JP3852767B2 - 幕開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電動開閉式のカーテン又はスクリーン等に用いられる幕開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
幕開閉装置は、カーテン又はスクリーン等の幕を開閉させるべく、紐又はワイヤ等の索条を、ガイドレールに沿うようにしてループ状に張架してある。幕を横方向に開閉する場合、ガイドレール及び索条は略水平に配置され、幕を上下方向に開閉する場合、ガイドレール及び索条は略垂直に配置される。
以下では、1本のガイドレールを略水平に配置し、幕であるカーテンを横方向に開閉する片開きの幕開閉装置を例示する。
【0003】
図7は、従来の幕開閉装置の構成を示す斜視図である(例えば、特許文献1参照)。
図中1はガイドレールであり、ガイドレール1は、その開口部が下側に位置する略C字状の断面形状に形成された棒状体であって、例えば窓枠の上部に略水平に配設される。
ガイドレール1の一端部にはプーリ14が配置され、他端部には、回転軸13aを中心に回転するウインチ13と、ウインチ13を駆動するモータMとが配置されている。
【0004】
索条2は、索条2のたるみを吸収するコイルスプリング41を介し、ウインチ13及びプーリ14に渡してループ状に張架してある。ウインチ13にはU型溝13bが形成されており、索条2は、U型溝13bに、一般的に二重以上に巻回されている。また、索条2は、カーテン閉幕時にウインチ13側からプーリ14側へ移動する部分が往路部2a、同様にプーリ14側からウインチ13側へ移動する部分が復路部2bであって、往路部2aの途中には、先導ランナ4が介装してある。
【0005】
先導ランナ4は、索条2の移動に伴ってガイドレール1に摺動可能に設けられており、上部にコイルスプリング41が配置され、ガイドレール1の開口部から突出する吊り掛け部42にカーテン5の先端が係止されている。また、ウインチ13と先導ランナ4との間のガイドレール1には、環状部材を有する図示しない吊り掛け部(以下、ランナと言う)6,6,…が複数、摺動可能に設けられており、ランナ6,6,…にカーテン5の上端が適宜係止されている。
以上の様な幕開閉装置は、ウインチ13の回転によって先導ランナ4をガイドレール1に沿って摺動させることにより、カーテン5を開閉させる。
【0006】
【特許文献1】
特許第2916530号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図8は、ウインチ13及び索条2の構成を示す拡大図であり、ウインチ13に索条2を二重に巻回してある場合の索条2及びウインチ13の復路部2b側の拡大側面図である。U型溝13bは、回転軸13aを囲むようにしてウインチ13に形成されており、索条2を二重に巻いてある。この場合、索条2は、U型溝13bに1回だけ巻いてある場合と比べて、索条2とウインチ13との間に十分な摩擦力が得られ、ウインチ13が回転した場合、索条2がU型溝13bを上滑りせず、ウインチ13の回転力が索条2に伝達される。
【0008】
しかしながら、ウインチ13のU型溝13bの溝形状により、往路部2aと復路部2bとは、夫々U型溝13bの溝底(U型溝13bの高さ方向の中央部分)へ寄り集まり易くなる(図8(a))ため、ウインチ13のU型溝13bに対する往路部2aの巻き付き部分と復路部2bの巻き付き部分との間に空隙がなく、巻き付き部分同士が強く接触することがあった。
この強い接触により、ウインチ13の回転に伴い、往路部2aの巻き付き部分と復路部2bの巻き付き部分とが摩擦によって磨耗し、索条2の劣化を促進するという問題があった。
【0009】
また、ウインチ13の回転に伴い、往路部2aの巻き付き部分又は復路部2bの巻き付き部分とがU型溝13bの高さ方向に夫々ズレた場合、例えば図8(b)のように、往路部2aの巻き付き部分が復路部2bの巻き付き部分の下に入り込んでしまう(往路部2aと復路部2bとの噛み込みが生じる)ことがあった。このような噛み込みはウインチ13の回転に対する抵抗として作用するため、ウインチ13の回転が阻害され、回転速度が減少する。即ち、カーテン5をスムーズに開閉できないという問題があった。
