JP3059231B2 - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JP3059231B2
JP3059231B2 JP3061033A JP6103391A JP3059231B2 JP 3059231 B2 JP3059231 B2 JP 3059231B2 JP 3061033 A JP3061033 A JP 3061033A JP 6103391 A JP6103391 A JP 6103391A JP 3059231 B2 JP3059231 B2 JP 3059231B2
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啓之 川本
尚亘 藤岡
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ走査方式によるデ
ジタル複写機に係り、特に、感光体にレーザを露光走査
する回転偏向手段(ポリゴンスキヤナ)の回転制御に特
徴のあるデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビーム走査により画像記録を行う
プリンタ、フアクシミリ、デジタル複写機では、画像書
込部として図2に示すような構成を採つている。光源1
は、半導体レーザの発散光をコリメータレンズで平行光
束化し、アパーチヤ等で所定のビーム形状を形成する。
光源1で発生させたレーザビームは、多角形ミラーをロ
ータに取り付けたポリゴンスキヤナ2によつて一方向に
反復して偏向され、結像レンズ3により感光体6の記録
面上にほぼ線状に結像走査される。そのため記録面を走
査方向と垂直に移動させてやることにより、レーザビー
ムを記録面上でラスタスキヤンさせることができる。な
お、4は同期検知板であり、走査域外に設けたミラー5
による反射ビームを入射して、レーザの書き込みタイミ
ング信号を出力する。さて従来、ポリゴンスキヤナ2の
駆動方式としては以下の2種類のものが知られている。
第1の方式は、本体の電源を投入すると同時にポリゴン
スキヤナを定格回転数で駆動するもので、画像記録を行
つていない時間もポリゴンスキヤナを定格回転数で回転
させている。第2の方式は、画像記録の開始を制御する
信号を受けると定格回転数で駆動されるもので、画像記
録を行う間とその前後の一定時間以外は停止あるいは定
格回転数以下で回転させる。しかしながら第1の方式
は、待機時に余分な電力を消費し、余計な騒音を発生さ
せる原因となり、ポリゴンモータの寿命にも影響するの
で、第2の方式が好ましい。従つてかなり多くのプリン
タ、フアクシミリにおいて第2の方式が採られている。
ところがこれまで商品化されたデジタル複写機ではすべ
て第1の方式を用いている。というのも複写機において
は、ユーザがコピースタートボタンを押してからコピー
が排紙口に現れるまでのフアーストコピー時間を出来る
だけ短くする必要があり、スタートボタンが押され、ポ
リゴンスキヤナが定格回転数に達しているという信号を
確認して記録開始を制御する第2の制御方法では、ポリ
ゴンスキヤナの立上がり時間だけフアーストコピー時間
が長くなるからである。もつとも複写機の予熱モード時
にポリゴンスキヤナを停止させ、予熱モード解除時にモ
ータをスタートさせる場合がある。この場合はモータの
立上がり時間より定着ヒータ温度の立上がり時間の方が
遅いので実際上は上記問題は起こらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ポリ
ゴンスキヤナを用いたデジタル複写機は、電源スイツチ
がオンしている間はコピー動作を行わない待機時でも、
ポリゴンスキヤナは回転したまであつたため、待機時の
騒音やモータの耐久性に問題があつた。これの解決のた
めには待機時にはポリゴンスキヤナの回転を止めるか低
回転にすればよい。しかし停止状態からのポリゴンスキ
ヤナの回転の立上がりには7,8秒掛かるので、フアー
ストコピーの時間が長くなるという欠点があつた。ここ
で、圧板オープン、原稿セツト、操作ボタンのキーイン
等を検知し、コピースタートボタンが押される前にポリ
ゴンモータを回転させる手段を持つことでフアーストコ
ピー時間を短くすることも考えれらる。しかしこの種の
デジタル複写機は、その機能を利用してフアクシミリと
しても使えるようになつている場合がある。フアクシミ
リの使用状態において、圧板オープン、原稿セツト、操
作ボタンのキーインは通常原稿送信に先立つ読み取りの
準備動作であり、その直後においてポリゴンモータの起
動をほとんど必要としないものである。従つて、いたず
らにポリゴンモータの駆動時間を増やしモータの寿命を
縮めたり、その駆動音がフアクシミリの操作者にとつて
耳障りに感じられる不具合が生じる。一方、いつ受信さ
れるか分からないフアクシミリではフアーストコピー時
間はさほど意味を持たないものである。
【0004】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、コピースタートボタンが押される前にポ
リゴンモータを回転させる手段を持つことでフアースト
コピー時間を短くすることができると共に、フアクシミ
リモード時には不必要なモータの起動を行わないデジタ
ル複写機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、原稿読取手
段と、原稿がセツトされたことを検知する原稿検知手段
と、回転偏向手段を用いたレーザ走査系と、本体に対し
て開閉自在な手差し給紙装置とを有するデジタル複写機
において、前記手差し給紙装置の開閉信号、または、前
記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、
前記回転偏向手段起動の制御信号を出力し、一方、所定
時間内にコピー動作開始信号が来ないとき、または、最
終コピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前
記回転偏向手段停止の制御信号を出力する制御手段を備
えた第1の手段により達成される。また上記目的は、
稿読取手段と、原稿がセツトされたことを検知する原稿
検知手段と、回転偏向手段を用いたレーザ走査系と、本
体に対して開閉自在な手差し給紙装置とを有するデジタ
ル複写機において、前記手差し給紙装置の開閉信号、ま
たは、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出に
よつて、前記回転偏向手段の第1の回転数を選択する制
御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信
号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検知し
てから所定時間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回
転数を選択する制御信号を出力する制御手段を備えた
2の手段により達成される。また上記目的は、原稿押圧
手段と、その開閉を検知する開閉検知手段と、原稿読取
手段と、原稿がセツトされたことを検知する原稿検知手
段と、回転偏向手段を用いたレーザ走査系と、カセツト
