JPH0932491A - 合成セグメント - Google Patents

合成セグメント

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JPH0932491A
JPH0932491A JP7187351A JP18735195A JPH0932491A JP H0932491 A JPH0932491 A JP H0932491A JP 7187351 A JP7187351 A JP 7187351A JP 18735195 A JP18735195 A JP 18735195A JP H0932491 A JPH0932491 A JP H0932491A
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JP
Japan
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segment
main structural
structural material
composite
metal fitting
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Pending
Application number
JP7187351A
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English (en)
Inventor
Hideaki Nagayama
秀昭 長山
Hiroshi Toida
浩 戸井田
Katsuto Oguchi
克人 大口
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JFE Engineering Corp
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd, Nippon Kokan Light Steel Co Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルト締結式継手より強度が高く、各セグメ
ントの接合作業をシールド機エレクター、シールドジャ
ッキの簡単な操作で瞬時に行うことができる合成セグメ
ントを提供すること。 【解決手段】 セグメント21の継手面21a,21b
にセグメント間で係合してこれらを結合する埋め込み金
具22,23を設け、金具22,23とセグメント本体
の主構造材24とを溶接またはボルトにより結合したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路、鉄
道、放水路、上下水道用等のシールドトンネルに用いら
れる一次覆工用セグメントとして好適な合成セグメント
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12乃至図15はトンネルの一次覆工
用セグメントとして従来一般的に用いられている円弧状
の鉄筋コンクリートセグメントを示すもので、図12は
その鉄筋の一部を露出させた状態で示す斜視図、図13
はその継手板の拡大斜視図、図14は継手板のコンクリ
ートへの埋め込み状態を示す斜視図、図15はその隣接
するセグメントの継手板相互の締結状態を示す断面図で
ある。
【0003】従来の鉄筋コンクリートセグメント(以
下、RCセグメントという)1は、長手方向に延出する
鉄筋を幅方向に複数本並設した縦筋2と、縦筋2と直交
させて配設した複数本の補助筋3とによって鉄筋籠4を
形成し、鉄筋籠4にコンクリート5を打設して形成され
ている。継手部は、ボルト孔6aを有するコ字状の鋼板
6から構成され、円弧状に製作されたRCセグメント1
の内面側に配置されている。鋼板6は、その各脚部6
b,6cのそれぞれにアンカ鉄筋7が固着されており、
RCセグメント1の端部に埋設されている。RCセグメ
ント1における鋼板6のボルト孔6aの後方は、コンク
リート打設時に箱抜きされ、この箱抜き部8は隣接する
RCセグメント1,1間の接合時の作業空間となる。
【0004】このようなものにおいて、隣接するRCセ
グメント相互の接合は、図15に示す如く隣接するRC
セグメント1,1相互の端面を当接させた状態でそれぞ
れの鋼板6,6の位置合わせを行った後、各鋼板6のボ
ルト孔6aにボルト9を通しナット10で締着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般的に用いら
れているRCセグメントは前述のように構成されている
ため、次に示すような問題を有している。 継手部において、継手部強度を高めるためにボルト径
を大きくしたりボルト本数を多くすると、箱抜き部8な
どの凹部による本体部断面欠損が大きくなり、これがR
Cセグメント本体あるいは継手部の強度低減を招いてい
た。 継手部が、円弧状に製作されたRCセグメント1の内
