JPH09325342A - 液晶表示素子及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示素子及びその製造方法

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JPH09325342A
JPH09325342A JP8138492A JP13849296A JPH09325342A JP H09325342 A JPH09325342 A JP H09325342A JP 8138492 A JP8138492 A JP 8138492A JP 13849296 A JP13849296 A JP 13849296A JP H09325342 A JPH09325342 A JP H09325342A
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JP
Japan
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layer
substrate
liquid crystal
crystal display
array substrate
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Application number
JP8138492A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kurauchi
昭一 倉内
Daisuke Miyazaki
大輔 宮崎
Hitoshi Hado
仁 羽藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトリソグラフィ法を用いて形成したスペ
ーサを有する液晶表示素子に最適なスペーサ配置構造を
提供する。 【解決手段】 本発明によれば、一方の基板上に土台と
なる第1層を設け、この第1層上に透明導電層を介して
絶縁層からなる第2層を設けて、これを他方の基板に当
接して2枚の基板間距離を保持するスペーサとして用い
ることにより、一方の基板に形成される電極と、他方の
基板に形成される配線または電極とのショートを容易に
防止し、歩留まりを高くすることができる。また、フォ
トリソグラフィ工程を用いて土台となる第1層を形成す
る場合、配向膜上に形成する場合と比較して、配向膜が
汚染されないため、表示性能の低下を招くことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に係わ
り、特に2枚の基板間距離を保持するスペーサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に用いられているアクティブマト
リクス型液晶表示素子は、アレイ基板、着色層を有する
対向基板との2枚の基板の間に液晶層を挟持し、2枚の
基板の周囲が液晶封入口を除いて接着剤で固定されてい
て液晶封入口がシール材で封止された構成をしている。
通常、2枚の基板間の距離を一定に保つためのスペーサ
として粒径の均一なプラスティックビーズ等を基板間に
散在させている。この場合、ビーズの散布むらにより、
基板面内の基板間距離を一定に保つことが困難であっ
た。
【0003】このような不具合を解決するため、樹脂を
パターニングしてスペーサとして用いる方法がある。こ
のようなフォトレジスト工程を用いてスペーサを形成す
ることにより、任意の位置にスペーサを形成することが
できるため、基板面内の基板間距離を一定に保つことが
可能となる。例えば、具体的には、着色層を形成する対
向基板側に、着色層形成工程中に着色層材料を積層した
ものをスペーサとし、これら着色層及びスペーサ上に共
通電極、配向膜を順次形成して基板を形成する。この場
合、対向基板側に形成されているスペーサは共通電極、
配向膜を介してアレイ基板と接することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、共通電極、配
向膜はそれぞれ1500オングストローム、500オン
グストロームという非常に薄い膜厚であるため、スペー
サ上に形成されている共通電極とアレイ基板上に形成さ
れているゲート線、信号線等の配線や画素電極とのショ
ートが起こる可能性が高く、歩留まりを低下させる原因
となっていた。
【0005】一方、これを防止するため配向膜上にスペ
ーサを形成することも考えられる。しかし、この場合、
スペーサ形成時のフォトリソグラフィ工程において、レ
ジスト残さ等が配向膜上に残り、液晶配向に影響を与え
て表示性能を著しく悪くする可能性が高くなる。本発明
は上記事情に鑑みなされたもので、歩留まりを高くし、
