JPH0933845A - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
- Publication number
- JPH0933845A JPH0933845A JP7200352A JP20035295A JPH0933845A JP H0933845 A JPH0933845 A JP H0933845A JP 7200352 A JP7200352 A JP 7200352A JP 20035295 A JP20035295 A JP 20035295A JP H0933845 A JPH0933845 A JP H0933845A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- window
- driving force
- drum
- optical
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- Pending
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学箱の窓を開閉するシャッターの駆動部を
簡略化する。 【構成】 回転多面鏡2によって偏向走査されたレーザ
光L1 は結像レンズ系3によって回転ドラム6上の感光
体に結像される。回転多面鏡2等を収容する光学箱1の
窓5にはシャッター12が設けられ、シャッター12の
開閉は、回転ドラム6を回転させるステッピングモータ
9の駆動力をトルクリミッタ13や歯車列14を介して
枢動軸12aに伝達することによって行なわれる。
簡略化する。 【構成】 回転多面鏡2によって偏向走査されたレーザ
光L1 は結像レンズ系3によって回転ドラム6上の感光
体に結像される。回転多面鏡2等を収容する光学箱1の
窓5にはシャッター12が設けられ、シャッター12の
開閉は、回転ドラム6を回転させるステッピングモータ
9の駆動力をトルクリミッタ13や歯車列14を介して
枢動軸12aに伝達することによって行なわれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る走査光学装置に関するものである。
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る走査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、レーザビームプリンタやレーザ
ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる一般的な走
査光学装置を説明するもので、これは、レーザ光L0 を
発生する光源50と、レーザ光L0 を回転多面鏡101
の反射面に線伏に集光させるシリンドリカルレンズ51
を有し、前記レーザ光L0 を回転多面鏡101の回転に
よって偏向走査し、結像レンズ系52を経て回転ドラム
53上の感光体に結像させる。結像レンズ系52は球面
レンズ52a、トーリックレンズ52b等によって構成
され、前記感光体に結像する点像の歪等を補正する機能
等を有する。また、偏向走査されたレーザ光の一部分は
反射ミラー54によって光ファイバ55の受光端に導入
され、走査開始信号に変換されて光源50に送信され
る。
ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる一般的な走
査光学装置を説明するもので、これは、レーザ光L0 を
発生する光源50と、レーザ光L0 を回転多面鏡101
の反射面に線伏に集光させるシリンドリカルレンズ51
を有し、前記レーザ光L0 を回転多面鏡101の回転に
よって偏向走査し、結像レンズ系52を経て回転ドラム
53上の感光体に結像させる。結像レンズ系52は球面
レンズ52a、トーリックレンズ52b等によって構成
され、前記感光体に結像する点像の歪等を補正する機能
等を有する。また、偏向走査されたレーザ光の一部分は
反射ミラー54によって光ファイバ55の受光端に導入
され、走査開始信号に変換されて光源50に送信され
る。
【0003】回転多面鏡101、シリンドリカルレンズ
51、結像レンズ系52、反射ミラー54等は光学箱1
02に収容され、光学箱102の上部開口は図示しない
ふたによって閉塞される。
51、結像レンズ系52、反射ミラー54等は光学箱1
02に収容され、光学箱102の上部開口は図示しない
ふたによって閉塞される。
