JPH09330430A - 定期券発行機 - Google Patents

定期券発行機

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JPH09330430A
JPH09330430A JP15235196A JP15235196A JPH09330430A JP H09330430 A JPH09330430 A JP H09330430A JP 15235196 A JP15235196 A JP 15235196A JP 15235196 A JP15235196 A JP 15235196A JP H09330430 A JPH09330430 A JP H09330430A
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JP
Japan
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reading
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issuing
old
proper
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Pending
Application number
JP15235196A
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English (en)
Inventor
Koichiro Mukogawa
浩一郎 向川
Yuji Sugihara
裕二 杉原
Shigeru Karasawa
茂 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金割引対象の定期券であっても、旧定期券
を用いた自動発行処理を容易に行ない得る定期券発行機
を提供する。 【解決手段】 投入される料金割引証明書の情報および
旧定期券の情報を読取り、この読取情報に基づき料金割
引証明書および旧定期券が適正か否か判定し、この判定
が適正のとき上記読取情報に基づいて定期券を発行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交通機関等の改
札に用いる定期券を発行する定期券発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】定期券(定期乗車券)を購入する場合、
購入者は必要事項を記入した購入申込み用紙を定期券販
売所の係員に渡し、係員は購入申込み用紙に記載されて
いる事項を定期券発行機に入力する。
【0003】この入力操作により、新しい定期券が定期
券発行機で発行される。係員は、発行された新しい定期
券を代金と引き換えに購入者に渡すことになる。係員を
要さずに、購入者が自らの操作で定期券を発行して受け
取ることのできる、いわゆる購入者対面型の定期券発行
機も登場している。
【0004】また、係員操作型および購入者対面型の別
なく、購入者が持つ旧定期券を取込んでその旧定期券に
記録されている情報を読取り、その読取情報に基づいて
定期券を発行するものもある。この場合、購入者の入力
操作が少なくてすむので、発行時間が短縮されるととも
に、誤操作が防止されて発行間違いが少なくなり、便利
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】定期券には、通学用、
身障者用、介護用など、料金割引の対象となるものがあ
る。これら料金割引対象の定期券を購入する場合、学校
の印章などが付された証明書が必要となるため、上記し
た旧定期券の使用による定期券の自動発行処理は不可能
となっている。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、料金割引対象の定期券であっ
ても、旧定期券を用いた自動発行処理を容易に行ない得
る定期券発行機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の定期券発行
機は、投入される料金割引証明書の情報および旧定期券
の情報を読取る読取手段と、この読取手段の読取情報に
基づき、上記料金割引証明書および上記旧定期券が適正
か否か判定する判定手段と、この判定手段の判定が適正
のとき、上記読取手段の読取情報に基づいて定期券を発
行する発行手段と、を備える。
【0008】第2の発明の定期券発行機は、投入される
料金割引証明書の特定パターン情報および旧定期券の情
報を読取る読取手段と、この読取手段の読取情報に基づ
