JPH0934191A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0934191A
JPH0934191A JP7178913A JP17891395A JPH0934191A JP H0934191 A JPH0934191 A JP H0934191A JP 7178913 A JP7178913 A JP 7178913A JP 17891395 A JP17891395 A JP 17891395A JP H0934191 A JPH0934191 A JP H0934191A
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JP
Japan
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paper
transport
conveying
main body
sheet
Prior art date
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Application number
JP7178913A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
剛 佐藤
Seiji Kasagi
誠司 笠木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0934191A publication Critical patent/JPH0934191A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚紙や腰の強い用紙が搬送される場合には、
これに応じて搬送路の形状を変えてジャムの減少を図る
こと。 【解決手段】 比較的厚い用紙113が上に向かって搬
送されてくると、その先端が第2のシュートの面249
Aに当たったときこれを上方に押し上げる。第2のシュ
ート249がその支点を中心に時計回りに回転すると、
スペーサ256によって第3のシュート251も同様に
回転する。シュート249、251のこの回転動作は、
用紙113自身の腰の強さとバランスしたところで停止
する。したがって、用紙113の腰が強く、搬送路に沿
って屈曲しにくい程、両シュート249、251の回転
量が大きくなり、面249Aと第3のシュート251の
下面とで形成される搬送路の曲率が緩やかになる。これ
により、C字形に湾曲した搬送路の通過が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタあ
るいはファクシミリ装置のように画像の形成を行う画像
形成装置に係わり、詳細には比較的小型で各種の裁断紙
に対して画像の形成を行うようにした画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに代表される情報処理技術
の進展と共に、文字やイメージからなる各種の画像を出
力するための画像形成装置が相次いで製品化されてい
る。最近ではパーソナルコンピュータが家庭に浸透して
きており、また出力機器を個人や少人数単位で使用する
傾向が強くなっていることに伴って、高画質の画像形成
装置の小型化が強く求められている。このようなことか
ら、電子写真技術を使用した画像形成装置の製品開発が
特に活発化している。
【0003】図22は、従来使用された画像形成装置の
一例としてのレーザプリンタの概略構成を表わしたもの
である。このレーザプリンタ11は、レーザ走査装置1
2を備えている。レーザ走査装置12には、画信号に応
じてレーザ光を変調して出力する半導体レーザー13が
配置されている。この半導体レーザ13から射出された
レーザビームはポリゴンミラー(回転多面鏡)14に入
射し、この回転に応じて偏向される。偏向されたレーザ
ビームはfθレンズ15を通過した後、ミラー16、1
7によって進行方向を変えられ、このレーザ走査装置1
2 から出力される。
【0004】レーザ走査装置12の下方には、定速で回
転する感光体ドラム19が配置されている。レーザ走査
装置12から出力されたレーザビームは、この感光体ド
ラム19の所定の露光位置21をその軸万向すなわち主
走査方向に繰り返し走査する。この露光位置21よりも
わずかに手前には、感光体ドラム19に対向してチャー
ジコロトロン22が配置されており、感光体ドラム21
の表面を一様に帯電させるようになっている。この帯電
後の感光体ドラム21にレーザビームが照射されること
で、ドラム表面には画像情報に対応した静電潜像が形成
される。この静電潜像は、露光位置よりも下流側のドラ
ム表面で現像装置24によって現像される。この現像装
置24内には、トナーを磁気的に穂立ちさせて静電潜像
の現像を行うための現像ロール25や、カートリッジ内
のトナーを現像ロール25に供給するためのトナー供給
機構26等の部品が配置されている。現像装置24に
は、所定の現像バイアスが印加されている。
【0005】現像装置24の現像によって形成されたト
ナー像は、感光体ドラム19の回転によってトランスフ
ァコロトロン28に対向する位置まで移動し、ここで記
録用紙(普通紙)に静電的に転写されることになる。
【0006】このレーザプリンタにおける記録用紙の搬
送経路について説明する。図示しない記録用紙は、この
レーザプリンタ11の底部に着脱自在に配置されたカセ
ットトレイ31に積層されるようになっている。カセッ
トトレイ31の最上層に配置された記録用紙は、半月状
の形状をした半月ロール32によってトレイ外に送り出
される。半月ロール32の代わりにリタードロール等の
他の手段が使用されることもある。
【0007】送り出された記録用紙は、破線で示した経
路を搬送ロール33によって進行し、レジストロール3
4の先端に到達した時点でその進行を一旦停止させる。
この後、感光体ドラム19の回転位置と同期をとって図
示しない電磁クラッチがレジストロール34の回転を開
始させ、記録用紙が一定した速度で搬送を開始される。
このようにして、記録用紙は所望のタイミングで感光体
ドラム19とトランスファコロトロン28の間を通過す
る。この通過の時点だけ、トランスファコロトロン28
は放電を行い、これによって感光体ドラム19上のトナ
ー像が静電的にトランスファコロトロン28方向に吸引
され、記録用紙上にトナー像の転写が行われる。転写の
行われた記録用紙は、トランスファコロトロン28の下
流側に配置された図示しない除電針によってその背面か
ら除電され、ドラム表面から剥離される。剥離された記
録用紙は、その緊張を解くために所定の長さの搬送路上
を搬送された後、ヒートロール36とプレッシャロール
38の対からなる定着装置に運ばれる。
【0008】定着装置では、記録用紙が所定幅でニップ
されているヒートロール36とプレッシャロール38の
間を通過する。このとき、記録用紙におけるトナー像の
転写された側がヒートロール36側となり、プレッシャ
ロール38は記録用紙をヒートロール36に押しつけて
効率的な熱伝達を可能にする。
