JPH0934751A - マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路 - Google Patents

マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路

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Publication number
JPH0934751A
JPH0934751A JP7185113A JP18511395A JPH0934751A JP H0934751 A JPH0934751 A JP H0934751A JP 7185113 A JP7185113 A JP 7185113A JP 18511395 A JP18511395 A JP 18511395A JP H0934751 A JPH0934751 A JP H0934751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
counter
counters
circuit
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP7185113A
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English (en)
Inventor
Nobuo Terasaki
宣生 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH0934751A publication Critical patent/JPH0934751A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイム・アップ時間の正確な設定が可能であ
ること、並びに耐ノイズ性の向上、発振停止対策の具備
などによって高信頼度化を図ること。 【解決手段】 複数のクロック源を持つマイクロコンピ
ュータ・システムにおいて、複数のクロック源とカウン
タ回路を用いてリトリガブル・タイマを構成し、その後
段にカウント・アップ情報をラッチするラッチ回路、例
えばD−フリップ・フロップを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サが正常に動作していることを監視するためのウォッチ
ドッグタイマ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ・システムにおい
て、マイクロプロセッサが正常に動作しているかどうか
を監視し、上位のコンピュータ・システムや外部システ
ムにその内容を知らせることは、コンピュータ・システ
ム全体のRAS機能にとって非常に重要な機能である。
マイクロプロセッサが正常に動作していることを監視す
る方法には、ソフトウェアによるものとハードウェアに
よるものの2種類の監視方法がある。
【0003】ソフトウェア方式によるものは、ソフトウ
ェアのバック・グラウンド等において、あるアドレスを
定期的にアクセス(リードまたはライト動作)すること
(該当アドレスをアクセスした条件により、ハードウェ
アによるデコード回路から信号を出力すること)によ
り、リトリガブル・タイマを起動する方法である。
【0004】ハードウェア方式によるものは、マイクロ
プロセッサがバス・サイクルをスタートする時に出力す
る信号(ASTB:アドレス・ストローブ信号、DST
B:データ・ストローブ信号、BCYST:バス・サイ
クル・スタート信号等)をトリガとして、リトリガブル
・タイマを起動する方法である。また、マイクロプロセ
ッサの動作を保証するための水晶発振器の出力をトリガ
として、リトリガブル・タイマを起動する方法もある。
【0005】何れの場合も、リトリガブル・タイマを起
動し、このタイマがタイム・アップした時を異常時とし
て認識し、上位コンピュータ・システムや外部システム
に知らせる方法がとられている。一般的には、ソフトウ
ェア方式とハードウェア方式を併用することにより、R
AS機能の性能アップを図っている。
【0006】現在、一般的には、LS(low−pow
er schottky)TTL、CMOS等のワンシ
ョットタイマIC(74LS123、74HC123A
等)を用いて、C−R(コンデンサ、抵抗)の時定数に
より、リトリガブル・タイマのタイム・アップ時間を決
定している。その回路構成を図5に示す。図中、51は
ワンショットタイマIC、52はラッチ回路として使用
するD−フリップ・フロップで、ワンショットタイマI
C51の外部に時定数用にコンデンサ(C)53と抵抗
(R)54を付加している。
【0007】一方、水晶発振器とカウンタ回路を用いて
リトリガブル・タイマを構成したものがある。この種の
タイマは、そのタイム・アップ時間を正確に設定するこ
とができる。その回路構成を図6に示す。図中、61は
クロック(水晶発振器の発振出力またはその分周出力)
を入力とするカウンタ、62はラッチ回路として使用す
るD−フリップ・フロップである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、LS−TT
L、CMOS等のワンショットタイマIC(74LS1
23、74HC123A等)51を用いた場合、タイム
・アップ時間を決定するために時定数用C−R(コンデ
ンサ、抵抗)53、54を付設しなければならないが、
CR時定数のバラツキにより、タイマのタイム・アップ
時間に大きな誤差を生じることが考えられる。また、7
4LS123、74HC123A等のデバイスは、ノイ
ズに非常に弱く、外部要因(コンピュータ・システムの
外部)によるノイズ等で、リトリガブル・タイマがリト
リガされてしまう場合がある。
【0009】一方、水晶発振器とカウンタ回路61を用
いてリトリガブル・タイマを構成した場合は、タイム・
アップ時間は正確に設定できるが、水晶発振器が故障し
て発振が停止した場合、タイム・アップすることができ
ないという欠点を有する。
