JPH11202243A - 走査光学装置および画像形成装置 - Google Patents
走査光学装置および画像形成装置Info
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- JPH11202243A JPH11202243A JP1812998A JP1812998A JPH11202243A JP H11202243 A JPH11202243 A JP H11202243A JP 1812998 A JP1812998 A JP 1812998A JP 1812998 A JP1812998 A JP 1812998A JP H11202243 A JPH11202243 A JP H11202243A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- scanning
- rotary polygon
- image forming
- image
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- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転多面鏡を回転させたときの騒音を低減す
る。 【解決手段】 回転多面鏡3は、光学箱10の側壁の一
部分を厚肉にした防音ケース10aによって囲まれてお
り、また、回転多面鏡3と結像レンズ系4の間には、2
枚の防塵ガラス11a,11bからなる多重透過窓が設
けられている。これは、2枚の防塵ガラス11a,11
bとその間の空間部11cによって回転多面鏡3の騒音
を大幅に減衰させるものであり、さらに、一方の防塵ガ
ラス11bを厚肉にすることで防音ケース10aと同等
の遮音性を得ることができる。
る。 【解決手段】 回転多面鏡3は、光学箱10の側壁の一
部分を厚肉にした防音ケース10aによって囲まれてお
り、また、回転多面鏡3と結像レンズ系4の間には、2
枚の防塵ガラス11a,11bからなる多重透過窓が設
けられている。これは、2枚の防塵ガラス11a,11
bとその間の空間部11cによって回転多面鏡3の騒音
を大幅に減衰させるものであり、さらに、一方の防塵ガ
ラス11bを厚肉にすることで防音ケース10aと同等
の遮音性を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザビームプリン
タやレーザファクシミリ等の電子写真装置や情報記録装
置に用いられる走査光学装置および画像形成装置に関す
るものである。
タやレーザファクシミリ等の電子写真装置や情報記録装
置に用いられる走査光学装置および画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、高
速回転する回転多面鏡によってレーザビーム等の光ビー
ムを反射させてこれを偏向走査し、得られた走査光を回
転ドラム上の感光体に結像させて静電潜像を形成する。
次いで、感光体の静電潜像を現像装置によってトナー像
に顕像化し、これを記録紙等の記録媒体に転写して定着
装置へ送り、記録媒体上のトナーを加熱定着させること
で印刷(プリント)が行なわれる。
ミリ等の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、高
速回転する回転多面鏡によってレーザビーム等の光ビー
ムを反射させてこれを偏向走査し、得られた走査光を回
転ドラム上の感光体に結像させて静電潜像を形成する。
次いで、感光体の静電潜像を現像装置によってトナー像
に顕像化し、これを記録紙等の記録媒体に転写して定着
装置へ送り、記録媒体上のトナーを加熱定着させること
で印刷(プリント)が行なわれる。
【0003】図3は一従来例による走査光学装置を示す
もので、半導体レーザ101から発生された光ビームで
あるレーザ光L0 はコリメータレンズ101aによって
平行化され、シリンドリカルレンズ102によって線状
の光束に集光されて、回転多面鏡103の反射面103
aに入射する。その反射光は、回転多面鏡103の回転
によって偏向走査されて、所定の方向(主走査方向)の
走査光となり、結像レンズ系104、折り返しミラー1
05、防塵ガラス106等を経て回転ドラムD0 上の感
光体に結像する。感光体に結像する光束は、回転多面鏡
103の回転による主走査と、回転ドラムD0 の回転に
よる副走査に伴なって静電潜像を形成する。
もので、半導体レーザ101から発生された光ビームで
あるレーザ光L0 はコリメータレンズ101aによって
平行化され、シリンドリカルレンズ102によって線状
の光束に集光されて、回転多面鏡103の反射面103
aに入射する。その反射光は、回転多面鏡103の回転
によって偏向走査されて、所定の方向(主走査方向)の
