JPH0934275A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0934275A
JPH0934275A JP20527395A JP20527395A JPH0934275A JP H0934275 A JPH0934275 A JP H0934275A JP 20527395 A JP20527395 A JP 20527395A JP 20527395 A JP20527395 A JP 20527395A JP H0934275 A JPH0934275 A JP H0934275A
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JP20527395A
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English (en)
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Rie Takekoshi
里枝 竹腰
Nobuhiko Takekoshi
信彦 竹腰
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材担持体に近接もしくは接触した転写帯
電手段の上流側に設けた上流押し上げ部材の位置を適切
に規定して、記録材の厚み、環境等の差による電位変動
の影響を受けることなく、転写帯電手段の近傍および上
流側での転写前放電を抑制して、それによる転写抜けを
広い転写条件のラチチュードで防止し、良好なカラー画
像を安定して得ることである。 【構成】 転写ベルト130の移動方向に関し、転写帯
電手段24からの電界が及ぶ領域のうちの上流側領域に
当たる部分の、転写ベルト130を感光ドラム3に密着
させ得る位置に、上流押し上げ部材200の設置位置を
設定し、転写ベルト130を押し上げ、押圧変形して感
光ドラム3に密着し、転写ベルト130と感光ドラム3
との隙間をなくした。 【効果】 上記の隙間があることによって生じていた転
写前放電を抑制でき、目的を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上にトナー像
を形成し、そのトナー像を記録材担持体上に担持された
記録材上に転写して、記録材上に画像を得る画像形成装
置に関する。特に、本発明は、記録材担持体の裏面に導
電性ブラシ等の接触式転写帯電手段を接触し、これに印
加された電圧により転写電界を発生して、記録材担持体
上の記録材に付与することにより、記録材上にトナー像
を転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像形成部を備え、各画像
形成部でそれぞれ色の異なったトナー像を形成し、その
トナー像を同一記録材上に順次重ね合わせて転写して、
カラー画像を得る画像形成装置が種々提案されている。
【0003】近年、カラー画像出力の高速化に向けて開
発が進む中で、より長寿命で、より高水準の画像形成装
置が求められている。このような状況下において、無端
状の記録材担持体を用いた多色電子写真方式のカラー複
写機が、高速記録に用いられている。
【0004】このカラー電子写真記複写機の一例を図7
に基づいて簡単に説明すると、該複写機は、装置内に、
第1、第2、第3および第4の画像形成部Pa、Pb、
PcおよびPdが並設され、各々色の異なったトナー像
が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成される。
【0005】画像形成部Pa、Pb、PcおよびPd
は、それぞれ専用の像担持体、本例では、電子写真感光
ドラム3a、3b、3cおよび3dを具備し、各感光ド
ラム3a、3b、3cおよび3d上に各色のトナー像が
形成される。各感光ドラム3a〜3dに隣接して記録材
担持体(転写ベルト)130が設置され、感光ドラム3
a〜3d上に形成された各色のトナー像が、転写ベルト
130上に担持して搬送される記録材P上に転写され
る。各色のトナー像を転写した記録材Pは、定着部9で
加熱および加圧によりトナー像を定着した後、記録画像
として装置の機外に排出される。
【0006】感光ドラム3a、3b、3cおよび3dの
外周には、それぞれ露光ランプ111a、111b、1
11cおよび111d、ドラム帯電器2a、2b、2c
および2d、電位センサー113a、113b、113
cおよび113d、現像器1a、1b、1cおよび1
d、接触式転写帯電手段24a、24b、24cおよび
24d、およびクリーナ4a、4b、4cおよび4dが
