起動パルス、20は表示系クロック生成器で
ある。ここで、記録系又は記録装置というときは、たと
えば、CD−ROM等の画像が記録された系またはその
CD−ROM装置等を示す。また、受信系または受信装
置というときは、たとえば、テレビジョン装置等のよう
に画像を通信回線によって受信する系またはその受信装
置を示す。
【0005】次に、従来技術の動画像伸張再生装置の動
作について説明する。記録系クロック生成器1から生成
された記録系クロック2を用いて、記録装置3から読み
出され符号化された記録データ4がバッファメモリ5に
転送され蓄積される。この場合、記録系のときは、記録
装置3は圧縮された画像データのソースであり、受信系
のときは受信装置3は回線からの圧縮画像データの中継
の機能をもつ。復号部7の要求に応じバッファメモリ5
から読み出された被復号画像データ6は復号部7に転送
される。復号部7はその画像データを復号し、その復号
画像データはフレーム間復号用または表示用に復号用メ
モリ9に蓄積画像データ8として蓄積される。復号用メ
モリ9から表示すべき画像を復号画像10として表示部
13に転送し、表示部13で表示用の映像信号に変換
し、表示系クロック12からの同期信号を付加し表示画
像14としてモニタ15に出力する。表示系クロック生
成部20は、記録系クロック生成器1からの記録系クロ
ック2を用い、PLL等で同期をとり、表示系クロック
12を生成する。復号部7は各フレーム毎に復号化を行
い、各フレームの復号化を開始する復号部起動パルス1
9は表示部13で生成され、各フレーム毎に一定の時刻
に発生される。この場合記録系クロック2と表示系クロ
ック12が同期しているため、記録系と表示系でのフレ
ーム枚数はマクロ平均的には一致し、長時間復号再生し
ても画像の破綻は生じない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のべたように、従
来例においては、記録系のクロックと表示系のクロック
の同期をとる必要があり、そのためにPLL等の回路を
付加しなければならなかった。
【0007】また、従来例においては、フレーム速度の
異なる記録装置と表示器間で、正常に画像を再生するこ
とは不可能であった。
【0008】また、特殊再生機能として、早送りやスロ
ー等のスムーズな特殊再生ができず、フレーム内符号化
のフレームだけを用いたストロボ再生しかできなかっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するためになされたもので、別々の発生源の
クロックにより、記録系と表示系を独立に動作させ、表
示系の画像フレームまたはフィールドをスキップまたは
ホールドさせることにより、表示系の動作速度を記録系
の動作速度に合致させることによって、フレーム速度の
異なる記録装置と表示器間で、正常に画像を再生するこ
とができる動画像伸張再生方法および装置を提供でき
る。
【0010】本発明は、圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法において:記録装置からのデータ
転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記録系
時刻よりも第1の所定フレーム時間進んだホールド閾値
を設け、表示系時刻がホールド閾値と同じ値になったと
きに、その表示系時刻を1フレームだけホールドするこ
とによって時刻補正を行い、記録系からの時刻に最も近
い表示系のフレームを表示するように構成される。
【0011】本発明は、圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法において:記録装置からのデータ
転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記録系
時刻よりも第1の所定フレーム時間遅れたスキップ閾値
を設け、表示系時刻がスキップ閾値と同じ値になったと
きに、その表示系時刻を1フレームだけスキップするこ
とによって時刻補正を行い、記録系からの時刻に最も近
い表示系のフレームを表示するように構成される。
【0012】本発明は、圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法において:記録装置からのデータ
転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記録系
時刻よりも第1の所定フレーム時間進んだホールド閾値
を設け、表示系時刻がホールド閾値と同じ値になったと
きに、その表示系時刻を1フレームだけホールドするこ
とによって時刻補正を行い、記録系時刻よりも第1の所
定フレーム時間遅れたスキップ閾値を設け、表示系時刻
がスキップ閾値と同じ値になったときに、その表示系時
刻を1フレームだけスキップすることによって時刻補正
を行い、記録系からの時刻に最も近い表示系のフレーム
を表示するように構成される。
【0013】本発明は、さらに、ホールド閾値(B)よ
りもさらに第2の所定フレーム時間進んだヒステリシス
ホールド閾値(J)およびスキップ閾値(F)よりもさ
らに第2の所定フレーム時間遅れたヒステリシススキッ
プ閾値(K)を設け、表示系時刻が最初にホールド閾値
と同じ値になったときに、その表示系時刻を1フレーム
だけホールドすることによって時刻補正を行い、最初の
ホールド後のスキップはヒステリシススキップ閾値
(K)以下のときに行い、一方、表示系時刻が最初にス
キップ閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻を
1フレームだけスキップすることによって時刻補正を行
い、最初のスキップ後のホールドはヒステリシスホール
ド閾値(J)以上のときに行い、記録系からの時刻に最
も近い表示系のフレームを表示するように構成される。
【0014】表示系のフレームを表示する本発明におい
ては、第1の所定フレーム時間は1/2フレーム時間と
なるように構成される。
【0015】表示系のフレームを表示する本発明におい
ては、第2の所定フレーム時間は1/2フレーム時間よ
り小さくなるように構成される。
【0016】本発明は、圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法において:記録装置からのデータ
転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記録系
時刻よりも第1の所定フィールド時間進んだホールド閾
値を設け、表示系時刻がホールド閾値と同じ値になった
ときに、その表示系時刻を1フィールドだけホールドす
ることによって時刻補正を行い、記録系からの時刻に最
も近い表示系のフィールドを表示するように構成され
る。
【0017】本発明は、圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法において:記録装置からのデータ
転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記録系
時刻よりも第1の所定フィールド時間遅れたスキップ閾
値を設け、表示系時刻がスキップ閾値と同じ値になった
ときに、その表示系時刻を1フィールドだけスキップす
ることによって時刻補正を行い、記録系からの時刻に最
も近い表示系のフィールドを表示するように構成され
る。
【0018】本発明は、圧縮された動画像を伸張再生す
る動画像伸張再生方法において:記録装置からのデータ
転送クロックと表示系のクロックを非同期とし、記録系
時刻よりも第1の所定フィールド時間進んだホールド閾
値を設け、表示系時刻がホールド閾値と同じ値になった
ときに、その表示系時刻を1フィールドだけホールドす
ることによって時刻補正を行い、記録系時刻よりも第1
の所定フィールド時間遅れたスキップ閾値を設け、表示
系時刻がスキップ閾値と同じ値になったときに、その表
示系時刻を1フィールドだけスキップすることによって
時刻補正を行い、記録系からの時刻に最も近い表示系の
フィールドを表示するように構成される。
【0019】本発明は、さらに、ホールド閾値(B)よ
