JPH0934428A - 画像表示方法および画像表示装置 - Google Patents

画像表示方法および画像表示装置

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JPH0934428A
JPH0934428A JP7189226A JP18922695A JPH0934428A JP H0934428 A JPH0934428 A JP H0934428A JP 7189226 A JP7189226 A JP 7189226A JP 18922695 A JP18922695 A JP 18922695A JP H0934428 A JPH0934428 A JP H0934428A
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JP
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display
bus
data
drawing data
cpu
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JP7189226A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yokosuka
靖 横須賀
Kozo Nakamura
浩三 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示用のフレームバッファをシステムのDRA
Mと共用しても、システムスループットの低下を抑制で
きる画像表示装置を提供する。 【構成】CPU1はCD−ROM4から圧縮画像データ
を読出して伸長し、復元画素による描画データをDRA
M5に展開する。表示I/F6は、読出し制御回路11
にCPU1のバスマスタとなる機能を有し、BREQを
ONしてCPU1からのBACKでバス権を獲得する
と、同期信号発生回路14の表示タイミングにあわせ
て、システムバス8を通してDRAM5から、交替バッ
ファ12の半面毎(n/2)描画データを読み込む。読
出しアドレスや表示のパラメータはCPU1から表示I
/Fに設定する。読出し後、BREQをOFFするとバ
ス権はCPU1に復帰するので、オバーヘッド負荷は発
生しない。読出しは、DRAMのページモードにより、
高速なバースト転送で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に係り、特に圧
縮画像データの表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置では地図データを表
示し、自車位置を検出して地図上に重ねて表示し、自車
位置の移動に追随して地図表示を変更する。地図を表示
するには、記憶装置から地図データを読みだし、表示装
置の表示タイミングに合わせて画像データを転送する。
通常、地図データは圧縮保存されているので、表示する
ためには伸長し、画素毎のデータに復元してから表示装
置に転送する。この場合、地図は静止画像であり、自車
位置とともに移動して画面を変更していくので、地図デ
ータの読みだしと伸長、即ち、画素復元に要求される速
度は1画面当たり秒オーダーでよい。しかし、表示は、
NTSC方式あるいはRGB対応の蛍光表示方式により
多少の相違はあるが、1画面当たり数十ミリ秒のオーダ
でデータ転送が必要になる。この画素データの復元と表
示装置へのデータ転送の速度の違いを吸収するため、復
元した画素データは、一旦フレームメモリにバッファリ
ング後、表示装置に読み出される。
【0003】復元は制御装置内の主制御プロセッサ(C
PU)を用いて実行され、復元した画素データはシステ
ムバスを通してフレームメモリに蓄積される。この場
合、フレームメモリからシステムバスを通して表示装置
へデータ転送しようとすると、CPUのオーバーヘッド
が大きくシステムスループットが大幅に低下してしま
う。このため、デュアルポートのV−RAMを使用した
り、グラフィックコントローラを経由するなど、フレー
ムバファをシステムバスから分離して別の経路で転送す
る構成がとられている。この例に、特開平5−3073
57号、特開平5−313572号、特開平6−343
82号などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、フレームメモリから独立した構造となるので、安価
なDRAMを使用できず、高価なV−RAMあるいは専
用のフレームメモリが必要となる。さらに、フレームメ
モリを管理するハード論理を必要とするなど、製品コス
トを割高にする問題がある。このことは、プロセッサ側
から見れば、システム制御のために実行する様々な処理
に、専用化されたフレームメモリを使用することはでき
ず、システムとしてのメモリ利用効率を低いものにして
いる。
【0005】従って、大きなシステムバス負荷となる表
示データの転送を、フレームバッファに安価なメモリで
あるDRAMを使用して、システムスループットの低下
を軽微に押さえることのできる転送方式が望ましい。
【0006】一般に、データ転送方式として、CPUか
らダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)
がバス権を受け取り、バーストにより高速にデータを転
送するDMA転送が利用されている。しかし、DRAM
をフレームメモリとして使用すると、DMA転送終了後
