JP2009063742A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期まで、プレ転写、剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、感光体ドラム2と、中間転写ベルト20と、中間転写ベルト20と面接触する導電性を有した転写シート5と、転写シート5と面接触する弾性体の弾性部材15と、転写シート5に転写電圧を印加する1次転写用電源40aとを有し、転写電圧が印加された転写シート5により、感光体ドラム2に形成された現像剤像を中間転写ベルト20又は中間転写ベルト20の上の記録材に転写する画像形成装置において、中間転写ベルト20と転写シート5の接触面側にて、転写シート5のシート幅方向中央部に比べて端部のほうが中間転写ベルト20の回転方向上流側に引っ張られて反っていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を利用する画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置には、トナーを用いた電子写真方式が多く用いられている。これらの画像形成装置において、像担持体である感光ドラム上に担持されている現像剤像であるトナー像を、転写材又は中間転写ベルト表面に対して静電的に転移させる転写工程がある。
転写工程において、トナーを静電的に転移させるために、必要なバイアスを与える転写バイアス印加手段が設けられている。高圧電源に接続されている転写手段として、感光体ドラムに対して記録材搬送ベルトや中間転写ベルトをはさんで対向位置(記録材搬送ベルトや中間転写ベルトの裏面側)に転写ローラなどの接触転写部材を配置した構成のものがよく用いられている。
図18は転写部材として転写ローラを用いた構成断面図である。図18に示すように、感光ドラム102aには、無端ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト120が、接触領域N1で当接している。1次転写用の転写ローラ145aは、中間転写ベルト120と接触領域N2で当接している。従って、1次転写用の転写ローラ145aと各感光ドラム102aは、中間転写ベルト120を介してニップを形成している。転写ローラ145aには、1次転写用電源140aが接続されている。
感光ドラム102a上に形成されたトナー像は、1次転写用電源140aから1次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ145aにより、回転している中間転写ベルト120上に1次転写される。
この構成において、接触領域N1外に、中間転写ベルト120と転写ローラ145aの回転方向上流側の接触開始端がある場合には、感光ドラム102a上のトナー像が中間転写ベルト上にプレ転写してしまう。プレ転写は、転写ローラ145aに印加する転写バイアスにより形成される転写電界により発生し、プレ転写により、所謂、飛び散りなどの画像品位の低下が発生するおそれがある。
また、接触領域N1内に、中間転写ベルト120と転写ローラ145aと回転方向下流側の接触終了端がある場合には、中間転写ベルト120と感光ドラム102aの剥離部において急激な電位変化により剥離放電が発生することがある。剥離放電により、中間転写ベルト上のトナー像が乱れてしまうおそれがある。剥離放電を抑制するため、除電部材を設けた構成では、装置の大型化、コストアップを招いてしまう。
さらに、中間転写ベルト120と転写ローラ145aの接触幅(所謂、転写ニップ幅)が転写ローラ145aの撓みの影響で長手方向で不均一となるおそれがある。この場合、転写工程に必要な電流が長手方向で不均一となり、転写不良などの画像不良が発生する。
一方で、ブラシ状の転写手段を用いた構成が提案されている。転写手段として転写ブラシ用いる構成は、ブラシを構成する各々の繊維が独立して転写ベルトもしくは中間転写ベルトと接触している。このため、転写ベルトもしくは中間転写ベルトとの接触領域が長手方向の当接状態を均一にすることができ、転写不良を抑制している(特許文献1)。
図19は転写部材として転写ブラシを用いた構成断面図である。図18と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図19に示すように、1次転写用の転写ブラシ146aは、中間転写ベルト120を介して各感光ドラム102aに当接している。感光ドラム102a上に形成されたトナー像は、1次転写バイアスが印加された転写ブラシ146aにより、回転している中間転写ベルト120上に1次転写される。
本構成において、接触領域N1内に、中間転写ベルト120と転写ブラシ146aの上流側の接触開始端があるので、感光ドラム102a上のトナー像が中間転写ベルト120上にプレ転写することを抑制できる。このため、所謂、飛び散りなどの画像品位の低下を抑制できる。
また、接触領域N1外に、中間転写ベルト120と転写ブラシ146a下流側の接触終了端があるので、中間転写ベルト120と感光ドラム102aの剥離部において急激な電位変化による剥離放電は発生しない。
しかし、転写ブラシ146aを長期に使用した場合、転写ブラシ146aの先端部がつぶれて変形を起こすといった問題があった。
具体的には、転写ブラシ146aを中間転写ベルト120に押圧することで、転写ブラシ146aを構成する各々の繊維は倒れる。このような状態で使用された場合は、転写ブラシ146aの繊維に倒れた状態の癖が付き変形する場合があった。
この結果、中間転写ベルト120と転写ブラシ146aの所望の接触領域が形成されないので、上述したプレ転写、剥離放電、接触幅の不均一による転写不良などの問題が発生してしまう。
転写手段として、摺動性のよい導電シート部材(以下、転写シートと呼ぶ)を記録材搬送ベルトや中間転写ベルト裏面と面接触させ、所定の位置に固定する方法が提案されている。
例えば、タンデム型のカラー画像形成装置において、弾性シート部材と記録材搬送ベルトの間に、摺動性のよい導電シート部材(転写シート)を挟んで固定する。この際、弾性シートの部材を中央から両端にかけて圧を強くなるような異なる弾力にて形成されたものを用いる。この構成において、均一な転写電流を印加して、転写不良を抑制する方法が提案されている(特許文献2)。