【0004】また、回転ドラム53は光学箱102の外
に配設され、光学箱102の側壁にはレーザ光L0 を回
転ドラム53に向かって出射するための窓103が設け
られる。
に配設され、光学箱102の側壁にはレーザ光L0 を回
転ドラム53に向かって出射するための窓103が設け
られる。
【0005】このような走査光学装置には、人体に有害
であるレーザ光L0 が装置の外へ漏れるのを防ぐための
シャッター式の安全装置(図示せず)が設けられてい
る。また近年では、回転多面鏡101や結像レンズ系5
2および反射ミラー54等が現像用のトナーや空気中の
塵埃等によって汚染されるのを防ぐために、光学箱10
2の窓103にシャッターを設け、レーザ光L0 を出射
する時にのみモータやソレノイドを駆動して前記シャッ
ターを開くように構成されたものが開発されている(特
開平1−196014号公報、特開平4−283772
号公報参照)。
であるレーザ光L0 が装置の外へ漏れるのを防ぐための
シャッター式の安全装置(図示せず)が設けられてい
る。また近年では、回転多面鏡101や結像レンズ系5
2および反射ミラー54等が現像用のトナーや空気中の
塵埃等によって汚染されるのを防ぐために、光学箱10
2の窓103にシャッターを設け、レーザ光L0 を出射
する時にのみモータやソレノイドを駆動して前記シャッ
ターを開くように構成されたものが開発されている(特
開平1−196014号公報、特開平4−283772
号公報参照)。
【0006】シャッターの開閉を行なうモータやソレノ
イドは、光源50の発光等と同期して発生される電気信
号によって駆動される。レーザ光L0 の出射時以外はシ
ャッターを閉じることで光学箱102内の回転多面鏡1
01等の光学部品の汚染を低減し、走査光学装置のメン
テナンスのコストが上昇するのを防ぐことができる。
イドは、光源50の発光等と同期して発生される電気信
号によって駆動される。レーザ光L0 の出射時以外はシ
ャッターを閉じることで光学箱102内の回転多面鏡1
01等の光学部品の汚染を低減し、走査光学装置のメン
テナンスのコストが上昇するのを防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように光学箱内の回転多面鏡等
の光学部品の汚染を防ぐためのシャッターの駆動部が、
光源の発光等と同期して駆動されるモータやソレノイド
を必要とするものであり、このようなモータやソレノイ
ドのために組立部品点数が増えて部品コストが上昇し、
かつ、装置が大型化するうえに、組立工程が複雑化して
装置の生産性が低下する。
の技術によれば、前述のように光学箱内の回転多面鏡等
の光学部品の汚染を防ぐためのシャッターの駆動部が、
光源の発光等と同期して駆動されるモータやソレノイド
を必要とするものであり、このようなモータやソレノイ
ドのために組立部品点数が増えて部品コストが上昇し、
かつ、装置が大型化するうえに、組立工程が複雑化して
装置の生産性が低下する。
【0008】加えて、光源の発光とモータやソレノイド
の駆動を同期させる同期回路やタイマ等のために装置の
電気回路も複雑化し、これによって装置の高価格化を招
く。また、ソレノイドを用いた場合には、ソレノイドが
連続して駆動されるとその周辺が著しく昇温して走査光
学装置の光学性能を劣化させたり、ソレノイドが短命化
してサービスコストが上昇するという未解決の課題があ
る。
の駆動を同期させる同期回路やタイマ等のために装置の
電気回路も複雑化し、これによって装置の高価格化を招
く。また、ソレノイドを用いた場合には、ソレノイドが
連続して駆動されるとその周辺が著しく昇温して走査光
学装置の光学性能を劣化させたり、ソレノイドが短命化
してサービスコストが上昇するという未解決の課題があ
る。
【0009】本発明は、上記従来の技術の有する未解決
の課題に鑑みてなされたものであって、光学箱の窓に設
けられたシャッターを開閉するシャッター駆動部にモー
タやソレノイドを必要とせず、従って部品コストやサー
ビスコストが低くしかも光学特性の安定した走査光学装
置を提供することを目的とするものである。
の課題に鑑みてなされたものであって、光学箱の窓に設
けられたシャッターを開閉するシャッター駆動部にモー
タやソレノイドを必要とせず、従って部品コストやサー
ビスコストが低くしかも光学特性の安定した走査光学装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の走査光学装置は、回転多面鏡を収容しこれ
