JP3094106U - とろろ昆布の搬送・積載装置 - Google Patents

とろろ昆布の搬送・積載装置

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JP3094106U JP2002007305U JP2002007305U JP3094106U JP 3094106 U JP3094106 U JP 3094106U JP 2002007305 U JP2002007305 U JP 2002007305U JP 2002007305 U JP2002007305 U JP 2002007305U JP 3094106 U JP3094106 U JP 3094106U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 とろろ昆布削り機から排出されるとろろ昆布
を1枚ずつしわのないシート状に整列した状態で自動的
に積載を行ない、枚数または重量によりとろろ昆布の計
量を行なうことができるとろろ昆布の搬送・積載装置を
提供する。 【解決手段】 (a)揺動自在のサクションハンドを備
えた1枚取り機構2と、(b)上流側および下流側端部
にサクション部を有するサクションコンベアと3、4
と、(c)前後方向にとろろ昆布を搬送することができ
る積載コンベア5とからなり、サクションコンベア3、
4が、直列に複数台配置され、かつ、下流側に配置され
たサクションコンベア4が上流側に配置されたサクショ
ンコンベア3よりも搬送速度が速くなるように設定され
てなるとろろ昆布の搬送・積載装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はとろろ昆布の搬送・積載装置に関する。さらに詳しくは、とろろ昆布 削り機から排出されるとろろ昆布を1枚ずつしわののびた状態(以下、「しわの ない」という)のシート状に整列した状態で自動的に積載を行ない、枚数または 重量によってとろろ昆布の計量を行なうことができるとろろ昆布の搬送・積載装 置に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来より、とろろ昆布を製造する場合、チップ状の昆布を集めて圧縮成形した 直方体状の昆布ブロックを、とろろ昆布削り機によって薄く削ることによってと ろろ昆布を製造している。従来は多くの場合、1枚ずつしわのないシート状にな るように手作業で薄いとろろ昆布を取り出しているが、この手作業は、高度な熟 練を要するとともに重労働である。
【0003】 また、とろろ昆布削り機の下流側に搬送コンベアを連結してとろろ昆布を自動 的に取り出す方法もあるが、この方法では、とろろ昆布の排出がランダムである ため、搬送されるとろろ昆布同士が重なりあったり、1枚のしわのないシート状 にならずにくしゃくしゃになる。したがって、コンベア搬送の場合、常に所定の 好適な条件でしわのないシート状のとろろ昆布を等間隔で搬送することは非常に 困難であり、継続性がないという問題がある。
【0004】 本考案はかかる問題を解消するためになされたものであり、とろろ昆布削り機 から排出されるとろろ昆布を1枚ずつしわのないシート状に整列した状態で自動 的に積載を行ない、枚数または重量によりとろろ昆布の計量を行なうことができ るとろろ昆布の搬送・積載装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の請求項1にかかわるとろろ昆布の搬送・積載装置は、(a)とろろ昆 布削り機から排出されるとろろ昆布の先端部を真空吸着し、当該とろろ昆布を1 枚ずつ下流側へ搬送する揺動自在のサクションハンドを備えた1枚取り機構と、 (b)搬送されてくるとろろ昆布の先端部を真空吸着するための第1のサクショ ン部が上流側端部に設けられ、かつ前記とろろ昆布の後端部を真空吸着するため の第2のサクション部が下流側端部に設けられたサクションコンベアと、 (c)前記サクションコンベアの下流側に配設され、該サクションコンベアから 供給されるとろろ昆布を所定の枚数または重量分積載するための、前後方向にと ろろ昆布を搬送することができる積載コンベアとからなり、 前記サクションコンベアが、直列に複数台配置され、かつ、下流側に配置された 前記サクションコンベアが上流側に配置された前記サクションコンベアよりも搬 送速度が速くなるように設定されてなることを特徴としている。
【0006】 前記1枚取り機構が前記とろろ昆布削り機と連動しており、とろろ昆布を削り 終えたときに前記サクションハンドの先端が下方に位置し、とろろ昆布を前記サ クションコンベアに渡すときに当該先端が上方に位置するように、前記サクショ ンハンドが揺動し得るのが好ましい。
