JPH05165348A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH05165348A
JPH05165348A JP35117091A JP35117091A JPH05165348A JP H05165348 A JPH05165348 A JP H05165348A JP 35117091 A JP35117091 A JP 35117091A JP 35117091 A JP35117091 A JP 35117091A JP H05165348 A JPH05165348 A JP H05165348A
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JP
Japan
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roller
photosensitive drum
toner
transfer
recording
Prior art date
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Withdrawn
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JP35117091A
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English (en)
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Masaru Ozawa
勝 小澤
Yasuo Nozue
康雄 野末
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写ローラの発生する電界による現像トナー
の飛翔を防止して、記録解像度の低下を防止する。 【構成】 感光ドラム10と記録用紙16を転写ローラ
20の前後で一定の長さ以上密着させるよう前ローラ1
9、後ローラ21を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ等の記録部分に使用される電子写真記録方式
の像形成装置に係り、特に転写プロセス部分について改
良を施した像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の像形成装置の転写プロセス部分
には、コロナ転写法が多く用いられてきたが、近年オゾ
ン発生などの公害を軽減するためにこの使用を控え、比
較的低電圧で転写が行えるローラ転写法が広く用いられ
つつある。
【0003】このローラ転写法は、転写ローラを導電性
ゴムローラにより構成し、この転写ローラ1本で記録用
紙を感光ドラムに対して密着させ、この状態で直流数1
00Vの電圧を印加して電界を発生させ、これにより感
光ドラム上に形成されているトー像を記録用紙側にクー
ロン力によって引き付け、転写を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このローラ転
写法では、例えばトナーに導電性トナーを用いた場合、
図4に示すように、転写ローラ1に直流の転写バイアス
電源2によって数100Vの高電圧を印加した状態で感
光ドラム3のトナー像4が記録用紙5に近接する(図4
のa部分)と、転写ローラ1と感光ドラム3との間に発
生している電界によりトナー4aが記録用紙5との間で
飛翔を始め、そのトナー4aが記録用紙5の不特定の場
所に転移してしまい、更にそのトナー4aが導電性のた
めに転写ローラ1の極性側に電荷の注入が容易に行われ
てしまい、このために、転写ローラ1と異なる極性側で
ある感光ドラム3の側に再度飛翔してしまう、いわゆる
トナーのジャンピング現象が発生して、転写効率、特に
記録解像度が低下する問題があった。この現象は、転写
が完了した感光ドラム3から記録用紙5が離れる瞬間
(図4のb部分)でも発生する。
【0005】また、トナーの飛翔があるために、解像度
側より制約を受け、転写バイアス電圧を低くおさえなけ
ればならないために、転写効率を上げることができず、
その結果記録品質が低下する問題を有していた。
【0006】本発明の目的は、電界中の導電性トナーの
飛翔による記録解像度の低下を軽減し、且つ転写効率を
高くでき記録品質を向上させることができるようにした
像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、少な
くとも導電性トナーを現像剤に含み、前記導電性トナー
により感光体を摩擦帯電させると共に、前記導電性トナ
ーを現像させて得られたトナー像を記録用紙に転写して
永久像を得る電子写真方式の像形成装置において、前記
感光体のトナー像を電気力で前記記録用紙に転写する転
写部材と、前記記録用紙を前記転写部材の前後において
前記感光体面に密着させる前ローラ及び後ローラを備え
て構成した。
【0008】この発明では、上記転写部材と上記前ロー
ラとの間の距離をLm、上記転写部材と上記後ローラと
の間の距離をLnとし、Ln>Lmとすることが望まし
い。また、上記前ローラと上記後ローラを上記転写部材
に対して電気的に独立させることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明では、記録用紙が感光体に進入する位置
及び感光体から離れる位置が転写部材の電界の影響の少
ない位置となり、ジャンピング現象が抑制される。この
ため、転写バイアス電圧を低くする必要がなく、転写効
率が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその一実施例の像形成装置の要部の説明図である。
