JP2003005535A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003005535A
JP2003005535A JP2001186480A JP2001186480A JP2003005535A JP 2003005535 A JP2003005535 A JP 2003005535A JP 2001186480 A JP2001186480 A JP 2001186480A JP 2001186480 A JP2001186480 A JP 2001186480A JP 2003005535 A JP2003005535 A JP 2003005535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
image forming
forming apparatus
transfer
printing paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001186480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4593017B2 (ja
Inventor
Koji Ida
幸司 井田
Kazuhiko Nagaoka
和彦 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2001186480A priority Critical patent/JP4593017B2/ja
Publication of JP2003005535A publication Critical patent/JP2003005535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4593017B2 publication Critical patent/JP4593017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写の直前に除電光を照射し、露光以後に感
光体上に残存する非露光部の負電荷を除去しつつ、感光
体から印刷用紙に転写されるトナー像の崩れを防止し、
鮮明で高解像度の印刷物を得る。 【解決手段】 感光ドラム11の表面における転写位置
から上流側の所定領域に印刷用紙Pが密着しつつ通過す
る密着領域Rを形成するように、転写位置に搬送される
印刷用紙Pを案内する用紙ガイド14を転写位置の上流
側に転写位置に離間して設ける。感光ドラム11の密着
領域Rを通過する印刷用紙Pに均一な光を照射する除電
光源13を転写位置と用紙ガイド14との間に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ装置、
ファクシミリ装置、複写機等に使用される電子写真プロ
セスの画像形成装置に関し、特に、転写の直前に除電光
を照射し、露光以後に感光体上に残存する非露光部の電
荷の除去を行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の電子写真プリンタの構
成図である。図12に示される反転露光を行う電子写真
プリンタでは、次のような工程により印刷が行われる。
まず、帯電用電源2により帯電ローラ3に負の電荷が印
加され、帯電ローラ3により感光ドラム1が−800V
に帯電する(図における負電荷e)。次に、光源、例え
ばLEDヘッド4により感光ドラム1が露光され、静電
潜像が形成される。静電潜像の露光部は明電位となり、
非露光部は、暗電位となる。
【0003】次に、現像装置5により負に帯電したトナ
ーTが感光ドラム1に供給され、静電潜像が顕像化(可
視像化)される。現像装置5内のトナーTは、導電性ス
ポンジローラ5aから現像ローラ5bに送り出され、規
制ブレード5cにより薄層化されて感光ドラム1上に送
り出される。トナーTは、現像ローラ5bとの摩擦によ
り負に帯電する。
【0004】次に、印刷用紙Pが感光ドラム1と転写ロ
ーラ7との間に搬送され、転写用電源6により転写ロー
ラ7に正電圧が印加される。転写ローラ7と感光ドラム
1との間に転写電界が発生し、感光ドラム1上のトナー
Tが印刷用紙P上に転写される。印刷用紙P上に転写さ
れたトナーは図示しない定着装置により定着される。印
刷用紙は所定位置に排出され、印刷が完了する。一方、
転写後、感光ドラム1の表面に残留したトナーTは、ク
リーニング装置8により回収され、感光ドラム1上から
トナーTが除去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の反転露光を行う電子写真プリンタにおいて
は、次のような解決すべき課題があった。感光ドラム1
上に形成された静電潜像の非露光部には、帯電ローラ3
により負帯電した電荷が残存する。このため、転写の際
には、露光部のトナーを印刷させるために必要な電流に
加え、非露光部に残存した負電荷を除去するための電流
が必要になる。
【0006】印刷デューティ(duty)が高い(非露光部
が少ない)トナー像を印刷用紙に転写する場合と、印刷
デューティが低い(非露光部が多い)トナー像を印刷用
紙に転写する場合とでは、感光体上に残存する非露光部
の負電荷の量が異なるため、最適な転写電流が異なるこ
とになる。また、印刷速度が速くなればなるほど、単位
時間当たりに転写ローラ7を通過する感光ドラム1の面
積が大きくなるため、印刷デューティの違いによる最適
な転写電流のばらつきが一層大きくなる。したがって、
印刷デューティの異なる全ての印刷パターンに対し、定
電圧制御により同じ転写電圧で転写を行い、良好な転写
結果を得ることが困難となる。同様に、定電流制御によ
り同じ転写電流で転写を行い、良好な転写結果を得るこ
とが困難となる。
【0007】このような問題を解決するため、転写の直
前に感光体に除電光を照射し、露光、現像以後に感光体
上に残存する非露光部の負電荷を除去する方法が提案さ
れている。しかしながら、この方法を実現する従来の電
子写真プリンタでは、除電光の照射により感光体上に残
存する非露光部の負電荷を除去し、印刷パターンの違い
による最適な転写電流のばらつきを小さくすることがで
きるものの、転写電界の影響等により感光体上のトナー
が空気中に飛散し、感光体から印刷用紙に転写されるト
ナー像が崩れてしまうため、画像の鮮明さが失われ、高
解像度の印刷物を得ることが困難になるといった問題が
あった。
【0008】そこで、この発明は、転写の直前に除電光
を照射し、露光、現像以後に感光体上に残存する非露光
部の負電荷を除去しつつ、感光体から印刷用紙に転写さ
れるトナー像の崩れを防止し、鮮明で高解像度の印刷物
を得ることができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る画像形成
装置は、感光体に形成されたトナー像を印刷用紙に転写
させる転写装置と、印刷用紙の搬送路における転写位置
の上流側に転写位置に離間して設けられ、感光体表面に
おける転写位置から上流側の所定領域に印刷用紙が密着
しつつ通過する密着領域を形成するように、転写装置に
搬送される印刷用紙を案内する用紙ガイドとを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項2に係る画像形成装置は、請求項1
に係る画像形成装置において、密着領域は、転写電界が
感光体上に形成されたトナー像を空気中に飛散させる影
響が及ばない範囲を含むように設定されることを特徴と
するものである。
【0011】請求項3に係る画像形成装置は、請求項1
に係る画像形成装置において、さらに、転写位置と用紙
ガイドとの間に設けられ、密着領域を通過する印刷用紙
に均一な光を照射する第1の除電光源を備えたことを特
徴とするものである。
【0012】請求項4に係る画像形成装置は、請求項3
に係る画像形成装置において、さらに、印刷用紙の種類
を設定する設定部と、設定部により設定された印刷用紙
の種類に応じて、第1の除電光源から照射される光量を
制御する光量制御部とを有することを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項5に係る画像形成装置は、請求項3
に係る画像形成装置において、さらに、印刷用紙の搬送
路における用紙ガイドの上流側に設けられ、転写位置に
搬送される印刷用紙の光の透過率を検出する透過率検出
部と、透過率検出部に検出された光の透過率に基づいて
第1の除電光源から照射される光量を制御する光量制御
部とを有することを特徴とするものである。
【0014】請求項6に係る画像形成装置は、請求項3
に係る画像形成装置において、さらに、両面印刷時にお
ける最初の第1面の印刷のときに第1の除電光源から照
射される光量よりも、次の第2面の印刷のときに第1の
除電光源から照射される光量を大きくする光量制御部を
有することを特徴とするものである。
【0015】請求項7に係る画像形成装置は、請求項3
に係る画像形成装置において、さらに、転写位置を通過