りもさらに第2の所定フィールド時間進んだヒステリシ
スホールド閾値(J)およびスキップ閾値(F)よもさ
らに第2の所定フィールド時間遅れたヒステリシススキ
ップ閾値(K)を設け、表示系時刻が最初にホールド閾
値と同じ値になったときに、その表示系時刻を1フィー
ルドだけホールドすることによって時刻補正を行い、最
初のホールド後のスキップはヒステリシススキップ閾値
(K)以下のときに行い、表示系時刻が最初にスキップ
閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻を1フィ
ールドだけスキップすることによって時刻補正を行い、
最初のスキップ後のホールドはヒステリシスホールド閾
値(J)以上のときに行い、記録系からの時刻に最も近
い表示系のフィールドを表示するように構成される。
【0020】本発明においては、第1の所定フィールド
時間は1/2フィールド時間とするように構成される。
【0021】本発明においては、第2の所定フィールド
時間は1/2フィールド時間より小さくなるように構成
される。
【0022】本発明は、フレーム速度の異なる記録装置
と表示器間において、スキップまたはホールドを行うこ
とにより画像データを伸張再生するように構成される。
【0023】本発明は、フレーム速度の異なる記録装置
と表示器間において、ビットストリームの転送速度の制
御および復号フレームの制御を行うことにより、任意の
速度で画像データを再生するように構成される。
【0024】本発明の動画像伸張再生装置においては、
記録系クロックをカウントする記録系カウンタ、表示系
クロックをカウントする表示系カウンタ、および非同期
で動作する記録系カウンタと表示系カウンタとを比較す
るコンパレータを有する復号起動制御部を備え、コンパ
レータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの値よ
りも1/2フレーム時間進んだホールド閾値と同じ値に
なったときに、ホールドパルスおよび復号部起動パルス
を生成し、表示系フレームを1フレームだけホールドす
ることによって表示系のフレーム補正を行い、表示部は
記録系フレームに最も近い表示系のフレームを表示する
ように構成される。
【0025】本発明の動画像伸張再生装置においては、
記録系クロックをカウントする記録系カウンタ、表示系
クロックをカウントする表示系カウンタ、および非同期
で動作する記録系カウンタと表示系カウンタとを比較す
るコンパレータを有する復号起動制御部を備え、コンパ
レータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの値よ
りも1/2フレーム時間遅れたスキップ閾値と同じ値に
なったときに、スキップパルスおよび復号部起動パルス
を生成し、表示系フレームを1フレームだけスキップす
ることによって表示系のフレーム補正を行い、表示部は
記録系フレームに最も近い表示系のフレームを表示する
ように構成される。
【0026】本発明の動画像伸張再生装置においては、
記録系クロックをカウントする記録系カウンタ、表示系
クロックをカウントする表示系カウンタ、および非同期
で動作する記録系カウンタと表示系カウンタとを比較す
るコンパレータを有する復号起動制御部を備え、前記コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フレーム時間進んだホールド閾値と同じ
値になったときに、または表示系カウンタの値が記録系
カウンタの値よりも1/2フレーム時間遅れたスキップ
閾値と同じ値になったときに、ホールドパルスもしくは
スキップパルス並びに復号部起動パルスを生成し、表示
系フレームを1フレームだけホールドまたはスキップす
ることによって表示系のフレーム補正を行い、前記表示
部は記録系フレームに最も近い表示系のフレームを表示
するように構成される。
【0027】本発明の動画像伸張再生装置において、さ
らに、コンパレータは、表示系カウンタの値が最初にホ
ールド閾値と同じ値になったときに、または表示系カウ
ンタの値が最初にスキップ閾値と同じ値になったとき
に、ホールドパルスもしくはスキップパルス並びに復号
部起動パルスを生成し、表示系フレームを1フレームだ
けホールドまたはスキップすることによって表示系のフ
レーム補正を行うと共に、最初のホールドまたはスキッ
プの後は、表示系カウンタの値が、ホールド閾値よりも
さらに進んだヒステリシスホールド閾値(J)と同じ値
になったときに、または、スキップ閾値よりもさらに遅
れたヒステリシススキップ閾値(K)と同じ値になった
ときに、ホールドパルスもしくはスキップパルス並びに
復号部起動パルスを生成し、最初のホールド後のスキッ
プはヒステリシススキップ閾値(K)以下のときに行
い、最初のスキップ後のホールドはヒステリシスホール
ド閾値(J)以上のときに行い、表示部は記録系フレー
ムに最も近い表示系のフレームを表示するように構成さ
れる。
【0028】本発明の動画像伸張再生装置においては、
記録系クロックをカウントする記録系カウンタ、表示系
クロックをカウントする表示系カウンタ、および非同期
で動作する記録系カウンタと表示系カウンタとを比較す
るコンパレータを有する復号起動制御部を備え、コンパ
レータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの値よ
りも1/2フィールド時間進んだホールド閾値と同じ値
になったときに、ホールドパルスおよび復号部起動パル
スを生成し、表示系フィールドを1フィールドだけホー
ルドすることによって表示系のフィールド補正を行い、
表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフィール
ドを表示するように構成される。
【0029】本発明の動画像伸張再生装置においては、
コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタ
の値よりも1/2フィールド時間遅れたスキップ閾値と
同じ値になったときに、スキップパルスおよび復号部起
動パルスを生成し、表示系フィールドを1フィールドだ
けスキップすることによって表示系のフィールド補正を
行い、表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフ
ィールドを表示するように構成される。
【0030】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フィールド時間進んだホールド閾値と同
じ値になったときに、または表示系カウンタの値が記録
系カウンタの値よりも1/2フィールド時間遅れたスキ
ップ閾値と同じ値になったときに、ホールドパルスもし
くはスキップパルス並びに復号部起動パルスを生成し、
表示系フィールドを1フィールドだけホールドまたはス
キップすることによって表示系のフレーム補正を行い、
表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフィール
ドを表示するように構成される。
【0031】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が最初にホールド閾
値と同じ値になったときに、または表示系カウンタの値
が最初にスキップ閾値と同じ値になったときに、ホール
ドパルスもしくはスキップパルス並びに復号部起動パル
スを生成し、表示系フィールドを1フィールドだけホー
ルドまたはスキップすることによって表示系のフィール
ド補正を行うと共に、最初のホールドまたはスキップの
後は、表示系カウンタの値が、ホールド閾値よりもさら
に進んだヒステリシスホールド閾値(J)と同じ値にな
ったときに、または、スキップ閾値よりもさらに遅れた
ヒステリシススキップ閾値(K)と同じ値になったとき
に、ホールドパルスもしくはスキップパルス並びに復号
部起動パルスを生成し、最初のホールド後のスキップは
ヒステリシススキップ閾値(K)以下のときに行い、最
初のスキップ後のホールドはヒステリシスホールド閾値
(J)以上のときに行い、表示部は記録系フィールドに
最も近い表示系のフィールドを表示するように構成され
