JPH09331435A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09331435A
JPH09331435A JP8172963A JP17296396A JPH09331435A JP H09331435 A JPH09331435 A JP H09331435A JP 8172963 A JP8172963 A JP 8172963A JP 17296396 A JP17296396 A JP 17296396A JP H09331435 A JPH09331435 A JP H09331435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一通信で複数の画情報(複数の文書)をポー
リング受信した際、それぞれの画情報間の区切りを明確
に判別可能としたファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 SEP信号を受信してポーリング送信を
行うファクシミリ装置において、同時に複数のファイル
画情報のポーリング送信を要求するSEP信号にサブア
ドレスとして設定された複数のポーリング送信ファイル
のそれぞれを示す識別符号を取得する送信ファイル符号
取得手段と、識別符号に該当するファイル画情報を画像
メモリから読み出す画情報読み出し手段と、読み出され
たファイルの画情報の第1ページまたは全ページの所定
位置に上記画情報符号を付加する符号付加手段と、画情
報符号が付加されたファイル画情報を一通信で送信する
ポーリング送信手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はSEP信号を用いて
ポーリング送受信を行うファクシミリ装置に係り、特に
複数のポーリング送信ファイルの画情報を一通信で受信
する際、複数の画情報間の区切りを明確に判別すること
を可能にしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、相手先ファクシミリに対しポーリ
ング文書を指定することにより所望の情報のポーリング
送信要求を行うSEP信号(選択ポーリング信号)や、
送信先の2次アドレスの指示(特定処理の指示など)を
行うためのSUB信号(サブアドレス信号)、パスワー
ド情報を通知するPWD信号(パスワード信号)などが
G3伝送制御手順に付加されたので、以前は特殊モード
(非標準モード)としての処理を強いられていた親展送
信、中継依頼、選択ポーリングなどが標準モードとし一
般的に広く処理対応可能となった。このような機能を備
えたファクシミリ装置では、例えば図17に示すように、
着呼側からDIS信号が送られてきたとき、DTC信号
に先行してPWD信号およびSEP信号を送信すること
によりSEP信号によって指定した識別符号(ID)に
該当する文書(画情報)Dの送信を要求することができ
る。この種のファクシミリ装置に関するものとして、特
開平6-334827号公報に示されたファクシミリ装置では、
上記のようなポーリング送受信開始時に、発呼側から着
呼側に対し、着呼側ファクシミリ装置がSEP信号など
を受信する能力が有るか否かを通知し、その結果着呼側
にその能力がない旨の通知を受けると、直ちに通信を終
了するように処理することを提案している。また、特開
平6-339032号公報に提案されたファクシミリ装置では、
SEP信号とPWD信号とを送信して進展ポーリング送
信指示を要求した際、相手先ファクシミリ装置にSEP
信号を受信する能力がないと判断した場合、親展ポーリ
ングを断念し、相手先が自社に属するファクシミリ装置
であるか否かを判定し、自社機である場合はNSC信号
にパスワードなどを設定して相手先ファクシミリ装置へ
送信する手段が備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のファクシミリ装置では、複数のポーリング送信フ
ァイルを指定し、一通信で複数の画情報(複数の文書)
を受信した場合、それぞれの画情報間の区切り目が判然
としないという問題があった。また、ポーリング送信側
が能力を超える数のポーリング送信ファイルの送信要求
を受けた場合、適切な対応ができないことも大きな問題
であった。更に、一部のページのみをポーリング送受信
することについても考慮されていなかったので、部分的
な情報送信に際しファイル全体を送信するといった不便
を伴っていた。また受信側にSEP信号を用いたポーリ
ング送受信に適したポーリング送信ファイルリストを送
信する手段がなかったので、互いに効率のよいポーリン
グ送信、受信を行う上での妨げになっていた。本発明は
上記のような従来のファクシミリ装置を使用したポーリ
ング送受信における諸問題を解決するためになされたも
のであって、一通信で複数の画情報(複数の文書)をポ
ーリング受信したとき、それぞれの画情報間の区切りを
明確にし得るファクシミリ装置を提供し、また能力を超
える数のファイルのポーリング送信要求を受けた場合で
あっても、適切な対応を可能としたファクシミリ装置を
提供し、更には一部のページのみのポーリング送受信が
可能なファクシミリ装置を提供し、SEP信号を用いた
ポーリング送受信に適したポーリング送信ファイルリス
トを受信側に送信する機能を有したファクシミリ装置な
どを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに本発明のファクシミリ装置においては、第1の発明
では、SEP信号を受信してポーリング送信を行う機能
を有するファクシミリ装置において、同時に複数の画情
報のポーリング送信を要求するSEP信号を受信したと
き、上記SEP信号にサブアドレスとして設定された複
