JPH02109833A

JPH02109833A - 封函機

Info

Publication number: JPH02109833A
Application number: JP25912288A
Authority: JP
Inventors: Kikuo Shibahara; 芝原　幾久雄; Fumio Hoya; 文夫保谷
Original assignee: Yamada Kikai Kogyo KK
Current assignee: Yamada Kikai Kogyo KK
Priority date: 1988-10-14
Filing date: 1988-10-14
Publication date: 1990-04-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は苺やさくらんぼう等の被包装品を所謂パック詰
めするため、被包装品を充填された上面開口の函体上に
セロハンなどのシートを被着する封函機に関する。

（従来の技術）従来、苺などをパック詰めするため函体の上面開口にセ
ロハン等のシートを被せた上該シートをセロテープ（商
標名）などの粘着テープで止める封函機は未だ開発され
ておらず、従ってそのような函体上へのシートの粘着テ
ープによる被着は手作業によって行なわれた。

（発明が解決しようとする課題）従って、粘着テープによってシートを函体上に被着する
作業は手作業でなされたためパック詰め作業は著しく手
間どり、特にそのようなシートの被着作業が一連のライ
ンに組み込まれる場合など。

他の工程は自動化されているにも拘らず、その部分だけ
が人手により行なわれることになり、パック詰めを含む
作業の能率を向上する上で大きなネックとなっていた。

本発明の目的は上記問題点を解決することであって、そ
れ故、上面が開口した函体上への粘着テープによるシー
トの被着を自動的に行ない得る封両様を提供することで
ある。

（課題を解決するための手段）本発明による射面様を特徴づける構成はセロハンまたは
樹脂等で出来た函体を所定位置に送るコンベヤ（１）と
、予定位置に支持された積層シートの両側から一部が前
記シート上に位置するように粘着テープを供給する装置
（３）と、両側の前記粘着テープの適当な長さの片と共
に積層シートの最上部のシートを吸着し且つ所定位置に
在る函体上に移動して下降するシート送り装置（４）と
、所定位置に在る函体上のシート両側の粘着テープ片を
その函体の側面に付着するテープ付着装置（５）を含む
ことである。

（作用）シート送り装置（４）に関連した予定位置に置かれた積
層シートの両側に、一部が最上部のシート上に位置する
ように粘着テープを供給し、次いで吸盤（３０）、（３
１）の下降により粘着テープを押えた際に該粘着テープ
を適当な長さに切断し、該吸盤を備えたシート送り装置
により該両側に供給された粘着テープ片と共に最上部の
シートを吸着し且つコンベヤ（１）により予め所定位置
に置かれた函体の上に移動して下降し、次いでシート両
側のテープ片のたれ下がった部分をテープ付着装置によ
って函体の側面に付着する。

（実施例）次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関し説明する
１本発明による射面様は第１１図に示すように、被包装
品を充填した函体（Ａ）に粘着テープ（Ｔ）によりセロ
ハン等のシート（Ｓ）を被着するのに用いられる。第１
図ないし第３図はこの射面様の全体を示すものであって
、図示のように本発明の射面様は苺などの内容物を充填
された上面開口の函体（＾）を順次に所定位置に送るコ
ンベヤ（１）と。

支持台（２）上に置かれた積層されたシート（Ｓ）の両
側から粘着テープ（丁）を送るテープ供給装置（３）と
。

両側に備えられた適当長さのテープ片と共に最上部のシ
ートを前記所定位置に置かれた函体上に送るシート送り
装置（４）と、シート両側の粘着テープ片を函体の側面
に付着するテープ付着装置（５）を含む、なお、函体（
Ａ）としては一般には開口上面より底面が狭くなってい
る函体が用いられる。

コンベヤ（１）は好ましくはベルトコンベヤで構成され
るが、他の型のコンベヤであってもよく、シートの被着
が行なわれる所定位置に、第２図に示すようにテープ付
着装置（５）が設置される。　（ｌａ）はこのコンベヤ
の両側に沿って設けられたガイドロッドである。第３図
および第１図に示すようにコンベヤ（１）の所定位置に
函体を止めるストッパ（６）が設置される。このストッ
パ（６）は第３図に見られるように、好ましくはコンベ
ヤ（１）の進行方向に適当な間隔で離れた一対の突片（
６ａ）、（６ｂ）を含む部材が第１図に見られるように
コンベヤ（１）の両側に配置されて成り、それらの突片
はエアシリンダ（７）によって上下に可動に構成されて
いる。