この像形成装置は、感光体としての感光ドラムの内側に
スキャナであるLEDアレイヘッドを配置し、かかるL
EDアレイヘッドが光照射する部分に導電性トナーを使
用する現像器を配置して、電子写真記録方式の記録プロ
セスであるクリーニング、帯電、露光、及び現像の4つ
のプロセスを感光ドラムに導電性トナーが接触している
僅かな範囲で行う背面照射型電子写真記録方式に適用し
た例である。
【0011】10は図示しない駆動系により図面矢印方
向に回転する感光体としての感光ドラムで、透明ガラス
管上に透明電極(本体と共に接地される)を形成し、そ
の上に感光層を設けたものである。11はスキャナ用の
LEDアレイヘッドで、図示しない記録用信号発生部か
ら送られた信号に従って光スキャニング(主走査)を行
う。12は現像器、13は撹拌器である。
【0012】14は磁極固定型(スリーブ回転型)のト
ナー搬送器で、感光ドラム10の回転方向とは逆に(進
行方向は同一)回転する。15は磁性体を含有する抵抗
値が10E6Ω・cm(MΩ・cmオーダー)の導電性
トナーで、トナー搬送器14に磁力により付着した状態
で感光ドラム10の面に摩擦しながら帯電を行い、LE
Dアレイヘッド11の照射した部位に現像されトナー像
を形成する。16は記録用紙、17は定着器、18は転
写バイアス電源である。
【0013】19は記録用紙16を感光ドラム10に密
着させるための前ローラで、感光ドラム10に押し付け
られて感光ドラム10との間の摩擦力で回転する。20
は導電性ゴムから形成した転写ローラで、感光ドラム1
0に押し付けられて感光ドラム10との間の摩擦力で回
転し、転写バイアス電源18の電圧により感光ドラム1
0との間に電界を発生させて、感光ドラム10面上のト
ナー像をクーロン力で記録用紙16に転写させる。21
は記録用紙16を感光ドラム10に密着させた状態を維
持するための後ローラである。
【0014】22は現像バイアス電源で、現像器12内
のトナー搬送器14に対して転写バイアスとは極性の異
なる電圧を印加する。
【0015】ここで、転写ローラ20に対する前ローラ
19と後ローラ21の位置は、転写ローラ20の形状等
による電界の影響の少ない距離だけ離れた位置とし、転
写ローラ20と前ローラ19との離間距離Lm、転写ロ
ーラ20と後ローラ21との離間距離Lnの関係を、L
n>Lmに設定した。更に、前ローラ19と後ローラ2
1は、転写ローラ20と電気的に独立させている。
【0016】次に動作について図1及び図2を参照して
説明する。規定した速度で感光ドラム10とトナー搬送
器14は図示する方向に回転している。この状態で現像
バイアス電源22をオン状態にすると、導電性トナー1
5群が帯電され、且つ感光ドラム10の面に摩擦帯電現
象により、導電性トナー15の持つ電荷と等しい値の電
荷が注入されて帯電が行われ、この結果、導電性トナー
15は感光ドラム10に付着しない。また、転写ローラ
20、前ローラ19、及び後ローラ21を感光ドラム1
0に密着した状態にする。
【0017】現像は、図示しない記録用信号発生部より
送られた信号に対応してLEDアレイヘッド11により
感光ドラム10面が光照射されると、この部位の電位が
低下して、その電位差によるクーロン力で導電性トナー
15が付着して現像され、トナー像15aが形成され
る。
【0018】このトナー像15aは、図2に示すよう
に、感光ドラム10の回転により転写過程に移動する。
また、これと同期して記録用紙16の先端が図示しない
紙走行系を経由して進入し、前ローラ19と感光ドラム
10の接触する部分に挟まれて、感光ドラム10と密着
した状態で感光ドラム10の回転速度と同一の速度で転
写ローラ20及び後ローラ21を経由して走行し、定着
器23に搬送される。
【0019】感光ドラム10面上のトナー像15aは、
前ローラ19の機械的な力により記録用紙16と密着し
た状態で同一速度で移動し、転写ローラ20への電圧印
加によるクーロン力で記録用紙16に転写され、それか
ら後ローラ21の部分で感光ドラム10から離れる。こ
こでは始めて記録用紙16面上で可視化されて、定着器
17により永久像として安定化され記録を終了する。
【0020】感光ドラム10面に残った残留トナー15
bは、再び現像器12内に入って、ここで導電性トナー
15により電荷の注入を受けて、感光ドラム10の電位
と同電位になると共に、磁性力により感光ドラム10か
ら離れてクリーニングを終了する。
【0021】以上説明したように、感光ドラム10上の
トナー像15aは前ローラ19に達するが、この部分は
転写ローラ20への電圧印加による電界の影響のないと
ころなので、単なる機械的接触のみであり、トナー像が
乱れることはない。この後、トナー像15aは転写ロー
ラ20の近傍に到達し電界の影響を受けるが、この部分
では記録用紙16が感光ドラム10に密着しているの
で、記録品質を低下させるようなトナーの飛翔は生じな
い。このトナー像15aが転写ローラ20の直下に到達
すると、そこで始めてクーロン力により記録用紙16に
転写されるトナー量が最大となる。転写された記録用紙
16上のトナー像は、更に感光ドラム10に密着した状
態で移動して、転写ローラ20の電界の影響の少ない位
置に配置した後ローラ21を通過した後に感光ドラム1
0から離れるので、転写ローラ20によりトナーに電荷
が注入されて感光ドラム10の表面と逆電位に帯電した
トナーが、電界の影響によって再び飛翔することはな
い。
【0022】上記した離間距離Ln>Lmの設定は次の
理由によるものである。すなわち、現像時でのトナーの
持つ帯電電位よりも転写バイアス電圧が高いため転写時
での帯電電位が高くなり、転写以後でのトナー飛翔が発
生し易くなるので、これを軽減するため、上記離間距離
Lnを、Lmよりも大きくしたのである。