き、上記料金割引証明書および上記旧定期券が適正か否
か判定する判定手段と、この判定手段の判定が適正のと
き、上記読取手段の読取情報に基づいて定期券を発行す
る発行手段と、を備える。
【0009】第3の発明の定期券発行機は、投入される
料金割引証明書の特定パターン情報を読取る第1読取手
段と、この第1読取手段の読取情報に基づき、上記料金
割引証明書が適正か否か判定する第1判定手段と、この
第1判定手段の判定が適正であれば、投入される旧定期
券の情報を読取る第2読取手段と、この第2読取手段の
読取情報に基づき、上記旧定期券が適正か否か判定する
第2判定手段と、この第2判定手段の判定が適正のと
き、上記第1読取手段および上記第2読取手段の読取情
報に基づいて定期券を発行する発行手段と、を備える。
【0010】第4の発明の定期券発行機は、投入される
料金割引証明書の特定パターン情報を読取る第1読取手
段と、この第1読取手段の読取情報に基づき、上記料金
割引証明書が適正か否か判定する第1判定手段と、この
第1判定手段の判定が適正であれば、旧定期券の投入を
促すための報知手段と、この報知手段の報知後、投入さ
れる旧定期券の情報を読取る第2読取手段と、この第2
読取手段の読取情報に基づき、上記旧定期券が適正か否
か判定する第2判定手段と、この第2判定手段の判定が
適正のとき、上記第1読取手段および上記第2読取手段
の読取情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、を
備える。
【0011】第5の発明の定期券発行機は、投入される
旧定期券の情報を読取る第1読取手段と、この第1読取
手段の読取情報に基づき、上記旧定期券が適正か否か判
定する第1判定手段と、この第1判定手段の判定が適正
であれば、上記第1読取手段の読取情報に基づき、上記
旧定期券が料金割引対象であるかどうか判定する第2判
定手段と、この第2判定手段の判定が料金割引対象であ
るとき、料金割引証明書の投入を促すための報知手段
と、この報知手段の報知後、投入される料金割引証明書
の特定パターン情報を読取る第2読取手段と、この第2
読取手段の読取情報に基づき、上記旧定期券が適正か否
か判定する第3判定手段と、この第3判定手段の判定が
適正のとき、上記第1読取手段および上記第2読取手段
の読取情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、を
備える。
【0012】第6の発明の定期券発行機は、投入される
料金割引証明書の情報および旧定期券の情報を読取る読
取手段と、この読取手段の読取情報に基づき、上記料金
割引証明書および上記旧定期券が適正か否か、料金割引
証明書の内容と旧定期券の内容との相互の関係を含めて
判定する判定手段と、この判定手段の判定が適正のと
き、上記読取手段の読取情報に基づいて定期券を発行す
る発行手段と、を備えている。
【0013】第7の発明の定期券発行機は、投入される
料金割引証明書の情報および旧定期券の情報を読取る読
取手段と、この読取手段の読取情報に基づき、前記料金
割引証明書および前記旧定期券が適正か否か判定する判
定手段と、この判定手段の判定が適正のとき、前記読取
手段の読取情報に基づいて定期券を発行する発行手段
と、この発行手段による定期券の発行後、前記料金割引
証明書に発行済みの旨を押印する押印手段と、を備え
る。
【0014】第8の発明の定期券発行機は、料金割引証
明書の投入に応じて、係員を呼出すとともに、投入され
た料金割引証明書が適正かどうかの判定を係員に促すた
めの第1報知手段と、この第1報知手段の報知後、係員
の適正判定に基づく操作に応じて、旧定期券の投入を促
すための第2報知手段と、この第2報知手段の報知後、
投入される旧定期券の情報を読取る読取手段と、この読
取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が適正か否か
判定する判定手段と、この判定手段の判定が適正のと
き、係員からの入力情報および前記読取手段の読取情報
に基づいて定期券を発行する発行手段と、を備える。
【0015】第9の発明の定期券発行機は、投入される
旧定期券の情報を読取る読取手段と、この読取手段の読
取情報に基づき、前記旧定期券が適正か否か判定する第
1判定手段と、この第1判定手段の判定が適正であれ
ば、前記読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が
料金割引対象であるかどうか判定する第2判定手段と、
この第2判定手段の判定が料金割引対象であるとき、係
員を呼出すとともに、料金割引証明書が適正かどうかの