【0009】定着装置の出口側には、定着後の記録用紙
の搬送路を切り換えるための切換弁40が用意されてい
る。この切換弁40の切換作業によって、定着後の記録
用紙はそのまま直進して第1の排出方向39に排出され
るか、装置内を逆コの字状に搬送されて第1の排出方向
39とほぼ逆方向の第2の排出方向41に進み、レーザ
プリンタ11の上部から排出される。このように排出方
向を2種類選択することができるようにしたのは、記録
面を上にして排出するか下にして排出するかの選択を可
能にするためである。
【0010】ところで、記録用紙に転写されなかったト
ナー像は、トランスファコロトロン28の更に下流側に
配置されたクリーニング装置43によってドラム表面か
ら除去される。クリーニング装置43には、ドラム表面
からトナーを削り取るためのブレード44や、ブレード
44の下に堆積したトナー粒子を後方の格納場所に退避
させるための回転体45が配置されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
形成装置では、装置を小型化した関係で幾つかの問題が
あった。まず、カセットトレイ31から送り出された記
録用紙は破線で示した経路を進んで搬送ロール33に到
達し、ここから進路を急激に変化させてレジストロール
34の方向に搬送される。このため、カセットトレイ3
1から送り出される記録用紙が厚かったり、腰が強かっ
たりすると、この急カーブの部分を曲がりにくく、ジャ
ムが発生する危険性が高かった。
【0012】一旦ジャムが発生すると、搬送ロール33
の周辺の機構を部分的に取り外してこれを除去する必要
があり、面倒であった。また、ジャムの除去を簡単に行
うために複雑な機構を採用することも可能であるが、装
置の大幅なコストアップを招くといった問題と、装置が
大型化するといった問題があった。
【0013】また、この従来のこのような画像形成装置
では、搬送ロール33のわずか上部の位置に封筒を専用
でフィードする封筒専用送り装置を着脱できるようにな
っているものがある。このような装置では、封筒専用送
り装置の入口まで用紙の搬送用シュートが配置されてい
たため、この部分でジャムが発生すると用紙(封筒)の
先端または後端を摘んで引き抜くようにしてこれを除去
する作業が必要であった。この場合にも、用紙が除去の
途中で破れてしまう場合があり、作業が手間取ることに
なった。また、これについても複雑な機構を採用するこ
とは装置のコストアップと大型化を招くために限界があ
った。
【0014】次に、図22に示したこのレーザプリンタ
では、搬送ロール33周辺でのジャムを除去する必要か
ら、この部分のカバーを開閉する機構が備えられてい
る。
【0015】図23はこの従来のレーザプリンタでカバ
ーの開閉の様子を表わしたものである。レーザプリンタ
11のカバー51は回転軸52を中心として奥側(図で
向かって右側)に開くことができ、搬送路中に存在する
記録用紙を必要に応じて取り除くことができる。カバー
51とプリンタ本体側の間には、樹脂製の可撓性に富ん
だベルト53が取り付けられており、これが緊張するこ
とによってカバー51が所定の角度以上開かないように
工夫されている。
【0016】図24は、ベルトの取り付けの様子を表わ
したものである。ベルト53はその両端部に穴55、5
6が開けられており、それぞれにネジ57、58を通し
て図23に示したカバー51とプリンタ本体側に固定す
ることになる。カバー51を閉じると、ベルト53はカ
バー51とプリンタ本体の間に屈曲した状態で収容され
ることになる。
【0017】このようなカバーの開閉機構では、カバー
51を乱暴に開くとベルト53が急激に緊張し、このと
き図24に示した穴55、56とネジ57、58の間に
衝撃が加わる。したがって、カバー51の開閉を乱暴に
多数回繰り返すと、遂には穴55、56に亀裂が発生す
ることになった。この結果、レーザプリンタ11の使用
態様によっては、この亀裂が進展し、ベルト53が破断
するといった事故が生じることになった。
【0018】このレーザプリンタ11は破線61で示し
た箇所の図で左側に配置されるカバー62もジャムの処
理等の要請から支点63を中心として開閉できるように
なっている。このカバー62の下の部分は、カセットト
レイ31を通すために開口部64となっている。レーザ
プリンタ11に収容する用紙のサイズが大きい場合に
は、これに伴ってカセットトレイ31の長さが長くな
り、この図23に示したようにその端部がプリンタ本体
から外部に突出することになるからである。
【0019】ところが、カセットトレイ31が突出した
状態でカバー62を開けかけると、開口部64がこれに
応じて傾斜してその高さ方向の開口長が減少してくる。
したがって、この開口長がカセットトレイ31の高さと
等しくなるまで減少すると、カバー62がこれがカセッ
トトレイ31に引っ掛かり、これ以上開かなくなるとい
う不都合が発生した。このような不都合を回避するに
は、まずカセットトレイ31を取り外してからカバー6
2を開けばよいが、ジャム発生時には必ずしもこのよう
な順序だった操作が行われるとは限らず、結果的に用紙
を取り除く作業に時間を要することになった。
【0020】そこで本発明の第1の目的は、厚紙や腰の
強い用紙が搬送される場合には、これに応じて搬送路の
形状自体を変化させることのできる画像形成装置を提供
することにある。
【0021】本発明の第2の目的は、厚紙や腰の強い用
紙が搬送される場合には、これに応じて搬送路の形状自
体を変化させることができ、しかもジャムの生じた用紙
の除去が容易な画像形成装置を提供することにある。
【0022】本発明の第3の目的は、カバーの開き止め
に使用するベルト状の部材の耐衝撃性を高めた画像形成
装置を提供することにある。
【0023】本発明の第4の目的は、装置本体からはみ
出す長さのトレイを収容した状態でも、装置の側面に配
置されたカバーを広角度で開くことのできる画像形成装
置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)用紙の一方の面に対向する面がこの用紙の搬
送方向に対して凸状に湾曲した第1の搬送部材と、
(ロ)この第1の搬送部材の前記した面の所定の箇所か
ら用紙の搬送路を跨いだ第1の点を通り前記した面と平
行な軸を回転中心とし、前記した凸状の湾曲とほぼ同一
形状で湾曲した凹部を第1の搬送部材に対向させた第2
の搬送部材と、(ハ)この第2の搬送部材の凹部におけ
る回転中心から最も離れた箇所近傍あるいは第1の搬送
部材の凸部における前記した箇所に対向する箇所近傍で
あって用紙の搬送に支障がない位置に配置され第1の搬
送部材と第2の搬送部材の間隔を用紙の搬送に必要な所
定値以上に保持するためのスペーサ部材とを画像形成装
置に具備させる。
【0025】すなわち請求項1記載の発明では、凸状に
湾曲した搬送面を有する第1の搬送部材に対向させて凹
状に湾曲した搬送面を有する第2の搬送部材を回動自在
に配置し、第2の搬送部材が用紙の搬送路を塞がないよ
うにスペーサ部材で間隔を保持すると共に、厚紙や腰の
強い用紙が搬送されてきたときには第2の搬送部材をこ