設けられ、装置の上方部には、さらに、図示しない光源
装置およびポリゴンミラー117が設置されている。
【0007】光源装置から発せられたレーザ光をポリゴ
ンミラー117を回転して走査し、その走査光の光束を
反射ミラーによって変向し、fθレンズにより感光ドラ
ム3a、3b、3cおよび3dの母線上に集光して露光
することにより、感光ドラム3a、3b、3cおよび3
d上に画像信号に応じた潜像が形成される。
【0008】現像器1a、1b、1cおよび1dには、
現像剤としてそれぞれシアン、マゼンタ、イエローおよ
びブラックのトナーが、図示しない供給装置により所定
量充填されている。現像器1a、1b、1cおよび1d
は、それぞれ感光ドラム3a、3b、3cおよび3d上
の潜像を現像して、シアントナー像、マゼンタトナー
像、イエロートナー像およびブラックトナー像として可
視化する。
【0009】記録材Pは記録材カセット10に収容さ
れ、そこから複数の搬送ローラおよびレジストローラ1
2を経て転写ベルト130上に供給され、転写ベルト1
30による搬送で感光ドラム3a、3b、3cおよび3
dと対向した転写部に順次送られる。
【0010】転写ベルト130は、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂シート(PETシート)や、ポリフッ化ビ
ニリデン樹脂シート、ポリウレタン樹脂シートなどの誘
電体樹脂のシートからなっており、その両端部を互に重
ね合わせて接合し、エンドレス形状にしたものか、或い
は継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられて
いる。
【0011】継ぎ目を有しないベルトの場合には、均一
な物性を持つように製造することが難しいばかりでな
く、ベルトの周長の安定性および製造時間などの点か
ら、大量生産等にはコスト等の面で不向きである。一
方、継ぎ目を有したベルトでは、継ぎ目部分の凹凸およ
び抵抗値等の物性の変化が避けられず、継ぎ目上で画像
形成を行なうと画像を乱す。このため高画質の画像を得
るためには、転写ベルト130の周長を記録材の長さお
よび記録材と次の記録材間の隙間の長さ(紙間の長さ)
の合計長さの整数倍にする共に、継ぎ目位置の検知手段
を設け、継ぎ目上で画像形成を行なわないようにするの
が一般的である。
【0012】この継ぎ目位置の検知手段としては、転写
ベルト130が不透明な場合には反射型光学センサーを
用い、継ぎ目部に光反射特性が異なる検知印を設けて継
ぎ目位置検知する。転写ベルト130が透明な場合に
は、透過型光学センサーを用いて継ぎ目位置を直接検知
するか、或いは変位センサーを用い、継ぎ目部に設けた
切欠きや突起により機械的に継ぎ目位置を検知する。
【0013】また、転写ベルト130を複数の支持ロー
ラ等で回動させる場合、一般的に、転写ベルト130が
その回動方向と直角の幅方向(スラスト方向、すなわち
支持ローラ等の軸方向と同方向)の一方に片寄るずれが
生じ、ベルト端部を破損するなどの不具合が発生する。
この転写ベルト130のずれは、スラスト方向上におけ
る転写ベルト130の周長差、支持ローラの周長差、あ
るいはベルト支持ユニットのゆがみなどによって、スラ
スト方向上で転写ベルト130のテンションに差が生
じ、このスラスト方向上のベルトテンション差により、
スラスト方向のいずかに応力がかかることが原因であ
る。
【0014】そこで、ベルト側のずれ防止機構、たとえ
ば転写ベルト130の裏面にリブや端部ガイド用の穴な
どを設置したり、ベルト回動機構側のずれ防止機構、た
とえば転写ベルト130の支持ローラの制御機構などを
設置することが行なわれる。しかしながら、いずれの場
合も、多少とも転写ベルト130にスラスト方向のずれ
が生じないようにする回動することは、かなり困難であ
る。従って転写ベルト130は、ある一定幅でスラスト
方向の両方向にずれることを繰り返しながら、回動させ
ることになる。
【0015】さて、この転写ベルト130が回転し、所
定の位置にあることが確認されると、レジストローラ1
2から記録材Pが転写ベルト130に送り出され、記録
材Pが第1画像形成部Paの転写部へ向けて搬送され
る。これと同時に画像書き出し信号がONとなり、それ
を基準としたあるタイミングで第1画像形成部Paの感
光ドラム3aに対し画像形成を行なう。そして感光ドラ
ム3aの下側の転写部でで転写帯電ブラシ24aが電
界、または電荷を付与することにより、感光ドラム3a
上に形成された第1色目のトナー像が記録材P上に転写
される。この転写により記録材Pは転写ベルト130上
