JPH09330432A - 定期券発行機 - Google Patents

定期券発行機

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JPH09330432A
JPH09330432A JP15235396A JP15235396A JPH09330432A JP H09330432 A JPH09330432 A JP H09330432A JP 15235396 A JP15235396 A JP 15235396A JP 15235396 A JP15235396 A JP 15235396A JP H09330432 A JPH09330432 A JP H09330432A
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JP15235396A
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Inventor
Kenichi Takada
健一 高田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旧定期券を用いて多数枚の定期券を簡単かつ
迅速に発行できる定期券発行機を提供する。 【解決手段】 複数の旧定期券が本体1に挿入される
と、その各旧定期券の情報が読取られる。この各読取情
報に基づき、複数の定期券が一括して発行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交通機関等の改
札に用いる定期券を発行する定期券発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】定期券(定期乗車券)を購入する場合、
購入者は必要事項を記入した購入申込み用紙を定期券販
売所の係員に渡し、係員は購入申込み用紙に記載されて
いる事項を定期券発行機に入力する。
【0003】この入力操作により、新しい定期券が定期
券発行機で発行される。係員は、発行された新しい定期
券を代金と引き換えに購入者に渡すことになる。たとえ
ば、社員のための定期券を会社の担当者がまとめて購入
するような場合、担当者から係員へと多数枚の購入申込
み用紙が渡され、係員は各購入申込み用紙の内容を一件
ずつ入力してその入力ごとに発行を待つことになる。
【0004】係員を要さずに、購入者が自らの操作で定
期券を発行して受け取ることのできる、いわゆる購入者
対面型の定期券発行機も登場している。また、係員操作
型および購入者対面型の別なく、購入者が持つ旧定期券
を取込んでその旧定期券に記録されている情報を読取
り、その読取情報に基づいて定期券を発行するものもあ
る。この場合、購入者の入力操作が少なくてすむので、
発行時間が短縮されるとともに、誤操作が防止されて発
行間違いが少なくなり、便利である。
【0005】たとえば、社員が使用している多数枚の旧
定期券が担当者によって持ち込まれ、持ち込まれた各旧
定期券が一枚ずつ定期券発行機に挿入され、その挿入ご
とに新しい定期券が発行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】旧定期券を用いること
で定期券の発行が簡単になることは確かであるが、多数
枚の旧定期券を用いて多数枚の定期券を発行するような
場合には、全ての定期券が発行されるまでに結局は長い
時間がかかってしまう。順番待ちの時間が長くなって、
他の購入者が苛立ち感を覚えることもある。
【0007】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、旧定期券を用いて多数枚の定
期券を簡単かつ迅速に発行できる定期券発行機を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の定期券発行
機は、複数の定期券の情報を順次読取る読取手段と、こ
の読取手段による読取り処理に基づいて、各読取情報に
対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段と、
を備える。
【0009】第2の発明の定期券発行機は、複数の定期
券の情報を順次読取る読取手段と、この読取手段の各読
取情報のうち一部の読取情報を指定する指定手段と、こ
の指定手段による指定に基づいて、指定される読取情報
に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段
と、を備える。
【0010】第3の発明の定期券発行機は、複数の定期
券の情報を順次読取る読取手段と、この読取手段の各読
取情報を表示する表示手段と、上記読取手段の各読取情
報のうち一部の読取情報を指定する指定手段と、この指
定手段による指定に基づいて、指定される読取情報に対
応する複数の定期券を一括して発行する発行手段と、を
備える。
【0011】第4の発明の定期券発行機は、複数の定期
券の情報を順次読取る読取手段と、この読取手段の各読
取情報を表示する表示手段と、上記読取手段の各読取情
報のうち一部の読取情報を指定する指定手段と、この指
定手段による指定に基づいて、指定される読取情報に対