面側に配置されているため、導水管路や地下河川用など
のトンネルに適用するに当たって、トンネル内面を平滑
にすることが要求される場合、箱抜き部8をモルタル等
により間詰めしなければならず、多くの労力を必要とし
ていた。 RCセグメント相互の接合をボルト9とナット10に
より行っているため、接合作業時にボルト位置合わせや
締結作業が必要で、その作業が煩わしいばかりでなく、
接合作業を機械によって自動化することができなかっ
た。
【0006】本発明は、叙上の点に鑑み、従来のボルト
締結式継手より強度が高く、各セグメントの接合作業を
シールド機エレクター、シールドジャッキの簡単な操作
で瞬時に行うことができる合成セグメントを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
に係る合成セグメントは、セグメントの継手面にセグメ
ント間で係合してこれらを結合する埋め込み金具を設
け、この金具とセグメント本体の主構造材とを溶接また
はボルトにより結合したものである。この請求項1の発
明においては、セグメント相互の接合は、ボルト・ナッ
トを用いることなく隣接するセグメントの埋め込み金具
相互を噛み合わせるのみで行うことができる。このた
め、接合作業をシールド機エレクター、シールドジャッ
キ等の機械によって自動化することが可能となるととも
に、従来セグメントの内面に設けていた接合作業のため
の箱抜き部が不要となり、箱抜き部の間詰め作業も不要
となる。更に、箱抜き部がなくなることにより、セグメ
ント表面が平滑になり、かつセグメント本体の強度が高
まる。
【0008】また、本発明の請求項2の発明に係る合成
セグメントは、埋め込み金具を、セグメント本体の主構
造材の軸線上に配置したものである。この請求項2の発
明においては、主構造材に作用する引張力は埋め込み金
具を介して主構造材間で直接伝達されるとともに、強度
の大きい鋼材(埋め込み金具)からなる継手部はセグメ
ント本体部と同等の引張強度が得られ、セグメント相互
が強固に固定される。
【0009】また、本発明の請求項3の発明に係る合成
セグメントは、互いに係合する埋め込み金具を、それぞ
れセグメント本体の主構造材の軸線に直交してセグメン
ト継手面の幅方向に延びるありとあり溝から構成したも
のである。この請求項3の発明においては、ありとあり
溝とを嵌合させて接合するセグメントを継手面幅方向に
押すだけでセグメント相互の接合が完了する。このた
め、セグメント接合作業が容易となる。
【0010】また、本発明の請求項4の発明に係る合成
セグメントは、互いに係合する埋め込み金具を、これら
の係合時に隣接するセグメント継手面相互が面接触でき
る位置に埋め込んだものである。この請求項4の発明に
おいては、セグメント接合後に継手部が表面に露出せ
ず、セグメント表面が平滑の覆工構造となり、継手部の
間詰め作業や二次覆工作業が不要となる。
【0011】また、本発明の請求項5の発明に係る合成
セグメントは、セグメント本体を、平面的にみて幅方向
の一端側の片が短辺となる台形状に形成するとともに、
埋め込み金具を、セグメント本体の主構造材の長手方向
軸線に直交してセグメント継手面の幅方向に延びるT形
溝を有する雌金具と、雌金具のT形溝内に嵌入可能にセ
グメント本体の主構造材の長手方向軸線に直交してセグ
メント継手面の幅方向に延びるT形の雄金具とから構成
し、かつ雌金具のT形溝のウェブ溝部は、セグメント本
体の台形の短辺側から長辺側に向けて台形の斜辺に沿い
溝深さが拡大する平面的にみて三角形状に形成するとと
もに、雄金具のウェブ部は、セグメント本体の台形の長
辺側から短辺側に向けて台形の斜辺に沿い脚長さが拡大
する平面的にみて三角形状に形成し、これら金具の係合
時に隣接するセグメント継手面相互が面接触できる位置
に埋め込まれてなるものである。この請求項5の発明に
おいては、T形の雄金具と雌金具のT形溝を嵌合させて
接合するセグメントを継手面幅方向に押すと、テーパが
つけられているセグメント継手面はその楔作用により、
互いに引き寄せられ、セグメント間の連結がより強固に
なり、止水性および組立精度が向上する。
【0012】また、本発明の請求項6の発明に係る合成
セグメントは、セグメント本体の主構造材とこれと一体
化された埋め込み金具とを、セグメント本体の厚み方向
に複数段設けたものである。この請求項6の発明におい
ては、セグメント間の継手面に方向の異なる曲げ力が作
用しても、これら曲げ力に対し均等にかつ充分な強度で
抵抗させることができる。
【0013】また、本発明の請求項7の発明に係る合成
セグメントは、セグメント本体の主構造材を、セグメン
ト本体の厚み方向に複数段設け、これら主構造材に、セ
グメント継手面の幅方向に延びる単一の埋め込み金具を
跨らせて結合したものである。この請求項7の発明にお
いては、継手部に加わる曲げモーメントが小さい条件下
での使用に最適な合成セグメントが得られ、かつ継手の
構造が簡略化された分セグメントを安価に製作できる。