る。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1による動
画像伸張再生装置を示す図である。図1において、11
は表示系クロック生成器、16は表示同期信号、17は
復号起動制御部、18はホールド/スキップおよび復号
部起動パルスであり、図16中の番号と同一の番号は同
一要素または装置を表すので、詳細な説明は省略する。
【0033】以下に、本発明の動画像伸張再生装置の動
作を図1を用いて説明する。従来例と同一のブロックは
同様の動作を行うが、ここでは重複をいとわず全体の動
作について説明する。記録系クロック生成器1から生成
された記録系クロック2を用いて、記録装置3から読み
出され符号化された記録データ4がバッファメモリ5に
転送され蓄積される。この場合、記録系のときは、記録
装置3は圧縮された画像データのソースであり、受信系
のときは受信装置3は回線からの圧縮画像データの中継
の機能をもつ。復号部7の要求に応じバッファメモリ5
から読み出された被復号画像データ6は復号部7に転送
される。復号部7はその画像データを復号し、その復号
画像データはフレーム間復号用または表示用に復号用メ
モリ9に蓄積画像データ8として蓄積される。
【0034】復号用メモリ9から表示すべき画像を復号
画像10として表示部13に転送し、表示部13で表示
用の映像信号に変換し、表示系クロック12からの同期
信号を付加し表示画像14としてモニタ15に出力す
る。ここで、本発明が従来例と異なるところは、表示系
クロック生成器11が、記録系クロック生成器1と非同
期で独立に設けられ、従って、表示系クロックと記録系
クロックは互いにわずかな精度誤差を含んでもよいこと
である。復号起動制御部17は、記録系クロック生成器
1から生成されて記録系クロック2と表示部13で生成
した表示同期信号16から、ホールド/スキップおよび
復号部起動パルス18を発生し、復号部7のホールド/
スキップの制御および演算起動タイミングを制御する。
【0035】図2は、本発明の復号起動制御部17を示
した図である。図2において、21は記録系カウンタ、
(A)は記録系時刻、23は表示系カウンタ、(C)は
表示系時刻、25はコンパレータである。記録系クロッ
ク2を記録系カウンタ21でカウントして得られた記録
系時刻(A)と、表示同期信号16のフレームパルス等
から表示系カウンタ23でカウントして得られた表示系
時刻(C)をコンパレータ25で比較し、ホールド/ス
キップおよび復号部起動パルス18を出力する。
【0036】実施の形態2.以下に本発明の特徴である
表示系時刻(C)を記録系時刻(A)に合わせる方法に
ついて説明する。図3は表示系時刻(C)におけるフレ
ームをホールドした時の記録系時刻(A)と表示系時刻
(C)を表わす図であり、横軸は記録系時刻(A)、縦
軸は表示系時刻(C)を示す。時刻0から傾き1を有す
る直線(A)は、記録系時刻(A)を示す。この例で
は、ある時間内で、記録系時刻(A)が8フレームであ
り、表示系時刻(C)は9フレームである場合の一例を
示す。この場合、表示系時刻(C)は記録系時刻(A)
から時間と共に徐々にずれていく。直線(A)の上部に
直線(A)と平行にホールド閾値直線(B)を設ける。
このホールド閾値直線(B)は、たとえば、1/2フレ
ーム時間だけ直線(A)より上方に設ける。表示系
(C)のフレームは、この例では、記録系フレームの9
/8倍になっているので、時間が経つにつれ直線(A)
から徐々に離れていく。
【0037】図3においては、表示系時刻(C)は、時
間が経つにつれて、時間0から徐々に直線(A)から離
れ、横軸の第5フレームになったところで、ホールド閾
値直線(B)に一致する。この点は、表示系時刻(C)
が記録系時刻(A)から1/2フレーム進んだことを意
味する。本発明においては、この時点で、表示系時刻
(C)を1フレーム遅らせる。すなわち、直線(E)の
ように、表示系時刻(C)を1フレームだけホールドさ
せる。表示系時刻(C)は、第5のフレームで1フレー
ムだけホールドされ、その後時間が経過するにつれて徐
々に記録系時刻(A)に近づき、第9フレームで記録系
時刻(A)と一致する。すなわち、記録系時刻(A)が
8フレーム進んだときに表示系時刻(C)も8フレーム
進むことになり、表示系時刻(C)は記録系時刻(A)
に同期しているように見える。
【0038】このような方法によって、表示系時刻
(C)がホールド閾値直線(B)と一致したときに表示
系時刻(C)を1フレームホールドすることによって、
長い間には表示系時刻(C)が記録系時刻(A)と同期
するように見える。この場合、表示系(C)のフレーム
が重複するが、現実には表示系(C)と記録系(A)と
のフレーム差は非常に小さいものであり、表示系(C)
のフレームが1つ重複した程度では画像にはほとんど影
響を与えない。直線(D)は表示系時刻(C)をホール
ドしなかった時の直線を示す。この場合は、記録系時刻
(A)が8フレーム進む間に、表示系時刻(C)が9フ
レーム進むので、表示系(C)は記録系(A)と同期が
とれないので、表示画像は乱れることになる。
【0039】図4はこれらのホールド制御における記録
系の表示すべきフレーム番号と実際に表示されるフレー
ム番号の関係を示した図である。図4においては、最初
の第5フレーム表示の後、ホールドが行われ、再度第5
フレームが表示される。
【0040】図5は図3のときの例に比べてホールド閾
値(B)を上方に、たとえば、0.8フレームだけシフ
トした例である。この場合表示系時刻(C)も上方にシ
フトし、その分だけ記録系時刻(A)と平均的に大きな
ずれが生じ、表示すべき時刻よりも、実際の表示が早ま
ってしまい、音声との同期がとれなくなる。従って、本
発明においては、図3に示したように、これらの閾値
を、記録系時刻(A)に対し上方に1/2フレーム時間
だけシフトした位置に定め、表示系時刻(C)が平均的
に記録系時刻(A)と一致するようにした。
【0041】(実施の形態3)同様に、図6は表示系時
刻(C)をスキップする時の記録系時刻(A)と表示系
時刻(C)を表わす図である。この例では、記録系時刻
(A)が8フレームに対し表示系時刻(C)が7フレー
ムの割合でずれていく場合を示す。時刻0から傾き1を
有する直線(A)は、記録系時刻(A)を示す。この例
では、ある時間内で、記録系時刻(A)が8フレームで
あり、表示系時刻(C)は7フレームである場合の一例
を示す。この場合、表示系時刻(C)は記録系時刻
(A)から時間と共に徐々にずれていく。直線(A)の
下部に直線(A)と平行にスキップ閾値直線(F)を設
ける。このスキップ閾値直線(F)は、たとえば、1/
2フレーム時間だけ直線(A)より下方に設ける。表示
系(C)のフレームは、この例では、記録系フレームの
7/8倍になっているので、時間が経つにつれ直線
(A)から徐々に下方に離れていく。
【0042】図6においては、表示系時刻(C)は時間
0から徐々に直線(A)から下方に離れ、横軸の第5フ
レームになったところで、スキップ閾値直線(F)に一
致する。この点は、表示系時刻(C)が記録系時刻
(A)から1/2フレーム遅れたことを意味する。本発
明においては、この時点で、表示系時刻(C)を1フレ
ーム進ませる。すなわち、直線(G)のように、1フレ
ームだけスキップさせる。表示系時刻(C)は、第5の
フレームで1フレームだけスキップされ、その後時間が
経過するにつれて徐々に記録系時刻(A)に近づき、第
9フレームで記録系時刻(A)と一致する。すなわち、
記録系時刻(A)が8フレーム進んだときに表示系時刻
(C)も8フレーム進むことになり、表示系時刻(C)
は記録系時刻(A)に同期しているように見える。
【0043】この例では、説明の都合上8フレーム毎に
表示系時刻(C)が記録系時刻(A)と同期がとれるよ
うになっているが、実際には、この期間は何百または何
千フレームもあり非常に長いものである。なお、スキッ
プすべきフレームがBピクチャでないときは、その次に
くるBピクチャをスキップする。直線(H)は表示系時
刻(C)をスキップしなかった時の直線を示す。この場
合は、記録系時刻(A)が8フレーム進む間に、表示系