走査光となり、結像レンズ系104、折り返しミラー1
05、防塵ガラス106等を経て回転ドラムD0 上の感
光体に結像する。感光体に結像する光束は、回転多面鏡
103の回転による主走査と、回転ドラムD0 の回転に
よる副走査に伴なって静電潜像を形成する。
【0004】感光体の周辺には、感光体の表面を一様に
帯電する帯電装置、感光体の表面に形成される静電潜像
をトナー像に顕像化するための顕像化装置、前記トナー
像を記録紙等の記録媒体に転写する転写装置等が配置さ
れており、これらの働きによって、半導体レーザ101
が発生する光束に対応する記録情報が記録紙等にプリン
トされる。
帯電する帯電装置、感光体の表面に形成される静電潜像
をトナー像に顕像化するための顕像化装置、前記トナー
像を記録紙等の記録媒体に転写する転写装置等が配置さ
れており、これらの働きによって、半導体レーザ101
が発生する光束に対応する記録情報が記録紙等にプリン
トされる。
【0005】回転多面鏡103の走査光は、その走査面
の一端に達したものが図示しないBDミラーによって反
射されてBDセンサに導入され、処理回路において走査
開始信号に変換されて半導体レーザ101に送信され
る。半導体レーザ101は走査開始信号を受信したうえ
で、ホストコンピュータから送信される画像情報に基づ
いた書き込み変調を開始する。
の一端に達したものが図示しないBDミラーによって反
射されてBDセンサに導入され、処理回路において走査
開始信号に変換されて半導体レーザ101に送信され
る。半導体レーザ101は走査開始信号を受信したうえ
で、ホストコンピュータから送信される画像情報に基づ
いた書き込み変調を開始する。
【0006】半導体レーザ101やシリンドリカルレン
ズ102、回転多面鏡103、結像レンズ系104等は
合成樹脂製の光学箱110の内部に取り付けられる。回
転ドラムD0 は光学箱110の外側に配設されており、
光学箱110の一端には走査光を光学箱110から外部
に取り出すための窓111が設けられている。
ズ102、回転多面鏡103、結像レンズ系104等は
合成樹脂製の光学箱110の内部に取り付けられる。回
転ドラムD0 は光学箱110の外側に配設されており、
光学箱110の一端には走査光を光学箱110から外部
に取り出すための窓111が設けられている。
【0007】結像レンズ系104は、球面レンズ104
aとトーリックレンズ104bからなり、回転多面鏡1
03によって等角速度で走査される走査光を回転ドラム
D0上において等速度で走査する走査光に変換するいわ
ゆるfθ機能を有する。
aとトーリックレンズ104bからなり、回転多面鏡1
03によって等角速度で走査される走査光を回転ドラム
D0上において等速度で走査する走査光に変換するいわ
ゆるfθ機能を有する。
【0008】なお、防塵ガラス106は、光学箱110
を載置する図示しないステイ(光学台)の開口部に配設
される。
を載置する図示しないステイ(光学台)の開口部に配設
される。
【0009】光学箱110の上向きの開口は、光学箱1
10内に回転多面鏡103や結像レンズ系104等を組
み付けたうえで、ふた部材120によって閉塞される。
10内に回転多面鏡103や結像レンズ系104等を組
み付けたうえで、ふた部材120によって閉塞される。
【0010】回転多面鏡103を回転駆動するモータ
は、モータ基板103bに実装された図示しない駆動回
路と、該駆動回路の駆動電流によって励磁されるステー
タおよびこれに対向するロータ等からなる磁気回路によ
って構成される。
は、モータ基板103bに実装された図示しない駆動回
路と、該駆動回路の駆動電流によって励磁されるステー
タおよびこれに対向するロータ等からなる磁気回路によ
って構成される。
【0011】近年では、画像形成装置の高速化が進み、
これに伴なって回転多面鏡103の回転速度が上昇する
傾向にあるが、回転多面鏡103を高速回転させると、
回転周波数に回転多面鏡103の反射面103aの数を
かけあわせた周波数の騒音等を発生する。このような騒
音が光学箱110の外部へ洩れないように、回転多面鏡
103を包囲する光学箱110の側壁を局部的に厚肉に
していわゆる防音ケース110aを形成する。また、回
転多面鏡103と結像レンズ系104の間には防音と防
塵を兼ねた防塵ガラス112を設けて、回転多面鏡10
3の周囲の空間部A0 を光学箱110の残りの空間部B
0 に対して密封し、回転多面鏡103の反射面103a
に外気の浮遊塵埃等が付着するのを防ぐ工夫がなされて
いる。
これに伴なって回転多面鏡103の回転速度が上昇する
傾向にあるが、回転多面鏡103を高速回転させると、
回転周波数に回転多面鏡103の反射面103aの数を
かけあわせた周波数の騒音等を発生する。このような騒