【0014】また、本発明の請求項8の発明に係る合成
セグメントは、セグメント本体の主構造材を、多数の突
起あるいは縞状の凸条付き鋼板から構成したものであ
る。この請求項8の発明においては、大きな曲げと軸力
に対して、主構造材とコンクリートが主構造材表面の突
起あるいは凸条を介して一体となって抵抗する。更に、
主構造材表面の突起によって、コンクリート中のひび割
れが細かくなり、かつ分散する。このため、主構造材の
腐食に対する耐久性が向上する。更にまた、ひび割れが
局所的に集中してセグメントの変形挙動が支配されるこ
ともなく、耐力の向上につながる。
【0015】また、本発明の請求項9の発明に係る合成
セグメントは、セグメント本体の主構造材を、長手方向
で湾曲する円弧状に形成したものである。この請求項9
の発明においては、組立後、セグメント本体の主構造材
は継手部を介して1本のリングに形成することができ、
正曲げ(トンネル内空間が引張状態)、および負曲げ
(地山側が引張状態)に対する強度の確保が容易とな
る。従って、これを例えばトンネルの覆工用セグメント
として用いれば、トンネル周囲からの土水圧や内圧によ
る大きな曲げと軸力に対して、主構造材リングとコンク
リートとが一体となって抵抗し、座屈することもなく鋼
材強度を最大限発揮して高強度が確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、図示実施形態に基づき本発明を説明
する。図1は本発明の請求項1,2,3,4,6,8,
9の発明に係る合成セグメントを一部を破砕して示す斜
視図、図2はその接合されるセグメントの各継手部を拡
大して示す分解斜視図、図3はそのセグメント本体の主
構造材と埋め込み金具との第1の結合例を示す平面図お
よび側面図、図4はそのセグメント本体の主構造材と埋
め込み金具との第2の結合例を示す平面図および側面
図、図5は各合成セグメントをリング状に組付けた状態
を概略的に示す断面図である。なお、ここでは本発明を
トンネルの覆工用セグメントに適用したものを例に挙げ
て説明する。
【0017】本実施形態の合成セグメント21は、その
本体の長手方向両端の継手面21a,21bに、それぞ
れセグメント間で係合してこれらを結合するC形のあり
溝からなる雌金具22とT形のありからなる雄金具23
を配置して、これら金具22,23を、本体の主構造材
となる突起24a付き鋼板24の両端に溶接25(図
3)またはボルト26(図4)により結合し、コンクリ
ート27の打設時に一部を除いて埋設するようにしたも
のである。なお、図3,4では雌金具22と突起付き鋼
板24との結合部のみ示しているが、雄金具23と突起
付き鋼板24との結合部も同様に溶接またはボルトによ
り結合されている。
【0018】これを更に詳述すると、突起付き鋼板24
は、長手方向で円弧状に湾曲形成されて、円弧中心軸線
方向(図5に示す如く各セグメントが組付けられた状態
ではトンネル中心軸線方向)で2つに分割されて並設さ
れており、これら並設された円弧状の突起付き鋼板24
の軸線上に各金具22,23が配置されている。つま
り、各金具22,23は、各突起付き鋼板24の軸線を
直交してセグメント継手面の幅全長に亘り延出して設け
られている。従って、各金具22,23の延出方向はト
ンネル中心軸線と一致する。また、各金具22,23の
うち、雌金具22は、そのC形溝部22aを外方に臨ま
せて本体の一方の継手面21aと面一となるように埋設
され、雄金具23は、そのT形あり部23aを雌金具2
2のC形溝部22a内に嵌入させた際に隣接するセグメ
ント継手面相互が面接触できるように、他方の継手面2
1bから突出させた状態で埋設されている。そして、こ
のように並設された各突起付き鋼板24とこれらの両端
に一体化された各金具22,23とが、セグメント本体
の厚み方向に複数段(本実施形態では2段)設けられて
いる。また、セグメント本体の両側面(円弧中心軸線方
向の両端面)21c,21dには、それぞれリング間接
合用の弧状ほぞ溝21eと弧状突起21fが設けられて
おり、各セグメントを組付ながらトンネル軸方向へ押圧
した際には、弧状ほぞ溝21e内にトンネル軸方向で隣
接するセグメントの弧状突起21fが嵌まり込みトンネ
ル軸方向で隣接するセグメント間、つまりリング間が密
閉されるようになっている。なお、ここでは突起付き鋼
板24を、円弧中心軸線方向で2つに分割したものを例
に挙げて説明したが、これを円弧中心軸線方向で単板と
なるように幅広鋼板としてもよいことは言うまでもな
い。
【0019】本実施形態の合成セグメントにおいて、各
合成セグメント(本実施形態では6個でリングを形成す
る)相互の組付けは、シールド機エレクター、シールド
ジャッキ等の機械を用いて、接合する合成セグメント2
1,21の雌金具22と雄金具23の位置合わせ、つま
り隣接する合成セグメント21,21間の雌金具22と
雄金具23とがトンネル軸方向の同一軸線上で直列に配