更に、ガイドレール1が略水平に配置されている従来の幕開閉装置は、経年変化又は外力等により、コイルスプリング41でも吸収できないほどのたるみが索条2に生じることがある。
【0010】
図9は、従来の片開きの幕開閉装置の索条2にたるみが生じた場合を示す模式的側面図である。図10及び図11は、従来の両開きの幕開閉装置の索条2にたるみが生じた場合を示す模式的側面図である。図9及び図10は開幕状態を示し、図11は閉幕状態を示している。
図9に示す幕開閉装置は片開きであるため往路部2aのみに先導ランナ4を介装してあるが、図10及び図11に示すような両開きの幕開閉装置は、往路部2a及び復路部2bに先導ランナ4,4を介装してあり、また、先導ランナ4,4とウインチ13又はプーリ14との間にランナ6,6,…を備え、カーテン5,5を夫々係止してある。
【0011】
たるみが生じたとき、ウインチ13(プーリ14)と先導ランナ4との間のガイドレール1にランナ6,6,…が備えられているため、カーテン5の閉幕時には、たるんで垂れた索条2をランナ6,6,…が支持する(例えば図11。片開きの幕開閉装置の閉幕時も同様である)。
また、往路部2aには先導ランナ4が介装されているため、先導ランナ4の高さ分だけ往路部2aが持ち上げられることになり、カーテン5の開幕時(図9及び図10)であっても、たるんで垂れた索条2が、先導ランナ4とプーリ14との間のガイドレール1の下部の開口部から垂れ下がるようにして露出することを防止できる。
【0012】
しかしながら、カーテン5の開幕時は、ランナ6,6,…がウインチ13(プーリ14)側のガイドレール1端部に集まるため、ガイドレール1の中央部には、索条2を支持する部材が存在しない。このため、先導ランナ4が介装されていない復路部2bは、先導ランナ4とプーリ14との間のガイドレール1の下部の開口部から垂れ下がるようにして露出することがあるという問題があった。また、復路部2bに先導ランナ4が介装されている場合であっても、復路部2bに介装されている先導ランナ4とウインチ13との間の距離が、往路部2aに介装されている先導ランナ4とウインチ13との間の距離よりも長いため、索条2がガイドレール1の開口部から垂れ下がるようにして露出することがあるという問題があった。
【0013】
本発明は斯かる問題を解決するためになされたものであり、ガイドレールのウインチ側端部に、索条の往路部と復路部とをウインチの軸長方向に離隔させるガイド体を備えることにより、索条の噛み込み及び磨耗とガイドレールからの索条の露出とを防止する幕開閉装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る幕開閉装置は、ガイドレールと、該ガイドレールの一端部に配置したプーリと、前記ガイドレールの他端部に配置してあり、回転軸を中心に回転するウインチと、該ウインチ及び前記プーリに渡してループ状に張架した幕開閉用の索条とを備える幕開閉装置において、前記索条は、前記ウインチに一重又は二重以上に巻回してあり、前記他端部側に、前記索条の往路部と復路部とを、前記索条の張架方向と前記回転軸の軸長方向とに直交的に交わる方向に離隔させた状態で、前記回転軸の軸長方向に離隔させるガイド体を備えることを特徴とする。
【0015】
第1発明にあっては、ガイドレールのウインチ側端部に、索条を案内するガイド体を設けて、索条の往路部と復路部とをウインチの軸長方向に離隔させる。
この場合、ウインチに巻き付いている往路部と復路部とがウインチの軸長方向に離隔させられるため、例えばウインチに索条が二重に巻回してあるとき、往路部の巻き付き部分と復路部の巻き付き部分との間に空隙が生じる。このため、ウインチの回転に伴い、往路部と復路部とが摩擦によって磨耗することを防止する。