音が光学箱110の外部へ洩れないように、回転多面鏡
103を包囲する光学箱110の側壁を局部的に厚肉に
していわゆる防音ケース110aを形成する。また、回
転多面鏡103と結像レンズ系104の間には防音と防
塵を兼ねた防塵ガラス112を設けて、回転多面鏡10
3の周囲の空間部A0 を光学箱110の残りの空間部B
0 に対して密封し、回転多面鏡103の反射面103a
に外気の浮遊塵埃等が付着するのを防ぐ工夫がなされて
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、回転多面鏡101の外周部を包囲する
防音ケース110aを厚肉にしても、防音ケース110
aの防塵ガラス112から騒音が洩れるため、充分な防
音効果を得ることができないという未解決の課題があ
る。
の技術によれば、回転多面鏡101の外周部を包囲する
防音ケース110aを厚肉にしても、防音ケース110
aの防塵ガラス112から騒音が洩れるため、充分な防
音効果を得ることができないという未解決の課題があ
る。
【0013】詳しく説明すると、回転多面鏡103と結
像レンズ系104の間の防塵ガラス112は、光学箱1
10を載置した画像形成装置のステイ上の画像書き込み
系とその下の回転ドラムD0 の間に配設された防塵ガラ
ス106と光学的に対になっている関係上、防音ケース
110aの防塵ガラス112のみを厚くすることができ
ず、従って、この部分の遮音性が不充分になるのを避け
るのが難しい。
像レンズ系104の間の防塵ガラス112は、光学箱1
10を載置した画像形成装置のステイ上の画像書き込み
系とその下の回転ドラムD0 の間に配設された防塵ガラ
ス106と光学的に対になっている関係上、防音ケース
110aの防塵ガラス112のみを厚くすることができ
ず、従って、この部分の遮音性が不充分になるのを避け
るのが難しい。
【0014】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡を回転さ
せたときの騒音を大幅に低減し、運転音が静かでしかも
高性能な走査光学装置および画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡を回転さ
せたときの騒音を大幅に低減し、運転音が静かでしかも
高性能な走査光学装置および画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の走査光学装置は、光ビームを偏向走査する
回転多面鏡と、該回転多面鏡を経て前記光ビームを感光
体に結像させる結像手段と、前記回転多面鏡を包囲する
遮蔽手段と、前記光ビームを入出射させるために前記遮
蔽手段に設けられた透過窓を有し、該透過窓が、少なく
とも2枚の透明板を備えた多重透過窓であることを特徴
とする。
めに本発明の走査光学装置は、光ビームを偏向走査する
回転多面鏡と、該回転多面鏡を経て前記光ビームを感光
体に結像させる結像手段と、前記回転多面鏡を包囲する
遮蔽手段と、前記光ビームを入出射させるために前記遮
蔽手段に設けられた透過窓を有し、該透過窓が、少なく
とも2枚の透明板を備えた多重透過窓であることを特徴
とする。
【0016】
【作用】回転多面鏡を回転させたときの騒音が外部へ洩
れるのを防ぐための遮蔽手段に設けられた透過窓が、少
なくとも2枚の透明板によって構成された多重透過窓で
あるため、ガラス板等が1枚構成の窓である場合に比べ
て、防音効果を大幅に向上させることができる。
れるのを防ぐための遮蔽手段に設けられた透過窓が、少
なくとも2枚の透明板によって構成された多重透過窓で
あるため、ガラス板等が1枚構成の窓である場合に比べ
て、防音効果を大幅に向上させることができる。
【0017】また、2枚の透明板によって光学的に必要
な条件を満足するように設計すればよいから、透明板の
厚さ等に対する制約が少なく、例えば、遮蔽手段の外側
に位置する透明板を傾斜させて厚肉にする等の方法で遮
音性をより一層向上させることができる。
な条件を満足するように設計すればよいから、透明板の
厚さ等に対する制約が少なく、例えば、遮蔽手段の外側
に位置する透明板を傾斜させて厚肉にする等の方法で遮
音性をより一層向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】図1は一実施の形態による走査光学装置を
示すもので、図示しない半導体レーザから発生された光
ビームであるレーザ光L1 はコリメータレンズによって
平行化され、シリンドリカルレンズによって線状の光束
に集光されて、回転多面鏡3の反射面3aに入射する。
その反射光は、回転多面鏡3の回転によって偏向走査さ
れて、所定の方向(主走査方向)の走査光となり、結像
手段である結像レンズ系4、折り返しミラー5、防塵ガ