置されるように位置調整した後、手前側の金具を前方の
金具内に嵌め入れ、その状態で手前側の合成セグメント
を、シールドジャッキを用いて各セグメント本体の側面
21c又は21d相互が同一面となるまで継手面幅方向
すなわちトンネル軸方向に押し込む。同様の作業を全て
(6個)の合成セグメント21に対して行い、図5に示
すリングを形成する。リング間の結合は、合成セグメン
ト21に予め形成してある円弧中心軸線方向の孔21g
に、図示しない長いボルトまたはピンを差し込んで行
う。以下、シールドジャッキの掘進ストローク毎に前述
の工程を繰り返してトンネル覆工を延長する。
【0020】このように、本実施形態の合成セグメント
においては、各合成セグメント間の接合作業を全てシー
ルド機エレクター、シールドジャッキ等の機械を用いて
行うことができるので、接合作業を自動化することがで
きる。更に、合成セグメント相互の接合がボルト・ナッ
トを用いることなく行えるので、接合作業のための箱抜
き部が不要となり、箱抜き部の間詰め作業が不要とな
る。更にまた、箱抜き部がなくなることにより、合成セ
グメント21の表面が平滑になり、かつセグメント本体
の強度が高まる。
【0021】また、雌金具22と雄金具23を、セグメ
ント本体の主構造材である突起付き鋼板24の軸線上に
配置しているので、突起付き鋼板24に作用する引張力
は雌金具22と雄金具23を介して突起付き鋼板24間
で直接伝達されるとともに、強度の大きい鋼材からなる
雌金具22と雄金具23はセグメント本体部と同等の引
張強度が得られ、セグメント相互が強固に固定される。
【0022】また、互いに係合する雌金具22と雄金具
23を、それぞれ突起付き鋼板24の軸線に直交してセ
グメント継手面の幅全長に亘り延出するありとあり溝か
ら構成しているので、接合時にはセグメント本体を継手
面幅方向に押すだけでセグメント相互の接合が完了す
る。このため、セグメント接合作業が容易となる。
【0023】また、互いに係合する雌金具22と雄金具
23を、これらの係合時に隣接するセグメント継手面相
互が面接触できる位置に埋め込むようにしているので、
セグメント接合後に継手部が表面に露出せず、セグメン
ト表面が平滑の覆工構造となり、継手部の間詰め作業や
二次覆工作業が不要となる。
【0024】また、突起付き鋼板24とこれと一体化さ
れた雌金具22および雄金具23とを、セグメント本体
の厚み方向に複数段(本実施形態では2段)設けたの
で、セグメント間の継手面に方向の異なる曲げ力が作用
しても、これら曲げ力に対し均等にかつ充分な強度で抵
抗させることができる。
【0025】また、セグメント本体の主構造材を、表面
に多数の突起24aが付けられた鋼板24から構成して
いるので、大きな曲げと軸力に対して、鋼板24とコン
クリート27が鋼板24表面の突起24aを介して一体
となって抵抗する。更に、鋼板表面の突起24aによっ
て、コンクリート27中のひび割れが細かくなり、かつ
分散する。このため、鋼板24の腐食に対する耐久性が
向上する。更にまた、ひび割れが局所的に集中してセグ
メントの変形挙動が支配されることもなく、耐力の向上
につながる。
【0026】また、突起付き鋼板24を長手方向で湾曲
する円弧状に形成しているので、組立後、各突起付き鋼
板24は継手部を介して1本のリングに形成することが
でき、正曲げ(トンネル内空間が引張状態)、および負
曲げ(地山側が引張状態)に対する強度の確保が容易と
なる。従って、これを例えばトンネルの一次覆工用セグ
メントとして用いれば、トンネル周囲からの土水圧や内
圧による大きな曲げと軸力に対して、各突起付き鋼板2
4からなるリングとコンクリート27とが一体となって
抵抗し、座屈することもなく鋼材強度を最大限発揮して
高強度が確保される。
【0027】実施形態2.図6は本発明の請求項1,
5,6,8,9の発明に係る合成セグメント(雌側)を
一部を破砕して示す斜視図、図7は図6の合成セグメン
トの継手部に埋め込まれる雌金具を一部を破砕して示す
斜視図、図8はその合成セグメント(雄側)を一部を破
砕して示す斜視図、図9は図8の合成セグメントの継手
部に埋め込まれる雄金具を示す斜視図、図10は各合成
セグメントをリング状に組付けた状態を平面的に示す展
開図であり、各図中、前述の実施形態1(図1乃至図
5)に相当する部分には同一符号を付してある。なお、
ここでも本発明をトンネルの覆工用セグメントに適用し
たものを例に挙げて説明する。
【0028】この実施形態の合成セグメントは、雌側合
成セグメント31と雄側合成セグメント41の2種類か
らなり、これらはいずれも本体部の形状が平面的にみて
幅方向の一端側の片が短辺となる台形状に形成され、雌
側合成セグメント31と雄側合成セグメント41とを互
いに短辺側が逆位置となるように長手方向に順次組み付
けていくことにより、同一軸線上で互いの継手面31
a,31bおよび41a,41bが密接状態になるよう