【0007】 本考案の請求項3にかかわるとろろ昆布の搬送・積載装置は、(a)とろろ昆 布削り機から排出されるとろろ昆布の先端部を真空吸着し、当該とろろ昆布を1 枚ずつ下流側へ搬送する揺動自在のサクションハンドを備えた1枚取り機構と、 (b)所定の積載位置において、前記1枚取り機構から搬送されるとろろ昆布を 複数枚引っ掛けた状態で積載することができる複数本の取り出しざおと、 (c)前記複数本の取り出しざおを、前記所定の積載位置および排出位置に順次 移動させる移動機構と、 (d)前記所定の排出位置において、前記取り出しざおに複数枚積載されたとろ ろ昆布を、当該取り出しざお先端からとろろ昆布を押し出して落下させるための 押出し機構とからなることを特徴としている。
【0008】 前記1枚取り機構が前記とろろ昆布削り機と連動しており、とろろ昆布を削り 終えたときに前記サクションハンドの先端が下方に位置し、とろろ昆布を前記取 り出しざおに渡すときに当該先端が上方に位置するように、前記サクションハン ドが揺動し得るのが好ましい。
【0009】 前記サクションハンドに切換えバルブを介してリングブロアが接続されてなる のが好ましい。
【0010】 前記切換えバルブ内に前記とろろ昆布削り機と連動するロータリーバルブが設 けられており、前記サクションハンドの先端が下方に位置したときに当該先端か ら吸気され、前記先端が上方に位置したときに当該先端から排気されるように、 前記ロータリーバルブが回転して前記リングブロアからの吸排気路を切り換える のが好ましい。
【0011】
【考案の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本考案のとろろ昆布の搬送・積載装置をさらに詳細 に説明する。図1は本考案のとろろ昆布の搬送・積載装置の一実施の形態を示す 一連のラインを模式的に示す説明図、図2は図1の1枚取り機構の説明図であっ て、サクションハンドにとろろ昆布を吸引した状態を示す説明図、図3は図1の 1枚取り機構の説明図であって、サクションハンドからとろろ昆布を解放して第 1サクションコンベアに搬送した直後の状態を示す説明図、図4は図1の第1サ クションコンベアおよび第2サクションコンベアの説明図、図5は図4は図1の 第1サクションコンベアから第2サクションコンベアへとろろ昆布を搬送する状 態を示す説明図、図6は図1の積載コンベアおよび取出しシュータの説明図およ び図7は本考案のとろろ昆布の搬送・積載装置の他の実施の形態を示す斜視説明 図である。
【0012】 本実施の形態のとろろ昆布の搬送・積載装置1は、図1〜6に示されるように 、とろろ昆布削り機51の下流側に設置され、とろろ昆布61を1枚ずつ取り出 す1枚取り機構2と、サクション部を備えたサクションコンベア3、4と、とろ ろ昆布61を積載するための積載コンベア5と、積載コンベア5で積載されたと ろろ昆布61の束を排出するための取出しシュータ6とから構成されている。
【0013】 1枚取り機構2は、図1〜3に示されるように、従来から用いられているとろ ろ昆布削り機51から排出されるとろろ昆布61の先端部を真空吸着し、とろろ 昆布61を1枚ずつ下流側へ搬送する揺動自在のサクションハンド7を備えてい る。サクションハンド7は、先端に開口7aが形成され、とろろ昆布61の幅と 同程度の幅を有している。
【0014】 サクションハンド7は、サーボモータ8によって駆動するリンク機構9に連結 され、図2に示される下死位置と図3に示される上死位置とのあいだを往復に揺 動することができる。
【0015】 また、サクションハンド7は、切換えバルブ10に接続され、切換えバルブ1 0内部のロータリーバルブ10aの回転によって、リングブロア11の吸気口1 1aまたは排気口11bのいずれか一方に選択的に接続されている。
【0016】 このロータリーバルブ10aも図2〜3に示されるリンクアームによって前記 リンク機構9に連結されている。
【0017】 なお、リングブロア11は、吸気口11aにおいて吸気を行ない、排気口11 bから排気を行なう従来公知のブロアであり、薄いとろろ昆布を真空吸着できる 程度の負圧を発生できるものであればよく、本考案においてとくに限定されるも のではない。
【0018】 ここで、図1に示されるとろろ昆布削り機51は、前述したように、従来より 公知の構成であり、クランプ機構によってとろろ昆布61を削る刃物52を往復 運転する機構を備えており、モータ53で駆動される駆動ホイール54の1回転 につき刃物52が1ストロークする。そこで、本実施の形態では、駆動ホイール 54にロータリーエンコーダ55を取り付け、とろろ昆布削りの位置を常に電気 的に管理することによって、1枚取り機2ととろろ昆布削り機51とのタイミン グをサーボモータ制御で合わせることができる。
【0019】 図2に示されるように、サクションハンド7が、下死位置付近の吸引区間Iに 位置するときには、切換えバルブ10を介してリングブロア11の吸気口11a に接続されているため、サクションハンド7の先端の開口7aはとろろ昆布61 を真空吸着することができる。なお、このとき、リングブロア11の排気口11 bは、切換えバルブ10の大気開放用の開口10bを介して大気に開放されてい る。
