JPH09328518A - 塩素化塩化ビニル樹脂の製造方法 - Google Patents

塩素化塩化ビニル樹脂の製造方法

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JPH09328518A
JPH09328518A JP8174153A JP17415396A JPH09328518A JP H09328518 A JPH09328518 A JP H09328518A JP 8174153 A JP8174153 A JP 8174153A JP 17415396 A JP17415396 A JP 17415396A JP H09328518 A JPH09328518 A JP H09328518A
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chlorine
pvc
vinyl chloride
chloride resin
thermal stability
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JP8174153A
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English (en)
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Tsuyoshi Suzuki
毅之 鈴木
Minoru Isshiki
実 一色
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/18Introducing halogen atoms or halogen-containing groups
    • C08F8/20Halogenation
    • C08F8/22Halogenation by reaction with free halogens

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな設備コストを必要とすることなく、熱
安定性の改良された塩素化塩化ビニル樹脂を製造する方
法を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル樹脂を水性懸濁下で塩素化し
て塩素化塩化ビニル樹脂を製造するに際し、酸素濃度が
200ppm 以下の塩素を使用して紫外線照射下に塩素化
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩素化塩化ビニル
樹脂を製造する方法に関し、更に詳しくは、大きな設備
コストを必要とすることなく、熱安定性の改良された塩
素化塩化ビニル樹脂を製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】塩素化塩化ビニル樹脂は、塩化ビニル樹
脂を塩素化することにより得られる。塩素化塩化ビニル
樹脂は塩化ビニル樹脂が有する優れた特徴を保持しなが
ら塩化ビニル樹脂より耐熱性に優れる特長をもち、耐熱
性を要求されるパイプ、継手、工業板、シート等に用い
られている。しかしながら、塩素化塩化ビニル樹脂は塩
化ビニル樹脂より熱安定性が悪く、加工成形時に樹脂が
焼けやすく、長期間の加工成形がしにくいとか、透明用
途で着色する等の問題点がある。このような塩素化塩化
ビニル樹脂の熱安定性の悪さを改良するために、樹脂の
改良や樹脂への添加物の配合・改良等がおこなわれてき
たが、それらはいずれも満足のいくものでなかった。
【0003】これまで塩素の改良により塩素化塩化ビニ
ル樹脂を製造する方法は、次のようにものがある、例え
ば、特公昭45−30833では水懸濁塩素化で、塩素
中の酸素濃度を500〜3500ppm に制御して塩化ビ
ニル樹脂を塩素化し、物性の良い塩素化塩化ビニル樹脂
を得ている。また、特開平6−32822では、塩化ビ
ニル樹脂の熱塩素化において、塩素中の酸素濃度を10
〜100ppm に制御して熱安定性の良い塩素化塩化ビニ
ル樹脂を得ている。
【0004】しかし、特公昭45−30833で開示さ
れている発明を再現すると、確かに電解工場から得られ
る2〜3%の酸素濃度をもつ塩素をもちいて製造された
塩素化塩化ビニル樹脂より熱安定性には優れるものの、
その塩素化塩化ビニル樹脂が長期の押出成形あるいは射
出成形に耐えるだけの良好な熱安定性をもつには至って
いない。またこの塩素化塩化ビニル樹脂を、透明用途の
工業板あるいはシートに加工しても色調が悪く、熱安定
性が満足できる水準に達しているとは言い難い。
【0005】また、特開平6−32822で開示されて
いる発明は、110〜135℃の温度で塩化ビニル樹脂
を熱塩素化する方法であり、製造に要する反応機に高い
耐圧性が要求され、設備にかかる費用が大きくなり、実
用的な方法ではない。更に、このような熱塩素化による
方法で製造された塩素化塩化ビニル樹脂は、熱による劣
化のため熱安定性が悪く、そのために特開平6−328
22で開示されているような10〜100ppm という比
較的低い酸素濃度の塩素を用いないと満足できる水準の
熱安定性をもった塩素化塩化ビニル樹脂を得ることがで
きない。特に、生産性向上のために反応機中の塩化ビニ
ル樹脂濃度を上げて塩素化反応を行なったり、耐熱性の
向上のため更に高い塩素化度まで塩素化をおこなう等で
塩素消費量が多いときは、使用する塩素中の酸素濃度を
更に低濃度にしないと満足できる水準の熱安定性をもっ
た塩素化塩化ビニル樹脂は得られない。従って、実用上
大きな設備コストを必要とせず、実施が容易で、かつ熱
安定性が格段に優れた塩素化塩化ビニル樹脂の製造方法
は未だ提案されていないのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、用いる原料の塩化ビニル樹脂に特別の工夫
をせず、しかも実用上大きな設備コストを必要としない
工業的に有利な方法であって、熱安定性が格段に優れた
塩素化塩化ビニル樹脂を製造する方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決せんとして鋭意研究の結果、酸素濃度を特定の値
以下にコントロールした塩素を用いて塩化ビニル樹脂を
水性懸濁下で光塩素化することにより、大きな設備コス
トを必要とせず、また熱劣化を伴うことなく、熱安定性
が格段に優れた塩素化塩化ビニル樹脂を得ることができ
ることを見い出し、本発明に到達した。即ち、本発明
は、塩化ビニル樹脂を水性懸濁下で塩素化して塩素化塩
化ビニル樹脂を製造するに際し、酸素濃度が200ppm
以下、好ましくは50ppm 以下の塩素を使用して紫外線
照射下に塩素化することを特徴とする塩素化塩化ビニル
樹脂の製造方法を内容とする。
【0008】酸素濃度が200ppm 以下の塩素を得るた
めには、従来の塩素の製造法ではきわめて困難であり、
電解工場で製造した塩素ガスを液化し、しかも塩素ガス
の液化率を90%以下に抑えた塩素を用いることが好ま
しい。こうして得られた液体塩素に含まれる酸素の濃度