時刻(C)が7フレーム進むので、表示系(C)が記録
系A)に同期がとれないので、表示画像は乱れることに
なる。
【0044】図7はこれらのスキップ制御における記録
系の表示すべきフレーム番号と実際に表示されるフレー
ム番号の関係を示した図である。図4においては、第4
フレーム表示の後、スキップが行われ、第5フレームを
とばして第6フレームを表示する様子を表わしている。
【0045】また、同様に、図8は図6のときと比べ大
きなスキップを行うときの例、たとえば、0.8だけス
キップ閾値(F)を下にシフトした場合である。この場
合、表示系時刻(C)も大きく下方にシフトし、その分
だけ表示すべき時刻よりも、実際の表示が遅くなってし
まう。従って、本発明においては、図6に示したよう
に、これらの閾値を、記録系時刻(A)に対し下方に1
/2フレーム時間だけシフトした位置に定め、表示系時
刻(C)が平均的に記録系時刻(A)と一致するように
した。
【0046】実施の形態4.同様に、図9は表示系時刻
(C)をホールドおよびスキップする時の記録系時刻
(A)と表示系時刻(C)を表わす図である。実施の形
態4においては、直線(A)の上部に直線(A)と平行
にホールド閾値直線(B)を設け、さらに、直線(A)
の下部に直線(A)と平行にスキップ閾値直線(F)を
設ける。このホールド閾値直線(B)は、たとえば、1
/2フレーム時間だけ直線(A)より上方に設ける。こ
のスキップ閾値直線(F)は、たとえば、1/2フレー
ム時間だけ直線(A)より下方に設ける。
【0047】図9においては、記録系時刻(A)が8フ
レームに対し表示系時刻(C)が9フレームの割合でず
れていく場合を示しているので、表示系時刻(C)は記
録系時刻(A)から時間と共に徐々にずれていき、ホー
ルド閾値に近づく。もし、記録系時刻(A)が8フレー
ムに対し表示系時刻(C)が7フレームの割合でずれて
いく場合は、表示系時刻(C)は記録系時刻(A)から
時間と共に徐々にずれていき、スキップ閾値に近づく。
このように、実施の形態4においては、記録系時刻
(A)と表示系時刻(C)のいずれが大きくても、表示
系時刻(C)はホールド閾値またはスキップ閾値のいず
れかに近づく。従って、本実施の形態は、ジッタ等によ
って表示系時刻(C)と記録系時刻(A)との進みと遅
れが混在する場合に使用される。
【0048】図10は、図9において、表示系クロック
と記録系クロックとの同期がほぼとれており、ヒステリ
シス特性のない場合に、クロックジッタによって表示系
時刻(C)が変動する時の表示系時刻(C)の推移を示
す図である。図10においては、ホールド閾値(B)と
スキップ閾値(F)とをそれぞれ記録系時刻の上下1/
2フレームだけシフトした位置に設定する。表示系時刻
(C)は、徐々にホールド閾値(B)に近づきX点でホ
ールド閾値と同じ値になり、その点でホールドされる。
次に、表示系時刻(C)は時間の経過と共に、X点から
徐々にキップ閾値(F)から離れていく。しかし、たと
えば、Y点でジッタによりクロックの変動が起き、表示
系時刻(C)はY点以降で徐々に遅り、Z地点でスキッ
プ閾値(F)と同じ値になるとすると、表示系時刻
(C)はZ点においてスキップされる。ジッタが激しい
場合には、表示系時刻(C)はホールドとスキップ間を
往復し、なかなか記録系時刻(A)と同期しないことに
なる。
【0049】実施の形態5.上記の問題点を解決するた
めに、図11に示すような実施の形態5の方法が用いら
れる。図11は、図9で示されるホールド閾値(B)の
上にさらにヒステリシスホールド閾値(J)を定め、ス
キップ閾値(F)の下にさらにヒステリシススキップ閾
値(K)を定めたものである。ホールド後のスキップは
ヒステリシススキップ閾値(K)以下のときに行い、同
様に、スキップ後のホールドはヒステリシスホールド閾
値(J)以上のときに行うようにした。これにより、ジ
ッタが生じてもホールドとスキップが連続して発生する
ことを防止することができる。
【0050】図11を用いて、ヒステリシスホールド閾
値(J)およびヒステリシススキップ閾値(K)を設け
た場合の動作についてさらに詳細に説明する。表示系時
刻(C)は徐々にホールド閾値に近づきX点でホールド
閾値(B)と同じになりその点でホールドされる。次
に、表示系時刻(C)はX点から徐々に上昇するが、た
とえば、上と同様に、Y点でジッタによるクロック変動
が起き、表示系時刻(C)はY点以降は徐々に遅くなり
Z点でスキップ閾値と同じになるとする。この場合は、
ヒステリシススキップ閾値を設けてあるので、表示系時
刻(C)はZ点においてスキップされることなく、次の
ヒステリシススキップ閾値(K)に到達するまでスキッ
プすることはない。従って、ジッタが激しい場合でも、
表示系時刻(C)はホールドとスキップが繰り返して行
われる頻度を減少させることができる。
【0051】実施の形態6.画像の復号はフレーム単位
であるが、表示装置であるモニタがNTSCのようにイ
ンターレースの場合、実施の形態2の表示画像の制御を
フレーム単位でなくフィールド単位で行うことができ
る。この場合ホールド閾値(B)を図12に示すように
記録系時刻(A)の上方に1/4フレーム、すなわち、
+1/2フィールド離れた位置に設定する。表示系時刻
(C)がホールド閾値(B)以上になったとき、表示系
時刻(C)は1フィールド分ホールドされ、このとき表
示系時刻(C)から1フィールド時間を引き算し、記録
系時刻(A)に近づくようにする。
【0052】図13はホールド制御における記録系
(A)の表示すべきフレーム番号と、実際に表示される
フレーム番号および奇数フィールド(o)か偶数フィー
ルド(e)かの区別を示した。図13において、最初の
3o、3e表示の後再びホールドにより3oが、また、
最初の6e、6o表示の後再びホールドにより6eが表
示される。実施の形態6によれば、実施の形態2の画像
出力であるフレーム単位のスキップ制御に比べて、画像
がよりスムーズに表示される。
【0053】実施の形態7.実施の形態6においては、
表示画像のホールド制御をフレーム単位でなくフィール
ド単位で行う例を示した。実施の形態7においては、表
示系時刻(C)をフィールド単位のスキップ制御で行う
例を示す。この場合スキップ閾値(F)を図14に示す
ように記録系時刻(A)の下方に1/4フレーム、すな
わち、−1/2フィールド離れた位置に設定する。表示
系時刻(C)がスキップ閾値(F)以下になったとき、
表示系時刻(C)は1フィールド分スキップされ、この
とき表示系時刻(C)から1フィールド時間を足し算
し、記録系時刻(A)に近づくようにする。
【0054】図15はスキップ制御における記録系
(A)の表示すべきフレーム番号と、実際に表示される
フレーム番号および奇数フィールド(o)か偶数フィー
ルド(e)かの区別を示した。図15においては、2
e、3o表示の後、3eがスキップされ、また、6o、
7e表示の後、7oがスキップされる。実施の形態6に
よれば、実施の形態3の画像出力であるフレーム単位の
スキップ制御に比べて、画像がよりスムーズに表示され
る。
【0055】実施の形態8.本発明によれば、記録系と
表示系でフレームレートが異なる場合でも、本実施の形
態の図1による動画像再生装置をそのまま用いて復号伸
張を行うことができる。たとえば、記録装置3の画像フ
ォーマットがNTSC、モニタ15の画像フォーマット
がPALのとき、記録装置3から転送される動画像は約
30フレーム/秒、表示系は25フレーム/秒であり、
実施の形態3によるスキップ動作によりスムーズに画像
が表示される。
【0056】逆に、記録装置3の画像フォーマットがP
AL、モニタ15の画像フォーマットがNTSCのと
き、記録装置3から転送される動画像は25フレーム/
秒、表示系は約30フレーム/秒であり、実施の形態2
によるホールド動作によりスムーズに画像が表示され
る。
【0057】実施の形態9.蓄積メディアからの再生表
示において、本実施の形態の図1による動画像再生装置
をそのまま用い、記録系クロック2の周波数を上げ、記
録装置3から通常の場合の速度より速い速度で圧縮デー
タを転送して復号表示させることができる。この場合、