かつ表示性が良い液晶表示素子を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成及び製造方
法によれば、一方の基板上に土台となる第1層を設け、
この第1層上に透明導電層を介して絶縁層からなる第2
層を設けて、これを他方の基板に当接して2枚の基板間
距離を保持するスペーサとして用いることにより、一方
の基板に形成される電極と、他方の基板に形成される配
線または電極とのショートを容易に防止し、歩留まりを
高くすることができる。また、配向膜上にフォトリソグ
ラフィ工程を用いてスペーサを形成する場合と比較し
て、配向膜が汚染されないため、表示性能の低下を招く
ことがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図1〜図3、を用いて説明する。図1は液晶表示素子の
断面図、図2、3は液晶表示素子の平面図である。図1
は図2の線A−A´で切ったときの縦断面図であり、図
2は液晶表示素子のアレイ基板の構造を表す平面図であ
る。
【0008】図1、2に示すように、本発明の実施の形
態の液晶表示素子20は、アレイ基板30と対向基板3
1との間隙に液晶層15を狭持し、アレイ基板30と対
向基板31の基板外周部に形成されたシール材(図示せ
ず)により両基板ははりあわされており、アレイ基板3
0と対向基板31との基板間距離はスペーサ34により
保持されている。
【0009】アレイ基板30には、第2の基板である基
板1の一主面上に複数の信号線5と複数のゲート線3が
交差するように形成され、これら信号線5とゲート線3
の交差部毎にスイッチング素子32としてのTFTとこ
れに電気的接続している画素電極10が形成されてい
る。
【0010】一方、対向基板31には、第1の基板であ
る基板2の一主面上に格子状に形成された黒色樹脂から
なる遮光層35と、この遮光層35の開口部の間隙を埋
めるように着色層12が形成され、さらに遮光層35上
には、着色層材料12G,12B,12Rを複数層積層
した土台となる第1層3が形成されている。土台となる
第1層33、着色層12上にはベタのITOからなる共
通電極13が形成され、共通電極13上の土台となる第
1層33に相当する位置には絶縁層からなる第2層であ
る透明樹脂14が形成され、更に配向膜11が形成され
ている。スペーサ34は、対向基板側に配置された第1
層33と、アレイ基板側に配置された第2層である透明
樹脂14と、この第1層と第2層との間に配置された共
通電極が延在されてなる透明導電層13とから少なくと
も形成されており、2枚の基板間距離を保持している。
【0011】スペーサ34は、図2に示すように非表示
領域であるゲート線3上に配置されるように柱状に形成
されており、遮光層35は図3に示すように非表示領域
に形成されている。尚、図3はアレイ基板と遮光層の形
成領域との位置関係を表す平面図であり、斜線部分が遮
光層35である。この場合、遮光層35は光もれを防止
し、画素電極形状よりやや小さい開口部形状を有してい
る。
【0012】次に本発明の実施の形態の製造工程を説明
する。まず、対向基板31の製造工程を説明する。第1
の基板である基板2上に、感光性の黒色樹脂をスピンナ
ーを用いて塗布し、90℃10分の乾燥後、所定のパタ
ーン形状のフォトマスクを用いて365nmの波長で3
00mJ/cm2 の露光量で露光したあとpH11.5
のアルカリ水溶液にて現像し、200℃、60分の焼成
にて膜厚、2.0μmの格子状の遮光層35を形成し
た。次に赤色の顔料を分散させた紫外線硬化型アクリル
樹脂レジストCR−2000(富士ハントテクノロジー
(株)製)をスピンナーにて全面塗布し、スペーサの形
成を所望する場所を含め赤を着色したい部分のに光が照
射されるようなフォトマスクを介し365nmの波長で
100mJ/cm2 照射し、KOHの1%水溶液で10
秒間現像し、赤の着色層17Rを形成する。同様に緑、
青の着色層17G、17Bを形成し、着色層12、3色
の着色材料を積層した土台となる第1層33を形成し
た。ここでは緑の着色材料は、CG−2000(富士ハ
ントテクノロジー(株)製)、青の着色層はCB−20
00(富士ハントテクノロジ(株)製)を用いた。
【0013】その後、共通電極13として、ITO膜を
1500オングストロ−ムあつさでスパッタ法にて土台
となる第1層33を含む基板全面に成膜し、土台となる
第1層33上に共通電極13から延在した透明導電層1
3を形成した。
【0014】次に感光性の透明樹脂材料をスピンナーを
用いて塗布し、90℃10分の乾燥後、共通電極13上
であって、土台となる第1層33上にフォトマスクを用
いて365nmの波長で300mJ/cm2 の露光量で
露光したあとpH11.5のアルカリ水溶液にて現像
し、200℃、60分の焼成にて膜厚2.0μmの絶縁
