JPH09327870A - 連続運転式茶漉し袋製造機 - Google Patents

連続運転式茶漉し袋製造機

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JPH09327870A
JPH09327870A JP8147410A JP14741096A JPH09327870A JP H09327870 A JPH09327870 A JP H09327870A JP 8147410 A JP8147410 A JP 8147410A JP 14741096 A JP14741096 A JP 14741096A JP H09327870 A JPH09327870 A JP H09327870A
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tea strainer
bag
bags
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一敏 宮内
Yoshihide Ishikawa
宜秀 石川
Akihiko Onishi
明彦 大西
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ISHIZU SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋開口部b側に折返し片c,dを有する茶漉
し袋Uを多数枚積層状態で製造する製造機において、従
来では製造された積層体の上面が傾斜したままで排出さ
れる。 【解決手段】 2つの漉紙ロールからそれぞれ茶漉し袋
U,Uを積層状態で製造するようにした製造機におい
て、第1と第2の各折畳み装置2,2は、各帯状漉紙S
1,S1を袋開口部形成側が相互に左右逆側に位置するよ
うにして折畳み、重合装置6は、第1積層装置5Aで積
層された第1積層体V1をそのままの姿勢で第2積層装
置5Bで積層された第2積層体V2の直下に移動させた
後、該第1積層体V1上に第2積層体V2をそのままの姿
勢で重合させるようにし、もってその重合積層体Wの上
面を水平(左右高さを同一)に揃えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、茶葉類を収容し
て茶類を抽出するための茶漉し袋を連続して製造し得る
ようにした連続運転式茶漉し袋製造機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18には、従来から使用されている茶
漉し袋Uを示しているが、この茶漉し袋Uは、1枚もの
の漉紙(不織布)を図19(A)に示すように折返した状
態で、左右両側部を熱接着(熱接着部Ta,Ta)させ
て袋状に成形している。この茶漉し袋Uの開口部bに
は、一方の縁部に使用時の蓋片となる比較的広幅の折返
し片cと他方の縁部に比較的小幅の折返し片dとが一体
に形成されている。従って、1つの茶漉し袋Uについ
て、その開口部b側は漉紙が4枚重ねになり、袋底部e
側は漉紙が2枚重ねになっている。
【0003】そして、この茶漉し袋Uは、図19(B)に
示すように、袋本体a内に茶葉Xを入れ、蓋片となる折
返し片cで開口部bを被覆(符号c′)して使用され
る。
【0004】ところで、この種の茶漉し袋Uは、連続運
転式の製造機で連続して製造されるが、従来の茶漉し袋
製造機では、各茶漉し袋Uは同じ姿勢のままで所定枚数
(例えば30〜50枚程度)づつ積層された状態で包装
工程側に移送するようになっており、そこで図20及び
図21に示すように積層体Vの状態で包装材Yにより包
装される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図20及び
図21に示すように、茶漉し袋Uを同向きのままで多数
枚積層させた状態で包装すると、茶漉し袋Uの開口部b
側が1つにつき4枚重ね(袋底部側の2倍)となってい
るので、袋開口部b側と袋底部e側で積層体Vの厚さが
異なり、積層体Vの上面が袋底部側に下降傾斜するよう
になる。そして、このような状態で包装されると、包装
材Y内における袋底部e側の上部に空間部Yaができ
て、その部分で包装材がダブつくとともに、包装状態で
の見映えが悪くなるという問題があった。又、このよう
に、積層体Vの上面が傾斜すると、包装製品を上下に積
み重ねたときの安定性が悪くなるという問題もある。
【0006】本願発明は、上記の事情に鑑み、袋開口部
側に折返し片を形成した茶漉し袋であっても、次工程側
に送られる茶漉し袋の積層体をその上面が傾斜しない状
態(厚さが均一になる状態)で製造し得るようにした連
続運転式茶漉し袋製造機を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。
【0008】本願請求項1の発明 本願請求項1の発明の連続運転式茶漉し袋製造機は、2
つの漉紙ロールからそれぞれ帯状漉紙を繰出させる繰出
し装置と、繰出された各帯状漉紙をそれぞれ幅方向に折
畳む第1と第2の各折畳み装置と、その折畳まれた各折