数のポーリング送信ファイルのそれぞれの識別符号を取
得する送信ファイル符号取得手段と、上記取得したそれ
ぞれの識別符号に基づいて該当するポーリング送信ファ
イル画情報を画像メモリから順次読み出す画情報読み出
し手段と、上記読み出されたそれぞれのファイル画情報
の第1ページまたは全ページの所定位置に、それぞれの
画情報を識別する画情報符号を画情報化して付加する符
号付加手段と、上記画情報符号が付加されたそれぞれの
ポーリング送信ファイルの全ページを一通信でポーリン
グ送信するポーリング送信手段とを備えたことを特徴と
する。本発明の第2の手段では、上記第1の手段におい
て、上記読み出されたそれぞれのファイル画情報の第1
ページまたは全ページの所定位置に付加する画情報符号
が、上記送信ファイル符号取得手段により取得された識
別符号であることを特徴とする。
【0005】第3の手段では上記第1の手段において、
それぞれのポーリング送信ファイルの画情報の総ページ
数を画情報符号とするように符号付加手段を構成したこ
とを特徴とする。第4の手段では上記第1の手段におい
て、それぞれのポーリング送信ファイル登録時にファイ
ル名を登録する送信ファイル登録手段を備え、上記ファ
イル登録手段から取得したファイル名を画情報符号とす
るように符号付加手段を構成したことを特徴とする。
【0006】第5の手段では上記第1の手段において、
ポーリング送信ファイルを識別する識別符号、それぞれ
の画情報の総ページ数、およびそれぞれのポーリング送
信ファイルのファイル名のうちから一つを選択する画情
報符号選択手段を備え、選択された一つを画情報符号と
するように符号付加手段を構成したことを特徴とする。
第6の手段では、SEP信号を送信してポーリング受信
を行う機能を有したファクシミリ装置において、送信す
る複数のポーリング画情報の優先送信順位を指定する優
先順位指定手段と、上記ポーリング画情報識別符号のそ
れぞれに対応付けて上記優先送信順位をSEP信号また
はPWD信号に設定する送信順位設定手段とを備えたこ
とを特徴とする。 第7の手段では、SEP信号を送信
してポーリング受信を行う機能を有したファクシミリ装
置において、送信を要求するポーリング画情報の送信ペ
ージを指定する送信ページ指定手段と、SEP信号に設
定されたポーリング画情報を示す識別符号に対応付け
て、上記指定された送信ページを上記SEP信号または
PWD信号に設定する送信ページ設定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】第8の手段では、ISDNを介して相手先
ファクシミリ装置との間でG3伝送制御手順によるファ
クシミリ通信を行うファクシミリ装置において、SE
P、SUB、PWDの各信号の一つまたは複数を受信可
能である旨の応答信号を相手先ファクシミリ装置から得
られない場合、上記相手先ファクシミリ装置に対し端末
クラス不一致である旨を示す理由表示をDISC信号に
設定してDチャネルにより送信する手段を備えたことを
特徴とする。第9の手段では、ISDNを介して相手先
ファクシミリ装置との間でG3伝送制御手順によるファ
クシミリ通信を行うファクシミリ装置において、SE
P、SUB、PWDの各信号の一つまたは複数を受信可
能である旨の応答を相手先ファクシミリ装置から得られ
ない場合、上記相手先ファクシミリ装置に対し当該相手
先ファクシミリ装置が所定の機能を有していないために
通信を切断する旨を示す情報をDISC信号のユーザ・
ユーザ情報に設定してDチャネルにより送信する手段を
備えたことを特徴とする。
【0008】第10手段では、SEP信号を受信してポ
ーリング送信を行うファクシミリ装置において、受信し
たSEP信号中にサブアドレスとして設定された情報か
らポーリング送信ファイルのリスト送信を要求するリス
ト要求コマンドを取得するリスト要求取得手段と、上記
リスト要求コマンドを出力した際、要求されたポーリン
グ送信ファイルのリストを作成するリスト作成手段と、
上記作成されたリストを上記相手先ファクシミリ装置へ
送信するリスト送信手段とを備えたことを特徴とする。
第11の手段では上記第10の手段において、上記リス
ト要求取得手段がSEP信号と共に受信したPWD信号
からパスワードを取得する機能を有し、且つ、上記リス
ト作成手段が上記パスワードに属するポーリング送信フ
ァイルのリストを作成するように構成したことを特徴と
する。第12の手段では上記第10または第11の手段
において、上記リスト作成手段を、作成したリストに同
時に送信可能なポーリング送信ファイル数を付加するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では上記のように構成したので、第1の
手段(請求項1記載の発明)では、ポーリング受信側に
おいて一通信で送信されるそれぞれの画情報の第1ペー
ジまたは全ページの所定位置に、画情報毎に異なった画
情報符号が付加される。第2の手段(請求項2記載の発
明)では、上記画情報符号としてそれぞれのファイル識
別符号が付加される。第3の手段(請求項3記載の発
明)では、上記画情報符号としてそれぞれの画情報の総
ページ数が付加される。第4の手段(請求項4記載の発
明)では、上記画情報符号としてそれぞれのファイル名
が付加される。第5の手段(請求項5記載の発明)で
は、上記画情報符号としてファイル識別符号、総ページ
数、ファイル名などのうちから適宜選択した項目が付加
される。第6の手段(請求項6記載の発明)では、要求
元がどのような優先順位でファイル送信を希望するかを
ポーリング送信要求を受けた側において知ることができ
る。第7の手段(請求項7記載の発明)では、ポーリン
グ送信要求を受けた側において、送信要求側が一つの画