に設定されている。
【0029】これを更に詳述すると、雌側合成セグメン
ト31は、図6及び図7に示すようにその継手面31
a,31bに、それぞれセグメント本体の主構造材とな
る円弧状の突起付き鋼板24Aの長手方向軸線に直交し
て継手面幅方向に延びるT形溝32aを有する雌金具3
2が埋め込まれている。雌金具32は、T形溝32aの
ウェブ溝部32bが、セグメント本体の台形の短辺側か
ら長辺側に向けて台形の斜辺に沿い溝深さが拡大するよ
うに設定され、かつウェブ溝部32bを外方に臨ませて
セグメント本体の継手面31a(又は31b)と面一と
なるように埋設され、突起付き鋼板24Aの両端にそれ
ぞれ配置されて溶接またはボルトによって結合されてい
る。したがって、雌側合成セグメント31では、主構造
材となる突起付き鋼板24Aは平面的にみて矩形状に形
成され、雌金具32は平面的にみて三角形状に形成され
ている。また、雄側合成セグメント41は、図8及び図
9に示すようにその継手面41a,41bに、それぞれ
雌金具32のT形溝32a内に嵌入可能でセグメント本
体の主構造材となる円弧状の突起付き鋼板24Bの長手
方向軸線に直交して継手面幅方向に延びるフランジ42
aを有するT形の雄金具42が埋め込まれている。T形
の雄金具42は、そのウェブ部42bが、セグメント本
体の台形の長辺側から短辺側に向けて台形の斜辺に沿い
脚長さが拡大するように設定され、ウェブ部42bを雌
金具32のT形溝32a内に嵌入させて奥まで押し込ん
だ際に隣接するセグメント継手面相互が面接触できるよ
うに、継手面41a(又は41b)から突出させた状態
で埋設され、突起付き鋼板24Bの両端にそれぞれ配置
されて溶接またはボルトによって結合されている。した
がって、雄側合成セグメント41では、主構造材となる
突起付き鋼板24Bは平面的にみてセグメント本体形状
に沿う台形状に形成され、雄金具42は平面的にみて三
角形状に形成されている。それ以外の構成、例えば突起
付き鋼板24A,24Bと雌雄金具32,42の数やこ
れらの配置位置関係などは、前述の実施形態1のものと
同様である。
【0030】この実施形態の合成セグメントにおいて、
各合成セグメント(この実施形態では6個でリングを形
成する)相互の組付けは、シールド機エレクター、シー
ルドジャッキ等の機械を用いて、接合する雌側合成セグ
メント31の雌金具32と雄側合成セグメント41の雄
金具42の位置合わせ、つまり隣接する雌雄合成セグメ
ント31,41間の雌金具32のT形溝32aと雄金具
42のフランジ42aとがトンネル軸方向の同一軸線上
で直列に配置されるように位置調整した後、シールドジ
ャッキを用いて各セグメント本体の側面21c又は21
d相互が同一面となるまで継手面幅方向すなわちトンネ
ル軸方向に押し込む。これにより、テーパがつけられて
いるセグメント継手面はその楔作用により、互いに引き
寄せられ密着する。
【0031】この実施形態では合成セグメントが台形状
に形成されているため、前記雌雄金具32,42の位置
調整時には、雌側合成セグメント31は長辺側が既設の
リング側となるように、更に雄側合成セグメント41は
短辺側が既設のリング側となるように、それぞれの向き
を調整し、更に雄側合成セグメント41を手前側に配置
する。そして、この状態から雄金具42のフランジ42
aを前方の雌金具32のT形溝32a内に嵌入させ、雄
金具42すなわち雄側合成セグメント41をトンネル軸
方向に押し込む。ここまでは、隣接する雌雄側合成セグ
メント31,41相互の基本的な組付け手順についての
説明であるが、この実施形態においては全て(6個)の
合成セグメントを同様の手順に従って組付けてリングに
形成するには無理がある。したがって、リングに形成す
るには、各雌側合成セグメント31(図10に符号Aで
示す)を、既設の覆工トンネル内に保持されているシー
ルドジャッキ等を利用して予め所定位置に保持させてお
き、その状態で雄側合成セグメント41(図10に符号
Bで示す)を組付ける。または、各合成セグメントを予
めA,B,Aの組付体からなる雌側組付合成セグメント
と、B,A,Bの組付体からなる雄側組付合成セグメン
トとに構築して、雌側組付合成セグメントを先にセッテ
ィングした後、雄側組付合成セグメントをトンネル軸方
向に押し込むことにより、これら2つの組付体を接合す
るようにしてもよい。リング間の結合は、雌雄側合成セ
グメント31,41に予め形成してある円弧中心軸線方
向の孔21gに、図示しない長いボルトまたはピンを差
し込んで行う。以下、シールドジャッキの掘進ストロー
ク毎に前述の工程を繰り返してトンネル覆工を延長す
る。
【0032】このように、この実施形態の合成セグメン
トにおいては、合成セグメントを、雌側合成セグメント
31と雄側合成セグメント41の2種類から構成すると
ともに、本体部の形状を台形状に形成し、これらの接合
は、T形の雄金具42のフランジ42aを雌金具32の