畳み帯状漉紙に製品長さ間隔をもって順次熱接着部を形
成する熱接着装置と、熱接着済みの各帯状漉紙を順次製
品寸法づつ切断する切断装置と、左右に並置され且つ切
断された各側の茶漉し袋を順次積層させる第1と第2の
各積層装置と、該各積層装置で所定枚数の茶漉し袋が積
層された後に左右各側の積層体を後続の茶漉し袋から分
離させる分離装置と、分離された左右各側の積層体を上
下に重合させる重合装置と、重合された重合積層体を次
工程側に排出する排出装置とを備えている。
【0009】この茶漉し袋の原紙としては、熱融着性の
ある不織布が使用される。又、製品となる茶漉し袋の大
きさは適宜に設定し得るが、例えば左右幅が90〜10
0mm、深さが65〜75mm程度が適当である。その場
合、原紙幅(帯状漉紙幅)は180〜200mm程度が適
当である。
【0010】2つの漉紙ロールは、バックスタンド上に
設置され、それぞれ繰出し装置によって等速度で繰出さ
れる。
【0011】第1と第2の各折畳み装置は、それぞれ漉
紙ロールから繰出された帯状漉紙を幅方向に2つ折りす
るとともに袋開口部形成側に折返し片形成部分を重合さ
せた状態で折畳むようになっている。尚、折返し片は、
製品状態における開口部の蓋片や補強片となるものであ
る。又、この第1と第2の各折畳み装置は、各帯状漉紙
を袋開口部形成側(折返し片形成側)が相互に左右逆側
に位置するようにして折畳むようになっている。即ち、
この各折畳み装置は、左右2列状態で走行している各帯
状漉紙を、袋開口部形成側がそれぞれ外側あるいはそれ
ぞれ内側に位置する状態で折畳むようになっている。
【0012】各熱接着装置は、一対の熱ロールを使用
し、折畳まれた折畳み帯状漉紙に製品間隔(例えば90
〜100mm間隔)ごとに順次熱接着部を形成するように
なっている。
【0013】各切断装置は、熱接着済みの各帯状漉紙
を、前後各端部に熱接着部分が位置するようにして順次
製品寸法づつ切断するようになっている。尚、各切断装
置で切断された左右各側の製品(茶漉し袋)は、その袋
開口部が相互に左右逆側に位置するようになっている。
又、左右各側の茶漉し袋は、それぞれアドバンスロール
で第1及び第2の各積層装置部分まで移送される。
【0014】第1及び第2の各積層装置は、左右各側の
アドバンスロールで移送されてくる各側の茶漉し袋を順
次アドバンスロール表面から剥離させて、それぞれ定位
置で積層させるものである。この各積層装置としては、
一般にパッカーフィンガーと称される剥離手段と、該剥
離手段で剥離された茶漉し袋を載置するテーブルとを有
している。この第1及び第2の各積層装置で積層された
各積層体は、茶漉し袋における袋開口部側に折返し片が
形成されている関係上、該袋開口部側の積層厚さが袋底
部側の積層厚さより厚くなり、従って、左右の各積層体
は、その上面が左右方向のいずれか一方に傾斜するよう
になる。ところで、第1積層装置で積層された第1積層
体と第2積層装置で積層された第2積層体とは、茶漉し
袋の開口部が相互に左右逆側に位置した状態(即ち左右
各側の茶漉し袋の開口部がそれぞれ外側、あるいはそれ
ぞれ内側に向いた状態)で積層されているので、該第1
積層体と第2積層体とでは、その上面の傾斜方向が左右
逆向きとなっている。
【0015】分離装置は、各積層装置で所定枚数の茶漉
し袋を積層した後に、その所定枚数の積層体を後続の茶
漉し袋から分離させ得るものであれば適宜の構造が採用
し得る。例えば、茶漉し袋の積層位置を前後2箇所に設
置して、所定枚数の茶漉し袋が積層されるたびに、積層
位置を前後交互に切換えるようにしたり、あるいは定位
置でのみ積層させる場合には、例えば2つのテーブルを
使用して、積層位置(定位置)に各テーブルを交互に位
置させるようにしてもよい。
【0016】重合装置は、第1積層装置で積層された第
1積層体を第2積層装置で積層された第2積層体の直下
に移動させた後、該第1積層体上に第2積層体を重合さ
せるものである。その場合、第1積層体と第2積層体と
は、それぞれ積層されたままの姿勢で重合させるが、そ
のとき、第1積層体の嵩高側が第2積層体の嵩低側に載
り、且つ第1積層体の嵩低側が第2積層体の嵩高側に載
るので、その重合された重合積層体の上面は左右同高さ
となる。
【0017】そして、このようにして重合された重合積
層体は、排出装置によって製造機から排出され、そのま
ま次工程(包装工程)に送られる。
【0018】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、請求項1の連続運転式茶漉し袋
製造機において、第1積層装置と第2積層装置とを1セ
ットとする積層ユニットと、重合装置と、排出装置とを
それぞれ前後に2セットづつ配置し、切断装置で所定枚
数の茶漉し袋を切断するたびに、切換手段により前後の
積層ユニットに対して茶漉し袋の供給を交互に切換える
ようにするとともに、茶漉し袋の供給が中断された積層
ユニット側の重合装置と排出装置とを該茶漉し袋の供給
中断中にそれぞれ所定の作動を行わせるようにしてい
