JPH09327108A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH09327108A
JPH09327108A JP8142783A JP14278396A JPH09327108A JP H09327108 A JPH09327108 A JP H09327108A JP 8142783 A JP8142783 A JP 8142783A JP 14278396 A JP14278396 A JP 14278396A JP H09327108 A JPH09327108 A JP H09327108A
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JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
distance
branch pipe
gas
branch
Prior art date
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Pending
Application number
JP8142783A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Watanabe
高英 渡邊
Hiroki Sanuki
弘樹 佐貫
Kiyoichi Torimi
喜代一 鳥實
Keiichirou Nakamura
圭一朗 中村
Takami Matsuura
高己 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH09327108A publication Critical patent/JPH09327108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の長手方向の縮小化を図る。 【解決手段】 分岐枝管13を容器の長手方向に第1の
距離で対向した第1の壁面20a及び第2の壁面20b
と、第1の距離より大きい第2の距離で対向し、各壁面
20a、20b間を接続した第3の壁面21a及び第4
の壁面21bとで形成する。そして、三相分の各導体1
7を第3の壁面21a側から第4の壁面21b側へ順次
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器に収容した
三相分の電気機器と接続した三相分の導体を分岐枝管か
ら導出するようにしたガス絶縁開閉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図10は、例えば特開平2−10190
7号公報に示された従来の三相一括形ガス絶縁開閉装置
を一部破断した正面図、図11は図10のXI−XI線
の断面図である。図10及び図11において、円筒状の
容器1内に三相分の遮断器2を配置している。そして、
容器1の軸方向である長手方向と直角方向に容器1から
円筒状の分岐枝管3〜5を出して、母線用断路器を収容
した容器6,7及びケーブルヘッドを収容した容器8へ
各導体9a〜9c,10a〜10c,11a〜11cを
導出している。各導体9a〜9c,10a〜10c,1
1a〜11cの中心がほぼ等辺三角形状になるようにし
て、分岐枝管3との間で必要な絶縁距離aを確保して配
置している。なお、分岐枝管4,5内の各導体10a〜
10c,11a〜11cも分岐枝管3内の導体9a〜9
cと同様に配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は以上のように構成されているので、容器の長手方向
に分岐枝管の直径分の長さが必要になるため、容器の長
手方向の縮小化を図るのが困難であるという問題点があ
った。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、容器の縮小化を図ることができ
るガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るガ
ス絶縁開閉装置は、絶縁媒体を封入した筒状の容器内に
三相分の電気機器を収容し、上記各電気機器と接続した
三相分の導体を上記容器の長手方向と直角方向に突出し
た分岐枝管から導出するようにしたガス絶縁開閉装置に
おいて、上記分岐枝管を上記容器の長手方向に上記導体
との絶縁距離がとれる第1の距離で対向した第1の壁面
及び第2の壁面と、上記第1の距離より大きく上記導体
との絶縁距離がとれる第2の距離で対向し上記各壁面間
を接続した第3の壁面及び第4の壁面とで形成し、上記
各導体を上記第3の壁面側から上記第4の壁面側へ順次
配置したものである。
【0006】請求項2の発明に係るガス絶縁開閉装置
は、第3の壁面及び第4の壁面を外方に突出した円弧状
として、第1の壁面及び第2の壁面を平面状にし、分岐
枝管の断面を長円形状に形成したものである。
【0007】請求項3の発明に係るガス絶縁開閉装置
は、第1の壁面から第4の壁面で形成した分岐枝管の断
面が楕円形状になるようにしたものである。
【0008】請求項4の発明に係るガス絶縁開閉装置
は、第1の壁面から第4の壁面で形成した分岐枝管の断
面が長方形状になるようにしたものである。
