JPH09326971A - テレビジョン受像機の音声出力切換回路 - Google Patents

テレビジョン受像機の音声出力切換回路

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Publication number
JPH09326971A
JPH09326971A JP14149696A JP14149696A JPH09326971A JP H09326971 A JPH09326971 A JP H09326971A JP 14149696 A JP14149696 A JP 14149696A JP 14149696 A JP14149696 A JP 14149696A JP H09326971 A JPH09326971 A JP H09326971A
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screen
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audio
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JP14149696A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kitano
宣裕 北野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有し子画面
音声出力用イヤホン端子を備えたテレビの音声出力切換
回路で、子画面映像の非映出状態で子画面音声出力用イ
ヤホン端子につないだイヤホン/ヘッドホンから音が聴
けないという状態を解消して、親画面映像に対応する音
声を聴けるようにする。 【解決手段】 子画面音声出力用イヤホン端子13に接
続された子画面音声出力回路12と子画面音声回路11
および親画面音声回路15との間にスイッチ回路16を
介挿し、子画面映像23の映出/非映出の状態を検出す
る子画面検出回路17を設け、子画面映像23の映出状
態検出時にはスイッチ回路16を接点a側に切り換えて
子画面映像23に対応する音声をイヤホン14から出力
し、非映出状態検出時にはスイッチ回路16を接点b側
に切り換えて親画面映像22に対応する音声をイヤホン
14から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上に親画面と
子画面とを同時に映出するピクチャ・イン・ピクチャ機
能を有するとともに子画面音声出力用イヤホン端子を備
えたテレビジョン受像機の音声出力切換回路に係り、特
には、子画面音声出力用イヤホン端子の周辺回路構成の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピクチャ・イン・ピクチャ機能を
有するテレビジョン受像機において、スピーカのほかに
子画面音声出力用イヤホン端子を設けて、親画面映像に
対応する音声はスピーカから出力し、子画面映像に対応
する音声は子画面音声出力用イヤホン端子につないだイ
ヤホンまたはヘッドホンから出力するようにしている。
【0003】このような場合に、子画面映像に対応する
音声をスピーカから出力させるとともに親画面映像に対
応する音声をイヤホンまたはヘッドホンから出力させる
状態との間で切り換えが行えるように工夫されたテレビ
ジョン受像機が提案されている(例えば、特開昭61−
212177号公報参照)。
【0004】図4(a)に示すように、ピクチャ・イン
・ピクチャ機能により、表示画面41において、親画面
表示部分41aに親画面映像42が映出されているとと
もに子画面表示部分41bに子画面映像43が表示され
ている状態で、通常は、親画面映像42に対応する音声
はスピーカから出力され、子画面映像43に対応する音
声は子画面音声出力用イヤホン端子につながれたイヤホ
ンまたはヘッドホン(図示せず)から出力される。
【0005】しかし、イヤホンまたはヘッドホンから出
力される子画面映像43に対応する音声の音量は小さ
く、聴き取りにくいものである。そこで、図4(b)に
示すように、画面切り換えをすることがある。つまり、
親画面表示部分41aに図4(a)の状態で子画面映像
43であった映像43aを映出するとともに子画面表示
部分41bに図4(a)の状態で親画面映像42であっ
た映像42aを映出する状態に切り換えると、映像43
aに対応する音声がスピーカから大きく出力されること
になる。しかし、これでは、図4(a)の表示状態から
図4(b)の表示状態へと画面切り換え操作を行い、ま
た、図4(b)の表示状態から元の図4(a)の表示状