T形溝32aに嵌合させてトンネル軸方向に押し込むこ
とにより行うようにしているので、前述の実施形態1と
同様の作用効果に加え、接合時にはテーパがつけられて
いるセグメント継手面の楔作用によって各合成セグメン
トが互いに引き寄せられ、セグメント間の連結がより強
固になり、止水性および組立精度が向上するという利点
がある。
【0033】実施形態3.図11は本発明の請求項1,
7,8,9の発明に係る合成セグメントの各継手部を拡
大して示す正面図であり、図中、前述の実施形態1(図
1乃至図5)に相当する部分には同一符号を付してあ
る。なお、ここでも本発明をトンネルの覆工用セグメン
トに適用したものを例に挙げて説明する。
【0034】この実施形態の合成セグメントは、合成セ
グメント21の本体の厚み方向に複数段(この実施形態
では2段)設けている主構造材の両端、すなわち長手方
向で円弧状に湾曲形成されている各突起付き鋼板24,
24の両端に、セグメント継手面21a,21bの幅方
向に延びるC形のあり溝からなる単一の雌金具22Aと
T形のありからなる単一の雄金具23Aをそれぞれ配置
して、これら金具22A,23Aを、各突起付き鋼板2
4,24に跨らせてボルト(又は溶接)により結合し、
コンクリート27の打設時に一部を除いて埋設するよう
にしたものであり、それ以外の構成は前述の実施形態1
のものと同様である。
【0035】この実施形態の合成セグメントにおいて、
各合成セグメント21相互の組付けは、前述の実施形態
1のものと同様であるので、説明を省略する。
【0036】この実施形態の合成セグメントにおいて
は、本体の厚み方向に2段に設けている各突起付き鋼板
24,24間に、各合成セグメント21相互を組付ける
ための単一の金具22Aまたは23Aを跨らせて結合す
るようにしているので、継手部に加わる曲げモーメント
が小さい条件下での使用に適し、更に継手の構造が簡略
化された分セグメントを安価に製作できるという利点が
ある。
【0037】なお、この実施形態では各突起付き鋼板2
4,24間に結合される単一の金具22Aまたは23A
を実施形態1で示した平面的にみて矩形の合成セグメン
ト21に適用したものを例に挙げて説明したが、単一の
金具を実施形態2で示した三角形状とすることにより、
本体部の形状が平面的にみて台形状に形成された合成セ
グメントにも本発明を適用することができる。
【0038】また、前述の各実施形態では鋼板表面に多
数の突起を設けたものを例に挙げて説明したが、これを
例えば縞状の凸条としてもしてもよく、このような場合
でも前述の各実施形態同様の作用、効果を奏する。
【0039】また、前述の各実施形態では本発明の合成
セグメントをトンネルの覆工用セグメントに適用したも
のを例に挙げて説明したが、この合成セグメントを平板
状に形成すれば、その他の例えば橋梁の床版にも本発明
を適用できることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
発明によれば、セグメントの継手面にセグメント間で係
合してこれらを結合する埋め込み金具を設け、この金具
とセグメント本体の主構造材とを溶接またはボルトによ
り結合するようにしたので、セグメント相互の接合は、
ボルト・ナットを用いることなく隣接するセグメントの
埋め込み金具相互を噛み合わせるのみで行うことができ
る。このため、接合作業をシールド機エレクター、シー
ルドジャッキ等の機械によって自動化することが可能と
なるとともに、従来セグメントの内面に設けていた接合
作業のための箱抜き部が不要となり、箱抜き部の間詰め
作業も不要となる。更に、箱抜き部がなくなることによ
り、セグメント表面が平滑になり、かつセグメント本体
の強度が高まる。
【0041】また、本発明の請求項2の発明によれば、
埋め込み金具を、セグメント本体の主構造材の軸線上に
配置したので、主構造材に作用する引張力は埋め込み金
具を介して主構造材間で直接伝達されるとともに、強度
の大きい鋼材(埋め込み金具)からなる継手部はセグメ
ント本体部と同等の引張強度が得られ、セグメント相互
が強固に固定される。
【0042】また、本発明の請求項3の発明によれば、
互いに係合する埋め込み金具を、それぞれセグメント本
体の主構造材の軸線に直交してセグメント継手面の幅方
向に延びるありとあり溝から構成したので、ありとあり
溝とを嵌合させて接合するセグメントを継手面幅方向に
押すだけでセグメント相互の接合が完了する。このた
め、セグメント接合作業が容易となる。
【0043】また、本発明の請求項4の発明によれば、
互いに係合する埋め込み金具を、これらの係合時に隣接
するセグメント継手面相互が面接触できる位置に埋め込
むようにしたので、セグメント接合後に継手部が表面に
露出せず、セグメント表面が平滑の覆工構造となり、継
手部の間詰め作業や二次覆工作業が不要となる。
【0044】また、本発明の請求項5の発明によれば、
セグメント本体を、平面的にみて幅方向の一端側の片が