【0010】そこで本発明は、上記課題を解決し、高精
度・高信頼度のマイクロコンピュータのウォッチドッグ
タイマ回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のクロッ
ク源を持つマイクロコンピュータ・システムにおいて、
複数のクロック源とカウンタ回路を用い、監視対象のク
ロックをクリア信号として、このクリア用クロックの停
止時に入力クロックを所定数カウントしてカウント・ア
ップ出力を生じるようにリトリガブル・タイマ全体を構
成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。本発明は、二つ以上のクロック
源(発振源)を持つマイクロコンピュータ・システムに
適用する。
【0013】実施形態1 図1は基本回路のブロック図で、2種類の独立したクロ
ックCLK1、CLK2を用いてクロック停止の検出を
行うようにしている。図1において、1〜4はカウン
タ、5及び6はインバータ回路、7及び8はオア(O
R)回路、9及び10はラッチ回路として使用するD−
フリップ・フロップである。クロックCLK1は、カウ
ンタ1及び2のクロック入力端子とカウンタ3のクリア
端子には直接、カウンタ4のクリア端子にはインバータ
回路6を介して入力するようにしている。また、クロッ
クCLK2は、カウンタ3及び4のクロック入力端子と
カウンタ2のクリア端子には直接、カウンタ1のクリア
端子にはインバータ回路5を介して入力するようにして
いる。カウンタ1〜4の値は、クロックCLK1、CL
K2の周波数比に応じて適当に決定する。カウンタ1及
び2のカウントアップ出力は、オア回路7を介してD−
フリップ・フロップ9の入力としている。また、カウン
タ3及び4のカウントアップ出力は、オア回路8を介し
てD−フリップ・フロップ10の入力としている。
【0014】即ち、カウンタ1、2でクロックCLK2
の停止を検出し、カウンタ3、4でクロックCLK1の
停止を検出する。検出動作は下記の通りである。
【0015】(1)クロックCLK2が停止して「H」
状態に固定された場合、カウンタ2がカウント・アップ
する。
【0016】(2)クロックCLK2が停止して「L」
状態に固定された場合、カウンタ1がカウント・アップ
する。
【0017】(3)クロックCLK1が停止して「H」
状態に固定された場合、カウンタ4がカウント・アップ
する。
【0018】(4)クロックCLK1が停止して「L」
状態に固定された場合、カウンタ3がカウント・アップ
する。
【0019】(5)カウンタ1〜4の何れかがカウント
・アップした場合、後段のD−フリップ・フロップ9ま
たは10にカウント・アップ情報をラッチすることによ
り、クロック停止を検出する。
【0020】実施形態2 図2はソフトウェア方式による異常検出の応用例を示す
もので、クロックCLK3とクロックCPUCLKを用
いる。図2において、21〜23はカウンタ、25はイ
ンバータ回路、27はオア回路、29及び30はラッチ
回路として使用するD−フリップ・フロップである。ク
ロックCLK3は、カウンタ21及び22のクロック入
力端子に直接入力するようにしている。また、クロック
CPUCLKは、カウンタ23のクロック入力端子とカ
ウンタ22のクリア端子には直接、カウンタ21のクリ
ア端子にはインバータ回路25を介して入力するように
している。カウンタ21〜23の値は、クロックCLK
3、CPUCLKの周波数比及びカウント・アップ時間
に応じて決定する。カウンタ21及び22のカウントア
ップ出力は、オア回路27を介してD−フリップ・フロ
ップ29の入力としている。また、カウンタ23のカウ
ントアップ出力は、D−フリップ・フロップ30の入力
としている。
【0021】即ち、カウンタ21、22でクロックCP
UCLKの停止を検出し、カウンタ23でソフトウェア
の暴走を検出する。検出動作は下記の通りである。
【0022】(1)クロックCPUCLKが停止して
「H」状態に固定された場合、カウンタ22がカウント
・アップする。
【0023】(2)クロックCPUCLKが停止して
「L」状態に固定された場合、カウンタ21がカウント
・アップする。
【0024】(3)クロックCPUCLKが正常に動作
している場合、あるアドレスを定期的にアクセス(リー
ドまたはライト動作)しなくなると、カウンタ23がカ
ウント・アップする。カウンタ23のリトリガ条件は、
該当アドレスをアクセスすることにより、ハードウェア
によるデコード回路から出力される信号を用いて行うこ
とである。
【0025】(4)カウンタ21〜23の何れかがカウ
ント・アップした場合、後段のD−フリップ・フロップ
29または30にカウント・アップ情報をラッチするこ
とにより、クロック停止及びソフトウェアの暴走を検出
する。
【0026】実施形態3 図3はハードウェア方式による異常検出の応用例を示す
もので、クロックCLK4とクロックCPUCLKを用
いる。図3において、31〜33はカウンタ、35はイ
ンバータ回路、37はオア回路、39及び40はラッチ
回路として使用するD−フリップ・フロップである。ク
ロックCLK4は、カウンタ31及び32のクロック入
力端子に直接入力するようにしている。また、クロック
CPUCLKは、カウンタ33のクロック入力端子とカ
ウンタ32のクリア端子には直接、カウンタ31のクリ
ア端子にはインバータ回路35を介して入力するように
している。カウンタ31〜33の値は、クロックCLK
4、CPUCLKの周波数比及びカウント・アップ時間
に応じて決定する。カウンタ31及び32のカウントア
ップ出力は、オア回路37を介してD−フリップ・フロ
ップ39の入力としている。また、カウンタ33のカウ
ントアップ出力は、D−フリップ・フロップ40の入力
としている。
【0027】即ち、カウンタ31、32でクロックCP
UCLKの停止を検出し、カウンタ33でマイクロプロ
セッサの異常を検出する。検出動作は下記の通りであ
る。
【0028】(1)クロックCPUCLKが停止して
「H」状態に固定された場合、カウンタ32がカウント
・アップする。
【0029】(2)クロックCPUCLKが停止して