態に戻す画面切り換え操作が必要で、はなはだ面倒であ
る。
【0006】この不都合に対処するために、上記の公報
では、画面切り換えを行うことなく、図4(a)の表示
状態のまま、子画面映像43に対応する音声を大きく聴
きたいために、子画面映像43に対応する音声をスピー
カから出力し、併せて親画面映像42に対応する音声を
イヤホンまたはヘッドホンから出力するように構成して
ある。これを子画面音声出力用イヤホン端子の周辺回路
構成において考察してみる。
【0007】図3は上記の場合に関連して子画面音声出
力用イヤホン端子の周辺回路構成を示すブロック図であ
る。図3において、31は子画面音声回路、32は増幅
機能をもった子画面音声出力回路、33は子画面音声出
力用イヤホン端子、34は子画面音声出力用イヤホン端
子33につながれたイヤホン(ヘッドホンの場合もあ
る)である。イヤホン34から親画面映像42に対応す
る音声も切り換えて聴くことができるように、親画面音
声回路35および子画面音声回路31と子画面音声出力
回路32との間にスイッチ回路36を介挿してある。こ
のスイッチ回路36は図示しない制御回路からの切り換
え制御信号Ssの“H”,“L”によってそれぞれ接点
c側と接点d側に接続されるようになっている。制御回
路に対してはリモコン操作によって切り換え制御信号S
sの“H”,“L”切り換えを任意に行うことができる
ようになっている。
【0008】次に、動作を説明する。図4(a)に示す
ように、ピクチャ・イン・ピクチャ機能により、表示画
面41において、親画面表示部分41aに親画面映像4
2が映出されているとともに子画面表示部分41bに子
画面映像43が映出されている状態で、通常は、スイッ
チ回路36に対する切り換え制御信号Ssとして“H”
が出力されてスイッチ回路36は接点c側に接続され、
子画面音声回路31からの音声信号が接点cを介して子
画面音声出力回路32に出力され、ここで増幅されて子
画面音声出力用イヤホン端子33を介してイヤホン34
へと出力される。なお、このとき、親画面音声回路35
からの音声信号はスピーカまたは親画面音声出力用イヤ
ホン端子へと出力されるようになっている。表示画面4
1の表示状態は図4(a)のとおりである。
【0009】図4(a)の表示状態で、子画面映像43
に対応する音声をイヤホン34で聴いているときに、そ
の音量を大きくして聴きたい場合、リモコン操作により
切り換え制御信号Ssとして“L”を出力する。する
と、子画面音声回路31は図示しないスイッチ回路によ
りスピーカ側の音声出力回路に接続される一方で、図3
のスイッチ回路36において接点d側に切り換えられ、
親画面音声回路35からの音声信号が接点dを介して子
画面音声出力回路32に出力され、ここで増幅されて子
画面音声出力用イヤホン端子33を介してイヤホン34
へと出力される。
【0010】つまり、図4(a)の表示状態のまま、子
画面映像43に対応する音声をスピーカまたは親画面音
声出力用イヤホン端子に接続されたイヤホンまたはヘッ
ドホンで大きく出力して聴き、親画面映像42に対応す
る音声はイヤホン34で聴くのである。
【0011】また、子画面映像43に対応する音声の音
量を調整するに際しては、親画面映像42に対応する音
声の音量を調整するために親画面音声回路35に与える
音量調整信号Svを調整する音量調整部37をそのまま
子画面音声回路31に接続した構成となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術に係るテレビジョン受像機の音声出力切換回路
の場合、図4(c)に示すように表示画面41に親画面
映像42のみが映出されて子画面映像が映出されていな
い状態においても、切り換え制御信号Ssによってスイ
ッチ回路36を動作させることが可能であるために、ス
イッチ回路36が接点c側に接続された状態となってい
ると、子画面映像がないのであるから、当然に、イヤホ
ン34からは子画面映像に対応する音声を聴くことがで
きないだけでなく、親画面映像に対応する音声も聴くこ
とができないという問題がある。
【0013】また、例えば深夜など、親画面映像に対応
する音声も子画面映像に対応する音声もともにイヤホン
またはヘッドホンで聴く必要のある状態では、上記従来
の技術の場合には、親画面映像に対応する音声は親画面
音声出力用イヤホン端子に接続したイヤホンまたはヘッ
ドホンで聴き、子画面映像に対応する音声は子画面音声
出力用イヤホン端子に接続したイヤホンまたはヘッドホ
ンで聴くことになるが、子画面映像に対応する音声を聴
くときと親画面映像に対応する音声を聴くときとでいち