それらの一方の突片（６ａ）は最前部の函体（Ａ）を所
定位置に停止するものであり、他の突片（６ｂ）はその
次の後続の函体を止めて待機させる役割を果たすもので
ある。

セロハン等のシートの積層体を支持する支持台（２）は
シート送り装置（４）に関連した位置に設置され、且つ
第２図および第４図に示すようにシート（Ｓ）の長さと
ほぼ同じ間隔で互いに離れたガイド（８）と、シート積
層体を支持する基板（９）と、最上部のシートの高さ位
置を検出するセンサ（ｌＯ）と、シートの移動方向に関
し後端の両側に在って先端が下向きの一対の針（１１）
を含み、これらの針によってシートが重なって送り出さ
れるのを防ぐ、基板（９）は適当な駆動装置によって除
々に上昇され。

最上部のシートが常に予定位置に備えられるように構成
されている。

テープ供給装置（３）は第２図に示すように支持台（２
）の両側に設置され、最上部のシート上に適当な長さの
粘着テープ（Ｔ）を供給するものである。

粘着テープとしては片面が粘着面のテープが用いられ、
各テープ供給装置（３）に該テープが巻かれているリー
ル（１２）が備えられている。

テープ供給装置（３）は第５図および第６図に示すよう
に、それぞれ好ましくは複数の大径部（１３ａ）−（１
４ａ）を有し且つ互いにかみ合う送りホイール（１３）
、　（１４）および送出側のホイール（１３）にかみ合
うガイドホイール（１５）を含む、このガイドホイール
（１５）も第７図に示すように適当な間隔で大径部（１
５ａ）を含む、これらの大径部（１３ａ）、（１４ａ）
、（１５ａ）は粘着テープとの接触面を少なくするため
凹凸状になっている。リール（１２）から巻き出される
粘着テープはそれらのホイールのかみ合い区域を通り、
従って粘着テープは長手方向に条を付けられた状態で送
り出され、成る程度の曲げ強さを付与されるので、柔軟
な粘着テープであっても第５図に示すようにほぼ水平に
突出し、シートの最上部の上に若干層れて支持される。

　（１６）はテープカッターであって、エアシリンダ（
１７）によって上下に移動し、以下に述べるように上方
から吸盤が下降してその下のシートに対しテープ端を抑
えた際にカッター（１６）が下降し、粘着テープを所定
長さの片に切断する。

第６図に示すように、送りホイール（１３）、　（１４
）に関連してエアシリンダ（１８）によって移動される
ラック（１９）とそれにかみ合うピニオン（２０）を含
み。

該ラックのストロークはその上方に備えられた調整ボル
ト（２１）によって限定される。このピニオン（２０）
の軸に取付けられたギヤ（２２）が送りホイール（１３
）と共軸のギヤ（２３）にかみ合い、且つ該ギヤ（２３
）が送りホイール（１４）と共軸のギヤ（２４）にかみ
合うことによって、送りホイール（１３）と（１４）は
互いに反対方向に駆動され、そのかみ合い区域を通して
粘着テープが送り出される。その際、ラック（１９）の
ストローク長さが予め決められているので送り出される
粘着テープの長さは一定になる。

シート送り装置（４）は第１図、第８図および第９図に
示すように、アーム（２５）を介して主軸（２６）に連
結されたプレート（２７）を含み、このプレート（２７
）の下面の片側にシート押え（２８）および吸盤（３０
ａ）、（３０ｂ）を備え、且つその反対側にも同様にシ
ート押え（２９）および吸盤（３１ａ）、（３１ｂ）を
備えている。これらの吸盤はプレート（２７）が下降し
て函体に体しシートを押える際に吸着を解除し且つ逆に
空気を吐出して粘着テープ片をたれ下げる。各シート押
えは函体（Ａ）の縁に対しシート（Ｓ）を押え付けるた
め傾斜面を有するスポンジなどの柔らかく且つ弾力性に
富んだ材料を備えるのが好ましい。