は200ppm 以下であり、これを気化して塩化ビニル樹
脂の塩素化に利用する塩素ガス中の酸素の濃度も200
ppm 以下となる。また、更に塩素中の酸素濃度を下げて
50ppm 以下にするには、更に塩素ガスの液化率を下げ
ればよい。
【0009】塩素中の酸素濃度を200ppm 以下に抑え
ることにより、塩化ビニル樹脂を紫外線照射下に塩素化
して得られる塩素化塩化ビニル樹脂の熱安定性がこれま
での塩素化塩化ビニル樹脂の熱安定性より格段に向上す
るとともに、耐熱性の指標であるVicat軟化点が向
上し、より改良された耐熱性塩素化塩化ビニル樹脂が得
られる。一方、生産性向上のために反応機中の塩化ビニ
ル樹脂濃度を上げて紫外線照射下に塩素化反応をおこな
ったり、耐熱性の向上のためさらに高い塩素化度まで紫
外線照射下に塩素化をおこなう等のように単位塩化ビニ
ル樹脂あたりの塩素消費量が多いときは、使用する塩素
中の酸素濃度を200ppm 以下に制御することにより、
これまでの塩素化塩化ビニル樹脂より熱安定性が改良さ
れるものの、必ずしも満足できる水準には至らない。こ
のように単位塩化ビニル樹脂あたりの塩素消費量が多い
ときは、更に塩素中の酸素濃度を50ppm 以下に制御す
ることにより、満足できる水準の熱安定性をもった塩素
化塩化ビニル樹脂を得ることができる。また、工業板・
シート等の透明用途では、塩素中の酸素濃度を200pp
m 以下にすることにより、これまでの塩素化塩化ビニル
樹脂の透明性を向上させることができるものの、必ずし
も満足できる水準には至らない。このような工業板・シ
ート等の透明用途では、50ppm 以下の酸素濃度の塩素
を用いることにより、満足できる水準の透明性に優れた
塩素化塩化ビニル樹脂を得ることができる。なお、本発
明では塩素中の酸素濃度の下限については特に制限され
ない。
【0010】ここで、水性懸濁下に紫外線照射下で塩化
ビニル樹脂を塩素化して塩素化塩化ビニル樹脂を得る方
法は公知の方法であって、特公昭43−1613、特公
昭45−38260等に記載されている。本発明は、こ
れらの記載の方法で実施することができる。本発明で塩
素化反応を紫外線照射下でおこなうのは、特開平6−3
2822で開示されているような110〜135℃の温
度で塩化ビニル樹脂を熱塩素化する方法と異なり、反応
機に高い耐圧性を要求されず、設備にかかる費用が少な
くて済み、実用的な方法だからである。更に、このよう
な熱塩素化による方法と異なり、水性懸濁下に紫外線照
射下で塩化ビニル樹脂を塩素化して塩素化塩化ビニル樹
脂を得る製造方法で得られた塩素化塩化ビニル樹脂は、
熱による劣化がなく、従って熱安定性が良好で、そのた
めに200ppm 以下という比較的高い酸素濃度の塩素を
用いても、満足できる水準の熱安定性をもった塩素化塩
化ビニル樹脂を得ることができるからである。
【0011】また特に、水性懸濁下に紫外線照射下で塩
化ビニルを塩素化して塩素化塩化ビニル樹脂を得る製造
方法によると、生産性向上のために反応機中の塩化ビニ
ル樹脂濃度を上げて塩素化反応をおこなったり、耐熱性
の向上のため更に高い塩素化度まで塩素化をおこなう等
で単位塩化ビニル樹脂あたりの塩素消費量が多いとき
は、使用する塩素中の酸素濃度を50ppm 以下にすれば
満足できる水準の熱安定性をもった塩素化塩化ビニル樹
脂を得ることができる。これに対し、前記した特開平6
−32822に記載の塩化ビニル樹脂の熱塩素化では、
樹脂の劣化による熱安定性の悪化を隠すために、塩素中
酸素濃度をこれより更に低水準で制御する必要がある。
【0012】
【実施例】以下に実施例と比較例を挙げて本発明を一層
具体的に説明するが、これらは本発明を何ら限定するも
のではない。以下の実施例および比較例において、部お
よび%は特に断らない限り重量基準である。また、塩化
ビニル樹脂をPVC、塩素化塩化ビニル樹脂をCPVC
と記す。なお、実施例及び比較例における熱安定性試
験、ビカット軟化点の測定方法は下記のとおりである。
【0013】(イ)熱安定性試験 20×15mmに切り取ったロールシート片を、200℃
ギヤオーブンにて10分毎に取り出し、目視で黒化度を
観察した。黒化するまでに要する時間(黒化時間:分)
で示した。 (ロ)ビカット軟化点 JIS K6776に準ずる。但し、荷重は5Kgとし
た。
【0014】実施例1 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.08部のポリ
ビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.04部
の油溶性重合開始剤(t−ブチルパーオキシネオデカノ
エート)とを投入し容器内を真空脱気したのち、容器内
に100部の塩化ビニルを圧入した。その後、攪拌下で
58℃で5時間重合を行わせ、PVCを得た。このPV
Cは重合度が1000であった。 (塩素化工程)反応機に230部の純水と、100部の
PVCを投入し、真空脱気および窒素置換をおこない、
真空脱気後、酸素濃度が10ppm の塩素を吹き込み、高
圧水銀灯を照射して、70℃で塩素化をおこなった。塩
素含有量が67%に達したとき、塩素化反応を停止し
た。窒素にて未反応塩素を追い出し後、残存塩素を除去
し、水洗にて残存塩酸を除去し、乾燥してCPVCを得
た。 (加工性・物性評価)塩素化工程で得られた100部の
CPVC、10部のMBS(鐘淵化学工業株式会社製、
商品名:カネエースB31)、2部のスズ系安定剤〔ジ
−n−オクチルスズ−S,S′−ビス(イソオクチルメ
ルカプトアセテート)とジ−n−オクチルスズ−マレー
トポリマー、等量〕、1部のステアリン酸、0.7部の
パラフィンワックスをブンレドし、クリアランス0.2
mmで195℃のロールにて3分間練った。得られたロー
ルシートを縦20mm、横15mmに切り取り、熱安定性試
験に供した。熱安定性試験でシートの黒化時間は70分
で、熱安定性は良好であった。また、別に得られたロー
ルシートを重ねて200℃でプレスしてプレス板を作成
し、Vicat軟化点試験に供した。Vicat軟化点
は116.2℃であり良好な耐熱性を示した。
【0015】実施例2 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
100ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様に
してPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。この
CPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されて
いる方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間
は60分であり、熱安定性は良好であった。また、Vi
cat軟化点は115.7℃であり、耐熱性も良好であ
った。
【0016】実施例3 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
1ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様にして
PVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。このCP
VCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されている
方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間は7
0分であり、熱安定性は良好であった。また、Vica
t軟化点は116.4℃であり、耐熱性も良好であっ
た。
【0017】実施例4 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
50ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様にし
てPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。このC
PVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されてい
る方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間は
70分であり、熱安定性が良好であった。また、Vic
at軟化点は116.0℃であり、耐熱性も良好であっ
た。
【0018】実施例5 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
200ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様に
してPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。この
CPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されて
いる方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間
は60分であり、熱安定性は良好であった。また、Vi
cat軟化点は115.1℃であり、耐熱性も良好であ
った。
【0019】比較例1 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
250ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様に
してPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。この
CPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されて
いる方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間
は40分間であり、熱安定性は悪かった。また、Vic
at軟化点は113.3℃であり、耐熱性も悪かった。
【0020】比較例2 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
500ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様に
してPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。この
CPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されて
いる方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間
は20分間であり、熱安定性は悪かった。また、Vic
at軟化点は112.2℃であり、耐熱性も悪かった。
【0021】比較例3 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
1000ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様
にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。こ
のCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示され
ている方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時
間は20分であり、熱安定性は悪かった。また、Vic
at軟化点は111.9℃であり、耐熱性も悪かった。
【0022】比較例4 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
3000ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様
にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。こ
のCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示され
ている方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時
間は10分であり、熱安定性はきわめて悪かった。ま
た、Vicat軟化点は111.0℃であり、耐熱性も
きわめて悪かった。
【0023】比較例5 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素を、酸素が
8000ppm 含まれる塩素に変えた他は実施例1と同様
にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。こ
のCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示され
ている方法で評価した。ロールに樹脂を投入直後に樹脂
が黒化し、ロール表面に粘着して、シートが作成できな
かった。このCPVCは熱安定性が極端に悪く、実用上
使用できないものであった。
【0024】実施例6 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.05部のヒド
ロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メトキシル
基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.0%)と
0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパーオキシ
ネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱気したの
ち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入した。その
後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、PVCを得