に静電吸着力でしっかりと保持され、第2画像形成部P
b以降に搬送される。
【0016】以下同様にして、第2画像形成部Pb〜第
4画像形成部Pdでの画像形成、転写が行なわれる。次
いで4色のトナー像を転写された記録材Pは、転写ベル
ト130の搬送方向下流部で分離帯電器32により除電
して静電吸着力を減衰することにより、転写ベルト13
0の末端でそこから離脱する。離脱した記録材Pは定着
装置9へ搬送される。
【0017】定着装置9は、定着ローラ51、加圧ロー
ラ52と、その各々をクリーニングする耐熱性クリーニ
ング部材54、55と、ローラ51、52内に設置され
たローラ加熱ヒータ56、57と、定着ローラ51にジ
メチルシリコーンオイル等の離型剤オイルを塗布する塗
布ローラ50と、そのオイルの溜め53と、加圧ローラ
52表面の温度を検知して定着温度を制御するサーミス
タ58とからなっている。4色のトナー像を転写された
記録材Pは定着により、トナー像の混色および記録材P
への固定が行なわれて、フルカラーのコピー画像に形成
される。
【0018】転写が終了した感光ドラム3a、3b、3
cおよび3dは、それぞれのクリーナ4a、4b、4c
および4dにより、転写残りのトナーをクリーニング、
除去され、引き続き次の潜像の形成以下に備えられる。
転写ベルト130表面上に付着したトナーは、転写ベル
ト130の表面を除電帯電器33およびベルト裏面側の
対極34により除電した後、ベルト130の表面に当接
したクリーニングウエブ(不織布)35およびベルト裏
面側のバックアップ部材36により、拭い取るようにし
ている。
【0019】ところで、高速化、高画質化のために、転
写ベルト130の移動方向に対し、図8に示すように、
各転写帯電手段24の上流側および下流側に、転写ベル
ト130を変形押圧する押し上げ部材200、210を
設け、多重転写時に記録材および転写ベルトを支持し、
各転写工程での転写前放電および剥離放電を安定化させ
るという提案がなされている。
【0020】上記の上流押し上げ部材200が設置され
ていない場合、各画像形成部において、感光ドラム3上
のトナー像を転写ベルト130上に担持された記録材上
に順次多重転写する際に、転写する直前、すなわち、転
写ベルト130と感光ドラム3との当接点の上流側近傍
に空間が存在し、このわずかな空間においても転写電界
が作用し、その空間の異常放電等が生じる領域におい
て、感光ドラム上のトナーのうち他のトナーよりも鏡映
力が小さい一部のトナーが早くから飛翔したり、また、
他のトナーよりも鏡映力が大きいトナーの極性が反転し
てしまい、記録材に転写されないばかりか、反転トナー
に近接する他のトナーの転写のための飛翔を妨げる等
の、トナー飛散、転写抜けなどの画像不良、つまり、転
写前放電にともなう画像不良生じていたが、上記のよう
な転写部の構成によれば、上流押し上げ部材200によ
る転写ベルト130の押し上げによって、転写ベルト1
30を当接点の上流側近傍において感光ドラム3に密着
できるので、これが防止された。
【0021】また、下流押し上げ部材210の設置がな
いときは、転写ベルト130と感光ドラム3との当接点
の下流側近傍に空間が存在するため、転写時の感光ドラ
ムからのトナーの剥離にともなう剥離放電を抑制でき
ず、その状態で転写を繰り返すため、感光ドラムからの
トナー像を記録材上に順次多重転写する際、一度、記録
材上に転写を行なった後の感光ドラムとの剥離放電によ
る残留電荷の影響により、同一記録材への次の色のトナ
ー像の転写工程において、一部のトナー粒子が逆に感光
ドラム上へ再転写してしまうという画像劣化の問題点も
あったが、上記のような転写部の構成によれば、下流押
し上げ部材210による転写ベルト130の押し上げに
よって、転写ベルト130を当接点の下流側近傍におい
て感光ドラム3に当接できるので、記録材の感光ドラム
からの剥離時に記録材のばたつきによる上下振動を抑制
でき、この振動に起因した剥離時の放電を抑制したた
め、これも解決された。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、上流押し上げ部材200は、転写帯
電手段24と転写ベルト130との当接点に非常に近い
位置、すなわち、数10μmの空隙を対照としたPas
chenの法則に従う位置に設置していた。
【0023】このため、記録材が厚いとか、記録材への
両面画像形成時の2面目の場合であるとか、あるいは記
録材がOHPシートであるなど、転写帯電手段の転写電
位が高くならざるを得ない場合には、従来からの問題点
である転写前放電が発生し、依然として、それによる画