また、往路部の巻き付き部分と復路部の巻き付き部分との間に空隙が生じるため、ウインチの回転に伴い、往路部又は復路部とがウインチの回転軸の軸長方向へ夫々ズレた場合であっても、ウインチの回転軸にて往路部及び復路部の一方が他方の下に入り込んで噛み込みを生じることを防止する。
【0016】
更に、ガイドレールが略水平に配置されている場合、例えば先導ランナが介装されていない復路部(又は介装されている先導ランナとウインチとの間の距離が往路部よりも長い復路部)が、ガイド体によって上方向へ持ち上げられるように配置する。このとき、索条にたるみが生じて垂れ下がったとしても、索条はガイドレールの下部の開口部から露出し難い。
【0017】
第2発明に係る幕開閉装置は、前記ガイド体は、前記索条に接触して前記往路部と前記復路部とを離隔させる曲面が形成してあることを特徴とする。
【0018】
第2発明にあっては、索条を案内するガイド体と索条とが、ガイド体に形成してある曲面で接触するよう配置してあるので、ガイド体との接触による索条の負担を低減して、索条が痛み易くなるのを防止する。
また、ガイド体の曲面と索条とが点接触的に接触するよう配置することによって、ガイド体が有する平面又は曲面に索条が線接触的に接触する場合と比べ、索条と平面との摩擦により索条が磨耗して索条の劣化が促進されることを防止する。
【0019】
【課題を解決するための手段】
第3発明に係る幕開閉装置は、前記ガイド体は軸を有し、該軸を中心に回転可能に設けてあり、軸断面の外周形状が円形状であることを特徴とする。
【0020】
第3発明にあっては、索条を案内するガイド体が、円柱、紡錘体又は楕円体等の回転体であり、索条の移動に応じて、回転体の軸を中心に回転するよう設けられている。この場合、ガイド体は、索条の移動を阻害しない方向へ回転する。
このため、ガイド体が回転しない場合に比べて、ガイド体から索条へ与える負荷(例えば摩擦力)が減少し、索条の劣化を更に軽減している。
【0021】
第4発明に係る幕開閉装置は、前記ガイド体は単一であり、該単一のガイド体で前記往路部と前記復路部とを離隔させていることを特徴とする。
【0022】
第4発明にあっては、往路部と復路部とに夫々ガイド体を設けることなく、往路部及び復路部とを離隔させる単一のガイド体を備える。
このため、装置の構造が単純になり、容易に装置を構成することができる。
【0023】
第5発明に係る幕開閉装置は、前記ガイド体は単一であり、該単一のガイド体は軸方向に連続して同一形状を有し、該ガイド体の外周面が前記往路部及び前記復路部夫々に接触しており、前記ガイドレールの他端部又は該他端部と前記ウインチとの間に、前記軸が前記索条の張架方向に直交的に配置されていることを特徴とする。
【0024】
第5発明にあっては、往路部と復路部とに夫々ガイド体を設けることなく、往路部及び復路部とを離隔させる単一のガイド体を、ガイドレールの他端部又は該他端部とウインチとの間に備える。ガイド体は円柱状又は円筒状であって、回転軸を中心に回転可能に設けてあり、回転軸は、索条の張架方向とウインチの軸方向とに直交的に交わる方向に配置してある。また、ガイド体と索条とが、ガイド体の周面で点接触的に接触するよう配置してある。
【0025】
また、ガイド体が略水平に配置されている場合、ガイド体の最下部に往路部が接触しているとき、ガイド体の最上部に復路部が接触し、ガイド体が略垂直に配置されている場合、ガイド体の右側に往路部が接触しているとき、ガイド体の左側に復路部が接触するようガイド体及び往路部と復路部とを夫々配置してある。このため、単純な形状の部材を用いて、好適な装置を容易に構成することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
本実施の形態では、1本のガイドレールを略水平に配置し、幕であるカーテンを横方向に開閉する片開きの幕開閉装置を例示する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る幕開閉装置の構成を示す斜視図である。
