JPH09328280A - 乗客コンベア手摺りベルト速度検出装置 - Google Patents

乗客コンベア手摺りベルト速度検出装置

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Publication number
JPH09328280A
JPH09328280A JP14888596A JP14888596A JPH09328280A JP H09328280 A JPH09328280 A JP H09328280A JP 14888596 A JP14888596 A JP 14888596A JP 14888596 A JP14888596 A JP 14888596A JP H09328280 A JPH09328280 A JP H09328280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail belt
arm
bracket
roller
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14888596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Abe
義雄 阿部
Kazumi Kobune
一美 小船
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP14888596A priority Critical patent/JPH09328280A/ja
Publication of JPH09328280A publication Critical patent/JPH09328280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手摺りベルト速度を検出するために、ベルトの
上側と下側にローラとこれを支持する部品が必要なた
め、どうしても構成部品が多くなる欠点があった。 【解決手段】帰り側手摺りベルト1の上側に、検出部の
自重で接触して回転するローラ18と発電機よりなる検
出部を実装し、検出部の上昇を制限するストッパを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエスカレータや動く
舗道等の乗客コンベアの異常を監視する乗客コンベアの
監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗客コンベアは百貨店,交通機関
の校内等に設置、普及するにつれ、乗客コンベアの利用
者も多くなり、その故障は思わぬ事故の原因となる恐れ
がある。手摺りベルトを持って乗客コンベアを利用して
いる乗客にとって、手摺りベルトの失速は転倒等の事故
となる危険性を持っている。本発明は乗客コンベアの故
障の一つである手摺りベルトの失速を検出する装置に関
するものである。
【0003】従来の手摺りベルト速度検出装置は、例え
ば特公開63−143191号公報で提案されているように、帰
り側手摺りベルト12をガイドするローラ31の回転を
利用することにより手摺りベルトの速度を検出してい
た。また、ローラ31が手摺りベルトとスリップしない
ようにするために、手摺りベルトの上側内面から対抗ロ
ーラ32で押さえ付け、ローラ31が確実に回転するよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】確実に手摺りベルト速
度を検出するためのローラと、挟圧対抗するローラが必
要なため構成部品が多い。すなわち、手摺りベルトの上
側と下側にローラとこれを支持す部品が必要なため、ど
うしても構成部品が多くなる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】帰り側手摺りベルトの上
側内面に、検出部の自重で接触して回転するローラと発
電機よりなる検出部を実装し、手摺りベルトの下側のロ
ーラが不要とする。
【0006】この場合、何らかの原因で手摺りベルトが
上昇すると検出部は自重で手摺りベルトに接触している
ので、ベルトに追従して上昇するため速度検出は出来る
が、ベルトの上昇量が多くなると他の部品に接触する可
能性がある。特にこの部分は手摺りベルトの行き側およ
び帰り側を支持する部材を実装するため、上部にすきま
が少ないのが実状である。
【0007】そこで、検出部の上昇量を制限するストッ
パを設け、手摺りベルトがある数値以上上昇しようとし
ても検出部をストッパにより止めることにより、他の部
品と検出部が干渉するのを防止すると共に、手摺りベル
トの上昇を押さえる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1によ
り説明する。
【0009】図1(a)は本発明の一実施例を示した平
面図、図1(b)は同正面図、図1(c)は同側面図で
ある。図2(a)は本発明の他の実施例を示した平面
図、図2(b)は同正面図、図2(c)は同側面図であ
る。
【0010】図3はエスカレータの概要図で、1は手摺
りベルト、2は帰り側手摺りベルトの下方への撓みを防
止するガイドプーリであり、フレーム4に固定されてい
る。3は乗客を乗せるステップであり、手摺りベルトと
ほぼ同速度で動く。
【0011】図4は図3の断面AAである。ガイドプー
リ2は軸10で支持し、ナット11でブラケット5に固
定され、ブラケット5はボルト6でフレーム4に取り付
けられている。手摺りベルト1は自重で下方に撓むが、
ガイドプーリをある寸法間隔で取り付けておき、下方へ
の撓みを防止している。7,8は帰り側手摺りベルト等
の機構を隠すカバーである。この部分は上記構成部品を
実装する他、手摺りベルトの行き側および帰り側を支持
する部材を実装するため、スペースが少ないのが実情で
ある。
【0012】図1(a)ないし図1(c)で、18は帰
り側手摺りベルト1の内面に接するローラで、外周部に
は必要に応じて摩擦力を上げるために、弾性材19を嵌
め込む。17はローラに嵌め込まれた軸で、そのわきに