情報のなかのどの部分の送信を希望しているかを知るこ
とができる。第8の手段及び第9の手段(請求項8およ
び請求項9記載の発明)では、通信不成立の原因が、発
呼側と着呼側ファクシミリ装置端末双方のクラス不一致
であることをしることができる。第10の手段(請求項
10記載の発明)では、ポーリング受信側において、ポー
リング送信ファイルのリストを取得できる。第11の手
段(請求項11記載の発明)では、ポーリング送信を要求
した側のパスワードに基づいて送信要求側に属するポー
リング送信ファイルリストのみがポーリング送信要求元
へ送られる。第12の手段(請求項12記載の発明)で
は、上記において、ポーリング送信要求元に送信される
リストには、ポーリング送信側が同時に送信可能なポー
リング送信ファイル数も記載される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施例を示すファクシミリ装置の構成ブロック図であ
る。図示したように、このファクシミリ装置は、内蔵さ
れたプログラムに従って装置全体を管理、制御する制御
部1と、操作者がファクシミリ装置に指示を与えるため
のキーボードおよびファクシミリ装置から操作者にメッ
セージ等を伝達するための表示手段などから成る操作表
示部2と、画情報などを一時的に格納しておくRAM3
と、原稿上の画像を読み取るスキャナ4と、符号化復号
化部(DCR)8によって復号化された受信画情報をR
AM3を介して出力するプロッタ5と、公衆電話網を介
して遠隔のファクシミリ装置との間に呼を設定するため
の網制御装置(NCU)6と、G3伝送制御手順に従っ
てファクシミリ送受信を行う通信制御部7と、低速モデ
ムおよび高速モデムから成るモデム9と、画情報を蓄積
しておく画像メモリ10と、制御情報を記憶し電源遮断時
に備えてバッテリでバックアップされたパラメータメモ
リ11などを備えている。
【0011】さらに図示は省略したが、上記制御部1
は、ポーリング要求側から送られたSEP信号からそれ
にサブアドレスとして設定された複数のポーリング送信
ファイル識別符号を取得する送信ファイル符号取得手段
と、上記送信ファイル識別符号のそれぞれのポーリング
送信ファイル画情報を上記画像メモリ10から読み出す画
情報読み出し手段と、読み出されたそれぞれのポーリン
グ送信ファイル画情報の所定位置にそれぞれの画情報を
識別するための画情報符号を付加する符号付加手段と、
上記画情報符号が付加されたそれぞれのポーリング送信
ファイルの全ページの画情報を一通信でポーリング送信
するポーリング送信手段などを備えている。
【0012】図2は上記図1に示した構成のファクシミ
リ装置の動作フロー例を示す図であり、図3はのそ伝送
制御手順例を示す図、図4はSEP信号の例を示す図で
ある。以下、図1〜図4を参照しつつ、上述した第1の
実施例の動作を説明する。図1において、まず、ポーリ
ングファイル画像を保有するファクシミリ装置、すなわ
ち、ポーリング送信側ファクシミリ装置(着呼側、以下
送信端末と称す)に対し、送信ポーリング受信側ファク
シミリ装置(発呼側、以下受信端末と称す)からの着呼
があり、これに呼応して送信端末がDIS信号を送信す
ると、受信端末は例えば図4に示すようなSEP信号を
送信する(S1)(図3参照)。図4に示すSEP信号
のデータ構成例では、(a)図に示したようにSEP信
号のFIF情報として、送信を希望する複数のポーリン
グ送信ファイルの識別符号が設定されており(「31」は
識別符号1を示す)、または(b)図のように送信を希
望するポーリングファイルの数に等しい数のSEP信号
を送信する。
【0013】送信端末側の送信ファイル取得手段は、上
記のようなSEP信号を通信制御部7から受け取ると、
複数の識別符号を抽出し、それらをRAM3の所定領域
に記憶すると共に(S2)、その旨を画情報読み出し手
段に通知する。上記識別符号は例えばポーリング送信フ
ァイルのファイル番号であり、通知を受けた画情報読み
出し手段はファイル管理部を介して、ファイル番号(識
別符号)に該当するポーリング送信ファイルが画像メモ
リ10に蓄積されているか否かを確認する。そして、該当
するポーリング送信ファイルが存在する場合にはまずそ
のなかの最初(例えばFIF情報の1番目の設定位置)
のポーリング送信ファイル画情報を画像メモリ10から読
み出す(S3)。なお、画像メモリ10に符号化(圧縮)
して蓄積している場合は、読み出しの際にDCR8によ
り復号化(伸長)し、RAM3の所定領域に格納する。
【0014】上述のように最初の画情報の第1ページが
RAM3に格納されると、符号付加手段は、例えばTT
I(発信元名称)が付加される最上部欄外の所定位置に
TTIと同様の付加方法によって画情報符号を付加する
(S4)。例えば、前記識別符号(例えばポーリング送
信ファイルのファイル番号)を画情報符号として用いる
場合は、符号付加手段はRAM3内の前記所定領域に記
憶されている最初のポーリング送信ファイルの識別符号
を取得し、制御部1内のROMに内蔵された識別符号に
対応するフォント情報を読み出し、上記最上部欄外の所
定位置に対応したRAM3内の領域に展開(ビットマッ
プ展開、つまり画情報化)する。続いて、ポーリング送
信手段は、画情報符号が付加された画情報をDCR8に
より符号化し(S5)、通信制御部7を介して受信端末
へ画情報(PIX,図3参照)の送信を開始する(S
6)。続いて、画像メモリ10から読み出すべき、次のペ
ージの画情報または次のポーリング送信ファイル画情報
の有無を判定し(S7)、読み出すべき画情報があれば
(S7、No)、ステップS3に戻って同様の処理を繰
り返す。なお、一つのポーリング送信ファイル画情報が
複数ページの場合、第2ページ以後に画情報符号を付加
するか否かは自由である。
