JP3222194B2 - 折畳みウエブ製造機における折畳みウエブ取出装置 - Google Patents

折畳みウエブ製造機における折畳みウエブ取出装置

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JP3222194B2 JP12372492A JP12372492A JP3222194B2 JP 3222194 B2 JP3222194 B2 JP 3222194B2 JP 12372492 A JP12372492 A JP 12372492A JP 12372492 A JP12372492 A JP 12372492A JP 3222194 B2 JP3222194 B2 JP 3222194B2
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修 野口
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H33/00Forming counted batches in delivery pile or stream of articles
    • B65H33/16Forming counted batches in delivery pile or stream of articles by depositing articles in batches on moving supports

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  • Forming Counted Batches (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原反ロールから繰出さ
れる帯状ウエブを順次製品長さづつ切断し、その製品長
さに切断された定尺ウエブを順次所定形状に折畳んで、
順次連続して折畳みウエブを製造し得るようにした折畳
みウエブ製造機に関し、さらに詳しくはそのような折畳
みウエブ製造機における折畳みウエブ取出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えばペーパータオルのような比較的広
面積を必要とするウエブは、小さく折畳むとコンパクト
になって梱包、輸送、保管等が有利となる。
【0003】この種の折畳みウエブとして、従来から、
一枚の製品ウエブを幅方向に2つ折りにするとともに長
さ方向に4つ折りにして、合計8つ折りにしたものが製
造されている。即ち、従来のこの種の折畳みウエブを製
造する製造機(例えば特願平3ー186319号)で
は、まず幅折り装置により図7(a)に示すように製品
幅の帯状ウエブを幅方向に2つ折りにし、その2つ折り
帯状ウエブDをウエブ切断装置により符号Lで示す切断
位置で順次切断して図7(b)に示す2つ折り定尺ウエ
ブEを形成し、その2つ折り定尺ウエブEを第1次折畳
み装置により折り目線Mでウエブ長さ方向に2つ折りに
して図7(c)に示す4つ折りウエブFを形成し、続い
て該4つ折りウエブFを第2次折畳み装置により折り目
線Nでウエブ長さ方向にさらに2つ折りにして、図7
(d)に示す合計8つ折りの折畳みウエブGを形成し得
るようになっている。この折畳みウエブGは、ウエブ折
畳み装置の出口部から製品取出し台上に順次縦向き姿勢
で且つ相互に重合する状態で排出される。
【0004】ところで、このようにして製造された折畳
みウエブGは、次工程において図8に示すように所定個
数(例えば10個)づつまとめて包装されるが、従来の
折畳みウエブ製造機では、ウエブ折畳み装置の出口部か
ら取出し台上に連続状態で排出される折畳みウエブを所
定個数づつ区分けするのに、該所定個数ごとの折畳みウ
エブの一部に着色マークを付したりあるいは所定個数ご
とに折畳みウエブを位置ずれ(上方に突出させる)させ
たりして、作業員がそれらの指標(着色マーク、位置ず