る。
【0019】この請求項2の発明では、前後2セットの
積層ユニットは、前後2つのアドバンスロールの各直下
に設置するとよい。又、前後の各重合装置及び前後の各
排出装置は、それぞれ前側積層ユニットと後側積層ユニ
ットに対応する位置に設置されている。尚、この請求項
2の発明では、前後2セットの積層ユニットが請求項1
における分離装置として機能する。そして、前後の各積
層ユニット部分でそれぞれ積層される第1と第2の各積
層体は、それぞれ前後の重合装置で上下に重合され、そ
の前後各側の重合積層体は、それぞれ前後の排出装置で
別々の場所から排出されるようになっている。
【0020】本願請求項3の発明 本願請求項3の発明は、請求項2の連続運転式茶漉し袋
製造機において、前側積層ユニットの各積層装置と後側
積層ユニットの各積層装置とは、送られてくる茶漉し袋
を相互に表裏逆向きで積層させるとともに、前後各排出
装置のいずれか一方に、重合装置で重合させた重合積層
体を上下反転させる反転装置を設けている。
【0021】前後2セットの積層ユニットは、それぞれ
前後に並設された2つのアドバンスロールのそれぞれ直
下に設置されるが、この場合、前側アドバンスロールの
直下まで移送された茶漉し袋と、該前側アドバンスロー
ルから移乗して後側アドバンスロールの直下まで移送さ
れた茶漉し袋とでは、相互に表裏逆向き姿勢となる。即
ち、前側積層ユニット部分において、折返し片が上面側
となる姿勢で茶漉し袋が供給される場合には、後側積層
ユニット部分には、逆に折返し片が下面側となる姿勢で
茶漉し袋が供給されるようになる。このように、前後各
側で茶漉し袋が表裏逆向き姿勢で積層され、且つ左右の
(第1と第2の)積層体がそのまま重合された後、その
重合積層体がそれぞれ前後の排出装置で排出されると、
そのままでは前後の重合積層体の茶漉し袋が、相互に表
裏逆向きになっている。
【0022】そして、この請求項3の発明では、上記の
ように、前後各排出装置のいずれか一方に重合積層体を
上下反転させる反転装置を設けることにより、前後の排
出装置から排出される各重合積層体の表裏を統一させる
ようにしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を参照して本
願発明の好適な実施形態を説明すると、この実施形態の
連続運転式茶漉し袋製造機は、図18に示すような矩形
の茶漉し袋Uを図16及び図17に示すように所定枚数
づつ積層させた状態で連続製造し得るようにしたもので
ある。尚、本願の説明において、前後又は前後方向とは
帯状漉紙の繰出し方向を指すものであり、左右又は左右
方向とは帯状漉紙の繰出し方向に対して水平直交方向を
指すものである。
【0024】図18に示す茶漉し袋Uは、「従来の技
術」の項で説明したように、1枚ものの漉紙(不織布)
を図19(A)に示すように折返した状態で、左右両側部
を熱接着(熱接着部Ta,Ta)させて袋状に成形して
いる。この茶漉し袋Uの開口部bには、一方の縁部に使
用時の蓋片となる比較的広幅の折返し片cと他方の縁部
に比較的小幅の折返し片dとが一体に形成されている。
従って、1つの茶漉し袋Uについて、その開口部b側は
漉紙が4枚重ねになり、袋底部e側は漉紙が2枚重ねに
なっている。
【0025】この実施形態の連続運転式茶漉し袋製造機
は、図1〜図6に示すように、2つの漉紙ロールR,R
からそれぞれ帯状漉紙S1,S1を繰出させる繰出し装置
1(左右に2つある)と、繰出された各帯状漉紙S1
1をそれぞれ幅方向に折畳む第1と第2の各折畳み装
置2,2と、その折畳まれた各折畳み帯状漉紙S2,S2
に製品長さ間隔をもって順次熱接着部T,T・・を形成
する左右2つの熱接着装置3,3と、熱接着済みの各帯
状漉紙S3,S3を順次製品寸法づつ切断する左右2つの
切断装置4,4と、切断された各側の茶漉し袋U,Uを
積層位置まで移送させ且つ所定枚数の茶漉し袋積層体を
後続の茶漉し袋Uから分離させる機能を有する前後2つ
のアドバンスロール12,13と、前側アドバンスロー
ル12の直下にあって左右各側の茶漉し袋U,Uを順次
積層させる第1と第2の各積層装置5A,5Bを有する
前側積層ユニット5と、後側アドバンスロール13の直
下にあって左右各側の茶漉し袋U,Uを順次積層させる
第1と第2の各積層装置15A,15Bを有する後側積
層ユニット15と、前後各積層ユニット5,15の直下
にあって分離された左右各側の積層体V1,V2を上下に
重合させる前後2つの重合装置6,16と、前後各側に
おいてそれぞれ重合された重合積層体Wを次工程側に排
出する前後2つの排出装置7,17と、前側排出装置7
の出口付近において重合装置6で重合させた重合積層体
Wを上下反転させる反転装置8、とを備えている。
【0026】繰出し装置1、熱接着装置3,3、切断装
置4,4、各アドバンスロール12,13等は、単一の
モータ9で同期駆動される。
【0027】茶漉し袋Uの原紙としては、熱融着性のあ
る不織布が使用される。又、製品となる茶漉し袋Uの大
きさは適宜に設定し得るが、例えば左右幅が90〜10