【0015】このように、送信を要求された全てのポー
リング送信ファイル全ての画情報の読み出しが終了する
と(S7、Yes)、続いて画情報を送信し(S8)、
処理を終了する。この処理によって、要求された全ての
ポーリング送信ファイル画情報が一通信で受信端末に送
信される。一方、上述した処理によって送信されたポー
リングファイルを受信した受信端末では、複数の画情報
が一緒に受信されるが、それぞれの画情報には異なった
画情報符号が付いているか(全ページに画情報符号を付
加した場合)、または、それぞれの画情報の第1ページ
に異なった画情報符号が付加されているので、それぞれ
の画情報を容易に仕分けすることができる。
【0016】なお上記実施例では画情報符号をポーリン
グ送信ファイル識別符号としたが、この例に限らず種々
の変形が可能である。例えば、上記画情報符号として、
それぞれのポーリング送信ファイル画情報の総ページ数
を画情報符号としてもよい。この場合、上記符号付加手
段はファイル管理部からそれぞれのポーリング送信ファ
イルそれぞれの画情報の総ページ数を取得し、前記のよ
うにしてそれぞれの画情報の第1ページまたは全ページ
の所定位置に総ページ数を付加すればよい。なおこの場
合、全てのぺ−ジにそのぺ−ジが第何ぺ−ジ目に当たる
かを示すぺ−ジ数を付加すれば、さらにその後の仕分け
が容易になる。さらに、画情報符号としてファイル名を
付加してもよい。例えば、ポーリング送信ファイルを蓄
積・登録するとき、制御部1内の送信ファイル登録手段
(CPUとプログラムを内蔵したROMから構成されて
いる)により表示されたメッセージ(ガイダンス)に応
じて利用者が操作表示部2からファイル名を入力する
と、それが上記ポーリング送信ファイル登録手段により
取得され、図5に示すようなファイル管理テーブルが作
成される。したがって、符号付加手段は上記ファイル管
理テーブルからファイル名を取得し、前記のようにして
送信する画情報に付加することができる。
【0017】また、上記画情報符号として、前記識別符
号、総ページ数、ファイル名などのなかから一つを選択
可能とし、選択された符号などを画情報符号とすること
も可能である。このためには、受信時に取得した識別符
号を記憶させ、且つ、図5に示したファイル管理テーブ
ルを作成する送信ファイル登録手段を備え、さらに、制
御部1内に画情報符号選択手段を備えればよい。上記画
情報符号選択手段はCPUとプログラムを内蔵したRO
Mから構成され、利用者のメニュー選択に応じて、識別
符号、総ページ数、ファイル名のうちの一つまたは複数
を含む複数の項目を表示し、利用者にそのなかから画情
報符号とする一つを選択させる。その後、ポーリング送
信要求を受信したとき、符号付加手段は上記のようにし
て選択された画情報符号を取得し、その画情報符号を送
信画情報に付加する。
【0018】また本発明は以下のように変形してもよ
い。すなわち、ハードウェア構成は上記図1に示したも
のとするが、上記制御部1内に複数の画情報のポーリン
グ送信を要求する際に上記画情報の優先送信順位を指定
する優先順位指定手段と、指定された優先送信順位に従
いSEP信号に優先送信順位を設定する送信順位設定手
段を備える。なお、上記優先順位指定手段、送信順位設
定手段はCPUおよびプログラムを内蔵したROMから
構成される。この実施例では、利用者が操作表示部2に
よりSEPによるポーリング受信を選択し、サブアドレ
ス(ポーリング送信ファイルの識別符号)を指定する
と、優先順位指定手段は操作表示部2に優先送信順位を
指定させるためのガイダンスを表示し、利用者に優先送
信順位を指定させる。なお、優先送信順にサブアドレス
を指定することにより優先送信順位を指定することも可
能である。そして、優先順位指定手段は入力された優先
送信順位を取得し上記サブアドレスと対応付けて、RA
M3の所定領域に記憶する。続いて、ポーリング送信端
末に対し発呼を行い、例えば図6に示すような伝送制御
手順に従って送信端末との間で交信を行う。そのとき、
送信順位設定手段は、RAM3の所定領域からサブアド
レスとその優先送信順位を読み出し、図7(a)に示す
ようなFIF情報によって、PWD信号には優先送信順
位を設定し、SEP信号にはサブアドレスを設定する。
なお、「31」は優先送信順位1を示し、「4a」で囲ま
れた「32」は優先順位指定であることを示す。なお、図
7(b)に示すようにPWD信号を使用することなく、
SEP信号のみによって優先送信順位とサブアドレスを
指定してもよい。
【0019】図7に示したデータ構成では、図示したよ
うなPWD信号とSEP信号(またはSEP信号のみ)
を複数回送信することによって複数のポーリング送信フ
ァイルの送信要求を行うが、図8に示すように、1対の
PWD信号とSEP信号だけで複数のポーリング送信要
求を行うことも可能である。図8の意味は、識別符号
1,3,5,6のポーリング送信ファイル画情報を、そ
れぞれ優先順位4,1,3,2の順位で送信するように
要求する場合を示している。ポーリング送信端末では、
例えば図8に示すようなPWD信号およびSEP信号を
受信した際、一通信で最大3個の画情報しか送信できな
い場合は、優先送信順位3までの画情報、つまり、識別
符号3,5,6のポーリング送信ファイルの画情報を優
先送信順に送信する。このように第2の実施例によれ
ば、送信端末は能力以上の数のポーリング送信ファイル
送信要求を受けた場合であっても、対応可能な範囲にお
いてファイル送信を実施することが可能となる。
【0020】さらに本発明は次のように変形することが
できる。すなわち本発明の第3の実施例では、ハードウ
ェア構成は図1と同様であるが、上記制御部1内に、ポ
ーリング画情報の送信要求ページを指定する送信ページ
