JPH065112Y2 - 海苔束切断装置 - Google Patents

海苔束切断装置

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JPH065112Y2
JPH065112Y2 JP1990049764U JP4976490U JPH065112Y2 JP H065112 Y2 JPH065112 Y2 JP H065112Y2 JP 1990049764 U JP1990049764 U JP 1990049764U JP 4976490 U JP4976490 U JP 4976490U JP H065112 Y2 JPH065112 Y2 JP H065112Y2
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seaweed
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seaweed bundle
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允 鈴木
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允 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シート状海苔束を所定幅に切断する装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来、シート状海苔を所定幅に切断するには、第5図に
示す如く、基台(1)の上面に臨出して回転カッター
(7)を配備した切断装置を用い、シート状海苔を積層
した海苔束(8)を作業者が支持し、基台(1)上に設
けたガイド(12)に沿わせて海苔束(8)を移動させ、カ
ッター(7)によって切断している。
(考案が解決しようとする課題) 上記手作業による海苔束(8)の切断は、作業能率が悪
く、又、露出した回転カッター(7)によって負傷する
危険がある。
本考案は、海苔束を自動的に且つ安全に切断できる装置
を明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 本考案の海苔束の切断装置は、積層した海苔に広幅の帯
シート(81)を巻いて束ねた海苔束(8)を積重ねて収容
するストッカー(2)と、 ストッカー(2)の下部の壁に出没可能に配備され海苔
束(8)を水平方向から突刺して保持する針状ストッパ
ー(3)と、 上記ストッパー(3)の下方にて海苔束(8)の落下路
の両側に出没可能に配備され、前記針状ストッパー
(3)が後退して海苔束(8)を開放した際に、最下部
の海苔束(8)を支える支え板(4)と、 支え板(4)の下方に配備され支え板(4)が後退した
際に、該支え板(4)から落下する海苔束(8)を受け
て水平方向に送る送出し装置(5)と、 該送出し装置(5)の下流側に配備され、該送出し装置
(5)から受け渡された海苔束(8)を上下方向から挟
んで搬送すると共にローラ(63)(64)、(65)(66)間に無端
状に複数の索(67)(68)を張設して形成された下コンベア
(61)と上コンベア(62)とで成る挟み搬送装置(6)と、 挟み搬送装置(6)のローラ(63)(64)、(65)(66)間に配
備され海苔束(8)の搬送路に臨出して海苔束(8)を
切断する回転カッター(7)とによっで構成される。
(作用及び効果) 所定枚数のシート状海苔を積層し、広幅の帯シート(81)
で束ねた包装海苔束(8)をストッカー(2)に収容す
る。
この時、各海苔束(8)は、帯シート(81)が後記する送
出し装置(5)による送り出し方向に向く様にストッカ
ー(2)に収容する。
最下部の海苔束(8)は、海苔束の落下路に侵入した受
け板(4)が支持し、最下部から2番目の海苔束に対し
て針状ストッパー(3)が突き刺さって、該海苔束を支
持する。
受け板(4)が後退して、該受け板(4)上の海苔束
(8)が落下し、下方に待機する送出し装置(5)によ
って水平方向に送り出される。
海苔束(8)が送出し装置(5)に上に落下すると該受
け板(4)は直ちに元位置に復帰する。次いで針状スト
ッパー(3)が後退して、該ストッパー(3)に支持さ
れていた海苔束が受け板(4)上に落下する。針状スト
ッパー(3)は直ちに元位置に復帰して次の海苔束に突
き刺さる。
これによって複数の海苔束が一度に送出し装置(5)上
に落下することは防止される。
ストッパー(3)は針状に形成されているため、海苔束
の側面のどの位置にでも突刺し可能となり、厚みが正確
に定まらない海苔束を確実に支持できる。
上記受け板(4)と針状ストッパー(3)の動きによっ
て、最下部の海苔束(8)から一束づつ順に送出し装置
(5)によって水平方向に下流側に送り出される。
送出し装置(5)によって順次送り出される海苔束
(8)は、挟み搬送装置装置(6)によって上下方向か
