JP3763328B2 - 電子写真装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
感光体を均一に帯電させる帯電手段と、帯電した感光体を露光して感光体に電荷潜像を形成する露光手段と、感光体と同方向に回転する現像ローラおよび感光体と逆方向に回転する現像ローラを有し、これら両現像ローラにより電荷潜像にトナーを供給して感光体上にトナー像を形成する現像手段とを備えた電子写真装置は、例えば特公昭54−10869号公報、特表平1−503811号公報、実公昭63−15881号公報、米国特許第4,442,790号明細書などにより知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の電子写真装置構成においては、現像能力が増大するために高画像濃度を得やすく、現像方向むらの発生を防ぐことができる。しかし、現像ローラが2本であるために装置が大型化する問題、特に感光体の光応答速度が遅い場合には大径ドラムを使用しなければならない問題、記録速度が低下する問題があった。
【0004】
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、感光体のドラム径を大きくすることなく、高速記録が可能となる小形な電子写真装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、感光体を均一に帯電させる帯電手段と、帯電した感光体を露光し該感光体に電荷潜像を形成する露光手段と、前記感光体と同方向に回転する第1現像ローラおよび前記感光体と逆方向に回転する第2現像ローラを有し、第1現像ローラと第2現像ローラにより前記電荷潜像にトナーを供給して感光体上にトナー像を形成する現像手段とを有する電子写真装置において、該感光体の帯電電圧(V)と露光後の時間(t)との関係を示す光応答特性図の、前記感光体の使用温度が10℃のときの露光前の帯電電圧をV0、設定光量による露光後の残留電圧をVRとしたとき、前記光応答特性図の帯電電圧V0の点と帯電電圧(V0−VR)/eの点とを結ぶ直線と残留電圧VRの直線との交点の時間(tr)を光応答時間とし、前記露光手段による露光位置から前記第1現像ローラと第2現像ローラの間までの移動に要する前記感光体の移動時間を、該感光体の前記光応答時間とすることにより達成される。
以上
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を説明する。なお、本実施例では電子写真法において、感光体上に形成された電荷潜像(以下、便宜上「電位潜像」もしくは「電圧潜像」と称することもある。)を現像してトナー像を得るものに関し、現像剤として、1成分現像剤、2成分現像剤等に限定されるものではないが、以下説明の都合上、トナー(非磁性もしくは磁性)と磁性キャリアを主成分とする、いわゆる2成分磁性現像剤による場合で述べる。
【0007】
図1は、本発明を適用したレーザプリンタの実施例である。感光体ドラム1を帯電器2で一様に帯電した後、レーザビーム3にて電荷潜像を形成する。ここで、本発明を採用するに適するドラム1の移動速度(周速)は10〜50cm/s好ましくは20〜40cm/s程度である。これは、10cm/s以下のように低速では画像欠陥が出にくいため2本の現像ローラを用いる必要はなく、50cm/s以上のように高速では現像能力が不足するためである。感光体ドラム1の直径は高速小形なプリンタを実現するに適する直径は40〜120mm程度、好ましくは60〜100mmである。帯電極性はプラス、マイナスいずれでも良いが、ここではプラスとする。帯電電圧は500〜1000V、例えば700Vに帯電する。露光はイメージライティング、即ち画像部露光である。続いて、現像機4にて反転現像しプラス極性のトナー像を感光体ドラム上に形成する。露光をバックグランドライティングとし、正規現像しても良いが、本発明は反転現像の場合により効果を発揮する。
【0008】