層からなる第2層として透明樹脂14を形成した。
【0015】次に、配向膜材料としてポリイミド(日本
合成ゴム(株)製商品名AL−1051)を全面に50
0オングストローム塗布し、ラビング処理を行って配向
膜11を形成して対向基板31を形成した。
【0016】次に、アレイ基板30の製造工程を説明す
る。基板1上に通常のTFT工程を形成する工程と同様
に狭くとパターニングを繰り返す。MoW(モリブデン
・タングステン)またはMoTa(モリブデン・タンタ
ル)等からなゲート電極4、ゲート線3、図示しない補
助容量線とを形成し、その上に全面にSiOxをプラズ
マCVD法により4000オングストロームの厚さに堆
積し、ゲート絶縁膜36を形成した。
【0017】その上に、a−Si(アモルファスシリコ
ン)からなる半導体層8をプラズマCVD法により形成
し所定の形状にパターニングした。更に、オーミックコ
ンタクト層を介して、Mo/Al/Moからなる電極を
形成し、所定の形状にパターニングする事によってソー
ス電極7、ドレイン電極6、信号線5を形成した。
【0018】次に、透明電極であるITOをソース電極
7に接触させるようにパターニングして画素電極10を
形成した。最後に、配向膜材料としてポリイミド(日本
合成ゴム(株)製商品名AL−1051)を全面に50
0オングストローム塗布し、ラビング処理を行って配向
膜11を形成してアレイ基板30を形成した。
【0019】この後、対向基板31の外周部に2枚の基
板を接着するためのシール剤を注入口(図示せず)を除
いて印刷し、アレイ基板30から共通電極13に電圧を
印加するための電極転移材をシール材塗布領域周辺の電
極転移電極上に形成した。次に2枚の基板を、配向膜1
1が対向し、それぞれの配向膜のラビング方向が90度
となるよう基板30、31を配置し、加熱してシール剤
を硬化させ2枚の基板を貼り合わせた。
【0020】次に通常の方法により注入口より液晶組成
物20として、ZLI−1565(E.メルク社製)に
S811を0.1wt%添加したものを注入し、この後
注入口を紫外線硬化樹脂で封止して液晶表示素子20を
形成した。
【0021】本実施形態では、対向基板側の土台となる
第1層33上に共通電極13を延在してなる透明導電層
13を介して絶縁層からなる第2層14を形成している
ため、アレイ基板30上の配線や画素電極とのショート
の発生率が低下し、歩留まりを高くすることができる。
【0022】また、本実施形態のように、フォトリソグ
ラフィ工程を用いて土台となる第1層を形成する場合、
配向膜上に土台となる第1層を形成する場合と比較し
て、配向膜が汚染されないため、表示性能の低下を招く
ことがない。
【0023】次に他の実施形態について説明する。本実
施の形態は、土台となる第1層をアレイ基板側に配置
し、かつ絶縁層からなる第2層が遮光層をも兼ねている
ことを特徴としている。
【0024】図4〜6を用いて本実施形態の液晶表示素
子について説明する。図4は液晶表示素子の断面図、図
5、6は液晶表示素子の平面図である。図4は図5の線
B−B´で切ったときの縦断面図であり、図6は液晶表
示素子のアレイ基板を表す平面図である。
【0025】図4、5に示すように、本発明の実施の形
態の液晶表示素子20は、アレイ基板30と対向基板3
1との間隙に液晶層15を狭持し、アレイ基板30と対
向基板31の基板外周部に形成されたシール材(図示せ
ず)により両基板ははりあわされており、アレイ基板3
0と対向基板31との基板間距離はスペーサ34により
保持されている。
【0026】対向基板31には、基板2上にITOから
なる共通電極13、配向膜11が順次形成されている。
一方、アレイ基板30には、第2の基板である基板1の
一主面上に複数の信号線5と複数のゲート線3が交差す
るように形成され、これら信号線5とゲート線3の交差
部毎にスイッチング素子32としてのTFTが形成され
ている。このスイッチング素子32とのコンタクトホー
ル17を除く部分にゲート線3、信号線5及びスイッチ
ング素子32を覆って層間絶縁間である着色層12が形
成され、この着色層材料を積層して土台となる第1層3
3が形成されている。この着色層12上にはコンタクト
ホール17を介してスイッチング素子32のソース電極
7に接続された画素電極10が形成されている。この画
素電極10から延在された透明導電層10が、土台とな
る第1層33の少なくとも1部に形成されるように画素
電極は形成されている。画素電極10上で土台となる第
1層に相当する位置を少なくとも含むように、絶縁層か
らなる第2層である黒色樹脂からなる遮光層14が形成
されている。さらには、全面に配向膜11が形成されて
いる。スペーサ34は、アレイ基板側に配置された土台
となる第1層とこの土台となる第1層上に形成された画