0mm、深さが65〜75mm程度が適当である。その場
合、原紙幅(帯状漉紙S1の幅)は180〜200mm程
度が適当である。
【0028】2つの漉紙ロールR,Rは、図2に示すよ
うにバックスタンド18上に設置され、それぞれ繰出し
装置1によって等速度で繰出される。
【0029】第1と第2の各折畳み装置2,2は、それ
ぞれ漉紙ロールから繰出された帯状漉紙S1,S1を幅方
向に2つ折りするとともに袋開口部形成側(図3の符号
b)に折返し片形成部分(図3の符号c,d)を重合さ
せた状態で折畳むことができるようになっている。この
各折畳み装置2,2には、それぞれ折り板が使用されて
いる。又、この第1と第2の各折畳み装置2,2は、各
帯状漉紙S1,S1を袋開口部形成側(符号b)がそれぞ
れ左右方向の外側に位置するようにして折畳むようにな
っている。尚、この各折畳み装置2,2は、各帯状漉紙
1,S1を、袋開口部形成側bがそれぞれ左右方向の内
側に位置する状態で折畳むようにしてもよい。
【0030】各熱接着装置3,3は、一対の熱ロールを
使用し、折畳まれた折畳み帯状漉紙S2,S2に製品間隔
(例えば90〜100mm間隔)ごとに順次熱接着部Tを
形成するようになっている。尚、この熱接着部Tは、小
間隔(3〜5mm程度)をもって2本の細線状に形成した
り、あるいは小幅(3〜5mm程度)の太線状に形成して
もよい。
【0031】各切断装置4,4は、図4に示すようにボ
トムナイフロール41とトップナイフロール42からな
る一対のナイフロールが使用されている。そして、この
各切断装置4,4は、熱接着済みの各帯状漉紙S3,S3
を、前後各端部に熱接着部分Ta,Taが位置するよう
にして順次製品寸法づつ切断するようになっている。こ
の切断部分は、熱接着部Tの中間部に設定されており、
切断部の前後縁部にそれぞれ線状の熱接着部分Ta,T
aが残るようにしている。両ナイフロール41,42
は、帯状漉紙S3の走行速度の2倍の周速度で回転せし
められており、両ナイフロールで切断された前後の茶漉
し袋U,U間に該茶漉し袋Uの長さと同じ間隔が形成さ
れるようになっている(図4参照)。尚、ボトムナイフ
ロール41の外周面には、多数のバキューム吸引穴が形
成されており、切断された茶漉し袋Uは、ボトムナイフ
ロール41の外面に吸着されたまま後送される。
【0032】ボトムナイフロール41には、前側アドバ
ンスロール12が接合され、又、該前側アドバンスロー
ル12には、後側アドバンスロール13が接合されてい
る。前後の各アドバンスロール12,13の外周面に
は、それぞれ多数のバキューム吸引穴が形成されてい
る。そして、各切断装置4,4で切断された左右各側の
茶漉し袋U,Uは、ボトムナイフロール41側から前側
アドバンスロール12側に移乗せしめられ、次に説明す
る切換手段11によって前側アドバンスロール12の下
面部又は後側アドバンスロール13の下面部まで移送さ
れるようになる。尚、前後の各アドバンスロール12,
13には、それぞれ左右2つの搬送部12a,12b、
13a,13bが設けられており、切断された左右各側
の茶漉し袋U,Uがそれぞれの側の搬送部に移乗するよ
うになっている。
【0033】上記切換手段11は、前後両アドバンスロ
ール12,13における接合部付近において、各アドバ
ンスロールのバキューム吸引穴にそれぞれ連通する吸気
ポート112,113と、該各吸気ポート112,11
3への吸気を択一的に切換える切換弁111とを有して
いる。この切換弁111は、例えば切断装置4による切
断回数を検出するカウンター114からの信号で切換操
作されるようになっている。即ち、カウンター114
は、切断装置4による切断回数が例えば30回(ナイフ
ロール回転数で15回)をカウントするたびに信号を発
して、該切換弁111を順次切換えるように作用する。
そして、切換弁111が図4、図5の状態では、前側ア
ドバンスロール12側の吸気ポート112が吸引され
て、両アドバンスロール12,13間に差しかかった茶
漉し袋Uが該前側アドバンスロール12に吸着されたま
まその下面部まで移送されるようになる。他方、カウン
ター114からの信号で切換弁111が図8に示すよう
に切換わると、後側アドバンスロール13側の吸気ポー
ト113が吸引されて、茶漉し袋Uが前側アドバンスロ
ール12側から後側アドバンスロール13側に移乗され
るようになっている。尚、この実施形態では、前後のア
ドバンスロール12,13、及び切換手段11が、特許
請求範囲中の分離装置10に該当するものである。
【0034】前側アドバンスロール12の下面部には前
側積層ユニット5が設置されており、他方後側アドバン
スロール13の下面部には後側積層ユニット15が設置
されている。この前後の積層ユニット5,15には、そ
れぞれ左右2つ(第1と第2)の積層装置5A,5B、
15A,15Bを有している。この各積層装置5A,5
B、15A,15Bは、アドバンスロール12,13の
各搬送部12a,12b、13a,13bの下面部まで
搬送されてきた茶漉し袋Uを該搬送部外面から下方に剥