した印刷用紙が感光体から離れる剥離位置に均一な光を
照射する第2の除電光源を有することを特徴とするもの
である。
【0016】請求項8に係る画像形成装置は、請求項3
に係る画像形成装置において、さらに、第1の除電光源
から照射された光の一部を、転写位置を通過した印刷用
紙が感光体から離れる剥離位置に導く光学系を有するこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項9に係る画像形成装置は、請求項1
に係る画像形成装置において、転写装置は、感光体に圧
接する転写ローラ、感光体に圧接する転写ブラシおよび
感光体に圧接する転写ブレードのいずれか1つを有する
ことを特徴とするものである。
【0018】請求項10に係る画像形成装置は、光を透
過する部材からなり、印刷用紙を吸着し、吸着した印刷
用紙を搬送するエンドレスベルトと、その表面がエンド
レスベルトに接触する接触部を有する感光体と、感光体
表面における接触部から下流側の所定領域にエンドレス
ベルトにより搬送される印刷用紙が密着しつつ通過する
密着領域を形成するように、接触部より下流側の感光体
表面にエンドレスベルトを介して押し当てられる転写部
材を有し、感光体に形成されたトナー像をエンドレスベ
ルトにより搬送された印刷用紙に転写する転写装置と、
転写部材の上流側の近傍に設けられ、感光体の密着領域
を通過する印刷用紙にエンドレスベルトを通して均一な
光を照射する除電光源とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0019】請求項11に係る画像形成装置は、請求項
10に係る画像形成装置において、転写部材は、転写ロ
ーラ、転写ブラシおよび転写ブレードのいずれか1つか
らなることを特徴とするものである。
【0020】請求項12に係る画像形成装置は、光を透
過する部材からなり、印刷用紙を吸着し、吸着した印刷
用紙を搬送するエンドレスベルトと、その表面がエンド
レスベルトに接触する接触部を有し、カラー画像を構成
する各色の印刷順にエンドレスベルトの走行方向に沿っ
て配列された複数の感光体と、複数の感光体のそれぞれ
に対応して設けられ、それぞれの感光体表面における接
触部から下流側の所定領域にエンドレスベルトにより搬
送される印刷用紙が密着しつつ通過する密着領域を形成
するように、それぞれの感光体の接触部より下流側の感
光体表面にエンドレスベルトを介して押し当てられる転
写部材を有し、それぞれの感光体に形成されたトナー像
をエンドレスベルトにより搬送された印刷用紙に重ねて
転写する複数の転写装置と、複数の感光体のそれぞれの
転写装置の転写部材の上流側の近傍に設けられ、それぞ
れの感光体の密着領域を通過する印刷用紙にエンドレス
ベルトを通して均一な光を照射する複数の除電光源とを
備えたことを特徴とするものである。
【0021】請求項13に係る画像形成装置は、請求項
12に係る画像形成装置において、さらに、複数の除電
光源のそれぞれに対応して設けられ、それぞれの除電光
源から照射される光量を制御する複数の光量制御部を有
することを特徴とするものである。
【0022】請求項14に係る画像形成装置は、請求項
13に係る画像形成装置において、複数の光量制御部
は、上流側の除電光源により照射される光量よりも下流
側の除電光源により照射される光量が大きくなるように
それぞれの除電光源の光量を制御することを特徴とする
ものである。
【0023】請求項15に係る画像形成装置は、請求項
14に係る画像形成装置において、複数の光量制御部
は、それぞれ上流側の感光体により印刷用紙に転写され
るトナーの種類に基づいて設定されることを特徴とする
ものである。
【0024】請求項16に係る画像形成装置は、請求項
14に係る画像形成装置において、各色の印刷データに
基づいてそれぞれの感光体上の所定領域毎に形成される
トナーの量を算出するトナー量算出部を有し、複数の光
量制御部は、トナー量算出部により算出された各色のそ
れぞれの感光体上の所定領域毎に形成されるトナーの量
に基づいてそれぞれの除電光源から照射される光量を制
御することを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は、この発明に係る実施の形態1の
構成図である。実施の形態1の画像形成装置は、反転露
光を行う電子写真プリンタであり、感光ドラムを負に帯
電させた後、露光により感光ドラム上に静電潜像を形成
し、現像により静電潜像から負帯電したトナー像を形成
し、形成されたトナー像を印刷用紙に転写するものであ
る。
【0026】図1に示されるように、この電子写真プリ
ンタは、感光ドラム11を備える。感光ドラム11の下
方には、感光ドラム11に圧接し、感光ドラム11との
間にニップを形成する転写ローラ12が設けられてい
る。転写ローラ12には、図示しない転写電源により正
電圧が印加される。図示しないフィーダから給紙される
印刷用紙Pは、図中、矢印Aで示される搬送方向に沿っ
て感光ドラム11および転写ローラ12間のニップ(転
写位置)に搬送される。なお、図1に示される印刷用紙
Pの上方の感光ドラム11の周りには、図示しない帯電
装置、露光装置、現像装置およびクリーニング装置が工
程順に配置されている。
【0027】感光ドラム11および転写ローラ12間の
ニップ(転写位置)の上流側には、これらに離間して用
紙ガイド14が設けられている。用紙ガイド14は、転
写位置より高位置に設けられ、転写位置に搬送される印
刷用紙Pを感光ドラム11側に押しつけるように案内
し、感光ドラム11の表面における転写位置から上流側
の所定領域に印刷用紙Pが密着しつつ通過する密着領域
Rを形成する。密着領域Rは、感光ドラム11と転写ロ
ーラ12との間に発生する転写電界が感光ドラム11上
に形成されたトナー像を空気中に飛散させる影響が及ば
ない範囲を含むように設定される。
【0028】転写ローラ12(転写位置)と用紙ガイド
14との間には、感光ドラム11上の密着領域Rを通過
する印刷用紙Pに均一な光を照射する除電光源13が設
けられている。除電光源13は、感光ドラム11の密着
領域Rに均一な光を照射し、露光後に感光ドラム11上
に残存する非露光部の負帯電した電荷を転写前に除電す
る。除電光源13の光の照射幅は、印刷用紙の最大幅よ
りも大きい。
【0029】なお、除電光源13から照射された光が感
光ドラム11の密着領域Rに確実に当たるように、言い
換えれば、除電光源13から照射された光が感光ドラム
11の密着領域R以外に確実に当たらないように、除電
光源13の照射側にスリット等を設けるとよい。プリン
タ制御部15は、給紙された印刷用紙Pが感光ドラム1
1の密着領域Rを通過するのに合わせて除電光源13の
点灯および消灯を制御する。
【0030】実施の形態1の電子写真プリンタでは、用
紙ガイド14により案内された印刷用紙が感光ドラム1
1の転写位置から上流側の密着領域Rに密着しながら搬
送される。また、印刷用紙Pが感光ドラム11の密着領
域Rを通過するとき、プリンタ制御部15により除電光
源13が点灯される。除電光源13により密着領域Rに
照射された光は、印刷用紙Pを透過し、露光後に感光ド
ラム11上に残存する非露光部の負帯電した電荷が転写
前に除電される。
【0031】以上のように、実施の形態1によれば、用
紙ガイド14により感光ドラム11に密着領域Rが形成
されるので、除電光源13による除電の影響により感光
ドラム11に形成されたトナーが空気中に飛散するのを
防止することができる。したがって、感光ドラム11か
ら印刷用紙に転写されるトナー像の崩れを防止し、鮮明
な高画質の印刷物を得ることができる。
【0032】また、密着領域Rは、転写電界が感光ドラ
ム11上に形成されたトナー像を空気中に飛散させる影
響が及ばない範囲を含むように設定される。このため、
転写電界の影響により感光ドラム11に形成されたトナ
ーが空気中に飛散するのを確実に防止することができ
る。
【0033】さらに、感光ドラム11の密着領域Rを通
過する印刷用紙Pに除電光源13により均一な光を照射
し、印刷用紙Pを透過する光により、露光後に感光ドラ
ム11上に残存する非露光部の負帯電した電荷を転写前
に除去することができる。このため、転写電圧もしくは
転写電流を小さくし、印刷パターン(印刷デューティ)
の違いによる最適な転写電圧もしくは転写電流のばらつ
きを小さくすることができる。したがって、転写電圧も
しくは転写電流の制御が容易になる。
【0034】このように、実施の形態1によれば、露光
以後に感光体上に残存する非露光部の負電荷を除去しつ
つ、感光体から印刷用紙Pに転写されるトナー像の崩れ
を防止し、鮮明で高解像度の印刷物を得ることができ
る。
【0035】実施の形態2.図2は、この発明に係る実
施の形態2の構成図である。図2に示されるように、実
施の形態2の電子写真プリンタは、図1に示される実施
の形態1の電子写真プリンタに光量制御部16を加えた
ものである。なお、実施の形態1の電子写真プリンタと