短辺となる台形状に形成するとともに、埋め込み金具
を、セグメント本体の主構造材の長手方向軸線に直交し
てセグメント継手面の幅方向に延びるT形溝を有する雌
金具と、雌金具のT形溝内に嵌入可能にセグメント本体
の主構造材の長手方向軸線に直交してセグメント継手面
の幅方向に延びるT形の雄金具とから構成し、かつ雌金
具のT形溝のウェブ溝部は、セグメント本体の台形の短
辺側から長辺側に向けて台形の斜辺に沿い溝深さが拡大
する平面的にみて三角形状に形成するとともに、雄金具
のウェブ部は、セグメント本体の台形の長辺側から短辺
側に向けて台形の斜辺に沿い脚長さが拡大する平面的に
みて三角形状に形成し、これら金具の係合時に隣接する
セグメント継手面相互が面接触できる位置に埋め込むよ
うにしたので、T形の雄金具と雌金具のT形溝を嵌合さ
せて接合するセグメントを継手面幅方向に押すと、テー
パがつけられているセグメント継手面はその楔作用によ
り、互いに引き寄せられ、セグメント間の連結がより強
固になり、止水性および組立精度が向上する。
【0045】また、本発明の請求項6の発明によれば、
セグメント本体の主構造材とこれと一体化された埋め込
み金具とを、セグメント本体の厚み方向に複数段設けた
ので、セグメント間の継手面に方向の異なる曲げ力が作
用しても、これら曲げ力に対し均等にかつ充分な強度で
抵抗させることができる。
【0046】また、本発明の請求項7の発明によれば、
セグメント本体の主構造材を、セグメント本体の厚み方
向に複数段設け、これら主構造材間に、セグメント継手
面の幅方向に延びる単一の埋め込み金具を跨らせて結合
するようにしたので、継手部に加わる曲げモーメントが
小さい条件下での使用に最適な合成セグメントが得ら
れ、かつ継手の構造が簡略化された分セグメントを安価
に製作することができる。
【0047】また、本発明の請求項8の発明によれば、
セグメント本体の主構造材を、多数の突起あるいは縞状
の凸条付き鋼板から構成したので、大きな曲げと軸力に
対して、主構造材とコンクリートとを主構造材表面の突
起を介して一体となって抵抗させることができる。更
に、主構造材表面の突起によって、コンクリート中のひ
び割れが細かくなり、かつ分散する。このため、主構造
材の腐食に対する耐久性を向上させることができる。更
にまた、ひび割れが局所的に集中してセグメントの変形
挙動が支配されることもなく、耐力の向上につながる。
【0048】また、本発明の請求項9の発明によれば、
セグメント本体の主構造材を、長手方向で湾曲する円弧
状に形成したので、組立後、セグメント本体の主構造材
は継手部を介して1本のリングに形成することができ、
正曲げ(トンネル内空間が引張状態)、および負曲げ
(地山側が引張状態)に対する強度の確保が容易とな
る。従って、これを例えばトンネルの覆工用セグメント
として用いれば、トンネル周囲からの土水圧や内圧によ
る大きな曲げと軸力に対して、主構造材リングとコンク
リートとが一体となって抵抗し、座屈することもなく鋼
材強度を最大限発揮して高強度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る合成セグメント
を一部を破砕して示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係る合成セグメントの接合さ
れるセグメントの各継手部を拡大して示す分解斜視図で
ある。
【図3】第1の実施形態に係る合成セグメントのセグメ
ント本体の主構造材と埋め込み金具との第1の結合例を
示す平面図および側面図である。
【図4】第1の実施形態に係る合成セグメントのセグメ
ント本体の主構造材と埋め込み金具との第2の結合例を
示す平面図および側面図である。
【図5】第1の実施形態に係る各合成セグメントをリン
グ状に組付けた状態を概略的に示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る合成セグメント
(雌側)を一部を破砕して示す斜視図である。
【図7】第2の実施形態に係る合成セグメント(雌側)
の継手部に埋め込まれる雌金具を一部を破砕して示す斜
視図である。
【図8】第2の実施形態に係る合成セグメント(雄側)
を一部を破砕して示す斜視図である。
【図9】第2の実施形態に係る合成セグメント(雄側)
の継手部に埋め込まれる雄金具を示す斜視図である。
【図10】第2の実施形態に係る各合成セグメントをリ
ング状に組付けた状態を平面的に示す展開図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る合成セグメン
トの各継手部を拡大して示す正面図である。
【図12】従来のRCセグメントを鉄筋の一部を露出さ
せた状態で示す斜視図である。
【図13】従来のRCセグメントの継手板の拡大斜視図
である。
【図14】従来のRCセグメントの継手板のコンクリー
トへの埋め込み状態を示す斜視図である。