給紙装置と、カセツトの着脱を検知するカセツト検知手
段とを有するデジタル複写機において、前記カセツト検
知手段による給紙カセツトの着脱状態、または、前記原
稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前記
回転偏向手段起動の制御信号を出力し、一方、所定時間
内にコピー動作開始信号が来ないとき、または、最終コ
ピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回
転偏向手段停止の制御信号を出力する制御手段を備えた
第3の手段により達成される。また上記目的は、原稿押
圧手段と、その開閉を検知する開閉検知手段と、原稿読
取手段と、原稿がセツトされたことを検知する原稿検知
手段と、回転偏向手段 を用いたレーザ走査系と、カセツ
ト給紙装置と、カセツトの着脱を検知するカセツト検知
手段とを有するデジタル複写機において、前記カセツト
検知手段による給紙カセツトの着脱状態、または、前記
原稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前
記回転偏向手段の第1の回転数を選択する制御信号を出
力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ない
とき、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定
時間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数を選択
する制御信号を出力する制御手段を備えた第4の手段に
より達成される。また上記目的は、本体前面に物体が接
近したことを検知する物体検知手段と、原稿読取手段
と、原稿がセツトされたことを検知する原稿検知手段
と、回転偏向手段を用いたレーザ走査系とを有するデジ
タル複写機において、前記物体検知手段による物体の接
近状態、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状
態の検出によつて、前記回転偏向手段起動の制御信号を
出力し、一方、最終コピー紙の排紙を検知してから所定
時間経過後に、前記回転偏向手段停止の制御信号を出力
する制御手段を備えた第5の手段により達成される。ま
た上記目的は、本体前面に物体が接近したことを検知す
る物体検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされ
たことを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用い
たレーザ走査系とを有するデジタル複写機において、前
記物体検知手段による物体の接近状態、または、前記原
稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前記
回転偏向手段第1の回転数を選択する制御信号を出力
し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ないと
き、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時
間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数を選択す
る制御信号を出力する制御手段を備えた第6の手段によ
り達成される。また上記目的は、原稿押圧手段と、その
開閉を検知する開閉検知手段と、原稿読取手段と、原稿
がセツトされたことを検知する原稿検知手段と、回転偏
向手段を用いたレーザ走査系と、電子写真方式による画
像記録手段と、通信回線を通じてフアクシミリ通信を行
う通信手段と、前記画像読取手段により読み取つた画像
データを記憶する記憶手段と、この記憶手段への画像デ
ータ入出力を制御するデータ入出力制御手段と、コピー
モードとフアクシミリモードを切り換える切換スイツチ
とを有し、前記データ入出力手段によつて読み出された
画像信号に従つて 前記レーザ走査系により画像記録を行
うフアクシミリ機能付きのデジタル複写機において、コ
ピーモード時には、前記開閉検知手段による前記原稿押
圧手段の開状態の検出、または、前記原稿検知手段によ
る原稿セツト状態の検出、または、前記切換スイツチを
除く任意のキー、スイツチの入力検出によつて、前記回
転偏向手段起動の制御信号を出力し、一方、所定時間内
にコピー動作開始信号が来ないとき、または、最終コピ
ー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回転
偏向手段停止の制御信号を出力し、かつ、フアクシミリ
モード時には、前記回転偏向手段の起動停止信号を、前
記通信手段により出力される制御信号に応じて発生させ
る制御手段を備えた第7の手段により達成される。また
上記目的は、原稿押圧手段と、その開閉を検知する開閉
検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされたこと
を検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレー
ザ走査系と、電子写真方式による画像記録手段と、通信
回線を通じてフアクシミリ通信を行う通信手段と、前記
画像読取手段により読み取つた画像データを記憶する記
憶手段と、この記憶手段への画像データ入出力を制御す
るデータ入出力制御手段と、コピーモードとフアクシミ
リモードを切り換える切換スイツチとを有し、前記デー
タ入出力手段によつて読み出された画像信号に従つて前
記レーザ走査系により画像記録を行うフアクシミリ機能
付きのデジタル複写機において、コピーモード時には、
前記開閉検知手段による前記原稿押圧手段の開状態の検
出、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の
検出、または、前記切換スイツチを除く任意のキー、ス
イツチの入力検出によつて、前記回転偏向手段の第1の
回転数を選択する制御信号を出力し、一方、所定時間内
にコピー動作開始信号が来ないとき、または、最終コピ
ー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回転
偏向手段の第2の回転数を選択する制御信号を出力し、
かつ、フアクシミリモード時には、前記回転偏向手段の
起動停止信号を、前記通信手段により出力される制御信
号に応じて発生させる制御手段を備えた第8の手段によ
り達成される
【0006】
【作用】第1の手段によれば、制御手段は、前記手差し
給紙装置の開閉信号、または、前記原稿検知手段による
原稿セツト状態の検出によつて、前記回転偏向手段起動
の制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開
始信号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検
知してから所定時間経過後に、前記回転偏向手段停止の
制御信号を出力する。第2の手段によれば、制御手段
は、前記手差し給紙装置の開閉信号、または、前記原稿
検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前記回