にDMACからCPUに転送終了割込みが入るため、依
然としてCPUのオーバーヘッド負荷が発生する。
【0007】図3に、DMAC方式によるデータ転送シ
ステムの基本構成と動作を示す。同図(a)に示すよう
に、DMAC21の機能を備えると、データの読み込み
機能のない表示I/F20からDRAM5への直接アク
セスが可能になる。DRAMは安価で集積度も高いリー
ドライト可能な半導体メモリで、DRAM装置には連続
してアクセスすると高速に連続リード/ライトが可能な
機能を有している。これはページモードと呼ばれ、一
度、行アドレスを設定すると列アドレスの変更だけで連
続アクセスができるバースト転送が可能になる。
【0008】この場合、同図(b)に示すように、表示
I/F、DMAC21及びCPU1間に矢視点線で示す
制御動作が必要になる。DMAC21は、表示I/F2
0から制御線22を通して画像データの入力要求(1)
を受け取ると、制御線23を通してバス開放要求BRE
Q(2)をCPU1に出力する。バス開放応答BACK
(3)を受取ると、DMA許可応答(4)を表示I/F
20に返すとともに、連続してDRAM5をアクセスし
て、表示I/F20にDRAM5から読みだした画像デ
ータを転送する。DMAC21は、CPU1によって予
めセットされた画像データ数の転送が終了すると、制御
線23を通して転送終了割込み(5)をCPU2に出力
し、次のコマンド待ち状態となる。
【0009】このように、DMAの連続転送モードであ
るバースト転送を実行すると、バースト転送終了後に終
了割込みがCPU1に対して発生し、余分なCPU負荷
によりCPU効率が低下しシステムスループットが低下
する欠点がある。転送終了割込みが入らないDMA転送
方式に、サイクルスチモードがあるが、1ワード転送す
る毎にバス権がCPUに移るためページモードアクセス
が困難になる。
【0010】本発明の目的は、システムバスに接続され
たDRAMをフレームバッファに用いても、画像データ
の転送によるCPUのオバーヘッド負荷が発生せず、シ
ステムスループットを低下させずにコストパフォーマン
スの向上が図れる、画像表示方法および装置を提供する
ことにある。
【0011】本発明の目的は、主記憶領域とフレームメ
モリ領域を同一DRAMに設けることができ、階層画面
データでなる地図の読出しと表示を設定値に応じて処理
できる、安価でシステム拡張性の高いナビゲーション装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、CPUがシステムバスを通して補助記憶装置の画像
データを読みだしてランダムアクセス可能な記憶装置に
描画データとして記憶するとともに、表示インターフェ
イスを介して表示装置に表示する画像表示方法におい
て、CPUは、前記描画を記憶した後に、前記表示イン
ターフェイスからのバス開放要求に応じて前記システム
バスを開放し、前記表示インタ−フェイスは、CPUか
らのバス開放応答を受けてバスマスタとなり、前記描画
デ−タを前記記憶装置から前記システムバスを通して読
みだし、表示タイミングに合わせて前記表示装置に出力
することにより達成される。
【0013】前記表示インタ−フェイスは、前記描画デ
ータをバースト転送によって読みだすこと、また、読み
だした描画データを交替バッファによってバッファリン
グし、前記バースト転送の1回分は1ラスタ分のバッフ
ァリング容量またはそれ以下とすることを特徴とする。
【0014】前記表示インタ−フェイスは、前記表示装
置に出力する垂直及び水平同期信号を発生し、ラスタの
先頭では前記水平同期信号をトリガーとして前記バス開
放要求を出力し、前記交替バッファのモード切替の度に
前記バス開放要求を出力して前記描画データを読出すこ
とを特徴とする。
【0015】CPUは、前記描画データを前記記憶装置
の画面毎に区切られた連続アドレス上に配置することを
特徴とする。
【0016】本発明の画像処理方法を実現するための画
像処理装置は、CPUの付加機能として、前記補助記憶
装置から画像データを読みだすダイレクト・メモリ・ア
クセス(DMA)制御手段と、読みだした画像データを
画素順に展開した描画データとしてDRAMの所定領域
に記憶する描画展開手段と、描画データの転送条件やバ
ス開放要求に応じてバス開放応答を出力する描画データ
転送制御手段を備え、前記表示インターフェイスの機能
として、前記バス開放要求を出力し前記バス開放応答を
受けて前記システムバスのバス権を獲得するバス制御手
段と、DRAMの描画データを前記転送条件に従って前
記システムバスを通して読みだす読出し手段を備えるこ
とにより実現できる。
【0017】本発明の他の目的は、ナビゲーションを制
御するCPUと、その処理に用いられるDRAMと、圧
縮された地図データを記憶する補助記憶装置と、移動す
る車両の現在位置を検出する自己位置検出装置と、表示
インターフェイスを介する表示装置をシステムバスで接
続し、車両の現在位置に応じた地図を画面上に表示する
ナビゲ−ション装置において、CPUの付加機能とし
て、前記自己位置検出装置からの現在位置に適した地図
データを前記補助記憶装置から読みだすDMA制御手段
と、読みだした地図データを伸長し画素順に展開した描
画データとしてDRAMのフレームメモリ領域に記憶す
る描画展開手段と、描画データの転送条件やバス開放要
求に応じてバス開放応答を出力する描画データ転送制御
手段を備え、 前記表示インターフェイスの機能とし
て、前記バス開放要求を出力しそのバス開放応答により