によって偏向走査されたレーザ光を回転ドラムに向かっ
て取り出すための窓を有する光学箱と、該光学箱の前記
窓に配設されたシャッターと、前記回転ドラムを回転さ
せる駆動手段の駆動力を前記シャッターを開閉させるシ
ャッター駆動部に伝達する駆動力伝達手段を有すること
を特徴とする。
め、本発明の走査光学装置は、回転多面鏡を収容しこれ
によって偏向走査されたレーザ光を回転ドラムに向かっ
て取り出すための窓を有する光学箱と、該光学箱の前記
窓に配設されたシャッターと、前記回転ドラムを回転さ
せる駆動手段の駆動力を前記シャッターを開閉させるシ
ャッター駆動部に伝達する駆動力伝達手段を有すること
を特徴とする。
【0011】
【作用】回転多面鏡によって偏向走査されたレーザ光は
光学箱の窓から回転ドラムに向かって取り出される。光
学箱の窓にはシャッターが配設され、シャッターを開閉
するシャッター駆動部には、回転ドラムを回転させる駆
動手段の駆動力が伝達され、回転ドラムの回転と同期し
てシャッターの開閉動作が行なわれる。
光学箱の窓から回転ドラムに向かって取り出される。光
学箱の窓にはシャッターが配設され、シャッターを開閉
するシャッター駆動部には、回転ドラムを回転させる駆
動手段の駆動力が伝達され、回転ドラムの回転と同期し
てシャッターの開閉動作が行なわれる。
【0012】従って、シャッター駆動部に個別にモータ
等を必要とせず、また、回転ドラムを回転させる駆動手
段は走査光学装置のホストコンピュータによって制御さ
れるものであるから、シャッターの開閉動作を回転ドラ
ム等と同期させるためのソレノイド等も不要である。
等を必要とせず、また、回転ドラムを回転させる駆動手
段は走査光学装置のホストコンピュータによって制御さ
れるものであるから、シャッターの開閉動作を回転ドラ
ム等と同期させるためのソレノイド等も不要である。
【0013】このように、シャッター駆動部に高価なモ
ータやソレノイド等を必要としないために、走査光学装
置の低価格化を大きく促進するとともに、ソレノイド等
のメンテナンスが不要であるからサービスコストも低減
できる。加えて、走査光学装置の駆動部全体の発熱量を
低減し、光学特性の安定した走査光学装置を実現でき
る。
ータやソレノイド等を必要としないために、走査光学装
置の低価格化を大きく促進するとともに、ソレノイド等
のメンテナンスが不要であるからサービスコストも低減
できる。加えて、走査光学装置の駆動部全体の発熱量を
低減し、光学特性の安定した走査光学装置を実現でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0015】図1は一実施例による走査光学装置E1 を
示すもので、これは、光学箱1に収容された回転多面鏡
2、結像レンズ系3、折り返えしミラー4等を有する。
図示しない光源から発生されたレーザ光L1 は回転多面
鏡2によって偏向走査され、結像レンズ系3および折り
返えしミラー4を経て、光学箱1の底壁に設けられた窓
5から光学箱1の外へ取り出されて回転ドラム6上の感
光体に結像する。結像レンズ系3は球面レンズ3a、ト
ーリックレンズ3b等を有し、前記感光体に結像する点
像の歪等を補正する機能を有する。回転多面鏡2によっ
て偏向走査されたレーザ光の一部分は図示しない反射ミ
ラーによって光ファイバの受光端に導入され、走査開始
信号に変換されて光源に送られる。これらの光学部品を
光学箱1内に組み付けたうえで、光学箱1の上部開口を
ふた7によって閉塞する。
示すもので、これは、光学箱1に収容された回転多面鏡
2、結像レンズ系3、折り返えしミラー4等を有する。
図示しない光源から発生されたレーザ光L1 は回転多面
鏡2によって偏向走査され、結像レンズ系3および折り
返えしミラー4を経て、光学箱1の底壁に設けられた窓
5から光学箱1の外へ取り出されて回転ドラム6上の感
光体に結像する。結像レンズ系3は球面レンズ3a、ト
ーリックレンズ3b等を有し、前記感光体に結像する点
像の歪等を補正する機能を有する。回転多面鏡2によっ
て偏向走査されたレーザ光の一部分は図示しない反射ミ
ラーによって光ファイバの受光端に導入され、走査開始
信号に変換されて光源に送られる。これらの光学部品を
光学箱1内に組み付けたうえで、光学箱1の上部開口を
ふた7によって閉塞する。
【0016】回転ドラム6上の感光体に結像するレーザ
光は、回転多面鏡2の回転による主走査と、回転ドラム