次に現像機4の動作について述べる。感光体ドラム1と同方向に回転する第1現像ローラ61と逆方向に回転する第2現像ローラ62とは、内部にそれぞれ固定されたマグネット51、マグネット52を有し、これらマグネットの磁力によりそれぞれの現像ローラに磁性キャリアと着色トナー(磁性もしくは非磁性)とを主成分とする2成分磁性現像剤を吸着、該現像ローラのそれぞれの回転により搬送し、現像剤を感光体ドラム1に接触させ電荷潜像を現像する。現像磁極の磁束密度は700〜1200ガウス、感光体ドラム1の中心と現像ローラの中心とを結ぶ線に対する現像磁極の中心がなす角度は、現像ローラ61では回転手前0〜10度に、現像ローラ62では±10度に設定されている。
【0009】
トナーの帯電極性は、感光体の帯電極性と同極性のプラスである。現像剤の搬送量は規制板8と現像剤ローラのギャップにより調整される。現像ローラ61にはバイアス電源71、現像ローラ62にはバイアス電源72が接続され、ともにトナーと同極性のプラスの電圧が印加されている。例えば、感光体への帯電電圧がV0=700Vのときには、250〜600Vが印加される。これらバイアス電圧には100Hz〜10kHzの交流電圧を重畳しても良い。その実効電圧の大きさは直流電圧の1/2〜1/4である。
【0010】
現像ローラと感光体ドラムとのギャップは0.5〜1.5mm、好ましくは0.8〜1.2mmで用いる。現像器と現像ローラの周速比は1.5〜2.5、好ましくは1.8〜2.2が適正である。現像器内の現像剤は切欠き羽根構造の一対のスクリューオーガ11、12にて左右、前後に混合撹拌される。この混合撹拌に対して切欠き羽根構造のスクリューオーガは単純形状のスクリューオーガに比べてトナーを現像剤中に混合分散、帯電せしめる効果が大きい。従って、トナーをフィードローラ13から供給した際、速やかにトナーを現像剤中に分散させ、所定の帯電量にまで短時間で立ち上げることができるので、トナー補給時のかぶりや不均一現像の発生を防止できる。斯くして混合撹拌された現像剤は、第2現像ローラに吸着、搬送され、規制板8と第2現像ローラとのギャップを通過した現像剤が第2現像ローラでの電荷潜像の現像を行い、現像器内に戻される。
【0011】
規制板8で規制された現像剤は第2現像ローラ側に向かい、吸着、搬送され、規制板8と第1現像ローラとのギャップを通過した現像剤が第1現像ローラでの電荷潜像の現像を行い、スクレーパ10を経て現像器内に戻される。第2ローラ部で規制された剰余の現像剤はガイド板9にてスクリュウオーガ部に戻される。第1、第2現像ローラでの現像の際に感光体ドラム1上にトナーのみならず、キャリアが付着することがあるが、これを固定されたマグネット53を内蔵するキャッチローラ63にて引き戻し、その回転で現像器内へ搬送、回収する。キャッチローラ53には、付着キャリアの引き戻しを助けるために感光体帯電電圧と同極性のバイアス電源73が接続され、感光体帯電電圧あるいは第2現像ローラのバイアス電圧と同程度の電圧が印加されている。
【0012】
かかるキャッチローラを装備するすることは、感光体に付着したキャリアによる転写不良や感光体損傷等の不具合を避ける、現像器からのトナー飛散を防止する意味で有用であるが、本実施例の如く、2本の現像ローラで現像する場合には第2の現像ローラでの付着キャリア除去効果があるために、マグネット53として安価なプラスティックマグネットの使用もしくは直径10mm程度の小形キャッチローラ53の使用が可能となる。あるいはマグネット53を除いた、単なる導電性ローラとすることも可能である。なお、印加する電圧に現像ローラの場合と同様の交流電圧を重畳するとキャリア除去効果が増大する。
【0013】