図20は転写部材として転写シートを用いた構成断面図である。図18と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図20に示すように、1次転写用の転写シート147aは、記録材搬送ベルト135と接触領域N2を有した状態で当接し、さらに、弾性シート148aに当接し、押圧されている。
弾性シート148aは、弾性シート支持部材149aに支持されている。
従って、弾性シート148aは、転写シート147aを介して、記録材搬送ベルト135を付勢し、さらに画像形成中においては記録材Pも介して各感光ドラム102aを付勢する。転写シート147aには、1次転写用電源140aが接続されている。感光ドラム102a上に形成されたトナー像は、1次転写バイアスが印加された転写シート147aにより、記録材搬送ベルト135上担持搬送されている記録材Pに重畳転写される。
本構成においても、接触領域N1(記録材Pと感光ドラム102aの接触領域と略同一)内に、記録材搬送ベルト135と転写シート147aの上流側の接触開始端を配置させる。これにより、プレ転写を抑制でき、所謂、飛び散りなどの画像品位の低下を抑制できる。
また、接触領域N1外に、記録材搬送ベルト135と転写シート147a下流側の接触終了端を配置させる。これにより、記録材Pと感光ドラム102aの剥離部において急激な電位変化による剥離放電は発生しない。
特開平05−127546号公報 特許3388535号公報
しかしながら、特許文献2に示すような、従来例の構成では、使用を続けた場合に、転写シートの波うちが発生する場合があった。波うちにより接触領域N1、転写ニップ幅の面圧が不均一になり、転写電流値が不均一になるため、転写不良を生じてしまう。
上記の現象は、以下の2つの理由により発生する。
1.転写シートの貼り付け精度
転写シート147aの貼り付け精度が悪いと転写シート147aを延ばした部分や縮ませた部分が発生してしまう。特に長手方向に縮ませた部分に対応して波うちが発生してしまう。
2.耐久による転写シートの伸び
使用を続けていった場合に、ベルトの寄り力などで転写シート147aが長手方向への伸び力を受ける。すなわち、転写シート147aを固定する手段は、中間転写ベルト120又は記録材搬送ベルトの回転方向上流側を固定し、下流側を固定しない。この場合、上流側においては、固定手段によりシートの伸びを防止する方向に力が働くのに対して、下流側においては、固定手段を有していない。このため、転写シート147aの伸びを防止する方向に力が働かない。従って、転写シートが下流側ほど長くなるように伸びて、波うちとなってしまう。
このような転写シートの波うちを防止する手段として、以下の3つの手段が考えられる。
1.転写シートの剛性を上げる
2.転写シートを弾性シート転写面側に貼り付ける
3.転写シートの上流・下流共に固定する
しかし、以下に述べるような理由から用いることが出来ない。
1.のように転写シート147aの剛性を上げると、伸びを防止する効果はあるものの、転写シート147aを弾性シート148aにきれいに追従させて配置することが出来なくなってしまう。この結果、転写シート147aと弾性シート148aがお互いに反発し合い、使用時に転写シート前側に出っ張る形になってしまうことがある。
すると、転写電界により、感光ドラム上のトナー像が中間転写ベルト120又は記録材上にプレ転写し、所謂、飛び散りなどの画像品位の低下を発生させてしまう場合がある。
また、転写シート147aが硬いことから特に転写シート147aの端部において中間転写ベルト120又は記録材搬送ベルトを削ってしまう。削れたカスが、濃度検知や色ずれ検知のセンサ対向ローラに入った場合には、センサの信号ノイズになってしまう。また、削れたカスが、中間転写ベルト120又は記録材搬送ベルトと転写シート147aの間に混入した場合には転写不良を発生してしまう。
2.のように転写シート147aを弾性シート148aに貼り付けると、伸びを防止する効果はあるものの、貼り付け精度が非常にシビアになってしまう。転写シート147aを縮ませてとりつけてしまった部分に対応して凸部が発生してしまい、接触領域N1、転写ニップ幅の面圧が不均一になり、転写電流値が不均一になるため、転写不良を生じてしまう。
3.のように転写シート147aの上流・下流共に固定すると、伸びを防止する効果は若干あるものの、上流・下流の間の部分は固定されていないので、結局伸びは発生してしまい、波うちを発生させてしまう。その上、2箇所を固定するために転写シート147aの貼り付け精度は2.と同様にシビアになってしまい、接触領域N1、転写ニップ幅の面圧が不均一になり、転写電流値が不均一になるため、転写不良を生じてしまう。
尚、本課題は、中間転写ベルトを用いた画像形成装置の場合においても、記録材に直接重畳転写するような記録材搬送ベルトを用いた画像形成装置の場合においても同様の現象が発生する。
そこで本発明は、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期まで、プレ転写、剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、像担持体と、像担持体の接触して回転可能な無端状ベルト部材と、前記無端状ベルト部材の前記像担持体との接触面の裏面にて前記無端状ベルト部材と面接触する導電性を有したシート状転写部材と、前記シート状転写部材と前記無端状ベルト部材との接触面の裏面にて前記シート状転写部材と面接触する弾性体の押圧部材と、前記シート状転写部材に転写電圧を印加する電源とを有し、転写電圧が印加された前記シート状転写部材により、前記像担持体に形成された現像剤像を無端状ベルト部材又は無端状ベルト部材の上の記録材に転写する画像形成装置において、前記無端状ベルト部材と前記シート状転写部材の接触面側にて、前記シート状転写部材のシート幅方向中央部に比べて端部のほうが無端状ベルト部材の回転方向上流側に引っ張られて反っていることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期まで、プレ転写、剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第一実施形態]
本発明に係る画像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明する。
(1)画像形成装置