前記システムバスのバス権を獲得するバス制御手段と、
前記フレームメモリ領域の描画データを前記転送条件に
従って前記システムバスを通して読みだす読出し手段を
備えることにより達成される。
【0018】
【作用】本発明の構成によれば、システムを制御するC
PUの主記憶に利用される記憶装置の他の記憶領域を、
表示装置に出力する描画データを展開するフレームメモ
リとして利用する。これにより、メモリの利用率を向上
してシステムコストを低減できる。このために、前記表
示インターフェイスにCPUのバスマスタとなる機能を
具備し、バス権を獲得してフレームメモリ領域から独自
に描画データを読出し、読出し後は直ちにバス開放要求
をオフしてバス権が自動的にCPUに復帰するので、D
MAC方式のようにCPUに割込みを発生させることが
なく、CPUのオーバヘッドを軽微なものとして、シス
テムのスループットを向上できる。
【0019】前記記憶装置には、連続転送可能で安価な
DRAMを利用し、前記表示インターフェイスによる読
出しをバースト転送によって行うので、NTSC方式等
による1画面当たり数十ミリ秒のデータ転送を十分に保
証できる。
【0020】本発明の構成によれば、前記フレーム領域
の描画データは更新されない間中、静止画像として表示
される。このため、前記表示インタ−フェイスは交替バ
ッファを具備し、バス開放応答を受けて1ラスタ分の画
像デ−タをバ−スト転送により読出し、その後、読みだ
した描画デ−タの半分の表示が終了したら、再びバス開
放要求を出力し、そのバス開放応答に従って、先にラス
タの先頭または後半の先頭で転送した半分の描画デ−タ
をバ−スト転送により読出す処理を、繰り返して行う。
この交替バッファによるバッファリングにより、水平同
期タイミングに対するバースト転送タイミングの制約を
緩和することができる。
【0021】また、前記表示インタ−フェイスは、垂直
及び水平同期信号の発生回路を具備しているので、その
表示期間中にはCPUからの一切の制御が不要となる。
従って、CPUはバス権が復帰すると直ちに、圧縮画像
データの伸長などのシステム制御が可能になり、本発明
をナビゲーション装置に応用すると、車両の移動に実時
間で追随するナビゲーションが可能になる。
【0022】また、本発明による前記フレーム領域での
描画データの展開は、画面毎に区切られた連続アドレス
上に行うので、領域設定が容易になる。また、複数の階
層画面の描画データは画面毎にバースト転送されるので
転送効率が高い。さらに、前記表示インタ−フェイス
は、CPUから重ね合う画面のみを設定して画素単位の
重ね合わせを行う機能を具備しているので、重ね合わせ
仕様の変更が容易でシステムの機能アップなど拡張性が
高い。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0024】図1は、本発明の一実施例による画像表示
装置の構成図である。主制御プロセッサ(CPU)1、
圧縮された画像データを蓄積するCD−ROM装置4、
DMAC3を内蔵するとともにCD−ROM4をシステ
ムバス8に接続するCD−ROMI/F2、システムメ
モリ(主記憶)として制御用データやフレームメモリと
して表示データを蓄積するDRAM5、DRAM5から
描画データを読みだし表示装置7に出力する表示I/F
6、表示I/F6がバス権を要求しCPU2がバス開放
を通知するバス制御信号線9、CD−ROM装置4の転
送要求やCPU1からの許可を授受するDMA制御信号
線10から構成される。
【0025】表示I/F6には、CPU2からシステム
バス8のバス権を獲得し、DRAM5から描画データを
読みだす読出し制御回路11、描画データを一時蓄積す
るバッファメモリ12、表示制御回路13及び同期信号
発生回路14が含まれる。
【0026】図2は、表示I/Fによる基本的な転送動
作を示す説明図である。まず、表示I/F6からCPU
1に、描画データの転送要求に伴うバス開放要求BRE
Q(1)を出力し、CPU1は開放条件が満たされたと
きにバス開放応答BACK(2)を表示I/F6に返
す。表示I/F6はBACKを受けると、予めCPU1
からセットされてるアドレスによってDRAM5をアク
セスし、システムバス8を通して描画データを読みだ
す。なお、読みだし終了でBREQがOFFになると、
バス権は自動的にCPU1に復帰する。
【0027】このように、バス権獲得機能を有する表示
I/F6によるデータ転送は、DMAC方式(図3)の
ようにCPUに対する割込みをしないので、余分なCP
U負荷を発生させず、システムスループットを向上でき
る。
【0028】図4は、CPUによる圧縮画像データの描
画展開処理を示す流れ図である。本処理は、システムか
らの表示用データの読み込み要求により画面を更新する
度に実行される。
【0029】まず、CDROM4の読み出したい物理ア
ドレス(セクタ)を指定し(s101)、DMAC3へ
I/Oアドレス(ここでは、CDROM4のアドレス)
及び書き込みメモリアドレス(ここでは、DRAM5の
アドレス)を指定する(s102)。DMAC3による
ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)により、CD
−ROM4の該当アドレスの圧縮画像データを必要な範
囲読みだす(s103、s104)。次に、CPU1は
読みだされた圧縮データを伸長し、復元した画素をビッ
トマップデータとして展開する処理を行い(s10
5)、DRAM5内に予め設定された表示用のフレーム