判定を係員に促すための第1報知手段と、この第1報知
手段の報知後、係員の適正判定に基づく操作に応じて、
かつ係員からの入力情報および前記読取手段の読取情報
に基づいて定期券を発行する発行手段と、を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図2において、1は定期券
発行機の本体で、駅構内の切符売場などに設置される。
本体1の前部は接客面となっており、そこに稼働表示部
2、カード挿入・返却口3、接客用操作表示部4、旧定
期券挿入口5、定期券発行口6、紙幣投入・返却口7、
硬貨返却口8、硬貨投入口9、および証明書挿入・返却
口10が設けられる。
【0017】稼働表示部2は、発売中か停止中かを表示
する。カード挿入・返却口3は、クレジットカードや銀
行カード等の挿入を受入れるとともに返却を賄う。接客
用操作表示部4は、カラー液晶表示器(LCD)の上に
透過性のタッチパネルを設けており、タッチパネルに対
する接触操作およびその位置をカラー液晶表示器の表示
内容に応じた入力情報として取込む。
【0018】旧定期券挿入口5は、旧定期券の挿入を受
入れるところ。定期券発行口6は、発行した新しい定期
券および購入レシートを排出するところ。紙幣投入・返
却口7は、紙幣の投入を受入れたり、釣銭としての紙幣
を返却するところ。硬貨返却口8は、釣銭としての硬貨
を返却するところ。硬貨投入口9は、購入代金としての
硬貨の投入を受入れるところ。証明書挿入・返却口10
は、料金割引対象の定期券を発行する場合に必要となる
料金割引証明書を挿入(投入)するところである。
【0019】制御系統を図1に示す。当該定期券発行機
の全体を制御するためのメインCPU20に、バス21
を介して、メモリ22、ディスクコントローラ23、イ
ンターフェース24,25、接客用操作表示部4、係員
パネルユニット26、およびユニット間転送コントロー
ラ27が接続される。
【0020】メモリ22は、制御用プログラムを記憶す
るとともに、接客用操作表示部4の文字表示に用いる各
種文字パタ―ンを記憶している。ディスクコントローラ
23は、定期券の発行データおよび運賃デ―タなど種々
のデータが記憶される磁気ディスクや光ディスク(図示
しない)を制御する。
【0021】インターフェース24,25は、通信回線
接続用である。インターフェース24,25に接続され
る通信回線は、当該定期券発行機から離れた場所の駅務
センタまで延設され、駅務センタ内のホストコンピュー
タに接続される。
【0022】係員パネルユニット26は、本体1内に設
けられていて、係員のみ操作できるようになっている。
ユニット間転送コントローラ27は、バス21とバス3
0との間の情報伝達を賄う。
【0023】バス30に、定期券発行ユニット31、レ
シート発行ユニット32、カード読取ユニット33、紙
幣ユニット34、硬貨ユニット35、および証明書読取
ユニット36が接続される。
【0024】定期券発行ユニット31は、旧定期券挿入
口5に旧定期券が挿入(投入)されると、その旧定期券
の磁気情報(通用区間情報、氏名情報、年齢情報など)
を読取り、その読取情報、上記証明書読取ユニット36
の読取情報、および上記接客用操作表示部4からの入力
情報などに基づき、新しい定期券を発行(券面印刷およ
び磁気記録を含む)する。レシート発行ユニット32
は、定期券の発行に伴い、購入レシートを発行する。
【0025】カード読取ユニット33は、カード挿入・
返却口3に挿入されるカードから磁気情報を読取り、か
つ購入に関する情報をカードに記録する。紙幣ユニット
34は、紙幣投入・返却口7に挿入される紙幣を処理す
るとともに、釣り銭としての紙幣を紙幣投入・返却口7
外へ送り出す。硬貨ユニット35は、硬貨投入口9に投
入される硬貨を処理するとともに、釣り銭としての硬貨
を硬貨返却口8外へ送り出す。
【0026】証明書読取ユニット36は、証明書挿入・
返却口10に対応して設けられ、そこに挿入される料金
割引証明書の情報たとえば特定パターン情報(学校の印
章パターンなど)を光学的に読取るとともに、発行終了
後において発行済みのスタンプを料金割引証明書の所定
箇所に押印する。
【0027】上記係員パネルユニット26の具体例を図
3に示している。すなわち、係員パネルユニット26に
は、係員操作用の多数の操作釦が設けられるとともに、
集中表示部41、警報ランプ42、警報ブザー43、ブ
ザー音放出窓44、ブザー音調整つまみ45、フロッピ
ーディスク挿入口46などが設けられる。警報ランプ4
2および警報ブザー43は、係員を呼出すとともに、証