図1は本実施形態に係るカラー画像形成装置(電子写真方式の中間転写方式のフルカラープリンタ)を示す概略構成図である。
図1に示すように、カラー画像形成装置は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の画像を形成する4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkを備えている。4つの画像形成部1は一定の間隔をおいて一列に配置されている。
各画像形成部1には、それぞれ像担持体としての感光体ドラム2a、2b、2c、2dが設置されている。各感光体ドラム2の周囲には、帯電ローラ3a、3b、3c、3d、現像装置4a、4b、4c、4d、転写シート(シート状転写部材、転写手段)5a、5b、5c、5d、ドラムクリーニング装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ設置されている。帯電ローラ(帯電手段)3と現像装置(現像手段)4間の上方には露光装置7a、7b、7c、7dがそれぞれ設置されている。各現像装置4には、それぞれ負帯電特性のイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーが収納されている。
感光体ドラム2は、負帯電の有機感光体でアルミニウムのドラム基体上に感光層を有しており、駆動装置(不図示)によって矢印方向(反時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
帯電ローラ3は、それぞれ感光体ドラム2に所定の圧接力で接触しており、帯電バイアス電源(不図示)によって、所望の帯電バイアスを印加され、各感光体ドラム2表面を所定の電位に均一に帯電する。なお、各感光体ドラム2は各帯電ローラ3により負極性に帯電される。
露光装置(レーザスキャナ装置)7は、ホストコンピュータ(不図示)からそれぞれ入力される画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザ光をレーザ出力部(不図示)から出力する。出力されたレーザ光は、各反射ミラー(不図示)を介して各感光体ドラム2表面を画像露光し、各帯電ローラ3で帯電された各感光体ドラム2表面に画像情報に応じた静電潜像を形成する。
現像装置4は、現像方式として、接触現像方式を用いており、現像剤担持体としての現像ローラを有している。現像ローラ上の薄層担持されたトナーは現像駆動手段(不図示)により回転した現像ローラにより感光体ドラム2との対向部(現像部)に搬送される。感光体ドラム上に形成された静電潜像は、現像電圧印加手段(不図示)により現像ローラに印加された現像バイアスによりトナー像として現像(反転現像)される。
現像装置4における各現像ローラと各感光体ドラム2は、フルカラー画像形成モードでは当接であり、後述するモノカラー画像形成モードでは画像を形成する現像部以外の現像ローラと感光体ドラム2は離間するような構成となっている。これは、現像ローラとトナーの劣化、消耗を防止するためである。
1次転写用の転写シート5は、導電性を持たせたナイロン、EVA、PEなどの樹脂により形成されたシートにより構成されている。
中間転写ベルト20は、回転可能な中間転写体(無端状ベルト部材)である。中間転写ベルト20は、PVdF(弗化ビニリデン樹脂)、ETFE(四弗化エチレン−エチレン共重合樹脂)、ポリイミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート等の樹脂、あるいは、例えばEPDM等のゴム基層の上に、例えばウレタンゴムにPTFEなど弗素樹脂を分散したものを被覆したものである。
感光ドラム2aは、中間転写ベルト20の表面(接触面)に当接している。転写シート5aは、転写部保持部材16aに保持された弾性部材(押圧部材)15aにより、中間転写ベルト20の裏面(接触面と反対の面)へ面接触して押圧されている。このように、弾性部材15aは、転写シート5aと中間転写ベルト20を介して各感光ドラム2aに付勢して1次転写部Nを形成している。転写シート5aには、1次転写用電源40aが接続されている。
感光ドラム2a上に現像されたトナー像は、1次転写バイアスが印加された転写シート5aにより、回転している中間転写ベルト20上に1次転写される。
以上が画像形成部1Yの転写部構成であり、他の画像形成部1M、1C、1Bkについても同様の構成となっている。
2次転写対向ローラ23は、中間転写ベルト20を介して2次転写ローラ24と当接して、2次転写部Mを形成している。2次転写ローラ24は、中間転写ベルト20に接離自在に設置されている。中間転写ベルト20の2次転写部Mより回転方向下流側に、クリーニング用帯電部材(接触帯電部材)としての帯電ローラ(ICLローラ)30が接触している。ICLローラ30は、中間転写ベルト20表面に残った転写残トナーを除去して回収する。ICLローラ30にはクリーニング用電源(不図示)が接続され、ICLローラ30とクリーニング用電源とによってベルトクリーニング装置が構成されている。
2次転写部Mより記録材Pの搬送方向下流側には、定着ローラ12aと加圧ローラ12bを有する定着装置12が設置されている。
(画像形成動作)
次に、カラー画像形成装置による画像形成動作について説明する。
画像形成動作開始信号が発せられると、所定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部1の各感光ドラム2は、それぞれ帯電ローラ3によって一様に本実施の形態では負極性に帯電される。そして、露光装置7は、入力されるカラー色分解された画像信号をレーザ出力部(不図示)にて光信号にそれぞれ変換し、変換された光信号であるレーザ光を帯電された各感光ドラム2上にそれぞれ走査露光して静電潜像を形成する。
そして、先ず静電潜像が形成された感光ドラム2a上に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによりイエローのトナーを感光体表面の帯電電位に応じて静電吸着させることで静電潜像を顕像化し、現像像とする。イエローのトナー像は、1次転写部Nにて1次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写シート5aにより、回転している中間転写ベルト20上に1次転写される。イエローのトナー像が転写された中間転写ベルト20は画像形成部1M側に回転される。