「L」状態に固定された場合、カウンタ31がカウント
・アップする。
【0030】(3)クロックCPUCLKが正常に動作
している場合、マイクロプロセッサがバス・サイクルを
スタートする時に出力する信号(ASTB:アドレス・
ストローブ信号、DSTB:データ・ストローブ信号、
BCYST:バス・サイクル・スタート信号等)出力さ
れなくなると、カウンタ33がカウント・アップする。
カウンタ33のリトリガ条件は、マイクロプロセッサが
バス・サイクルをスタートする時に出力する信号を用い
て行うことである。
【0031】(4)カウンタ31〜33の何れかがカウ
ント・アップした場合、後段のD−フリップ・フロップ
39または40にカウント・アップ情報をラッチするこ
とにより、クロック停止及びマイクロプロセッサの異常
を検出する。
【0032】実施形態4 図4はクロック切替回路を付設した場合である。図示例
は、図1の回路構成にインヒビット回路11、アンド
(AND)回路12及びオア回路13を付加して、クロ
ックCLK1の停止を検出した時、クロックCLK2に
切り替えて出力するようにしている。
【0033】上記各実施形態では、二つのクロック源と
したが、三つ以上のクロック源を持つ場合にも、上記の
回路を応用することにより、容易に対応できる。
【0034】なお、通常のマイクロプロセッサを用いた
システムでは、クロック源が一つというシステムは稀で
あり、一般に複数のクロック源を有する。例えば、VM
Eバス、マルチバス等の標準的なバスを用いる場合、マ
イクロプロセッサの動作用クロックのほか、バスクロッ
ク(VMEバスの場合:16MHz、マルチバスの場
合:9.8304MHz)が必要となる。また、データ
伝送機能を持ったシステムでは、伝送速度を決定するた
めのクロックが必要となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クロック
源とカウンタ回路を用いてリトリガブル・タイマを構成
しているため、タイム・アップ時間を正確に設定するこ
とができる。しかも、複数のクロック源とカウンタ回路
を用いてリトリガブル・タイマ全体を構成しているた
め、ある水晶発振器が故障して発振が停止した場合で
も、他に一つでも正常なクロック源が存在すれば、異常
を検出することができる。また、ディジタル回路の中に
アナログ的要素を入れる必要がなくなり、耐ノイズ性の
向上と相俟って、高精度・高信頼度となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1(基本回路)を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の実施形態2を示すブロック図。
【図3】本発明の実施形態3を示すブロック図。
【図4】本発明の実施形態4を示すブロック図。
【図5】従来例(ワンショットタイマICを用いた例)
を示すブロック図。
【図6】従来例(水晶発振器とカウンタ回路を用いた
例)を示すブロック図。
【符号の説明】
1〜4、21〜23、31〜33…カウンタ 5、6、25、35…インバータ回路 7、8、27、37…オア回路 9、10、29、30、39、40…D−フリップ・フ
ロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクロック源を持つマイクロコンピ
    ュータ・システムにおいて、複数のクロック源とカウン
    タ回路を用い、監視対象のクロックをクリア信号とし
    て、このクリア用クロックの停止時に入力クロックを所
    定数カウントしてカウント・アップ出力を生じるように
    リトリガブル・タイマ全体を構成したことを特徴とする
    マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路。
JP7185113A 1995-07-21 1995-07-21 マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路 Pending JPH0934751A (ja)

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JP7185113A JPH0934751A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路

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JP7185113A JPH0934751A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路

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JPH0934751A true JPH0934751A (ja) 1997-02-07

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JP7185113A Pending JPH0934751A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 マイクロコンピュータのウォッチドッグタイマ回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10036377B2 (en) 2011-12-08 2018-07-31 Metran Co., Ltd. Pump unit and respiratory assistance device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10036377B2 (en) 2011-12-08 2018-07-31 Metran Co., Ltd. Pump unit and respiratory assistance device

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