いちイヤホンまたはヘッドホンを差し替えるか耳に付け
替えるかしなければならず、はなはだ面倒であった。
【0014】また、親画面音声回路35の音量調整部3
7がそのまま子画面音声回路31にも兼用されているた
め、すなわち、同じ音量調整信号Svを与えても内部イ
ンピーダンスの相違から親画面音声回路35での音量調
整量と子画面音声回路31での音量調整量とが相違する
ことになるため、子画面音声出力回路32に親画面音声
回路35を接続している状態からスイッチ回路36の切
り換えにより子画面音声出力回路32に子画面音声回路
31を接続した際に音量調整部37を調整しなければな
らず、また、その逆に切り換えたときにも音量調整部3
7を調整しなければならないというわずらわしさがあっ
た。
【0015】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有
するとともに子画面音声出力用イヤホン端子を備えたテ
レビジョン受像機の音声出力切換回路において、子画面
映像が映出されていない状態では子画面音声出力用イヤ
ホン端子につないだイヤホンまたはヘッドホンから音が
聴けないという状態を解消して、親画面映像に対応する
音声を聴くことができるようにすることを目的としてお
り、さらに、親画面音声回路と子画面音声回路との間の
切り換えに際していちいち音量調整操作をしなくてすむ
ようにすることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピクチャ・イ
ン・ピクチャ機能を有するとともに子画面音声出力用イ
ヤホン端子を備えたテレビジョン受像機の音声出力切換
回路において、子画面映像の映出状態の有無を検出し、
子画面映像映出状態のときは子画面映像に対応する音声
信号を前記イヤホン端子から出力し、子画面映像の非映
出状態のときは親画面映像に対応する音声信号を前記イ
ヤホン端子から出力するように構成してある。子画面映
像が映出されていない状態で子画面音声出力用イヤホン
端子につないだイヤホンまたはヘッドホンから音が聴け
ないという状態を解消して、親画面映像に対応する音声
を聴くことができる。また、子画面映像に対応する音声
を聴くときと親画面映像に対応する音声を聴くときとで
いちいちイヤホンまたはヘッドホンを差し替えたり耳に
付け替えたりする必要がなくなり、操作性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の音声出力
切換回路は、ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有すると
ともに子画面音声出力用イヤホン端子を備えたテレビジ
ョン受像機の音声出力切換回路において、子画面映像の
映出状態の有無を検出し、子画面映像映出状態のときは
子画面映像に対応する音声信号を前記子画面音声出力用
イヤホン端子から出力し、子画面映像の非映出状態のと
きは親画面映像に対応する音声信号を前記子画面音声出
力用イヤホン端子から出力するように構成してあること
を特徴としている。子画面映像が映出されていない状態
で子画面音声出力用イヤホン端子につないだイヤホンま
たはヘッドホンから音が聴けないという状態を解消し
て、親画面映像に対応する音声を聴くことができる。ま
た、子画面映像に対応する音声を聴くときと親画面映像
に対応する音声を聴くときとでいちいちイヤホンまたは
ヘッドホンを差し替えたり耳に付け替えたりする必要が
なくなり、操作性が向上する。
【0018】本発明に係る請求項2の音声出力切換回路
は、ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有するとともに子
画面音声出力用イヤホン端子を備えたテレビジョン受像
機の音声出力切換回路において、子画面音声回路と、前
記子画面音声出力用イヤホン端子に接続された子画面音
声出力回路と、親画面音声回路と、前記子画面音声回路
および前記親画面音声回路を前記子画面音声出力回路に
対して択一的に切り換え接続するスイッチ回路と、子画
面映像の映出/非映出の状態を検出し映出状態検出時に
は前記スイッチ回路に対して前記子画面音声回路を前記
子画面音声出力回路に接続するように切り換え指示しか
つ子画面映像の非映出状態検出時には前記スイッチ回路
に対して前記親画面音声回路を前記子画面音声出力回路
に接続するように切り換え指示する子画面検出回路とを
備えたことを特徴としている。子画面検出回路が子画面
映像の映出状態を検出したときにはスイッチ回路を介し
て子画面音声回路を子画面音声出力回路に接続し子画面
音声出力用イヤホン端子を介してイヤホンまたはヘッド