そして、画像形成部1Mにおいても、同様にして感光ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像が、中間転写ベルト20上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、1次転写部Nにて転写される。
以下、同様にして中間転写ベルト20上に重畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に、画像形成部1C、1Bkの感光ドラム2c、2dで形成されたイエロー、ブラックのトナー像を各1次転写部Nにて順次重ね合わせる。これにより、フルカラーのトナー像を中間転写ベルト20上に形成する。
中間転写ベルト20上のフルカラーのトナー像先端が2次転写部Mに移動されるタイミングに合わせて、給送ローラ(レジストローラ)13により記録材Pを2次転写部Mに搬送する。記録材Pに、2次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された2次転写ローラ24によりフルカラーのトナー像が一括して2次転写される。フルカラーのトナー像が形成された記録材Pは、定着装置12に搬送されて、定着ローラ12aと加圧ローラ12b間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像を加熱、加圧して記録材P表面に熱定着し、外部に排出される。これにより、一連の画像形成動作を終了する。
1次転写時において、感光ドラム2上に残留している1次転写残トナーは、ドラムクリーニング装置6によって除去されて回収される。2次転写後に中間転写ベルト20上に残った2次転写残トナーは、ICLローラ30によって以下のように回収される。
ICLローラ30を中間転写ベルト20と接触させてクリーニング用電源(不図示)からバイアスを印加することによって二次転写残トナーを同時に帯電する。二次転写後の二次転写残トナーは、ICLローラ30部での放電によって強制的にトナーと逆極性(正極性)に帯電され、回収される。
(2)1次転写機構
1次転写機構について説明する。
図2は画像形成部1Yにおける1次転写機構を示す斜視図である。図2に示すように、弾性部材15aは、PET樹脂からなり、縦8.5mm、横225mm(長手幅方向)のシート状となっている。
転写シート5aは、導電性を持たせたナイロン系樹脂からなり、縦9.5mm、横225mmの略長方形状となっている。
抵抗値としては、転写シート5aの中間転写ベルト20との接触面側に接触面相当のアース電極を取り付けている。転写電圧を印加する転写電圧電極との両電極間に25V印加を行ったときの抵抗値が1×10Ωのものを用いている。
転写シート5aの厚みは、150μmとした。転写シート5aの厚みは、40μm以上400μm以下が好適である。転写シート5aの厚みは、薄いほど弾性部材15aの形状に追従しやすく、ニップ形状が安定しやすいが、シートが伸び易く、波うちが発生しやすい。転写シート5aの厚みは、厚いほど、シートが伸び難く、波うちは発生しにくいが、弾性部材15aの形状にきれいに追従し難く、ニップ形状が不安定になり易く、転写不良(接触ムラに対応した転写ムラ)を発生し易くなる。
図3は画像形成部1Yにおける転写部保持部材16aの斜視図である。
転写部保持部材16aは感光ドラム2aと中間転写ベルト20の接線方向から45°傾いた形状に平面の保持面を有している。転写保持部材16aの材質は導電性樹脂からなり、本実施の形態においては、1次転写用電源40aから印加される1次転写バイアスの給電部材を兼ねている。
図4に画像形成部1Yにおける1次転写機構の概略図を示す。
転写シート5aは、図4に示すように、弾性部材15aの上流側側面に両面テープ(稜線Bから3mmまでの所に取り付けてある)にて縦9.5mmの転写シート5aを取り付けてある。弾性部材15aと転写シート5aを弾性を利用して折り曲げることで、弾性部材15aのベルト側接触面部分を転写シート5aが覆った状態で、中間転写ベルト20に接触できる。
両面テープへの貼り付け時に、転写シート5aの一端部側(中間転写ベルト20に当接しない端部側)は略稜線B上に配置する。転写シート5aの幅方向中央部(ベルト幅方向中央部)は、h(h=0.2mm)だけ直線の稜線Bを基準として、感光体ドラム側に反らせる。
ここで、転写シート5aのシート幅方向の長さをLとし、転写シート5aの反らせ量(シート幅方向端部に対する中央部の凹み量)hとしたとき、h/Lが0.0002以上0.004以下であればよい。
これにより、転写シート5aの感光体ドラム側(中間転写ベルト20に当接する端部側)において、転写シート5aの幅方向中央部から両端部にかけて感光体ドラム2から遠くなる方向に反り、逆クラウン形状となる。すなわち、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向上流側(無端状ベルト部材回転方向上流側)が凹形状に反る。
これにより、中間転写ベルト20と転写シート5aの接触面側にて、転写シート5aの幅方向中央部に比べて、両端部のほうが中間転写ベルト回転上流側に引っ張られるように反らせられる。これにより、転写シート5aの中間転写ベルト20の回転方向下流側にてよりベルト長手方向(ベルト幅方向と直交する方向)に縮もうとする力を働かせることができる。
転写シート5aの中央部の反らせ量hは、45μm以上900μm以下が好適である。転写シート5aの反らせ量を大きくするほど、波うちを抑制できるが、転写シート5aの折り曲げ部が不安定になりやすい。このため、ニップ形状が不安定になり易く、転写不良(接触ムラに対応した転写ムラ)を発生し易くなる。転写シート5aの反らせ量を小さくするほど、ニップ形状が安定し、転写不良を抑制し易くなるが、波うちが発生し易くなる。
なお、他の画像形成部1M、1C、1Bkについても同様の構成となっている。
(3)本実施形態の画像形成装置の、画像出力実験結果
次に、本実施形態の画像形成装置の、画像出力実験の結果について説明する。
画像形成耐久試験として、記録材には、CLCカラーレーザーコピア用紙(Canon販売、商品名)を用い、CMYKの各色印字率4%の画像を用いて10万枚印刷を行った。耐久開始時と、その後1万枚おきに画像サンプリングを行った。実験を行った雰囲気環境は温度23℃、湿度50%である。