転偏向手段の第1の回転数を選択する制御信号を出力
し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ないと
き、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時
間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数を選択す
る制御信号を出力する。第3の手段によれば、制御手段
は、前記カセツト検知手段による給紙カセツトの着脱状
態、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の
検出によつて、前記回転偏向手段起動の制御信号を出力
し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ないと
き、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時
間経過後に、前記回転偏向手段停止の制御信号を出力す
る。第4の手段によれば、制御手段は、前記カセツト検
知手段による給紙カセツトの着脱状態、または、前記原
稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前記
回転偏向手段の第1の回転数を選択する制御信号を出力
し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ないと
き、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時
間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数を選択す
る制御信号を出力する。第5の手段によれば、制御手段
は、前記物体検知手段による物体の接近状態、または、
前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつ
て、前記回転偏向手段起動の制御信号を出力し、一方、
最終コピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、
前記回転偏向手段停止の制御信号を出力する。第6の手
段によれば、制御手段は、前記物体検知手段による物体
の接近状態、または、前記原稿検知手段による原稿セツ
ト状態の検出によつて、前記回転偏向 手段第1の回転数
を選択する制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピ
ー動作開始信号が来ないとき、または、最終コピー紙の
排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回転偏向手
段の第2の回転数を選択する制御信号を出力する。第7
の手段によれば、制御手段は、コピーモード時には、前
記開閉検知手段による前記原稿押圧手段の開状態の検
出、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の
検出、または、前記切換スイツチを除く任意のキー、ス
イツチの入力検出によつて、前記回転偏向手段起動の制
御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信
号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検知し
てから所定時間経過後に、前記回転偏向手段停止の制御
信号を出力し、かつ、フアクシミリモード時には、前記
回転偏向手段の起動停止信号を、前記通信手段により出
力される制御信号に応じて発生させる。第8の手段によ
れば、制御手段は、コピーモード時には、前記開閉検知
手段による前記原稿押圧手段の開状態の検出、または、
前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出、また
は、前記切換スイツチを除く任意のキー、スイツチの入
力検出によつて、前記回転偏向手段の第1の回転数を選
択する制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動
作開始信号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙
を検知してから所定時間経過後に、前記回転偏向手段の
第2の回転数を選択する制御信号を出力し、かつ、フア
クシミリモード時には、前記回転偏向手段の起動停止信
号を、前記通信手段により出力される制御信号に応じて
発生させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は一実施例に係るデジタル複写機の構成図であ
る。図において、7は給紙カセツト、8は給紙コロ、9
は帯電チヤージヤ、10は現像ユニツト、11は転写、
分離チヤージヤ、12はクリーニングユニツト、13は
定着ユニツト、14は圧板、15はコンタクトガラス、
16は蛍光灯、17はミラー群、18は結像レンズ、1
9はCCD、20はスキヤナベース部、21はメインモ
ータである。これらの構成により、周知の画像形成プロ
セスが実行される。
【0008】図3は圧板14の構成図であり、ヒンジ3
0を中心にして回動し、コンタクトガラス15との間で
原稿を押さえる。ヒンジ30の一部には遮光板31が形
成されていて、ヒンジ30のなす角が所定角度、例えば
20度以下になるとフオトセンサからなる圧板開閉スイ
ツチ32の光路を遮蔽し、圧板閉状態を検知する。ま
た、圧板開閉状態はマグネツト33とリードスイツチ3
4とで検出することもできる。
【0009】図4はスキヤナ部の構成図であり、この図
に示される原稿検知センサ41は、図5に示すような矩
形の箱の中に発光部41aと受光部41bのセンサが一
体化されている。発光部41aはLEDであり、890
nmで発光し、内部に組み込まれた駆動回路によつて1
μsのパルス発光を行つている。受光部41bはフオト
ダイオードと増幅・比較回路からなり、パルス発光の反
射光を5カウント受光したとき、検知出力を出力する構
成となつている。このようなセンサがスキヤナベース部
20に複数個配置されており、下方よりコンタクトガラ
ス15を透視して、原稿40の乱反射光を検知できるよ
うに角度を付けておかれている。これら各原稿センサ4
1のオン、オフの組み合わせで定型紙サイズを判定す
る。
【0010】図6は全体制御ブロツク図であり、50は
メイン制御板、51は排紙検知センサ、52は手差し検
知センサ、53はカセツト検知センサ、54は操作部、
55は光学制御板、56はADF、57はポリゴンモー
タである。なお、制御内容については後述する。前記原
稿検知センサ41は常に動作させておいて、圧板14が
ある角度以上閉じたことを前記圧板開閉スイツチ32で
検知して、その信号をトリガとして各原稿検知センサ4
1のオン、オフをメイン制御板50のCPUに取り込
む。この原稿検知センサ41と圧板開閉スイツチ32を
用いることで、圧板14が閉じられた場合はもちろん、
開いたままでもコンタクトガラス15上の原稿40の有
無が明らかになる。なお、圧板14を閉じずにコピーを
行う場合を検知するために、待機状態では0.5〜1秒
おきに原稿40の有無を検知するようになつている。