た。このPVCは重合度が1000であった。このよう
にして得られたPVCを塩素化するにあたって、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素として、酸
素が10ppm 含まれる塩素を用い実施例1と同様にして
PVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。このCP
VCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されている
方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間は7
0分であり、熱安定性は良好であった。また、Vica
t軟化点は116.2℃であり、耐熱性も良好であっ
た。
【0025】実施例7 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.07部のポリ
ビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.03部
のヒドロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メト
キシル基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.0
%)と0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパー
オキシネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱気
したのち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入した。
その後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、PVC
を得た。このPVCは重合度が1000であった。この
ようにして得られたPVCを塩素化するにあたって、
(塩素化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素とし
て、酸素が10ppm 含まれる塩素を用いて実施例1と同
様にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。
このCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示さ
れている方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化
時間は70分であり、熱安定性は良好であった。また、
Vicat軟化点は116.2℃であり、耐熱性も良好
であった。
【0026】実施例8 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.008部のポ
リビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.045
部のヒドロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メ
トキシル基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.
0%)と0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパ
ーオキシネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱
気したのち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入し
た。その後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、P
VCを得た。このPVCは重合度が1000であった。
このようにして得られたPVCを塩素化するにあたっ
て、(塩素化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素
として、酸素が10ppm 含まれる塩素を用いて実施例1
と同様にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを得
た。このCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で
示されている方法で評価した。熱安定性試験でシートの
黒化時間は70分であり、熱安定性は良好であった。ま
た、Vicat軟化点は116.2℃であり、耐熱性も
良好であった。
【0027】実施例9 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.05部のヒド
ロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メトキシル
基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.0%)と
0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパーオキシ
ネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱気したの
ち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入した。その
後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、PVCを得
た。このPVCは重合度が1000であった。このよう
にして得られたPVCを塩素化するにあたって、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素として、酸
素が200ppm 含まれる塩素を用いて実施例1と同様に
してPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。この
CPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されて
いる方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間
は60分間であり、熱安定性は良好であった。また、V
icat軟化点は115.1℃であり、耐熱性も良好で
あった。
【0028】実施例10 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.07部のポリ
ビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.003
部のヒドロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メ
トキシル基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.