れにならって湾曲の度合いが軽減する方向に回動させ
る。このように用紙に応じて搬送路の形状あるいは湾曲
自体を変化させることで、湾曲が比較的きつい搬送路で
あっても用紙の搬送を信頼性よく行わせることができ
る。
【0026】請求項2記載の発明では、(イ)用紙の一
方の面に対向する面がこの用紙の搬送方向に対して凸状
に湾曲した第1の搬送部材と、(ロ)この第1の搬送部
材の前記した面の所定の箇所から用紙の搬送路を跨いだ
第1の点を通り前記した面と平行な第1の軸を回転中心
とし、前記した凸状の湾曲とほぼ同一形状で湾曲した凹
部を第1の搬送部材に対向させた第2の搬送部材と、
(ハ)この第2の搬送部材の凹部における回転中心から
最も離れた箇所近傍あるいは第1の搬送部材の凸部にお
ける前記した箇所に対向する箇所近傍であって用紙の搬
送に支障がない位置に配置され第1の搬送部材と第2の
搬送部材の間隔を用紙の搬送に必要な所定値以上に保持
するためのスペーサ部材と、(ニ)第2の搬送部材の上
部に自重によって摺接し、その一部が第2の搬送部材の
凹部の延長線上の面を形成する第3の搬送部材と、
(ホ)第1の点とは異なる第2の点を通り前記した面と
平行な第2の軸を回転中心とし、第2の搬送部材を第1
の軸を中心として回動自在に取り付け第2の点を中心と
して第1の搬送部材に対して開閉自在とした板状部材と
を画像形成装置に具備させる。
【0027】すなわち請求項2記載の発明では、凸状に
湾曲した搬送面を有する第1の搬送部材に対向させて凹
状に湾曲した搬送面を有する第2の搬送部材を回動自在
に配置し、第2の搬送部材が用紙の搬送路を塞がないよ
うにスペーサ部材で間隔を保持する。また、第2の搬送
部材の上には自重によってこれと摺接すると共に第2の
搬送部材と共働して搬送路を形作る第3の搬送部材を配
置する。そして、厚紙や腰の強い用紙が搬送されてきた
ときには第2の搬送部材をこれにならって湾曲の度合い
が軽減する方向に回動させ、第3の搬送部材もこの延長
線上に配置させて、第2の搬送部材の回動によって搬送
経路が第1の搬送部材によって定められた経路から大き
く逸れないようにしている。このように用紙に応じて搬
送路の形状あるいは湾曲自体を変化させることで、湾曲
が比較的きつい搬送路であっても用紙の搬送を信頼性よ
く行わせることができる。また、請求項2記載の発明で
は、開閉自在な板状部材を用意し、これに第2の搬送部
材を取り付けているので、板状部材を開くことで第2の
搬送部材を搬送路から遠ざけることができ、ジャムの除
去を容易に行うことができるようになる。
【0028】なお、この請求項2記載の発明では第2の
搬送部材の上部に第3の搬送部材を自重で摺接させてい
るが、この形態としては第3の搬送部材を所定の位置を
中心として回動自在に配置するものであっても、単にレ
ール等の手段でスライドさせるようなものであってもよ
い。第3の搬送部材の回転中心を、例えば開閉自在な板
状部材上に設定しておけば、ジャムの除去も容易にな
る。第3の搬送部材の摺接の形態は、この部材を第2の
搬送部材の上部に直接摺接させるようなものであっても
よいし、スペーサを介して摺接させるようなものであっ
てもよい。後者の場合には、このスペーサが用紙の搬送
の邪魔にならない位置に配置されていれば、第2の搬送
部材と第3の搬送部材の間を更に他の用紙の搬送路とし
て用いることもできるようになる。
【0029】請求項3記載の発明では、(イ)画像を形
成する画像形成部を内蔵した装置本体と、(ロ)所定の
回転軸を中心としてこの装置本体に対して開閉自在に配
置された開閉部材と、(ハ)この開閉部材の所定箇所と
装置本体のこれと対向した任意の箇所とにそれぞれの端
部を固定し、開閉部材が所定の角度だけ開いた状態で緊
張する長さを有する同一素材からなる帯状部材であっ
て、その両端部の間に長さ方向の衝撃を吸収する加工を
施したベルトとを画像形成装置に具備させる。
【0030】すなわち請求項3記載の発明では、装置本
体とこれに対して開閉する開閉部材との間にベルトをか
け渡し、これによって開閉部材の開く角度を調整した画
像形成装置において、ベルトに衝撃を吸収する加工を施
すことで耐衝撃性を高めている。
【0031】請求項4記載の発明では、(イ)画像を形
成する画像形成部を内蔵した装置本体と、(ロ)外側に
突出する長さのカセットトレイをこの装置本体の底部に
着脱自在に収容可能なカセットトレイ収容部と、(ハ)
このカセットトレイ収容部に収容されたカセットトレイ
が装置本体から突出する側に配置され、装置本体の底部
近傍を回転中心とすると共にこの回転によって突出した
カセットトレイと接触する領域を少なくとも切り欠かれ
ており、この切り欠かれた領域の上部を回転中心とした
可動カバーを有するカバー手段と、(ニ)可動カバーの
軌跡がカセットトレイの位置と重複しないようにカバー
手段が開く角度に連動して可動カバーの下端部をカバー
手段の開く方向に回動させる可動カバー回動手段とを画
像形成装置に具備させる。
【0032】すなわち請求項4記載の発明は、長尺の用
紙を収容したカセットトレイの一部が装置本体の先端あ
るいは後端から飛び出るような画像形成装置に関するも
ので、この突出したトレイの存在する側のカバーをカセ
ットトレイとぶつからずに開閉できるように、開閉した
ときにカセットトレイと当たる領域は少なくともカバー
から切り欠いている。また、切り欠いたままだとカバー
を閉じたときにカセットトレイとの間にかなりの空間が
発生するので、このような空間が発生しないように可動
カバーを切り欠かれた領域の上部を回転中心として配置
するようにしている。そして、カバーが開くときにはそ
の開く方向に可動カバーを回動させることにして、カセ
ットトレイとの間の隙間を少なくすると共に、カバーが
カセットトレイに突き当たるといった事態の発生を防止
している。
【0033】
【発明の実施の形態】以下発明の実施の形態を実施例を
基に詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の一実施例における用紙搬送
装置を使用したプリンタの構成の概要を表わしたもので
ある。このプリンタ110は、3系統の給紙を行うこと
ができる。第1は、プリンタ本体111の底部に着脱自
在に配置されるカセットトレイ112から送り出される
定型サイズの用紙113である。カセットトレイ112
は用紙サイズに応じて複数のものから1つを選択するこ
とができる。第2は、手差し給紙口114から手差しさ
れる図示しない用紙である。例えば厚い用紙や、定型サ
イズ以外の用紙のような用紙がここから手差しされる。
第3は、図示しない封筒カセットを封筒カセット挿入口
115に挿入した場合である。この場合には、封筒カセ
ットに積層された封筒が1枚ずつ送り出される。
【0035】カセットトレイ112の手前側上部には、
デュプレックス用搬送路117を介して半月フィードロ
ール118が配置されている。半月フィードロール11
8が所定のタイミングで回転すると、デュプレックス用
搬送路117の図示しない切り欠き部分をこの半月形の
部分が通過してカセットトレイ112の最上層の用紙1