応する複数の定期券を一括して発行する発行手段と、上
記読取手段により読取られた定期券のうち、上記指定手
段により指定される読取情報に対応する定期券を当該機
内に留め、指定されない読取情報に対応する定期券を当
該機外に排出する制御手段と、を備える。
【0012】第5の発明の定期券発行機は、複数の旧定
期券の情報を読取る読取手段と、この読取手段の各読取
情報の全てを発行条件として登録するか否か指定するた
めの指定手段と、この指定手段で登録が指定されると、
上記読取手段の各読取情報の全てに対応する複数の定期
券を一括して発行する第1発行手段と、上記指定手段で
非登録が指定されると、上記読取手段の各読取情報のう
ち、指定される読取情報に対応する複数の定期券を一括
して発行する第2発行手段と、を備える。
【0013】第6の発明の定期券発行機は、複数の旧定
期券の情報を読取る読取手段と、この読取手段の各読取
情報の全てを発行条件として登録するか否か指定するた
めの指定手段と、この指定手段で登録が指定されると、
上記読取手段の各読取情報の全てに対応する複数の定期
券を一括して発行する第1発行手段と、上記指定手段で
非登録が指定されると、上記読取手段の各読取情報を表
示する表示手段と、この表示手段で表示される各読取情
報のうち、指定される読取情報に対応する複数の定期券
を一括して発行する第2発行手段と、を備える。
【0014】第7の発明の定期券発行機は、複数の旧定
期券の情報を読取る読取手段と、この読取手段の各読取
情報の全てを発行条件として登録するか否か指定するた
めの指定手段と、この指定手段で登録が指定されると、
上記読取手段の各読取情報の全てに対応する複数の定期
券を一括して発行する第1発行手段と、上記指定手段で
非登録が指定されると、上記読取手段の各読取情報を表
示する表示手段と、この表示手段で表示される各読取情
報のうち、指定される読取情報に対応する複数の定期券
を一括して発行する第2発行手段と、上記第1発行手段
の発行に際し、上記読取手段の読取対象となった全ての
旧定期券を当該機内に留める制御手段と、上記第2発行
手段の発行に際し、上記読取手段の読取対象となった旧
定期券のうち、指定される読取情報に対応する旧定期券
を当該機内に留め、指定されない読取情報に対応する旧
定期券を当該機外に排出する制御手段と、を備える。
【0015】第8の発明の定期券発行機は、複数の旧定
期券の情報を読取る読取手段と、この読取手段の各読取
情報に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手
段と、この発行手段の発行に関する情報を記憶する記憶
手段と、この記憶手段の記憶内容と上記読取手段の各読
取情報との対照に基づき、上記発行手段の発行を許容ま
たは禁止する制御手段と、を備える。
【0016】第9の発明の定期券発行機は、複数の旧定
期券の情報を読取る読取手段と、この読取手段の各読取
情報のうち、指定される読取情報に対応する複数の定期
券を一括して発行する発行手段と、この発行手段の発行
に関する情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段の記
憶内容と上記読取手段の各読取情報との対照に基づき、
上記発行手段の発行を許容または禁止する制御手段と、
を備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図2において、1は定期券
発行機の本体で、駅構内の切符売場などに設置される。
本体1の前部は接客面となっており、そこに稼働表示部
2、カード挿入・返却口3、接客用操作表示部4、旧定
期券挿入口5、定期券発行口6、紙幣投入・返却口7、
硬貨返却口8、硬貨投入口9、およびフロッピーディス
ク挿入・返却口10が設けられる。
【0018】稼働表示部2は、発売中か停止中かを表示
する。カード挿入・返却口3は、クレジットカードや銀
行カード等の挿入を受入れるとともに返却を賄う。接客
用操作表示部4は、カラー液晶表示器(LCD)の上に
透過性のタッチパネルを設けており、タッチパネルに対
する接触操作およびその位置をカラー液晶表示器の表示
内容に応じた入力情報として取込む。
【0019】旧定期券挿入口5は、旧定期券の挿入を受
入れるところ。定期券発行口6は、発行した新しい定期
券および購入レシートを排出するところ。紙幣投入・返
却口7は、紙幣の投入を受入れたり、釣銭としての紙幣
を返却するところ。硬貨返却口8は、釣銭としての硬貨
を返却するところ。硬貨投入口9は、購入代金としての
硬貨の投入を受入れるところ。フロッピーディスク挿入
・返却口10は、定期券の一括発行処理に際して用いる
フロッピーディスク(FD)を挿入するところである。
【0020】制御系統を図1に示す。当該定期券発行機
の全体を制御するためのメインCPU20に、バス21
を介して、メモリ22、ディスクコントローラ23、イ
ンターフェース24,25、接客用操作表示部4、係員
パネルユニット26、およびユニット間転送コントロー
ラ27が接続される。
【0021】メモリ22は、制御用プログラムを記憶す
るとともに、接客用操作表示部4の文字表示に用いる各