れ部等)を見ながら手作業により、連続する折畳みウエ
ブ群から所定個数の折畳みウエブ群づつ掴み出して区分
けしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の折畳
みウエブ製造機では、取出し台上に連続状態で排出され
る折畳みウエブから所定個数づつ区分けするのに、上記
のように着色マークや位置ずれ部分を指標にして作業員
が手作業で区分けする場合には、その区分けのために作
業員が拘束されるという問題があった。尚、区分け用の
指標として着色マークを付す場合には、その着色マーク
を付した折畳みウエブの品質が低下し(見映えが悪くな
る)、他方、該指標として折畳みウエブを位置ずれさせ
る場合には、同色のものが連続するので、その位置ずれ
部分が識別しにくいという問題もある。
【0006】本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、
折畳みウエブ製造機において、ウエブ折畳み装置の出口
部から順次連続して排出される折畳みウエブを所定個数
づつ区分けするのに、人手を必要とせずに行え、しかも
その区分けした所定個数の折畳みウエブ群を適正姿勢に
維持させたままで後送し得るようにした折畳みウエブ取
出装置を提案することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の折畳みウエブ取
出装置は、原反ロールから繰出される帯状ウエブをウエ
ブ切断装置により順次製品長さづつ切断し、該製品長さ
に切断された定尺ウエブをウエブ折畳み装置で順次所定
形状に折畳み、該折畳みウエブをウエブ折畳み装置の出
口部から順次縦向き姿勢で且つ相互に重合する状態で排
出するようにした折畳みウエブ製造機において、前記ウ
エブ折畳み装置の出口部にあって、該出口部から折畳み
ウエブが所定個数づつ排出される度にその所定個数の折
畳みウエブを一単位として区分けする区分け装置と、該
区分け装置によって区分けされた一単位の折畳みウエブ
群を縦向き姿勢で受け取って順次後送する移送装置と、
該移送装置によって後送される一単位の折畳みウエブ群
を次工程側のコンベア上に受け渡す受け渡し装置とを備
え、さらに、前記移送装置は、前記一単位の折畳みウエ
ブ群の前端面と後端面との間の間隔よりやや長い間隔を
もってそれぞれ立設した前後2つの立上り片を有する載
せ台を、駆動装置により折畳みウエブ群の受け取り部と
該折畳みウエブ群を次工程側へ受け渡す受け渡し部との
間で移動せしめ得る如くする一方、前記受け渡し装置
は、前記移送装置の載せ台上に縦向き姿勢で載せられた
折畳みウエブ群を受け取る受台を有し、該受台を鉛直面
内で角度90°の範囲で姿勢変更せしめて該受台上に受
け取った縦向き姿勢の折畳みウエブ群を前記次工程側の
コンベア上に上下積層姿勢となる横向き姿勢で移乗せし
め得るようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の折畳みウエブ製造機によれば、原反ロ
ールから繰出される帯状ウエブをウエブ切断装置で順次
定尺ウエブに切断し、その定尺ウエブを順次ウエブ折畳
み装置で所定形状に折畳み、続いて該各折畳みウエブを
ウエブ折畳み装置の出口部から順次縦向き姿勢で且つ順
次重合状態で排出することができるようになっている。
【0009】ところで、本発明の折畳みウエブ取出装置
では、ウエブ折畳み装置の出口部から順次排出される折
畳みウエブを区分け装置によって所定個数づつ区分け
し、その区分けした一単位の折畳みウエブ群を受け取り
部において移送装置の載せ台上に載せ、該折畳みウエブ
群を載せた載せ台を駆動装置により次工程側への受け渡
し部まで移動せしめ得るようになっている。従って、ウ
エブ折畳み装置の出口部から排出される折畳みウエブを
順次自動で所定個数づつ区分けすることができ、しかも
その区分けした折畳みウエブ群を自動で後送し得る。
又、載せ台には、前後2つの立上り片を有しているの