ベアリング20と磁石24を固定する。21はベアリン
グ20を支持するケースで、コイル23とアーム15を
ねじ22で取り付けする。アーム15は軸13に対して
回転できるようになっており、止め輪16で軸方向の動
きを拘束する。軸13はブラケット12のねじ穴に嵌め
込み、ナット14でロックする。
【0013】ブラケット12は前述したガイドプーリ2
を支持する軸10と共に、ブラケット5にナット11に
より共締めする。
【0014】手摺りベルトの速度検出は、手摺りベルト
1の内面に接したローラ18が手摺りベルトが動くこと
により回転するため、軸17に固定した磁石24も回転
し、磁石24の外側に固定したコイル23に電圧が発生
することにより検出する。尚、コイルに発生した電圧に
より手摺りベルトの速度を判断し、エスカレータの運転
を制御する方法については本発明とは直接関係が薄いの
で省略する。
【0015】アーム15の先端には突起部15a、ブラ
ケット12にはブラケット本体部分から曲げ部12aを
設けているので、手摺りベルト1とローラ18が接触し
ている位置からhだけ手摺りベルトが上昇した場合、ア
ーム15の先端はh1上昇してブラケット12の曲げ部
12aに当たり、これ以上の検出部の上昇を制限するの
で検出部が他の部品と干渉することを防止出来る。
【0016】図2(a)ないし図2(c)は本発明の他
の実施例を示したものである。図でブラケット12にブ
ラケット本体部分から曲げ部12aを設けているので、
手摺りベルト1とローラ18が接触している位置からh
だけ手摺りベルトが上昇した場合、アーム15がh上昇
してブラケット12の曲げ部12aに当たり、これ以上
の検出部の上昇を制限する。
【0017】すなわち、図1の実施例はアームの端を押
さえたのに対して、図2の実施例はアームの中央部を押
さえたものである。ストッパ部の構造以外は双方共同一
構造である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば次の効果がある。すなわ
ち、速度検出部をアームで支持し、アームの一端を回転
出来る軸で支持し、アームの他端もしくは中央部にアー
ムの上昇を制限するストッパを設けたので、手摺りベル
トがある数値以上上昇しようとしても検出部をストッパ
により止めることにより、他の部品と検出部が干渉する
のを防止すると共に、手摺りベルトの上昇を押さえるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手摺りベルト速度検出装置の一実施例
を示した説明図。
【図2】本発明の手摺りベルト速度検出装置の他の実施
例を示した説明図。
【図3】エスカレータの側面図。
【図4】図3の断面AAを示した説明図。
【符号の説明】
1…手摺りベルト、2…ガイドプーリ、5,12…ブラ
ケット、6…ボルト、10,13,17…軸、11,1
4…ナット、12a…ブラケットの曲げ部、15…アー
ム、15a…突起部、16…止め輪、18…ローラ、1
9…弾性材、20…ベアリング、21…ケース、22…
ねじ、23…コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する踏板と同一方向に移動する左右の
    手摺りベルトを備えた乗客コンベアにおいて、上記左右
    の手摺りベルトの速度を帰り側手摺りベルトの内面に、
    検出器自重で接触して回転するローラにより個々に検出
    する検出器において、検出部をアームで支持し、上記ア
    ームの一端を回転出来る軸で支持し、上記アームの他端
    もしくは中央部に上記アームの上昇を制限するストッパ
    を設けたことを特徴とする乗客コンベア手摺りベルト速
    度検出装置。
JP14888596A 1996-06-11 1996-06-11 乗客コンベア手摺りベルト速度検出装置 Pending JPH09328280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14888596A JPH09328280A (ja) 1996-06-11 1996-06-11 乗客コンベア手摺りベルト速度検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14888596A JPH09328280A (ja) 1996-06-11 1996-06-11 乗客コンベア手摺りベルト速度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09328280A true JPH09328280A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15462889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14888596A Pending JPH09328280A (ja) 1996-06-11 1996-06-11 乗客コンベア手摺りベルト速度検出装置

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JP (1) JPH09328280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102838034A (zh) * 2012-09-19 2012-12-26 苏州富士电梯有限公司 自动扶梯或自动人行道的扶手带测速装置
CN103241634A (zh) * 2013-05-29 2013-08-14 江南嘉捷电梯股份有限公司 自动扶梯的扶手带测速装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102838034A (zh) * 2012-09-19 2012-12-26 苏州富士电梯有限公司 自动扶梯或自动人行道的扶手带测速装置
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