6の回転による副走査によって前記感光体に静電潜像を
形成し、該静電潜像は、トナーによって顕像化されて記
録紙8に記録される。
光は、回転多面鏡2の回転による主走査と、回転ドラム
6の回転による副走査によって前記感光体に静電潜像を
形成し、該静電潜像は、トナーによって顕像化されて記
録紙8に記録される。
【0017】回転ドラム6を回転させる駆動部は、駆動
手段であるステッピングモータ9とその回転を回転ドラ
ム6に伝達する歯車列10を有し、ステッピングモータ
9は、走査光学装置E1 のホストコンピュータ11から
印刷準備完了を表わす電気信号を受けて駆動開始され、
回転ドラム6を回転させる。
手段であるステッピングモータ9とその回転を回転ドラ
ム6に伝達する歯車列10を有し、ステッピングモータ
9は、走査光学装置E1 のホストコンピュータ11から
印刷準備完了を表わす電気信号を受けて駆動開始され、
回転ドラム6を回転させる。
【0018】光学箱1の底壁には、窓5を閉塞するシャ
ッター12が枢着されており、前記レーザ光を窓5から
出射する時以外は窓5をシャッター12によって閉塞
し、光学箱1内にトナーや塵埃が侵入するのを防ぐ、こ
れによって、回転多面鏡2、結像レンズ系3、折り返え
しミラー4等の光学部品の汚染を回避して、装置のメン
テナンスのコストを低減する。また、回転ドラム6の交
換時等に誤って光源が発光した場合に人体に有害なレー
ザ光が外部へ漏れるのを防ぎ、作業者に対する安全性を
大きく向上できる。
ッター12が枢着されており、前記レーザ光を窓5から
出射する時以外は窓5をシャッター12によって閉塞
し、光学箱1内にトナーや塵埃が侵入するのを防ぐ、こ
れによって、回転多面鏡2、結像レンズ系3、折り返え
しミラー4等の光学部品の汚染を回避して、装置のメン
テナンスのコストを低減する。また、回転ドラム6の交
換時等に誤って光源が発光した場合に人体に有害なレー
ザ光が外部へ漏れるのを防ぎ、作業者に対する安全性を
大きく向上できる。
【0019】シャッター12を開閉するシャッター駆動
部は、ステッピングモータ9の歯車列10の第1歯車1
0aと噛み合う歯車13aを有するトルクリミッタ13
と、その回転をシャッター12の枢動軸12aに伝達す
る第2の歯車列14と、シャッター12が開いて所定位
置まで枢動したときに、これを感知するセンサ15を有
し、センサ15は、トルクリミッタ13と第2の歯車列
14の結合を解除して、シャッター12を開放状態に保
つ働きをする。
部は、ステッピングモータ9の歯車列10の第1歯車1
0aと噛み合う歯車13aを有するトルクリミッタ13
と、その回転をシャッター12の枢動軸12aに伝達す
る第2の歯車列14と、シャッター12が開いて所定位
置まで枢動したときに、これを感知するセンサ15を有
し、センサ15は、トルクリミッタ13と第2の歯車列
14の結合を解除して、シャッター12を開放状態に保
つ働きをする。
【0020】シャッター12の開閉は以下のように行な
われる。前述のように、ホストコンピュータ11から印
刷準備完了を表わす電気信号がステッピングモータ9に
送信されると、その回転が第1の歯車列10を経て回転
ドラム6に伝達され、これと同時に駆動力伝達手段であ
るトルクリミッタ13と第2の歯車列14を介してシャ
ッター12の枢動軸12aに伝達される。その結果、回
転ドラム6が回転を開始すると同時にシャッター12が
開かれる。シャッター12が所定位置まで開放されると
センサ15がこれを感知して第2の歯車列14とトルク
リミッタ13の結合を解除し、シャッター12は開放位
置に停止する。
われる。前述のように、ホストコンピュータ11から印
刷準備完了を表わす電気信号がステッピングモータ9に
送信されると、その回転が第1の歯車列10を経て回転
ドラム6に伝達され、これと同時に駆動力伝達手段であ
るトルクリミッタ13と第2の歯車列14を介してシャ
ッター12の枢動軸12aに伝達される。その結果、回
転ドラム6が回転を開始すると同時にシャッター12が
開かれる。シャッター12が所定位置まで開放されると
センサ15がこれを感知して第2の歯車列14とトルク
リミッタ13の結合を解除し、シャッター12は開放位
置に停止する。
【0021】続いて、光源からレーザ光L1 が発生さ
れ、回転ドラム6上の感光体に結像して静電潜像を形成
しこれが顕像化されて記録紙8に転写される。印刷が終
了するとステッピングモータ9が一時的に逆回転し、ト