で、該載せ台上に各折畳みウエブが縦向き姿勢で載せら
れても、それらの折畳みウエブが各立上り片にガイドさ
れて縦向きに重合・整列したままの姿勢に維持されるよ
うになる。さらに、本発明の折畳みウエブ取出装置で
は、移送装置によって縦向き姿勢で移送されてくる折畳
みウエブ群を受け渡し装置の受台で受け取った後、該受
台を角度90°姿勢変更させることにより、該折畳みウ
エブ群を次工程側(例えば包装工程側)のコンベア上に
上下積層状態となる横向き姿勢で移乗せしめ得るように
しているので、縦向き姿勢で移送されてくる折畳みウエ
ブ群を自動的に上下積層姿勢に変更して次工程側(例え
ば包装工程側)に供給することができる。
【0010】
【発明の効果】このように、本発明の折畳みウエブ製造
機における折畳みウエブ取出装置によれば、次のような
効果がある。 (a) ウエブ折畳み装置の出口部から順次排出される折
畳みウエブを、区分け装置により順次所定個数づつ自動
的に区分けし得るようになっているので、その区分け作
業に人手が不要となる。 (b) その区分けされた一単位の折畳みウエブ群は、受
け取り部(ウエブ折畳み装置の出口部)において移送装
置の載せ台上に載せられた後、そのまま次工程側への受
け渡し部まで自動で移送されるが、載せ台上に載せられ
た各折畳みウエブは、前後2つの立上り片にガイドされ
て縦向きに重合・整列したままの姿勢に維持されるの
で、該一単位の折畳みウエブ群を整列させたままで次工
程側(例えば包装工程側)に受け渡すことができ、その
次工程側への折畳みウエブ群の受け渡しを自動で且つ確
実に行わせることができる。 (c) 移送装置によって縦向き姿勢で移送されてくる折
畳みウエブ群を、受け渡し装置により自動的に上下積層
姿勢に変更した状態で次工程側(例えば包装工程側)の
コンベア上に移乗できるので、その次工程側での折畳み
ウエブ群の姿勢が安定するとともに、該次工程側での作
業(例えば包装作業)が容易となる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して本発明の実施例
を説明すると、図1〜図6に示す実施例の折畳みウエブ
製造機は、原反ロールAから折畳みウエブG(例えばタ
オルペーパーや紙ぞうきん)を連続して製造するための
ものであり、しかもウエブ折畳み装置1の出口部から順
次連続して排出される折畳みウエブG,G・・を所定個
数づつ区分けした状態で次工程側(例えば包装工程側)
へ供給し得るようにしたものである。
【0012】図1〜図6に示す実施例の折畳みウエブ製
造機は、原反ロールAから広幅帯状ウエブBを連続して
繰出させるウエブ繰出し装置11と、広幅帯状ウエブB
にエンボス加工を施すエンボス加工装置12と、エンボ
ス加工された広幅帯状ウエブを製品幅の細幅帯状ウエブ
C,C,Cに分断するためのスリッター装置13と、各
細幅帯状ウエブC,C,Cを図7(a)に示すようにそ
れぞれ幅方向に2つ折りするための幅折り装置14,1
4,14と、幅方向に2つ折りされた各幅折り帯状ウエ
ブD,D,Dを図7(b)に示すように順次製品長さづ
つ切断するためのウエブ切断装置2と、該製品長さに切
断された定尺ウエブEを図7(c)〜図7(d)に示す
ように長さ方向に合計4つ折りにするためのウエブ折畳
み装置1と、該ウエブ折畳み装置1の出口部から折畳み
ウエブGを取出し台50上に排出するための排出装置5
とを備えて構成されている。
【0013】原反ロールAは、この実施例ではウエブを
3枚重ねにしてなる重合広幅帯状ウエブBを巻回してい
る。
【0014】ウエブ繰出し装置11(図2参照)は、ベ
ルト巻解き式のものを採用しており、該ベルトを原反ロ
ールAの外面に接触させた状態で駆動させることによ
り、該原反ロールAから広幅帯状ウエブBを連続して巻
解くようにしている。
【0015】エンボス加工装置12は、広幅帯状ウエブ
Bの3枚のウエブを圧着させるとともに該広幅帯状ウエ
ブBにエンボス加工を施してウエブをしなやかにするも