像不良を防止できない。
【0024】つまり、厚い記録材、両面画像形成時の2
面目、OHP等の場合は、普通紙に転写するときよりも
高い電圧を転写帯電手段24に印加することが必要にな
り、転写帯電手段の電界が作用する領域も、その印加電
圧に比例して上流側および下流側に広がるため、上流押
し上げ部材200の転写ベルト130との当接点より上
流域に対しても電界が及び、転写前放電が発生してしま
う。
【0025】さらに、記録材担持体が転写ベルト130
という構成上、搬送速度、記録材の厚み、サイズ等によ
り、転写領域内への搬入経路(紙パス)がばたつくなど
不安定となっており、従って、転写前の感光ドラム3、
転写ベルト130間の空隙幅(空隙の間隔)も不安定な
状態となっている。すると、放電領域外であっても、そ
の空隙幅が減少したときには、放電が発生してしまうの
である。
【0026】また、転写前放電、剥離放電の発生を防止
するべく、転写帯電手段24の上流側および下流側に押
し上げ部材200および210を設置しているにもかか
わらず、感光ドラム3から記録材上へとトナー像を転写
させると、明きからに目視できるような放電膜様の転写
抜けはないものの、ドット単位でトナーが飛び散り、全
体的にがさついた不良画像になってしまう。これは、前
述した理由による。
【0027】さらには、転写時に転写ベルト130を押
し上げる上流、下流の押圧部材200および210を、
転写ベルト130に低い圧力で当接させたとしても、移
動している転写ベルト130に当接させるので、押圧部
材200および210と転写ベルト130の双方に摩擦
が生じることは避けられない。特に、これら押し上げ部
材の材料として、転写ベルトとの摩擦係数が高いゴム、
樹脂等を用いた場合には、その当接部の著しい削れが生
じ、また転写ベルトおよび押し上げ部材に振動が生じる
という欠点もあった。従って、転写前放電あるいは剥離
放電の防止対策として設置した押し上げ部材200及び
210は、長期間の使用によってその効果が減少する問
題がある。
【0028】本発明の目的は、転写材担持体に近接もし
くは接触した転写帯電手段の上流側に設置した押し上げ
部材の設置位置を適切に規定することにより、記録材の
厚み、環境等の差による電位変動の影響を受けることな
く、転写帯電手段の近傍および上流側で発生する転写前
放電を抑制して、それによる転写抜けを広い転写条件の
ラチチュードで防止し、良好なカラー画像を安定して得
ることを可能とした画像形成装置を提供することであ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明にかか
る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、可視画像が形成される像担持体と、記録材を担持し
て像担持体と対向した転写部位へ搬送する記録材担持体
と、転写部位の記録材担持体の裏面に接触もしくは近接
して、搬送された記録材上に前記像担持体上に形成され
た可視画像を転写する転写帯電手段と、転写時に、転写
帯電手段が記録材担持体に接触もしくは近接する部位よ
りも記録材担持体の移動方向上流側の位置で、記録材担
持体に当接して変形押圧させ、記録材担持体を像担持体
に密着させる押し上げ部材とを具備する画像形成装置に
おいて、前記押し上げ部材が板状で、該押し上げ部材に
よる転写時の記録材担持体の押圧変形により、記録材担
持体の移動方向に関して、転写帯電手段からの電界が及
ぶ領域のうちの上流側領域に当たる部分の、記録材担持
体を像担持体に密着させ得る位置に、押し上げ部材の設
置位置を設定したことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0030】本発明によれば、前記押し上げ部材が、前
記移動方向に関して上流側から下流側に傾斜して記録材
担持体に向けて伸びて、記録材担持体に当接される。前
記押し上げ部材の記録材担持体との当接部が湾曲部に形
成されるようにすることもできる。また、前記押し上げ
部材の少なくとも記録材担持体との当接部に耐摩耗層を
有することができる。前記耐摩耗層は、押し上げ部材よ
りも硬度が大きい、または記録材担持体に対する摩擦係
数が小さいことの少なくとも1つの条件を満たす。
【0031】さらに、転写時に記録材担持体に当接して
押圧変形する第2の押し上げ部材を、前記転写帯電手段
からの電界が及ぶ領域のうちの、下流側領域に当たる部
分の記録材担持体を像担持体に密着させ得る位置に設置
することができる。前記第2の押し上げ部材について
も、上記の押し上げ部材と同様にすることができる。