13と接触しその送り出しが開始されるようになってい
る。プリンタ本体111内の感光体ドラム119の上流
側にはレジストロール対120が配置されている。
【0036】カセットトレイ112から送り出された用
紙113は、各フィードロール対121、122によっ
て順にフィードされてレジストロール対120の箇所ま
で搬送されるようになっている。また、手差し給紙口1
14から手差しされた用紙は、送りロール124によっ
て送り出された後、フィードロール対122を経てレジ
ストロール対120の箇所まで搬送されるようになって
いる。更に封筒カセット挿入口115にセットされた封
筒カセットから送り出された封筒カセットは、フィード
ロール対122を経てレジストロール対120の箇所ま
で搬送されるようになっている。
【0037】なお、この図には示していないがフィード
ロール対121はこのプリンタ本体111内のカセット
トレイ112から送り出された用紙113のみならず、
カセットトレイが増設された場合にはこれらのトレイか
ら送り出される用紙の搬送も行うようになっている。プ
リンタ本体111の底部には、図示しない開口部が設け
られており、これら増設されたカセットトレイから送り
出される用紙をこの開口部を経てほぼ垂直方向に搬送
し、フィードロール対121に送り届けるようになって
いる。
【0038】図2は、感光体ドラムの周辺を原理的に表
わしたものである。感光体ドラム119の図で下側には
転写用の電位を設定する転写ロール131が配置されて
いる。また、感光体ドラム119にはその上部左側に電
荷の付与を行うための帯電ロール132が配置されてい
る。感光体ドラム119は矢印で示した時計方向133
に定速で回転するようになっており、帯電ロール132
によって電荷を一様に塗布されたドラム表面には画像信
号によって変調されたレーザビーム135が照射される
ことになる。このとき、レーザビーム135の照射され
た部位の電荷が放電され、そうでない部位の電荷は保持
されて、画像に対応した静電潜像が形成される。この静
電潜像は、帯電ロール132の下流側のドラム表面に近
接して配置された磁気ロール137によって現像され、
トナー像が作成されることになる。転写ロール131
は、カセットトレイ112等の各給紙手段のうちの1つ
から送り出された記録用紙138に対してトナー像を転
写するようになっている。この明細書で記録用紙138
という語句は、カセットトレイ112から送り出された
用紙113に限らず、前記した封筒等の諸々の用紙を総
称したものとして使用する。
【0039】転写ロール131によってトナー像を転写
された記録用紙138は、定着装置139に到達し、ヒ
ートロール141とプレッシャロール142の間を通過
して定着される。トナー像の転写が行われた後も感光体
ドラム119上に残ったトナー粒子は、ドラム表面に接
触するクリーニングブレード144によって削りとら
れ、清掃が行われる。清掃後のドラム表面には、次の静
電潜像形成のために帯電ロール132が電荷を一様に付
与することになる。
【0040】一方、図1に示す定着装置139から排出
された記録用紙138は、搬送ロール対146および排
出ロール対147によってプリンタ本体111内を上方
に搬送され、排出トレイ148上に排出されるようにな
っている。なお、この装置ではデュプレックス用搬送路
117が定着装置139の出口側の搬送路と繋がってお
り、逆Y字形となっている。これは、排出ロール対14
7によって排出トレイ148に途中まで排出した記録用
紙138を引き戻して、この逆Y字形の部分からデュプ
レックスユニット149を経てデュプレックス用搬送路
117に進入させることで、両面プリントを実現するた
めのものである。
【0041】デュプレックスユニット149はプリンタ
本体111に着脱自在な構成となっている。デュプレッ
クスユニット149は記録用紙搬送用の駆動機構を備え
ており、プリンタ本体111から得られた駆動制御信号
に基づいて内蔵の搬送ロール対の駆動制御を行うように
なっている。デュプレックスユニット149は顧客の要
求に応じて設置されるオプション部品であり、これが装
着されると両面プリントが可能となる。デュプレックス
ユニット149を装着していない状態では片面プリント
のみが可能である。
【0042】プリンタ本体111内の定着装置139と
排出トレイ148の間には、スキャナユニット151が
配置されている。スキャナユニット151は、図示しな
いレーザから射出されたレーザビームを偏向するポリゴ
ンミラー152を高速回転させるためのポリゴンモータ
153や、偏向後のレーザビームを反射するミラー15
4、155等の光学部品を内蔵している。後段のミラー
155によって反射されたレーザビーム135は、図2
で説明したように感光体ドラム119をその軸方向に繰
り返し走査し、これによって静電潜像が形成されること
になる。なお、図2で示した感光体ドラム119、帯電
ロール132、磁気ロール137を含む現像装置および
クリーニングブレード144を含むクリーニング装置
は、プリントカートリッジ157内に一体化されてお
り、これを消耗部品として交換できるようになってい
る。
【0043】図3は、このプリンタの外観を前面上方か
ら見たものである。ここで前面とは、図1で手差し給紙
口114の存在する向かって右側をいう。プリンタ本体
111の前面には、縦に折り畳んだ状態の手差し給紙ト
レイ171が配置されており、これを開くと封筒カセッ
ト挿入口115および手差し給紙口114が露出するよ
うになっている。装置前面の底の部分には、カセットト
レイ112が収容可能になっている。このカセットトレ
イ112の左側には、電源スイッチ172が配置されて
おり、これを押下することによってプリンタ本体111
に電源が投入されるようになっている。
【0044】プリンタ本体の両側部(図では一方向のみ
図示。)には、本体ハンドル部173が取り付けられて
おり、プリンタ110を持ち運ぶ際には片手ずつ指をこ
れら本体ハンドル部173に差し込み、本体を抱き抱え
るようにして移動させることになる。本体上面には、プ
リントの終了した記録用紙138を排出するための排出
トレイ148が配置されている。この排出トレイ148
は2つの傾斜板148A、148Bによって両者の境界
部分が所定の段差をなすように構成されており、また、
各傾斜材148A、148Bの対向する箇所148Cは
円弧の一部をなすようにカーブした形状となっている。
段差は本実施例で1mmから3mmの範囲に設定してい
る。
【0045】図4は、本実施例の排出トレイと比較する
ために従来の排出トレイの断面構造を表わしたものであ
る。この排出トレイは所定の段差をなした2つの傾斜面
181、182を有しており、矢印方向183に記録用
紙138が排出されると、この段差部分で先端が浮くの
で、取り出しが容易になるという特徴を有している。し
かしながらこの従来の排出トレイでは、先端がカールし
た記録用紙138が排出されると、その先端部分が段差
の存在する部分186で引っ掛かり、先端が折れたり取
り出しにくくなるといった問題が発生する。本実施例の
ように各傾斜材148A、148Bの対向する箇所14