同様の構成には、同一符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0036】プリンタ制御部15には、印刷用紙の種類
を示す用紙情報が入力される。用紙情報は、例えば、使
用者による印刷設定や、印刷用紙のサイズ、厚さ等を検
出するセンサから得られる。プリンタ制御部15は、入
力される用紙情報に基づいて除電光源13により照射す
べき光量を決定する。なお、用紙情報は、転写電圧、定
着温度の制御にも利用される。除電光源13により照射
すべき光量はあらかじめ実験により求められる。プリン
タ制御部15には、印刷用紙の種類と照射すべき光量と
が対応付けて記憶されている。光量制御部16は、プリ
ンタ制御部15により決定された光量に従って除電光源
13から照射される光量を制御する。
【0037】実施の形態2によれば、光の透過率が低い
印刷用紙が使用されるときには、除電光源13により照
射すべき光量を大きくし、光の透過率が高い印刷用紙が
使用されるときには、除電光源13により照射すべき光
量を小さくする。このため、種類が異なる印刷用紙を透
過する光量を略一定にし、感光ドラム11に残存する非
露光部の電荷を同程度に除電することができる。したが
って、最適な転写電圧もしくは転写電流のばらつきを一
層小さくすることができるので、これらの制御が容易に
なる。
【0038】また、除電光源13により感光ドラム11
に過剰に光が照射されるのを防止することができる。し
たがって、感光ドラム11の光疲労を抑制し、感光ドラ
ム11の寿命を長く保つことができる。
【0039】実施の形態3.図3は、この発明に係る実
施の形態3の構成図である。図3に示されるように、実
施の形態3の電子写真プリンタは、図2に示される実施
の形態2の電子写真プリンタに光源21および光センサ
22からなる透過率検出部を加えたものである。なお、
実施の形態2の電子写真プリンタと同様の構成には、同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0040】光源21および光センサ22は、印刷用紙
Pの搬送路における用紙ガイド14の上流側に、印刷用
紙Pの搬送路をまたいで対向するように設けられる。光
源21は、光源21および光センサ22間を通過する印
刷用紙に光を照射する。光センサ22は、光源21によ
り照射され、印刷用紙Pを透過する光の量を検出する。
光源21および光センサ22の動作は、プリンタ制御部
15により制御される。
【0041】プリンタ制御部15は、光センサ22によ
り検出される光量に基づいて印刷用紙Pの透過率を算出
し、算出された透過率に基づいて除電光源13の光量を
決定する。除電光源13により照射すべき光量はあらか
じめ実験により求められる。
【0042】プリンタ制御部15には、光源21および
光センサ22間に印刷用紙Pがないとき、光源21を点
灯し、光センサ22により検出された光量が基準値とし
て記憶されている。また、プリンタ制御部15には、光
センサ22により検出される光量、印刷用紙Pの透過率
および除電光源13の光量の間の関係式が記憶されてい
る。光量制御部16は、プリンタ制御部15により決定
された光量に従って除電光源13から照射される光量を
制御する。
【0043】実施の形態2の電子写真プリンタは、印刷
用紙の種類に応じて除電光源13により照射すべき光量
を決定するのに対し、実施の形態3の電子写真プリンタ
は、印刷用紙Pの透過率を実測し、その透過率に従って
除電光源13により照射すべき光量を決定する。
【0044】実施の形態3の電子写真プリンタでは、印
刷動作が開始され、用紙フィーダから給紙された印刷用
紙Pは、光源21および光センサ22間を通り、転写位
置に搬送される。印刷用紙Pが光源21および光センサ
22間を通過するとき、光源21が点灯され、同時に光
センサ22により印刷用紙Pを透過する光源21の光の
量が検出される。
【0045】プリンタ制御部15により、あらかじめ検
出された光センサ22の基準値と光センサ22により実
測された光量との差が求められ、この差から印刷用紙P
の透過率が求められる。求められた透過率から除電光源
13の光量が決定される。
【0046】以上のように、実施の形態3によれば、印
刷用紙Pの透過率を実測し、その透過率に従って除電光
源13の光量を決定する。したがって、実施の形態2の
ように、印刷用紙の種類に応じて除電光源13の光量を
決定する場合と比較して、より細かなレベルで除電光源
13の光量を決定することが可能となる。したがって、
いっそう最適な除電光源13の光量を選択することがで
きる。
【0047】また、実施の形態2と同様に、除電光源1
3により感光ドラム11に過剰に光が照射されるのを防
止することができる。したがって、感光ドラム11の光
疲労を抑制し、感光ドラム11の寿命を長く保つことが
できる。
【0048】実施の形態4.実施の形態4の電子写真プ
リンタは、両面印刷機能を有する。両面印刷時における
最初に印刷する面を第1面と呼び、次に印刷するもう一
方の面を第2面と呼ぶものとする。第1面を印刷すると
きには、印刷用紙はいわゆる白紙状態なので、印刷用紙
の光の透過率はどの部分も同じである。しかし、第2面
を印刷するときには、第1面の印刷が行われているの
で、印刷用紙の透過率は、第1面の印刷されている所と
印刷されていない所等、その場所により透過率が異な
る。このため、第2面の印刷のときには、第1面の印刷
パターンの影響により除電光源13により照射すべき除
電光源13の光量を変える必要が生ずる。
【0049】実施の形態4の電子写真プリンタは、第2
面の印刷時の除電光源13の光量を、第1面の印刷時の
除電光源13の光量より大きくする。これにより、除電
光源13により照射され、印刷用紙を通過する光の量
が、第1面の印刷パターンにより変わる影響を相対的に
小さくする。したがって、第2面の印刷のときにも、い
ろいろな第1面の印刷パターンが印刷された印刷用紙を
透過する光量のばらつきを相対的に小さくし、感光ドラ
ム11に残存する非露光部の電荷を同程度に除電するこ
とができる。最適な転写電圧もしくは転写電流の制御も
容易になる。
【0050】実施の形態5.図4は、この発明に係る実
施の形態5の構成図である。図4に示されるように、実
施の形態5の電子写真プリンタは、図1に示される実施
の形態1の電子写真プリンタに除電光源31を加えたも
のである。なお、実施の形態1の電子写真プリンタと同
様の構成には、同一符号を付し、その詳細な説明を省略
する。
【0051】除電光源31は、印刷用紙Pの搬送路にお
ける転写位置の下流側に設けられ、転写位置を通過した
印刷用紙Pが感光ドラム11から離れる剥離位置に均一
な光を照射し、転写後に感光ドラム11上に残存する電
荷を除電する。除電光源31の光の照射幅は、除電光源
13の光の照射幅と同等であり、印刷用紙の最大幅より
も大きい。プリンタ制御部15は、印刷用紙Pが剥離位
置を通過するのに合わせて除電光源31の点灯および消
灯を制御する。
【0052】実施の形態5によれば、除電光源31によ
り感光ドラム11の剥離位置に光りが照射され、印刷用
紙Pと感光ドラム11との間の電荷の差が小さくなるの
で、印刷用紙Pの剥離が容易になされる。このため、剥
離の際に発生しやすいトナーの飛散、トナーの崩れを有
効に抑制することができる。したがって、鮮明で高解像
度の印刷物を得ることができる。
【0053】なお、実施の形態1と同様に、実施の形態
2〜4の電子写真プリンタに除電光源31を設ければ、
同様の効果が得られるのはいうまでもない。
【0054】実施の形態6.図5は、この発明に係る実
施の形態6の構成図である。図5に示されるように、実
施の形態2の電子写真プリンタは、図4に示される実施
の形態5の電子写真プリンタの除電光源31の代わり
に、ハーフミラー32、ミラー33およびミラー34か
らなる光学系を設けたものである。
【0055】ハーフミラー32は、除電光源13の照射
側に設けられ、除電光源31により照射される光の一部
を反射する。ミラー33および34は、ハーフミラー3
2により反射された除電光源13の光を印刷用紙Pが感
光ドラム11から離れる剥離位置に導く。ハーフミラー
32の反射率は、転写前の除電に必要な光量および転写
後の除電(剥離)に必要な光量に基づいて決定される。
【0056】実施の形態6によれば、除電光源を1つに
することができるので、実施の形態5の電子写真プリン
タと比べ、装置コストを低減することができる。
【0057】実施の形態7.図6は、この発明に係る実
施の形態7の構成図である。図6に示されるように、実
施の形態7の電子写真プリンタは、図1に示される実施
の形態1の電子写真プリンタの転写ローラ12の代わり
に転写ブラシ41を設けたものである。転写ブラシ41
は、感光ドラム11に押しつけられる。実施の形態1と
同様に、用紙ガイド14により感光ドラム11の表面に
おける転写ブラシ41の上流側には、印刷用紙Pが密着
しつつ通過する密着領域Rが形成される。このように、