0%)と0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパ
ーオキシネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱
気したのち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入し
た。その後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、P
VCを得た。このPVCは重合度が1000であった。
このようにして得られたPVCを塩素化するにあたっ
て、(塩素化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素
として、酸素が200ppm 含まれる塩素を用いて実施例
1と同様にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを
得た。このCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)
で示されている方法で評価した。熱安定性試験でシート
の黒化時間は60分であり、熱安定性は良好であった。
また、Vicat軟化点は115.1℃であり、耐熱性
も良好であった。
【0029】実施例11 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.008部のポ
リビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.045
部のヒドロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メ
トキシル基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.
0%)と0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパ
ーオキシネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱
気したのち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入し
た。その後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、P
VCを得た。このPVCは重合度が1000であった。
このようにして得られたPVCを塩素化するにあたっ
て、(塩素化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素
として、酸素が200ppm 含まれる塩素を用いてPVC
の塩素化をおこない、CPVCを得た。このCPVCを
実施例1の(加工性・物性評価)で示されている方法で
評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間は60分で
あり、熱安定性は良好であった。また、Vicat軟化
点は115.1℃であり、耐熱性も良好であった。
【0030】比較例6 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.05部のヒド
ロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メトキシル
基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.0%)と
0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパーオキシ
ネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱気したの
ち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入した。その
後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、PVCを得
た。このPVCは重合度が1000であった。このよう
にして得られたPVCを塩素化するにあたって、(塩素
化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素として、酸
素が500ppm 含まれる塩素を用いて実施例1と同様に
してPVCの塩素化をおこない、CPVCを得た。この
CPVCを実施例1の(加工性・物性評価)で示されて
いる方法で評価した。熱安定性試験でシートの黒化時間
は20分であり、熱安定性は悪かった。また、Vica
t軟化点は112.2℃であり、耐熱性も悪かった。
【0031】比較例7 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.07部のポリ
ビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.003
部のヒドロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メ
トキシル基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.
0%)と0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパ
ーオキシネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱
気したのち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入し
た。その後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、P
VCを得た。このPVCは重合度が1000であった。
このようにして得られたPVCを塩素化するにあたっ
て、(塩素化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素
として、酸素が500ppm 含まれる塩素を用いて実施例
1と同様にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを
得た。このCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)
で示されている方法で評価した。熱安定性試験でシート
の黒化時間は20分間であり、熱安定性は悪かった。ま
た、Vicat軟化点は112.2℃であり、耐熱性も
悪かった。
【0032】比較例8 (PVCの製造)攪拌翼を装備したステンレスオートク
レーブに120部のイオン交換水と、0.008部のポ
リビニルアルコール(PVA)(鹸化度:79.5モル
%、4%、20℃粘度:41.0CPS)と0.045
部のヒドロキシプロピルメチルセルロース(MC)(メ
トキシル基21.5%、ヒドロキシプロポキシル基8.