【0020】 とろろ昆布61を真空吸着したサクションハンド7は、サーボモータ8の駆動 により図2における反時計方向に回転する。このとき、サクションハンド7が保 持区間IIを移動するときはとろろ昆布61の真空吸着状態を維持している。
【0021】 そののち、図3に示されるように、サクションハンド7がさらに回転して排出 区間IIIにきたときは、切換えバルブ10内部のロータリーバルブ10aが図 3に示される位置まで回転移動してリングブロア11の排気口11bに接続され る。それにより、サクションハンド7の先端の開口7aから空気が排出されるの で、とろろ昆布61はサクションハンド7から解放され、第1サクションコンベ ア3の下流側端部のサクション部12に真空吸着される。なお、このとき、吸気 口11aは、大気開放用の開口10bを介して大気に開放される。サクションハ ンド7が上死位置まできたのち、サクションハンド7およびロータリーバルブ1 0aは、図2に示される位置に再び戻る。
【0022】 第1サクションコンベア3および第2サクションコンベア4は、図4に示され るように、1枚取り機構2の下流側に直列に設置され、搬送されてくるとろろ昆 布61の先端部を真空吸着するための第1のサクション部12、13がそれぞれ の上流側端部に設けられ、かつとろろ昆布61の後端部を真空吸着するための第 2のサクション部14、15がそれぞれの下流側端部に設けられている。第1の サクション部12、13および第2のサクション部14、15は、負圧を発生す るために、図示されていない従来公知のブロアに接続されている。第1サクショ ンコンベア3および第2サクションコンベア4のコンベアベルトには、メッシュ または細孔が形成されているため、コンベアベルト内側のサクション部12〜1 5によってコンベアベルト外面側のとろろ昆布61を真空引きすることができる 。
【0023】 図4〜5に示されるように、1枚取り機構2から排出されたとろろ昆布61は 、第1サクションコンベア3の先端部の上に載り、第1サクションコンベアの先 端部にあるサクション部12に吸引されたのち、とろろ昆布61はサクションコ ンベア3、4上に保持されながら搬送される。これにより、とろろ昆布の全部ま たは一部のこぼれや落下を防止することができる。
【0024】 また、第1サクションコンベア3および第2サクションコンベア4には、イン バータ制御により速度差があるように設定されている。すなわち、上流側の第1 サクションコンベア3の搬送速度よりも下流側の第2サクションコンベア4の搬 送速度が速くなるように設定されている(たとえば上流側の1.2〜1.3倍程 度で、約30m/分の速度に設定されている)。それにより、とろろ昆布61が 第1のサクションコンベア3から第2のサクションコンベア4へ乗り移るときに 、図5に示されるように、とろろ昆布61の両端部が、第1のサクションコンベ ア3の下流側端部にあるサクション部14および第2のサクションコンベア4の 上流側端部にあるサクション部13によって保持される。このとき、2つのサク ションコンベア3、4の速度差によって、第1のサクションコンベア3上などで 生じるとろろ昆布61のしわをのばすことができる。それにより、しわのないシ ート状のとろろ昆布を常に供給することができる。
【0025】 なお、本実施の形態では、2台のサクションコンベアが直列配置した例をあげ て説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、3台以上のサクション コンベアを直列配置してもよく、その場合も、下流側のサクションコンベアを上 流側のサクションコンベアよりも搬送速度を速くすることにより、とろろ昆布の しわを伸ばすことができる。
【0026】 積載コンベア5は、図6に示されるように、第2のサクションコンベア4の下 流側に配設され、前後方向にとろろ昆布を搬送することにより、第2のサクショ ンコンベア4から供給されるとろろ昆布61を所定の枚数または重量分積載する ことができる。
【0027】 とろろ昆布61が第2サクションコンベア4から積載コンベア5に乗り移ると き、第2サクションコンベア4の下流側端部にあるサクション部15に保持され ながら排出されるとろろ昆布61が積載コンベア5の所定の位置に積載される。
【0028】 本実施の形態では、第2サクションコンベア4の速度検出のために、第2サク ションコンベア4の少なくとも1個のローラ16にロータリーエンコーダ17が 設けられ、また、第2サクションコンベア4上部にとろろ昆布61の位置および 枚数を検出するための光または赤外線などを用いたセンサ18が設けられている ため、とろろ昆布61が第2サクションコンベア4から排出されるタイミングが わかる。その排出タイミングで積載コンベア5が前後にコンベアベルトを移動さ せながら順次とろろ昆布61を積載する。このとき、とろろ昆布の枚数、重量は 、積載コンベア5のサーボモータ19などに連結されたマイコン(図示せず)な どによって計算され、とろろ昆布61は、設定された枚数または重量になると、 取出しシュータ6まで排出される。そののち、積載コンベア5は、排出した位置 で、またとろろ昆布61の積載をはじめる。