転写ブラシ41を用いた場合にも、実施の形態1と同様
な効果が得られる。実施の形態2〜6の電子写真プリン
タにも転写ローラ12の代わりに転写ブラシ41を用い
ることができる。
【0058】実施の形態8.図7は、この発明に係る実
施の形態8の構成図である。図7に示されるように、実
施の形態8の電子写真プリンタは、図1に示される実施
の形態1の電子写真プリンタの転写ローラ12の代わり
に転写ブレード42を設けたものである。転写ブレード
42は、感光ドラム11に押しつけられる。実施の形態
1と同様に、用紙ガイド14により感光ドラム11の表
面における転写ブレード42の上流側には、印刷用紙P
が密着しつつ通過する密着領域Rが形成される。このよ
うに、転写ブレード42を用いた場合にも、実施の形態
1と同様な効果が得られる。実施の形態2〜6の電子写
真プリンタにも転写ローラ12の代わりに転写ブレード
42を用いることができる。
【0059】実施の形態9.図8は、この発明に係る実
施の形態1の構成図である。図9は、図8に示される電
子写真プリンタの部分拡大図である。実施の形態9の電
子写真プリンタは、Y(yellow)、M(magenta )、C
(cyan)およびK(black)の4色のトナー像を順次に
印刷用紙に重ねて印刷する、いわゆるタンデム型のカラ
ープリンタである。
【0060】図8および図9に示されるように、この電
子写真プリンタは、駆動ローラ55および従動ローラ5
6に巻き掛けられたエンドレスベルト50を備える。エ
ンドレスベルト50は、光を透過する部材からなる。エ
ンドレスベルト50は、図示しない給紙部から従動ロー
ラ56側のエンドレスベルト50上に給紙された印刷用
紙Pを図中、矢印Aで示される方向に搬送する。エンド
レスベルト50は、印刷用紙Pが搬送中にずれないよう
に、印刷用紙Pとの間に十分な摩擦力が与えられる表面
加工を施したり、帯電させて静電気力により印刷用紙P
を吸着するようにするとよい。
【0061】エンドレスベルト50の上方には、YMC
Kの4色のトナー像のそれぞれを形成する感光ドラム5
1〜54が印刷用紙Pの搬送方向に等間隔に配置されて
いる。感光ドラム51〜54のそれぞれの最下部は、エ
ンドレスベルト50に接触する接触部となる。なお、エ
ンドレスベルト50の上方の感光ドラム51〜54の周
囲には、それぞれのトナー像を形成する図示しない帯電
装置、露光装置、現像装置およびクリーニング装置が工
程順に配置されている。
【0062】感光ドラム51〜54の下方には、エンド
レスベルト50を介してそれぞれの感光ドラム51〜5
4に押し当てられる転写ローラ61〜64が設けられて
いる。転写ローラ61〜64のそれぞれの中心位置は、
それぞれの感光ドラム51〜54の中心位置より印刷方
向Aに対し下流側に設けられている。転写ローラ61〜
64のそれぞれの最上部は、感光ドラム51〜54のそ
れぞれの最下部より印刷方向Aに対し下流側に設けられ
ている。
【0063】感光ドラム51〜54と転写ローラ61〜
64とをこのような位置関係に配置することで、例え
ば、感光ドラム51がエンドレスベルト50に接触する
接触部から、転写ローラ61がエンドレスベルト50に
接触する接触部までの間に、この間を通過する印刷用紙
Pが感光ドラム51の表面に密着する密着領域Rが形成
される。感光ドラム52〜53の表面にも、同様に密着
領域Rが形成される。
【0064】転写ローラ61〜64のそれぞれの上流側
には、それぞれの感光ドラム51〜54の密着領域Rに
エンドレスベルト50を通して均一な光を照射する除電
光源71〜74が設けられている。除電光源71〜74
は、それぞれの感光ドラム51〜54の密着領域Rに均
一な光を照射し、それぞれの感光ドラム51〜54に残
存する非露光部の負帯電した電荷を転写前に除電する。
除電光源71〜74の光の照射幅は、印刷用紙の最大幅
よりも大きい。
【0065】なお、除電光源71〜74から照射された
光がそれぞれの感光ドラム71〜74の密着領域Rに確
実に当たるように、言い換えれば、除電光源71〜74
から照射された光がそれぞれの感光ドラム71〜74の
密着領域R以外に確実に当たらないように、除電光源7
1〜74の照射側にスリット等をそれぞれ設けるとよ
い。プリンタ制御部60は、給紙された印刷用紙Pが感
光ドラム71〜74の密着領域Rを通過するのに合わせ
て除電光源71〜74の点灯および消灯を制御する。
【0066】実施の形態9の電子写真プリンタでは、図
示しない給紙部から従動ローラ56側のエンドレスベル
ト50上に給紙された印刷用紙Pが、エンドレスベルト
50に吸着され、搬送方向Aに搬送される。感光ドラム
51〜54に形成されたそれぞれの色のトナー像が順次
に印刷用紙Pに重ねられる。印刷用紙Pが感光ドラム5
1〜54のそれぞれの密着領域Rを通過するときには、
除電光源71〜74によりそれぞれの感光ドラム51〜
54の密着領域Rにエンドレスベルト50を通して均一
な光が照射される。これにより、感光ドラム51〜54
のそれぞれの非露光部に残存する電荷が除電される。
【0067】以上のように、実施の形態9によれば、感
光ドラム51〜54に密着領域Rが形成されるので、除
電光源71〜74による除電の影響により感光ドラム5
1〜54に形成されたトナーが空気中に飛散するのを防
止することができる。したがって、感光ドラム51〜5
4から印刷用紙Pに転写されるトナー像の崩れを防止
し、鮮明な高画質の印刷物を得ることができる。
【0068】また、感光ドラム71〜74の密着領域R
を通過する印刷用紙Pに除電光源71〜74により均一
な光を照射し、印刷用紙Pを透過する光により、感光ド
ラム71〜74上に残存する非露光部の電荷を転写前に
除去することができる。このため、転写電圧もしくは転
写電流を小さくし、印刷パターン(印刷デューティ)の
違いによる最適な転写電圧もしくは転写電流のばらつき
を小さくすることができる。したがって、転写電圧もし
くは転写電流の制御が容易になる。
【0069】このように、実施の形態9によれば、感光
ドラム51〜54上に残存する非露光部の負電荷を除去
しつつ、感光体から印刷用紙Pに転写されるトナー像の
崩れを防止し、鮮明で高解像度の印刷物を得ることがで
きる。
【0070】実施の形態10.図10は、この発明に係
る実施の形態10の構成図である。図10に示されるよ
うに、実施の形態10の電子写真印プリンタは、図8に
示される実施の形態9の電子写真プリンタに光量設定部
81〜84を加えたものである。なお、実施の形態9の
電子写真プリンタと同様の構成には、同一符号を付し、
その詳細な説明を省略する。
【0071】光量設定部81〜84は、それぞれの除電
光源71〜74により照射すべき光量を設定するもので
ある。下流側の感光ドラム52〜54によりそれぞれの
色を転写するとき、印刷用紙Pには、それぞれの上流側
の感光ドラム51、感光ドラム51および52、並び
に、感光ドラム51〜53のトナーがすでに転写されて
いる。このため、除電光源71〜74により照射された
光がそれぞれの感光ドラム51〜54に密着する印刷用
紙Pを透過する光量は、下流側になればなるほど減少す
る。
【0072】光量設定部81〜84は、それぞれの除電
光源71〜74から照射すべき光量1〜4を、 光量1<光量2<光量3<光量4 の関係を満たすように設定する。光量1〜4は、それぞ
れの感光ドラム51〜54の残存電荷を除電できる光量
をあらかじめ測定することにより決定される。
【0073】実施の形態10によれば、下流側の除電光
源の光量を上流側の除電光源の光量より大きくすること
により、既に印刷用紙Pに転写されたトナーによる光の
透過量の減少分を補い、除電光源71〜74によりそれ
ぞれの感光ドラム51〜54に残存する非露光部の電荷
が同程度に除電されるようにする。したがって、転写ロ
ーラ61〜64の転写電圧もしくは転写電流も同程度に
することができる。最適な転写電圧もしくは転写電流の
制御も容易になる。
【0074】実施の形態11.実施の形態11の電子写
真プリンタは、実施の形態10の電子写真プリンタと同
様の構成であるが、光量設定部81〜84により設定さ
れる光量1〜4の決定方法が異なる。実施の形態11の
電子写真プリンタは、印刷用紙Pに転写されるトナーの
色(光の透過率)に基づいて除電光源71〜74により
照射すべき光量1〜4を決定する。
【0075】光量1〜4は、 光量1<光量2<光量3<光量4 の関係を満たすが、さらに、 光量2=光量1+A 光量3=光量2+B 光量4=光量3+C を満たすように設定される。Aは、感光ドラム51によ
り転写されるトナーの色により決定される。Bは、感光
ドラム52により転写されるトナーの色により決定され
る。Cは、感光ドラム53により転写されるトナーの色
により決定される。
【0076】例えば、Yトナーのように光を透過しやす
いトナーのときには、増加分の光量は小さくする。反対
に、Kトナーのように光を透過しにくいトナーのときに
は、増加分の光量は小さくする。
【0077】以上のように、実施の形態11によれば、