係る構成の現像器において、感光体ドラム1の速度が10〜50cm/s、直径が40〜120mmであるとき、小形現像器にして大きな現像能力を得るに適した第1、第2現像ローラの直径は、感光体ドラム1の直径の1/3〜1/5である。例えば感光体ドラムの直径が100mmであるとき、20〜35mmが好適である。また、現像器の設定位置は、図2で後述するようにレーザビーム3での露光位置から二つの現像ローラ間のに角度θに応答時間が設定されると空間を効率良く使用できる。膜厚を厚くした有機光導電感光体は長寿命ではあるが、光応答速度が特に低温時に低下するために、感光体ドラム径や記録速度の制約が有ったが、本発明はこの問題を解決できる。長寿命有機光導電感光体を用いても、高速記録可能でかつコンパクトに纏めることができる。このようにできるのは、反転現像を採用しているためである。
【0014】
2つの現像ローラの印加バイアス電圧、感光体、現像剤の関係は後述するが、層厚25μm以上好ましくは30〜60μmの厚い有機光導電感光体、半導電性現像剤を用い、第1現像ローラのバイアス電圧を第2現像ローラのそれと略同等とすることで、低画像濃度から高画像濃度に至るまで現像方向むらのない均一画像が得られ、また反転現像を採用している本実施例では、かぶりレベルが温度変化に伴う残留電圧の変動に関わらず安定しており、また、第1現像ローラでの現像に際してクリーニング機能が生ずるために感光体へのトナーフィルミング現象を抑止できるので膜厚が厚い感光体の寿命を有効に引き出すことができる。
【0015】
上記のごとく、2つの現像ローラが縦に配置された構造の現像器においては、ガイド板9の形状、設定位置もまた重要である。即ち、規制板8にて第2現像ローラ62への供給を規制された剰余の現像剤を円滑に第1現像ローラ61に受渡し、かつ規制板8にて第1現像ローラへの供給を規制された剰余の現像剤を戻す際に現像剤にかかる力を少なく、搬送に必要な負荷が小さいものであるものとする必要がある。そのためには、図示されているように、ガイド板9の先端部は現像ローラ62からの剰余現像剤を現像ローラ61に導く屈曲部を有し、上部がおおよそ2つの現像ローラの中央部に位置し、かつ、上部において現像剤を一時的に保持できる形状であるのが好ましい。
【0016】
続いて記録紙14はレジストローラ15、16にて、ドラム上のトナー像と記録紙との位置合わせされつつ搬送され、転写ローラの作用下でトナー像が記録紙に転写される。転写ローラには、スイッチ18にてバイアス電源19、バイアス電源20が選択され、1000〜3000Vの電圧が印加される。トナー像の転写時にはバイアス電源19が選択され、マイナス電圧が、用紙間や記録動作のイニシャライズ時にはバイアス電源20が選択され、プラス電圧が印加されローラに付着したトナーを感光体ドラム1側に移行せしめ、転写ローラのトナーによる汚れを抑止する。消去ランプ21は用紙が通過しないときに感光体上の電荷を減衰、消去せしむるためのものである。転写位置に設けることで、記録紙14の先端部の電荷を減衰できるので、ドラムから記録紙を分離しやすくなる。記録紙14をドラムから分離する際に除電針22にて剰余の電荷を除電して分離を助ける。除電針22にはバイアス電源23が接続され1000〜4000Vのプラス極性の電圧が印加される。
【0017】
転写後、記録紙は紙ガイド板24を経て、定着器25にて加熱、押圧され、トナー像は定着される。定着器25は内部にヒータ28を持つヒートローラ27、バックアップローラ26からなる。感光体ドラム1は、転写後に残るトナーをクリーナ29にて除去され、次の作像に供される。クリーナ29は、ゴムブレード30、感光体1と接触回転するブラシ31、除去されたトナーを排出する排出クリーナ32からなる。係る本発明を適用したプリンタは、直径40〜120mmの感光体ドラムを用いた小形プリンタながら記録速度10〜50cm/sと高速で、かつ均一再現性に優れた画像をプリントできる。
【0018】