図中1はガイドレールであり、ガイドレール1は、その開口部が下側に位置する略C字状の断面形状(図2(a)参照)に形成された棒状体であり、例えば窓枠の上部に略水平に配設される。
【0027】
ガイドレール1の一端側開放部近傍の内部には、プーリ14が備えられている。プーリ14は、樹脂又は金属(例えばアルミニウム)を用いて形成され、回転軸を略垂直にして軸支されており、該回転軸を囲むようにしてV型溝が形成されている。
また、ガイドレール1の他端側開放部近傍の外部には、回転軸13aを中心に回転するウインチ13が備えられている。ウインチ13は、後述する索条2に対する滑り止め効果を有する材料(例えばウレタンゴム)を用いて形成され、回転軸13aを略垂直にして軸支されており、更に、U型溝13b(図3(b),(c)参照)が形成されている。
【0028】
また、ガイドレール1の他端部には、その上面にウインチ13を備える電動のモータMが、ガイドレール1に直接的に接触しないように配置してある。
更に、ガイドレール1の他端部には、ガイドレール1の他端外面を覆うレールカバー10が、ウインチ13に当接しないよう外嵌され(図2参照)、ボルト及びナットでネジ留めされている。また、レールカバー10とモータMとがネジ留めされることによって、モータMとガイドレール1とが一体的に設けられている。
【0029】
更に、レールカバー10は、水平方向に配置された回転軸3aを中心に回転可能に設けてあるガイド体3を、1個だけ内部に備える。
ガイド体3は、ウインチ13とプーリ14とを結ぶ仮想直線上に、回転軸3aの軸長方向とガイドレール1の長手方向とが直交的に交叉するよう往路部2aと復路部2bとに挟まれて配置されている。
【0030】
モータMは、図示しない配線によって電源に接続されて駆動用の電力を得るよう構成されている。また、モータMの上面には、ウインチ13の回転軸13aに対し平行に軸支してあり、モータMの出力軸に連結されたギア15が備えられている。
ウインチ13は、回転軸13aと同軸的に、ギア15より大径のギア13cを備え、ギア13cとギア15との間に、タイミングベルト16が張架してある。
【0031】
幕開閉装置は、モータMの正回転、逆回転、及び停止を操作するための操作部Cを備え、操作部Cは、幕開閉装置本体とは別体に設けられ、モータM操作用の信号を送信する送信部(以下、リモートコントローラと言う)C1と、モータMに接続され、前記信号を受信する受信部C2とで構成されている。操作部Cは、リモートコントローラC1からモータMの正回転、逆回転、及び停止を指示する信号が送信され、送信された信号を受信部C2が受信することによって、モータMの正回転、逆回転、及び停止を操作する。
【0032】
幕開閉用の索条2は、アラミッド繊維又はワイヤ等の伸縮性が可及的に小さい材料を用いて形成されている。また、索条2は、ウインチ13のU型溝13bに二重に巻回してあり、索条2のたるみを吸収するコイルスプリング41を介し、ウインチ13及びプーリ14に渡してループ状に張架してある。索条2はガイドレール1には接触しないよう配置されており、ガイドレール1の長手方向と索条2の張架方向とは略等しい。
【0033】
索条2の往路部2aの途中には、先導ランナ4が介装してある。先導ランナ4は、索条2の移動に伴ってガイドレール1に摺動可能に設けられており、上部にコイルスプリング41が配置され、ガイドレール1の開口部から突出する吊り掛け部42に、カーテン5の先端に設けられた鉤状部材5aが係止されている。本実施の形態では、索条2の復路部2bには、先導ランナは備えられていない。
先導ランナ4とガイドレール1の他端部(ウインチ13側端部)の間のガイドレール1には、ランナ6,6,…が複数、ガイドレール1に摺動可能に設けられており、カーテン5の上端に設けられた図示しない複数の鉤状部材が、ランナ6,6,…に適宜係止されている。
【0034】