のである。
【0016】スリッター装置13は、合計4枚の回転刃
を有しており、広幅帯状ウエブBの両側縁部をそれぞれ
小幅づつ切除するとともに、合計3枚の細幅帯状ウエブ
C,C,Cを形成するものである。
【0017】幅折り装置14は、それぞれ折り板を有し
ており、各細幅帯状ウエブC,C,Cをそれぞれ折り板
部分を通過させることにより、該各細幅帯状ウエブをそ
れぞれ幅方向に2つ折りにして合計3列の幅折り帯状ウ
エブD,D,Dを形成するものである。尚、この幅折り
帯状ウエブDは、特許請求の範囲中の帯状ウエブDとな
るもので、以下の説明ではこの幅折り帯状ウエブを単に
帯状ウエブという。
【0018】ウエブ切断装置2は、図3に示すように、
外周に角度60°間隔をもって合計6つのアンビルナイ
フ26を設けたアンビルロール25と、外周に角度18
0°間隔をもって合計2つの切断ナイフ22を設けたナ
イフロール21とを有している。又、ナイフロール21
の外周には、各切断ナイフ22,22の中間位置にそれ
ぞれミシン目ナイフ23を設けている。そして、このウ
エブ切断装置2は、ナイフロール21の切断ナイフ22
とミシン目ナイフ23とがアンビルロール25の各アン
ビルナイフ26に順次交互に接触して、各帯状ウエブ
D,D,Dをそれぞれ製品長さづつ切断するとともに、
その各定尺ウエブE(幅方向に2つ折りされている)の
長さ方向中間部にミシン目(図7(b)の符号M参照)
を施すようになっている。
【0019】ウエブ折畳み装置1は、この実施例では、
1本の共通折りロール30と1本のバイスロール41と
を有している。共通折りロール30は、アンビルロール
25とバイスロール41との間において該アンビルロー
ル25とバイスロール41の各外周面にそれぞれ近接す
るようにして設置されている。
【0020】共通折りロール30の外周には、ウエブ切
断装置2によって切断された定尺ウエブEをその長さ方
向中間部(ミシン目加工部分)で2つ折りにするための
第1次折畳み部3と、該第1次折畳み部3で2つ折りさ
れた2つ折りウエブ(実際は図7(c)に示すように合
計4つ折り状態)Fをさらに2つ折りにするための第2
次折畳み部4とが設けられている。尚、この実施例で使
用されているウエブ折畳み装置1のように、1本の共通
折りロールの外周に2つの折畳み部3,4を設けたもの
としては、特願平3ー186319号で既に提案されて
いる。
【0021】第1次折畳み部3は、共通折りロール30
の外周におけるアンビルロール25の近接部分に設けら
れ、又第2次折畳み部4は、該共通折りロール30の外
周におけるバイスロール41の近接部分に設けられてい
る。
【0022】そして、このウエブ折畳み装置1は、第1
次折畳み部3において図7(b)〜図7(c)に示すよ
うに定尺ウエブEをその長さ方向中間部Mで2つ折りに
するとともに、第2次折畳み部4において図7(c)〜
図7(d)に示すように2つ折りウエブFをその長さ方
向中間部Nでさらに2つ折りにすることによって長さ方
向に4つ折り(合計8つ折り)にした折畳みウエブGを
形成し得るようになっている。
【0023】バイスロール41の外周面には、図4〜図
5に示すようにロール長さ方向に所定小間隔をもって多
数の環状周溝45,45・・が形成されている。
【0024】ウエブ折畳み装置1の出口部(バイスロー
ル41の外周部における第2次折畳み部4と対向する位
置)には、折畳みウエブGをバイスロール41側から取
出し台50上に排出するための排出装置5が設けられて
いる。この排出装置5は、図4及び図5に示すように、
それぞれ前記環状周溝45,45・・内に出入りする多
数のパッカーフィンガー51,51・・をカム機構(又
はクランク機構)52により揺動せしめるようにして構
成している。
【0025】そして、この排出装置5は、バイスロール
41のバイス43によって保持された折畳みウエブGが
排出位置に差しかかったときに、各パッカーフィンガー