【0029】 取出しシュータ6によって取り出されたとろろ昆布61は、取出しシュータ6 が第1駆動シリンダ20および第2駆動シリンダ21の駆動力によって下降およ び回転することにより、集合コンベア22の上部に載せられ、図示しない包装位 置まで排出される。
【0030】 以上のように、とろろ昆布削り機から排出されるとろろ昆布を1枚取り機構2 で取り出したのち、複数のサクションコンベア3、4を用いて1枚ずつしわのな いシート状に整列した状態で搬送し、最後に積載コンベア5を用いて自動的に積 載を行ない、枚数または重量によりとろろ昆布の計量を行なうことができる。
【0031】 つぎに、本考案の他の実施の形態として、図7に示されるとろろ昆布の搬送・ 積載装置31は、簡易にとろろ昆布を計量することができる装置であり、とろろ 昆布削り機51(図1参照)から排出されるとろろ昆布61の先端部を真空吸着 し、当該とろろ昆布を1枚ずつ下流側へ搬送する揺動自在のサクションハンド3 9を備えた1枚取り機構32と、所定の積載位置IVにおいて、1枚取り機構3 2から搬送されるとろろ昆布61を複数枚引っ掛けた状態で積載することができ る複数本の取り出しざお33、34、35、36と、複数本の取り出しざお33 〜36を所定の積載位置IVおよび排出位置Vに順次移動させる移動機構37と 、所定の排出位置Vにおいて、取り出しざお34に複数枚積載されたとろろ昆布 61を、取り出しざお34の先端からとろろ昆布61を押し出して落下させるた めの押出し機構38とから構成されている。
【0032】 1枚取り機構32は、図1〜3に示される1枚取り機構2と同様に、とろろ昆 布61の幅とほぼ同じ幅を有するサクションハンド39を備え、サクションハン ド39の先端の開口39aからブロアを用いて吸気および排気をすることによっ てとろろ昆布61を1枚ずつ取り出すことができる。
【0033】 移動機構37は、外側面に取り出しざお33〜36が等間隔に連結された一対 のループ状のチェーン40と、一対のチェーン40をそれぞれ複数箇所で支持す る複数個のスプロケット41と、少なくとも一対のスプロケット41を回転駆動 するモータ42とから構成されている。この移動機構37によって、取り出しざ お33〜36を間欠的または連続的にループ状のチェーン40に沿って移動させ ることができる。
【0034】 押出し機構38は、従来公知のエアシリンダなどの直線駆動機構が用いられ、 直線駆動部の先端には取出しプレート38aが設けられている。
【0035】 図7に示される装置を用いて、とろろ昆布の搬送・積載を行なう場合、1枚取 り機32で吸い取られて搬送されるとろろ昆布61は、積載位置IVにある取り 出しざお33に1枚ずつ引っ掛けられながら積載されていく。枚数は光または赤 外線などを用いたセンサ43で確認される。そののち、取り出しざお33に所定 の枚数が引っ掛けられて積載が完了すると、積載位置IVに移動した取り出しざ お34は、排出位置Vまで移動し、取出しプレート38aが図7に示される手前 方向に押出し機構38により押し出されて、とろろ昆布61を取出しコンベア4 4の上に落とし、そののちは前述と同様に、取出しシュータなどを経て、包装位 置まで排出することができる。排出位置Vで排出動作が完了した取り出しざお3 4は、チェーン40の軌道に沿って、取り出しざお35、36のある位置を経て 積載位置IVへ戻り、再びとろろ昆布61の積載が行なわれる。
【0036】 以上のように、とろろ昆布削り機から排出されるとろろ昆布を1枚取り機構3 2で取り出したのち、取り出しざお33〜36に引っ掛けることにより、しわの ないシート状のままとろろ昆布を自動的に積載することができ、枚数または重量 によりとろろ昆布の計量を行なうことができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案によれば、とろろ昆布削り機から排出されるとろろ昆布を1枚ずつしわ のないシート状に整列した状態で自動的に積載を行ない、枚数または重量により とろろ昆布の計量を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のとろろ昆布の搬送・積載装置の一実施
の形態を示す一連のラインを模式的に示す説明図であ
る。
【図2】図1の1枚取り機構の説明図であって、サクシ
ョンハンドにとろろ昆布を吸引した状態を示す説明図で
ある。
【図3】図1の1枚取り機構の説明図であって、サクシ
ョンハンドからとろろ昆布を解放して第1サクションコ