前段に転写されるトナーの色(光の透過率)に基づいて
除電光源71〜74により照射される光量1〜4を決定
する。したがって、簡便な方法により、実施の形態10
と同様の効果を得ることができる。
【0078】実施の形態12.図11は、実施の形態1
2の電子写真プリンタの構成図である。図11に示され
るように、実施の形態12の電子写真プリンタは、図1
0に示される実施の形態11の電子写真プリンタと同様
に光量設定部81〜84を備えるが、これら光量設定部
81〜84により設定される光量1〜4の決定方法が異
なる。光量1〜4は、YMCKの4色の印刷データに基
づく所定の印刷領域のデューティ比(非露光部と露光部
との比)を求めることにより決定される。
【0079】プリンタ制御部60には、YMCKの4色
の印刷データのそれぞれに基づいて所定の印刷領域毎の
デューティ比を検出するデューティ検出部91〜94、
25個のレジスタreg1〜reg25からなるシフト
レジスタ100、光量変換部101〜104、並びに、
加算器112〜113が設けられている。
【0080】デューティ検出部91〜94はそれぞれの
色の印刷データに基づいて所定の印刷領域毎のデューテ
ィ比を検出する。デューティ検出部91は、1色目のデ
ューティ比を検出する。デューティ検出部92は、2色
目のデューティ比を検出する。デューティ検出部93
は、3色目のデューティ比を検出する。デューティ検出
部94は、4色目のデューティ比を検出する。デューテ
ィ比を検出するための印刷領域は、例えば、印刷速度、
露光装置のライン周期、除電光源71〜74の照射範囲
(副走査方向の長さ)等を考慮して決定される。
【0081】各色の露光装置は、所定のライン周期でそ
れぞれの感光ドラム51〜54に静電潜像を形成する。
除電光源71〜74は、これらの露光装置によりそれぞ
れの感光ドラム51〜54に形成される複数ライン分の
印刷領域に相当する範囲に光を照射する。デューティ検
出部91〜94は、この複数ラインの副走査方向の長さ
をA(mm)とすると、A(mm)の印刷領域毎にデュ
ーティ比を検出する。
【0082】デューティ検出部91は、検出された1色
目のデューティ比をシフトレジスタ100のreg1に
書き込む。デューティ検出部92は、検出された2色目
のデューティ比を加算器112に出力する。デューティ
検出部93は、検出された3色目のデューティ比を加算
器113に出力する。デューティ検出部94は、検出さ
れた4色目のデューティ比を加算器114に出力する。
【0083】シフトレジスタ100は、この例では、初
段のレジスタreg1から最終段のレジスタreg25
までの25個のレジスタからなる。シフトレジスタ10
0は、各色の露光装置によりそれぞれの感光ドラム51
〜54に複数ライン分の印刷領域が形成される周期に従
ってレジスタreg1〜reg24に記憶されたデータ
(デューティ比)を次段のレジスタに転送する。
【0084】例えば、印刷速度をS(mm/sec)と
すると、シフトレジスタ100は、A/S(sec)の
周期でデータを転送する。また、1色目の転写位置と2
色目の転写位置との間の距離をL(mm)とすると、1
色目のデータ(レジスタreg4)と2色目(レジスタ
reg11)との間のレジスタ数は、L/A個必要にな
る。シフトレジスタ100のレジスタ数は、印刷速度、
除電光源71〜74の照射範囲、各色の転写位置の間の
距離等により変わる。
【0085】加算器112は、レジスタreg7からレ
ジスタreg8に転送されたデータ(1色目のデューテ
ィ比)とデューティ検出部92により検出された2色目
のデューティ比とを加算し、再びレジスタreg8に書
き込む。加算器113は、レジスタreg14からレジ
スタreg15に転送されたデータ(1色目および2色
目のデューティ比の合計値)とデューティ検出部93に
より検出された3色目のデューティ比とを加算し、再び
レジスタreg15に書き込む。加算器114は、レジ
スタreg21からレジスタreg22に転送されたデ
ータ(1色目〜3色目のデューティ比の合計値)とデュ
ーティ検出部94により検出された4色目のデューティ
比とを加算し、再びレジスタreg22に書き込む。
【0086】光量変換部101は、シフトレジスタ10
0のレジスタreg4に転送されたデータ(1色目のデ
ューティ比)を読み出し、光量1に変換する。光量変換
部102は、レジスタreg11に転送されたデータ
(1色目および2色目のデューティ比の合計値)を読み
出し、光量2に変換する。光量変換部103は、レジス
タreg18に転送されたデータ(1色目〜3色目のデ
ューティ比の合計値)を読み出し、光量3に変換する。
光量変換部104は、レジスタreg25に転送された
データ(1色目〜4色目のデューティ比の合計値)を読
み出し、光量4に変換する。
【0087】光量変換部101〜104により変換され
る光量1〜4は、印刷領域のデューティ比はもちろんの
こと、印刷用紙の種類(光の透過率)、エンドレスベル
ト50の光の透過率、各色のトナーの光の透過率等も考
慮されて決定されている。
【0088】光量設定部81は、光量変換部101によ
り変換された光量1を除電光源71の光量1として設定
する。光量設定部82は、光量変換部102により変換
された光量2を除電光源72の光量2として設定する。
光量設定部83は、光量変換部103により変換された
光量3を除電光源73の光量3として設定する。光量設
定部84は、光量変換部104により変換された光量4
を除電光源74の光量4として設定する。
【0089】実施の形態12の電子写真プリンタでは、
YMCKの4色の印刷データに基づいてそれぞれの色の
印刷領域(複数ライン)毎のデューティ比がデューティ
検出部91〜94により検出される。
【0090】デューティ検出部91により検出された1
色目のデューティ比は、シフトレジスタ100のレジス
タreg1に書き込まれる。レジスタreg1に書き込
まれた1色目のデューティ比は、A/S(sec)の周
期で後段のレジスタに順次に転送されていく。
【0091】レジスタreg1に書き込まれた1色目の
デューティ比がレジスタreg8に転送されるタイミン
グに合わせ、デューティ検出部92により同位置の2色
目の印刷領域のデューティ比が検出される。2色目の印
刷領域のデューティ比は、加算器112によりレジスタ
reg8に転送されたデータに加算され、1色目および
2色目のデューティ比の合計値が得られる。
【0092】レジスタreg1に書き込まれた1色目の
デューティ比がレジスタreg15に転送されるタイミ
ングに合わせ、デューティ検出部93により同位置の3
色目の印刷領域のデューティ比が検出される。3色目の
印刷領域のデューティ比は、加算器113によりレジス
タreg15に転送されたデータに加算され、1色目〜
3色目のデューティ比の合計値が得られる。
【0093】レジスタg1に書き込まれた1色目のデュ
ーティ比がレジスタreg22に転送されるタイミング
に合わせ、デューティ検出部94により同位置の4色目
の印刷領域のデューティ比が検出される。4色目の印刷
領域のデューティ比は、加算器114によりレジスタr
eg22に転送されたデータに加算され、1色目〜4色
目のデューティ比の合計値が得られる。
【0094】レジスタreg4に転送されたデータ(1
色目のデューティ比)は、光量変換部101により光量
1に変換され、光量設定部81により除電光源71の光
量1として設定される。レジスタreg11に転送され
たデータ(1色目および2色目のデューティ比の合計
値)は、光量変換部102により光量2に変換され、光
量設定部82により除電光源72の光量2として設定さ
れる。レジスタreg18に転送されたデータ(1色目
〜3色目のデューティ比の合計値)は、光量変換部10
3により光量3に変換され、光量設定部83により除電
光源73の光量3として設定される。レジスタreg2
2に転送されたデータ(1色目〜4色目のデューティ比
の合計値)は、光量変換部104により光量4に変換さ
れ、光量設定部84により除電光源74の光量4として
設定される。
【0095】以上のように、実施の形態12によれば、
所定の印刷領域毎にYMCKのそれぞれの色のディーテ
ィ比を検出し、除電光源71〜74の光量1〜4を設定
する。したがって、印刷領域毎に最適な光量1〜4を選
択することができるので、一層、感光ドラム51〜54
に残存する非露光部の電荷を有効に除去し、それぞれの
色の転写電圧もしくは転写電流の制御を容易にすること
ができる。
【0096】除電光源71〜74による除電後の残存電
荷のばらつきをより小さくしたいときには、印刷領域
(複数ライン)を小さくすればよく、除電光源71〜7
4による除電後の残存電荷のばらつきがより大きくても
許容されるときには、印刷領域を大きくすればよい。
【0097】また、1色目〜4色目のデューティ比をデ
ューティ検出部91〜94により検出し、シフトレジス
タ100により1色目のデューティ比、1色目および2
色目のデューティ比の合計値、1色目〜3色目のデュー