実施の形態3によるスキップ動作が実行され、スムーズ
な早送り再生が実現できる。
【0058】逆に記録系クロック2の周波数を下げ、記
録装置3から通常の場合の速度より遅い速度で圧縮デー
タを転送して復号表示させることができる。この場合、
実施の形態2によるホールド動作が実行され、スムーズ
なスロー再生が実現できる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、表示系の画像フレーム
またはフィールドをホールドまたはスキップさせること
により、記録系の動作速度に表示系の動作速度を合致さ
せたので、別々の発生源のクロックにより記録系と表示
系を独立に動作させることができる。さらに、PLL等
のクロック同期回路が不要となる。
【0060】本発明は、記録系時刻よりも第1の所定フ
レーム時間進んだホールド閾値を設け、表示系時刻がホ
ールド閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻を
1フレームだけホールドすることによって時刻補正を行
うので、PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0061】本発明は、記録系時刻よりも第1の所定フ
レーム時間遅れたスキップ閾値を設け、表示系時刻がス
キップ閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻を
1フレームだけスキップすることによって時刻補正を行
うので、PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0062】本発明は、記録系時刻よりも第1の所定フ
レーム時間進んだホールド閾値を設け、表示系時刻がホ
ールド閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻を
1フレームだけホールドすることによって時刻補正を行
い、記録系時刻よりも第1の所定フレーム時間遅れたス
キップ閾値を設け、表示系時刻がスキップ閾値と同じ値
になったときに、その表示系時刻を1フレームだけスキ
ップすることによって時刻補正を行うので、PLL等の
クロック同期回路が不要となる。
【0063】本発明は、ホールド閾値よりもさらに第2
の所定フレーム時間進んだヒステリシスホールド閾値を
設け、スキップ閾値よりもさらに第2の所定フレーム時
間遅れたヒステリシススキップ閾値を設けたので、ヒス
テリシス特性をもたせ、記録装置からのデータ転送クロ
ックと表示系のクロックにジッタがある場合に、スキッ
プとホールドが交互に起きることを防止できる。
【0064】本発明においては、第1の所定フレーム時
間は1/2フレーム時間とするので、一定に時間に内に
必ず記録系と表示系とが一致するようにできる。
【0065】本発明においては、第2の所定フレーム時
間は1/2フレーム時間より小さくなるようにするの
で、ジッタが生じても表示系時刻(C)がホールド閾値
とスキップ閾値間で連続して往復することを防止でき
る。
【0066】本発明は、記録装置からの記録系時刻より
も第1の所定フィールド時間進んだホールド閾値を設
け、表示系時刻がホールド閾値と同じ値になったとき
に、その表示系時刻を1フィールドだけホールドするこ
とによって時刻補正を行うので、表示装置であるモニタ
がNTSCのようにインターレースの場合、表示画像の
制御をフレーム単位でなくフィールド単位で行うことが
できる。
【0067】本発明は、記録系時刻よりも第1の所定フ
ィールド時間遅れたスキップ閾値を設け、表示系時刻が
スキップ閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻
を1フィールドだけスキップすることによって時刻補正
を行うので、表示装置であるモニタがNTSCのように
インターレースの場合、表示画像の制御をフレーム単位
でなくフィールド単位で行うことができる。
【0068】本発明は、記録系時刻よりも第1の所定フ
ィールド時間進んだホールド閾値を設け、表示系時刻が
ホールド閾値と同じ値になったときに、その表示系時刻
を1フィールドだけホールドすることによって時刻補正
を行い、記録系時刻よりも第1の所定フィールド時間遅
れたスキップ閾値を設け、表示系時刻がスキップ閾値と
同じ値になったときに、その表示系時刻を1フィールド
だけスキップすることによって時刻補正を行うので、表
示装置であるモニタがNTSCのようにインターレース
の場合、表示画像の制御をフレーム単位でなくフィール
ド単位で行うことができる。
【0069】本発明は、ホールド閾値よりもさらに第2
の所定フィールド時間進んだヒステリシスホールド閾値
を設け、さらにスキップ閾値よりもさらに第2の所定フ
ィールド時間遅れたヒステリシススキップ閾値を設ける
ので、表示装置であるモニタがNTSCのようにインタ
ーレースの場合、表示画像の制御をフレーム単位でなく
フィールド単位で行うことができる。
【0070】本発明においては、第1の所定フィールド
時間は1/2フィールド時間とするので、一定時間内に
必ず記録系と表示系とが一致するようにできる。
【0071】本発明においては、第2の所定フィールド
時間は1/2フィールド時間より小さくなるようにする
ので、ジッタが生じても表示系時刻(C)がホールド閾
値とスキップ閾値間で連続して往復することを防止でき
る。
【0072】本発明は、フレーム速度の異なる記録装置
と表示器間において、スキップまたはホールドを行うこ
とにより画像データを伸張再生するので、ジッタが激し
い場合でも、表示系時刻(C)がホールド閾値とスキッ
プ閾値間を頻繁に往復することを防止できる。
【0073】本発明は、フレーム速度の異なる記録装置
と表示器間において、ビットストリームの転送速度の制
御および復号フレームの制御を行うことにより、任意の
速度で画像データを再生するので、可変速度のスムーズ
な早送り、スロー再生を実現できる。
【0074】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フレーム時間進んだホールド閾値と同じ
値になったときに、ホールドパルスおよび復号部起動パ
ルスを生成し、表示系フレームを1フレームだけホール
ドすることによって表示系のフレーム補正を行うので、
PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0075】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フレーム時間遅れたスキップ閾値と同じ
値になったときに、スキップパルスおよび復号部起動パ
ルスを生成し、表示系フレームを1フレームだけスキッ
プすることによって表示系のフレーム補正を行うので、
PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0076】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フレーム時間進んだホールド閾値と同じ
値になったときに、または表示系カウンタの値が記録系
カウンタの値よりも1/2フレーム時間遅れたスキップ
閾値と同じ値になったときに、ホールドパルスもしくは
スキップパルス並びに復号部起動パルスを生成し、表示
系フレームを1フレームだけホールドまたはスキップす
ることによって表示系のフレーム補正を行うので、PL
L等のクロック同期回路が不要となる。
【0077】本発明の動画像伸張再生装置におい、コン
パレータは、最初のホールド後のスキップはヒステリシ
ススキップ閾値(K)以下のときに行い、最初のスキッ
プ後のホールドはヒステリシスホールド閾値(J)以上
のときに行うので、記録装置からのデータ転送クロック
と表示系のクロックにジッタがある場合に、スキップと
ホールドが交互に起きることを防止できる。
【0078】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フィールド時間進んだホールド閾値と同
じ値になったときに、ホールドパルスおよび復号部起動
パルスを生成し、表示系フィールドを1フィールドだけ