離させるパッカーフィンガー51と、その剥離された茶
漉し袋Uを載せるテーブル52とを有している。各アド
バンスロール12,13の搬送部の下面部には、そこで
剥離される茶漉し袋Uを前後からガードするためのガー
ド板14,14(図4)が設けられている。合計4箇所
の各テーブル52は、図7に示すようにそれぞれ櫛歯状
に形成されている。又、この各テーブル52は、伸縮シ
リンダ57によって前後方向に進退せしめ得るととも
に、昇降装置53によって上下動せしめ得るようになっ
ている。即ち、図5に示すように、テーブル52は、昇
降台54に取付けた伸縮シリンダ57のロッド先端部に
取付けられていて、伸縮シリンダ57の伸縮動作によっ
てパッカーフィンガー51直下の載置位置とその前方又
は後方の退避位置との間で前後動せしめ得るようになっ
ている。他方、昇降装置53は、昇降台54に螺合させ
たスクリューボルト56をモータ(サーボモータ)55
で回転させることによって、該昇降台54、伸縮シリン
ダ57及びテーブル52を同時に上下動せしめ得るよう
になっている。尚、前後の積層ユニット5,15の作動
順序及び作動タイミングについては後で詳述する。
【0035】前後の各積層ユニット5,15の下方に
は、第1積層装置5A(15A)で積層された第1積層
体V1と、第2積層装置5B(15B)で積層された第
2積層体とを上下に重合させるための前後2つの重合装
置6,16が設けられている。この各重合装置6,16
は、それぞれ受台61と、該受台61を第1積層部と第
2積層部間において左右方向に移動せしめるシリンダ式
のスライド装置66と、該スライド装置66ごと受台6
1を上下動せしめる昇降用の伸縮シリンダ68とを有し
ている。受台61は、図7に示すように、四角形の台板
62の各側辺部にそれぞれ間隔をもって2本づつ(合計
8本)のかなり長いガード突起63,63・・を立設
し、且つ該台板62の中央寄り位置に所定間隔をもって
小長さの合計4本の支持突起64,64・・を形成して
いる。尚、この前後の各重合装置6,16は、第1積層
体V1と第2積層体V2とを重合させて重合積層体Wの状
態で排出させるためのものであるが、その作動順序及び
作動タイミングについては後述する。
【0036】前後各重合装置6,16の下方には、それ
ぞれ排出装置7,17が設置されている。この前後の各
排出装置7,17は、3本1組の細ベルト71を使用
し、該細ベルト71を図6に示すように左右方向に向け
且つその上面部が第1積層部側(図6の左側)から第2
積層部側(図6の右側)に走行するようにして設置され
ている。尚、この各排出装置7,17の細ベルト71
は、モータによって連続走行させている。
【0037】前側排出装置7の排出側寄り位置には、該
排出装置7によって排出されてくる重合積層体Wを上下
反転させるための反転装置8が設けられている。尚、こ
の反転装置8は、前側排出装置7側に代えて後側排出装
置17側に設けてもよい。この反転装置8は、図6又は
図13〜図15に示すように、排出装置7によって排出
されてくる重合積層体Wを収容し得るコ形の枠体81
と、該枠体81を上下に角度180°だけ回転せしめる
モータ82とを有している。枠体81は、図2に示すよ
うに櫛歯状に形成されていて、その下面板が細ベルト7
1の上面走行部よりわずかに下方に位置し得るようにし
ている。
【0038】そして、この反転装置8は、次のように作
動する。まず枠体81は、図6又は図14に示すよう
に、その開口が排出装置7(細ベルト71)の上手側に
向く姿勢で待機している。そして、排出装置7によって
排出される重合積層体Wが、図14の位置から図15に
示すように枠体81内に収容されるまで搬送されたとき
に、それを検出器(光電管)83で検出し、その検出信
号でモータ82を作動させて重合積層体入りの枠体81
を符号81′で示すように角度180°だけ反転させ
る。すると、枠体81の開口が排出装置7の下手側に向
き、枠体81内の重合積層体W′が細ベルト71に接触
することによって、該重合積層体が符号W″で示すよう
に枠体81から自動的に排出されるようになる。尚、枠
体81内の重合積層体が脱出した後、モータ82が反転
して、枠体81を元の待機姿勢に戻すようになってい
る。
【0039】前後の各排出装置7,17の終端部には、
該終端部まで搬送されてきた重合積層体Wを次工程側
(包装工程側)への搬送コンベア19上に移乗させるた
めの、前後2つの移乗装置20,21を備えている。こ
の各移乗装置20,21は、かき出し板22を伸縮シリ
ンダ23によって弧回動させることにより、排出装置7
(又は17)の終端部に達した重合積層体Wを搬送コン
ベア19上に移乗させ得るようになっている。
【0040】次に、この実施形態の連続運転式茶漉し袋
製造機の作動方法を説明する。この製造機は、左右の漉
紙ロールR,Rからそれぞれ帯状漉紙を各部に通紙した
状態で運転を開始する。
【0041】すると、各漉紙ロールR,Rから繰出され
た左右の各帯状漉紙S1,S1がそれぞれ折畳み装置2,
2によって折畳まれる(図3の折畳み工程)。この折畳