種文字パターンを記憶している。ディスクコントローラ
23は、定期券の発行データおよび運賃データなど種々
のデータが記憶される磁気ディスクや光ディスク(図示
しない)を制御する。
【0022】インターフェース24,25は、通信回線
接続用である。インターフェース24,25に接続され
る通信回線は、当該定期券発行機から離れた場所の駅務
センタまで延設され、駅務センタ内のホストコンピュー
タに接続される。
【0023】係員パネルユニット26は、本体1内に設
けられていて、係員のみ操作できるようになっている。
ユニット間転送コントローラ27は、バス21とバス3
0との間の情報伝達を賄う。
【0024】バス30に、定期券発行ユニット31、レ
シート発行ユニット32、カード読取ユニット33、紙
幣ユニット34、硬貨ユニット35、およびフロッピー
ディスクユニット36が接続される。
【0025】定期券発行ユニット31は、旧定期券挿入
口5に旧定期券が挿入されると、その旧定期券の磁気情
報(通用区間情報、氏名情報、年齢情報など)を読取
り、その読取情報および上記接客用操作表示部4からの
入力情報に基づき、新しい定期券を発行(券面印刷およ
び磁気記録を含む)する。レシート発行ユニット32
は、定期券の発行に伴い、購入レシートを発行する。
【0026】カード読取ユニット33は、カード挿入・
返却口3に挿入されるカードから磁気情報を読取り、か
つ購入に関する情報をカードに記録する。紙幣ユニット
34は、紙幣投入・返却口7に挿入される紙幣を処理す
るとともに、釣銭としての紙幣を紙幣投入・返却口7外
へ送り出す。硬貨ユニット35は、硬貨投入口9に投入
される硬貨を処理するとともに、釣銭としての硬貨を硬
貨返却口8外へ送り出す。フロッピーディスクユニット
36は、フロッピーディスク挿入・返却口10に対応し
て設けられ、そこに挿入されるフロッピーディスク(F
D)37の内容を読取り、かつ購入に関する情報を同フ
ロッピーディスク37に記録する。
【0027】フロッピーディスク37は、定期券の一括
購入を受ける場合に使用されるもので、その使用ごと
に、図3に示すフォーマットの発行データが記録され
る。すなわち、発行データは、一括社番データおよび旧
定期券データからなる。一括社番データは、一括発行を
受けようとする会社の識別番号に相当する。旧定期券デ
ータは、発行済みの定期券に記録された発駅・経由・着
駅・券種・期間・氏名等であり、発行枚数分が順次に記
録される。
【0028】CPU20は、主要な機能手段として次の
[1]ないし[8]を備える。 [1]旧定期券挿入口5に挿入される複数の旧定期券の
情報を読取る読取手段。
【0029】[2]上記読取手段の各読取情報の全てを
発行条件として登録するか否か、接客用操作表示部4か
らの入力情報に基づき、指定するための第1指定手段。 [3]上記第1指定手段で登録が指定されると、上記読
取手段の各読取情報の全てに対応する複数の定期券を一
括して発行する第1発行手段。
【0030】[4]上記第1指定手段で非登録が指定さ
れると、上記読取手段の各読取情報を接客用操作表示部
4に表示する表示手段。 [5]上記表示手段により表示される各読取情報のう
ち、一部の読取情報を指定する第2指定手段。
【0031】[6]上記第2指定手段による指定に基づ
き、指定される読取情報に対応する複数の定期券を一括
して発行する第2発行手段。 [7]上記第1発行手段による発行に際し、上記読取手
段により読取られた全ての旧定期券を当該機内に留める
制御手段。
【0032】[8]上記第2発行手段による発行に際
し、上記読取手段により読取られた旧定期券のうち、上
記第2指定手段により指定される読取情報に対応する旧
定期券を当該機内に留め、指定されない読取情報に対応
する旧定期券を当該機外に排出する制御手段。
【0033】つぎに、上記の構成の作用を図4ないし図
6のフローチャートを参照して説明する。接客用操作表
示部4において図7の待機中案内が表示される(ステッ
プ101 )。この表示画面への接触操作がないまま、旧定
期券挿入口5に一枚の旧定期券が挿入されると、一括購
入処理モードでなく通常購入処理モードであるとの判断
が下される(ステップ102 のNO)。この場合、挿入され
た旧定期券の磁気情報(通用区間情報、氏名情報、年齢
情報など)が読取られ、その読取情報に基づく通常購入
処理によって一枚の新しい定期券が発行される(ステッ
プ103 )。
【0034】図7の待機中案内には四角で囲んだ“一
括”という表示パターンがあり、その部分に購入者が指
で触れると、一括購入処理モードが選択されたとの判断
の下に(ステップ102 のYES )、接客用操作表示部4に
おいて図8のフロッピー投入案内が表示される(ステッ
プ104 )。
【0035】図8のフロッピー投入案内には四角で囲ん
だ“とりけし”という表示パターンがあり、その部分に
購入者が指で触れると、接客用操作表示部4が図7の待
機中案内の表示に戻る。
【0036】購入者は、一括購入処理を続ける場合、持
参した一括購入用のフロッピーディスク37をフロッピ
ーディスク挿入・返却口10に挿入する(ステップ106
)。この挿入により、フロッピーディスク37内の発