指定手段と、指定された送信要求ページをポーリング画
情報の識別符号に対応付けて設定する送信ページ設定手
段を有している。なお、上記送信ページ指定手段および
送信ページ設定手段は、CPUおよびプログラムを内蔵
したROMから構成される。この第3の実施例では、上
記送信ページ指定手段は、第2の実施例と同様に利用者
に送信ページを指定させ、入力された送信ページを識別
符号と対応付けてRAM3内の所定領域に記憶する。例
えば、この送信ページは開始ページと送信するページ数
から構成される。
【0021】ポーリング送信要求時、送信ページ設定手
段はRAM3内の上記所定領域から識別符号(サブアド
レス)と送信ページを取得し、図9(a)または図9
(b)に示すように設定する。同図(a)は、送信ペー
ジをPWD信号、識別符号(サブアドレス)をSEP信
号に設定した例であり、PWD信号の「4a」で囲まれ
た「33」(3を示す)がページ指定であることを示し、
「40」の左側(図の例の場合)が2桁の開始ページ、右
側が2桁の送るページ数を示している。また、同図
(b)はSEP信号のみで送信ページと識別符号を送信
する例である。送信端末は、上記のようなPWD信号お
よびSEP信号(またはSEP信号のみ)を受信する
と、まず指定されたポーリング送信ファイルの有無を照
合し、指定のポーリング送信ファイルがあれば、そのフ
ァイルから指定のページを読み出して受信端末へ送信す
る。
【0022】以下、図10に示したフローチャート図に従
って第3の実施例における、送信端末の動作を説明す
る。まず、送受信間の回線が接続され、所要の処理が終
了した後、PWD信号の受信があったか否かを判定し
(S11)、受信があれば、さらにPWD信号にページ指
定が設定されているか否かを判定する(S12)。その結
果、ページ指定がない場合は(S12、No)、この動作
フローを終了するが、ページ指定がある場合は(S12、
Yes)、PWD信号に設定されている送信ページを取
得する(S13)。なお、上記ステップS11においてPW
D信号の受信がなかったとき(S11、No)およびペー
ジ取得(S13)の後は、SEP信号の受信があったか否
かを判定し(S14)、受信がなければ(S14、No)こ
の動作フローを終了する。一方上記ステップ14におい
て、SEP信号の受信があれば(S14、Yes)、SE
P信号からサブアドレス(ポーリング送信ファイルの識
別符号)を取得し、ファイル管理部を介して指定のポー
リング送信ファイルが登録されているか否かを判定する
(S15)。そして、登録されていなければ(S15、N
o)、この動作フローを終了し、登録されている場合は
(S15、Yes)、ページ指定か否かを判定する(PW
D受信がない場合) (S16) 。その結果、ページ指定が
ない場合は(S16、No)、この動作フローを終了し、
ページ指定があれば(S16、Yes)、指定されたポー
リング送信ファイルから指定範囲のページの画情報を読
み出し(S17)、ポーリング受信端末へその画情報を送
信した後(S18)処理を終了する。このように、この実
施例によれば、指定されたページだけのポーリング送受
信が可能になるので、不要な部分を含むファイル全体を
送受信する必要がなく、送受信に要する時間が短縮さ
れ、同時に通信コストも低減される。
【0023】図11は本発明の第4の実施例を示すファク
シミリ装置要部の構成ブロック図である。図示したよう
に、この実施例のファクシミリ装置は図1に示した第1
の実施例の構成に、さらにISDNインタフェース部12
を付加したものである。このISDNインタフェース部
12はISDNに接続され、同様にISDNに接続された
相手先ファクシミリ装置との間でG3伝送制御手順によ
るファクシミリ通信を可能にするものである。図12に、
この実施例の伝送制御手順を示す。まず、例えばポーリ
ング受信などを行う端末側( 発呼端末) からISDNイ
ンタフェース部12によりDチャネルを使用してSETU
P信号を出す。CALLPROC信号に続いて、着呼端
末からCONN信号が送信され、ISDNを介した呼が
設定されると、続いて、発呼端末はBチャネルを使用し
てG3伝送制御手順による交信を開始するが、このとき
着呼端末から送信されるDIS信号に着呼端末のSE
P、SUB、PWDの各信号の受信能力が設定されてい
ない場合、発呼端末は機能不一致と判断し、DCN信号
を送信する。さらに、発呼端末は、Dチャネルを使用し
てDチャネルを切断するためのDISC信号を着呼端末
に送信するが、このとき、端末クラス不一致である旨を
示す理由表示をDISC信号に設定する。
【0024】着呼端末では、上記のようなDISC信号
を受信すると、その信号に設定されている理由表示を解
析し、端末クラス不一致により切断された旨を操作表示
部2に表示するか、または通信管理レポートに記録す
る。なお、上記において発呼端末は、端末クラス不一致
のため切断する旨の情報をDISC信号の理由表示情報
として設定する代りに、DISC信号のユーザ・ユーザ
情報として設定してもよい。このように第4の実施例に
よれば、着呼端末側の利用者に切断された理由が伝達さ
れるので、何度も再発呼を試みるといった無用の処理を
行うことを防止する効果があり、必要に応じて他の処理
を実行することができる。さらに回線が切断され理由が
不明であることによって生ずる利用者の不安感を解消す
る効果も有する。
【0025】また本発明は次のように変形することも可
能である。すなわち、本発明の第5の実施例によるポー
リング送信端末では、図1と同様のハードウェア構成に
おいて、さらに上記制御部1内に、受信したSEP信号
からリスト要求コマンドを取得するリスト要求取得手段
と、上記リスト要求コマンドにより要求されたポーリン