51が鎖線51′で示すように環状周溝45内から外側
に揺動せしめられて折畳みウエブGをバイス43から取
り外すように作用する。
【0026】パッカーフィンガー51によって取出し台
50上に排出された各折畳みウエブGは、順次後続の折
畳みウエブGによって押圧されて列状(合計3列)に並
ぶようになっている。尚、取出し台50上に送り出され
た各折畳みウエブG,G・・は、その左右両側面にそれ
ぞれかるく接触する側面ガイド(図示省略)によって縦
向き姿勢のままスライド自在に保持される。
【0027】この折畳みウエブ製造機には、ウエブ折畳
み装置1の出口部に、該出口部から排出される折畳みウ
エブGを所定個数づつ区分けして取出すための折畳みウ
エブ取出装置6が設けられている。この折畳みウエブ取
出装置6は、ウエブ折畳み装置1の出口部から排出され
る折畳みウエブGを所定個数づつ区分けするための区分
け装置7と、該区分け装置7によって区分けされた一単
位の個数の折畳みウエブ群Hを受け取って後送する移送
装置8と、該区分け装置7及び移送装置8の作動を制御
するコントローラ10とを備えている。
【0028】区分け装置7は、折畳みウエブGがウエブ
折畳み装置1の出口部から排出される回数を計測するカ
ウンター装置71と、該出口部から所定個数の折畳みウ
エブが送り出された直後に、該折畳みウエブ群Hの最後
の折畳みウエブGと次に排出されてくる先頭の折畳みウ
エブGとの間に所定の間隔をもたせるための間隔形成装
置72とを有している。
【0029】カウンター装置71は、この実施例では図
4に示すように前記パッカーフィンガー51の折畳みウ
エブ排出動作回数を計測するようになっている。そし
て、カウンター装置71がカウントアップ(例えば10
カウント)すると、その信号をコントローラ10に伝達
するようになっている。
【0030】区分け装置7の間隔形成装置72は、ウエ
ブ折畳み装置1の出口部において、押圧片74を取付け
た軸73をバイスロール41と平行に設置するととも
に、該軸73を間欠的に回転させるモータ(サーボモー
タ)76を有している。該モータ76は、1回の駆動に
つき軸73を正確に1回転させるようになっている。押
圧片74は、1レーンにつき2つづつ設けられていて、
図示例では合計3レーンあるので1本の軸73に対して
合計6つの押圧片74,74・・が取付けられている。
【0031】この間隔形成装置72は、モータ76の非
駆動時には、各押圧片74が図4において実線図示する
如くパッカーフィンガー51による折畳みウエブ排出位
置の直前(環状周溝45内にあって折畳みウエブ排出操
作の邪魔にならない位置)で待機しており、モータ76
が駆動すると軸73を図4において左回転方向に正確に
1回転せしめて、押圧片74を待機位置から鎖線74′
で示すように折畳みウエブ群Hを後方に押し出す位置を
経過した後に元の待機位置まで戻すように作用する。こ
のように押圧片74で折畳みウエブ群Hを押し出した直
後では、該折畳みウエブ群Hの後端面と次に送り出され
てくる折畳みウエブGの前端面との間にかなりの間隔が
形成されるようになる。
【0032】折畳みウエブ取出装置6の移送装置8は、
前記間隔形成装置72の押圧片74によって押し出され
た折畳みウエブ群Hを載せる載せ台66と、該載せ台6
6を間欠的に循環駆動せしめる駆動装置61とを有して
いる。
【0033】載せ台66は、この実施例では、前後方向
(折畳みウエブ群Hの排出方向)に向けた左右2本の線
状部材67,67を、折畳みウエブGの左右方向の幅よ
り小さい間隔をもって平行且つ同高さ位置に配置して構
成されている。尚、この実施例では、合計3レーンの折
畳みウエブ群排出部が設けられている関係上、それぞれ
の折畳みウエブ群排出部に対応して合計3つの載せ台6
6,66,66が設けられている。これらの各載せ台6
6,66,66は、後述する枠体65に取付けられてい
る。
【0034】この載せ台66の各線状部材67,67に