行データが読取られる。発行データには一括社番データ
が含まれており、一括社番データがすでに登録された適
正なものであるかどうか、駅務センタのホストコンピュ
ータとの交信により確かめられる(ステップ107 )。こ
のとき、接客用操作表示部4において図9の交信中案内
が表示される(ステップ108 )。
【0037】一括社番データが登録のない不適正なもの
であれば、取扱不可との判断の下に(ステップ109 のN
O)、接客用操作表示部4において図10の取扱不可案
内が表示される(ステップ111 )。そして、挿入されて
いたフロッピーディスク37が返却され、上記した待機
中案内の表示に戻る(ステップ101 )。定期券の発行が
禁止されることになる。
【0038】一括社番データがすでに登録された適正な
ものであれば、取扱可との判断の下に(ステップ109 の
YES )、接客用操作表示部4において図11の定期券投
入案内が表示される(ステップ110 )。定期券の発行が
許容されることになる。
【0039】図11の定期券投入案内には四角で囲んだ
“とりけし”という表示パターンがあり、その部分に購
入者が指で触れると、挿入されていたフロッピーディス
ク37が返却され、上記した待機中案内の表示に戻る
(ステップ101 )。
【0040】購入者は、一括購入処理を続ける場合、持
参した複数枚の旧定期券を旧定期券挿入口5に順次に挿
入する(ステップ112 )。この挿入により、旧定期券に
記録されている情報が読取られ、その読取情報がフロッ
ピーディスク37から読取られた発行データに合致する
かどうかチェックされる(ステップ113 )。
【0041】旧定期券からの読取情報がフロッピーディ
スク37内の発行データに合致しなければ、取扱不可と
の判断の下に(ステップ114 のYES )、接客用操作表示
部4において図12の取扱不可案内が表示される(ステ
ップ115 )。そして、挿入されていた旧定期券が返却さ
れ(ステップ115 )、接客用操作表示部4において図1
3の定期券投入案内が表示される(ステップ118 )。こ
の定期券投入案内は、購入者に対し、複数枚の旧定期券
のすべての挿入を促す内容を含んでいる。
【0042】旧定期券からの読取情報がフロッピーディ
スク37内の発行データに合致する場合には、取扱可と
の判断の下に(ステップ114 のNO)、旧定期券からの読
取情報が内部発行データとしてメモリ22や駅務センタ
のホストコンピュータに保存される(ステップ117 )。
そして、上記した図13の定期券投入案内の表示となる
(ステップ118 )。
【0043】このステップ112 からステップ118 までの
処理は旧定期券が挿入されるごとに繰り返される。図1
3の定期券投入案内には四角で囲んだ“完了”“とりけ
し”という表示パターンがあり、購入者は全ての旧定期
券の投入がすんでいれば、“完了”の部分に指で触れる
ことになる(ステップ119 のYES )。これにより、接客
用操作表示部4において図14の定期券発行選択案内が
表示される(ステップ120 )。図14の定期券発行選択
案内には四角で囲んだ“はい”“いいえ”“とりけし”
という表示パターンがある。
【0044】図13または図14の表示において、“と
りけし”部分に購入者が指で触れると(ステップ121 の
YES )、接客用操作表示部4が図7の待機中案内の表示
に戻るとともに、挿入されていたフロッピーディスク3
7および旧定期券が返却される。
【0045】図13の表示において、“完了”部分に購
入者が指で触れると(ステップ121のNOおよびステップ1
22 のYES )、接客用操作表示部4において図17に示
す一括発行のための最終確認案内が表示される(ステッ
プ123 )。この最終確認案内表示には四角で囲んだ“は
い”“いいえ”という表示パターンがある。
【0046】最終確認案内表示において、購入者が“は
い”部分に触れると、発券してもよいとの判断の下に
(ステップ124 のNOおよびステップ125 のYES )、発券
処理が実行される(ステップ126 )。この発券処理によ
り、旧定期券からの読取情報に基づく複数枚の新しい定
期券が次々に発行される。発行される新券は、フロッピ
ーディスク37および釣り銭と共に購入者へと送り出さ
れる(ステップ127 )。フロッピーディスク37には、
次回のための発行データとして、メモリ22内の内部発
行データが交信記憶される。
【0047】図14の表示において、“いいえ”部分に
購入者が指で触れると(ステップ122 のNO)、接客用操
作表示部4において図15の定期券発行選択案内が表示
される(ステップ128 )。図15の定期券発行選択案内
には四角で囲んだ“はい”“いいえ”という表示パター
ンがある。
【0048】図15の定期券発行選択案内の表示は旧定
期券の挿入順に切換わり、その都度、購入者の確認およ
び選択を促すことになる。“はい”部分への接触がある
と、一括発行の対象として確定され(ステップ129 のYE
S )、上記した内部発行データの保存がそのまま保持さ
れる(ステップ130 )。“いいえ”部分への接触があれ
ば、一括発行の対象から外され、上記した内部発行デー
タの保存から削除される(ステップ131 )。