【0009】請求項5の発明に係るガス絶縁開閉装置
は、第1の壁面から第4の壁面を所定の半径の円弧状と
して、分岐枝管の断面の外形が曲面形状になるようにし
たものである。
【0010】請求項6の発明に係るガス絶縁開閉装置
は、第1の壁面から第4の壁面で形成した分岐枝管の断
面が多角形状になるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1を一部破断した正面
図、図2は図1のII−II線の断面図、図3は図1に
収容した電気機器の接続を示す回路図である。図1〜図
3において、12は分岐枝管13〜15を設けたSF6
ガス等の絶縁媒体を封入した筒状の容器で、三相分の遮
断器16を長手方向に収容して、遮断器16と接続した
各導体17〜19を分岐枝管13〜15から導出してい
る。なお、分岐枝管13は図2に示すように、容器12
の長手方向に少なくとも導体17と分岐枝管13との間
の必要な絶縁距離bがとれる距離で対向した各壁面20
a,20bと、各壁面20a,20b間の距離より大き
く少なくとも各導体17との絶縁距離がとれる距離で対
向し外方に突出した円弧状の各壁面21a,21bとを
接続して長円形状に形成している。そして、各導体17
は壁面21a側から壁面21b側へ順次配置している。
各分岐枝管14,15も分岐枝管13と同様の長円形状
に形成して、各導体18、19を導体17と同様に配置
している。
【0012】22,23は各分岐枝管13,14とそれ
ぞれ接続した分岐枝管24,25を設けたSF6ガス等
の絶縁媒体を封入した筒状の容器で、母線26,27及
び各導体17,18と接続した母線断路器28,29を
収容している。なお、各分岐枝管24,25の断面形状
を分岐枝管13,14と接続できるように長円形状に形
成している。30は分岐枝管15と接続した分岐枝管3
1を設けたSF6ガス等の絶縁媒体を封入した筒状の容
器で、導体19と接続した線路断路器32及びケーブル
ヘッド33を収容している。なお、分岐枝管31の断面
形状を分岐枝管15と接続できるように長円形状に形成
している。
【0013】次に動作について説明する。図3におい
て、例えば母線断路器28を選択投入した場合、母線2
6から供給された電力が母線断路器28、遮断器16及
び線路断路器32を介してケーブルヘッド33から送電
される。また、逆にケーブルヘッド33から供給された
電力を母線26へ送電することもできる。
【0014】実施の形態2.図4は実施の形態2の要部
を示す分岐枝管の断面図である。図4において、17は
実施の形態1のものと同様のものである。34は各導体
17との間で必要な絶縁距離bがとれるようにした楕円
形状の分岐枝管で、容器12(図1参照)の長手方向に
少なくとも導体17との間の絶縁距離がとれる距離で対
向した壁面35a,35bと、各壁面35a,35b間
の距離より大きく少なくとも各導体17との間の絶縁距
離がとれる距離で対向した壁面36a,36bとを接続
して楕円形状に形成している。そして、各導体17は壁
面36a側から壁面36b側へ順次配置している。
【0015】実施の形態3.図5は実施の形態3の要部
を示す分岐枝管の断面図である。図5において、17は
実施の形態1のものと同様のものである。37は各導体
17との間で必要な絶縁距離bがとれるようにした長方
形状の分岐枝管で、容器12(図1参照)の長手方向に
少なくとも導体17との絶縁距離がとれる距離で対向し
た各壁面38a,38bと、各壁面38a,38b間の
距離より大きく少なくとも各導体17との間の絶縁距離
がとれる距離で対向した各壁面39a,39bとを接続
した長方形状に形成している。そして、各導体17は壁
面38a側から壁面38b側へ順次配置している。
【0016】実施の形態4.図6は実施の形態4の要部
を示す分岐枝管の断面図である。図6において、17は
実施の形態1のものと同様のものである。40は各導体
17との間で必要な絶縁距離bがとれるようにした外形
が曲面状の分岐枝管で、容器12(図1参照)の長手方
向に少なくとも導体17との間の絶縁距離がとれる距離
で対向した第1の半径の円弧状の壁面41a,41b
と、各壁面41a,41b間の距離より大きく少なくと
も導体17との間の絶縁距離がとれる距離で対向した第
2の半径の円弧状の壁面42a,42bとを接続して曲
面形状に形成している。なお、各壁面41a,41b,
42a,42bはそれぞれ複数の半径で形成してもよ
い。そして、各導体17は壁面42a側から壁面42b
側へ順次配置している。
【0017】実施の形態5.図7は実施の形態5の要部
を示す分岐枝管の断面図である。図7において、17は
実施の形態1のものと同様のものである。43は各導体
17との間で必要な絶縁距離bがとれるようにした多角
形状の分岐枝管で、容器12(図1参照)の長手方向に
少なくとも導体17との間の絶縁距離がとれる距離で対
向した平面状の壁面44a,44bと、各壁面44a,
44b間の距離より大きく少なくとも導体17との間の
絶縁距離がとれる距離で対向した両端を対向する側に折
り曲げた壁面45a,45bとを接続して多角形状に形
成している。そして、各導体17は壁面45a側から壁
面45b側へ順次配置している。
【0018】実施の形態6.図8は実施の形態6を一部