明書挿入・返却口10に挿入される料金割引証明書が適
正かどうかの判定を係員に促すための報知手段として機
能する。
【0028】CPU20は、主要な機能手段として次の
[1]および[2]を備える。 [1]証明書読取ユニット36の読取情報および定期券
発行ユニット31の読取情報に基づき、料金割引証明書
および旧定期券が適正か否か、料金割引証明書の内容と
旧定期券の内容との相互の関係を含めて判定する判定手
段。
【0029】[2]この判定手段の判定が適正のとき、
証明書読取ユニット36の読取情報および定期券発行ユ
ニット31の読取情報に基づいて、定期券発行ユニット
31により定期券を発行する発行手段。
【0030】つぎに、上記の構成の作用を図4および図
5のフローチャートを参照して説明する。図6に示す料
金割引証明書が証明書挿入・返却口10に挿入されると
(ステップ101 )、その料金割引証明書の全域の情報
(西校の印章パターンを含む)がイメージデータとして
読取られ、それが、メモリ22に予め記憶されている各
種証明書のフォーマットのパターン(証明書発行団体か
ら事前に入手される)のいずれかに合致する適正なもの
かどうか判定される(ステップ102 )。とくに、読取ら
れた印章パターンが予め登録されている印章パターンに
合致するかどうか判定される。
【0031】印章パターンが合致すれば、料金割引証明
書が適正であるとの判断の下に(ステップ103 のYES
)、旧定期券の挿入を促すための報知として、接客用
操作表示部4で『旧定期券を挿入してください』という
接客画面が表示される(ステップ104 ) この表示後、一定時間内に旧定期券が挿入されると(ス
テップ105 のYES )、その挿入される旧定期券の情報が
読取られ、その読取情報に基づき、挿入された旧定期券
が適正か否か判定される(ステップ106 )。
【0032】挿入された旧定期券が種々の条件に関して
有効な適正なものであれば(ステップ107 のYES )、す
でに料金割引証明書が挿入されていることからステップ
108,109,110 がスルーされて、料金割引証明書の内容と
旧定期券の内容との相互の関係が、たとえば使用日時に
関して有効な適正なものかどうか、具体的には旧定期券
の使用期間と料金割引証明書に記録されている前回発行
日付とが互いに重複または連続する適正なものかどう
か、判定される(ステップ111 )。
【0033】この判定が適正であれば(ステップ112 の
YES )、接客用操作表示部4に対する購入者の操作によ
って入力される期間・開始日・その他の条件が取込まれ
(ステップ113 )、新規に発行される定期券の料金が演
算され、その料金が接客用操作表示部4で表示される
(ステップ114 )。
【0034】投入される料金の受入れおよび計数が行な
われ(ステップ115 )、その投入金額と、定期券の料金
に相当する購入金額とが比較される(ステップ116 )。
投入金額が購入金額を上回れば(ステップ116 のYES
)、接客用操作表示部4で図8に示す接客画面が表示
される(ステップ109 )。
【0035】図8の接客画面には四角で囲んだ“とりけ
し”“確認”という表示パターンがあり、“確認”部分
に購入者が指で触れると、発券よしとの判断の下に(ス
テップ118 のYES )、エンコードおよび印刷により新規
の定期券が発行される(ステップ119 )。この発行に関
する情報は、発売記録として、かつ料金割引証明書から
読取られたイメージデータが付加された形で、メモリ2
2あるいは駅務センタ内のホストコンピュータに登録さ
れる。
【0036】発行終了後、発行済みのスタンプが料金割
引証明書の所定箇所に押印される(ステップ120 )。こ
の押印位置は、料金割引証明書のフォーマットに従って
決定される。
【0037】そして、発行された新規の定期券および料
金割引証明書が釣り銭と共に排出され、発売待機状態と
なる(ステップ121,122 )。このように、料金割引証明
書および旧定期券を用いることにより、料金割引の対象
となる通学用、身障者用、介護用などの定期券を自動的
に発行することができる。購入者にとっては、販売窓口
に並ぶ必要なく、また販売窓口が閉まっている時間で
も、料金割引対象の定期券をいつでも簡単に購入するこ
とができる。
【0038】ここまでは、料金割引証明書の挿入が旧定
期券の挿入より先であった場合について説明したが、実
際の使用に当たっては、旧定期券が料金割引証明書より
も先に挿入される場合がある。
【0039】すなわち、旧定期券が料金割引証明書より
も先に挿入された場合(ステップ101 のNO)、その挿入
される旧定期券の情報が読取られ、その読取情報に基づ