またシート押えは第９図に示すように函体の対応の辺の
縁の全長を押えるのが好ましいため、細長いものになっ
ている。

このプレート（２７）を支持する主軸（２６）は周知の
機構により上下移動および旋回が可能に構成され、従っ
てプレート（２７）と共に各吸盤およびシート押えも上
下および旋回可能になっている。なお、図示の実施例で
は吸盤（３０）、（３１）は各側に２つ設けられている
が、その個数は任意であってよい。

さらに、この射面様は第１図および第２図に示すように
、コンベヤ（１）の所定位置に設置されたテープ付着装
置（５）を含み、該装置（５）は函体上に置かれたシー
トの両側の粘着テープ片（Ｔ）を該函体の側面に付着す
る役割を果たすものであって。

該所定位置の両側に在って進退する抑圧部材（３２）　
。

（３３）と、それを進退する駆動装置１例えばエアシリ
ンダ（３４）を有する。

次にこの射面様の作用に関し説明する。第１０図はその
概略の段階を示すものであって、コンベヤ（１）によっ
て搬送される函体（Ａ）（その中には苺などの被包装品
が充填されている）は順次、ストッパ（６）によって所
定位置に停止されると共に。

第１０図（イ）に示すように支持台（２）上の積層シー
トの両側の上にはテープ供給装置（３）によって粘着テ
ープ（Ｔ）がたれ下がらない状態で供給される。次いで
シート送り装置（４）の主軸（２６）の下降により第１
０図（ロ）に示すようにプレート（２７）と共に吸盤（
３０）、　（３１，）およびシート押え（２８）、　（
２９）が下降し、各側の一方の吸盤（３０ａ）、　（３
１ａ）が粘着テープ片（Ｔ）を押え且つカッター（１６
）が下降して粘着テープを切断する。そして主軸（２６
）の上昇、回動、下降動作によりプレート（２７）はそ
の下面で一枚のシート（Ｓ）とその両側の粘着テープ片
（Ｔ）を吸着した状態で上昇、回動（第２図中の想像線
（４′）で示す位置に）、下降し、第１０図（ハ）に示
すように、前記所定位置に止められた函体上にシートを
設置する。その際、各吸盤は吸着作用を解除し。

両側のシート押え（２８Ｌ　（２９）が函体の縁に対し
シ−トを押し付ける。次いでテープ付着装置（５）が作
動し、各抑圧部材（３２）、　（３３）が前進して、函
体の両側にたれ下る粘着テープ片の部分を函体の側面に
押し付け、第１０図（ニ）および第１１図に示すように
、シートの被着を完了する。なお、これらの動作は適当
な制御系により所定のタイミングでなされる。

（発明の効果）上記のように、本発明によれば、被包装品を充填された
上面開口の函体上にセロハン等のシートを設置し且つ粘
着テープにより該シートを付着する作業を１人手を要す
ることなく自動的に行なうことができるので、この種の
シートの被着作業の能率を著しく向上することができる
。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による対面様の好適な実施例を示すものであ
って第１図はその正面図、第２図は平面図、第３図は側
面図、第４図はシート積層体の支持装置の正面図、第５
図は粘着テープの供給装置の側面図、第６図は同装置の
正面図、第７図は同装置に備えられるガイドホイールの
正面図、第８図はシート送り装置の正面図、第９図は同
装置の平面図、第１０図（イ）〜（ニ）はこの対面様の
作動段階を示す概略図、そして第１１図はシートが被着
された函体の斜視図である。図中、１：コンベヤ、３：粘着テープ供給装置、４：シ
ート送り装置、５：テープ付着装置。１３．１４：粘着テープの送りホイール。特許出願人　　山田機械工業株式会社第４図第６図第１０図第１１図しＴ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、被包装品を充填された上面開口の函体上にセロ
ハン等のシートを被着する封函機であって、前記函体を
所定位置に搬送するコンベヤと、予め決められた位置に
積層されたシートの両側から一部が前記積層シート上に
位置するように粘着テープを供給する粘着テープ供給装
置と、適当な長さの前記粘着テープ片と共に最上部のシ
ートを吸着し且つ前記所定位置に在る前記函体の上に移
動して下降するシート送り装置と、前記函体上に在るシ
ート両側の粘着テープ片を前記函体の側面に押し付けて
付着するテープ付着装置を含む封函機。