ホールドすることによって表示系のフィールド補正を行
うので、PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0079】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フィールド時間遅れたスキップ閾値と同
じ値になったときに、スキップパルスおよび復号部起動
パルスを生成し、表示系フィールドを1フィールドだけ
スキップすることによって表示系のフィールド補正を行
うので、PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0080】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウンタの
値よりも1/2フィールド時間進んだホールド閾値と同
じ値になったときに、または表示系カウンタの値が記録
系カウンタの値よりも1/2フィールド時間遅れたスキ
ップ閾値と同じ値になったときに、ホールドパルスもし
くはスキップパルス並びに復号部起動パルスを生成し、
表示系フィールドを1フィールドだけホールドまたはス
キップすることによって表示系のフレーム補正を行うの
で、PLL等のクロック同期回路が不要となる。
【0081】本発明の動画像伸張再生装置において、コ
ンパレータは、最初のホールド後のスキップはヒステリ
シススキップ閾値(K)以下のときに行い、最初のスキ
ップ後のホールドはヒステリシスホールド閾値(J)以
上のときに行うので、記録装置からのデータ転送クロッ
クと表示系のクロックにジッタがある場合に、スキップ
とホールドが交互に起きることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態による動画像伸張再生
装置を示す図である。
【図2】 本発明による復号起動制御部を示す図であ
る。
【図3】 本発明のホールド時の記録系時刻と表示系時
刻との関係を示す図である。
【図4】 本発明によるホールド制御のタイミングを示
す図である。
【図5】 ホールド閾値を上げた場合の表示系時刻の推
移を示す図である。
【図6】 本発明のスキップ時の記録系時刻と表示系時
刻との関係を示す図である。
【図7】 本発明によるスキップ制御のタイミングを示
す図である。
【図8】 スキップ閾値を下げた場合の表示系時刻の推
移を示す図である。
【図9】 本発明のホールドおよびスキップ時の記録系
時刻と表示系時刻との関係を示す図である。
【図10】 本発明のヒステリシス特性のない場合の、
クロックジッタ時の表示系時刻の推移を示す図である。
【図11】 本発明のヒステリシス特性がある場合の、
クロックジッタ時の表示系時刻の推移を示す図である。
【図12】 本発明のフィールド制御時のホールド時の
記録系時刻と表示系時刻との関係を示す図である。
【図13】 本発明によるフィールド単位のホールド制
御のタイミングを示す図である。
【図14】 本発明のフィールド制御時のスキップ時の
記録系時刻と表示系時刻との関係を示す図である。
【図15】 本発明によるフィールド単位のスキップ制
御のタイミングを示す図である。
【図16】 従来の動画像伸張再生装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 記録系クロック生成器 2 記録系クロック 3 記録装置 4 圧縮データ 5 バッファメモリ 6 被復号データ 7 復号部 8 蓄積画像 9 復号用メモリ 10 復号画像 11 表示系クロック生成部 12 表示系クロック 13 表示部 14 表示画像 15 モニタ 16 表示同期信号 17 復号起動制御部 18 ホールド/スキップおよび復号部起動パルス 19 復号部起動パルス 20 表示系クロック生成部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮された動画像を伸張再生する動画像
    伸張再生方法において:記録装置または受信装置(以下
    記録装置という)からのデータ転送クロックと表示系の
    クロックを非同期とし、 記録系または受信系(以下記録系という)時刻よりも第
    1の所定フレーム時間進んだホールド閾値を設け、 表示系時刻が前記ホールド閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フレームだけホールドすること
    によって時刻補正を行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフレームを表示す
    ることを特徴とする動画像伸張再生方法。
  2. 【請求項2】 圧縮された動画像を伸張再生する動画像
    伸張再生方法において:記録装置からのデータ転送クロ
    ックと表示系のクロックを非同期とし、 記録系時刻よりも第1の所定フレーム時間遅れたスキッ
    プ閾値を設け、 表示系時刻が前記スキップ閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フレームだけスキップすること
    によって時刻補正を行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフレームを表示す
    ることを特徴とする動画像伸張再生方法。
  3. 【請求項3】 圧縮された動画像を伸張再生する動画像
    伸張再生方法において:記録装置からのデータ転送クロ
    ックと表示系のクロックを非同期とし、 記録系時刻よりも第1の所定フレーム時間進んだホール
    ド閾値を設け、 表示系時刻が前記ホールド閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フレームだけホールドすること
    によって時刻補正を行い、 記録系時刻よりも第1の所定フレーム時間遅れたスキッ
    プ閾値を設け、 表示系時刻が前記スキップ閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フレームだけスキップすること
    によって時刻補正を行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフレームを表示す
    ることを特徴とする動画像伸張再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の動画像伸張再生方法にお
    いて:さらに、 ホールド閾値(B)よりもさらに第2の所定フレーム時
    間進んだヒステリシスホールド閾値(J)およびスキッ
    プ閾値(F)よりもさらに第2の所定フレーム時間遅れ
    たヒステリシススキップ閾値(K)を設け、 表示系時刻が最初にホールド閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フレームだけホールドすること
    によって時刻補正を行い、最初のホールド後のスキップ
    はヒステリシススキップ閾値(K)以下のときに行い、 一方、表示系時刻が最初にスキップ閾値と同じ値になっ
    たときに、その表示系時刻を1フレームだけスキップす
    ることによって時刻補正を行い、最初のスキップ後のホ
    ールドはヒステリシスホールド閾値(J)以上のときに
    行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフレームを表示す
    ることを特徴とする動画像伸張再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の動画像
    伸張再生方法において:第1の所定フレーム時間は1/
    2フレーム時間とすることを特徴とする動画像伸張再生
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の動画像伸張再生方法にお
    いて:第2の所定フレーム時間は1/2フレーム時間よ
    り小さいことを特徴とする動画像伸張再生方法。
  7. 【請求項7】 圧縮された動画像を伸張再生する動画像