【0011】回転偏向手段は、DCブラシレスモータの
ロータ部にアルミニウム合金を切削加工して作つた多面
鏡を固定したポリゴンスキヤナ2で構成される。図7に
その駆動回路の概略を示す。ON/OFF信号はメイン
制御板50側より出される信号で、ポリゴンモータ57
のオン、オフ制御を司るACTIVE HIGHの信号
である。CLOCKはポリゴンモータ57の同期クロツ
クである。LOCK信号はCLOCKとモータの回転が
同期すると、出されるACTIVELOWの信号であ
る。この実施例ではモータの回転数を決めるCLOCK
とON/OFF信号を独立させたが、クロツクの来ない
ときはモータを停止するような回路構成とすれば、ON
/OFF信号は省くことができる。また本実施例のポリ
ゴンモータ57は外部よりクロツクを与えられ、それに
同期して回転するような構成となつているので、前述の
ようにモータのオン、オフの制御でなく、速度を可変と
する制御も考えられる。
【0012】次に電気系の全体制御について述べる。図
6に示すようにメイン制御板50が種々のセンサの出力
を読み取り、メインモータ21やポリゴンモータ57の
動作を制御している。光学制御板55はスキヤナ関係の
制御を行つており、メイン制御板50およびADF56
とシリアル通信を行つている。操作部54もメイン制御
板50とシリアル通信を行つており、スタート、ストツ
プなど様々なモードはコマンド形式でメイン制御板50
とやり取りされている。メイン基板につながる排紙検知
センサ51は反射型のフオトセンサで図8のような回路
構成となつていて、ACTIVE LOWの信号が出力
される。圧板開閉スイツチ32も図9に示すように図8
の排紙検知センサ51と同様な回路構成となつている。
【0013】次に第1の実施例の制御動作を図10、図
11のフローチヤートに基づいて説明する。まず、電源
スイツチをオンすることで(S1)メイン制御板50よ
り光学制御板55や操作部54などの周辺装置に対して
ソフトリセツトが掛けられる(S2)。これによつて、
ポリゴンモータ57に対しても回転信号が出される。全
ての周辺装置からレデイの信号が帰つて来るとメインリ
レーがオンとなり、定着ヒータにAC100Vが通電さ
れ、定着ユニツト13の温度が175℃となるようにオ
ン、オフ制御される。定着ユニツト13が所定の温度に
達すると(S3でY)機械はスタンバイ状態となり、ス
タートボタンが赤から緑に変わりコピーをとることが可
能であることを利用者に示すようになつている(S
4)。次にフローチヤート上では圧板信号が閉じている
状態から開いた状態になるか(S5)、コンタクトガラ
ス15上に原稿40がセツトされたか(S6)、または
ADF56に原稿40がセツトされたか(S7)を検出
してポリゴンモータ57の回転を始めるようになつてい
る(S8)。ところが今はポリゴンモータ57は回転中
であるのでこれらの状態が検出されてもポリゴンモータ
57は回つたままでよい。次にスタートボタンが押され
たかどうかを検出するようになつている。この時点でス
タートボタンが押されていないならば(S9でN)、キ
ーリセツトを行うかどうかを判断するようになつている
(S10)。これは30秒以上スタートボタンが押され
ない場合はモードをクリアして初期状態に戻す機能であ
る。本実施例はこのモードクリアの動作に同期してポリ
ゴンモータ57をオフするようになつている(S1
1)。もちろん、ポリゴンモータオフ用にカウンタを持
つならば、キーリセツトと同様に判断して、キーリセツ
トと異なる時間、例えば3分というようにしてオフして
もよい。また本実施例においてキーリセツトを30秒か
ら他の時間にサービスモード等でユーザが設定できるよ
うにすることは、ユーザの使用状況に適したポリゴンモ
ータ57の停止を行えるので有益である。もしスタート
ボタンが押されているならば(S9でY)、メイン制御
板50はポリゴンモータ57が回つているかどうかをO
N/OFF信号を検出することでみている(S12)。
もし回つていないならば、ON/OFF信号をHにする
(S13)。次にロツク信号を検出して(S14)、ポ
リゴンモータ57の回転数が一定になつたのを確認して
コピー動作に移る(S15)。最終コピー紙の排紙後
(S16)、再びスタート待ちとなる。これまでの説明
はポリゴンモータ57をオン、オフ制御する例であつた
が、ポリゴンモータ57に与えるクロツクの周波数を可
変として、前実施例のポリゴンモータオフのときに回転
を止めず、オンのときより遅いクロツクを与えることで
低騒音、長寿命化を図ることもできる。例えば、定格回
転時のクロツクを分周して待機時の回転を1/2,1/
3にする。またポリゴンモータ57の回転数を変えて書
き込み密度を可変とする装置を備えたデジタル複写機な
どは、コピー時には400dpiの書き込み密度に相当
する高速回転を行い、待機時にはプリンタモード240
dpiの粗い書き込み密度に相当する低速回転を行う構
成とするという変形も有効である。この例によれば、2
40dpiのポリゴンモータ57の立上がり時間は0と
なる。
【0014】次に第2の実施例を説明する。まず、図1
5、図16に基づき手差し給紙装置を説明する。手差し
テーブル60はマグネツト61の磁力で図示していない
本体の吸着板に吸着し、図15のように垂直に保持され
ているが、人の手によつて回動支点62を中心に回転さ
せ、原稿ガイド板63のある原稿セツト面を上にして開
くことができる。このときガイドアーム64は手差し検
知センサ52の光路を遮るので手差しオープンを検知す
る。手差し検知センサ52は既に述べた圧板開閉スイツ
チ32と同様の構成を持つ。なお、65は給紙コロ、6
6はフリクシヨンパツド、67は加圧ばねである。次に
その制御動作を図12、図13、図14に示すフローチ
ヤートに基づき説明する。図12においてステツプS2
1ないしS24は図10のステツプS1ないしS4と同
じであるので説明は省略する。スタンバイ状態で手差し
オープン検知を行い、オープン(図16の状態)が検知
されれば(S25でY)、ポリゴンモータ57をオンす
る(S29)。次にステツプS26ないしS28で図1
0のステツプS5ないしS7と同じ処理判断を行い、ス
テツプS30に進む。ここでは、スタートボタンが押さ
れたかどうかを検出するようになつている(S30)。
この時点でスタートボタンが押されていないならば、キ
ーリセツトを行うかどうかを判断するようになつている
(S31)。これは30秒以上スタートボタンが押され
ない場合はモードをクリアして初期状態に戻す機能であ
る。但し、ユーザがコピー後、手差しテーブル60を閉
め忘れてしまつた場合を考慮し、30秒経過して、かつ
手差しテーブル60がオープンであるならば、操作部5
4の表示領域に警告メツセージ、例えば「手差しが開い
たままです」を表示し(S33)、警告解除待ちに入
る。すなわち所定の周期で手差しオープン検知を監視
し、閉じられたのを見て(S34でY)、警告メツセー
ジクリア(S35)、キーリセツトを行い(S36)、
スタートボタン待ちになる。そしてモードクリアの動作
に同期してポリゴンモータ57をオフする(S32)。
以降、ステツプS37ないしS41では、図11のステ
ツプS12ないしS16と同じ処理がなされる。