0%)と0.04部の油溶性重合開始剤(t−ブチルパ
ーオキシネオデカノエート)とを投入し容器内を真空脱
気したのち、容器内に100部の塩化ビニルを圧入し
た。その後、攪拌下で58℃で5時間重合を行わせ、P
VCを得た。このPVCは重合度が1000であった。
このようにして得られたPVCを塩素化するにあたっ
て、(塩素化工程)のところで塩素化反応に用いる塩素
として、酸素が500ppm 含まれる塩素を用いて実施例
1と同様にしてPVCの塩素化をおこない、CPVCを
得た。このCPVCを実施例1の(加工性・物性評価)
で示されている方法で評価した。熱安定性試験でシート
の黒化時間は20分であり、熱安定性は悪かった。ま
た、Vicat軟化点は112.2℃であり、耐熱性も
悪かった。
【0033】実施例12 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで反応機に186部の純水と、100
部のPVCを投入してPVCの塩素化をおこない、CP
VCを得た。ただし、塩素中の酸素濃度は実施例1と同
様に10ppm である。このCPVCを実施例1の(加工
性・物性評価)で示されている方法で評価した。熱安定
性試験でシートの黒化時間は60分であり、熱安定性が
良好であった。また、Vicat軟化点は116.0℃
であり、耐熱性も良好であった。
【0034】実施例13 (PVCの製造)は実施例5と同様におこない、(塩素
化工程)のところで反応機に186部の純水と、100
部のPVCを投入してPVCの塩素化をおこない、CP
VCを得た。ただし、塩素中の酸素濃度は実施例5と同
様に200ppmである。このCPVCを実施例1の(加
工性・物性評価)で示されている方法で評価した。熱安
定性試験でシートの黒化時間は50分であり、熱安定性
は良好であった。また、Vicat軟化点は114.7
℃であり、耐熱性も良好であった。
【0035】比較例9 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで反応機に186部の純水と、100
部のPVCを投入してPVCの塩素化をおこない、CP
VCを得た。ただし、塩素中の酸素濃度は比較例1と同
様に500ppmである。このCPVCを実施例1の(加
工性・物性評価)で示されている方法で評価した。熱安
定性試験でシートの黒化時間は10分であり、熱安定性
は悪かった。また、Vicat軟化点は111.8℃で
あり、耐熱性も悪かった。
【0036】比較例10 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで反応機に186部の純水と、100
部のPVCを投入してPVCの塩素化をおこない、CP
VCを得た。ただし、塩素中の酸素濃度は比較例2と同
様に1000ppm である。このCPVCを実施例1の
(加工性・物性評価)で示されている方法で評価した。
熱安定性試験でシートの黒化時間は10分であり、熱安
定性は悪かった。また、Vicat軟化点は111.5
℃であり、耐熱性も悪かった。
【0037】比較例11 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで特開平6−32822に準じて熱塩
素化をおこなった。すなわち、反応機に230部の純水
と、100部のPVCを投入し、真空脱気および窒素置
換をおこない、真空脱気後、酸素濃度が50ppm の塩素
を吹き込み、125℃で塩素化をおこなった。塩素含有
量が67%に達したとき、塩素の供給を止め、反応機を
冷却して塩素化反応を停止した。窒素にて未反応塩素を
追い出し後、残存塩素を除去し、水洗にて残存塩酸を除
去し、乾燥してCPVCを得た。その後、実施例1の
(加工性・物性評価)で示されている方法で評価した。
熱安定性試験でシートの黒化時間は30分であり、熱安
定性は悪かった。また、Vicat軟化点は112.5
℃であり、耐熱性も悪かった。
【0038】比較例12 (PVCの製造)は実施例1と同様におこない、(塩素
化工程)のところで比較例10と同様に熱塩素化をおこ
なった。ただし、使用した塩素の酸素濃度は200ppm
である。得られたCPVCについて実施例1の(加工性
・物性評価)で示されている方法で評価した。熱安定性
試験でシートの黒化時間は10分であり、熱安定性が悪
かった。また、Vicat軟化点は111.2℃であ
り、耐熱性も悪かった。
【0039】上記実施例1〜13及び比較例1〜12の
製造方法の概要及び評価結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明により製造された塩素化塩化ビニ
ル樹脂は熱安定性が格段に優れ、かつ用いる原料の塩化
ビニル樹脂に特別の工夫を要せず、しかも実用上大きな
設備コストを必要としないため、本発明はきわめて容易
で、実用的かつ工業的に有利な塩素化塩化ビニル樹脂の
熱安定性の改良方法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル樹脂を水性懸濁下で塩素化し
    て塩素化塩化ビニル樹脂を製造するに際し、酸素濃度が
    200ppm 以下の塩素を使用して紫外線照射下に塩素化
    することを特徴とする、塩素化塩化ビニル樹脂の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 酸素濃度が50ppm 以下の塩素を使用す
    る請求項1記載の製造方法。
JP8174153A 1996-06-12 1996-06-12 塩素化塩化ビニル樹脂の製造方法 Pending JPH09328518A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57501285A (ja) * 1980-08-26 1982-07-22
JPH0632822A (ja) * 1992-07-14 1994-02-08 Tokuyama Sekisui Ind Corp 塩素化塩化ビニル樹脂の製造方法

Patent Citations (2)

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