ラス6等を経て回転ドラムD1 上の感光体に結像する。
感光体に結像する光束は、回転多面鏡3の回転による主
走査と、回転ドラムD1 の回転による副走査に伴なって
静電潜像を形成する。
示すもので、図示しない半導体レーザから発生された光
ビームであるレーザ光L1 はコリメータレンズによって
平行化され、シリンドリカルレンズによって線状の光束
に集光されて、回転多面鏡3の反射面3aに入射する。
その反射光は、回転多面鏡3の回転によって偏向走査さ
れて、所定の方向(主走査方向)の走査光となり、結像
手段である結像レンズ系4、折り返しミラー5、防塵ガ
ラス6等を経て回転ドラムD1 上の感光体に結像する。
感光体に結像する光束は、回転多面鏡3の回転による主
走査と、回転ドラムD1 の回転による副走査に伴なって
静電潜像を形成する。
【0020】回転多面鏡3の走査光は、その走査面の一
端に達したものが図示しないBDミラーによって反射さ
れてBDセンサに導入され、処理回路において走査開始
信号に変換されて半導体レーザに送信される。半導体レ
ーザは走査開始信号を受信したうえで、後述する画像処
理部2206から送信される画像情報に基づいた書き込
み変調を開始する(図2参照)。
端に達したものが図示しないBDミラーによって反射さ
れてBDセンサに導入され、処理回路において走査開始
信号に変換されて半導体レーザに送信される。半導体レ
ーザは走査開始信号を受信したうえで、後述する画像処
理部2206から送信される画像情報に基づいた書き込
み変調を開始する(図2参照)。
【0021】半導体レーザやシリンドリカルレンズ、回
転多面鏡3、結像レンズ系4等は合成樹脂製等の光学箱
10に取り付けられる。回転ドラムD1 は光学箱10を
載置したステイ7の下に配設されており、ステイ7は走
査光を回転ドラムD1 に向かって取り出すための開口部
を有し、この開口部に前記防塵ガラス6が配設されてい
る。
転多面鏡3、結像レンズ系4等は合成樹脂製等の光学箱
10に取り付けられる。回転ドラムD1 は光学箱10を
載置したステイ7の下に配設されており、ステイ7は走
査光を回転ドラムD1 に向かって取り出すための開口部
を有し、この開口部に前記防塵ガラス6が配設されてい
る。
【0022】結像レンズ系4は、球面レンズ4aとトー
リックレンズ4bからなり、回転多面鏡3によって等角
速度で走査される走査光を回転ドラムD1 上において等
速度で走査する走査光に変換するいわゆるfθ機能を有
する。
リックレンズ4bからなり、回転多面鏡3によって等角
速度で走査される走査光を回転ドラムD1 上において等
速度で走査する走査光に変換するいわゆるfθ機能を有
する。
【0023】回転多面鏡3を回転駆動するモータは、モ
ータ基板3bに実装された駆動回路と、該駆動回路の駆
動電流によって励磁されるステータおよびこれに対向す
るロータ等からなる磁気回路によって構成される。
ータ基板3bに実装された駆動回路と、該駆動回路の駆
動電流によって励磁されるステータおよびこれに対向す
るロータ等からなる磁気回路によって構成される。
【0024】モータ基板3bは、光学箱10に支持され
た軸受ハウジング3cと一体であり、モータ基板3bと
光学箱10の底壁の間には、シールリング3dが配設さ
れている。
た軸受ハウジング3cと一体であり、モータ基板3bと
光学箱10の底壁の間には、シールリング3dが配設さ
れている。
【0025】回転多面鏡3を高速回転させると、回転周
波数に回転多面鏡3の反射面3aの数をかけあわせた周
波数の騒音等を発生する。このような騒音が光学箱の1
0の外部へ洩れないように、回転多面鏡3を包囲する部
位で光学箱10の側壁を局部的に厚肉にして遮蔽手段で
ある防音ケース10aを形成する。また、結像レンズ系
4との間には防音と防塵を兼ねた少なくとも2枚の透明
板である防塵ガラス11a,11bからなる多重透過窓
を配設し、防音ケース10aの上部は、シール材12a
を貼着したカバー12によって閉塞する。
波数に回転多面鏡3の反射面3aの数をかけあわせた周
波数の騒音等を発生する。このような騒音が光学箱の1
0の外部へ洩れないように、回転多面鏡3を包囲する部
位で光学箱10の側壁を局部的に厚肉にして遮蔽手段で
ある防音ケース10aを形成する。また、結像レンズ系
4との間には防音と防塵を兼ねた少なくとも2枚の透明
板である防塵ガラス11a,11bからなる多重透過窓
を配設し、防音ケース10aの上部は、シール材12a
を貼着したカバー12によって閉塞する。
【0026】光学箱10の上向きの開口には、光学箱1
0内に必要部品を組み込んだうえで、ふた部材20が取
り付けられる。
0内に必要部品を組み込んだうえで、ふた部材20が取
り付けられる。
【0027】防音ケース10aの透過窓を構成する2枚
の防塵ガラス11a,11bは、ステイ7の防塵ガラス