み工程では、左右各側(図3の状態では上下各側)にお
いて袋開口部形成側(符号b)がそれぞれ左右方向(図
3の状態では上下方向)のそれぞれ外側に位置するよう
にして折畳むようになっている。
【0042】各折畳み装置2,2で折畳まれた各側の折
畳み帯状漉紙S2,S2は、熱接着装置3,3部分に送ら
れて、そこで順次製品間隔ごとに熱接着部T,T・・が
形成される(図3の熱接着工程)。
【0043】次に、各側の熱接着済み帯状漉紙S3,S3
は、それぞれ切断装置4,4で順次製品寸法づつ切断さ
れる(図3の切断工程)。そのとき、切断された茶漉し
袋Uの前後両端部には、それぞれ熱接着部Ta,Taが
形成されて、袋体が構成される。
【0044】左右の切断装置4,4で切断された各側の
茶漉し袋U,Uは、前側アドバンスロール12の各搬送
部12a,12bによりその各下面部まで搬送され、そ
こで第1と第2の各積層装置5A,5Bによってそれぞ
れテーブル52,52上に積層される(図3の積層工
程)。そして、カウンター114が所定の切断回数を検
出すると、その信号によって切換弁111を切換えて、
後続の茶漉し袋U,Uを後側アドバンスロール13側に
供給するようになり、続いて後側積層ユニット15の第
1と第2の各積層装置15A,15Bで茶漉し袋U,U
を積層させるようになる。
【0045】ところで、積層される茶漉し袋Uは、その
袋開口部b側が4枚重ねで袋底部e側が2枚重ねとなっ
ているので、茶漉し袋Uを多数枚積層させた状態では、
その各積層体V1,V2の袋開口部b側と袋底部e側とで
は嵩高さが異なるようになり、積層体V1,V2の上面が
それぞれ袋開口部b側から袋底部e側に下り傾斜するよ
うになる。
【0046】前側積層ユニット5部分で積層された第1
積層体V1と第2積層体V2とは、前側重合装置6で上下
に重合せしめられる。即ち、図6の状態から、まず第1
積層体V1(第1積層装置5A側)がテーブル52とと
もに降下して、該第1積層体が符号V1′で示すよう
に、下方で待機している受台61の各支持突起64上に
着座するようになる(図8の実線図示状態)。次に、テ
ーブル52が図8に符号52′で示すように後退し、受
台61の左右方向のスライドを許容するようになる。続
いて、第1積層装置5A側にあった受台61が図13に
示すように第2積層装置5Bのテーブル52上で積層さ
れている第2積層体V2の直下までスライドし、その
後、第2積層装置5Bのテーブル52が降下して第2積
層体V2を符号V2′で示すように先の第1積層体V1
に近接させ、続いて該テーブル52が後退して両積層体
1,V2が重合する(図3の重合工程)。この状態で
は、重合積層体Wの各茶漉し袋Uは、蓋片となる折返し
片cが上面側に位置している。
【0047】次に、図9に示すように、前側重合装置6
の受台61が下動して、受台61上の重合積層体Wを排
出装置7上に載せ替える(図14の状態)。すると、該
排出装置7の細ベルト71が走行していることにより、
細ベルト71上の重合積層体Wが図15に示すように反
転装置8の枠体81内に入り込み、それを検出器83が
検出し、その検出信号でモータ82が作動し、重合積層
体入りの枠体81を反転させて(符号81′)、該枠体
81′内の重合積層体を符号W′で示すように反転状態
で再度細ベルト71上に載せるようになる。そして、そ
の反転された重合積層体W′は、細ベルト71上をさら
に後送され、符号W″で示すように前側移乗装置20の
かき出し板22に対応する位置において該前側移乗装置
20により、排出装置7の終端部から別の搬送コンベア
19上に移乗される。
【0048】ところで、重合させる前の第1積層体V1
と第2積層体V2とは、それぞれ上面が左右逆向きに傾
斜しているが、該両積層体V1,V2をそのままの姿勢で
重合させるようにしているので、第1積層体V1の嵩高
側(袋開口部b側)が第2積層体V2の嵩低側(袋底部
e側)に載り、且つ第1積層体V1の嵩低側が第2積層
体V2の嵩高側に載るので、その重合された重合積層体
Wの上面は、図16〜図17に示すように左右同高さと
なる。又、この状態から、重合積層体Wを反転装置8で
上下反転させると、該重合積層体Wの各茶漉し袋Uは、
その蓋片となる折返し片cが下面側に位置するようにな
る(図16〜図17の裏返し状態)。
【0049】又、後側積層ユニット15側においては、
各側の茶漉し袋U,Uを、それぞれ蓋片が下面側となる
状態で、第1と第2の各積層装置15A,15Bにより
順次テーブル52,52上に積層させ(図8〜図1
0)、続いてカウンター114がカウントアップ信号を
発すると、切換弁111が図10の状態から図11のよ
うに切換えられる。すると、後続の茶漉し袋U,Uが前
側アドバンスロール12側に供給され、その後、後側の
重合装置16により、図11及び図12の状態を経て後
側の左右各積層体を上下に重合させる。
【0050】この状態では、重合積層体Wの上面が水平
状態となり、且つ各茶漉し袋Uの蓋片となる折返し片c
が下面側に位置している。そして、図12の状態から、