き、挿入された旧定期券が適正か否か判定される(ステ
ップ106 )。
【0040】挿入された旧定期券が種々の条件に関して
有効な適正なものであれば(ステップ107 のYES )、旧
定期券からの上記読取情報に基づき、旧定期券が料金割
引対象であるかどうか、詳細には旧定期券の割引種別が
料金割引証明書を必要とするものかどうか、判定される
(ステップ108 )。
【0041】旧定期券が料金割引対象であるとき(ステ
ップ108 のYES )、料金割引証明書の挿入を促すための
報知として、接客用操作表示部4で図7に示す接客画面
が表示される(ステップ109 )。
【0042】この表示後、一定時間内に料金割引証明書
が挿入されると(ステップ110 のYES )、料金割引証明
書の内容と旧定期券の内容との相互の関係が、たとえば
使用日時に関して有効な適正なものかどうか、具体的に
は旧定期券の使用期間と料金割引証明書に記録されてい
る前回発行日付とが互いに重複または連続する適正なも
のかどうか、判定される(ステップ111 )。なお、ここ
でのステップ111 は、ステップ102,103 の処理を含んで
いるものとする。すなわち、挿入された料金割引証明書
の全域の情報(西校の印章パターンを含む)がイメージ
データとして読取られ、それが、メモリ22に予め記憶
されている各種証明書のフォーマットのパターン(証明
書発行団体から事前に入手される)のいずれかに合致す
る適正なものかどうか判定される(ステップ102 )。と
くに、読取られた印章パターンが予め登録されている印
章パターンに合致するかどうか判定される。印章パター
ンが合致すれば、料金割引証明書が適正であるとの判断
の下に(ステップ103 のYES )、上記した料金割引証明
書の内容と旧定期券の内容との相互関係の判定となる。
【0043】そして、旧定期券の使用期間と料金割引証
明書に記録されている前回発行日付とが互いに重複また
は連続する適正なものであれば(ステップ112 のYES
)、上記したステップ113 からステップ122 の処理が
実行される。
【0044】なお、挿入された料金割引証明書が適正な
ものでないとき(ステップ103 のNO)、あるいは旧定期
券の挿入を促す接客画面が表示されてから一定時間内に
旧定期券が挿入されないとき(ステップ105 のNO)、挿
入された料金割引証明書が購入者に返却される(ステッ
プ123 )。
【0045】挿入された旧定期券が料金割引対象でない
とき(ステップ108 のNO)、料金割引証明書を用いな
い、旧定期券の使用による従来からの通常発行処理が実
行される(ステップ124 )。
【0046】挿入された旧定期券が適正なものでないと
き(ステップ107 のNO)、あるいは料金割引証明書の挿
入を促す接客画面が表示されてから一定時間内に料金割
引証明書が挿入されないとき(ステップ110 のNO)、挿
入された旧定期券が購入者に返却される(ステップ125
)。
【0047】料金割引証明書の内容と旧定期券の内容と
の相互の関係が適正でないとき(ステップ112 のNO)、
挿入された料金割引証明書および旧定期券が購入者に返
却される(ステップ126 )。
【0048】図8の接客画面の表示において、“とりけ
し”部分に購入者が指で触れた場合、発券不要との判断
の下に(ステップ118 のNO)、挿入された料金割引証明
書および旧定期券が購入者に返却される(ステップ127
)。
【0049】一方、係員パネルユニット26の操作によ
り、料金割引証明書の確認を係員に委ねながら定期券を
発行する処理が可能である。この処理モードを図9およ
び図10のフローチャートにより説明する。
【0050】料金割引証明書が証明書挿入・返却口10
に挿入されると(ステップ201 )、その料金割引証明書
の確認のため、係員パネルユニット26の警報ランプ4
2が点灯し、かつ警報ブザー43が鳴動する(ステップ
202 )。この点灯および鳴動は、係員を呼出すととも
に、挿入された料金割引証明書が適正かどうかの判定を
係員に促すための報知となる。
【0051】係員が、料金割引証明書は適正であると判
定してその旨の操作を行なうと(ステップ203 のYES
)、旧定期券の挿入を促すための報知として、接客用
操作表示部4で『旧定期券を挿入してください』という
接客画面が表示される(ステップ204 ) この表示後、一定時間内に旧定期券が挿入されると(ス
テップ205 のYES )、その挿入される旧定期券の情報が
読取られ、その読取情報に基づき、挿入された旧定期券
が適正か否か判定される(ステップ206 )。
【0052】挿入された旧定期券が種々の条件に関して
有効な適正なものであれば(ステップ207 のYES )、す
でに料金割引証明書が係員によって確認されていること
から、接客用操作表示部4に対する購入者の操作によっ
て入力される期間・開始日・その他の条件が取込まれ
(ステップ208 )、新規に発行される定期券の料金が演
算され、その料金が接客用操作表示部4で表示される
(ステップ114 )。
【0053】投入される料金の受入れおよび計数が行な
われ(ステップ209 )、その投入金額と、定期券の料金
に相当する購入金額とが比較される(ステップ210 )。
投入金額が購入金額を上回れば(ステップ211 のYES
)、接客用操作表示部4で図8に示す接客画面が表示
される(ステップ212 )。
【0054】図8の接客画面には四角で囲んだ“とりけ
し”“確認”という表示パターンがあり、“確認”部分
に購入者が指で触れると、発券よしとの判断の下に(ス
テップ213 のYES )、エンコードおよび印刷により新規
の定期券が発行される(ステップ214 )。
【0055】発行終了後、発行された新規の定期券およ
び料金割引証明書が釣り銭と共に排出され、かつ発行済
みのスタンプが料金割引証明書の所定箇所に係員により
押印される(ステップ215 )。そして、発売待機状態と
なる(ステップ216 )。
【0056】このように、料金割引証明書の確認につい
ては係員に委ねながら、旧定期券を用いて、料金割引の
対象となる通学用、身障者用、介護用などの定期券を自
動発行することができる。
【0057】ここまでは、料金割引証明書の挿入が旧定
期券の挿入より先であった場合について説明したが、実
際の使用に当たっては、旧定期券が料金割引証明書より
も先に挿入される場合がある。
【0058】すなわち、旧定期券が料金割引証明書より
も先に挿入された場合(ステップ201 のNO)、その挿入
される旧定期券の情報が読取られ、その読取情報に基づ
き、挿入された旧定期券が適正か否か判定される(ステ
ップ217 )。
【0059】挿入された旧定期券が種々の条件に関して
有効な適正なものであれば(ステップ218 のYES )、旧
定期券からの上記読取情報に基づき、旧定期券が料金割
引対象であるかどうか、詳細には旧定期券の割引種別が
料金割引証明書を必要とするものかどうか、判定される
(ステップ219 )。
【0060】旧定期券が料金割引対象であるとき(ステ
ップ219 のYES )、料金割引証明書の提出を促すための
報知として処理がストップし、さらに係員パネルユニッ
ト26の警報ランプ42が点灯し、かつ警報ブザー43
が鳴動する(ステップ220)。この点灯および鳴動は、
係員を呼出すとともに、料金割引証明書が適正かどうか
の判定を係員に促すための報知となる。
【0061】係員は、料金割引証明書は適正であると判
定してその旨の操作を行なうと同時に(ステップ221 の
YES )、料金割引証明書の内容と旧定期券の内容との相
互の関係が、たとえば使用日時に関して有効な適正なも
のかどうか、具体的には旧定期券の使用期間と料金割引
証明書に記録されている前回発行日付とが互いに重複ま
たは連続する適正なものかどうか、判定する(ステップ
222 )。
【0062】ここで、係員が適正である旨の操作を行な
うと(ステップ223 のYES )、上記したステップ208 か
らステップ216 の処理が実行される。なお、挿入された
旧定期券が適正なものでないとき(ステップ218 のN
O)、挿入された旧定期券が購入者に返却される(ステ
ップ224 )。
【0063】挿入された料金割引証明書が適正なもので
ないとき(ステップ203 のNO)、あるいは旧定期券の挿
入を促す接客画面が表示されてから一定時間内に旧定期
券が挿入されないとき(ステップ205 のNO)、挿入され
た料金割引証明書が係員から購入者に返却される(ステ
ップ225 )。
【0064】挿入された旧定期券が料金割引対象でない
とき(ステップ219 のNO)、料金割引証明書を用いな
い、旧定期券の使用による従来からの通常発行処理が実
行される(ステップ226 )。
【0065】提出された料金割引証明書が適正なもので
ないとき(ステップ221 のNO)、提出された料金割引証
明書が係員から購入者に返却される(ステップ227 )。
挿入された旧定期券が適正なものでないとき(ステップ
207 のNO)、あるいは料金割引証明書の内容と旧定期券
の内容との相互の関係が適正でないとき(ステップ223
のNO)、挿入された料金割引証明書および旧定期券が購
入者に返却される(ステップ228 )。なお、この発明は
上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能である。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
投入される料金割引証明書の情報および旧定期券の情報
を読取り、この読取情報に基づき料金割引証明書および
旧定期券が適正か否か判定し、この判定が適正のとき上
記読取情報に基づいて定期券を発行する構成としたの
で、料金割引対象の定期券であっても、旧定期券を用い
た自動発行処理を容易に行ない得る定期券発行機を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の制御系統のブロック図。
【図2】同実施例の外観斜視図。
【図3】同実施例における係員パネルユニットの具体的
な構成を示す図。
【図4】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】図4に続くフローチャート。
【図6】同実施例における料金割引証明書の例を示す
図。
【図7】同実施例における接客画面表示の例を示す図。
【図8】同実施例における接客画面表示の別の例を示す
図。
【図9】同実施例における係員介在による処理モードの
作用を説明するためのフローチャート。
【図10】図9に続くフローチャート。
【符号の説明】
1…本体、3…カード挿入・返却口、4…操作表示部、
5…旧定期券挿入口、6…定期券発行口、7…紙幣挿入
・返却口、8…硬貨返却口、9…硬貨挿入口、10…証
明書挿入・返却口、20…メインCPU、26…係員パ
ネルユニット。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入される料金割引証明書の情報および
    旧定期券の情報を読取る読取手段と、 この読取手段の読取情報に基づき、前記料金割引証明書
    および前記旧定期券が適正か否か判定する判定手段と、 この判定手段の判定が適正のとき、前記読取手段の読取
    情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  2. 【請求項2】 投入される料金割引証明書の特定パター
    ン情報および旧定期券の情報を読取る読取手段と、 この読取手段の読取情報に基づき、前記料金割引証明書
    および前記旧定期券が適正か否か判定する判定手段と、 この判定手段の判定が適正のとき、前記読取手段の読取
    情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  3. 【請求項3】 投入される料金割引証明書の特定パター
    ン情報を読取る第1読取手段と、 この第1読取手段の読取情報に基づき、前記料金割引証
    明書が適正か否か判定する第1判定手段と、 この第1判定手段の判定が適正であれば、投入される旧
    定期券の情報を読取る第2読取手段と、 この第2読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が
    適正か否か判定する第2判定手段と、 この第2判定手段の判定が適正のとき、前記第1読取手
    段および前記第2読取手段の読取情報に基づいて定期券
    を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  4. 【請求項4】 投入される料金割引証明書の特定パター
    ン情報を読取る第1読取手段と、 この第1読取手段の読取情報に基づき、前記料金割引証
    明書が適正か否か判定する第1判定手段と、 この第1判定手段の判定が適正であれば、旧定期券の投
    入を促すための報知手段と、 この報知手段の報知後、投入される旧定期券の情報を読
    取る第2読取手段と、 この第2読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が
    適正か否か判定する第2判定手段と、 この第2判定手段の判定が適正のとき、前記第1読取手
    段および前記第2読取手段の読取情報に基づいて定期券
    を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  5. 【請求項5】 投入される旧定期券の情報を読取る第1
    読取手段と、 この第1読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が
    適正か否か判定する第1判定手段と、 この第1判定手段の判定が適正であれば、前記第1読取
    手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が料金割引対象
    であるかどうか判定する第2判定手段と、 この第2判定手段の判定が料金割引対象であるとき、料
    金割引証明書の投入を促すための報知手段と、 この報知手段の報知後、投入される料金割引証明書の特
    定パターン情報を読取る第2読取手段と、 この第2読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が
    適正か否か判定する第3判定手段と、 この第3判定手段の判定が適正のとき、前記第1読取手
    段および前記第2読取手段の読取情報に基づいて定期券
    を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  6. 【請求項6】 投入される料金割引証明書の情報および
    旧定期券の情報を読取る読取手段と、 この読取手段の読取情報に基づき、前記料金割引証明書
    および前記旧定期券が適正か否か、料金割引証明書の内
    容と旧定期券の内容との相互の関係を含めて判定する判
    定手段と、 この判定手段の判定が適正のとき、前記読取手段の読取
    情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  7. 【請求項7】 投入される料金割引証明書の情報および
    旧定期券の情報を読取る読取手段と、 この読取手段の読取情報に基づき、前記料金割引証明書
    および前記旧定期券が適正か否か判定する判定手段と、 この判定手段の判定が適正のとき、前記読取手段の読取
    情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、 この発行手段による定期券の発行後、前記料金割引証明
    書に発行済みの旨を押印する押印手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  8. 【請求項8】 料金割引証明書の投入に応じて、係員を
    呼出すとともに、投入された料金割引証明書が適正かど
    うかの判定を係員に促すための第1報知手段と、 この第1報知手段の報知後、係員の適正判定に基づく操
    作に応じて、旧定期券の投入を促すための第2報知手段
    と、 この第2報知手段の報知後、投入される旧定期券の情報
    を読取る読取手段と、 この読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が適正
    か否か判定する判定手段と、 この判定手段の判定が適正のとき、係員からの入力情報
    および前記読取手段の読取情報に基づいて定期券を発行
    する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  9. 【請求項9】 投入される旧定期券の情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段の読取情報に基づき、前記旧定期券が適正
    か否か判定する第1判定手段と、 この第1判定手段の判定が適正であれば、前記読取手段
    の読取情報に基づき、前記旧定期券が料金割引対象であ
    るかどうか判定する第2判定手段と、 この第2判定手段の判定が料金割引対象であるとき、係
    員を呼出すとともに、料金割引証明書が適正かどうかの
    判定を係員に促すための第1報知手段と、 この第1報知手段の報知後、係員の適正判定に基づく操
    作に応じて、かつ係員からの入力情報および前記読取手
    段の読取情報に基づいて定期券を発行する発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234870A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Toshiba Corp 割引定期券処理システム、定期券発行機、自動改札機、及び割引定期券処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234870A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Toshiba Corp 割引定期券処理システム、定期券発行機、自動改札機、及び割引定期券処理方法
JP4649115B2 (ja) * 2004-02-19 2011-03-09 株式会社東芝 割引定期券処理システム

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