素電極10の一部と画素電極10上で土台となる第1層
に相当する位置に形成された対向基板側に配置された絶
縁層からなる第2層14とからなり、対向基板31及び
アレイ基板30との基板間距離を保持している。
【0027】本実施形態では、層間絶縁膜12を形成す
ることにより、図5に示すように画素電極10をゲート
線3、信号線5に第2の絶縁膜を介して重ねて形成する
ことが可能となって開口率を高くすることができる。こ
の構造では、アレイ基板側に土台となる第1層33を設
けることにより、土台となる第1層33上の一部に例え
ば画素電極10の一部である画素電極10の端部が重な
って形成される場合がある。この場合、土台となる第1
層33上に絶縁層からなる第2層14を形成することに
より、土台となる第1層33上に形成された画素電極1
0の一部分と対向基板31の共通電極13とのショート
発生の可能性を低くすることができ、歩留まり良く液晶
表示素子を形成できる。
【0028】また、本実施の形態では、絶縁層からなる
第2層14として遮光性を有する黒色樹脂を用いた。こ
の第2層の形状は、図6に示すように非表示領域である
ゲート線3、信号線5、スイッチング素子32部を覆う
ように開口した形状ををしている。これにより、TFT
部への外光入射及び、光もれを防止でき、表示性能の良
い液晶表示素子が得られる。このような第2層が遮光層
を兼ねる構造をとることは、図1に示すような対向基板
側に土台となる第1層を設けた場合であっても可能であ
り、この場合、遮光層35が必要となくなる。
【0029】本実施の形態では、層間絶縁膜として着色
層を用いたが、これに限定されるものでなく、酸化ケイ
素、窒化ケイ素等の無機物でも、ポリイミド樹脂やアク
リル樹脂などの有機物でも良く、絶縁物質であればよ
い。また、透明樹脂など着色されていない透明物質であ
っても良い。
【0030】以上示した2つ実施形態では絶縁層からな
る第2層として有機物である樹脂を用いたが、無機物の
絶縁層を用いることも可能である。しかし、一般に膜を
形成する場合、有機物をもちいた方が無機物を用いる場
合より、膜厚を厚く形成できるため、2枚の基板上の電
極同士のショートを防止するには有機物であるほうがよ
り一層の効果を期待できる。また、有機物である樹脂を
用いる場合は、液晶の電圧降下を防止するために表示領
域に対応する電極上の絶縁層からなる第2層は除去され
ていることが望ましい。また、絶縁層からなる第2層
は、スペーサとなる土台となる第1層上にのみ少なくと
も形成されていれば良い。例えば、TFT上に土台とな
る第1層を形成し、この土台となる第1層上に遮光性を
有する絶縁層からなる第2層を形成していても良く、こ
の場合、信号線、ゲート線が遮光層の代わりをするた
め、別途遮光層を形成する必要がない。
【0031】また、上記2つの実施形態では、スペーサ
の形成をゲート線上に配置したが、信号線上、スイッチ
ング素子上、画素電極上等あらゆる場所に形成可能であ
る。しかし、非表示領域上にスペーサを形成した方が、
表示領域上にスペーサを形成する場合よりも、表示不良
領域が少なくなるため望ましい。
【0032】また、上記2つの実施形態では、土台とな
る第1層を着色層を複数層積層したものを用いたが、着
色層形成工程とは別工程で有機物あるいは無機物で形成
することも可能であり、また複数層ではなく単層で形成
しても良い。本実施の形態のように着色層形成工程で土
台となる第1層を形成する場合、別工程で土台となる第
1層を形成するよりも工程数が少なくなり、低コスト化
につながる。また、土台となる第1層をフォトレジスト
法を用いて形成する場合、任意の位置にスペーサを形成
することが可能となり、基板面内の基板間距離を一定に
保つことが容易となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、一方の基板上に土台と
なる第1層を設け、この第1層上に透明導電層を介して
絶縁層からなる第2層を設けて、これを他方の基板に当
接して2枚の基板間距離を保持するスペーサとして用い
ることにより、一方の基板に形成される電極と、他方の
基板に形成される配線または電極とのショートを容易に
防止し、歩留まりを高くすることができる。
【0034】また、フォトリソグラフィ工程を用いて土
台となる第1層を形成する場合、配向膜上に形成する場
合と比較して、配向膜が汚染されないため、表示性能の
低下を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す液晶表示素子であ
り、図2の線A−A´で切ったときの縦断面図。
【図2】図1の液晶表示素子のアレイ基板を示す平面
図。
【図3】図1の液晶表示素子のアレイ基板と遮光層の絶