ら挟まれて搬送され、搬送途上にて搬送移行路に臨出し
て回転するカッター(7)によって切断される。
海苔束(8)を上下方向から挟圧状態に拘束して切断す
るため、美しく真直に切断できる。
海苔束(8)は、広幅の帯シート(81)によって包装され
ており、カッター(7)は海苔束(8)と一緒に帯シー
ト(81)を該シート(81)の巻方向に切断するため、海苔束
(8)を所定の幅に切断しても、依然として包装状態が
保たれ、海苔片がバラけず後処理が容易である。
上記の如く、広幅帯シート−(81)を巻いて束ねた海苔束
(8)を、自動的且つ能率的に所定の幅に切断でき、
又、切断の際に作業者の手が触れることがないため、安
全に作業を行なうことができる。
(実施例) 第4図Aに示す如く、海苔束(8)はシート状海苔を所
定枚数、例えば50枚を広幅の帯シート(81)で巻き、シ
ート端を熱溶着(82)して止めている。
以下に説明する切断装置は、上記海苔束(8)を帯シー
ト(81)を施した状態で第4図Bに示す如く、所定の幅に
切断するものである。
第1図に示す切断装置は、基台(1)の一端に海苔束
(8)を積み重ねて収容するストッカー(2)が設けら
れる。
ストッカー(2)は、基台(1)の上面に海苔束(8)
の大きさに対応して矩形の落下口(11)を開設し、該落下
口(11)の四隅にアングル材(21)を突設して形成される。
以下の説明で、上流側とは、基台(1)の上面に於て、
ストッカー(2)側、下流側とはストッカー(2)から
遠ざかる側である。
上流側と下流側のアングル(21)(21)の間に壁板(22)(22)
を設け、該壁板の外側に壁板を貫通して夫々ストッカー
(2)内に出没可能に複数の針状ストッパー(3)を配
備する。
各針状ストッパー(3)をシリンダー、ソレノイド等の
往復手段(31)に連繋する。
基台(1)内にて上記各針状ストッパー(3)の下方
に、海苔束(8)の落下路に出没可能に支え板(4)が
配備される。実施例の両支え板(4)(4)は断面L字
状に形成され、共に回動駆動装置(図示せず)に連繋さ
れ、同時に海苔束(8)の落下路に出没する。
上記支え板(4)の先端が海苔の落下路に侵入して最下
部の海苔束(8)を支持している状態にて、最下部から
二番目の海苔束(8)を、前記針状ストッパー(3)が
突刺し可能な様に、針状ストッパー(3)と支え板
(4)の間隔が決められている。
支え板(4)よりも下方位置にて、前記基台(1)の落
下口(11)に対応して送出し装置(5)が配備される。
実施例の送出し装置(5)は、ベルトコンベアである
が、支え板(4)から開放されて落下する海苔束(8)
を受け止めて下流側に送出し出来るものであれば、シリ
ンダーによる突出し方式等、構成は問わない。
該送出し装置(5)の下流側に、該送出し装置から受け
渡された海苔束(8)を上下方向から挟んで搬送する挟
み搬送装置(6)が配備される。
挟み搬送装置(6)は、上コンベア(61)と下コンベア(6
2)とで構成され、両コンベアは共に上流側と下流側に配
備したローラ(63)(64)、(65)(66)に跨がって索(67)(68)
を無端状に調節して形成される。
上コンベア(61)の上流側のローラ(64)はシリンダ等によ
る昇降装置(60)に連繋され、上、下のコンベア間は上流
側が開閉する。
上下のコンベア(62)(61)の下流側のローラ(63)(65)は、
歯車(63a)(65b)にて連繋され、一方のローラ(65)に回転
駆動装置(図示せず)が連繋される。
上下のコンベア(61)(62)に亘って形成される海苔束
(8)の搬送路に臨出して、一又は複数の回転カッター
(7)が同軸上に配備され、該カッター(7)に回転駆
動装置(図示せず)が連繋される。
上記の海苔束切断装置は、適所に配備した海苔束検出器
からの検出信号によって次の如く作動する。
所定枚数に積層し、広幅の帯状シート(81)を巻いて束ね
た包装海苔束(8)をストッカー(2)に収容する。
この時、各海苔束(8)は、包装シート(81)が送出し装
置(5)による送り出し方向に向く様にストッカー
(2)に収容する。
最下部の海苔束(8)は、海苔の落下路に侵入した受け
板(4)に支持され、最下部から2番目の海苔束(8)
に対して針状ストッカー(3)が突き刺さる。
受け板(4)が後退して、該受け板(4)上の海苔束
(8)が落下し、下方に待機する送出し装置(5)によ
って水平方向に送り出される。
海苔束(8)が落下すると受け板(4)は直ちに元位置
に復帰し、次いで針状ストッパー(3)が後退して、該
ストッパー(3)に支持されていた海苔束(8)が受け
板(4)上に落下する。針状ストッパー(3)は直ちに
元位置に復帰して次の海苔束(8)に突き刺さる。
上記受け板(4)と針状ストッパー(3)の動きによっ
て、ストッカー(2)内の海苔束(8)は最下部のもの
から順に一束づつ送出し装置(5)に落下し、該送出し
装置によって水平方向に送り出される。
送出し装置(5)によって順次送り出される海苔束