印字モードとしては普通紙モードを用い、実験に用いた画像形成装置において、このときのプロセススピードは100mm/sec、スループットは1分間に18枚である。
サンプリング画像としては、ベタ画像、ハーフトーン画像、文字細線画像をそれぞれCMYKRBG色にて出力した。
サンプリング画像から画像評価を行い、以下4つの画像不良((1)飛び散り、(2)剥離放電、(3)転写均一性)の観点でランク付け評価を行った。
ランクとしては、画像不良がまったく発生しない場合を○、わずかに確認できる場合を○△、確認できる場合を△、少し悪い場合を△×、悪い場合を×として、ランク付けを行った。
図5は評価結果を示す図である。図5に示すように、本実施形態の画像形成装置では、10万枚の耐久を通じて、画像不良は発生しなかった。
(4)比較例1〜3の画像形成装置の、画像出力実験結果
次に、従来例などの比較例1〜3の画像形成装置の、画像出力実験の結果について説明する。画像形成耐久試験方法、評価方法としては、先述と同等の方法を用いた。
比較例1としては、転写シートを反らせることなく取り付けた1次転写機構を用いた画像形成装置を用いた。
比較例2としては、転写ブラシを中間転写ベルト20に接触させた1次転写機構(接触面積は転写シートのときと同等とした)を用いた画像形成装置を用いた。
比較例3としては、転写ローラを中間転写ベルトに接触させた1次転写機構を用いた画像形成装置を用いた。
図6は評価結果を示す図である。図6に示すように、比較例1では、耐久枚数が8万枚を超えた所から転写不良が確認された。
比較例2では、耐久枚数が5万枚を超えた所から剥離放電が確認され、さらに7万枚を超えた所から飛び散りと転写不良が確認された。
比較例3では、耐久を通じて飛び散りのレベルは若干悪かった。また、7万枚を超えた所から剥離放電が確認され、さらに9万枚を超えた所から転写不良が確認された。
(効果)
上述の如く、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第二実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第二実施形態について図を用いて説明する。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は本実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。図8は転写部保持部材16aを中間転写ベルト20との接触面側から見た状態を示す概略図である。
図7、図8に示すように、本実施形態の画像形成装置は、上記第一実施形態の転写部保持部材16に変えて転写部保持部材26(26a、26b、26c、26d)を設けたものである。
転写部保持部材26aは、中間転写ベルト回転方向上流側において、シート幅方向中央部に対してシート幅方向両端部がh(h=0.2mm)だけ中間転写ベルト20の回転方向上流側になるように逆クラウン形状となっている。
転写部保持部材26aの形状に合わせて、弾性部材15a、転写シート5aを転写部保持部材26aに取り付ける。これにより、中間転写ベルト20と転写シート5aの接触面側にて、転写シート5aのシート幅方向中央部に比べて、端部側のほうが中間転写ベルト回転方向上流側に引っ張られるように反る。これにより、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて長手方向に縮もうとする力を働かせることができる。
かかる構成により、上記第一実施形態と同様に、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第三実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第三実施形態について図を用いて説明する。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は本実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。図9に示すように、本実施形態の画像形成装置は、上記第一実施形態の弾性部材15、転写部保持部材16に変えて、弾性部材(保持部材)35を設けたものである。
弾性部材35aは、ウレタンの発泡スポンジ層からなる発泡スポンジ状の弾性体を縦5mm(中間転写ベルト回転移動方向)、横225mm(長手幅方向)、高さ5mm(中間転写ベルト接触面に対して垂直方向)、の略直方体形状である。
抵抗値としては、弾性部材35aの中間転写ベルト20との接触面側に接触面相当のアース電極を取り付け、転写電圧を印加する転写電圧電極との両電極間に100V印加を行ったときの抵抗値が4×10Ωのものを用いている。
硬度は、弾性部材35aの中間転写ベルト20との接触面側をアスカーC(500gf)測定した値で30°である。
転写シート5aは、導電性を持たせたPEにより形成され、縦9.5mm、横225mmの略長方形状である。転写シート5aの厚みは、350μmとした。
抵抗値としては、転写シート5aの中間転写ベルト20との接触面側に接触面相当のアース電極を取り付け、転写電圧を印加する転写電圧電極との両電極間に25V印加を行ったときの抵抗値が1×10Ωのものを用いている。
図10は画像形成部1Yにおける1次転写機構の概略図である。図10に示すように、転写シート5aは、弾性部材35aの中間転写ベルト回転方向上流側の側面に両面テープ(稜線Bから3mmまでの所に取り付けてある)にて取り付けてある。転写シート5aは、略5mmの稜線A部(弾性部材35aの高さ分)で折り返してある。稜線A部で折り返すことで、弾性部材35aのベルト側接触面部分を略全面、転写シート5aが覆った状態で、中間転写ベルト20に接触できる。
両面テープへの貼り付け時に、転写シート5aの一端部側(中間転写ベルト20に当接しない端部側)は略稜線B上に配置する。
転写シート5aの幅方向中央部(ベルト幅方向中央部)は、h(h=0.2mm)だけ直線の稜線Bを基準として、感光体ドラム側に反らせる。
これにより、転写シート5aの感光体ドラム側(中間転写ベルト20に当接する端部側)において、転写シート5aの幅方向中央部から両端部にかけて感光体ドラム2から遠くなる方向に反り、逆クラウン形状となる。