ホンから子画面映像に対応する音声を出力し、逆に、子
画面検出回路が子画面映像の非映出状態を検出したとき
にはスイッチ回路を介して親画面音声回路を子画面音声
出力回路に接続し子画面音声出力用イヤホン端子を介し
てイヤホンまたはヘッドホンから親画面映像に対応する
音声を出力する。したがって、子画面映像が映出されて
いない状態で子画面音声出力用イヤホン端子につないだ
イヤホンまたはヘッドホンから音が聴けないという状態
を解消して、親画面映像に対応する音声を聴くことがで
きる。また、子画面映像に対応する音声を聴くときと親
画面映像に対応する音声を聴くときとでいちいちイヤホ
ンまたはヘッドホンを差し替えたり耳に付け替えたりす
る必要がなくなり、操作性が向上する。
【0019】本発明に係る請求項3のテレビジョン受像
機の音声出力切換回路は、上記請求項2において、子画
面音声回路に対してそれ専用の音量調整部を設けるとと
もに、親画面音声回路に対してそれ専用の音量調整部を
設けてあることを特徴としている。子画面映像に対応す
る音声を聴いている状態で一旦子画面音声回路の音量調
整部を調整しておき、また、親画面映像に対応する音声
を聴いている状態で一旦親画面音声回路の音量調整部を
調整しておけば、子画面映像の映出状態と非映出状態と
の間でスイッチ回路の切り換えが繰り返されても、その
都度いちいち各音声の音量を調整し直す必要がなくな
る。
【0020】以下、本発明に係るテレビジョン受像機の
音声出力切換回路の実施の形態について、図面に基づい
て詳細に説明する。
【0021】本実施の形態に係るテレビジョン受像機
は、ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有するとともに子
画面音声出力用イヤホン端子を備えている。
【0022】図1は本発明の1つの実施の形態に係る子
画面音声出力用イヤホン端子の周辺回路構成を示すブロ
ック図である。図1において、11は子画面音声回路、
12は増幅機能をもった子画面音声出力回路、13は子
画面音声出力用イヤホン端子、14は子画面音声出力用
イヤホン端子13につながれたイヤホン(ヘッドホンの
場合もある)、15は親画面音声回路である。イヤホン
14から親画面映像22(図2参照)に対応する音声も
切り換えて聴くことができるように、親画面音声回路1
5および子画面音声回路11と子画面音声出力回路12
との間にスイッチ回路16を介挿してある。そして、表
示画面21において子画面映像23(図2参照)が映出
されているかどうかを検出する子画面検出回路17を設
け、この子画面検出回路17が子画面映像23の映出状
態を検出したときは切り換え制御信号Scとしてスイッ
チ回路16に“H”を出力し、スイッチ回路16を接点
a側に切り換えて子画面音声出力回路12に対して子画
面音声回路11を接続し、かつ、逆に、子画面検出回路
17が子画面映像23の映出状態を検出しないときは切
り換え制御信号Scとしてスイッチ回路16に“L”を
出力し、スイッチ回路16を接点b側に切り換えて子画
面音声出力回路12に対して親画面音声回路15を接続
するように構成してある。
【0023】さらに、音量調整部として、親画面音声回
路15に対する専用の音量調整部18とは別に、子画面
音声回路11に対する専用の音量調整部19を設け、音
量調整部19から子画面音声回路11に与える音量調整
信号Sv1 と音量調整部18から親画面音声回路15に
与える音量調整信号Sv2 とを切り離し、親画面映像2
2に対応する音声の音量と子画面映像23に対応する音
声の音量とを互いに独立して調整可能としている。
【0024】次に、以上のように構成されたテレビジョ
ン受像機の音声出力切換回路の動作を説明する。
【0025】図2はCRTなどの画面表示部の表示状態
を示している。図2(a)はピクチャ・イン・ピクチャ
機能により、表示画面21において、親画面表示部分2
1aに親画面映像22が映出されているとともに子画面
表示部分21bに子画面映像23が映出されている状態
を示す。
【0026】図2(a)の子画面映像映出状態におい
て、子画面検出回路17は、子画面表示部分21bに子
画面映像23が映出されていることを検出し、切り換え
制御信号Scとして“H”をスイッチ回路16に出力す
る。スイッチ回路16は、“H”の切り換え制御信号S
cを入力すると、スイッチ作動子を接点a側に切り換え
る。したがって、子画面音声回路11からの子画面映像
23に対応する音声信号が接点aを介して子画面音声出
力回路12に出力され、ここで増幅されて子画面音声出
力用イヤホン端子13を介してイヤホン14へと出力さ
れる。なお、このとき、親画面音声回路15からの音声