ンベアに搬送した直後の状態を示す説明図である。
【図4】図1の第1サクションコンベアおよび第2サク
ションコンベアの説明図である。
【図5】図4は図1の第1サクションコンベアから第2
サクションコンベアへとろろ昆布を搬送する状態を示す
説明図である。
【図6】図1の積載コンベアおよび取出しシュータの説
明図である。
【図7】本考案のとろろ昆布の搬送・積載装置の他の実
施の形態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 搬送・積載装置 2 1枚取り機構 3 第1サクションコンベア 4 第2サクションコンベア 5 積載コンベア 6 取出しシュータ 7 サクションハンド

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)とろろ昆布削り機から排出される
    とろろ昆布の先端部を真空吸着し、当該とろろ昆布を1
    枚ずつ下流側へ搬送する揺動自在のサクションハンドを
    備えた1枚取り機構と、(b)搬送されてくるとろろ昆
    布の先端部を真空吸着するための第1のサクション部が
    上流側端部に設けられ、かつ前記とろろ昆布の後端部を
    真空吸着するための第2のサクション部が下流側端部に
    設けられたサクションコンベアと、(c)前記サクショ
    ンコンベアの下流側に配設され、該サクションコンベア
    から供給されるとろろ昆布を所定の枚数または重量分積
    載するための、前後方向にとろろ昆布を搬送することが
    できる積載コンベアとからなり、前記サクションコンベ
    アが、直列に複数台配置され、かつ、下流側に配置され
    た前記サクションコンベアが上流側に配置された前記サ
    クションコンベアよりも搬送速度が速くなるように設定
    されてなるとろろ昆布の搬送・積載装置。
  2. 【請求項2】 前記1枚取り機構が前記とろろ昆布削り
    機と連動しており、とろろ昆布を削り終えたときに前記
    サクションハンドの先端が下方に位置し、とろろ昆布を
    前記サクションコンベアに渡すときに当該先端が上方に
    位置するように、前記サクションハンドが揺動し得る請
    求項1記載のとろろ昆布の搬送・積載装置。
  3. 【請求項3】 (a)とろろ昆布削り機から排出される
    とろろ昆布の先端部を真空吸着し、当該とろろ昆布を1
    枚ずつ下流側へ搬送する揺動自在のサクションハンドを
    備えた1枚取り機構と、(b)所定の積載位置におい
    て、前記1枚取り機構から搬送されるとろろ昆布を複数
    枚引っ掛けた状態で積載することができる複数本の取り
    出しざおと、(c)前記複数本の取り出しざおを、前記
    所定の積載位置および排出位置に順次移動させる移動機
    構と、(d)前記所定の排出位置において、前記取り出
    しざおに複数枚積載されたとろろ昆布を、当該取り出し
    ざお先端からとろろ昆布を押し出して落下させるための
    押出し機構とからなるとろろ昆布の搬送・積載装置。
  4. 【請求項4】 前記1枚取り機構が前記とろろ昆布削り
    機と連動しており、とろろ昆布を削り終えたときに前記
    サクションハンドの先端が下方に位置し、とろろ昆布を
    前記取り出しざおに渡すときに当該先端が上方に位置す
    るように、前記サクションハンドが揺動し得る請求項3
    記載のとろろ昆布の搬送・積載装置。
  5. 【請求項5】 前記サクションハンドに切換えバルブを
    介してリングブロアが接続されてなる請求項1、2、3
    または4記載のとろろ昆布の搬送・積載装置。
  6. 【請求項6】 前記切換えバルブ内に前記とろろ昆布削
    り機と連動するロータリーバルブが設けられており、前
    記サクションハンドの先端が下方に位置したときに当該
    先端から吸気され、前記先端が上方に位置したときに当
    該先端から排気されるように、前記ロータリーバルブが
    回転して前記リングブロアからの吸排気路を切り換える
    請求項5記載のとろろ昆布の搬送・積載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011234768A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 Plex International Design Co Ltd 布片シワ伸ばし装置
JP2015188401A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ヤマトタカハシ株式会社 おぼろ昆布シート入り包装体の製造方法

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