以下、本発明の構成要件である光導電感光体の光応答特性と2ローラ現像器の設定条件の関係について説明する。図2は本発明に使用するに好適な有機光導電感光体の光応答特性の例を示したものである。時間tは、ドラムの移動時間、即ち露光点からの時間である。時間t=0でレーザ走査露光すると時間経過とともに帯電電圧は減衰し、露光光量に従い一定値(残留値)に達する。また、光量をE1,E2,E3 …… Enと増加しても減衰しなくなる。この時の電圧Vrが所謂飽和残留電圧である。通常、V0−Vrの80−100%のコントラスト電圧が得られる露光量を与え、その90−100%にまで減衰する時間を現像開始前までの時間として確保する。しかし、この時間を確保することは、露光から現像までの距離を相当距離確保することを意味し、従ってドラムの直径を大きくする必要があり、装置の大型化、コストアップを来すことになる。あるいはドラム周速を遅くせねばならない結果、高速記録に限界をきたす。
【0019】
今、図2において、V0が時間tとともにほぼ直線的に減衰する部分の延長線(V0と(V0−VR)/eとを結ぶ線の延長線)と、設定光量(図では、En-1)に対する残留電圧VR(飽和残留電圧若しくはこの近傍値)部分の接線(延長線)との交点の時間trを光応答時間とする。有機光導電体感光体ドラムとブレードクリーナとを組み合わせた記録装置ではドラムの感光層は1万頁の印刷当り0.1〜1μmの摩耗があるので、長寿命ドラムとするためには、感光層の厚さを25μm以上、好ましくは30〜60μmのように厚くすると光応答が悪くなり、trは大きくなる。
【0020】
また、使用環境温度が低い(15℃以下とくに10℃以下)ときもしくは、感光体によっては低湿時(50%以下とくに30%以下)には、光応答は悪くなる。例えば0.1秒から0.3秒になることがあり、装置実装上問題になる。本発明は係る光応答時間が長いドラムを用い、レーザビーム3の露光位置から第1現像ローラ61までの距離を短く設定できるようにし、高速小形記録装置を実現するものである。即ち、露光から現像ローラ61と現像ローラ62の間の時間(角度θ)がtrとなるようにするものである。特に、低温時のtrにθを対応させるのが好ましい。このようにすると、第1現像ローラ61を露光部に近づけることができるために、直径が短い感光体ドラムと2つの現像ローラとを組み合わせた方式をより高速で使いたい場合に極めて有効である。
【0021】
現像ローラ61では、感光体の電圧が所望値より高い状態で反転現像するので、この現像効率を大きくすることが高速記録にとって重要である。第1現像ローラが感光体と同方向に回転し、第2ローラが逆方向に回転する本現像器により反転現像する場合には、この欠点を補うことができる。即ち、感光体ドラムと現像ローラが互いに同方向に回転する場合には、逆方向に回転する場合に比べ、現像性が良く、かぶりも少ない特徴を有する。一方、逆方向に回転する第2現像ローラでの現像では、滑らかで均一性の良い画像となる。従って、本現像器では、現像効率良く、均一性の良い現像をなし得るので上述の問題は少なくなるのであるが、反転現像の場合には、第1現像ローラに印加するバイアス電圧を第2現像ローラのそれより同等若しくは大きくする、例えば20〜100V高くすることでより現像性を高めることができるので、trを2つの現像ローラ間に設定することの欠点を解消できる。
【0022】
また、感光体の層厚を厚くすると低温時に残留電圧(露光後の帯電電圧)の増大が大きくなるために、画像濃度が低下する問題がある。この問題を解消するには、感光体ドラム、現像器もしくは現像剤の温度を検出し、2つの現像ローラに印加するバイアス電圧を温度が低い場合には高くなるように補正するのが良い。図3は、その実施例を示すものである。現像バイアス電源33と直列に抵抗34、サーミスタ36を接続し、抵抗35をサーミスタ36と並列に接続する。なお、抵抗35は省略できる場合もある。サーミスタ36に発生する電圧を現像ローラに印加する。しかるとき、サーミスタは現像器の近傍、現像器、もしくは現像剤流れの一部と接触するように取り付けられ、現像剤の温度に依存して、抵抗値が変化するようになっている。プリンタの動作中は、感光体の温度は略現像剤の温度に近くなるので、温度が低下するとバイアス電圧が増加して画像濃度の低下を補う様に動作する。
【0023】