メモリ領域に描画データをセットする(s106)。
【0030】図5は、描画データ転送制御を示す流れ図
である。展開された描画データが表示に必要な分(通
常、1画面分)DRAM5にセットされると、CPU1
による転送制御が起動される。この転送制御は、DRA
M5のフレームメモリ領域に展開されている描画データ
を、表示装置7が静止画像として表示するために、ラス
タの垂直帰線区間の度に起動される。
【0031】CPU1は、DRAM5に蓄積された1画
面分の描画データのアドレスを表示I/F6にセットし
(s201)、表示I/F6からのバス開放要求BRE
QがONすると(s202)、バス開放応答信号BAC
KをONし、描画データの転送を許可する(s20
3)。その後、表示I/F6からのBREQがOFFに
なると(s204)、BACKをOFFし(s20
5)、CPU1はバス開放前の処理にRETURNす
る。
【0032】次に、本実施例のバスマスタ機能を内臓す
る表示I/Fの構成と動作を詳細に説明する。
【0033】図6は、表示I/Fの構成を示す機能ブロ
ック図である。表示I/F6は機能的に、CPUのバス
マスタとなる機能を内蔵して単独で描画データを読み込
む読出し制御回路11、画像データを一時蓄積する交替
バッファ機能をもつバッファメモリ12、表示装置7へ
出力するデータの変換と出力を制御する表示制御回路1
3、及び、表示タイミングとなる垂直同期信号と水平同
期信号を発生する同期信号発生回路14に大別される。
【0034】読出し制御回路11は、CPU1のバスマ
スタとなって表示タイミングにあわせて単独で描画デー
タを読み込むことができるバス権獲得機能と、DRAM
から連続して描画データを読みだす機能を設け、CPU
1の主記憶であるシステム制御に使用するDRAMの一
部領域をフレームメモリとしても利用する。
【0035】バス制御回路30は、バス権獲得機能を実
現している。即ち、垂直同期信号の直後の水平同期信号
をトリガにして、バス制御信号線9を通してバス開放要
求BREQを出力し、また、バス開放応答BACKを検
出する。読み出し回路31は、バス制御回路30のBA
CKの検出を受けて、システムDRAM5から描画デー
タを入力するため、RAS,CAS,リード信号及びア
ドレスを出力する。入力レジスタ32は、システムバス
8を通して読みだした描画データを一旦バッファリング
するレジスタである。書き込み回路33は、RAM3
5、RAM36が「空」のとき、描画データを書き込
む。
【0036】システムI/Fレジスタ34は、BACK
の検出を受けてシステムバス8との接続をコントロール
し、CPU2からセットされるアドレスやパラメータ、
表示開始などのコマンドを受けて蓄積し、各回路へ必要
な伝達を行う。I/Fレジスタ33に最低限必要となる
パラメータや機能データを表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】RAは表示開始イネーブルで、表示開始動
作のオンオフを指定する。システムI/Fレジスタ41
は、表示用データの準備ができていなければ、データの
転送と表示動作を停止させ、準備ができていれば表示開
始機能を制御する。RBは表示画面のサイズ、RCは重
ね合わせをする場合の画面の枚数、RDは1枚の画面毎
の画面データを蓄積するDRAM5上の先頭アドレスを
それぞれ指定する。REは独立画面の表示のオンオフ、
RFは重ね合わせ画面の前景や背景を指定する。RGは
透明色の指定や、各画面の1画素当たりのビット数を指
定する。なお、これらのパラメータや機能データの内、
固定的に扱えるものは予め設定されている。
【0039】バッファメモリ12は、交替バッファをな
すRAM35とRAM36から構成される。RAM35
が入力レジスタ32からデータを蓄積している入力モー
ドのときは、RAM36は表示制御回路13へ蓄積した
画像データを出力する出力モードに設定される。反対
に、RAM35が出力モードであれば、RAM36は入
力モードとなる。RAM35、RAM36は「フル」ま
たは「ラスタの終り」まで蓄積されると読出し可能状態
になる。
【0040】RAM35、RAM36の容量は、多けれ
ば多いほどバースト転送効率がアップするが、コスト面
では不利となる。従って、1ラスタ分以下の容量でもシ
ステムスループットが確保できるように、後述のよう
に、DRAM5における描画データの割付けや、複数回
に分けたときのバースト転送効率を考慮して、最適なコ
ストパフォーマンスの容量としている。
【0041】表示制御回路13は、交替バッファ12の
読みだしから表示装置7へのデータ表示までの一連の動
作を、同期信号発生回路14が出力する垂直同期信号と
水平同期信号を基に処理する。
【0042】読出し回路37は、画面重ね合わせ回路3
8の内部バッファがエンプティーであれば、同期信号を
トリガーにして、交替バッファ12の一方のRAMから
描画データを読みだし、内部バッファにセットする。内
部バッファのデータの表示が終了すると、他方のRAM
にセットされたデータを読みだす。画面重ね合わせ回路
38は、複数画面の描画データを後述するように重ね合
わせ処理を行う。重ね合わせ不要の場合は、本回路の処
理をバイパスする。カラー制御回路39は、描画データ
をRGBデータに変換する。RGBデータは、各ラスタ
の先頭では帰線期間が終了し表示が開始される水平同期
信号に同期して出力し、以降はドット表示タイミングに
同期して出力する。