(8)は、挟み搬送装置装置(6)によって上下方向か
ら挟まれて搬送され搬送途上にて、搬送移行路に臨出し
て回転するカッター(7)によって切断される。
挟み搬送装置(6)は海苔束(8)を送出し装置(5)
から受け取る際は、昇降装置(60)によって下流側が開
き、海苔束を受け取った後しは下流側ほ閉じて海苔束を
挟圧状態で切断できる。
海苔束(8)の受け渡し毎に挟み搬送装置(6)の下流
側は開閉する。
海苔束(8)は、広幅の帯シート(81)によって包装され
ており、カッター(7)は海苔束(8)と一緒に帯シー
ト(81)を該シート(81)の巻方向に切断するため、海苔束
(8)を所定の幅に切断しても、依然として包装状態に
保たれ、海苔片がバラけず後処理が容易である。
上記の如く、広幅帯シート(81)を巻いて束ねた海苔束
(8)を、自動的且つ能率的に所定の幅に切断でき、
又、切断の際に作業者の手が触れることがないため、安
全に作業を行なうことができる。
本考案の実施に際し、挟み搬送装置(6)及びカッター
(7)を1つのユニットに構成し、カッターの間隔の異
なるユニットに変更することにより、切断幅を容易に変
更できる。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は切断装置を一部破断した斜面図、第2図は第1
図II−II線に沿う断面図、第3図は第1図III−III線に
沿う断面図、第4図Aは海苔束の斜面図、第4図Bは切
断した海苔束の斜面図、第5図は従来例の説明図であ
る。 (1)……基台、(2)……ストッカー (3)……針状ストッパー、(4)……受け板 (5)……送出し装置、(6)……挟み搬送装置 (7)……回転カッター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層した海苔に広幅の帯シート(81)を巻い
    て束ねた海苔束(8)を積重ねて収容するストッカー
    (2)と、 ストッカー(2)の下部の壁に出没可能に配備され海苔
    束(8)を水平方向から突刺して保持する針状ストッパ
    ー(3)と、 上記ストッパー(3)の下方にて海苔束(8)の落下路
    の両側に出没可能に配備され、前記針状ストッパー
    (3)が後退して海苔束(8)を開放した際に、最下部
    の海苔束(8)を支える支え板(4)と、 支え板(4)の下方に配備され支え板(4)が後退した
    際に、該支え板(4)から落下する海苔束(8)を受け
    て水平方向に送る送出し装置(5)と、 該送出し装置(5)の下流側に配備され、該送出し装置
    (5)から受け渡された海苔束(8)を上下方向から挟
    んで搬送すると共にローラ(63)(64)、(65)(66)間に無端
    状に複数の索(67)(68)を張設して形成された下コンベア
    (61)と上コンベア(62)とで成る挟み搬送装置(6)と、 挟み搬送装置(6)のローラ(63)(64)、(65)(66)間に配
    備され海苔束(8)の搬送路に臨出して海苔束(8)を
    切断する回転カッター(7)とによって構成された海苔
    束切断装置。
JP1990049764U 1990-05-11 1990-05-11 海苔束切断装置 Expired - Lifetime JPH065112Y2 (ja)

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JP1990049764U JPH065112Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 海苔束切断装置

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JPH049295U JPH049295U (ja) 1992-01-27
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JP1990049764U Expired - Lifetime JPH065112Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 海苔束切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6945222B2 (ja) * 2017-06-28 2021-10-06 ニシハツ産業株式会社 紙を巻いた積層平海苔束の製造装置
JP7053311B2 (ja) * 2018-03-01 2022-04-12 株式会社川島製作所 海苔束の端面削り装置

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JPH049295U (ja) 1992-01-27

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