【0049】旧定期券の全ての挿入分について表示(確
認および選択を含む)が終わると(ステップ132 のYES
)、接客用操作表示部4において図16の定期券発行
選択案内が表示される(ステップ133 )。図16の定期
券発行選択案内には四角で囲んだ“はい”“いいえ”
“とりけし”という表示パターンがある。
【0050】“はい”部分への接触があると(ステップ
134 のNO)、一括発行の対象から外された旧定期券がま
だ利用可能かもしれないとの判断の下に、購入者へと排
出される(ステップ135 )。そして、一括発行の対象と
して選択および確定された旧定期券について(ステップ
136 のYES )、図17に示す一括発行のための最終確認
案内が表示され(ステップ123 )、上記同様の処理が行
なわれる。
【0051】図16の定期券発行選択案内の表示におい
て、“いいえ”部分への接触があると(ステップ136 の
NO)、上記ステップ131 において削除された内部発行デ
ータが復元され(ステップ137 )、ステップ128 からの
一部発行の処理が繰り返される。
【0052】このように、購入者が持参した複数枚の旧
定期券を本体1に挿入するだけで、複数枚の定期券をま
とめて一度に発行できるので、発行にかかる時間を大幅
に短縮できる。他の購入者の待ち時間も短くなり、苛立
ち感を与えないですむ。
【0053】しかも、複数枚の旧定期券のうち、発行を
望まない旧定期券についてはその旨の選択が可能である
から、購入者側の状況変化などに適切に対処できる。ま
た、発行に際してフロッピーディスク37内の発行デー
タとの照合を行なうので、持参された旧定期券に仮に不
正なデータ書替等があれば発行が禁止されることにな
り、安全である。なお、この発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
複数の定期券の情報を順次読取り、この各読取情報に対
応する複数の定期券を一括して発行する構成としたの
で、旧定期券を用いて多数枚の定期券を簡単かつ迅速に
発行できる定期券発行機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の制御系統を示すブロック図。
【図2】同実施例の外観斜視図。
【図3】同実施例におけるフロッピーディスク内の発行
データの記録フォーマットを示す図。
【図4】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】図4に続くフローチャート。
【図6】図5に続くフローチャート。
【図7】同実施例における待機中案内表示を示す図。
【図8】同実施例におけるフロッピー投入案内表示を示
す図。
【図9】同実施例における交信中案内表示を示す図。
【図10】同実施例における取扱不可案内表示を示す
図。
【図11】同実施例における定期券投入案内表示を示す
図。
【図12】同実施例における取扱不可案内表示を示す
図。
【図13】同実施例における定期券投入案内表示を示す
図。
【図14】同実施例における定期券発行選択案内表示を
示す図。
【図15】同実施例における定期券発行選択案内表示を
示す図。
【図16】同実施例における定期券発行選択案内表示を
示す図。
【図17】同実施例における最終確認案内表示を示す
図。
【符号の説明】
1…本体、3…カード挿入・返却口、4…操作表示部、
5…旧定期券挿入口、6…定期券発行口、7…紙幣挿入
・返却口、8…硬貨返却口、9…硬貨投入口、10…フ
ロッピーディスク挿入・返却口、20…メインCPU。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の定期券の情報を順次読取る読取手
    段と、 この読取手段による読取り処理に基づいて、各読取情報
    に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段
    と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  2. 【請求項2】 複数の定期券の情報を順次読取る読取手
    段と、 この読取手段の各読取情報のうち一部の読取情報を指定
    する指定手段と、 この指定手段による指定に基づいて、指定される読取情
    報に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段
    と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  3. 【請求項3】 複数の定期券の情報を順次読取る読取手
    段と、 この読取手段の各読取情報を表示する表示手段と、 前記読取手段の各読取情報のうち一部の読取情報を指定
    する指定手段と、 この指定手段による指定に基づいて、指定される読取情
    報に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段
    と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  4. 【請求項4】 複数の定期券の情報を順次読取る読取手