ルクリミッタ13と第2の歯車列14を介してシャッタ
ー12の枢動軸12aを逆回転させ、前記と逆の方向に
シャッター12を枢動させて窓5を閉塞する。第1の歯
車列10の第2の歯車10bはワンウェイクラッチを内
蔵しているため、この時のステッピングモータ9の駆動
力は回転ドラム6には伝達されず、従って、回転ドラム
6が逆回転するおそれはない。
れ、回転ドラム6上の感光体に結像して静電潜像を形成
しこれが顕像化されて記録紙8に転写される。印刷が終
了するとステッピングモータ9が一時的に逆回転し、ト
ルクリミッタ13と第2の歯車列14を介してシャッタ
ー12の枢動軸12aを逆回転させ、前記と逆の方向に
シャッター12を枢動させて窓5を閉塞する。第1の歯
車列10の第2の歯車10bはワンウェイクラッチを内
蔵しているため、この時のステッピングモータ9の駆動
力は回転ドラム6には伝達されず、従って、回転ドラム
6が逆回転するおそれはない。
【0022】なお、シャッター12と窓5の周縁の接触
部に発泡ウレタン等の弾性部材を設けてシャッター12
によって窓5を密閉するように構成すれば、光学箱1の
内部へトナーや塵埃が侵入するのをより一層確実に防ぐ
ことができる。
部に発泡ウレタン等の弾性部材を設けてシャッター12
によって窓5を密閉するように構成すれば、光学箱1の
内部へトナーや塵埃が侵入するのをより一層確実に防ぐ
ことができる。
【0023】図2に示すように、光学箱1の側壁に窓2
5が設けられている場合には、シャッター22の上端を
光学箱1に枢着し、シャッター22が自重によって閉塞
状態に保たれるように構成するとともに、回転ドラム6
を回転させるモータ29の回転を流体継手23を介して
シャッター22の枢動軸22aに伝達するとよい。
5が設けられている場合には、シャッター22の上端を
光学箱1に枢着し、シャッター22が自重によって閉塞
状態に保たれるように構成するとともに、回転ドラム6
を回転させるモータ29の回転を流体継手23を介して
シャッター22の枢動軸22aに伝達するとよい。
【0024】流体継手23は、モータ29によって回転
される入力側の羽根車23aとその回転を空気や油等を
媒体として枢動軸22aに伝達する出力側の羽根車23
bを有するもので、モータ29の駆動中は常時シャッタ
ー22の枢動軸22aに回転力が与えられる。これによ
ってシャッター22は上向きに枢動して開放状態に保た
れる。
される入力側の羽根車23aとその回転を空気や油等を
媒体として枢動軸22aに伝達する出力側の羽根車23
bを有するもので、モータ29の駆動中は常時シャッタ
ー22の枢動軸22aに回転力が与えられる。これによ
ってシャッター22は上向きに枢動して開放状態に保た
れる。
【0025】印刷が終了してモータ29が停止すると、
シャッター22を開放状態に保つ回転力が解除され、シ
ャッター22は自重によって下向きに枢動し、窓25を
閉塞する。シャッター22を閉塞位置に付勢するバネ等
が設けられていれば、シャッター22の戻り具合いが不
安定になるのを回避できる。
シャッター22を開放状態に保つ回転力が解除され、シ
ャッター22は自重によって下向きに枢動し、窓25を
閉塞する。シャッター22を閉塞位置に付勢するバネ等
が設けられていれば、シャッター22の戻り具合いが不
安定になるのを回避できる。
【0026】本変形例は、シャッター22が自重によっ
て閉塞位置に戻るものであるため、モータ29を逆回転
させる必要がない。従ってモータ29に汎用のDCモー
タ等を用いることができる。その結果、走査光学装置の
低コスト化をより一層促進できる。
て閉塞位置に戻るものであるため、モータ29を逆回転
させる必要がない。従ってモータ29に汎用のDCモー
タ等を用いることができる。その結果、走査光学装置の
低コスト化をより一層促進できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【0028】光学箱の窓に設けられたシャッターを開閉
するシャッター駆動部にモータやソレノイドを必要とせ
ず、部品コストやサービスコストが低くしかも光学特性
の安定した走査光学装置を実現できる。
するシャッター駆動部にモータやソレノイドを必要とせ
ず、部品コストやサービスコストが低くしかも光学特性
の安定した走査光学装置を実現できる。
【0029】このような走査光学装置を用いることで、
画像形成装置の低価格化と高性能化に大きく貢献でき
る。
画像形成装置の低価格化と高性能化に大きく貢献でき