【0023】図3は転写ローラ20として直径18mm
のものを用い、転写バイアス電圧を800Vとした場合
の記録解像度を調べた結果を示す図である。横軸は転写
ローラ20に対する前ローラ19、後ローラ21の離間
距離Lm、Ln、縦軸は線幅相対値である。この線幅相
対値は、本来LEDアレイヘッドにより描かれる光学的
線幅Wに対する転写後のトナー像の線幅wの比w/Wで
あり、記録解像度に対応させて表したものである。この
線幅相対値が大きいほど解像度が低下していることを示
している。
【0024】この図3から、Lm、Lnが大きい、つま
り前ローラ19、後ローラ21が転写ローラ20から離
れるほど、解像度が良くなることが分かる。また、Lm
とLnを比較すると、所定の記録解像度(例えば線幅相
対値=1)を得るためには、Ln>Lmとすることがよ
り効果が高いことも明白である。
【0025】また、この状態で転写バイアス電圧を上げ
ていっても、解像度の低下は認められなかったのみなら
ず、転写効率が高くなって記録濃度が上がり、記録品質
が向上した。これは、電界強度が高くなり、クーロン力
が増大するためである。なお、前ローラ19、後ローラ
21の位置は、トナーの抵抗値等の条件や感光ドラムの
特性等を考慮して適切に決定すれば良い。
【0026】本実施例では、現像剤として抵抗値が10
E6Ω・cmの一成分の導電性トナーを用いたが、前述
したように、トナーの摩擦帯電法により感光ドラムへの
帯電作用を行わせ且つ現像させる条件であれば全て有効
であり、例えば導電性トナーと絶縁性トナーを混合して
なる現像剤を用いても、同一の作用となる。
【0027】なお、前記では前ローラ19、転写ローラ
20、後ローラ21の間に記録用紙16をガイドする手
段については付記しなかったが、例えば感光ドラム10
に沿ったガイドを形成すれば良い。
【0028】また、前ローラ19、後ローラ21の材料
等については特に断らなかったが、記録用紙16を感光
ドラム10に密着させた状態で搬送できる構成であれ
ば、何を用いても良い。
【0029】更に、転写ローラ20の代わりに、例えば
細いエッジ状の電極を使用しても良いこは言うまでもな
い。また、感光ドラム10の代わりに、感光ベルト、例
えば有機感光体をベルト上に塗布した感光ベルトを使用
することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上から本発明によれば、導電性トナー
の飛翔を防止できるので、記録解像度の低下を防止でき
る。また、転写バイアス電圧を高くできるので、転写効
率が高くなり、記録品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の像形成装置の要部の説明
図である。
【図2】 同像形成装置の転写プロセス部分の説明図で
ある。
【図3】 転写ローラに対する前ローラ、後ローラの離
間距離と線幅相対値との関係を示す特性図である。
【図4】 従来の同像形成装置の転写プロセス部分の説
明図である。
【符号の説明】
10:感光ドラム、11:LEDアレイヘッド、12:
現像器、13:撹拌器、14:トナー搬送器、15:導
電性トナー、16:記録用紙、17:定着器、18:転
写バイアス電源、19:前ローラ、20:転写ローラ、
21:後ローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも導電性トナーを現像剤に含
    み、前記導電性トナーにより感光体を摩擦帯電させると
    共に、前記導電性トナーを現像させて得られたトナー像
    を記録用紙に転写して永久像を得る電子写真方式の像形
    成装置において、 前記感光体のトナー像を電気力で前記記録用紙に転写す
    る転写部材と、前記記録用紙を前記転写部材の前後にお
    いて前記感光体面に密着させる前ローラ及び後ローラを
    備えたことを特徴とする像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記転写部材と上記前ローラとの間の距
    離をLm、上記転写部材と上記後ローラとの間の距離を
    Lnとし、Ln>Lmとしたことを特徴とする請求項1
    に記載の像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記前ローラと上記後ローラを上記転写
    部材に対して電気的に独立させたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の像形成装置。
JP35117091A 1991-12-13 1991-12-13 像形成装置 Withdrawn JPH05165348A (ja)

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JP35117091A Withdrawn JPH05165348A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003005535A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Oki Data Corp 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003005535A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Oki Data Corp 画像形成装置
JP4593017B2 (ja) * 2001-06-20 2010-12-08 株式会社沖データ 画像形成装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311