【0032】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。
【0033】実施例1 本発明は、画像形成装置の各画像形成部の転写部におい
て、上流押し上げ部材を設置する位置に大きな特徴であ
る。画像形成装置自体の構成は、図7に示した従来の画
像形成装置と基本的に同じなので、装置の図面およびそ
の各部の説明は省略する。
【0034】本実施例における転写部の概略構成を図1
に示す。本実施例では、この転写部が、図7に示した第
1〜第4の画像形成部Pa〜Pdの各転写部に構成され
る。
【0035】図1に示すように、転写部は接触式帯電手
段24を備え、電極25に板状のやや厚めの導電性基体
(導電性ブレード)26を設けてなっている。この板状
の導電性基体、すなわち、導電性ブレード26は、転写
ベルト130の移動方向と平行な面内に厚み方向を有す
る板形状に形成され、感光ドラム3に向けて、転写ベル
ト130の移動方向上流側から下流側に傾斜して伸び
て、転写ベルト130を介して感光ドラム130に当接
(または近接)されている。
【0036】本発明では、この導電性ブレード26の材
料として、エピクロルヒドリンゴムにカーボンブラック
を添加した、硬度50°のものを使用した。
【0037】転写帯電手段24の上流側には押し上げ部
材200が設置され、この上流押上部材200は、導電
性ブレード26と同様、転写ベルト130の移動方向と
平行な面内に厚み方向を有する板形状に形成されてい
る。上流押し上げ部材200は、転写ベルト130に向
けてその移動方向上流側から下流側に傾斜して伸びてお
り、転写時に、導電性ブレード26の転写ベルト130
とのメカニカルな接触点に対し、その上流側で転写ベル
ト130を感光ドラム3方向に押し上げ、押圧変形し
て、転写ベルト130を感光ドラム3に当接し密着させ
るようになっている。
【0038】本発明では、この上流押し上げ部材200
による転写ベルト130の感光ドラム3への当接を、導
電性ブレード26の接触点上流側の転写電界が作用しな
くなる点に対応した感光ドラム3の部分まで行ない得る
位置に、上流押し上げ部材200の設置位置を設定し
た。本実施例では、接触点上流側領域の転写電界が及ぶ
端部に上流押し上げ部材200を設置して、上流押し上
げ部材200が転写ベルト130を介して感光ドラム3
に当接するようにして、転写ベルト130を上記の当接
条件を満足するように感光ドラム3に当接した。
【0039】従って、記録材は、導電性ブレード26の
接触点よりも上流側の転写電界がほぼ作用しない領域か
ら、転写ベルト130と感光ドラム3との間に挟持さ
れ、感光ドラム3と密着した後に転写される。このた
め、従来、転写帯電手段の接触部の上流側近傍におい
て、転写ベルト130と感光ドラム3との微少空隙によ
り転写前放電が発生していたのを、本発明では抑制する
ことができた。
【0040】以上では、転写ベルト130を押圧変形し
た上流押し上げ部材200を、転写ベルト130を介し
て感光ドラム3に当接させるようにしたが、本発明で
は、上流押し上げ部材200を必ずしも接触させる必要
がない。
【0041】つまり、上流押し上げ部材200を導電性
ブレード26の接触点上流側領域の転写電界が及ぶ端部
よりも外に設置し、上流押し上げ部材200による転写
ベルト130の押し上げにより、接触点上流側の転写電
界が作用しなくなる点に対応した感光ドラム3の部分ま
で転写ベルト130を当接させるが、上流押し上げ部材
200自身は、転写ベルト130を介して感光ドラム3
に当接させることなく、転写ベルト130を回動にとも
なう上下振動がないようにしっかりと支持してじもよ
い。
【0042】本発明において、上流押し上げ部材200
の設置位置の違いによる画像不良および転写前放電に対
する防止効果を調べる実験を行なった。上流押し上げ部
材200として、厚さ500μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムを用い、その設置位置を、図2に示す
ように〜の4つに変えた。は従来提案されている
位置で、導電性ブレード26のメカニカルな接触点より
も約3mm上流位置である。、、は、位置より
もさらに約3mmずつ上流に行った位置である。この位
置は、導電性ブレード26のメカニカルな接触点より
も約12mm上流にあり、本発明の条件を充足する位置
である。
【0043】上流押し上げ部材200をこられの位置に
順次設定して、上流押し上げ部材200による押し上げ
で転写ベルト130を感光ドラム3に当接させた。押し
上げられた転写ベルト130の様子を、同様に、同じ符