【0016】図17、図18は第3の実施例に係るフロ
ーチヤートであるが、このフローはポリゴンモータ57
のオン条件として、操作部54のキーが押されたかどう
かを判断する(S55)以外は、図10、図11に示す
フローチヤートと全く同じである。
【0017】次に第4の実施例を説明する。図21は給
紙カセツト7の分解斜視図、図22は給紙カセツト7の
側面図、図23は給紙カセツト検知センサの斜視図であ
る。コピー紙は底板70、カセツトケース71上に置か
れ、サイドフエンス72a,72b、リアフエンス73
により位置決めされる。本体に設けられたカセツトガイ
ドにカセツトケース71の側面に設けられたガイド74
が嵌合することにより、給紙カセツト7は図22のよう
な取付け状態になる。即ち本体側の加圧アーム75によ
り底板70がカセツトケース71の支点を中心に回動
し、コピー紙を給紙コロ8に接するまで押し上げる。給
紙コロ8が回転すると、コピー紙がフリクシヨンパツド
76まで呼び出され、給紙コロ8、フリクシヨンパツド
76、コピー紙の摩擦係数の差によつてコピー紙が1枚
ずつ分離給送される。給紙カセツト7のサイズ検知は、
給紙カセツト7に設けられたサイズ検知板77が本体に
設けられたカセツト検知センサ53の光路を遮ることに
より行われる。即ちカセツト検知センサ53は複数の透
過型のフオトセンサの組からなり、サイズ検知板77に
は各サイズごとに異なる切欠きが設けられており、セン
サ出力の組合わせによりカセツトサイズを検知する。サ
イズ検知板77は、紙サイズに応じたサイドフエンス7
2、リアフエンス73を組み立てるときに所定形状のも
のが取り付けられて構成されているものである。図1
9、図20はその制御内容のフローチヤートであるが、
このフローは、ポリゴンモータ57のオン条件として、
給紙カセツト7の着脱を判断する(S75)以外は、図
10、図11に示すフローチヤートと全く同じであるの
で説明は省略する。
【0018】次に第5の実施例を説明する。図26は複
写機の側面外観図、図27は近接センサの模式図であ
る。本体前面側に取り付けられた近接センサ80は、発
光部80aと受光部80bとが一体的に組み込まれてい
る。発光部80aはLEDであり890nmで発光し、
内部に組み込まれた駆動回路によつて1μsのパルス発
光を行つている。受光部80bはフオトダイオードと増
幅・比較回路からなり、パルス発光の反射光を5カウン
ト受光したとき、検知出力をACTIVE LOWで出
力する構成となつている。但し原稿検知センサ41より
も検知距離が長くなつており、機械に50cm以上接近
すると検知信号が出るようになつている。図24、図2
5はその制御内容のフローチヤートであるが、このフロ
ーは、ポリゴンモータ57のオン条件として、近接セン
サ80のオン、オフを判断する(S95)以外は、図1
0、図11に示すフローチヤートと全く同じであるので
説明は省略する。
【0019】次に第6の実施例について説明する。図2
8、図29はその制御内容のフローチヤートであるが、
このフローは、図17に示すステツプS55の代わり
に、図28に示すステツプS115を加えただけで後は
全く同じである。即ち、本実施例では、ポリゴンモータ
57のオン条件の1つとして、操作部54のスタートボ
タン以外のキーが押されたかどうかを判断している(S
115)。
【0020】次に第7の実施例について説明する。図3
0はフアクシミリI/F基板部を中心としたブロツク図
であり、図6に示す操作部54上に設けたフアクシミリ
/コピー切り換えスイツチ(図示せず)により、I/F
基板90、NCU(網制御装置)91がメイン制御板5
0に接続され、デジタル複写機はフアクシミリ機能を持
つようになり、I/F基板90内の制御手段によりメイ
ン制御板50を通して種々の装置を制御することができ
る。図30に示すように、I/F基板90は、スキヤナ
で読み取つたり、送信データを復号化して得られた画像
データを記憶するフレームメモリの外、受信データやス
キヤナで読み取つた画像データを圧縮化した符号化デー
タを記憶するSAFメモリ部92、SAFメモリ部92
の入出力制御と画像データの伸長制御とフアクシミリモ
ード時の全体制御を行うFCU部(フアクシミリ制御ユ
ニツト)93、変調を行うモデム94、アナログI/F
95からなる。図31はフアクシミリ割込ルーチンの第
1の実施例を示すフローチヤートである。フアクシミリ
の動作は本体制御の割込みの形で始まる。一つは本体が
コピー動作中あるいは予熱モードなどキー入力が禁止さ
れているとき以外に、操作部54にあるフアクシミリ/
コピー切り換えスイツチがフアクシミリに切り換えられ
た場合である。こうした場合、操作部54からメイン制
御板50のCPUに対して割込みが掛かる。メインCP
Uは割込みに応答すると操作部54はフアクシミリモー
ド表示に切り換えられ(S131)、FCU93に対し
てコマンドの送信を許可する(S132)。ユーザが他
のフアクシミリに対して送信を行う場合は、スキヤナで
読み取られた画像データは圧縮されてSAFメモリ部9
2に格納される(S133)。その後モデム94で変調
されてNCU91を介して公衆回線に送出される(S1
34)。全てのデータが送られると送信の動作は終わり
となる。フアクシミリモード中に他機からのデータを受
信する場合は、画像データをモデム94で復調した後に
伸長を行い、1ラインごとにメモリに蓄積する(S13
5)。1ページ分画像データが蓄積されるとFCU部9
3はメイン制御板50にポリゴンモータ57の回転開始
を指示する(S136)。ポリゴンモータ57の回転数
が所定の回転数に達すると画像データのプリントアウト
を開始する(S137)。全データのプリントアウト後
にポリゴンモータ57の停止を指示する(S138)。
そして、送信、受信が全て完了したところで、コピーモ
ードに切り換わつたか判断して(S139)、割込み完
了となる。
【0021】図32はフアクシミリ割込みルーチンの第
2の実施例を示すフローチヤートである。コピーモード
からフアクシミリモードに切り換わるもう一つの場合
は、FCU部93がメインCPUに対してプリント要求
を出す場合である。即ち回線を通じて別なフアクシミリ
からの送信要求があると、FCU部93が動作し、所定
の手続きの後に受信データがSAFメモリ部92に蓄積
される。FCU部93は予め設定されているプログラム
に従つて、直ちにか、蓄積量が所定量を超えたか、所定
の時刻に到つたか等の条件によつてメインCPUに対し
てプリント要求の割込みをかける。メインCPUは割込
みに応答すると、操作部54はフアクシミリモード表示
に切り換えられ(S141)、前述した受信のルーチン
にのつとり(S141ないしS145)、ポリゴンモー
タ57の回転要求をFCU部93はメイン制御板50に
伝える。フアクシミリモードにおけるフアクシミリ固有
の動作は公知であり、本発明と密接な関係がないのでポ
リゴンモータ57の起動制御に絞つて説明する。操作部
54からかかる割込みによつて発生するフアクシミリモ
ードでは、FCU部93はポリゴンモータ57の駆動信
号をオフにする。これはこの場合には殆どの場合、操作
者がフアクシミリ送信を行うためにコピーからフアクシ
ミリに切り換えたと言えるので、その直後にプリント要
求が発生する可能性が小さいためである。一方、FCU