後側排出装置17が走行していることにより、重合積層
体Wが終端部側に移送され、続いて該重合積層体Wが後
側の移乗装置21により搬送コンベア19上に移乗され
るようになる。
【0051】従って、前側の排出装置7から搬送コンベ
ア19上に排出された重合積層体Wと後側排出装置17
から搬送コンベア19上に排出された重合積層体Wと
は、相互に同姿勢となり(それぞれ折返し片cが下面側
となる)、前後各側で製造されて重合積層体W,Wがそ
れぞれ同姿勢のままで包装工程側に搬送されるようにな
る。
【0052】この連続運転式茶漉し袋製造機では、袋開
口部b側の厚さ(4枚重ね)と袋底部e側の厚さ(2枚
重ね)が異なる茶漉し袋Uを積層状態で製造するように
したものであっても、重合積層体Wの上面が水平(左右
の厚さが同じ)になるので、この重合積層体Wを図16
〜図17に示すように包装材Yで包装とたときに、正確
に直方体状になる。又、茶漉し袋Uの積層体V1,V2
ら後続の茶漉し袋U,Uを分離させるために、前後2つ
のアドバンスロール12,13を使用して2箇所で交互
に積層させるようにしたもの(即ち、前後において茶漉
し袋Uを表裏逆向きで積層させる場合)でも、その一方
の排出装置7部分に反転装置8を設けることにより、前
後各側で製造される各重合積層体W,Wを同一姿勢で包
装工程側に搬送させることができる。従って、同一形態
の包装製品を製造できる。
【0053】
【発明の効果】本願請求項1の発明の効果 本願請求項1の連続運転式茶漉し袋製造機では、第1積
層装置5A部分で積層された第1積層体V1と、第2積
層装置5Bで積層された第2積層体V2とが、それらの
上面がそれぞれ左右に傾斜した状態で形成されるが、該
第1積層体V1と第2積層体V2とをそのままの姿勢で重
合させることにより、その重合積層体Wの上面を左右同
高さに揃えることができる。従って、該重合積層体Wを
包装材Yで包装したときに、正確に直方体状になり(包
装材内に空間ができない)、見映えの良好な包装製品を
製造できるとともに、包装製品を上下に積み重ねたとき
の安定性が良好となるという効果がある。
【0054】本願請求項2の発明の効果 本願請求項2は、請求項1の連続運転式茶漉し袋製造機
において、左右各側の積層装置を前後2箇所に設け、そ
の前後2箇所で交互に積層させるようにしているので、
積層された各積層体V1,V2の重合工程及び重合積層体
Wの排出工程を積層中断側部分で交互に行わせることが
でき、重合及び排出の各工程を余裕をもって行わせるこ
とができる。従って、1箇所のみで積層させる場合よ
り、スピードアップを図ることができるという効果があ
る。因に、1箇所のみで積層させる場合には、積層体を
後続の茶漉し袋Uから分離させるために、その後続の茶
漉し袋Uを仮受けテーブル上に積層させるようにするこ
とが考えられるが、そのときには上記重合及び排出の各
工程を行うのに時間がかかるために、仮受けテーブル上
への茶漉し袋Uの供給スピードをさほど速くできず(速
くし過ぎると、重合・排出の各工程及び載せ替えまでに
間に仮受けテーブル上が茶漉し袋Uで満杯になる可能性
がある)、従って、全体の製造スピードを遅くする必要
がある。
【0055】本願請求項3の発明の効果 本願請求項3は、請求項2の連続運転式茶漉し袋製造機
において、前後の積層ユニット5,15に送られてくる
茶漉し袋Uが相互に表裏逆向きであっても、一方の重合
積層体Wを上下反転させることができるので、前後各側
で製造される各重合積層体W,Wを同一形態(折返し片
cが表裏同一側に位置する)にすることができ、従っ
て、前後の積層部において茶漉し袋Uが表裏逆向きに供
給される場合でも、同一形態の包装製品を製造できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態にかかる連続運転式茶漉し
袋製造機の概略側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の連続運転式茶漉し袋製造機の製造工程図
である。
【図4】図1の一部拡大図である。
【図5】図1の別の一部拡大図である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】図1の連続運転式茶漉し袋製造機に使用されて
いる重合装置の一部斜視図である。
【図8】図5からの状態変化図である。
【図9】図8からの状態変化図である。
【図10】図9からの状態変化図である。
【図11】図10からの状態変化図である。
【図12】図11からの状態変化図である。
【図13】図6からの状態変化図である。
【図14】図13からの状態変化図である。
【図15】図14からの状態変化図である。
【図16】図1の連続運転式茶漉し袋製造機で製造され
た重合積層体の包装体である。
【図17】図16のB−B断面図である。
【図18】本館発明で対象にしている茶漉し袋の斜視図
である。
【図19】図18の茶漉し袋の使用説明図である。
【図20】従来の連続運転式茶漉し袋製造機で製造され
た積層体の包装体である。
【図21】図20のC−C断面図である。