は、その前後各端部にそれぞれ立上り片68,68を設
けている。この前後各立上り片68,68は、前記区分
け装置7によって区分けされる一単位(10個)の折畳
みウエブ群Hの前端面と後端面との間の間隔よりやや長
い間隔をもって立設されている。
【0035】従って、この載せ台66は、図4及び図6
に示すように、一単位の折畳みウエブ群Hを縦向き姿勢
で載置し得るようになっている。又、載せ台66上に折
畳みウエブ群Hを載せた状態では、該折畳みウエブ群の
各折畳みウエブG,G・・が前後の各立上り片68(合
計4本)によりガイドされて、折畳みウエブ群H全体が
載せ台66上で縦向き姿勢のままで維持されるようにな
る。
【0036】移送装置8の駆動装置61は、上下、左右
に位置する合計4つの同形の無端チエン63,63・・
を縦向き姿勢の枠体65で連結するとともに、各無端チ
エン63,63・・をモータ(サーボモータ)62で同
方向・等速度で間欠的に循環駆動せしめ得るようにして
いる。
【0037】枠体65は、同一姿勢を維持した状態で、
しかも前部側においては上動し、上部側においては後方
移動し、後部側においては下動し、下部側においては前
方移動する如く循環移動せしめられるようになってい
る。尚、この枠体65の上辺側横架材には、上記各載せ
台66,66,66が上向き姿勢で取付けられており、
モータ62を作動させることによって該載せ台66が枠
体65とともに循環移動せしめられる。
【0038】図4において、前記区分け装置7の押圧片
74,74によって折畳みウエブ群Hが押し出された位
置が載せ台66への折畳みウエブ群の受け取り部Xとな
り、又符号Yで示す無端チエン63の後端部側が次工程
側への折畳みウエブ群の受け渡し部となり、さらに符号
Zで示す前記受け取り部Xの直下近傍位置が載せ台66
の待機部となる。
【0039】モータ62は、1回当たりの作動につき、
載せ台66を待機部Zから受け取り部X、受け渡し部Y
を経過して元の待機部Zに至るまで正確に1回だけ循環
せしめるようになっている。
【0040】この駆動装置61のモータ62は、前記コ
ントローラ10からの信号で作動せしめられる。尚、該
モータ62への作動信号の発信タイミングは後述する。
【0041】無端チエン63の後端部側にある折畳みウ
エブ群の受け渡し部Yには、載せ台66に載せて該受け
渡し部Yまで移送されてきた折畳みウエブ群Hを次工程
側に受け渡すための受け渡し装置9が設けられている。
この受け渡し装置9は、移送装置8側において縦向き姿
勢で移送されてくる折畳みウエブ群Hを、次工程側(例
えば包装装置側)に上下積層姿勢で供給するためのもの
である。
【0042】この受け渡し装置9は、この実施例では、
L型の受台91をシリンダ92の伸縮操作によって鉛直
面内で角度約90°の範囲で姿勢変更せしめ得るように
構成している。即ち、シリンダ92の縮小状態において
は、L型の受台91が、図4において実線図示する如く
受け渡し部Yに移送されてくる折畳みウエブ群Hを受け
取り得る姿勢にあり、又シリンダ92の伸長状態におい
ては、該L型の受台91が鎖線91′で示すように左回
転方向に約角度90°だけ姿勢変更するようになってい
る。受台91は、図5に示すように載せ台66の2つの
線状部材67,67間の間隔よりやや小さい幅に形成さ
れており、さらに該載せ台66が受け渡し部Yを通過す
る際に該受台91が各線状部材67,67間に位置する
ようにしている。シリンダ92は、載せ台66が受け渡
し部Yを通過した直後にコントローラ10からの信号に
より伸長操作される。
【0043】そして、この受け渡し装置9は、シリンダ
縮小状態において、折畳みウエブ群Hを載せた載せ台6
6が受け渡し部Yを通過する際に、該載せ台66上の折
畳みウエブ群Hを受台91上に受け取ることができるよ
うになっている。又、受台91上に折畳みウエブ群Hが
受け渡されると、シリンダ92が伸長して、受台91上
にある折畳みウエブ群Hを符号H′で示すように縦向き