部93からかかる割込みによつて発生するフアクシミリ
モードでは、いずれにせよSAFモメリ部92からのデ
ータはきだし要求が生じているので、FCU部93は割
込みが受理されるとプリント要求を出す。プリント要求
に対しては定着温度のチエツクとポリゴンモータ57の
ロツク信号をチエツクし、ともにOKであれば、プリン
トシーケンスを開始させる。勿論、通常のコピーモード
と同様に、もしポリゴンモータ57が停止している場合
にはポリゴンモータ駆動信号をオンにすることは言うま
でもない。フアクシミリモードからコピーモードへの切
り換えも上記と同様に2つの場合がある。第1は操作部
54の切り換えスイツチによるもので、第2はFCU部
93の割込みによるフアクシミリモードをFCU部93
が終了させることにより起こるものである。いずれの場
合も本発明では各モードでのポリゴンモータ57の駆動
制御が定められているのでコピーモードの制御方法に従
えばよい。しかし第1の場合のモード切り換え時には、
ポリゴンモータ57の駆動信号をオンにすると有効であ
る。というのは、操作者が機械をフアクシミリモードか
らコピーモードに切り換えるについては引き続いてコピ
ーをとるという可能性が非常に大きい。また操作者がフ
アクシミリモード状態で原稿をセツトし、そのあとモー
ド切り換えスイツチを切り換えた場合、ポリゴンモータ
57の駆動信号がオンになるのは切り換え後に何かのキ
ー操作が行われる時点となつてしまい、それがスタート
ボタンである場合、少しも時間を稼げないことになる。
しかるに上記の制御によれば確実にフアーストコピー時
間を短縮できる効果がある。
【0022】
【発明の効果】請求項記載の発明によれば、前記手差
し給紙装置の開閉信号、または、前記原稿検知手段によ
る原稿セツト状態の検出によつて、前記回転偏向手段起
動の制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作
開始信号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を
検知してから所定時間経過後に、前記回転偏向手段停止
の制御信号を出力するようにしたから、手差し給紙装置
を持つ複写機で原稿セツトに先立つ手差しオープンを検
知しても回転偏向手段をスタートさせることができ、上
記と同様の効果を得ることができる。請求項記載の発
明によれば、前記手差し給紙装置の開閉信号、または、
前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつ
て、前記回転偏向手段の第1の回転数を選択する制御信
号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が
来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検知してか
ら所定時間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数
を選択する制御信号を出力するようにしたから、回転偏
向手段の回転数を低減させることによつて上記と同様の
効果を得ることができる。請求項記載の発明によれ
ば、前記カセツト検知手段による給紙カセツトの着脱状
態、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の
検出によつて、前記回転偏向手段起動の制御信号を出力
し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ないと
き、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時
間経過後に、前記回転偏向手段停止の制御信号を出力す
るようにしたから、カセツト給紙装置を持つ複写機で原
稿セツトに先立つカセツト交換、着脱を検知しても回転
偏向手段をスタートさせることができ、上記と同様の効
果を得ることができる。請求項記載の発明によれば、
前記カセツト検知手段による給紙カセツトの着脱状態、
または、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出
によつて、前記回転偏向手段の第1の回転数を選択する
制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始
信号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検知
してから所定時間経過後に、前記回転偏向手段の第2の
回転数を選択する制御信号を出力するようにしたから、
回転偏向手段の回転数を低減させることによつて上記と
同様の効果を得ることができる。請求項記載の発明に
よれば、前記物体検知手段による物体の接近状態、また
は、前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出によ
つて、前記回転偏向手段起動の制御信号を出力し、一
方、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後
に、前記回転偏向手段停止の制御信号を出力するように
したから、機械にオペレータが接近する動作を検知して
回転偏向手段をスタートさせることができ、上記と同様
の効果を得ることができる。請求項記載の発明によれ
ば、前記物体検知手段による物体の接近状態、または、
前記原稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつ
て、前記回転偏向手段第1の回転数を選択する制御信号
を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来
ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検知してから
所定時間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数を
選択する制御信号を出力するようにしたから、回転偏向
手段の回転数を低減させることによつて上記と同様の効
果を得ることができる。請求項記載の発明によれば、
コピーモード時には、前記開閉検知手段による前記原稿
押圧手段の開状態の検出、または、前記原稿検知手段に
よる原稿セツト状態の検出、または、前記切換スイツチ
を除く任意のキー、スイツチの入力検出によつて、前記
回転偏向手段起動の制御信号を出力し、一方、所定時間
内にコピー動作開始信号が来ないとき、または、最終コ
ピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回
転偏向手段停止の制御信号を出力し、かつ、フアクシミ
リモード時には、前記回転偏向手段の起動停止信号を、
前記通信手段により出力される制御信号に応じて発生さ
せるようにしたから、上記と同様の効果の外、フアクシ
ミリモード時の不必要なモータの駆動を停止させること
ができる。請求項記載の発明によれば、コピーモード
時には、前記開閉検知手段による前記原稿押圧手段の開
状態の検出、または、前記原稿検知手段による原稿セツ
ト状態の検出、または、前記切換スイツチを除く任意の
キー、スイツチの入力検出によつて、前記回転偏向手段