る。
【図1】一実施例による走査光学装置を説明する図であ
る。
る。
【図2】一変形例による走査光学装置を説明するもの
で、(a)はその一部分を分解して示す部分分解斜視図
であり、(b)はその一部分を断面で示す部分断面図で
ある。
で、(a)はその一部分を分解して示す部分分解斜視図
であり、(b)はその一部分を断面で示す部分断面図で
ある。
【図3】従来例を説明する図である。
1 光学箱 2 回転多面鏡 4 折り返えしミラー 5,25 窓 6 回転ドラム 9 ステッピングモータ 10,14 歯車列 12,22 シャッター 13 トルクリミッタ 23 流体継手 29 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 英幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 回転多面鏡を収容しこれによって偏向走
査されたレーザ光を回転ドラムに向かって取り出すため
の窓を有する光学箱と、該光学箱の前記窓に配設された
シャッターと、前記回転ドラムを回転させる駆動手段の
駆動力を前記シャッターを開閉させるシャッター駆動部
に伝達する駆動力伝達手段を有する走査光学装置。 - 【請求項2】 駆動力伝達手段がトルクリミッタを有す
ることを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。 - 【請求項3】 駆動力伝達手段が流体継手を有すること
を特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7200352A JPH0933845A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7200352A JPH0933845A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 走査光学装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0933845A true JPH0933845A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16422875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7200352A Pending JPH0933845A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0933845A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472473B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-03-10 | 삼성전자주식회사 | 노광 장치, 이를 채용한 전자사진 프로세서 및 인쇄방법 |
KR100565074B1 (ko) * | 2004-07-20 | 2006-03-30 | 삼성전자주식회사 | 광주사장치용 광차폐장치 및 이를 이용한 광주사장치 |
JP2007121826A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
CN100420976C (zh) * | 2006-12-05 | 2008-09-24 | 河北工业大学 | 激光扫描器用柱面转镜装置 |
US8041261B2 (en) | 2007-02-08 | 2011-10-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus with a light scanning lamp blocking device, operating method thereof and a cartridge usable with the image forming apparatus |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7200352A patent/JPH0933845A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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