縁層との位置関係を示す平面図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す液晶表示素子であ
り、図2の線A−A´で切ったときの縦断面図。
【図5】図4の液晶表示素子のアレイ基板を示す平面
図。
【図6】図4の液晶表示素子のアレイ基板と遮光層の絶
縁層との位置関係を示す平面図。
【符号の説明】
3…ゲート線 5…信号線 10…画素電極 11…配向膜 12…第2の絶縁膜 13…共通電極 14…第1の絶縁膜 15…液晶層 17…スルーホール 20…液晶表示素子 30…アレイ基板 31…対向基板 32…スイッチング素子 33…突起 34…スペーサ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面上に交差するように形成された複
    数の信号線と複数のゲート線と、これら信号線とゲート
    線との交差部近傍に形成されたスイッチング素子と前記
    スイッチング素子に接続された画素電極とを有するアレ
    イ基板と、一主面上に形成された共通電極とを有する対
    向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との基板間距
    離を保持するスペーサと、前記アレイ基板と前記対向基
    板との間隙に狭持された液晶層とからなる液晶表示素子
    において、前記スペーサは、前記対向基板側に配置され
    た土台となる第1層と、前記アレイ基板側に配置された
    絶縁層からなる第2層と、前記第1層と前記第2層との
    間に配置された前記共通電極が延在された透明導電層と
    からなることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 【請求項2】 一主面上に交差するように形成された複
    数の信号線と複数のゲート線と、これら信号線とゲート
    線との交差部近傍に形成されたスイッチング素子と前記
    スイッチング素子に接続された画素電極とを有するアレ
    イ基板と、一主面上に形成された共通電極とを有する対
    向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との基板間距
    離を保持するスペーサと、前記アレイ基板と前記対向基
    板との間隙に狭持された液晶層とからなる液晶表示素子
    において、前記スペーサは、前記アレイ基板側に配置さ
    れた土台となる第1層と、前記対向基板側に配置された
    絶縁層からなる第2層と、前記第1層と前記第2層との
    間に配置された前記画素電極が延在された透明導電層と
    からなることを特徴とする液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 前記スペーサの前記絶縁層からなる第2
    層上には配向膜が形成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の液晶表示素子。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング素子とのコンタクトホ
    ールを除く部分に前記ゲート線、前記信号線及び前記ス
    イッチング素子を覆って形成された層間絶縁膜と、前記
    層間絶縁膜上に形成され、前記コンタクトホールを介し
    て前記画素電極が前記スイッチング素子に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示素
    子。
  5. 【請求項5】 前記土台となる第1層が配置されている
    側の基板には着色層が形成され、前記土台となる第1層
    は前記着色層材料を複数層積層して形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の液晶表示素子。
  6. 【請求項6】 前記絶縁層からなる第2層は遮光性を有
    することを特徴とする請求項5記載の液晶表示素子。
  7. 【請求項7】 前記スペーサは、非表示領域に配置され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の液晶表
    示素子。
  8. 【請求項8】 前記絶縁層からなる第2層は、遮光性を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の液晶表
    示素子。
  9. 【請求項9】 前記絶縁層からなる第2層は非表示領域
    に配置されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の液晶表示素子。
  10. 【請求項10】 前記絶縁層からなる第2層は樹脂から