姿勢から横向き姿勢(上下積層姿勢)に変更せしめるよ
うになる。
【0044】尚、この実施例の受け渡し装置9では、受
台91の駆動をシリンダ92で行うようにしているが、
他の実施例では、該受台91の駆動を例えば移送装置8
のモータ62からの動力を利用したカム機構等により行
わせるようにしてもよい。その場合は、折畳みウエブ群
Hを載せた載せ台66が受け渡し部Yに達するタイミン
グに合わせて受台91が作動せしめられるようにするこ
とは勿論である。
【0045】受け渡し装置9の受台91の下手側には、
次工程側(例えば包装装置側)のコンベア95が連接さ
れている。そして、受台91が鎖線91′(図4)で示
すように下手側に旋回せしめられたときに、該受台9
1′上に上下積層姿勢で載置されている折畳みウエブ群
H′をそのままの姿勢で自動的にコンベア95の始端部
上に移乗せしめ得るようになっている。このように、折
畳みウエブ群H′を上下積層姿勢でコンベア95上に移
乗させると、その搬送姿勢が安定するとともに、包装装
置において包装作業が容易となる。
【0046】図示実施例の折畳みウエブ製造機は、次の
ように作用する。即ち、元機を駆動させると、ウエブ繰
出し装置11により原反ロールAから広幅帯状ウエブ
(3枚重ねのウエブ)Bが連続して繰出され、その広幅
帯状ウエブBにエンボス加工装置12によりエンボス加
工が施された後、スリッター装置13により3本の細幅
帯状ウエブC,C,Cに分断され、該各細幅帯状ウエブ
Cが幅折り装置14によりそれぞれ幅方向に2つ折りさ
れてその幅折り帯状ウエブDが切断装置2部分に送られ
る。さらに、その帯状ウエブ(幅折り帯状ウエブ)D
は、切断装置2部分でミシン目加工されるとともに順次
製品長さづつ切断され、その定尺ウエブEが第1次折畳
み部3においてミシン目部分で長さ方向に2つ折りさ
れ、続いてその2つ折りウエブFが第2次折畳み部4に
おいてさらに長さ方向に2つ折りされる。そして、その
折畳みウエブGは、排出位置まで移送されてそこで排出
装置5により縦向き姿勢で取出し台50上に排出され、
順次同様にして折畳みウエブGが連続して製造されるよ
うになっている。
【0047】このように、折畳みウエブGが所定個数
(10個)だけ取出し台50上に排出されると、カウン
ター装置71からカウントアップ信号が発せられ、その
信号に基づいてコントローラ10からの信号で区分け装
置7のモータ76が作動せしめられて、区分け装置7の
押圧片74が一単位の折畳みウエブ群Hを受け取り部X
まで押し出す。そして、その直後に移送装置8のモータ
62が作動せしめられて待機部Zで待機していた空の載
せ台66が上動し、受け取り部Xにある折畳みウエブ群
Hを該載せ台66上に載せ変えるようになる。載せ台6
6上に載せ変えられた折畳みウエブ群Hは、載せ台66
とともに後送され、続いて受け渡し部Yを通過する際に
受け渡し装置9の受台91上に受け取られる。折畳みウ
エブ群Hが受台91上に受け取られると、コントローラ
10からの信号により、シリンダ92が伸長せしめられ
て、受台91上で折畳みウエブ群が縦向き姿勢から符号
H′で示すように上下積層姿勢に変更されるとともに、
該受台91上にあった折畳みウエブ群H′がコンベア9
5の始端部上に移乗せしめられる。コンベア95上に移
乗せしめられた折畳みウエブ群H′は上下積層姿勢のま
ま次工程側(包装工程側)に供給される。
【0048】区分け装置7の押圧片74、移送装置8の
載せ台66、及び受け渡し装置9の受台91は、それぞ
れ所定の作動後にそれぞれ初期位置において待機するよ
うになり、順次自動的に連続して折畳みウエブ群取出し
操作が行われる。
【0049】このように、図示実施例の折畳みウエブ取
出装置6によれば、ウエブ折畳み装置1の出口部から順
次排出される折畳みウエブG,G・・を、区分け装置7
により所定個数づつ自動で区分けすることができ、さら
にその区分けされた一単位の折畳みウエブ群Hを移送装
置8により順次自動で次工程側に移送することができ