ティ比の合計値、並びに、1色目〜4色目のデューティ
比の合計値を累積加算により順次に求めるようにする。
したがって、デューティ検出部91〜94により検出さ
れた各色のデューティ比を効率良く利用し、除電光源7
1〜74の光量1〜4を決定することができる。
【0098】なお、デューティ検出部91〜94、シフ
トレジスタ100、光量変換部101〜104、並び
に、加算器112〜114は、ソフトウェアにより実現
することができる。
【0099】デューティ比は、露光後に感光ドラムに残
存する非露光部の電荷の量を検出するためのものである
から、デューティ比に限らず、例えば、より単純に、非
露光部または露光部の面積(画素数)から光量を求めて
もよい。非露光部または露光部の面積を求めることは、
消費されるトナー量を求めることと同等である。
【0100】また、印刷用紙の種類により、デューティ
比から得られる光量を変えることにより、実施の形態2
と同様の効果を得ることができる。両面印刷機構を有す
るプリンタにおいては、第1面の印刷時に使用したデュ
ーティ比を保持しておき、第2面の印刷時にも利用し、
実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
【0101】
【発明の効果】この発明によれば、感光体表面における
転写位置から上流側の所定領域に印刷用紙が密着しつつ
通過する密着領域を形成するように、転写装置に搬送さ
れる印刷用紙を案内する用紙ガイドを転写位置の上流側
に転写位置に離間して設ける。このため、感光ドラム1
1に形成されたトナーが空気中に飛散するのを防止する
ことができる。したがって、感光ドラム11から印刷用
紙に転写されるトナー像の崩れを防止し、鮮明な高画質
の印刷物を得ることができる。
【0102】また、この発明によれば、感光ドラムの密
着領域を通過する印刷用紙に均一な光を照射する第1の
除電光源を転写位置と用紙ガイドとの間に設ける。この
ため、印刷用紙を透過する光により、露光後に感光ドラ
ム上に残存する非露光部の電荷を転写前に除去すること
ができる。このため、転写電圧もしくは転写電流を小さ
くし、印刷パターン(印刷デューティ)の違いによる最
適な転写電圧もしくは転写電流のばらつきを小さくする
ことができる。したがって、転写電圧もしくは転写電流
の制御を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る実施の形態1の構成図であ
る。
【図2】 この発明に係る実施の形態2の構成図であ
る。
【図3】 この発明に係る実施の形態3の構成図であ
る。
【図4】 この発明に係る実施の形態5の構成図であ
る。
【図5】 この発明に係る実施の形態6の構成図であ
る。
【図6】 この発明に係る実施の形態7の構成図であ
る。
【図7】 この発明に係る実施の形態8の構成図であ
る。
【図8】 この発明に係る実施の形態9の構成図であ
る。
【図9】 図9に示される電子写真プリンタの部分拡大
図である。
【図10】 この発明に係る実施の形態10の構成図で
ある。
【図11】 この発明に係る実施の形態12の構成図で
ある。
【図12】 従来の電子写真プリンタを示す図である。
【符号の説明】
11 感光ドラム 12 転写ローラ 13 除電光源 14 用紙ガイド 15 プリンタ制御部 16 光量制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA10 DC02 DE02 EA08 EA10 EC06 2H035 AA08 AA11 AB01 AB02 AC02 AC06 AZ05 2H200 FA03 GA04 GA10 GA23 GA66 GA70 HA01 HA21 HB12 HB13 HB14 JA01 JA21 JB07 JB12 JB16 JB17 JB25 JB32 KA02 KA09 KA29 PA01 PB18 PB25 PB39

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に形成されたトナー像を印刷用紙
    に転写させる転写装置と、 印刷用紙の搬送路における転写位置の上流側に転写位置
    に離間して設けられ、感光体表面における転写位置から
    上流側の所定領域に印刷用紙が密着しつつ通過する密着
    領域を形成するように、転写装置に搬送される印刷用紙
    を案内する用紙ガイドとを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 密着領域は、転写電界が感光体上に形成されたトナー像
    を空気中に飛散させる影響が及ばない範囲を含むように
    設定されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、 転写位置と用紙ガイドとの間に設けられ、密着領域を通
    過する印刷用紙に均一な光を照射する第1の除電光源を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、 印刷用紙の種類を設定する設定部と、 設定部により設定された印刷用紙の種類に応じて、第1
    の除電光源から照射される光量を制御する光量制御部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、 印刷用紙の搬送路における用紙ガイドの上流側に設けら
    れ、転写位置に搬送される印刷用紙の光の透過率を検出
    する透過率検出部と、 透過率検出部に検出された光の透過率に基づいて第1の
    除電光源から照射される光量を制御する光量制御部とを
    有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、 両面印刷時における最初の第1面の印刷のときに第1の
    除電光源から照射される光量よりも、次の第2面の印刷
    のときに第1の除電光源から照射される光量を大きくす
    る光量制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、 転写位置を通過した印刷用紙が感光体から離れる剥離位
    置に均一な光を照射する第2の除電光源を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、さらに、 第1の除電光源から照射された光の一部を、転写位置を
    通過した印刷用紙が感光体から離れる剥離位置に導く光
    学系を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 転写装置は、感光体に圧接する転写ローラ、感光体に圧
    接する転写ブラシおよび感光体に圧接する転写ブレード
    のいずれか1つを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 光を透過する部材からなり、印刷用紙
    を吸着し、吸着した印刷用紙を搬送するエンドレスベル
    トと、 その表面がエンドレスベルトに接触する接触部を有する
    感光体と、 感光体表面における接触部から下流側の所定領域にエン
    ドレスベルトにより搬送される印刷用紙が密着しつつ通
    過する密着領域を形成するように、接触部より下流側の
    感光体表面にエンドレスベルトを介して押し当てられる
    転写部材を有し、感光体に形成されたトナー像をエンド
    レスベルトにより搬送された印刷用紙に転写する転写装
    置と、 転写部材の上流側の近傍に設けられ、感光体の密着領域
    を通過する印刷用紙にエンドレスベルトを通して均一な
    光を照射する除電光源とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の画像形成装置にお
    いて、 転写部材は、転写ローラ、転写ブラシおよび転写ブレー
    ドのいずれか1つからなることを特徴とする画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 光を透過する部材からなり、印刷用紙
    を吸着し、吸着した印刷用紙を搬送するエンドレスベル
    トと、 その表面がエンドレスベルトに接触する接触部を有し、
    カラー画像を構成する各色の印刷順にエンドレスベルト
    の走行方向に沿って配列された複数の感光体と、 複数の感光体のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ
    の感光体表面における接触部から下流側の所定領域にエ
    ンドレスベルトにより搬送される印刷用紙が密着しつつ
    通過する密着領域を形成するように、それぞれの感光体
    の接触部より下流側の感光体表面にエンドレスベルトを
    介して押し当てられる転写部材を有し、それぞれの感光
    体に形成されたトナー像をエンドレスベルトにより搬送
    された印刷用紙に重ねて転写する複数の転写装置と、 複数の感光体のそれぞれの転写装置の転写部材の上流側