6と対になる1枚の防塵ガラスと光学的に等価になるよ
うに設計すればよいから、例えば、両防塵ガラス11
a,11bのうちの一方を厚くして遮音性を高めること
が自在である。
の防塵ガラス11a,11bは、ステイ7の防塵ガラス
6と対になる1枚の防塵ガラスと光学的に等価になるよ
うに設計すればよいから、例えば、両防塵ガラス11
a,11bのうちの一方を厚くして遮音性を高めること
が自在である。
【0028】両防塵ガラス11a,11bは、互いに逆
向きに傾斜しており、結像レンズ系4に近い方の外側の
防塵ガラス11bを厚くすることで、防音ケース10a
と同程度の遮音性が得られるように構成されている。す
なわち、回転多面鏡3から発生する騒音は、まず、内側
の防塵ガラス11aによって減衰され、続いて、両防塵
ガラス11a,11bの間の空間部11cにおいて減衰
され、さらに厚肉の防塵ガラス11bによって大きく減
衰される。
向きに傾斜しており、結像レンズ系4に近い方の外側の
防塵ガラス11bを厚くすることで、防音ケース10a
と同程度の遮音性が得られるように構成されている。す
なわち、回転多面鏡3から発生する騒音は、まず、内側
の防塵ガラス11aによって減衰され、続いて、両防塵
ガラス11a,11bの間の空間部11cにおいて減衰
され、さらに厚肉の防塵ガラス11bによって大きく減
衰される。
【0029】本実施の形態によれば、防音ケースの防塵
ガラスを2重構造等にするだけで、光学箱を含む走査光
学系に大幅な設計変更を必要とすることなく、回転多面
鏡を高速回転させたときの騒音を極めて効果的に低減で
きる。このような走査光学装置を搭載することで、運転
音が静かで高性能な画像形成装置を実現できる。
ガラスを2重構造等にするだけで、光学箱を含む走査光
学系に大幅な設計変更を必要とすることなく、回転多面
鏡を高速回転させたときの騒音を極めて効果的に低減で
きる。このような走査光学装置を搭載することで、運転
音が静かで高性能な画像形成装置を実現できる。
【0030】図2は画像形成装置全体の概略を示す図で
ある。
ある。
【0031】同図において、1000はプリンタで、1
100は上段カセット、1102は下段カセットであ
る。カセット内のシートは分離爪と給送ローラ110
1,1103の作用によって1枚ずつ分離給送されてレ
ジストローラ1106に導かれる。
100は上段カセット、1102は下段カセットであ
る。カセット内のシートは分離爪と給送ローラ110
1,1103の作用によって1枚ずつ分離給送されてレ
ジストローラ1106に導かれる。
【0032】1111は図1の装置と同様の走査光学装
置であるレーザスキャナーユニット、1112は表面に
感光体を有する回転ドラムである感光ドラム、1113
aは折り返しミラー5と同様の折り返しミラー、111
3bは画像書き込み光学系へのほこりの侵入を防ぐ防塵
ガラス6と同様の防塵ガラス、1114は現像装置、1
115は転写帯電器、1116は分離帯電器であり、画
像形成部を構成する。
置であるレーザスキャナーユニット、1112は表面に
感光体を有する回転ドラムである感光ドラム、1113
aは折り返しミラー5と同様の折り返しミラー、111
3bは画像書き込み光学系へのほこりの侵入を防ぐ防塵
ガラス6と同様の防塵ガラス、1114は現像装置、1
115は転写帯電器、1116は分離帯電器であり、画
像形成部を構成する。
【0033】1117は画像形成されたシート材を搬送
する搬送ベルト、1118は定着装置、1119は排出
ローラである。画像形成されたシート材は排出ローラ1
119によってソータに排出される。
する搬送ベルト、1118は定着装置、1119は排出
ローラである。画像形成されたシート材は排出ローラ1
119によってソータに排出される。
【0034】2000はスキャナーで、2201は走査
系光源、2202はプラテンガラス、2203は開閉す
る原稿圧板、2204はレンズ、2205は受光素子
(光電変換)、2206は画像処理部である。
系光源、2202はプラテンガラス、2203は開閉す
る原稿圧板、2204はレンズ、2205は受光素子
(光電変換)、2206は画像処理部である。
【0035】走査系光源2201で読みとられた原稿像
は画像処理部2206で処理され、電気信号に変換され
てレーザスキャナーユニット1111に伝送される。
は画像処理部2206で処理され、電気信号に変換され
てレーザスキャナーユニット1111に伝送される。
【0036】プリンタ1000とスキャナー2000
は、同図のように別体の場合もあるが、プリンタ100
0とスキャナー2000が一体の場合もある。
は、同図のように別体の場合もあるが、プリンタ100
0とスキャナー2000が一体の場合もある。
【0037】一体の場合は通常、画像形成装置(または