これにより、中間転写ベルト20と転写シート5aの接触面側にて、転写シート5aの幅方向中央部に比べて、両端部のほうが中間転写ベルト回転上流側に引っ張られるように反らせられる。これにより、転写シート5aの中間転写ベルト20の回転方向下流側にてよりベルト長手方向(ベルト幅方向と直交する方向)に縮もうとする力を働かせることができる。
転写シート5aの中央部の反らせ量hは、45μm以上900μm以下が好適である。転写シート5aの反らせ量を大きくするほど、波うちを抑制できるが、転写シート5aの折り曲げ部が不安定になりやすい。このため、ニップ形状が不安定になり易く、転写不良(接触ムラに対応した転写ムラ)を発生し易くなる。転写シート5aの反らせ量を小さくするほど、ニップ形状が安定し、転写不良を抑制し易くなるが、波うちが発生し易くなる。
なお、他の画像形成部1M、1C、1Bkについても同様の構成となっている。
かかる構成により、上記第一実施形態と同様に、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第四実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第四実施形態について図を用いて説明する。上記第一、第三実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は本実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。図11に示すように、本実施形態の画像形成装置は、上記第三実施形態の弾性部材35aに変えて、弾性部材(保持部材)45aを設けたものである。
弾性部材45aは、弾性部材35aと同様に、ウレタンの発泡スポンジ状の弾性体を縦5mm(中間転写ベルト回転移動方向)、横225mm(長手幅方向)、高さ5mm(中間転写ベルト接触面に対して垂直方向)、の略直方体形状である。
弾性部材45aは、中間転写ベルト20の回転方向に関して、シート幅方向中央部をシート幅方向両端部を基準としてh(h=0.2mm)だけ中間転写ベルト回転方向下流側に反らせたクラウン形状としたものである。
弾性部材45aに転写シート5aを取り付けることにより、上記第一実施形態と同様に、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第五実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第五実施形態について図を用いて説明する。上記第一、第三実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12は本実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。図12に示すように、本実施形態の画像形成装置は、上記第三実施形態の弾性部材35aの中間転写ベルト回転方向上流側の側面に転写部保持部材56aを取り付けたものである。転写部保持部材56aは、金属からなり、1次転写用電源40aから印加される1次転写バイアスの給電部材を兼ねている。
図13は転写部保持部材56aを中間転写ベルト20との接触面側から見た状態を示す概略図である。図13に示すように、転写部保持部材56aは、シート幅方向中央部に対して端部がh(h=0.2mm)だけ中間転写ベルト回転方向上流側になるように逆クラウン状(端部にて1.0mm、中央部にて0.8mm)となっている。
転写部保持部材56aの高さ(中間転写ベルト接触面に対する垂直方向の長さ)は、4mmとなっており、転写部保持部材56aが転写シート5aを介して中間転写ベルト20を押すことはない。
転写部保持部材56aに転写シート5aを取り付けることにより、中間転写ベルト20と転写シート5aの接触面側にて、転写シート5aのシート幅方向中央部に比べて、端部のほうが中間転写ベルト回転方向上流側に引っ張られるように反る。
かかる構成により、上記第一実施形態と同様に、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第六実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第六実施形態について図を用いて説明する。上記第一、第三実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図14は本実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。図14に示すように、本実施形態の画像形成装置は、上記第三実施形態の弾性部材35aの中間転写ベルト回転方向上流側の側面に転写部保持部材66aを取り付けたものである。
転写部保持部材66aは上底1mm、下底5mm、横225mm(シート幅方向の長さ)、高さ4mm(中間転写ベルト接触面に対する垂直方向の長さ)、の略台形柱形状である。上底は、中間転写ベルト側の中間転写ベルト回転方向の長さである。下底は、上底に対向する面の中間転写ベルト回転方向の長さである。
転写部保持部材66aは、金属からなり、1次転写用電源40aから印加される1次転写バイアスの給電部材を兼ねている。転写部保持部材66aの高さは、転写部保持部材66aが転写シート5aを介して中間転写ベルト20を押すことがない高さになっている。
転写シート5aは、縦11.5mm、横225mmの略長方形状である。転写部保持部材66aに転写シート5aを取り付ける。この際、転写部保持部材66aの斜面側にて、転写シート5aのシート幅方向端部に対して中央部がh(h=0.2mm)だけ端部より転写部保持部材66aの斜面上の感光体ドラム側方向になるように反らせ、逆クラウン形状にする。
これにより、転写シート5aの感光体ドラム側(中間転写ベルト20に当接する端部側)において、転写シート5aの幅方向中央部から両端部にかけて感光体ドラム2から遠くなる方向に反り、逆クラウン形状となる。
かかる構成により、上記第一実施形態と同様に、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第七実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第七実施形態について図を用いて説明する。上記第一、第六実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図15は本実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。図15に示すように、本実施形態の画像形成装置は、上記第六実施形態の転写部保持部材66aに変えて、転写部保持部材76aを設けたものである。