【0043】図7は、表示I/Fによる制御の流れ図で
ある。本制御は、CPU1による描画データ転送制御
で、表示開始コマンドが出力され、システムI/Fレジ
スタ34に描画データのアドレス設定後に起動される。
同期信号発生回路14は表示開始コマンドを受けて、垂
直同期信号と水平同期信号の出力を開始する。
【0044】表示I/F6は、表示装置7の垂直同期信
号を監視し(s301)、表示画面のラスタスキャンの
垂直方向の開始タイミングに同期して以下の処理を繰り
返し、DRAM5に展開されている描画データを読みだ
しては、表示装置7の画面上に静止画像として表示す
る。
【0045】まず、水平同期信号を検出すると(s30
2)、CPU1に対してバス開放要求BREQを出力す
る(s303)。CPU1からバス開放応答BACKが
出力されると、設定アドレスに従ってDRAM5から描
画データを読みだす(s304)。このとき、バースト
的にDRAM5をアクセスし、転送語数が終了するまで
連続読み込みする(s305)。
【0046】2バッファによる交替バッファ12の総容
量nとすると、通常のバースト転送量はn/2となる。
但し、ラスタの先頭では両RAMとも空のため、1回の
バースト分はnとなる。読み出された描画データは、R
AM35またはRAM36の一方に蓄積される。ラスタ
の先頭ではどちらでもよく、ここではRAM35からと
しておく。
【0047】1回のバーストが終了すると、BREQを
OFFする(s306)。バス開放後、水平方向の全画
素数分終了したかチエックし(s307)、終了してい
なければ交替バッファ12がレディーかチエックする
(s308)。即ち、一方のRAM35/RAM36が
入力モードに切り替わったことを確認して、ステップs
303からの処理を繰り返す。
【0048】水平方向画素数分のバースト転送が終了す
れば、垂直方向画素数分の終了をチエックし(s30
9)、1画面分が終了するまで、ステップs302から
の処理を繰り返す。そして、CPU1からの表示終了コ
マンドが入力されるまで上記一連の処理を繰り返す(s
310)。
【0049】表示I/F6はs304〜s306の間だ
けバス権を獲得して、システムバス8を通してバースト
転送による描画データの読出しを行っている。それ以外
の期間はCPU1にバス権があり、上述した描画展開処
理(図4)等のシステム制御が可能になる。
【0050】図8は、本実施例の表示I/F6の動作を
説明するタイムチャートである。図示していない垂直同
期信号で、ラスタ走査の画面の最初のタイミングをとる
と、水平同期信号をトリガーに、表示用I/F6のバス
制御回路30からバス開放要求BREQを出力し、CP
U1からのバス開放応答BACKのON期間に、DRA
M5から描画データのバースト転送を行う。
【0051】ラスタ内の最初のデータ転送は、水平走査
線の帰線期間を利用し、nバイトのバースト読み込みを
する。それ以降は、ドット表示タイミングに同期して表
示期間中に、交替バッファ12のRAMを交替しなが
ら、n/2バイトのバースト読み込みを行う。交替バッ
ファ12の片方がフルとなったか、1ラスタの最終デー
タがセットされると、画像重ね合わせ制御回路38への
読み出しが可能になる。なお、上記のnバイトは、ドッ
トのデータサイズを単位として区切れる最大データ数と
してもよい。
【0052】このように、本実施例の表示I/Fによる
DMAは、表示I/F自身がバス権を獲得するCPUに
対するバスマスタの機能を有しているので、表示I/F
の処理によるCPUの負荷はバス開放要求に伴うバス開
放応答だけで済み、割込み処理などが一切発生しない。
また、表示I/F6は一旦バス権を獲得すると、DRA
Mのページモードを利用して高速に描画デ−タを読み込
めるので、バス占有時間も通常のランダムアクセスに比
べて短時間となる。
【0053】次に、画面重ね合わせ処理の前提として、
本実施例におけるDRAM5における描画データの配置
を説明する。
【0054】図9は、画素復元されたビットマップデー
タのDRAM内の配置を示す模式図で、1画面分のデー
タを示している。ここでは、DRAM5の画像データ領
域を、横に1バイトデータの8ビット幅とし、縦方向に
バイト単位でアドレスをインクリメントする。本例では
3つの独立した画面があり、画面1と画面2は4bit
/画素で、画面3は15bit/画素によりデータを配
列している。各画面の画素データは、表示順に連続アド
レス領域に割当て、各画面のデータ領域(画面1はk,
k+1,…、画面2はm,m+1,…、画面3はn,n
+1,…)は互いに独立している。
【0055】図10は、CPUによる複数画面の描画展
開処理を示す流れ図である。表示用データの読み込み要
求が発生して本処理が起動されると、まず、設定されて
いる画面数や、最初の描画展開用のパラメータ(文字記
号,背形図面,自然画等)を読み込む(s401)。次
の読み込みセクタ指定(s402)〜描画展開処理(s
406)までは、図4のs101〜s105と同様に行
われる。
【0056】ステップs407のDRAMへの書き込み
は、DRAMのランダムアクセス機能によって、次のよ
うに行われる。まず、上位バイトのアドレス位置を設定
し(s407−1)、次いで、別に下位バイトのアドレ
ス位置を設定し(s407−2)、この上位と下位より
指定されたアドレス位置に、描画展開データの蓄積を行
う(s407−3)。
【0057】本実施例によれば、上位アドレスを固定し
ておくと、下位アドレスでアクセスできる範囲は、下位