8Cを円弧状等の非直線状に加工することによって、段
差に影響することなく記録用紙138をスムーズに排出
させることができる。
【0046】図3に示したプリンタ本体111の排出ト
レイ148の左側には、操作パネル188と排気口18
9が設けられている。この排気口189のすぐ下には、
図示しないが1個のやや大型の排気ファンが取り付けら
れている。また、この図に示した本体ハンドル部173
の右上には、吸気口191が配置されており、更にプリ
ンタ本体111の背面には、この図では隠れて見えない
が2つの吸気口(図5参照)が配置されている。
【0047】図5は、本実施例のプリンタにおける給排
気システムの概要を表わしたものである。本実施例では
プリンタ本体111の上部に前記した比較的大きな(例
えば120cm×120cm)排気ファン201を取り
付けている。排気ファン201が大きく、かつ装置の上
部に配置されているので、3つの吸気口191、20
2、203を経た加熱された3系統のエアーを並行して
排出することができる。しかもこれらの吸気口191、
202、203は排気ファン201の配置された位置か
らなるべく遠くに設定されている。このため、取り入れ
られる空気の温度は排気ファン201から排出される加
熱された空気の温度にほとんど影響されない。
【0048】プリンタ本体111の内部には、3か所の
吸気口191、202、203から取り入れた空気の流
れるルートを整えるように幾つかの仕切り板あるいはダ
クト204〜206が配置されており、矢印で示したよ
うな空気の流れを作っている。このように、各吸気口1
91、202、203は排気の各経路に対応させて個別
に配置されているので、冷却効率がよい。なお、開口部
210は、吸気口191から取り入れた空気の一部を第
2の領域に取り入れるためものである。
【0049】このプリンタ本体111側部に配置された
上下に細長い領域211には、主としてコントローラ
(制御回路)が配置されており、電子回路の発生した熱
が排気ファン201で外部に排出されるようになってい
る。この領域211に隣接した同じく上下に細長い領域
212には電源やモータ類が配置されており、これらの
発した熱が同様に排出されることになる。プリンタ本体
111の残りは、下側の領域203と上側の領域204
に分けられている。下側の領域203には、領域213
には画像の定着を行うための定着装置が配置されてお
り、発生した熱はこの上の領域214に配置されたスキ
ャナユニット等が発生する熱と共に装置外に排出され
る。
【0050】図6および図7は、本実施例のプリンタと
比較するために従来の給排気システムの概要を本実施例
のプリンタに応用した場合を示したものである。図6に
示したプリンタ221は、第1の排気ファン222と第
2の排気ファン223の2つの排気ファンを備えてい
る。そして、2つの領域211、212で発生した熱が
第1の排気ファン222によって排出され、他の2つの
領域213、214で発生した熱が第2の排気ファン2
23によって排出されるようになっている。このように
1つの比較的小型のプリンタ221に2つの排気ファン
222、223を使用すると、ファンの占めるスペース
が大きくなり、装置を十分小型化することができない。
また、排気ファン222、223を2つ使用した分だけ
コストアップするはかりでなく、小型のファンにダクト
を配置した場合には、ファンを高速で回転させる関係か
ら騒音が高くなる。本実施例のプリンタ110ではこの
ような問題が発生しない。
【0051】また、図7に示した従来のプリンタ231
では、1つの排気ファン231を使用している。しかし
ながら、各発熱領域211〜214からそれぞれ独自に
エアーを引くためのダクトの配置が複雑化してしまい、
この分だけ装置全体の小型化が困難となる。
【0052】図8は、本実施例の用紙搬送機構の一部を
表わしたものである。この図で示した用紙搬送機構は、
図1におけるフィードロール対121、122の間に位
置している。この用紙搬送機構は、図1におけるカセッ
トトレイ112あるいは手差し給紙口114から送られ
てきた用紙113を矢印241方向に搬送させる他、封
筒専用送り装置242から送り出された封筒243を矢
印244方向に搬送させるようになっている。ここで封
筒専用送り装置242は、C字状に湾曲した第1のシュ
ート246の用紙幅方向の両端に取り付けられたブラケ
ット247(図では一方のみを示す)に回動自在に取り
付けられたカバー248の開口部を通してプリンタ本体
側の図1に示した封筒カセット挿入口115に着脱自在
に取り付けられるようになっている。カバー248に
は、同じくその両端に第2および第3のシュート24
9、251が回動自在に取り付けられている。
【0053】このうち第2のシュート249は図8でそ
の下側の湾曲した面249Aが用紙113を搬送する際
のガイドとしての役割を持つようになっており、その先
端近傍には自重で搬送路が閉じないようにスペーサ25
3が取り付けられている。第2のシュート249の図で
上側のほぼ平坦な面249Bは、カバー248の開口部
254を通過して送り出される封筒243を搬送する際
の下側のガイドとしての役割を担っており、開口部25
4のすぐ上に支点を有する平板状の第3のシュート25
1の下面がこの封筒243を搬送する際の上側のガイド
板としての役割を担っている。第2のシュート249と
第3のシュート251で形成される搬送路が第3のシュ
ート251の自重で閉じないように、第2のシュート2
49の上側の面249Bにも封筒の搬送を邪魔しない位
置にスペーサ256が配置されている。
【0054】図9は、この用紙搬送機構の図で下側から
比較的厚い用紙113が搬送されてきた状態を表わした
ものである。この図では煩雑を避けるためにブラケット
247の図示を省略している。比較的厚い用紙113が
用紙搬送機構に搬送されてくると、その先端が第2のシ
ュートの面249Aに当たったときこれをその腰の強さ
により上方に押し上げるように作用する。第2のシュー
ト249がその支点を中心に時計回りに回転すると、ス
ペーサ256によって第3のシュート251も持ち上げ
られるように時計回りに回転する。第2のシュート24
9および第3のシュート251のこのような回転動作
は、用紙113自身の腰の強さとバランスしたところで
停止する。
【0055】すなわち、用紙113の腰が強く、搬送路
に沿って屈曲しにくい程、第2のシュート249および
第3のシュート251の回転量が大きくなり、面249
Aと第3のシュート251の下面とで形成される搬送路
の最大径の部分の曲率が緩やかになる。これにより、用
紙113が厚かったり腰が強い場合にも、このC字形に
湾曲した搬送路を通過できることになる。
【0056】これに対して、用紙113が薄かったり腰
が弱いような場合には、その先端が面249Aに当たっ
ても第2のシュート249自体を回動させることなく自
らが本来の搬送路にそって湾曲してしまう。この場合に
は面249Aと第3のシュート251の下面とで形成さ
れる搬送路の曲率が、用紙113の腰が強い場合と比べ