    の近傍に設けられ、それぞれの感光体の密着領域を通過
    する印刷用紙にエンドレスベルトを通して均一な光を照
    射する複数の除電光源とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画像形成装置にお
    いて、さらに、 複数の除電光源のそれぞれに対応して設けられ、それぞ
    れの除電光源から照射される光量を制御する複数の光量
    制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の画像形成装置にお
    いて、 複数の光量制御部は、上流側の除電光源により照射され
    る光量よりも下流側の除電光源により照射される光量が
    大きくなるようにそれぞれの除電光源の光量を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の画像形成装置にお
    いて、 複数の光量制御部は、それぞれ上流側の感光体により印
    刷用紙に転写されるトナーの種類に基づいて設定される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の画像形成装置にお
    いて、 各色の印刷データに基づいてそれぞれの感光体上の所定
    領域毎に形成されるトナーの量を算出するトナー量算出
    部を有し、 複数の光量制御部は、トナー量算出部により算出された
    各色のそれぞれの感光体上の所定領域毎に形成されるト
    ナーの量に基づいてそれぞれの除電光源から照射される
    光量を制御することを特徴とする画像形成装置。
JP2001186480A 2001-06-20 2001-06-20 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4593017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186480A JP4593017B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186480A JP4593017B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 画像形成装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010182893A Division JP2010282226A (ja) 2010-08-18 2010-08-18 画像形成装置及び転写方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003005535A true JP2003005535A (ja) 2003-01-08
JP4593017B2 JP4593017B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=19025918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001186480A Expired - Fee Related JP4593017B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4593017B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100517511B1 (ko) * 2003-10-18 2005-09-28 삼성전자주식회사 전자사진 형성장치의 대전롤러의 저항 감지방법 및 장치
JP2007171753A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置
JP2008026808A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US7539448B2 (en) 2005-01-28 2009-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device for suppressing vibration of guide plate and jams of recording sheet
US7539446B2 (en) 2005-01-28 2009-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus with flexible guide members
US7539447B2 (en) 2005-01-28 2009-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device for absorbing vibration of guide plate
US7542709B2 (en) 2005-01-28 2009-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device for suppressing recording sheet from flapping when transferring toner images thereon
JP2010211144A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN102221807A (zh) * 2010-04-13 2011-10-19 京瓷美达株式会社 图像形成装置
US8761645B2 (en) 2011-03-25 2014-06-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Transfer apparatus
US8805254B2 (en) 2011-03-25 2014-08-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Transfer apparatus
US9354561B1 (en) * 2014-12-26 2016-05-31 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and light guide member
JP2016126169A (ja) * 2014-12-27 2016-07-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019159002A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
USRE47829E1 (en) 2014-11-21 2020-01-28 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and light guide member
US11630412B2 (en) 2021-03-26 2023-04-18 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus including electricity eliminator for eliminating electricity of photosensitive drum

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644782A (en) * 1987-06-29 1989-01-09 Toshiba Corp Image forming device
JPH0273666U (ja) * 1988-11-25 1990-06-05
JPH05165348A (ja) * 1991-12-13 1993-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 像形成装置
JPH06242689A (ja) * 1993-02-16 1994-09-02 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JPH07121036A (ja) * 1993-10-21 1995-05-12 Mita Ind Co Ltd 転写装置
JPH0934275A (ja) * 1995-07-18 1997-02-07 Canon Inc 画像形成装置
JPH1073998A (ja) * 1996-07-04 1998-03-17 Oki Data:Kk 画像記録装置
JPH1124444A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH1184912A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Konica Corp 画像形成方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644782A (en) * 1987-06-29 1989-01-09 Toshiba Corp Image forming device