アドレスに割り当てられたアドレスビット数の領域内に
固定されるので、各面の領域の分離が容易にできる。ま
た、スクロールをして描画展開画面を順次付加する場合
に、領域の終端のアドレスの次は再び下位アドレスが0
になって、領域の先頭に自動的に戻るので、描画展開領
域の連続性を意識する必要はなく、スクロールの処理を
簡単にできる。なお、アクセス区間を一度にアドレスす
る通常の手法でも、各画面の領域が重ならないように描
画展開データを蓄積できれば問題はない。
【0058】次に、設定画面数分の展開処理を終了した
かチエックし(s408)、終了していなければ、次画
面のパラメータを設定し(s409)、ステップs40
4からの処理を繰り返す。
【0059】なお、CPU1よる描画データ転送制御
(図5)では表示I/F6へ、ステップs201で各画
面の枚数RCと、各画面の1ドット当たりのビット数R
G及びデータが蓄積されているDRAM5の各画面の先
頭アドレスRDをセットする。
【0060】複数画面の重ね合わせを行う場合は、図9
に示す配列に従って、同一表示領域の画素データを、1
画面の画素データ毎にまとめてバースト転送を繰り返
し、全体としてnバイトの読み込みを実行する。
【0061】本実施例によれば、圧縮された画素を展開
してDRAMに蓄積する際に、1つの面のデータを画面
毎に独立した領域に配置し、面単位に処理して描画デー
タをセットしているので、描画展開時に画素ビット数の
違いや重ね合わせ画面枚数などを考慮する必要がなく、
DRAMの制御が簡単になる。
【0062】また、描画データが画面毎に独立した連続
アドレス領域に割当てられているので、表示用I/F6
からDRAM5への連続アクセスが簡単になり、データ
の転送効率を高めるとともに、CPUから使用画面のみ
を目的に合わせて設定して重ね合わせ処理ができるの
で、仕様の変更が容易になる。
【0063】図11は、画面重ね合わせの手法を示す説
明図である。本実施例の重ね合わせ処理はカラー制御の
直前に実行される。その処理内容は従来と同様であり、
以下では概念のみ説明する。
【0064】図示は地図の表示例で、画面1は道路など
の線図形、画面2は標識などの線と文字の図形、画面3
は制御画面のアイコン等の模様を表わす図形である。例
えば、画面1、2は4bitで、画面3は15bitで
1画素を構成している。図示のように、(イ)の画面1
は最背部のバック画面、(ロ)の画面2はミドル画面、
(ハ)の画面3はフロント画面にそれぞれ指定して、重
なりの背部に透明色を指定して次々に重ねあわせると、
(ニ)の重ね合わせ表示となる。
【0065】図12は、本発明の好適な応用例であるナ
ビゲーションシステムの概略の構成図である。図示の破
線枠内は、図1の画像表示装置と同じ構成となる。CD
−ROM4には、道路データ(線分座標列)等を含む地
図の圧縮データが格納されている。システムバス8には
I/Oインターフェース40を介して自車位置検出装置
41を接続している。自車位置検出装置41はGPS受
信機やジャイロを搭載し、車両の現在位置を示す地図上
の緯度経度データを出力する。
【0066】CPU1はナビゲーションの実行中に、I
/Oインターフェイス40を介して、周期的に車両の現
在位置をサンプリングし、現在位置とその進行方向に適
応した地図データをCD−ROM4から読みだしてDR
AM5に展開し、また、移動距離が一定値を超える度
に、対応する地図データを読みだしてDRAM5の描画
データを更新する。これによって、画面上に表示されて
いる地図がスクロールされる。CPU1は、現在位置と
進行方向を示す自車位置マークデータを作成して、一つ
の画面データとしてDRAM5に蓄積し、表示I/F6
で読みだして他の地図データ画面と重ね合わせ処理され
る。
【0067】本実施例によれば、表示画面の拡大処理あ
るいはシステム変更などによって重ね合わせする画面枚
数が変化する場合にも、CPU1から表示I/F6に画
面枚数や先頭アドレス等を設定するのみですむので、多
様な画面表示が容易にでき、システムの機能アップなど
拡張性が高い。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、表示I/Fがバスマス
タ機能を具備しているので、バス権を獲得してシステム
バスを通して、描画データを連続してバースト読みだし
できるので、CPUの負荷を軽減してシステムスループ
ットを向上できる効果がある。また、システムバス上に
接続されたシステム用のDRAMと表示用のフレームバ
ッファを共用できるので、メモリの有効利用が図れ、シ
ステムコストを低減できる効果がある。
【0069】本発明によれば、描画データの蓄積領域が
画面毎に独立し、且つ、連続アドレス領域に表示順にデ
ータ配置しているので、重ね合わせ画面の枚数変更や1
画素当たりのデータ数の変更があった場合でも、僅かな
設定値の変更だけで対応でき、表示機能の拡張が容易に
実現できる効果がある。
【0070】本発明によれば、小さなCPUパワーで高
性能なナビゲーションシステムを実現できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像表示装置の構成
図。
【図2】本実施例の表示I/Fによる基本的な転送動作
を示す説明図。
【図3】DMAC方式を利用した従来のデータ転送シス
テムの基本構成と動作を示す説明図。
【図4】CPUによる圧縮画像データの描画展開処理を
示す流れ図。
【図5】描画データ転送制御を示す流れ図。
【図6】表示I/Fの構成を示す機能ブロック図。