転写部保持部材76aは、上底1mm、下底5mm、横225mm(シート幅方向の長さ)、高さ4mm(中間転写ベルト接触面に対する垂直方向の長さ)、の略台形柱形状である。上底は、中間転写ベルト側の中間転写ベルト回転方向の長さである。下底は、上底に対向する面の中間転写ベルト回転方向の長さである。転写部保持部材76aの高さ(中間転写ベルト接触面に対して垂直方向の距離)は、転写部保持部材76aが転写シート5aを介して中間転写ベルト20を押すことがないようになっている。
図16は転写部保持部材76aを示す概略図である。図16(b)は転写部保持部材76aを中間転写ベルト20と転写シート5aとの接触面と平行な任意の平面で切り取った場合の断面図である。図16に示すように、略台形柱形状の斜面側は逆クラウン形状をとっている。転写部保持部材76aは、シート幅方向中央部に対して端部がh(h=0.2mm)だけ中間転写ベルト回転方向上流側になるような逆クラウン形状をとっている。
転写シート5aは縦11.5mm、横225mmの略長方形状である。転写部保持部材76aに転写シート5aを取り付けることにより、中間転写ベルト20と転写シート5aの接触面側にて、転写シート5aの中央部に比べて、両端部のほうが中間転写ベルト回転方向上流側に引っ張られるように反る。
かかる構成により、上記第一実施形態と同様に、転写シート5aの中間転写ベルト回転方向下流側にて、転写シート5aの幅方向両端部に長手方向に縮もうとする力を働かせることにより、画像形成初期のみならず後期においても転写シート5aの波うちの発生を抑制できる。
これにより、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
[第八実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第八実施形態について図を用いて説明する。上記第一、第三実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図17は本実施形態に係る画像形成装置(電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタ)の概略構成図である。図17に示すように、本実施の形態の画像形成装置は、4つの各感光ドラム上に形成された各色のトナー像を記録材上に順次重ね合わせて転写するタンデム型のカラー画像形成装置に、上記第三実施形態の1次転写機構を適用したものである。
カラー画像形成装置は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の画像を形成する画像形成部1Y、1M、1C、1Bkの4つの画像形成部(画像形成部)を備えており、これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて一列に配置されている。
画像形成部1における1次転写機構は、上記第三実施形態と同一の構成であるが、中間転写ベルト20の代わりに、記録材担持体としての記録材搬送ベルト(無端状ベルト部材)80が用いられている。
弾性部材35aは転写シート5aと当接し、記録材搬送ベルト80を介して各感光ドラム2aを付勢している。他の画像形成部1M、1C、1Bkについても同様の構成となっている。
記録材搬送ベルト80は、駆動ローラ21と支持ローラ37間に張架されており、駆動ローラ21の駆動によって矢印方向(時計方向)に回転(移動)される。記録材搬送ベルト80上の画像形成部1Yの上流側には、転写媒体としての記録材Pを記録材搬送ベルト80上に静電吸着させる吸着ローラ36が設置されている。
記録材搬送ベルト80の記録材搬送方向の画像形成部1Bkの下流側には、定着ローラ12aと加圧ローラ12bを有する定着装置12が設置されている。
次に、本実施の形態のカラー画像形成装置による画像形成動作について説明する。
各画像形成部1Y、1M、1C、1Bkへの現像像の形成については、上記第一実施形態と同一であるため、説明は省略する。
記録材Pは、現像像の形成タイミングに合わせて、給送ローラ(レジストローラ)13で搬送される。搬送された記録材Pは、駆動ローラ21の駆動によって移動される記録材搬送ベルト80表面に、吸着バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された吸着ローラ36によって静電吸着される。吸着された記録材Pは、画像形成部1Yの転写ニップ部Nに搬送され、転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写シート5aにより、イエローのトナー像を転写される。
イエローのトナー像が転写された記録材Pは、記録材搬送ベルト80表面に吸着されたまま画像形成部1M側に移動される。そして、画像形成部1Mの転写部ニップNにおいても、同様にして感光体ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像をイエローのトナー像上に重ね合わせて、転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写シート5bにより転写される。
以下、同様にして記録材P上に重畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像を順次重ね合わせて、フルカラーのトナー像を記録材P上に形成する。
フルカラーのトナー像が形成された記録材Pは、記録材搬送ベルト80表面から分離されて定着装置12に搬送され、トナー像を定着された後、外部に排出され、一連の画像形成動作が終了する。
記録材搬送ベルト80は、通常は表面にトナー像を直接担持させる事はない。しかし、ジャム時や非画像部への地かぶりなどによって、記録材搬送ベルト80上に汚染トナーが付着することや、濃度検知やカラーレジストレーション補正等の動作時に記録材搬送ベルト80上に直接検知用パッチを担持することがある。このような記録材搬送ベルト80上のトナーを清掃するために、清掃工程が所定のタイミングで行われる。清掃工程は、各画像形成部1にて転写シート5に転写時とは逆極性のクリーニングバイアスを印加して、記録材搬送ベルト80上の汚染トナーを感光体ドラム2に転移し、ドラムクリーニング装置6に回収して行われる。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果を得ることが出来る。すなわち、簡易な構成により装置の大型化、コストアップを招くことなく、使用初期から後期までプレ転写を抑制でき、画像品位の低下を抑制できる。中間転写ベルト、転写ベルト裏面に除電部材がなくても剥離放電を抑制でき、高品質な画像を得ることができる。