【図15】従来のRCセグメントの隣接するセグメント
の継手板相互の締結状態を示す断面図である。
【符号の説明】
21 合成セグメント 21a,21b セグメントの継手面 22 雌金具(埋め込み金具) 22A 単一の雌金具(単一の埋め込み金具) 23 雄金具(埋め込み金具) 23A 単一の雄金具(単一の埋め込み金具) 24,24A,24B 突起付き鋼板(主構造材) 24a 突起 25 溶接 26 ボルト 27 コンクリート 31 雌側合成セグメント(台形状の合成セグメント) 31a,31b 雌側合成セグメントの継手面(セグメ
ントの継手面) 32 T形溝付き雌金具(埋め込み金具) 32a T形溝 32b ウェブ溝部 41 雄側合成セグメント(台形状の合成セグメント) 41a,41b 雄側合成セグメントの継手面(セグメ
ントの継手面) 42 T形の雄金具(埋め込み金具) 42a フランジ 42b ウェブ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメントの継手面にセグメント間で係
    合してこれらを結合する埋め込み金具を設け、該金具と
    セグメント本体の主構造材とを溶接またはボルトにより
    結合したことを特徴とする合成セグメント。
  2. 【請求項2】 埋め込み金具を、セグメント本体の主構
    造材の軸線上に配置したことを特徴とする請求項1記載
    の合成セグメント。
  3. 【請求項3】 互いに係合する埋め込み金具は、それぞ
    れセグメント本体の主構造材の軸線に直交してセグメン
    ト継手面の幅方向に延びるありとあり溝からなることを
    特徴とする請求項1記載の合成セグメント。
  4. 【請求項4】 互いに係合する埋め込み金具は、これら
    の係合時に隣接するセグメント継手面相互が面接触でき
    る位置に埋め込まれていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の合成セグメント。
  5. 【請求項5】 セグメント本体を、平面的にみて幅方向
    の一端側の片が短辺となる台形状に形成するとともに、
    埋め込み金具を、セグメント本体の主構造材の長手方向
    軸線に直交してセグメント継手面の幅方向に延びるT形
    溝を有する雌金具と、該雌金具のT形溝内に嵌入可能に
    セグメント本体の主構造材の長手方向軸線に直交してセ
    グメント継手面の幅方向に延びるT形の雄金具とから構
    成し、かつ雌金具のT形溝のウェブ溝部は、セグメント
    本体の台形の短辺側から長辺側に向けて該台形の斜辺に
    沿い溝深さが拡大する平面的にみて三角形状に形成する
    とともに、雄金具のウェブ部は、セグメント本体の台形
    の長辺側から短辺側に向けて該台形の斜辺に沿い脚長さ
    が拡大する平面的にみて三角形状に形成し、これら金具
    の係合時に隣接するセグメント継手面相互が面接触でき
    る位置に埋め込まれていることをことを特徴とする請求
    項1記載の合成セグメント。
  6. 【請求項6】 セグメント本体の主構造材とこれと一体
    化された埋め込み金具とを、セグメント本体の厚み方向
    に複数段設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれかに記載の合成セグメント。
  7. 【請求項7】 セグメント本体の主構造材を、該セグメ
    ント本体の厚み方向に複数段設け、これら主構造材に、
    セグメント継手面の幅方向に延びる単一の埋め込み金具
    を跨らせて結合したことを特徴とする請求項1記載の合
    成セグメント。
  8. 【請求項8】 セグメント本体の主構造材は、多数の突
    起あるいは縞状の凸条付き鋼板からなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の合成セグメ
    ント。
  9. 【請求項9】 セグメント本体の主構造材は、長手方向
    で湾曲する円弧状に形成されてなることを特徴とする請
    求項1乃至請求項8のいずれかに記載の合成セグメン
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002456A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Ohbayashi Corp 覆工体形成用のrcセグメント
JP2017031805A (ja) * 2016-11-17 2017-02-09 大成建設株式会社 セグメントの継手構造
JP2017043884A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社大林組 セグメントの継手構造

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