【図7】表示I/Fによる制御の流れ図。
【図8】表示I/F6の動作を説明するタイムチャー
ト。
【図9】画素復元されたビットマップデータ(描画デー
タ)のDRAM内の配置を示す模式図。
【図10】CPUによる複数画面の描画展開処理を示す
流れ図。
【図11】画面重ね合わせの手法を示す説明図。
【図12】本発明の適用例であるナビゲーションシステ
ムの概略の構成図。
【符号の説明】
1…主制御プロセッサ(CPU)、2…CD−ROMI
/F、3…DMAC、4…CD−ROM装置、5…DR
AM、6…表示I/F、7…表示装置、8…システムバ
ス、9…バス制御信号線、10…DMA制御信号線、1
1…読出し制御回路、12…バッファメモリ(交替バッ
ファ)、13…表示制御回路、14…同期信号発生回
路、30…バス制御回路、31…読み出し回路、32…
入力レジスタ、33…書き込み回路、34…システムI
/Fレジスタ34、35,36…RAM、37…読出し
回路、38…画面重ね合わせ回路、39…カラー制御回
路39、40…I/Oインターフェイス、41…自車位
置検出装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 12/00 580 G06F 12/00 580

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUがシステムバスを通して補助記憶
    装置の画像データを読みだしてランダムアクセス可能な
    記憶装置に描画データとして記憶するとともに、表示イ
    ンターフェイスを介して表示装置に表示する画像表示方
    法において、 CPUは、前記描画データを記憶した後に、前記表示イ
    ンターフェイスからのバス開放要求に応じて前記システ
    ムバスを開放し、 前記表示インタ−フェイスは、CPUからのバス開放応
    答を受けてバスマスタとなり、前記描画デ−タを前記記
    憶装置から前記システムバスを通して読みだし、表示タ
    イミングに合わせて前記表示装置に出力することを特徴
    とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記補助記憶装置に格納されている画像データは圧縮画
    像データであり、CPUは読出し後に伸長し、復元した
    画素による描画データを前記記憶装置のフレームメモリ
    領域に展開することを特徴とする画像表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記表示インタ−フェイスは、前記描画データをバース
    ト転送によって読みだすことを特徴とする画像表示方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記表示インタ−フェイスは、読みだした描画データを
    交替バッファによってバッファリングし、前記バースト
    転送の1回分は1ラスタ分のバッファリング容量または
    それ以下とすることを特徴とする画像表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 前記表示インタ−フェイスは、前記表示装置に出力する
    垂直及び水平同期信号を発生し、ラスタの先頭では前記
    水平同期信号をトリガーとして前記バス開放要求を出力
    し、以後は前記交替バッファの入力/出力モード切替の
    度に前記バス開放要求を出力して前記描画データを読出
    すことを特徴とする画像表示方法。
  6. 【請求項6】 CPUがシステムバスを通して補助記憶
    装置の画像データを読みだしてランダムアクセス可能な
    記憶装置に描画データとして記憶するとともに、表示イ
    ンターフェイスを介して表示装置に表示する画像表示方
    法において、 CPUは、前記描画データを記憶した後に、前記表示イ
    ンターフェイスからのバス開放要求に応じて前記システ
    ムバスを開放し、 前記表示インタ−フェイスは、前記バス開放応答に従っ
    て1ラスタ分以下の画像デ−タをバ−スト転送により読
    出し、その後、読みだした描画デ−タの半分の表示が終
    了したら再びバス開放要求を出力し、そのバス開放応答
    に従って、先にラスタの先頭または後半の先頭で転送し
    た半分の描画デ−タをバ−スト転送により読出す処理を
    繰り返して行うことを特徴とする画像表示方法。
  7. 【請求項7】 CPUがシステムバスを通して補助記憶
    装置の画像データを読みだしてランダムアクセス可能な
    記憶装置に描画データとして記憶するとともに、表示イ
    ンターフェイスを介して表示装置に表示する画像表示方
    法において、 CPUは、前記描画データを前記記憶装置の画面毎に区
    切られた連続アドレス上に画素順に配置し、その画面毎
    の先頭アドレスを前記表示インターフェイスに設定した
    後に、前記表示インターフェイスからのバス開放要求に
    応じて前記システムバスを開放し、 前記表示インタ−フェイスは、CPUからの前記バス開
    放応答を受けてバスマスタとなり、前記描画デ−タを前
    記記憶装置から前記システムバスを通して読みだし、表
    示タイミングに合わせて前記表示装置に出力することを
    特徴とする画像表示方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 CPUは、複数の階層画面を重ね合わせ表示する場合は