    伸張再生方法において:記録装置からのデータ転送クロ
    ックと表示系のクロックを非同期とし、 記録系時刻よりも第1の所定フィールド時間進んだホー
    ルド閾値を設け、 表示系時刻が前記ホールド閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フィールドだけホールドするこ
    とによって時刻補正を行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフィールドを表示
    することを特徴とする動画像伸張再生方法。
  8. 【請求項8】 圧縮された動画像を伸張再生する動画像
    伸張再生方法において:記録装置からのデータ転送クロ
    ックと表示系のクロックを非同期とし、 記録系時刻よりも第1の所定フィールド時間遅れたスキ
    ップ閾値を設け、 表示系時刻が前記スキップ閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フィールドだけスキップするこ
    とによって時刻補正を行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフィールドを表示
    することを特徴とする動画像伸張再生方法。
  9. 【請求項9】 圧縮された動画像を伸張再生する動画像
    伸張再生方法において:記録装置からのデータ転送クロ
    ックと表示系のクロックを非同期とし、 記録系時刻よりも第1の所定フィールド時間進んだホー
    ルド閾値を設け、 表示系時刻が前記ホールド閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フィールドだけホールドするこ
    とによって時刻補正を行い、 記録系時刻よりも第1の所定フィールド時間遅れたスキ
    ップ閾値を設け、 表示系時刻が前記スキップ閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フィールドだけスキップするこ
    とによって時刻補正を行い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフィールドを表示
    することを特徴とする動画像伸張再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の動画像伸張再生方法に
    おいて:さらに、 ホールド閾値(B)よりもさらに第2の所定フィールド
    時間進んだヒステリシスホールド閾値(J)およびスキ
    ップ閾値(F)よもさらに第2の所定フィールド時間遅
    れたヒステリシススキップ閾値(K)を設け、 表示系時刻が最初にホールド閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フィールドだけホールドするこ
    とによって時刻補正を行い、最初のホールド後のスキッ
    プはヒステリシススキップ閾値(K)以下のときに行
    い、 表示系時刻が最初にスキップ閾値と同じ値になったとき
    に、その表示系時刻を1フィールドだけスキップするこ
    とによって時刻補正を行い、最初のスキップ後のホール
    ドはヒステリシスホールド閾値(J)以上のときに行
    い、 記録系からの時刻に最も近い表示系のフィールドを表示
    することを特徴とする動画像伸張再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜9のいずれかに記載の動画
    像伸張再生方法において:第1の所定フレーム時間は1
    /2フィールド時間とすることを特徴とする動画像伸張
    再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の動画像伸張再生方法
    において:第2の所定フレーム時間は1/2フィールド
    時間より小さいことを特徴とする動画像伸張再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の動
    画像伸張再生方法において:フレーム速度の異なる記録
    装置と表示器間において、スキップまたはホールドを行
    うことにより画像データを伸張再生することを特徴とす
    る動画像伸張再生方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜12のいずれかに記載の動
    画像伸張再生方法において:フレーム速度の異なる記録
    装置と表示器間において、ビットストリームの転送速度
    の制御および復号フレームの制御を行うことにより、任
    意の速度で画像データを再生することを特徴とする動画
    像伸張再生方法。
  15. 【請求項15】 画像源を有する記録装置、画像源と同
    期したクロックを生成する記録系クロック生成器、読み
    出された画像データをストアするバッファメモリ、画像
    データを復号化する復号部、画像データを表示するため
    に映像信号に変換する表示部、画像を映し出すモニタ、
    表示部用クロックを生成する表示系クロック生成器から
    構成され、圧縮された動画像を伸張再生する動画像伸張
    再生装置において:記録系クロックをカウントする記録
    系カウンタ、表示系クロックをカウントする表示系カウ
    ンタ、および非同期で動作する記録系カウンタと表示系
    カウンタとを比較するコンパレータを有する復号起動制
    御部を備え、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウ
    ンタの値よりも1/2フレーム時間進んだホールド閾値
    と同じ値になったときに、ホールドパルスおよび復号部
    起動パルスを生成し、表示系フレームを1フレームだけ
    ホールドすることによって表示系のフレーム補正を行
    い、 前記表示部は記録系フレームに最も近い表示系のフレー
    ムを表示することを特徴とする動画像伸張再生装置。
  16. 【請求項16】 画像源を有する記録装置、画像源と同
    期したクロックを生成する記録系クロック生成器、読み
    出された画像データをストアするバッファメモリ、画像
    データを復号化する復号部、画像データを表示するため
    に映像信号に変換する表示部、画像を映し出すモニタ、
    表示部用クロックを生成する表示系クロック生成器から
    構成され、圧縮された動画像を伸張再生する動画像伸張
    再生装置において:記録系クロックをカウントする記録
    系カウンタ、表示系クロックをカウントする表示系カウ
    ンタ、および非同期で動作する記録系カウンタと表示系
    カウンタとを比較するコンパレータを有する復号起動制
    御部を備え、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウ
    ンタの値よりも1/2フレーム時間遅れたスキップ閾値
    と同じ値になったときに、スキップパルスおよび復号部
    起動パルスを生成し、表示系フレームを1フレームだけ
    スキップすることによって表示系のフレーム補正を行
    い、 前記表示部は記録系フレームに最も近い表示系のフレー
    ムを表示することを特徴とする動画像伸張再生装置。
  17. 【請求項17】 画像源を有する記録装置、画像源と同
    期したクロックを生成する記録系クロック生成器、読み
    出された画像データをストアするバッファメモリ、画像
    データを復号化する復号部、画像データを表示するため
    に映像信号に変換する表示部、画像を映し出すモニタ、
    表示部用クロックを生成する表示系クロック生成器から
    構成され、圧縮された動画像を伸張再生する動画像伸張
    再生装置において:記録系クロックをカウントする記録
    系カウンタ、表示系クロックをカウントする表示系カウ
    ンタ、および非同期で動作する記録系カウンタと表示系