ると小さい。このように、搬送される用紙113の厚さ
や腰の強さに応じて搬送路の曲率が変化することにな
り、常に用紙113の搬送を確保することができる。な
お、用紙113と封筒243の搬送は択一的に行われる
ので、第2および第3のシュート249、251が一時
的に回動しても、封筒専用送り装置242の搬送に影響
を与えるものではない。
【0057】図10は、図8および図9で説明した用紙
搬送機構でジャムが発生した場合の除去作業の様子を表
わしたものである。第1のシュート246を搬送中に用
紙113または封筒243にジャムが発生した場合に
は、図示しないラッチ機構を解除してカバー248を矢
印261で示すように開けば、これらを簡単に除去する
ことができる。
【0058】図11は参考として従来の同様な用紙搬送
機構を表わしたものである。図8と同一部分には同一の
符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。従来
では第1のシュート246に対して第2および第3のシ
ュート249、251を固定金具271を用いて位置的
に固定していた。このため、用紙113が厚くても搬送
路の曲率が変化しないため、ジャムの発生頻度が高かっ
た。しかもカバー248は独自に開閉される機構のた
め、カバー248が開いてもジャムの生じた用紙113
または243は搬送路中に挟持された状態のままとなっ
た。
【0059】図12は、この従来の用紙搬送機構でカバ
ーが開かれた状態を表わしたものである。この図では便
宜的に図10と同様に2か所でジャムが発生したものと
して示している。作業者は、用紙113または封筒24
3を矢印のように手で引っ張ってジャムを除去すること
になるが、ジャムの状況によっては途中で破けることが
あり、最悪の場合には図11に示した固定金具271を
外して第2または第3のシュート249、251を取り
外す必要が生じる。
【0060】図13は、プリンタ本体の後ろ側を表わし
たものである。プリンタ本体111のリアカバー281
はその下部に外側に向けてそれぞれ突出した一対のピン
282(図では一方のみを示す。)を、吸気口191の
配置された側板283およびこの反対側に配置された他
の側板284の底部の手前側に設けられた図示しない穴
にそれぞれ嵌合させることで、これらを中心として矢印
285方向に開閉させることができる。なお、リアカバ
ー281は、その上部に配置された把手286を摘んで
ラッチを解除して開くことになる。
【0061】このリアカバー281には、図5で説明し
た吸気口202が配置されており、更にその下には受皿
状に出っ張った可動カバー287がその上部を支点とし
て回転自在に配置されている。可動カバー287には他
の吸気口203が配置されている。リアカバー281は
その下部が両側部288、289を除いて切り欠かれて
おり、空間291を形成している。この空間291は、
例えばカセットトレイ112(図1参照)がリーガルサ
イズの用紙を収容したトレイのようにその長さが長いと
き、プリンタ本体111に収容できない超過部分を装置
外に突出させるために利用されている。
【0062】リアカバー281のこの図では見えない裏
側の上部左側隅には、可撓性に富んだ一本のベルト29
3の一端が図示しないネジで止められている。このベル
ト293の他端は、プリンタ本体111の上部左隅に設
けられたネジ穴295にネジ296で固定されている。
このベルト293は途中で1回折れており、この折れた
箇所からリアカバー281側に多少寄った位置からは分
岐ベルト297が分岐しており、この他端は可動カバー
287の裏側左隅にピンによって回動自在に配置されて
いる。
【0063】プリンタ本体111の上部右隅に設けられ
たネジ穴298には、この図13では示していないが、
同様のベルトの一端が取り付けられており、他端はリア
カバー281の裏側の上部右側隅に同様に取り付けられ
ている。このベルトからも同様に分岐ベルトが分岐して
おり、その他端は可動カバー287の裏側右隅に回動自
在に取り付けられている。
【0064】図14〜図17は、リアカバーが閉じられ
ているときから一杯に開くまでを時系列で表わしたもの
である。これらの図では、長尺のカセットトレイ112
がプリンタ本体111から突出している状態を破線で示
している。図14はプリンタ本体111にリアカバー2
81が完全に閉じた状態を示している。把手286を掴
んでリアカバー281を次第に開いていっても、可動カ
バー287の下部が上方につり上げられ、この結果、カ
セットトレイ112に衝突することがない。リアカバー
281を閉じる場合はこの逆の動作が行われるので、こ
の場合にも問題が生じない。
【0065】なお、本実施例のプリンタ110では、カ
セットトレイ112に上蓋が存在しないタイプのものを
使用している。このため、カセットトレイ112の長さ
がプリンタ本体111の奥行きと比較して長いような場
合には、図1にも示したようにトレイの超過部分が本体
部分からはみ出し、露出した用紙113に埃が溜まり、
搬送路が汚れてしまうおそれがある。そこで本実施例の
プリンタ110では、図示しないスライド式の蓋をプリ
ンタ本体111に内蔵している。比較的長尺のカセット
トレイ112が差し込まれてその端部がリアカバー28
1の空間291(図13参照)を突き抜ける状態になる
と、カセットトレイ112の端部が蓋の先端を引っ掛け
る。これ以後はカセットトレイ112が突き出る長さに
連動して蓋がスライドして、プリンタ本体111の外部
に出てくる。したがって、カセットトレイ112の超過
部分には蓋が被せられていることになり、前記したよう
な搬送路の汚れといった問題が発生しない。
【0066】図18は、図24に対応するもので本実施
例のプリンタ本体の前側のカバーと本体側の間に取り付
けられたベルトの形状を示したものである。図23で説
明したように、図13の装置前面側に配置されたカバー
301をその下端部側の図示しない支点を中心として急
激に開くと、その開きを制限するためのベルト303に
無理な力が加わる。しかしながら、本実施例のベルト3
03は、その両端部に開けられたネジ止め用の穴55、
56に加わる力の変化が大幅に緩和されている。これ
は、樹脂製の一体成型品としてのベルト303がそれ自
身で長手方向(矢印305方向)に伸縮できるような切
り取りパターン306がその表面に形成されているため
である。
【0067】図19は、緩衝機能をもった他のベルトを
示したものである。図18に示したベルトの代わりに、
途中が蛇腹状に変形したベルト308を使用してもよ
い。このようなベルト308も先のベルト303と同様
に樹脂製の一体成型品として安価に製造することができ
る。
【0068】ところで本実施例のプリンタ110は、カ
セットトレイを1段または複数段増設することができ
る。増設は、それぞれ1段ずつカセットトレイを着脱可
能に配置した用紙収容部を重箱状に重ね合わせることに
よって行う。
【0069】図20は、プリンタ本体に用紙収容部を1
つ連結する状態の要部を表わしたものである。用紙収容
部311は、プリンタ本体111の本体ハンドル部17