号〜で示した。図2において、は比較例の場合の
転写ベルト130を示し、これは、上流押し上げ部材2
00を設けておらず、導電性ブレード26が転写ベルト
130を介して感光ドラム3に当接しているだけの場合
である。
【0044】実験は、導電性ブレード24に印加する電
圧を変えながらハーフトーン画像を転写し、転写前放電
による画像不良が発生するときの電流値の違いを、上記
各位置で比較した。結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1に示されるように、上流押し上げ部材
200を設置しないに対し、従来提案されている位置
に上流押し上げ部材を設置した場合には、導電性ブレ
ード26の上流近傍の感光ドラム3−転写ベルト130
間の隙間をなくせるので、電流値が小さい、すなわち導
電性ブレードへの印加電圧が小さいうちは、転写前放電
を防止する効果があることが認められた。しかし、位置
への上流押し上げ部材の設置では、その隙間をなくす
領域が微少であるため、高電流、すなわち高電圧を導電
性ブレードに印加すると、導電性ブレードのつくる電界
領域が広がって、転写前放電による画像不良を防止する
効果がなくなった。
【0047】本発明の条件を満たす位置に上流押し上
げ部材200を設置した場合には、記録材の厚み、OH
Pシート、両面画像形成時の2面目など、導電性ブレー
ド26に高い電流、すなわち高電圧がかかったときで
も、十分、転写前放電を防止する効果を得ることができ
た。
【0048】また、上流押し上げ部材の位置は、実際
に使用される電流値の最大値25μAに対して数μAの
誤差を考慮し、さらにブレード削れによる位置変化や取
付け誤差等に起因する数mmの誤差を加えたものである
ため、位置に上流押し上げ部材を設置することによっ
て環境変化や耐久によらずに、感光ドラム上のトナー像
を良好に転写することができる。
【0049】また、トナー像の飛び散りのレベルは、上
記実験における転写前放電による画像不良発生時の電流
値に比例することも明らかなようになった。
【0050】本発明において行なった検証実験を以下に
示す。本発明で規定する位置に上流押し上げ部材200
を設置した画像形成装置において、全面ハーフトーン画
像の画像形成を行ない、そのハーフトーン画像の記録材
上への転写中に、装置の電源スイッチをOFFすること
によって転写を強制停止させた。そのときの転写工程位
置と、記録材上に転写したトナー量との関係を図3に示
す。
【0051】図3において、実線は、転写帯電手段26
に高電圧を印加する通常の転写工程の場合、破線は、通
常の転写工程において高電圧の印加なしにした場合であ
る。破線から分かることは、感光ドラム3と転写ベルト
130上の記録材との電位差、および感光ドラム3に対
する記録材の密着による機械的な圧力のみで、感光ドラ
ム3上のトナーの一部が記録材に転写して来ていること
である。従って、位置Bから位置C間の実線部は、破線
部と同様な条件で転写して来たトナー量を示していると
考えられる。また、位置Bから位置Aにかけては、転写
帯電手段に印加された電圧による電界の作用で、トナー
が急激な立ち上がりで転写されている。
【0052】前述の上流押し上げ部材200の位置〜
を図3に重ねて、画像不良発生電流およびトナー像の
飛び散りの結果を考察すると、位置の付近から転写前
飛び散りが開始し、位置の付近で異常放電がピークに
達する。
【0053】従って、本発明は、転写前飛び散りが開始
する位置Bより上流において、上流押し上げ部材200
により転写ベルト130を感光ドラム3に密着させるこ
とである。好ましくは、図3の実線と破線が完全に一致
する位置C(位置)において、転写ベルトを感光ドラ
ムに密着させる。
【0054】以上では、転写ベルト130を押圧変形し
た上流押し上げ部材200を、転写ベルト130を介し
て感光ドラム3に当接させるようにしたが、本発明で
は、上流押し上げ部材200を必ずしも接触させる必要
がない。
【0055】つまり、上流押し上げ部材200を導電性
ブレード26の接触点上流側領域の転写電界が及ぶ端部
よりも外に設置し、上流押し上げ部材200による転写
ベルト130の押し上げにより、接触点上流側の転写電
界が作用しなくなる点に対応した感光ドラム3の部分ま
で転写ベルト130を当接させるが、上流押し上げ部材
200自身は、転写ベルト130を介して感光ドラム3
に当接させることなく、転写ベルト130を回動にとも
なう上下振動がないようにしっかりと支持するに止ま
る。
【0056】実施例2 本発明の他の実施例について説明する。本実施例におけ