なお、両開きの幕開閉装置は、復路部2bに介装された先導ランナ4及びコイルスプリング41、並びに、この先導ランナ4とプーリ14との間に設けられたランナ6,6,…を更に備え、これらの先導ランナ4及びランナ6,6,…に、もう1枚のカーテン5の鉤上部材を夫々係止することによって構成する(図5参照)。
【0035】
図2は、ガイドレール1、索条2及びガイド体3の構成を示す拡大断面図である。図2(a)は、ガイドレール1、索条2、ガイド体3、及びレールカバー10を、索条2の張架方向に対し略平行に、ウインチ13側から視認した図であり、図2(b)におけるII−II線の断面図でもある。また、図2(b)は、ガイドレール1、索条2、ガイド体3、及びレールカバー10を、索条2の張架方向に対し略垂直に、右側にウインチ13、左側にプーリ14が位置するよう視認した図であり、図2(a)におけるI−I線の断面図でもある。
【0036】
ガイドレール1は、細長い矩形の金属板を短辺方向に折り曲げて、高さ25mm、幅25mmの略C字状に形成してある。
レールカバー10は、下向きに開口し、ガイドレール1の外面を覆ってネジ留めされているコの字状のカバー部と、カバー部の開口側端部に一体的に設けられた脚部とを有し、該脚部がモータMにネジ留めされる構成となっている。
また、レールカバー10とガイドレール1とは、ガイドレール1の端面がレールカバー10のカバー部内部に位置するよう配置されている。ガイドレール1を直接的に覆っていないレールカバー10の両側面には、高さ方向中央部付近に、穴部が夫々設けられている。
【0037】
ガイド体3は、索条2に対する摩擦が可及的に小さい樹脂(例えばジュラコン(登録商標))で形成された円筒を用いてなり、該円筒はガイドレール1の幅よりも短い軸長23mm、直径6mmであって、回転軸3aに、回転可能に遊嵌されている。また、円筒の周面は滑らかに形成されている。即ち、ガイド体3は、回転軸3a方向に連続して同一形状であって、軸断面の外周形状が円形状である。
【0038】
回転軸3aは、レールカバー10の幅よりも長い35mmの軸長を有する平行ピンを用いてなり、レールカバー10の穴部を貫通して嵌合固定されている。
以上のようにして、ガイド体3は、ガイドレール1のウインチ13側端部に、回転軸3aが索条2の張架方向に直交的に配置されている。
なお、回転軸3aとガイド体3とが嵌合固定又は一体的に設けられており、回転軸3aが、ガイドレール1に設けられた穴部に、回転可能に遊嵌されていても良い。また、直径6mmの円筒より太い(例えば8mmの)円筒を用いても良い。
【0039】
索条2は、ガイド体3により、往路部2aがガイド体3の周面(曲面)の最下部に接触して通過軌跡を降下され、復路部2bがガイド体2の周面の最上部に接触して通過軌跡を上昇されて、往路部2aと復路部2bとがガイド体3を挟む形態となっている。その結果、索条2は、ガイド体3とプーリ14との間は略水平に張架されており、ガイド体3とウインチ14との間は、ウインチ13で往路部2aと復路部2bとが一致するように斜めに張架されている。
ガイド体の介在によって往路部2aが押し下げられ、復路部2bが押し上げられた分だけ索条2に生じる張力は、コイルスプリング41が吸収するため、索条2に極端な張力が加えられて索条2のスムーズな移動を阻害することを防止している。
【0040】
ガイド体3は、例えばカーテン5が閉幕される方向へ移動する場合、即ち往路部2a及び往路部2bが白抜矢符方向へ移動する場合、矢符方向へ回転する。
以上のようにして、ガイド体3の回転及び滑らかな表面がガイド体3と索条2との間の摩擦力を低減するため、ガイド体3の介在による索条2の磨耗及び劣化を防止している。
【0041】
図3は、ウインチ13及び索条2の構成を示す拡大図である。図3(a)は索条2及びウインチ13の上面視の拡大平面図である。また、図3(b)は索条2及びウインチ13の復路部2b側の拡大側面図であり、図3(c)は往路部2a側の拡大側面図である。
ウインチ13は、回転軸13aを囲むようにしてU型溝13bが形成されている。U型溝13bの高さは、ガイド体3の直径以下(例えば5mm)である。また、U型溝13bの高さ方向の位置と、ガイド体3の高さ方向の位置とは、略同一である。