なお、上述した各実施形態において、中間転写方式とタンデム転写方式のカラー画像形成装置を用いて説明したが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。例えば、記録材搬送ベルトを用いたモノクロ画像形成装置や中間転写方式において記録材搬送ベルトを用いたカラー画像形成装置など、類似の構成において転写シートを用いた構成にも適用できる。
また、上述した各実施形態において、転写シートの形状を長方形(即ち端部は直線)として、転写シートの端部の反らせ方として説明したが、転写シートは長方形でなくともよい。例えば、端部が曲線となる構成でもよい。
また、上述した各実施形態において、転写シートの反らせ方として転写シートを略平面の配置対象に対して、逆クラウン形状に反らせて配置する方法や、逆クラウン形状の曲面の配置対象に対して貼り付けて反らせて配置する方法について説明した。本発明は、この両者を組み合わせた構成であってもよい。
また、上述した各実施形態において、転写シートの反らせ方として逆クラウン形状にて説明したが、テーパー形状など他の方法で凹形状にして反らせてもよい。
第一実施形態に係るカラー画像形成装置を示す概略構成図である。 1次転写機構を示す斜視図である。 転写部保持部材の斜視図である。 1次転写機構の概略図である。 評価結果を示す図である。 評価結果を示す図である。 第二実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。 転写部保持部材を中間転写ベルトとの接触面側から見た状態を示す概略図である。 第三実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。 1次転写機構の概略図である。 第四実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。 第五実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。 転写部保持部材を中間転写ベルトとの接触面側から見た状態を示す概略図である。 第六実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。 第七実施形態に係る1次転写機構を示す斜視図である。 転写部保持部材を示す概略図である。 第八実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 転写部材として転写ローラを用いた構成断面図である。 転写部材として転写ブラシを用いた構成断面図である。 転写部材として転写シートを用いた構成断面図である。
符号の説明
B …稜線
M …2次転写部
N …1次転写部
N1、N2 …接触領域
P …記録材
1 …画像形成部
2 …感光体ドラム(像担持体)
3 …帯電ローラ
4 …現像装置
5 …転写シート(シート状転写部材)
6 …ドラムクリーニング装置
7 …露光装置
12 …定着装置
12a …定着ローラ
12b …加圧ローラ
13 …給送ローラ
15 …弾性部材(押圧部材)
16、26、56、66、76 …転写部保持部材
20 …中間転写ベルト(無端状ベルト部材)
21 …駆動ローラ
23 …2次転写対向ローラ
24 …2次転写ローラ
30 …帯電ローラ
35 …弾性部材
36 …吸着ローラ
37 …支持ローラ
40a …1次転写用電源
80 …記録材搬送ベルト(無端状ベルト部材)

Claims (7)

  1. 像担持体と、像担持体の接触して回転可能な無端状ベルト部材と、前記無端状ベルト部材の前記像担持体との接触面の裏面にて前記無端状ベルト部材と面接触する導電性を有したシート状転写部材と、前記シート状転写部材と前記無端状ベルト部材との接触面の裏面にて前記シート状転写部材と面接触する弾性体の押圧部材と、前記シート状転写部材に転写電圧を印加する電源とを有し、転写電圧が印加された前記シート状転写部材により、前記像担持体に形成された現像剤像を無端状ベルト部材又は無端状ベルト部材の上の記録材に転写する画像形成装置において、
    前記無端状ベルト部材と前記シート状転写部材の接触面側にて、前記シート状転写部材のシート幅方向中央部に比べて端部のほうが無端状ベルト部材の回転方向上流側に引っ張られて反っていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート状転写部材の前記無端状ベルト部材回転方向上流側を凹形状に反らせたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シート状転写部材を保持し、前記無端状ベルト部材回転方向上流側において、シート幅方向中央部に対してシート幅方向両端部が、前記無端状ベルト部材回転方向上流側になるように逆クラウン形状となっている保持部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シート状転写部材のシート幅方向の長さをLとし、前記シート状転写部材の反らせ量(シート幅方向端部に対する中央部の凹み量)をhとしたとき、h/Lが0.0002以上0.004以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記シート状転写部材の厚みが40μm以上400μm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記押圧部材がシート状の弾性部材にて形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記押圧部材が少なくとも発泡スポンジ層を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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