    なることを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示
    素子。
  11. 【請求項11】 第1の基板上に土台となる第1層を形
    成する工程と、前記第1の基板全面に共通電極を形成す
    る工程と、前記共通電極上の前記土台となる第1層に相
    当する位置に、絶縁層からなる第2層を形成して対向基
    板を形成する工程と、第2の基板上に、複数のゲート線
    と、前記ゲート線と交差するように複数の信号線と、前
    記ゲート線と前記信号線との交差部近傍にスイッチング
    素子と、前記スイッチング素子に接続された画素電極と
    を形成してアレイ基板を形成する工程と、前記対向基板
    と前記アレイ基板とを対向配置し、前記土台となる第1
    層と前記共通電極と前記絶縁層からなる第2層とによっ
    て前記対向基板と前記アレイ基板との基板間距離を保持
    した状態で、前記対向基板及び前記アレイ基板の基板外
    周部にシール材を配置して、前記対向基板と前記アレイ
    基板とをはりあわす工程と、前記対向基板及び前記アレ
    イ基板との基板間隙に液晶層を形成する工程と、を有す
    る液晶表示素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 第1の基板上に共通電極を形成して対
    向基板を形成する工程と、第2の基板上に、複数のゲー
    ト線と、前記ゲート線と交差するように複数の信号線
    と、前記ゲート線と前記信号線との交差部近傍にスイッ
    チング素子とを形成する工程と、前記ゲート線上、前記
    信号線上、前記スイッチング素子上の少なくともいづれ
    か1つに土台となる第1層を形成する工程と、前記スイ
    ッチング素子に接続し、かつ前記土台となる第1層の少
    なくとも1部に画素電極の一部が配置されるように画素
    電極を形成する工程と、前記画素電極上の前記土台とな
    る第1層に相当する位置に絶縁層からなる第2層を形成
    してアレイ基板を形成する工程と、前記対向基板と前記
    アレイ基板とを対向配置し、前記土台となる第1層と前
    記画素電極の一部と前記絶縁層からなる第2層とによっ
    て前記対向基板と前記アレイ基板との基板間距離を保持
    した状態で、前記対向基板及び前記アレイ基板の基板外
    周部にシール材を配置して、前記対向基板と前記アレイ
    基板とをはりあわす工程と、前記対向基板及び前記アレ
    イ基板との基板間隙に液晶層を形成する工程と、を有す
    る液晶表示素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記スペーサの前記絶縁層からなる第
    2層上に配向膜を形成する工程を有することを特徴とす
    る請求項11または12記載の液晶表示素子の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記土台となる第1層が形成されてい
    る基板上に着色層を形成する工程と、前記着色層材料を
    複数層積層して前記土台となる第1層を形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項11または12記載の
    液晶表示素子の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記絶縁層は遮光性を有することを特
    徴とする請求項14記載の液晶表示素子の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記スペーサを非表示領域に配置する
    ことを特徴とする請求項11または12記載の液晶表示
    素子の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記絶縁層からなる第2層は、遮光性
    を有することを特徴とする請求項11または12記載の
    液晶表示素子の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記絶縁層からなる第2層は非表示領
    域に配置されていることを特徴とする請求項11または
    12記載の液晶表示素子の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記絶縁層からなる第2層は樹脂から
    なることを特徴とする請求項11または12記載の液晶
    表示素子の製造方法。
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