【0042】
索条2は、復路部2bがU型溝13bの上部に巻き付き、U型溝13bを2回巻いて、U型溝13bの下部から往路部2aがプーリ14側へ出ていくように、ウインチ13に巻回されている。
往路部2aはガイド体3の周面最下部に接触し、復路部2bはガイド体3の周面最上部に接触するため、往路部2a及び復路部2bは、ガイド体3によって垂直方向(ウインチ13の回転軸13aの軸長方向)に離隔される。
【0043】
即ち、ウインチ13のU型溝13bの溝形状により、図8(a)のように往路部2aと復路部2bとが夫々U型溝13bの溝底(U型溝13bの高さ方向の中央部分)へ寄り集まろうとした場合であっても、往路部2a及び復路部2b夫々に、U型溝13bの高さ方向の下端部分及び上端部分へ移動(離隔)しようとする力が働き、往路部2aの巻き付き部分と復路部2bの巻き付き部分との間に空隙が生じる。このため、図3(b),(c)に示すように、往路部2aと復路部2bとが接触する部分は、ほとんどない。
【0044】
つまり、ガイド体3が往路部2aと復路部2bとをウインチ13の回転軸13a方向に離隔させることによって、ウインチ13のU型溝13bに巻き付いている索条2において往路部2aの巻き付き部分と復路部2bの巻き付き部分との間に生じた空隙が、往路部2aと復路部2bとの接触、及び往路部2a及び復路部2bの噛み込みを防止している。即ち、本実施の形態の幕開閉装置は、索条2の噛み込みによるウインチ13の回転阻害、及び索条2の接触による磨耗を防止している。
索条2の磨耗により、従来の幕開閉装置は、ウインチ13の回転が1万5千回程度で索条2が劣化するが、本実施の形態の幕開閉装置は、ウインチ13の回転が2万回程度まで索条2が劣化しない。即ち、索条2の寿命を約30%延命することができる。
【0045】
以上のような幕開閉装置は、操作部Cによって操作され、モータMが正回転又は逆回転したとき、ギア15が回転し、ギア15の回転がタイミングベルト16を介してギア13cに伝達されて、ウインチ13が回転する。このとき、ウインチ13の回転によって索条2が移動し、往路部2aに介装された先導ランナ4がウインチ13側からプーリ14側へ、又はプーリ14側からウインチ13側へ、ガイドレール1に沿って摺動することによって、カーテン5が開閉する。
【0046】
図4は、本実施の形態の幕開閉装置の索条2にたるみが生じた場合を示す模式的側面図であり、図5は、両開きの幕開閉装置の索条2にたるみが生じた場合を示す模式的側面図であって、各カーテン5の閉幕状態を夫々示している。
以上のような幕開閉装置は、ガイドレール1のウインチ13側端部にガイド体3を備えることによって、往路部2aをガイド体3の下側へ案内し、復路部2bを、ガイド体3の上側へ案内している。このため、コイルスプリング41でも吸収できないほどのたるみが索条2に生じた場合であっても、往路部2aを先導ランナ4(及びランナ6,6,…)が支持し、復路部2bはガイド体3(及びランナ6,6,…)が支持して、復路部2bに先導ランナ4が介装してある場合は、この先導ランナ4とガイド体3と(及びランナ6,6,…)が支持して、索条2がガイドレール1の下部の開口部から垂れ下がることを防止している。
【0047】
なお、本実施の形態におけるガイド体3はレールカバー10に設けられているが、ガイド体3をガイドレール1に設けたり、ガイドレール1とウインチ13との間に、例えばモータMに支持させるようにして設けたりしても良い。
また、装置の他の部材に干渉しない範囲で(例えばガイドレール1のサイズ又はガイドレール1とウインチ13との間の距離等に応じて)、ガイド体3とウインチ13との間の距離は可及的に短く、ガイド体3の直径は可及的に太径にする方が好ましい。
また、往路部2a又は復路部2bの何れかをガイド体3に接触させ、一方の通過軌跡をそのままに、他方の通過軌跡を下降又は上昇させて、一方から他方を離隔させる構成としても良い。
【0048】
実施の形態 2.