破断した正面図、図9は図8のIX−IX線の断面図で
ある。なお、電気機器の接続を示す回路図は実施の形態
1〜5と同様で図3に示す。図8及び図9において、1
2、17〜19、22〜25、30、31は実施の形態
1のものと同様のものである。46は容器12に設けた
長円形状の分岐枝管で、容器12の長手方向と直交した
線46aに対して所定の角度θだけ傾けて配置してい
る。そして、各分岐枝管47、48も分岐枝管46と同
様に所定の角度θだけ傾けた楕円形状に形成している。
さらに、分岐枝管24、25、31は容器12側の分岐
枝管46〜48と接続できるように所定の角度θだけ傾
けた長円形状に形成している。
【0019】なお、分岐枝管46〜48は長円形状のも
のについて説明したが、実施の形態2から実施の形態5
で示した楕円形状、長方形状、曲面形状及び多角形状の
分岐枝管に適用してもよい。上記構成によれば、分岐枝
管46〜48の容器12の直径方向の幅が小さくなるの
で、容器12の直径を小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、分岐
枝管を容器の長手方向に第1の距離で対向した第1の壁
面及び第2の壁面と、第1の距離より大きい第2の距離
で対向し第1の壁面と第2の壁面との間を接続した第3
の壁面及び第4の壁面とで形成し、各導体を第3の壁面
側から第4の壁面側へ順次配置したことにより、容器の
長手方向を縮小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を一部破断した正面図である。
【図2】 図1のII−II線の断面図である。
【図3】 図1の各容器に収容した電気機器の接続を示
す回路図である。
【図4】 実施の形態2の要部を示す分岐枝管の断面図
である。
【図5】 実施の形態3の要部を示す分岐枝管の断面図
である。
【図6】 実施の形態4の要部を示す分岐枝管の断面図
である。
【図7】 実施の形態5の要部を示す分岐枝管の断面図
である。
【図8】 実施の形態6を一部破断した正面図である。
【図9】 図8のIX−IX線の断面図である。
【図10】 従来のガス絶縁開閉装置を一部破断した正
面図である。
【図11】 図10のXI−XI線の断面図である。
【符号の説明】
12 容器、13〜15,34,37,40,43,4
6 分岐枝管、17〜19 導体、20a,20b,2
1a,21b,35a,35b,36a,36b,38
a,38b,39a,39b,41a,41b,42
a,42b,44a,44b,45a,45b, 壁
面。
フロントページの続き (72)発明者 中村 圭一朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松浦 高己 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁媒体を封入した筒状の容器内に三相
    分の電気機器を収容し、上記各電気機器と接続した三相
    分の導体を上記容器の長手方向と直角方向に突出した分
    岐枝管から導出するようにしたガス絶縁開閉装置におい
    て、上記分岐枝管を上記容器の長手方向に上記導体との
    絶縁距離がとれる第1の距離で対向した第1の壁面及び
    第2の壁面と、上記第1の距離より大きく上記導体との
    絶縁距離がとれる第2の距離で対向し上記各壁面間を接
    続した第3の壁面及び第4の壁面とで形成し、上記各導
    体を上記第3の壁面側から上記第4の壁面側へ順次配置
    したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 第3の壁面及び第4の壁面を外方に突出
    した円弧状として、第1の壁面及び第2の壁面を平面状
    にし、分岐枝管の断面を長円形状に形成したことを特徴
    とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 第1の壁面から第4の壁面で形成した分
    岐枝管の断面が楕円形状になるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 第1の壁面から第4の壁面で形成した分
    岐枝管の断面が長方形状になるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 第1の壁面から第4の壁面を所定の半径
    の円弧状として、分岐枝管の断面の外形が曲面形状にな
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶
    縁開閉装置。
  6. 【請求項6】 第1の壁面から第4の壁面で形成した分
    岐枝管の断面が多角形状になるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
JP8142783A 1996-06-05 1996-06-05 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH09327108A (ja)

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