る転写部を図4に示す。本実施例では、図4に示すよう
に、導電性ブレード26の下流側にも、押し上げ部材2
10を設置したことが特徴である。図4において、図1
に付した符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0057】前述したように、従来は、転写時の感光ド
ラム3からのトナーの剥離にともなう放電を抑制できな
い状態で転写を繰り返すことを余儀なくされており、こ
のときの記録材上のトナー像に発生した残留電荷の影響
により、次の色の転写時に、トナーが記録材から感光ド
ラムへ再転写し画像劣化を生じている。本実施例では、
これに対する対策として、下流押し上げ部材210を設
置した。
【0058】この下流押し上げ部材210を設置する
と、導電性ブレード26の電界領域が上流側にシフトす
るため、実施例1に示した、上流押し上げ部材210の
設置位置の違いによる効果を調べる実験実験を行なう
と、転写前放電による画像不良発生電流値は、4μA程
度低下してしまう。つまり、従来の提案位置での電流
値22μAが、下流押し上げ部材210の設置により約
18μA程度になる。
【0059】従って、前の実施例における上流押し上げ
部材200の設置位置も、下流押し上げ部材210を
設置した場合の画像不良発生電流値の低下を考慮して変
更することが好ましいが、位置における画像不良発生
電流値が34μAから約30μAに低下したとしても、
実際に使用される電流値の最大値が25μAであると
き、特に問題は生じなかった。
【0060】実施例3 本実施例における転写部を図5に示す。図5に示すよう
に、本実施例は、上流押し上げ部材200および下流押
し上げ部材210に対し、それらの転写ベルト130と
のメカニカルな当接点を含む範囲に、それぞれ耐摩耗層
202、212を設けたことが特徴である。
【0061】本実施例では、上流、下流押し上げ部材2
00、210にABS樹脂を用い、それらの上にテフロ
ンをコートして、耐摩耗層202および212を形成し
た。耐摩耗層、下層202、210の材料としては、テ
フロンの他に、ナイロンや高密度ポリエチレンのような
高分子化合物など、転写ベルトと130の摩擦係数が低
くなる材料が好適である。
【0062】本実施例によれば、上流押し上げ部材20
0あるいは下流押し上げ部材210の転写ベルト130
との摩擦係数が高いことによる弊害、すなわち、上流押
し上げ部材200および下流押し上げ部材210の削れ
が、耐摩耗層202および212により防止され、ま
た、転写ベルト130のびびり振動等が防止される。従
って、転写前放電あるいは剥離放電にともなう画像不良
の解消効果が、長期間の使用によっても維持された。
【0063】以上の実施例では、いずれも、上流押し上
げ部材200および下流押し上げ部材210は、転写ベ
ルト130に向けて移動方向上流側から下流側に傾斜し
て伸びて、転写ベルトに当接させたが、本発明はこれに
限らない。図6に示すように、転写ベルト130の移動
方向と平行な面内に厚み方向を有する板形状に形成され
た上流、下流押し上げ部材200、210の転写ベルト
とのメカニカルな当接点の角部を湾曲部にすることによ
って、転写ベルト130に向けてその移動方向下流側か
ら上流側に傾斜して伸びても、あるいは転写ベルト13
0に対して垂直に伸びても、当接点の削れ防止に対し良
好な結果を得ることができる。
【0064】この図6の押し上げ部材200、210に
は、図5のような耐摩耗層202、212を設けること
ができ、さらなる効果があることはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録材担持体の移動方向に関して転写帯電手段の上流側
に設けた押し上げ部材により、転写帯電手段からの転写
電界が及ぶ電界領域を外れた領域、もしくは弱い電界領
域において、記録材担持体を押圧変形し、像担持体と記
録材担持体との間の隙間をなくしたので、従来、隙間が
あることによって生じていた転写前放電を抑制でき、放
電による転写抜けなどの画像不良の発生を防止できる範
囲を拡大できる。またトナーのドット単位においても飛
び散りを防止することができる。
【0066】また、押し上げ部材に耐摩耗層を設けた場
合には、長期間の使用においても、押し上げ部材および
記録材の振動、削れなどを防止することができ、前述し
た効果を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における転写部を示す断面図
である。
【図2】図1の転写部の近くに設置した上流押し上げ部
材の設置位置の違いによる効果を調べる実験を示す説明