    その画面枚数を前記表示インターフェイスに設定し、 前記表示インタ−フェイスは、読みだした描画データを
    設定された画面枚数に応じて重ね合わせることを特徴と
    する画像表示方法。
  9. 【請求項9】 CPUと、その処理に用いられるDRA
    Mと、画像データを記憶する補助記憶装置と、表示イン
    ターフェイスを介する表示装置をシステムバスで接続し
    てなる画像表示装置において、 CPUの付加機能として、前記補助記憶装置から画像デ
    ータを読みだすダイレクト・メモリ・アクセス(DM
    A)制御手段と、読みだした画像データを画素順に展開
    した描画データとしてDRAMの所定領域に記憶する描
    画展開手段と、描画データの転送条件やバス開放要求に
    応じてバス開放応答を出力する描画データ転送制御手段
    を備え、 前記表示インターフェイスの機能として、前記バス開放
    要求を出力し前記バス開放応答を受けて前記システムバ
    スのバス権を獲得するバス制御手段と、DRAMの描画
    データを前記転送条件に従って前記システムバスを通し
    て読みだす読出し手段を備えることを特徴とする画像表
    示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 DRAMの前記所定領域は、前記描画データを展開する
    フレームメモリをなし、CPUのシステム制御に必要な
    主記憶と同一空間に設けられることを特徴とする画像表
    示装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、 前記表示インターフェイスの読出し手段は、前記描画デ
    ータを読みだす際に、DRAMのRAS連続モードを利
    用するためのRAS信号を出力し、DRAMからの描画
    データをバースト転送によって連続して読みだすことを
    特徴とする画像表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項9または10または11におい
    て、 前記表示インターフェイスの機能として、読みだした描
    画データを表示画面分(1ラスタ分)の半分づつ交互に
    バッファリングする交替バッファと、交替バッファから
    描画データを読出して重ね合わせおよび/またはカラー
    制御の信号変換を行って前記表示装置に出力する表示制
    御手段と、表示装置の表示タイミングと前記交替バッフ
    ァの入出力タイミングを設定する垂直同期信号と水平同
    期信号を出力する同期信号発生手段を備えることを画像
    表示装置。
  13. 【請求項13】 ナビゲーションを制御するCPUと、
    その処理に用いられるDRAMと、圧縮された地図デー
    タを記憶する補助記憶装置と、移動する車両の現在位置
    を検出する自己位置検出装置と、表示インターフェイス
    を介する表示装置をシステムバスで接続し、車両の現在
    位置に応じた地図を画面上に表示するナビゲ−ション装
    置において、 CPUの付加機能として、前記自己位置検出装置からの
    現在位置に適した地図データを前記補助記憶装置から読
    みだすDMA制御手段と、読みだした地図データを伸長
    し画素順に展開した描画データとしてDRAMのフレー
    ムメモリ領域に記憶する描画展開手段と、描画データの
    転送条件やバス開放要求に応じてバス開放応答を出力す
    る描画データ転送制御手段を備え、 前記表示インターフェイスの機能として、前記バス開放
    要求を出力しそのバス開放応答により前記システムバス
    のバス権を獲得するバス制御手段と、前記フレームメモ
    リ領域の描画データを前記転送条件に従って前記システ
    ムバスを通して読みだす読出し手段を備えることを特徴
    とするナビゲ−ション装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記フレームメモリに展開される描画データは、車両の
    現在位置に応じて更新され、この更新に応じて画面上の
    地図がスクロールされることを特徴とするナビゲ−ショ
    ン装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、 CPUは、道路図や標識図などの複数の階層画面からな
    る前記地図データを画面ごとに伸長し、前記フレームメ
    モリ領域の画面毎に区切られた連続アドレス上に画素順
    に配置し、 前記表示インターフェイスは、前記転送条件で与えられ
    る画面枚数に従って読みだした描画データを重ね合わせ
    ることを特徴とするナビゲ−ション装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268971A (ja) * 2000-12-04 2008-11-06 Nokia Corp 画面上の画像フレームを更新する方法及び表示システム
JP2008275923A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Denso Corp 表示装置

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