JPH0273666U (ja) * 1988-11-25 1990-06-05
JPH05165348A (ja) * 1991-12-13 1993-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 像形成装置
JPH06242689A (ja) * 1993-02-16 1994-09-02 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JPH07121036A (ja) * 1993-10-21 1995-05-12 Mita Ind Co Ltd 転写装置
JPH0934275A (ja) * 1995-07-18 1997-02-07 Canon Inc 画像形成装置
JPH1073998A (ja) * 1996-07-04 1998-03-17 Oki Data:Kk 画像記録装置
JPH1124444A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH1184912A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Konica Corp 画像形成方法

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100517511B1 (ko) * 2003-10-18 2005-09-28 삼성전자주식회사 전자사진 형성장치의 대전롤러의 저항 감지방법 및 장치
US7539448B2 (en) 2005-01-28 2009-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device for suppressing vibration of guide plate and jams of recording sheet
US7539446B2 (en) 2005-01-28 2009-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus with flexible guide members
US7539447B2 (en) 2005-01-28 2009-05-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device for absorbing vibration of guide plate
US7542709B2 (en) 2005-01-28 2009-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device for suppressing recording sheet from flapping when transferring toner images thereon
JP2007171753A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置
JP4702040B2 (ja) * 2005-12-26 2011-06-15 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 カラー画像形成装置
JP2008026808A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2010211144A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011221405A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
CN102221807A (zh) * 2010-04-13 2011-10-19 京瓷美达株式会社 图像形成装置
US8660464B2 (en) 2010-04-13 2014-02-25 Kyocera Document Solutions Inc. Image-forming apparatus
US8761645B2 (en) 2011-03-25 2014-06-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Transfer apparatus
US8805254B2 (en) 2011-03-25 2014-08-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Transfer apparatus
USRE47829E1 (en) 2014-11-21 2020-01-28 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and light guide member
US9354561B1 (en) * 2014-12-26 2016-05-31 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and light guide member
JP2016126169A (ja) * 2014-12-27 2016-07-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019159002A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7095319B2 (ja) 2018-03-09 2022-07-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US11630412B2 (en) 2021-03-26 2023-04-18 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus including electricity eliminator for eliminating electricity of photosensitive drum

Also Published As

Publication number Publication date
JP4593017B2 (ja) 2010-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4789534B2 (ja) 画像形成装置
US7486900B2 (en) Image forming apparatus capable of removing toner from a toner removing member
JP4593017B2 (ja) 画像形成装置
JP5381462B2 (ja) 画像形成装置
EP2241939B1 (en) Image forming apparatus
JP2009075357A (ja) 画像形成装置
US7519304B2 (en) Image forming means with mark removing unit
JP2006030980A (ja) 画像形成装置
US20060056894A1 (en) Continuous feed printer
US20040091291A1 (en) Image forming apparatus
EP1045295B1 (en) Double-sided printing apparatus
US20140248065A1 (en) Image Forming Apparatus
US5296897A (en) Image forming apparatus for forming multi-image on transfer sheet with plural color toners
JP5331414B2 (ja) 現像装置
JP2006251508A (ja) 画像形成装置
JP7218526B2 (ja) 画像形成装置
JP4806171B2 (ja) 画像形成装置
JP2001092202A (ja) 画像形成装置
JP4419791B2 (ja) 画像形成装置
JP2006130779A (ja) 画像形成装置
JPH10171289A (ja) クリーニング装置
JP6069862B2 (ja) 画像形成装置
JP2014016567A (ja) 画像形成装置
US20230341802A1 (en) Image forming apparatus
JP2010282226A (ja) 画像形成装置及び転写方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4593017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees