JPH09328963A - 電動スライドドア開閉駆動機構 - Google Patents
電動スライドドア開閉駆動機構Info
- Publication number
- JPH09328963A JPH09328963A JP8171783A JP17178396A JPH09328963A JP H09328963 A JPH09328963 A JP H09328963A JP 8171783 A JP8171783 A JP 8171783A JP 17178396 A JP17178396 A JP 17178396A JP H09328963 A JPH09328963 A JP H09328963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide door
- toothed belt
- toothed
- pulley
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライドドアを牽引する歯付ベルトと歯付プ
ーリとを完全に噛合わせて、歯飛びや歯の破損が生じな
い電動スライドドアを提供する。 【解決手段】 歯付プーリ15に噛合う無端歯付ベルト
16の噛合開始位置xと噛合終了位置yに対応して配置
されたガイドローラ17,18により、該ガイドローラ
17,18間では、歯付プーリ15と無端歯付ベルト1
6とは完全に噛合う。従って、無端歯付ベルト16が弛
んでも、歯が破損したり歯飛びを生じたりすることがな
く、円滑な駆動伝達が可能になってスライドドア1のス
ムーズな開閉を行うことができる。
ーリとを完全に噛合わせて、歯飛びや歯の破損が生じな
い電動スライドドアを提供する。 【解決手段】 歯付プーリ15に噛合う無端歯付ベルト
16の噛合開始位置xと噛合終了位置yに対応して配置
されたガイドローラ17,18により、該ガイドローラ
17,18間では、歯付プーリ15と無端歯付ベルト1
6とは完全に噛合う。従って、無端歯付ベルト16が弛
んでも、歯が破損したり歯飛びを生じたりすることがな
く、円滑な駆動伝達が可能になってスライドドア1のス
ムーズな開閉を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動スライドドア開閉
駆動機構(以下開閉駆動機構という)に関するものであ
る。
駆動機構(以下開閉駆動機構という)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特開平4−62284号公報には、巻掛
伝動手段である歯付ベルトの弛みを、テンションローラ
により吸収するようにして、歯飛びや滑りを防止したス
ライドドアの自動開閉装置が開示されている。また、実
開平6−83422号公報には、スライドドアを牽引す
る無端歯付ベルトを案内プーリと歯付プーリ間に掛け渡
し、前記歯付プーリを電動モータにより駆動して、前記
スライドドアを開閉するようにしたオートスライドドア
が開示されている。このオートスライドドアは、歯付プ
ーリに巻回された歯付ベルトの外周に沿って、円弧形の
ガイドを配設して歯付ベルトの歯飛びを防止している。
伝動手段である歯付ベルトの弛みを、テンションローラ
により吸収するようにして、歯飛びや滑りを防止したス
ライドドアの自動開閉装置が開示されている。また、実
開平6−83422号公報には、スライドドアを牽引す
る無端歯付ベルトを案内プーリと歯付プーリ間に掛け渡
し、前記歯付プーリを電動モータにより駆動して、前記
スライドドアを開閉するようにしたオートスライドドア
が開示されている。このオートスライドドアは、歯付プ
ーリに巻回された歯付ベルトの外周に沿って、円弧形の
ガイドを配設して歯付ベルトの歯飛びを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−62284号公報に開示されたように、ベルトの弛
みをテンションローラにより吸収する場合は、該テンシ
ョンローラの押圧力が作用して、ベルトの牽引抵抗が増
加するとともに、プーリと該プーリを支持する軸との摺
動抵抗が発生する等の問題点がある。また。実開平6−
83422号公報に開示されたオートスライドドアのガ
イドと歯付ベルトの外周との間には、所定の小間隙が設
定されているため歯付ベルトが弛んだとき、歯付プーリ
と歯付ベルトとの噛合いが浅くなって、歯が破損する場
合がある。また、歯付ベルトがガイドに接触し、歯付ベ
ルトの牽引抵抗が増大する等の問題点がある。本発明は
上記問題点を解決するためになされたもので、牽引抵抗
を増加することなくスライドドアを牽引する歯付ベルト
と歯付プーリとを完全に噛合わせて、歯飛びや歯の破損
が生じない開閉駆動機構を提供することを目的とする。
4−62284号公報に開示されたように、ベルトの弛
みをテンションローラにより吸収する場合は、該テンシ
ョンローラの押圧力が作用して、ベルトの牽引抵抗が増
加するとともに、プーリと該プーリを支持する軸との摺
動抵抗が発生する等の問題点がある。また。実開平6−
83422号公報に開示されたオートスライドドアのガ
イドと歯付ベルトの外周との間には、所定の小間隙が設
定されているため歯付ベルトが弛んだとき、歯付プーリ
と歯付ベルトとの噛合いが浅くなって、歯が破損する場
合がある。また、歯付ベルトがガイドに接触し、歯付ベ
ルトの牽引抵抗が増大する等の問題点がある。本発明は
上記問題点を解決するためになされたもので、牽引抵抗
を増加することなくスライドドアを牽引する歯付ベルト
と歯付プーリとを完全に噛合わせて、歯飛びや歯の破損
が生じない開閉駆動機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の開閉駆動機構は、スライドドアを牽引する
無端歯付ベルトを歯付プーリ及び案内プーリ間に掛け渡
し、前記歯付プーリを電動モータにより駆動して、前記
スライドドアを開閉するようにした開閉駆動機構におい
て、前記歯付プーリに噛合う前記歯付ベルトの噛合開始
位置及び噛合終了位置に対応して、該歯付ベルトと前記
歯付プーリとの噛合いを確保するガイドローラを配置し
たことを特徴とする。
めの本発明の開閉駆動機構は、スライドドアを牽引する
無端歯付ベルトを歯付プーリ及び案内プーリ間に掛け渡
し、前記歯付プーリを電動モータにより駆動して、前記
スライドドアを開閉するようにした開閉駆動機構におい
て、前記歯付プーリに噛合う前記歯付ベルトの噛合開始
位置及び噛合終了位置に対応して、該歯付ベルトと前記
歯付プーリとの噛合いを確保するガイドローラを配置し
たことを特徴とする。
【0005】
【作用及び発明の効果】上記開閉駆動機構によれば、歯
付プーリに噛合う歯付ベルトの噛合開始位置及び噛合終
了位置に対応して配置したガイドローラにより、歯付ベ
ルトをガイドして歯付プーリと歯付ベルトとの完全な噛
合いを確保する。従って、歯付ベルトの走行抵抗が増加
することもなく、歯付プーリに噛合う歯付ベルトの歯飛
びや歯の破損を完全に防止できる効果がある。
付プーリに噛合う歯付ベルトの噛合開始位置及び噛合終
了位置に対応して配置したガイドローラにより、歯付ベ
ルトをガイドして歯付プーリと歯付ベルトとの完全な噛
合いを確保する。従って、歯付ベルトの走行抵抗が増加
することもなく、歯付プーリに噛合う歯付ベルトの歯飛
びや歯の破損を完全に防止できる効果がある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を添付図面
を参照して説明する。図1は開閉駆動機構11の配設位
置を示す概略斜視図、図2は該開閉駆動機構11の概略
の構成を示す平面図、図3は要部の拡大平面図である。
スライドドア1は、図示しない案内構造により案内され
て、閉じられた位置から若干外方へ移動してからボディ
2に沿ってスライドするようになっている。開閉駆動機
構11は、スライドドア1によって開閉される開口3の
乗降ステップ4の下面に配設されている。
を参照して説明する。図1は開閉駆動機構11の配設位
置を示す概略斜視図、図2は該開閉駆動機構11の概略
の構成を示す平面図、図3は要部の拡大平面図である。
スライドドア1は、図示しない案内構造により案内され
て、閉じられた位置から若干外方へ移動してからボディ
2に沿ってスライドするようになっている。開閉駆動機
構11は、スライドドア1によって開閉される開口3の
乗降ステップ4の下面に配設されている。
【0007】開閉駆動機構11は、ケーシング12の両
端部に案内プーリ13,14と大径の歯付プーリ15が
配置されている。この案内プーリ13,14及び歯付プ
ーリ15間に無端歯付ベルト16が掛け渡されている。
また、歯付プーリ15とは殆ど隙間をもたせないで、該
歯付プーリ15に対する無端歯付ベルト16の噛合開始
位置x及び噛合終了位置yに対応してガイドローラ1
7,18が配置されている。歯付プーリ15は、図示し
ない電磁クラッチ等を介して電動モータ19により正転
若しくは逆転駆動される。
端部に案内プーリ13,14と大径の歯付プーリ15が
配置されている。この案内プーリ13,14及び歯付プ
ーリ15間に無端歯付ベルト16が掛け渡されている。
また、歯付プーリ15とは殆ど隙間をもたせないで、該
歯付プーリ15に対する無端歯付ベルト16の噛合開始
位置x及び噛合終了位置yに対応してガイドローラ1
7,18が配置されている。歯付プーリ15は、図示し
ない電磁クラッチ等を介して電動モータ19により正転
若しくは逆転駆動される。
【0008】上記無端歯付ベルト16には、案内プーリ
13,14間において、スライドドア1を牽引する牽引
ブラケット20が固定されている。該牽引ブラケット2
0にはローラ21が設けられ、案内プーリ13,14間
に配設されたガイドレール22により案内される。牽引
ブラケット20とスライドドア1とは、連結ブラケット
23により連結されている。従って、電動モータ19の
正転駆動若しくは逆転駆動により無端歯付ベルト16が
走行すると、スライドドア1が牽引されて開口3が開閉
される。
13,14間において、スライドドア1を牽引する牽引
ブラケット20が固定されている。該牽引ブラケット2
0にはローラ21が設けられ、案内プーリ13,14間
に配設されたガイドレール22により案内される。牽引
ブラケット20とスライドドア1とは、連結ブラケット
23により連結されている。従って、電動モータ19の
正転駆動若しくは逆転駆動により無端歯付ベルト16が
走行すると、スライドドア1が牽引されて開口3が開閉
される。
【0009】そして、該歯付プーリ15に巻回される無
端歯付ベルト16の噛合開始位置xと噛合終了位置yに
配置されたガイドローラ17,18により、該ガイドロ
ーラ17,18間では、歯付プーリ15と無端歯付ベル
ト16とは完全に噛合う。従って、無端歯付ベルト16
が弛んでも、歯付プーリ15と無端歯付ベルト16との
噛合いが浅くなって、歯を破損したり歯飛びを生じたり
することがなく、円滑な駆動伝達が可能になってスライ
ドドア1のスムーズな開閉を行うことができる。また、
ガイドローラ17,18は、無端歯付ベルト16の走行
に伴って回転できるから、該無端歯付ベルト16の走行
抵抗が増加することもない。
端歯付ベルト16の噛合開始位置xと噛合終了位置yに
配置されたガイドローラ17,18により、該ガイドロ
ーラ17,18間では、歯付プーリ15と無端歯付ベル
ト16とは完全に噛合う。従って、無端歯付ベルト16
が弛んでも、歯付プーリ15と無端歯付ベルト16との
噛合いが浅くなって、歯を破損したり歯飛びを生じたり
することがなく、円滑な駆動伝達が可能になってスライ
ドドア1のスムーズな開閉を行うことができる。また、
ガイドローラ17,18は、無端歯付ベルト16の走行
に伴って回転できるから、該無端歯付ベルト16の走行
抵抗が増加することもない。
【図1】開閉駆動機構11の配設位置を示す概略斜視図
である。
である。
【図2】開閉駆動機構11の概略の構成を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】要部の拡大平面図である。
【符号の説明】 1...スライドドア 11...開閉駆動機構 13,14...案内プーリ 15...歯付プーリ 16...無端歯付ベルト 17,18...ガイドローラ 19...電動モータ 20...牽引ブラケット x...噛合開始位置 y...噛合終了位置
Claims (1)
- 【請求項1】 スライドドアを牽引する無端歯付ベルト
を歯付プーリ及び案内プーリ間に掛け渡し、前記歯付プ
ーリを電動モータにより駆動して、前記スライドドアを
開閉するようにした電動スライドドア開閉駆動機構にお
いて、 前記歯付プーリに噛合う前記歯付ベルトの噛合開始位置
及び噛合終了位置に対応して、該歯付ベルトと前記歯付
プーリとの噛合いを確保するガイドローラを配置したこ
とを特徴とする電動スライドドア開閉駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8171783A JPH09328963A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 電動スライドドア開閉駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8171783A JPH09328963A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 電動スライドドア開閉駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09328963A true JPH09328963A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15929609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8171783A Pending JPH09328963A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 電動スライドドア開閉駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09328963A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT502967B1 (de) * | 2003-12-16 | 2009-03-15 | Thurnher Julius | Schiebeflügel-antriebseinrichtung |
WO2016088720A1 (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-09 | アイシン精機 株式会社 | ドア移動装置 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8171783A patent/JPH09328963A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT502967B1 (de) * | 2003-12-16 | 2009-03-15 | Thurnher Julius | Schiebeflügel-antriebseinrichtung |
WO2016088720A1 (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-09 | アイシン精機 株式会社 | ドア移動装置 |
JP2016108797A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | アイシン精機株式会社 | ドア移動装置 |
US11035442B2 (en) | 2014-12-04 | 2021-06-15 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Door movement device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011211 |