の第1の回転数を選択する制御信号を出力し、一方、所
定時間内にコピー動作開始信号が来ないとき、または、
最終コピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、
前記回転偏向手段の第2の回転数を選択する制御信号を
出力し、かつ、フアクシミリモード時には、前記回転偏
向手段の起動停止信号を、前記通信手段により出力され
る制御信号に応じて発生させるようにしたから、回転偏
向手段の回転数を低減させることによつて上記と同様の
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデジタル複写機の構成
図である。
【図2】レーザビーム走査系の構成図である。
【図3】圧板の構成図である。
【図4】スキヤナ部の構成図である。
【図5】原稿検知センサの斜視図である。
【図6】全体制御ブロツク図である。
【図7】ポリゴンモータとメイン制御板の送受信系を示
す説明図である。
【図8】排紙検知センサの回路図である。
【図9】圧板開閉スイツチの回路図である。
【図10】第1の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図11】第1の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図12】第2の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図13】第2の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図14】第2の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図15】手差し給紙装置の閉状態の構成図である。
【図16】手差し給紙装置の開状態の構成図である。
【図17】第3の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図18】第3の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図19】第4の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図20】第4の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図21】給紙カセツトの分解斜視図である。
【図22】給紙カセツトの側面図である。
【図23】カセツト検知センサの斜視図である。
【図24】第5の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図25】第5の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図26】近接センサを設けた複写機の側面図である。
【図27】近接センサの模式図である。
【図28】第6の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図29】第6の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図30】フアクシミリI/F基板部を中心としたブロ
ツク図である。
【図31】第7の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【図32】第8の実施例の制御動作を示すフローチヤー
トである。
【符号の説明】
1 光源 2 ポリゴンスキヤナ 6 感光体 7 給紙カセツト 14 圧板 15 コンタクトガラス 32 圧板開閉スイツチ 41 原稿検知センサ 50 メイン制御板 51 排紙検知センサ 52 手差し検知センサ 53 カセツト検知センサ 54 操作部 56 ADF 57 ポリゴンモータ 60 手差し給紙台 80 近接センサ 90 フアクシミリI/F基板 91 NCU 92 SAFメモリ部 93 FCU部 94 モデム 95 アナログI/F部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/04 - 1/207 G03G 15/04 G03G 21/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取手段と、原稿がセツトされたこ
    とを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレ
    ーザ走査系と、本体に対して開閉自在な手差し給紙装置
    とを有するデジタル複写機において、前記手差し給紙装
    置の開閉信号、または、前記原稿検知手段による原稿セ
    ツト状態の検出によつて、前記回転偏向手段起動の制御
    信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号
    が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を検知して
    から所定時間経過後に、前記回転偏向手段停止の制御信
    号を出力する制御手段を備えたことを特徴とするデジタ
    ル複写機。
  2. 【請求項2】 原稿読取手段と、原稿がセツトされたこ
    とを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレ
    ーザ走査系と、本体に対して開閉自在な手差し給紙装置
    とを有するデジタル複写機において、前記手差し給紙装
    置の開閉信号、または、前記原稿検知手段による原稿セ
    ツト状態の検出によつて、前記回転偏向手段の第1の回
    転数を選択する制御信号を出力し、一方、所定時間内に
    コピー動作開始信号が来ないとき、または、最終コピー
    紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回転偏
    向手段の第2の回転数を選択する制御信号を出力する制
    御手段を備えたことを特徴とするデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 原稿押圧手段と、その開閉を検知する開
    閉検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされたこ
    とを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレ
    ーザ走査系と、カセツト給紙装置と、カセツトの着脱を
    検知するカセツト検知手段とを有するデジタル複写機に
    おいて、前記カセツト検知手段による給紙カセツトの着
    脱状態、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状
    態の検出によつて、前記回転偏向手段起動の制御信号を
    出力し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来な
    いとき、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所