    カウンタとを比較するコンパレータを有する復号起動制
    御部を備え、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウ
    ンタの値よりも1/2フレーム時間進んだホールド閾値
    と同じ値になったときに、または表示系カウンタの値が
    記録系カウンタの値よりも1/2フレーム時間遅れたス
    キップ閾値と同じ値になったときに、ホールドパルスも
    しくはスキップパルス並びに復号部起動パルスを生成
    し、表示系フレームを1フレームだけホールドまたはス
    キップすることによって表示系のフレーム補正を行い、 前記表示部は記録系フレームに最も近い表示系のフレー
    ムを表示することを特徴とする動画像伸張再生装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の動画像伸張再生装置
    において:さらに、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が最初にホー
    ルド閾値と同じ値になったときに、または表示系カウン
    タの値が最初にスキップ閾値と同じ値になったときに、
    ホールドパルスもしくはスキップパルス並びに復号部起
    動パルスを生成し、表示系フレームを1フレームだけホ
    ールドまたはスキップすることによって表示系のフレー
    ム補正を行うと共に、 最初のホールドまたはスキップの後は、表示系カウンタ
    の値が、ホールド閾値よりもさらに進んだヒステリシス
    ホールド閾値(J)と同じ値になったときに、または、
    スキップ閾値よりもさらに遅れたヒステリシススキップ
    閾値(K)と同じ値になったときに、ホールドパルスも
    しくはスキップパルス並びに復号部起動パルスを生成
    し、最初のホールド後のスキップはヒステリシススキッ
    プ閾値(K)以下のときに行い、最初のスキップ後のホ
    ールドはヒステリシスホールド閾値(J)以上のときに
    行い、 前記表示部は記録系フレームに最も近い表示系のフレー
    ムを表示することを特徴とする動画像伸張再生装置。
  19. 【請求項19】 画像源を有する記録装置、画像源と同
    期したクロックを生成する記録系クロック生成器、読み
    出された画像データをストアするバッファメモリ、画像
    データを復号化する復号部、画像データを表示するため
    に映像信号に変換する表示部、画像を映し出すモニタ、
    表示部用クロックを生成する表示系クロック生成器から
    構成され、圧縮された動画像を伸張再生する動画像伸張
    再生装置において:記録系クロックをカウントする記録
    系カウンタ、表示系クロックをカウントする表示系カウ
    ンタ、および非同期で動作する記録系カウンタと表示系
    カウンタとを比較するコンパレータを有する復号起動制
    御部を備え、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウ
    ンタの値よりも1/2フィールド時間進んだホールド閾
    値と同じ値になったときに、ホールドパルスおよび復号
    部起動パルスを生成し、表示系フィールドを1フィール
    ドだけホールドすることによって表示系のフィールド補
    正を行い、 前記表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフィ
    ールドを表示することを特徴とする動画像伸張再生装
    置。
  20. 【請求項20】 画像源を有する記録装置、画像源と同
    期したクロックを生成する記録系クロック生成器、読み
    出された画像データをストアするバッファメモリ、画像
    データを復号化する復号部、画像データを表示するため
    に映像信号に変換する表示部、画像を映し出すモニタ、
    表示部用クロックを生成する表示系クロック生成器から
    構成され、圧縮された動画像を伸張再生する動画像伸張
    再生装置において:記録系クロックをカウントする記録
    系カウンタ、表示系クロックをカウントする表示系カウ
    ンタ、および非同期で動作する記録系カウンタと表示系
    カウンタとを比較するコンパレータを有する復号起動制
    御部を備え、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウ
    ンタの値よりも1/2フィールド時間遅れたスキップ閾
    値と同じ値になったときに、スキップパルスおよび復号
    部起動パルスを生成し、表示系フィールドを1フィール
    ドだけスキップすることによって表示系のフィールド補
    正を行い、 前記表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフィ
    ールドを表示することを特徴とする動画像伸張再生装
    置。
  21. 【請求項21】 画像源を有する記録装置、画像源と同
    期したクロックを生成する記録系クロック生成器、読み
    出された画像データをストアするバッファメモリ、画像
    データを復号化する復号部、画像データを表示するため
    に映像信号に変換する表示部、画像を映し出すモニタ、
    表示部用クロックを生成する表示系クロック生成器から
    構成され、圧縮された動画像を伸張再生する動画像伸張
    再生装置において:記録系クロックをカウントする記録
    系カウンタ、表示系クロックをカウントする表示系カウ
    ンタ、および非同期で動作する記録系カウンタと表示系
    カウンタとを比較するコンパレータを有する復号起動制
    御部を備え、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が記録系カウ
    ンタの値よりも1/2フィールド時間進んだホールド閾
    値と同じ値になったときに、または表示系カウンタの値
    が記録系カウンタの値よりも1/2フィールド時間遅れ
    たスキップ閾値と同じ値になったときに、ホールドパル
    スもしくはスキップパルス並びに復号部起動パルスを生
    成し、表示系フィールドを1フィールドだけホールドま
    たはスキップすることによって表示系のフレーム補正を
    行い、 前記表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフィ
    ールドを表示することを特徴とする動画像伸張再生装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の動画像伸張再生装置
    において:さらに、 前記コンパレータは、表示系カウンタの値が最初にホー
    ルド閾値と同じ値になったときに、または表示系カウン
    タの値が最初にスキップ閾値と同じ値になったときに、
    ホールドパルスもしくはスキップパルス並びに復号部起
    動パルスを生成し、表示系フィールドを1フィールドだ
    けホールドまたはスキップすることによって表示系のフ
    ィールド補正を行うと共に、 最初のホールドまたはスキップの後は、表示系カウンタ
    の値が、ホールド閾値よりもさらに進んだヒステリシス
    ホールド閾値(J)と同じ値になったときに、または、
    スキップ閾値よりもさらに遅れたヒステリシススキップ
    閾値(K)と同じ値になったときに、ホールドパルスも
    しくはスキップパルス並びに復号部起動パルスを生成
    し、最初のホールド後のスキップはヒステリシススキッ
    プ閾値(K)以下のときに行い、最初のスキップ後のホ
    ールドはヒステリシスホールド閾値(J)以上のときに
    行い、 前記表示部は記録系フィールドに最も近い表示系のフィ
    ールドを表示することを特徴とする動画像伸張再生装
    置。
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