グ送信ファイルのリストを作成するリスト作成手段と、
作成されたリストを相手先ファクシミリ装置へ送信する
リスト送信手段とを備える。なお、上記リスト要求取得
手段、リスト作成手段、リスト送信手段は、CPUおよ
びプログラムを内蔵したROMから構成される。
【0026】図13は第5の実施例の動作フローを示す図
である。なお、伝送制御手順は図6に示す手順と同様で
ある。以下、図6および図13などにより本発明の第5の
実施例の動作を説明する。着呼後、G3伝送制御手順
(図6参照)に従ってポーリング受信端末(発呼端末)
との間で交信が開始され、SEP信号を受信すると(S
21)、通信制御部7により、その信号のFIF情報(サ
ブアドレスとして設定された情報)が制御部1のリスト
要求取得手段に渡される。リスト要求取得手段は、受け
取ったFIF情報中にポーリング送信ファイルのリスト
を要求するリスト要求コマンドが設定されているか否か
を判定し(S22)、設定されていなければ(S22、N
o)、通常のSEP受信時の処理手段を起動し、上記処
理手段による処理が実行される(S30)。一方、リスト
要求コマンドが設定されている場合は(S22、Ye
s)、PWD信号が受信されているか否かを判定し(S
23)、受信されている場合、すなわちリスト要求取得手
段が通信制御部7からパスワードを渡されていれば(S
23、Yes)、リスト作成手順はそのパスワードがポー
リング送信ファイルの全リストを受け取ることを許可さ
れたパスワードであるか否かを判定する(S24)。すな
わち、リスト作成手段はファイル管理部などが管理して
いる例えば図14に示すようなリスト送信管理テーブルを
参照し、取得したパスワードが全リストを受け取ること
が許可されているパスワードであるか否かを判定する。
【0027】その結果、全リストの受け取りを許可され
ていないパスワードである場合は(S24、No)、上記
リスト送信管理テーブルからリストアップを許可されて
いるポーリング送信ファイルの識別符号を取得する。図
14に示した例では、許可されている識別符号が各パスワ
ードに対応付けて各パスワード毎にまとめて設定されて
いるので、リスト作成手段は上記識別符号を容易に取得
することができる。リスト作成手段はファイルを識別す
る識別符号を取得すると、ファイル管理部から識別符号
に対応付けられたファイル名と、そのファイルの画情報
の総ページ数と、そのファイルの作成者、作成年月日な
どを取得し、図15に示すようなリストを作成する(S2
5)。なお、作成されるリストは、最初、文字コードで
表現されているが、リスト作成手段はそれぞれの文字コ
ードに対応したフォント情報を制御部1内のROMから
読み出し画情報化(ビットマップ展開)する。一方上記
ステップS24において、全リストを受け取ることを許可
されているパスワードであることが確認されると(S2
4、Yes)、ポーリング送信ファイルの全てのリスト
を上述したように作成する(S27)。また、ステップS
23において、PWD信号が受信されていないと判定され
た場合は(S23、No)、操作表示部2より全リスト出
力(送信)が指示されているか否かを判定する(S2
6)。この指示は必要に応じて予め行われ、制御部1に
よりパラメータメモリ11の所定領域に記憶されている。
したがって、リスト作成手段はパラメータメモリ11の上
記所定領域を参照し、全リスト出力が指示されていれば
(S26、Yes)、PWD信号の受信がなくても全ての
リストを作成する(S27)。また全リスト出力が指示さ
れていない場合は(S26、No)、直ちに回線を切断す
る(S29)。このようにリストが作成されると、リスト
送信手段は図15に示すようなリスト画情報をDCR8で
符号化(圧縮)し、通信制御部7を介してポーリング受
信端末(発呼端末)へ送信した後(S28)、画情報(図
6に示すPIX)送信が終了すると、回線を切断する
(S29)。
【0028】以上、第5の実施例として、SEP信号と
PWD信号を受信する場合について説明したが、SEP
信号のみを受信する構成も可能である。この場合は、上
記のようなSEP信号を受信すると、全リストが相手方
ポーリング受信端末へ送信される。このように第5の実
施例によれば、ポーリング受信端末へポーリング送信フ
ァイルのリストを送信することができるので、受信端末
の利用者はそのリストを見て、所望のポーリング送信フ
ァイルのポーリング送信を要求することができる。ま
た、PWD信号でパスワードを送るようにした構成で
は、関係する一部のリストだけを送信することができる
ので、機密性を確保できると共に、通信時間が短縮さ
れ、したがって通信コストも低減される。
【0029】さらに本発明の第6の実施例では、図16に
示すようにリスト作成手段を、同時に送信可能なポーリ
ング送信ファイル数を作成したリストの所定位置に付加
するように構成する。例えば、上記ファイル数は予め利
用者がファイル数設定メニューを選択する方法などによ
り操作表示部2から入力され、制御部1によりパラメー
タメモリ11の所定領域に設定される。したがって、リス
ト作成手段は、リスト作成時にパラメータメモリ11の上
記所定領域から設定されているファイル数を取得し、図
15の最下行に示すような文字列を前記のようにして画情
報化して付加する。このように第6の実施例によれば、
ポーリング受信端末の利用者は、同時に送信可能なポー
リング送信ファイル数を知ることができるので、能力以
上のファイル数のポーリング送信要求をして、ポーリン
グ送信端末が対応不可になることを防止することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の手段(請求項1記載の発明)では、ポーリング受信
側に一通信で送信されるそれぞれの画情報の第1ページ