    定時間経過後に、前記回転偏向手段停止の制御信号を出
    力する制御手段を備えたことを特徴とするデジタル複写
    機。
  4. 【請求項4】 原稿押圧手段と、その開閉を検知する開
    閉検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされたこ
    とを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレ
    ーザ走査系と、カセツト給紙装置と、カセツトの着脱を
    検知するカセツト検知手段とを有するデジタル複写機に
    おいて、前記カセツト検知手段による給紙カセツトの着
    脱状態、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状
    態の検出によつて、前記回転偏向手段の第1の回転数を
    選択する制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー
    動作開始信号が来ないとき、または、最終コピー紙の排
    紙を検知してから所定時間経過後に、前記回転偏向手段
    の第2の回転数を選択する制御信号を出力する制御手段
    を備えたことを特徴とするデジタル複写機。
  5. 【請求項5】 本体前面に物体が接近したことを検知す
    る物体検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされ
    たことを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用い
    たレーザ走査系とを有するデジタル複写機において、前
    記物体検知手段による物体の接近状態、または、前記原
    稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前記
    回転偏向手段起動の制御信号を出力し、一方、最終コピ
    ー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前記回転
    偏向手段停止の制御信号を出力する制御手段を備えたこ
    とを特徴とするデジタル複写機。
  6. 【請求項6】 本体前面に物体が接近したことを検知す
    る物体検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされ
    たことを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用い
    たレーザ走査系とを有するデジタル複写機において、前
    記物体検知手段による物体の接近状態、または、前記原
    稿検知手段による原稿セツト状態の検出によつて、前記
    回転偏向手段第1の回転数を選択する制御信号を出力
    し、一方、所定時間内にコピー動作開始信号が来ないと
    き、または、最終コピー紙の排紙を検知してから所定時
    間経過後に、前記回転偏向手段の第2の回転数を選択す
    る制御信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とす
    るデジタル複写機。
  7. 【請求項7】 原稿押圧手段と、その開閉を検知する開
    閉検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされたこ
    とを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレ
    ーザ走査系と、電子写真方式による画像記録手段と、通
    信回線を通じてフアクシミリ通信を行う通信手段と、前
    記画像読取手段により読み取つた画像データを記憶する
    記憶手段と、この記憶手段への画像データ入出力を制御
    するデータ入出力制御手段と、コピーモードとフアクシ
    ミリモードを切り換える切換スイツチとを有し、前記デ
    ータ入出力手段によつて読み出された画像信号に従つて
    前記レーザ走査系により画像記録を行うフアクシミリ機
    能付きのデジタル複写機において、コピーモード時に
    は、前記開閉検知手段による前記原稿押圧手段の開状態
    の検出、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状
    態の検出、または、前記切換スイツチを除く任意のキ
    ー、スイツチの入力検出によつて、前記回転偏向手段起
    動の制御信号を出力し、一方、所定時間内にコピー動作
    開始信号が来ないとき、または、最終コピー紙の排紙を
    検知してから所定時間経過後に、前記回転偏向手段停止
    の制御信号を出力し、かつ、フアクシミリモード時に
    は、前記回転偏向手段の起動停止信号を、前記通信手段
    により出力される制御信号に応じて発生させる制御手段
    を備えたことを特徴とするデジタル複写機。
  8. 【請求項8】 原稿押圧手段と、その開閉を検知する開
    閉検知手段と、原稿読取手段と、原稿がセツトされたこ
    とを検知する原稿検知手段と、回転偏向手段を用いたレ
    ーザ走査系と、電子写真方式による画像記録手段と、通
    信回線を通じてフアクシミリ通信を行う通信手段と、前
    記画像読取手段により読み取つた画像データを記憶する
    記憶手段と、この記憶手段への画像データ入出力を制御
    するデータ入出力制御手段と、コピーモードとフアクシ
    ミリモードを切り換える切換スイツチとを有し、前記デ
    ータ入出力手段によつて読み出された画像信号に従つて
    前記レーザ走査系により画像記録を行うフアクシミリ機
    能付きのデジタル複写機において、コピーモード時に
    は、前記開閉検知手段による前記原稿押圧手段の開状態
    の検出、または、前記原稿検知手段による原稿セツト状
    態の検出、または、前記切換スイツチを除く任意のキ
    ー、スイツチの入力検出によつて、前記回転偏向手段の
    第1の回転数を選択する制御信号を出力し、一方、所定
    時間内にコピー動作開始信号が来ないとき、または、最
    終コピー紙の排紙を検知してから所定時間経過後に、前
    記回転偏向手段の第2の回転数を選択する制御信号を出
    力し、かつ、フアクシミリモード時には、前記回転偏向
    手段の起動停止信号を、前記通信手段により出力される
    制御信号に応じて発生させる制御手段を備えたことを特
    徴とするデジタル複写機。
  9. 【請求項9】 請求項記載において、フアクシミリモ
    ードからコピーモードへの切り換え時に、前記回転偏向
    手段を起動させる制御信号を発生させることを特徴とす
    るデジタル複写機。
  10. 【請求項10】 請求項記載において、フアクシミリ
    モードからコピーモードへの切り換え時に、前記回転偏
    向手段を第1の回転数で回転させる制御信号を発生させ
    ることを特徴とするデジタル複写機。
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