信号はスピーカへと出力されるようになっているが、親
画面音声出力用イヤホン端子(図示せず)にイヤホンま
たはヘッドホンがつながれているときは、スピーカから
の音声出力はなく、イヤホンまたはヘッドホンから音声
出力される。表示画面21の表示状態は図2(a)のと
おりであり、親画面表示部分21aに親画面映像22が
映出され、子画面表示部分21bに子画面映像23が映
出されている。なお、親画面表示部分21aと子画面表
示部分21bとの位置関係、大きさ関係には種々のもの
があり、これについては任意である。例えば、親画面表
示部分21aと子画面表示部分21bとが同一形状で同
一面積となる場合もある。
【0027】スイッチ回路16を接点a側に切り換えて
子画面映像23に対応する音声をイヤホン14から出力
している状態において、子画面音声回路11に専用の音
量調整部19を調整して、調整された音量調整信号Sv
1 を子画面音声回路11に与えることにより、イヤホン
14からの出力音量を適切な状態にしておく。なお、こ
の音量調整部19の調整によっては、親画面音声回路1
5の音量レベルは全く影響を受けない。
【0028】次に、リモコン操作によって、図2(b)
に示すように表示画面21から子画面映像23の映出を
消去すると、子画面検出回路17は、子画面映像23が
映出されていないことを検出し、切り換え制御信号Sc
としてそれまでの“H”から“L”に切り換えて、
“L”をスイッチ回路16に出力する。スイッチ回路1
6は、“L”の切り換え制御信号Scを入力すると、ス
イッチ作動子を接点b側に切り換える。したがって、親
画面音声回路15からの音声信号が接点bを介して子画
面音声出力回路12に出力され、ここで増幅されて子画
面音声出力用イヤホン端子13を介してイヤホン14へ
と出力される。すなわち、子画面映像23が映出されな
い状態に切り換わると、親画面音声回路15を子画面音
声出力回路12に自動的に切り換え接続して親画面映像
22(親画面といってもこの場合は子画面はない)に対
応する音声をイヤホン14またはヘッドホンから聴くこ
とができる状態に自動的に切り換えることができる。つ
まり、従来の技術の場合の、子画面映像が映出されてい
ない状態では子画面音声出力用イヤホン端子につないだ
イヤホンまたはヘッドホンから音が聴けないという状態
を解消している。
【0029】スイッチ回路16を接点b側に切り換えて
親画面映像22(ただし、子画面はない)に対応する音
声をイヤホン14から出力している状態において、親画
面音声回路15に専用の音量調整部18を調整して、調
整された音量調整信号Sv2を親画面音声回路15に与
えることにより、イヤホン14からの出力音量を適切な
状態にしておく。なお、この音量調整部18の調整によ
っては、子画面音声回路11の音量レベルは全く影響を
受けない。
【0030】次に、再びリモコン操作によって子画面映
像23を映出する状態に切り換えると、子画面検出回路
17がそのことを検出して切り換え制御信号Scとして
“H”を出力し、前記と同様にしてスイッチ回路16を
自動的に接点a側に切り換えて、子画面音声回路11か
らの子画面映像23に対応する音声信号をイヤホン14
に出力する。その出力音量は子画面音声回路11に専用
の音量調整部19ですでに調整済みであるから、必要な
場合以外は改めて調整する必要はない。
【0031】また、再びリモコン操作によって子画面映
像23の映出を消去する状態に切り換えると、子画面検
出回路17がそのことを検出して切り換え制御信号Sc
として“L”を出力し、前記と同様にしてスイッチ回路
16を自動的に接点b側に切り換えて、親画面音声回路
15からの親画面映像22(ただし、子画面はない)に
対応する音声信号をイヤホン14に出力する。その出力
音量は親画面音声回路15に専用の音量調整部18です
でに調整済みであるから、必要な場合以外は改めて調整
する必要はない。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る、ピクチャ・イン・ピクチ
ャ機能を有するとともに子画面音声出力用イヤホン端子
を備えたテレビジョン受像機の音声出力切換回路は、子
画面映像映出状態を検出したときは子画面映像に対応す
る音声信号を前記子画面音声出力用イヤホン端子から出
力し、子画面映像の非映出状態を検出したときは親画面
映像に対応する音声信号を前記子画面音声出力用イヤホ
ン端子から出力するように構成してあるので、子画面映
像が映出されていない状態で子画面音声出力用イヤホン
端子につないだイヤホンまたはヘッドホンから音が聴け
ないという状態を解消して、親画面映像に対応する音声