プリンタ)と呼ばれる。
プリンタ)と呼ばれる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0039】回転多面鏡を回転させたときの騒音を大幅
に低減し、運転音が静かでしかも高性能な走査光学装置
を実現できる。このような走査光学装置を搭載すること
で、画像形成装置の高品質化に大きく貢献できる。
に低減し、運転音が静かでしかも高性能な走査光学装置
を実現できる。このような走査光学装置を搭載すること
で、画像形成装置の高品質化に大きく貢献できる。
【図1】一実施の形態による走査光学装置を示す模式断
面図である。
面図である。
【図2】画像形成装置全体を説明する図である。
【図3】一従来例を示す模式斜視図である。
3 回転多面鏡 3a 反射面 4 結像レンズ系 5,1113a 折り返しミラー 6,11a,11b,1113b 防塵ガラス 7 ステイ 10 光学箱 10a 防音ケース
Claims (4)
- 【請求項1】 光ビームを偏向走査する回転多面鏡と、
該回転多面鏡を経て前記光ビームを感光体に結像させる
結像手段と、前記回転多面鏡を包囲する遮蔽手段と、前
記光ビームを入出射させるために前記遮蔽手段に設けら
れた透過窓を有し、該透過窓が、少なくとも2枚の透明
板を備えた多重透過窓であることを特徴とする走査光学
装置。 - 【請求項2】 2枚の透明板が互いに逆向きに傾斜して
いることを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。 - 【請求項3】 遮蔽手段の外側に位置する透明板が、内
側に位置する透明板より厚肉であることを特徴とする請
求項1または2記載の走査光学装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか1項記載の走
査光学装置と、感光体を保持する回転ドラムを有する画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1812998A JPH11202243A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 走査光学装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1812998A JPH11202243A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 走査光学装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11202243A true JPH11202243A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11963007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1812998A Pending JPH11202243A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 走査光学装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11202243A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004192010A (ja) * | 2004-02-25 | 2004-07-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置 |
JP2013167676A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP1812998A patent/JPH11202243A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004192010A (ja) * | 2004-02-25 | 2004-07-08 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置 |
JP2013167676A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
US8977161B2 (en) | 2012-02-14 | 2015-03-10 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus and light scanning device |
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