る。従って、それらの作業に人手が不要になる。又、こ
の実施例では、受け渡し装置9により、縦向き姿勢で移
送されてくる折畳みウエブ群Hを自動的に上下積層姿勢
に変更して次工程側(例えば包装工程側)に供給するこ
とができ、該折畳みウエブ群H′の搬送姿勢が安定する
とともに、次工程側における作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる折畳みウエブ製造機の
概略平面図である。
【図2】図1のIIーII矢視図である。
【図3】図1のIIIーIII矢視図である。
【図4】図1の折畳みウエブ製造機において使用される
折畳みウエブ取出装置の側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の折畳みウエブ取出装置の一部斜視図であ
る。
【図7】図1の折畳みウエブ製造機で行われる製造工程
図である。
【図8】図1の折畳みウエブ製造機で製造された折畳み
ウエブ群の包装状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1はウエブ折畳み装置、2はウエブ切断装置、3は第1
次折畳み部、4は第2次折畳み部、5は排出装置、6は
折畳みウエブ取出装置、7は区分け装置、8は移送装
置、9は受け渡し装置、10はコントローラ、61は駆
動装置、66は載せ台、68は立上り片、71はカウン
ター装置、72は間隔形成装置、91は受台、95はコ
ンベア、Aは原反ロール、Dは帯状ウエブ、Eは定尺ウ
エブ、Gは折畳みウエブ、Hは折畳みウエブ群、Xは受
け取り部、Yは受け渡し部、Zは待機部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反ロール(A)から繰出される帯状ウ
    エブ(D)をウエブ切断装置(2)により順次製品長さ
    づつ切断し、該製品長さに切断された定尺ウエブ(E)
    をウエブ折畳み装置(1)で順次所定形状に折畳み、該
    折畳みウエブ(G)をウエブ折畳み装置(1)の出口部
    から順次縦向き姿勢で且つ相互に重合する状態で排出す
    るようにした折畳みウエブ製造機において、 前記ウエブ折畳み装置(1)の出口部にあって、該出口
    部から折畳みウエブ(G)が所定個数づつ排出される度
    にその所定個数の折畳みウエブ(G,G・・)を一単位
    として区分けする区分け装置(7)と、該区分け装置
    (7)によって区分けされた一単位の折畳みウエブ群
    (H)を縦向き姿勢で受け取って順次後送する移送装置
    (8)と、該移送装置(8)によって後送される一単位
    の折畳みウエブ群(H)を次工程側のコンベア(95)
    上に受け渡す受け渡し装置(9)とを備え、 さらに、前記移送装置(8)は、前記一単位の折畳みウ
    エブ群(H)の前端面と後端面との間の間隔よりやや長
    い間隔をもってそれぞれ立設した前後2つの立上り片
    (68,68)を有する載せ台(66)を、駆動装置
    (61)により折畳みウエブ群(H)の受け取り部
    (X)と該折畳みウエブ群(H)を次工程側へ受け渡す
    受け渡し部(Y)との間で移動せしめ得る如くする一
    前記受け渡し装置(9)は、前記移送装置(8)の載せ
    台(66)上に縦向き姿勢で載せられた折畳みウエブ群
    (H)を受け取る受台(91)を有し、該受台(91)
    を鉛直面内で角度90°の範囲で姿勢変更せしめて該受
    台(91)上に受け取った縦向き姿勢の折畳みウエブ群
    (H)を前記次工程側のコンベア(95)上に上下積層
    姿勢となる横向き姿勢で移乗せしめ得るようにした、 ことを特徴とする折畳みウエブ製造機における折畳みウ
    エブ取出装置。
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