以下、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る幕開閉装置が備えるガイドレール1、索条2及びガイド体31,32の構成を示す拡大断面図である。図6(a)は、ガイドレール1、索条2、ガイド体31,32、及びレールカバー10を、索条2の張架方向に対し略平行に、ウインチ13側から視認した図であり、図6(b)におけるIV−IV線の断面図でもある。また、図6(b)は、ガイドレール1、索条2、ガイド体31,32、及びレールカバー10を、索条2の張架方向に対し略垂直に、右側にウインチ13、左側にプーリ14が位置するよう視認した図であり、図6(a)におけるIII −III 線の断面図でもある。
【0049】
レールカバー10の両側面夫々には、ガイド体3の代わりに、曲板状のガイド体31及びガイド体32が、ガイド体31はその曲面を下側に向け、該曲面が、往路部2aの通過軌跡(ガイド体が介在しない場合の通過軌跡)より下に位置するよう配置し、ガイド体32はその曲面を上側に向け、該曲面が、復路部2bの通過軌跡より上に位置するよう配置して、レールカバー10の内側へ水平方向に突出するように設けられている。
【0050】
ガイド体31,32は、細長い矩形の板を、該板の短辺方向に、略円弧状に曲げて形成してあり、短辺方向が索条2の張架方向に略等しく、長辺方向が水平になるよう配置してある。ガイド体31,32は、ガイドレール1の幅より短く、また、索条2の往路部2a及び復路部2bがガイドレール1の幅方向へ移動した場合であっても、往路部2a及び復路部2bがガイド体31,32から脱離しないだけの十分な長さを、ガイドレール1の幅方向に有する。
【0051】
往路部2aはガイド体31の曲面に接触させてあり、復路部2bはガイド体32の曲面に接触させてあるため、往路部2a及び復路部2bは、ガイド体3によって垂直方向(ウインチ13の回転軸13aの軸長方向)に離隔される。
即ち、ウインチ13のU型溝13bの溝形状により、往路部2aと復路部2bとが夫々U型溝13bの溝底へ寄り集まろうとした場合であっても、往路部2a及び復路部2b夫々に離隔方向へ移動しようとする力が働き、往路部2aの巻き付き部分と復路部2bの巻き付き部分との間に空隙が生じる。
【0052】
以上のような幕開閉装置は、ガイド体31,32によって、実施の形態1と同様に、摩擦による索条2の劣化、索条2の噛み込みによるウインチ13の回転阻害、及び、たるんだ索条2のガイドレール1からの露出を防止する効果を得ることができる。更に、本実施の形態の幕開閉装置は、ガイド体31,32のガイドレール1に対する高さ方向の位置又は長さ方向の位置を自在に配置して構成することができるため、単一のガイド体を用いる場合に比べて、往路部2a及び復路部2b夫々の配置の自由度を向上させることができる。
【0053】
なお、本実施の形態において、索条2の脱離を防止すべく、ガイド体31,32の端部に、上方向へ突出する突出部を設けたり、ガイド体31,32を、レールカバー10の側面側へ下がるように傾斜させたりしても良い。
また、本実施の形態1及び2においては、水平方向に配設された1本のガイドレール1に沿ってカーテン5を吊り下げ、横方向に開閉する幕開閉装置を例示したが、水平方向に配設された2本のガイドレールの間に幕を張り渡し、水平方向に開閉する幕開閉装置であっても本発明の効果は得られる。また、ウインチ13のU型溝13bに二重に索条2を巻回してある幕開閉装置を例示したが、三重以上に巻回してある幕開閉装置であっても本発明の効果は得られる。
【0054】
また、ウインチ13のU型溝13bに一重に巻装してある幕開閉装置であっても良いが、この場合、索条2の弛みによって索条2がガイドレール1の開口部から露出することを防止する効果が得られる。
更に、垂直方向のガイドレールに沿って幕を上下に開閉し、ウインチに索条を二重以上に巻回してある幕開閉装置であっても良いが、この場合、ウインチでの索条の噛み込みによるウインチの回転阻害を防止し、ウインチ部分での索条の摩擦による索条の劣化を低減する効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の幕開閉装置によれば、ガイド体によって、ウインチで索条が噛み込むことを防止することにより、索条の噛み込みがウインチの回転を阻害し、回転速度が減少することを防止できるため、幕の開閉速度の低下を防止することができる。