または全ページの所定位置に、画情報毎に異なった画情
報符号が付加されるので、ポーリング受信側において、
受信した複数の画情報間の区切りを容易に判別すること
ができ、その後の処理が容易になる。第2の手段(請求
項2記載の発明)では、画情報符号としてファイル識別
符号が付加されるので、上記効果に加え、要求した画情
報が送られてきたか否かを容易に確認できる。第3の手
段(請求項3記載の発明)では、画情報符号として、そ
れぞれの画情報の総ページ数が付加されるので、上記第
1の手段の効果に加え、全ページが送られてきたか否か
を容易に確認できる。第4の手段(請求項4記載の発
明)では、画情報符号としてファイル名が付加されるの
で、上記第1の手段の効果に加え、所望の画情報が送ら
れてきたか否かを容易に確認できる。第5の手段(請求
項5記載の発明)では、画情報符号としてファイル識別
符号、総ページ数、ファイル名などのうちから利用者が
希望するものが選択的に付加されるので、ファイルの利
用目的などに応じ任意に識別符号を選択すれば、その後
の処理に都合のよいものを設定可能となる。
【0031】第6の手段(請求項6記載の発明)では、
複数のポーリング送信ファイル画情報送信要求を受けた
ポーリング送信側において、要求側の上記画情報の優先
送信順位がわかるので、送信を要求されたポーリング送
信ファイル数がポーリング送信側の能力を超えている場
合、上記優先送信順位に従って能力範囲内の数の画情報
を送信できる。第7の手段(請求項7記載の発明)で
は、ポーリング送信ファイルの画情報送信要求を受けた
ポーリング送信側において、一つの画情報のなかの送信
すべきページがわかるので、要求された一部のページの
みのポーリング送信ができる。第8の手段および第9の
手段(請求項8および請求項9記載の発明)では、着呼
側ファクシミリ装置において、回線切断の理由が明確と
なるので、再発呼などの無用な処理を行うことがなくな
り、なぜ回線が切断されたのかわからないという不安感
を解消できる。第10の手段(請求項10記載の発明)で
は、ポーリング受信側においてポーリング送信ファイル
のリストを取得できるので、所望の画情報選択を行う上
で便利である。第11の手段(請求項11記載の発明)で
は、リスト送信を要求したポーリング受信側固有のパス
ワードに属するポーリング送信ファイルのリストのみが
要求元へ送られるので、機密性が保持され、且つ、通信
時間が短縮され、従って通信コストが節減される。第12
の手段(請求項12記載の発明)では、上記において、要
求元へ送られるリストには、ポーリング送信側が同時に
送信可能なポーリング送信ファイル数も記載されるの
で、ポーリング送信側が送信できる送信ファイル数を超
えた数のポーリング送信を要求することによって生じる
通信不能発生を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の動作フロー図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の伝送制御手順図である。
【図4】(a)及び(b)は本発明の第1の実施例を示
すファクシミリ装置の信号のデータ構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
要部のデータ構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すファクシミリ装置
の伝送制御手順図である。
【図7】(a)及び(b)は本発明の第2の実施例を示
すファクシミリ装置の信号のデータ構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示すファクシミリ装置
の信号の他のデータ構成図である。
【図9】(a)及び(b)は本発明の第3の実施例を示
すファクシミリ装置の信号のデータ構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例を示すファクシミリ装置
の動作フロー図である。
【図11】本発明の第4の実施例を示すファクシミリ装置
要部の構成ブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施例を示すファクシミリ装置
の伝送制御手順図である。
【図13】本発明の第5の実施例を示すファクシミリ装置
の動作フロー図である。
【図14】本発明の第5の実施例を示すファクシミリ装置
要部のデータ構成図である。
【図15】本発明の第5の実施例を示すファクシミリ装置
要部において作成するリストの説明図である。
【図16】本発明の第6の実施例を示すファクシミリ装置
要部において作成するリストの説明図である。
【図17】従来技術の一例を示すファクシミリ装置の伝送
制御手順図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 操作表示部 3 RAM 7 通信制御部 10 画像メモリ 11 パラメータメモリ 12 ISDNインタフェース部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SEP信号を受信してポーリング送信を
    行う機能を有するファクシミリ装置において、 同時に複数の画情報のポーリング送信を要求するSEP
    信号を受信したとき、上記SEP信号にサブアドレスと
    して設定された複数のポーリング送信ファイルのそれぞ
    れの識別符号を取得する送信ファイル符号取得手段と、
    上記取得したそれぞれの識別符号に基づいて該当するポ
    ーリング送信ファイル画情報を画像メモリから順次読み
    出す画情報読み出し手段と、上記読み出されたそれぞれ
    のファイル画情報の第1ページまたは全ページの所定位