3と同一形状の用紙収容部下部ハンドル部312を本体
ハンドル部173の取り付けられた位置とちょうど対応
する両側部(図では一方の側部のみ示されている。)に
1つずつ形成している。また、プリンタ本体に用紙収容
部を連結した状態で、用紙収容部下部ハンドル部312
と隣接する位置には、用紙収容部上部ハンドル部313
が形成されている。図示しない他の用紙収容部311も
同一の形状となっている。
【0070】プリンタ本体111と用紙収容部311の
連結は、図示しないコネクタの接続を行った状態で、本
体ハンドル部173と用紙収容部上部ハンドル部313
の凹部に対して樹脂製の連結部材315を差し込むこと
によって行う。なお、この図には示していないが、用紙
収容部311同士の連結は、上側の用紙収容部下部ハン
ドル部312とこれに隣接する下側の用紙収容部上部ハ
ンドル部313の凹部に対して連結部材315を差し込
むことによって行うことになる。
【0071】図21は、本体ハンドル部およびこれと隣
接する用紙収容部上部ハンドル部の断面構造を表わした
ものである。本体ハンドル部173の一番下に位置する
凸部173Aと用紙収容部上部ハンドル部313の一番
上に位置する凸部313Aは互いに接触しているが、こ
れらの高さの合計値は連結部材315の2つの突片31
5A、315Bの隙間の高さと一致している。また、こ
れらの突片315A、315Bの厚さは、用紙収容部上
部ハンドル部313の一番深い凹部313Bの幅と一致
している。なお、連結部材315は上下対称の形状とな
っているが、これは2つの突片315A、315Bのい
ずれの側を上にしても連結に使用することができるよう
にするためである。
【0072】連結部材315を連結すると、その部分の
本体ハンドル部173あるいは用紙収容部下部ハンドル
部312はこれによって手を入れられない構造となる。
したがって、作業者はこれら連結されたプリンタ本体1
11および用紙収容部311を一体として移動しようと
するとき、一番下の用紙収容部311に配置された用紙
収容部下部ハンドル部312に手を差し込んで、両手で
抱えるようにして運搬することになる。
【0073】すなわち、連結部材315で凹部を塞ぐ以
外の手段で連結した場合におけるような、上側の本体ハ
ンドル部173に手を差し込んで(用紙収容部311が
2段以上連結された場合の一番下の用紙収容部311以
外の用紙収容部下部ハンドル部312に手を差し込む場
合も含む。)、運搬を行う事態の発生を回避することが
できる。この結果、持ち上げたプリンタ本体111ある
いは用紙収容部311よりも下に配置された用紙収容部
311が、連結の不完全な場合に途中で落下してしまう
といった事態を完全に防止することができる。
【0074】以上説明した実施例ではプリンタを例にと
って説明したが、複写機、ファクシミリ装置等の他の画
像形成装置にも本発明を同様に適用することができるの
は当然である。更に本発明は静電潜像を用いて記録を行
う記録方式以外の画像形成装置、例えばインクジェット
記録方式や熱転写記録方式の画像形成装置に対しても適
用が可能である。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように請求項1記載
の発明によれば、凸状に湾曲した搬送面を有する第1の
搬送部材に対向させて凹状に湾曲した搬送面を有する第
2の搬送部材を回動自在に配置し、第2の搬送部材が用
紙の搬送路を塞がないようにスペーサ部材で間隔を保持
すると共に、厚紙や腰の強い用紙が搬送されてきたとき
には第2の搬送部材をこれにならって湾曲の度合いが軽
減する方向に回動させるようにしている。したがって、
センサや特別の駆動回路を何ら必要とすることなく、用
紙の特性に応じて搬送路の形状あるいはその湾曲の度合
いを変化させることができ、用紙の搬送の信頼性を向上
させることができる。しかも厚紙や腰の強い用紙であっ
ても搬送が容易になるので、この部分に搬送ロールを取
り付けて強力に用紙を搬送する必要がなくなり、機構の
単純化およびロールの長寿命化に伴うコストダウンを図
ることができる。
【0076】また、請求項2記載の発明によれば、第2
の搬送部材の上部に自重によって摺接する第3の搬送部
材を配置したので、第2の搬送部材が回動しても第3の
搬送部材と共に形成する搬送経路がより安定する。ま
た、第2の搬送部材はそれ自体の重さに第3の搬送部材
の重さを加えた形で用紙に対して作用するので、より厚
い、あるいはより腰の強い用紙に対しても搬送方向を適
切に導くことができるという利点がある。また、開閉自
在な板状部材に第2の搬送部材を取り付けているので、
この板状部材を開くことで第2の搬送部材を搬送路から
遠ざけることができ、ジャムを生じた用紙を引っ張った
りすることなく除去することができる。したがって、用
紙の破片が搬送路に残存することがなく、ジャムの不完
全除去によるジャムの再発といった事態を防止すること
ができる。
【0077】なお、第3の搬送部材の回転中心を、例え
ば開閉自在な板状部材上に設定しておけば、この板状部
材を開くことで第1の搬送部材に対して第2および第3
の搬送部材を遠ざけることができるので、ジャムの除去
が極めて容易になる。また、第3の搬送部材を第2の搬
送部材の上部にスペーサを介して摺接させるような形態
をとり、かつこのスペーサが用紙の搬送の邪魔にならな
い位置に配置されていれば、第2の搬送部材と第3の搬
送部材の間を更に他の用紙の搬送路として用いることも
できる。
【0078】更に請求項3記載の発明によれば、装置本
体とこれに対して開閉する開閉部材との間にベルトをか
け渡して開閉部材の開く角度を調整するので、簡単な機
構であり、しかも単一素材からなるベルトに衝撃を吸収
する加工を施しているので、複数の素材を加工する場合
と比べてコストダウンを図ることができる。また、開閉
部材を開いた際の衝撃音を軽減することも可能である。
更に、例えばベルトの両端のネジ穴部分を単純に強化し
て破断を防止するようにした場合には、衝撃が長期間繰
り返されることになり、ネジを取り付けた樹脂製のカバ
ー等が破壊することがあるが、本発明によれば衝撃が吸
収されるので、このような不都合が発生しない。
【0079】また請求項4記載の発明によれば、装置本
体から突出した形でカセットトレイが存在する場合で
も、カバー手段をこれに接触させることなく開閉するこ
とができるので、ジャムの除去等の操作の迅速化を図る
ことができる。また、カバー手段の一部を可動カバーと
し、カバー手段の回動に応じて可動カバーも同一方向に
回動させることにしたので、可動カバーがカセットトレ
イを避けるような軌跡で移動することになり、カバーを
閉じた時点で可動カバーの下端とカセットトレイの距離
を十分小さくとり、本来のカバーとしての機能を十分果
たさせることができる。
【0080】なお、可動カバー回動手段を実施例に示し
たような本体とカバーを結ぶ分岐したベルトによって構
成すれば、簡単かつ安価な機構となり、装置の重量の軽
減にも役立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における用紙搬送装置を使