また、ガイド体によって、ウインチで索条の一部が他部に強く接触することを防止することにより、摩擦によって索条が短期間に磨耗することを防止できるため、索条の劣化を抑制することができる。
【0056】
更に、ガイドレールが略水平に配置されている場合、ガイド体によって、索条を上方向へ持ち上げることにより、索条にたるみが生じて垂れ下がったとしても、ガイドレールの下部の開口部から露出することを防止できるため、露出した索条によって装置の美観が損なわれることを防止できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る幕開閉装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る幕開閉装置が備えるガイドレール、索条及びガイド体の構成を示す拡大断面図である。(a)はガイドレールに直交方向の拡大断面図であり、(b)はガイドレールに平行方向の拡大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る幕開閉装置が備えるウインチ及び索条の構成を示す拡大図である。(a)はウインチの上面視の拡大平面図であり、(b)はウインチの一方の拡大側面図であり、(c)はウインチの他方の拡大側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る幕開閉装置の索条にたるみが生じた場合を示す模式的側面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る両開きの幕開閉装置の索条にたるみが生じた場合を示す模式的側面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る幕開閉装置が備えるガイドレール、索条及びガイド体の構成を示す拡大断面図である。(a)はガイドレールに直交方向の拡大断面図であり、(b)はガイドレールに平行方向の拡大断面図である。
【図7】従来の幕開閉装置の構成を示す斜視図である。
【図8】従来の幕開閉装置が備えるウインチ及び索条の構成を示す拡大図である。(a)は正常状態を示すウインチの拡大側面図であり、(b)は従来の問題点を示すウインチの拡大側面図である。
【図9】従来の片開きの幕開閉装置の索条にたるみが生じた場合の開幕状態を示す模式的側面図である。
【図10】従来の両開きの幕開閉装置の索条にたるみが生じた場合の開幕状態を示す模式的側面図である。
【図11】従来の両開きの幕開閉装置の索条にたるみが生じた場合の閉幕状態を示す模式的側面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール
2 索条
2a 往路部
2b 復路部
3,31,32 ガイド体
3a 回転軸
13 ウインチ
13a 回転軸
14 プーリ
Claims (5)
- ガイドレールと、該ガイドレールの一端部に配置したプーリと、前記ガイドレールの他端部に配置してあり、回転軸を中心に回転するウインチと、該ウインチ及び前記プーリに渡してループ状に張架した幕開閉用の索条とを備える幕開閉装置において、
前記索条は、前記ウインチに一重又は二重以上に巻回してあり、
前記他端部側に、前記索条の往路部と復路部とを、前記索条の張架方向と前記回転軸の軸長方向とに直交的に交わる方向に離隔させた状態で、前記回転軸の軸長方向に離隔させるガイド体を備えることを特徴とする幕開閉装置。 - 前記ガイド体は、前記索条に接触して前記往路部と前記復路部とを離隔させる曲面が形成してあることを特徴とする請求項1に記載の幕開閉装置。
- 前記ガイド体は軸を有し、該軸を中心に回転可能に設けてあり、軸断面の外周形状が円形状であることを特徴とする請求項2に記載の幕開閉装置。
- 前記ガイド体は単一であり、該単一のガイド体で前記往路部と前記復路部とを離隔させていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の幕開閉装置。
- 前記ガイド体は単一であり、該単一のガイド体は軸方向に連続して同一形状を有し、該ガイド体の外周面が前記往路部及び前記復路部夫々に接触しており、前記ガイドレールの他端部又は該他端部と前記ウインチとの間に、前記軸が前記索条の張架方向に直交的に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の幕開閉装置。
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