図である。
【図3】本発明で行なった確証実験における転写工程位
置と記録材上の転写トナー量との関係を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例における転写部を示す断面
図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例における転写部を示
す断面図である。
【図6】上流、下流押し上げ部材のさらに他の設置例を
示す断面図である。
【図7】従来の画像形成装置を示す構成図である。
【図8】図7の装置の画像形成部の各転写部を示す断面
図である。
【符号の説明】
3 感光ドラム 24 転写帯電手段 26 導電性ブレード 130 転写ベルト 200 上流押し上げ部材 202、212 耐摩耗層 210 下流押し上げ部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視画像が形成される像担持体と、記録
    材を担持して像担持体と対向した転写部位へ搬送する記
    録材担持体と、転写部位の記録材担持体の裏面に接触も
    しくは近接して、搬送された記録材上に前記像担持体上
    に形成された可視画像を転写する転写帯電手段と、転写
    時に、転写帯電手段が記録材担持体に接触もしくは近接
    する部位よりも記録材担持体の移動方向上流側の位置
    で、記録材担持体に当接して変形押圧させ、記録材担持
    体を像担持体に密着させる押し上げ部材とを具備する画
    像形成装置において、前記押し上げ部材による転写時の
    記録材担持体の押圧変形により、記録材担持体の移動方
    向に関して、転写帯電手段からの電界が及ぶ領域のうち
    の上流側領域に当たる部分の、記録材担持体を像担持体
    に密着させ得る位置に、押し上げ部材の設置位置を設定
    したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記押し上げ部材が板状であって、該押
    し上げ部材が前記移動方向に関して上流側から下流側に
    傾斜して記録材担持体に向けて伸びて、記録材担持体に
    当接する請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記押し上げ部材の記録材担持体との当接
    部が湾曲部に形成された請求項1または2の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記押し上げ部材の少なくとも記録材担
    持体との当接部に耐摩耗層を有する請求項1、2または
    3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記耐摩耗層は、押し上げ部材よりも硬
    度が大きい、または記録材担持体に対する摩擦係数が小
    さいことの少なくとも1つの条件を満たす請求項4の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写時に記録材担持体に当接して押圧変
    形する第2の押し上げ部材を、前記転写帯電手段からの
    電界が及ぶ領域のうちの、下流側領域に当たる部分の記
    録材担持体を像担持体に密着させ得る位置に設置した請
    求項1、2、3、4または5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の押し上げ部材が板状であっ
    て、該第2の押し上げ部材が前記移動方向に関して上流
    側から下流側に傾斜して記録材担持体に向けて伸びて、
    記録材担持体に当接する請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の押し上げ部材の記録材担持体
    との当接部が湾曲部に形成された請求項6または7の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の押し上げ部材の少なくとも記
    録材担持体との当接部に耐摩耗層を有する請求項6、7
    または8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記耐摩耗層は、押し上げ部材よりも
    硬度が大きい、または記録材担持体に対する摩擦係数が
    小さいことの少なくとも1つの条件を満たす請求項9の
    画像形成装置。
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