用したプリンタの概略構成図である。
【図2】 本実施例のプリンタの感光体ドラムの周辺を
表わした原理図である。
【図3】 本実施例のプリンタの外観を示す斜視図であ
る。
【図4】 従来の排出トレイのによる記録用紙の排出の
様子を示した説明図である。
【図5】 本実施例のプリンタにおける給排気システム
の概要を表わした概略構成図である。
【図6】 2つの排気ファンを用いたプリンタを本実施
例と比較するために示した概略構成図である。
【図7】 1つの比較的小型の排気ファンを用いたプリ
ンタを本実施例と比較するために示した概略構成図であ
る。
【図8】 本実施例の用紙搬送機構で第2のシュートに
厚紙が接触していない状態を示した側面図である。
【図9】 本実施例の用紙搬送機構で第2のシュートに
厚紙が接触している状態を示した側面図である。
【図10】 本実施例の用紙搬送機構でジャムを除去す
る場合を示した側面図である。
【図11】 図8に示した用紙搬送機構に相当する従来
の用紙搬送機構を参考に示した側面図である。
【図12】 従来の用紙搬送機構でカバーが開かれてジ
ャムの除去が行われる場合を示した説明図である。
【図13】 本実施例のプリンタ本体の後ろ側の組み立
て状況を示した斜視図である。
【図14】 プリンタ本体のリアカバーを閉じた状態の
裏側の要部を示す側面図である。
【図15】 プリンタ本体のリアカバーを少し開けた状
態での裏側の要部を示す側面図である。
【図16】 プリンタ本体のリアカバーを更に開けた状
態での裏側の要部を示す側面図である。
【図17】 プリンタ本体のリアカバーを完全に開けた
状態での裏側の要部を示す側面図である。
【図18】 緩衝機能をもった本実施例のベルトを示す
斜視図である。
【図19】 緩衝機能をもったベルトの他の例を示す斜
視図である。
【図20】 プリンタ本体に用紙収容部を1つ連結する
状態の要部を表わした斜視図である。
【図21】 本体ハンドル部およびこれと隣接する用紙
収容部上部ハンドル部の断面と連結部材を表わした説明
図である。
【図22】 従来使用された画像形成装置の一例として
のレーザプリンタの概略構成図である。
【図23】 この従来のレーザプリンタでカバーの開閉
の様子を表わした説明図である。
【図24】 この従来のレーザプリンタに使用されるベ
ルトの取り付けの様子を表わした斜視図である。
【符号の説明】
110…プリンタ、111…プリンタ本体、、112…
カセットトレイ、113…用紙、119…感光体ドラ
ム、138…記録用紙、148…排出トレイ、148C
…各傾斜材の対向する箇所、173…本体ハンドル部、
189…排気口、191、202、203…吸気口、2
01…排気ファン、242…封筒専用送り装置、243
…封筒、246…第1のシュート、248…カバー、2
49…第2のシュート、251…第3のシュート、25
3、256…スペーサ、281…リアカバー、287…
可動カバー、293、303、308…ベルト、297
…分岐ベルト、306…切り取りパターン、311…用
紙収容部、312…用紙収容部下部ハンドル部、313
…用紙収容部上部ハンドル部、315…連結部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の一方の面に対向する面がこの用紙
    の搬送方向に対して凸状に湾曲した第1の搬送部材と、 この第1の搬送部材の前記面の所定の箇所から用紙の搬
    送路を跨いだ第1の点を通り前記面と平行な軸を回転中
    心とし、前記凸状の湾曲とほぼ同一形状で湾曲した凹部
    を第1の搬送部材に対向させた第2の搬送部材と、 この第2の搬送部材の凹部における前記回転中心から最
    も離れた箇所近傍あるいは前記第1の搬送部材の凸部に
    おける前記箇所に対向する箇所近傍であって用紙の搬送
    に支障がない位置に配置され第1の搬送部材と第2の搬
    送部材の間隔を用紙の搬送に必要な所定値以上に保持す
    るためのスペーサ部材とを具備することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙の一方の面に対向する面がこの用紙
    の搬送方向に対して凸状に湾曲した第1の搬送部材と、 この第1の搬送部材の前記面の所定の箇所から用紙の搬
    送路を跨いだ第1の点を通り前記面と平行な第1の軸を
    回転中心とし、前記凸状の湾曲とほぼ同一形状で湾曲し
    た凹部を第1の搬送部材に対向させた第2の搬送部材
    と、 この第2の搬送部材の凹部における前記回転中心から最
    も離れた箇所近傍あるいは前記第1の搬送部材の凸部に
    おける前記箇所に対向する箇所近傍であって用紙の搬送
    に支障がない位置に配置され第1の搬送部材と第2の搬
    送部材の間隔を用紙の搬送に必要な所定値以上に保持す
    るためのスペーサ部材と、 前記第2の搬送部材の上部に自重によって摺接し、その
    一部が第2の搬送部材の凹部の延長線上の面を形成する
    第3の搬送部材と、 前記第1の点とは異なる第2の点を通り前記面と平行な
    第2の軸を回転中心とし、前記第2の搬送部材を前記第
    1の軸を中心として回動自在に取り付け第2の点を中心
    として前記第1の搬送部材に対して開閉自在とした板状
    部材とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像を形成する画像形成部を内蔵した装
    置本体と、 所定の回転軸を中心としてこの装置本体に対して開閉自
    在に配置された開閉部材と、 この開閉部材の所定箇所と前記装置本体のこれと対向し
    た任意の箇所とにそれぞれの端部を固定し、開閉部材が
    所定の角度だけ開いた状態で緊張する長さを有する同一
    素材からなる帯状部材であって、その両端部の間に長さ
    方向の衝撃を吸収する加工を施したベルトとを具備する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像を形成する画像形成部を内蔵した装
    置本体と、 外側に突出する長さのカセットトレイをこの装置本体の
    底部に着脱自在に収容可能なカセットトレイ収容部と、 このカセットトレイ収容部に収容されたカセットトレイ
    が前記装置本体から突出する側に配置され、装置本体の
    底部近傍を回転中心とすると共にこの回転によって突出
    したカセットトレイと接触する領域を少なくとも切り欠
    かれており、この切り欠かれた領域の上部を回転中心と
    した可動カバーを有するカバー手段と、 可動カバーの軌跡が前記カセットトレイの位置と重複し
    ないようにカバー手段が開く角度に連動して前記可動カ
    バーの下端部をカバー手段の開く方向に回動させる可動
    カバー回動手段とを具備することを特徴とする画像形成
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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