    段と、 この読取手段の各読取情報を表示する表示手段と、 前記読取手段の各読取情報のうち一部の読取情報を指定
    する指定手段と、 この指定手段による指定に基づいて、指定される読取情
    報に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段
    と、 前記読取手段により読取られた定期券のうち、前記指定
    手段により指定される読取情報に対応する定期券を当該
    機内に留め、指定されない読取情報に対応する定期券を
    当該機外に排出する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  5. 【請求項5】 複数の旧定期券の情報を読取る読取手段
    と、 この読取手段の各読取情報の全てを発行条件として登録
    するか否か指定するための指定手段と、 この指定手段で登録が指定されると、前記読取手段の各
    読取情報の全てに対応する複数の定期券を一括して発行
    する第1発行手段と、 前記指定手段で非登録が指定されると、前記読取手段の
    各読取情報のうち、指定される読取情報に対応する複数
    の定期券を一括して発行する第2発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  6. 【請求項6】 複数の旧定期券の情報を読取る読取手段
    と、 この読取手段の各読取情報の全てを発行条件として登録
    するか否か指定するための指定手段と、 この指定手段で登録が指定されると、前記読取手段の各
    読取情報の全てに対応する複数の定期券を一括して発行
    する第1発行手段と、 前記指定手段で非登録が指定されると、前記読取手段の
    各読取情報を表示する表示手段と、 この表示手段で表示される各読取情報のうち、指定され
    る読取情報に対応する複数の定期券を一括して発行する
    第2発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  7. 【請求項7】 複数の旧定期券の情報を読取る読取手段
    と、 この読取手段の各読取情報の全てを発行条件として登録
    するか否か指定するための指定手段と、 この指定手段で登録が指定されると、前記読取手段の各
    読取情報の全てに対応する複数の定期券を一括して発行
    する第1発行手段と、 前記指定手段で非登録が指定されると、前記読取手段の
    各読取情報を表示する表示手段と、 この表示手段で表示される各読取情報のうち、指定され
    る読取情報に対応する複数の定期券を一括して発行する
    第2発行手段と、 前記第1発行手段の発行に際し、前記読取手段の読取対
    象となった全ての旧定期券を当該機内に留める制御手段
    と、 前記第2発行手段の発行に際し、前記読取手段の読取対
    象となった旧定期券のうち、指定される読取情報に対応
    する旧定期券を当該機内に留め、指定されない読取情報
    に対応する旧定期券を当該機外に排出する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  8. 【請求項8】 複数の旧定期券の情報を読取る読取手段
    と、 この読取手段の各読取情報に対応する複数の定期券を一
    括して発行する発行手段と、 この発行手段の発行に関する情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段の記憶内容と前記読取手段の各読取情報と
    の対照に基づき、前記発行手段の発行を許容または禁止
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  9. 【請求項9】 複数の旧定期券の情報を読取る読取手段
    と、 この読取手段の各読取情報のうち、指定される読取情報
    に対応する複数の定期券を一括して発行する発行手段
    と、 この発行手段の発行に関する情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段の記憶内容と前記読取手段の各読取情報と
    の対照に基づき、前記発行手段の発行を許容または禁止
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284680A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Oki Electric Ind Co Ltd 発券機,発券方法,および切符予約システム

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JP2005284680A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Oki Electric Ind Co Ltd 発券機,発券方法,および切符予約システム

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