このようにサーミスタ36を現像器に一体的に取り付けた構造とすれば、感光体の温度変化に伴う残留電圧の変化を自動的に補償する現像器ユニットを提供できる。本現像器に使用する現像剤のキャリアには体積平均粒径70〜120μm、好ましくは80〜100μmのフェライトもしくはマグネタイトキャリアを用いる。70μm以下では感光体へのキャリア付着の増大、現像剤の流動性低下を来し、120μm以上では画像濃度低下、画像荒れを来す。これらキャリアのうち飽和磁化密度50〜100emu/gであるものが使用できる。50emu/g以下では搬送しずらく、100emu/g以上では磁気ブラシの剛性が大きくなり画質劣化を来す。現像磁極の磁束密度として適合する強さは700〜900ガウスである。また、キャリアの表面に水溶性イオンが付着していると、現像剤の初期使用時におけるプリント枚数に対する経時的な帯電量変化が大きいので、キャリア製造後、水洗・乾燥処理したものを使用することが望ましい。
【0024】
トナーとしては体積平均粒径5〜12μm、好ましくは8〜10μmを用いる。5μm以下では製作が困難であり、現像剤の流動性が低下する。12μm以上では解像度が低下し16本/mm以上の高解像度記録は困難である。キャリアがトナーで覆われる被覆率を0.2〜0.5、好ましくは0.25〜0.4とする。0.2以下ではトナー供給量が不足し、高画像が得られ難い。0.5以上では、帯電立ち上がり速度低下、画像カブリの発生、トナー飛散等の弊害を来し易くなる。トナーの電荷量は10〜25μC/g(感光体上に現像されたトナーの電荷量を測定)が好適である。例えば、トナー粒径8〜10μmの場合、15〜20μC/gが良好な結果を与える。10μC/g以下では過剰なトナー付着、トナー飛散が生じ、25μC/g以上では画像濃度が不足する。
【0025】
本発明に適する現像剤の動的電気抵抗は108〜1011Ω・cm、そのときのキャリアの動的電気抵抗は107〜1010Ω・cmである。ここで動的電気抵抗は感光体ドラム1のかわりに金属(たとえばAl)ドラムを設定して、現像剤ないしはキャリアを現像ローラで搬送した状態で、100Vの直流電圧を印加したときの電流値、ギャップ、接触幅、接触長より算出して求めた値である。
【0026】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、感光体のドラム径を大きくすることなく、高速記録が可能となる小形な電子写真装置を提供することができる。
以上
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子写真装置の概略構成図。
【図2】感光体の光応答特性を示す説明図。
【図3】温度補償機構の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…帯電器、3…レーザビーム、4…現像器、14…記録紙、17…転写ローラ、25…定着器、29…クリーナ、61…第1現像ローラ、62…第2現像ローラ。
Claims (1)
- 感光体を均一に帯電させる帯電手段と、帯電した感光体を露光し該感光体に電荷潜像を形成する露光手段と、前記感光体と同方向に回転する第1現像ローラおよび前記感光体と逆方向に回転する第2現像ローラを有し、第1現像ローラと第2現像ローラにより前記電荷潜像にトナーを供給して感光体上にトナー像を形成する現像手段とを有する電子写真装置において、該感光体の帯電電圧(V)と露光後の時間(t)との関係を示す光応答特性図の、前記感光体の使用温度が10℃のときの露光前の帯電電圧をV0、設定光量による露光後の残留電圧をVRとしたとき、前記光応答特性図の帯電電圧V0の点と帯電電圧(V0−VR)/eの点とを結ぶ直線と残留電圧VRの直線との交点の時間(tr)を光応答時間とし、前記露光手段による露光位置から前記第1現像ローラと第2現像ローラの間までの移動に要する前記感光体の移動時間を、該感光体の前記光応答時間としたことを特徴とする電子写真装置。
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