を聴くことができる。そして、子画面映像に対応する音
声を聴くときと親画面映像に対応する音声を聴くときと
でいちいちイヤホンまたはヘッドホンを差し替えたり耳
に付け替えたりする必要がなくなり、操作性を向上する
ことができる。また、子画面音声回路と親画面音声回路
のそれぞれに対してそれぞれに専用の音量調整部を設け
て、単独で音量調整ができるようにしてあるので、子画
面映像の映出状態と非映出状態との間での切り換えが繰
り返されても、その都度いちいち各音声の音量を調整し
直す必要がなくなり、操作性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態に係るテレビジョン
受像機の音声出力切換回路における子画面音声出力用イ
ヤホン端子の周辺回路構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態における画面表示状態図である。
【図3】従来の技術に係るテレビジョン受像機の音声出
力切換回路における子画面音声出力用イヤホン端子の周
辺回路構成を示すブロック図である。
【図4】従来の技術における画面表示状態図である。
【符号の説明】
11……子画面音声回路 12……子画面音声出力回路 13……子画面音声出力用イヤホン端子 14……イヤホン(またはヘッドホン) 15……親画面音声回路 16……スイッチ回路 17……子画面検出回路 18……親画面音声回路用の音量調整部 19……子画面音声回路用の音量調整部 21……表示画面 21a…親画面表示部分 21b…子画面表示部分 22……親画面映像 23……子画面映像 Sc……切り換え制御信号 Sv1 …子画面音声回路に対する音量調整信号 Sv2 …親画面音声回路に対する音量調整信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有する
    とともに子画面音声出力用イヤホン端子を備えたテレビ
    ジョン受像機の音声出力切換回路において、子画面映像
    の映出状態の有無を検出し、子画面映像映出状態のとき
    は子画面映像に対応する音声信号を前記子画面音声出力
    用イヤホン端子から出力し、子画面映像の非映出状態の
    ときは親画面映像に対応する音声信号を前記子画面音声
    出力用イヤホン端子から出力するように構成してあるこ
    とを特徴とするテレビジョン受像機の音声出力切換回
    路。
  2. 【請求項2】 ピクチャ・イン・ピクチャ機能を有する
    とともに子画面音声出力用イヤホン端子を備えたテレビ
    ジョン受像機の音声出力切換回路において、子画面音声
    回路と、前記子画面音声出力用イヤホン端子に接続され
    た子画面音声出力回路と、親画面音声回路と、前記子画
    面音声回路および前記親画面音声回路を前記子画面音声
    出力回路に対して択一的に切り換え接続するスイッチ回
    路と、子画面映像の映出/非映出の状態を検出し映出状
    態検出時には前記スイッチ回路に対して前記子画面音声
    回路を前記子画面音声出力回路に接続するように切り換
    え指示しかつ子画面映像の非映出状態検出時には前記ス
    イッチ回路に対して前記親画面音声回路を前記子画面音
    声出力回路に接続するように切り換え指示する子画面検
    出回路とを備えたことを特徴とするテレビジョン受像機
    の音声出力切換回路。
  3. 【請求項3】 子画面音声回路に対してそれ専用の音量
    調整部を設けるとともに、親画面音声回路に対してそれ
    専用の音量調整部を設けてあることを特徴とする請求項
    2に記載のテレビジョン受像機の音声出力切換回路。
JP14149696A 1996-06-04 1996-06-04 テレビジョン受像機の音声出力切換回路 Pending JPH09326971A (ja)

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JP14149696A JPH09326971A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 テレビジョン受像機の音声出力切換回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010166622A (ja) * 2002-09-26 2010-07-29 Koninkl Philips Electronics Nv デジタル情報信号を受信する装置

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