    置に、それぞれの画情報を識別する画情報符号を画情報
    化して付加する符号付加手段と、上記画情報符号が付加
    されたそれぞれのポーリング送信ファイルの全ページを
    一通信でポーリング送信するポーリング送信手段とを備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、
    上記読み出されたそれぞれのファイル画情報の第1ペー
    ジまたは全ページの所定位置に付加する画情報符号が、
    上記送信ファイル符号取得手段により取得された識別符
    号であることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のファクシミリ装置において、
    それぞれのポーリング送信ファイルの画情報の総ページ
    数を画情報符号とするように符号付加手段を構成したこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のファクシミリ装置において、
    それぞれのポーリング送信ファイル登録時にファイル名
    を登録する送信ファイル登録手段を備え、上記ファイル
    登録手段から取得したファイル名を画情報符号とするよ
    うに符号付加手段を構成したことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のファクシミリ装置において、
    ポーリング送信ファイルを識別する識別符号、それぞれ
    の画情報の総ページ数、およびそれぞれのポーリング送
    信ファイルのファイル名のうちから一つを選択する画情
    報符号選択手段を備え、選択された一つを画情報符号と
    するように符号付加手段を構成したことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 SEP信号を送信してポーリング受信を
    行う機能を有したファクシミリ装置において、送信する
    複数のポーリング画情報の優先送信順位を指定する優先
    順位指定手段と、上記ポーリング画情報識別符号のそれ
    ぞれに対応付けて上記優先送信順位をSEP信号または
    PWD信号に設定する送信順位設定手段とを備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 SEP信号を送信してポーリング受信を
    行う機能を有したファクシミリ装置において、送信を要
    求するポーリング画情報の送信ページを指定する送信ペ
    ージ指定手段と、SEP信号に設定されたポーリング画
    情報を示す識別符号に対応付けて、上記指定された送信
    ページを上記SEP信号またはPWD信号に設定する送
    信ページ設定手段とを備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  8. 【請求項8】 ISDNを介して相手先ファクシミリ装
    置との間でG3伝送制御手順によるファクシミリ通信を
    行うファクシミリ装置において、SEP、SUB、PW
    Dの各信号の一つまたは複数を受信可能である旨の応答
    信号を相手先ファクシミリ装置から得られない場合、上
    記相手先ファクシミリ装置に対し端末クラス不一致であ
    る旨を示す理由表示をDISC信号に設定してDチャネ
    ルにより送信する手段を備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  9. 【請求項9】 ISDNを介して相手先ファクシミリ装
    置との間でG3伝送制御手順によるファクシミリ通信を
    行うファクシミリ装置において、SEP、SUB、PW
    Dの各信号の一つまたは複数を受信可能である旨の応答
    を相手先ファクシミリ装置から得られない場合、上記相
    手先ファクシミリ装置に対し当該相手先ファクシミリ装
    置が所定の機能を有していないために通信を切断する旨
    を示す情報をDISC信号のユーザ・ユーザ情報に設定
    してDチャネルにより送信する手段を備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 SEP信号を受信してポーリング送信を
    行うファクシミリ装置において、受信したSEP信号中
    にサブアドレスとして設定された情報からポーリング送
    信ファイルのリスト送信を要求するリスト要求コマンド
    を取得するリスト要求取得手段と、上記リスト要求コマ
    ンドを出力した際、要求されたポーリング送信ファイル
    のリストを作成するリスト作成手段と、上記作成された
    リストを上記相手先ファクシミリ装置へ送信するリスト
    送信手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10のファクシミリ装置において、
    上記リスト要求取得手段がSEP信号と共に受信したP
    WD信号からパスワードを取得する機能を有し、且つ、
    上記リスト作成手段が上記パスワードに属するポーリン
    グ送信ファイルのリストを作成するように構成したこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11のファクシミリ
    装置において、上記リスト作成手段を、作成したリスト
    に同時に送信可能なポーリング送信ファイル数を付加す
    るように構成したことを特徴とするファクシミリ装置。
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