【符号の説明】
1は繰出し装置、2は折畳み装置、3は熱接着装置、4
は切断装置、5,15は積層ユニット、5A,15Aは
第1積層装置、5B,15Bは第2積層装置、6,16
は重合装置、7,17は排出装置、8は反転装置、10
は分離装置、11は切換手段、12,13はアドバンス
ロール、Rは漉紙ロール、S1は帯状漉紙、S2は折畳み
帯状漉紙、S3は熱接着済みの帯状漉紙、Uは茶漉し
袋、V1は第1積層体、V2は第2積層体、Wは重合積層
体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 77/00 B65D 77/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの漉紙ロール(R,R)からそれぞ
    れ繰出し装置(1)によって各帯状漉紙(S1,S1)を
    等速度で繰出させ、その繰出された各帯状漉紙(S1
    1)を第1と第2の各折畳み装置(2,2)によって
    幅方向に2つ折りし且つ袋開口部(b)形成側に折返し
    片(c,d)形成部分を重合させた状態で折畳むように
    し、その折畳まれた各折畳み帯状漉紙(S2,S2)に熱
    接着装置(3,3)で製品長さ間隔をもって順次熱接着
    部(T)を形成し、その熱接着済みの各帯状漉紙
    (S3,S3)を切断装置(4,4)によって前後各端部
    に熱接着部分(Ta,Ta)が位置するようにして製品
    寸法づつ切断することにより、袋本体(a)の開口部
    (b)に折返し片(c,d)を重合させてなる茶漉し袋
    (U)を連続して製造するようにした連続運転式茶漉し
    袋製造機であって、 前記各切断装置(4,4)の下手側において左右に並置
    され且つ切断された各側の茶漉し袋(U,U)を順次積
    層させる第1と第2の各積層装置(5A,5B)と、該
    各積層装置(5A,5B)で所定枚数の茶漉し袋(U)
    が積層された後に該左右各側の積層体(V1,V2)を後
    続の茶漉し袋(U)から分離させる分離装置(10)
    と、分離された左右各側の積層体(V1,V2)同士を上
    下に重合させる重合装置(6)と、その重合された重合
    積層体(W)を次工程側に排出する排出装置(7)とを
    備えるとともに、 前記第1と第2の各折畳み装置(2,2)は、各帯状漉
    紙(S1,S1)を前記袋開口部形成側が相互に左右逆側
    に位置するようにして折畳み、 前記重合装置(6)は、前記第1積層装置(5A)で積
    層された第1積層体(V1)をそのままの姿勢で前記第
    2積層装置(5B)で積層された第2積層体(V2)の
    直下に移動させた後、該第1積層体(V1)上に第2積
    層体(V2)をそのままの姿勢で重合させるようにし
    た、 ことを特徴とする連続運転式茶漉し袋製造機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第1積層装置(5
    A)と第2積層装置(5B)とを1セットとする積層ユ
    ニット(5)と、重合装置(6)と、排出装置(7)と
    をそれぞれ前後に2セットづつ配置し、切断装置(4,
    4)で所定枚数の茶漉し袋(U)を切断するたびに、切
    換手段(11)により前後の積層ユニット(5,15)
    に対して茶漉し袋の供給を交互に切換えるようにすると
    ともに、茶漉し袋の供給が中断された積層ユニット側の
    重合装置(6,16)と排出装置(7,17)とを該茶
    漉し袋の供給中断中にそれぞれ所定の作動を行わせるよ
    うにしたことを特徴とする連続運転式茶漉し袋製造機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前側積層ユニット
    (5)の各積層装置(5A,5B)と後側積層ユニット
    (15)の各積層装置(15A,15B)とは、送られ
    てくる茶漉し袋(U)を相互に表裏逆向きで積層させる
    とともに、前後各排出装置(7,17)のいずれか一方
    に、重合装置(6,16)で重合させた重合積層体
    (W)を上下反転させる反転装置(8)を設けたことを
    特徴とする連続運転式茶漉し袋製造機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016011137A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 ユニ・チャーム株式会社 吸収性シートおよびその製造方法

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KR101307924B1 (ko) * 2013-05-21 2013-09-12 주식회사 이수이엔지 리퀴드 패킹 장치
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