JPH0932405A - 吊車装置 - Google Patents

吊車装置

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JPH0932405A
JPH0932405A JP20132795A JP20132795A JPH0932405A JP H0932405 A JPH0932405 A JP H0932405A JP 20132795 A JP20132795 A JP 20132795A JP 20132795 A JP20132795 A JP 20132795A JP H0932405 A JPH0932405 A JP H0932405A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大重量の移動壁を小さな力にて軽くかつ容易
に移動させることができる吊車装置を提供する。 【構成】 吊車本体Aは、平面視略正方形の基台部2を
備える。基台部2の4つの各辺に、その辺と直交する水
平軸心L廻りに回転自在な単数個の車輪3を、付設し
て、車輪3を合計4個とする。相互に平行な対辺に対応
する車輪3の水平軸心Lを、その車輪3の走行方向に相
互に偏心させる。基台部2の4つの各隅角部の下部に、
第1転動ボール7を有する重量支持ユニット8を1個ず
つ合計4個付設する。第1転動ボール7よりも内側の基
台部2の下面に、下方開口状の凹部を合計4つ設ける。
各凹部に重量支持用の第2転動ボール23を1個ずつ回転
自在に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動壁を移動自在
に吊持する吊車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】美術館や博物館あるいは各種の展示会場
等に於て使用される移動壁を移動自在に吊持する吊車装
置としては、例えば、天井に配設されたレールと、その
レールに沿って走行する車輪を有する吊車本体と、を備
えたものが公知であった。その従来の吊車装置は、複数
個の車輪のみが移動壁の重量を支持しつつレールに沿っ
て走行するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の吊車装置では、移動壁の重量が3トン〜5トン程
度の極めて大きい場合に、レールの直線部にて移動壁を
停止状態から始動させるために極めて大きな力が必要で
あり、移動壁を動かすのに数人の作業者を要するという
問題があった。また、移動作業に大きな力を要するた
め、作業者の足等が滑り易く、怪我をする虞れがあっ
た。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、大重量の移動壁を小さな力にて軽くかつ容易に移動
させることができる吊車装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明に係る吊車装置は、移動壁の上端部に取付け
られる鉛直杆と、該鉛直杆の上端部に鉛直軸心廻りに回
転自在に取付けられる吊車本体と、建物の天井に配設さ
れると共に吊車本体を移動自在に支持するレールと、を
備えた吊車装置であって、上記吊車本体は、平面視略正
方形の基台部を備え、該基台部の4つの各辺に、その辺
と直交する水平軸心廻りに回転自在な単数個の車輪を、
付設して、該車輪を合計4個とし、かつ、相互に平行な
対辺に対応する上記車輪の水平軸心を、その車輪の走行
方向に相互に偏心させ、さらに、上記基台部の4つの各
隅角部の下部に、第1転動ボールを有する重量支持ユニ
ットを1個ずつ合計4個付設し、かつ、該第1転動ボー
ルよりも内側の上記基台部の下面に、下方開口状の凹部
を合計4つ設けると共に、各凹部に重量支持用の第2転
動ボールを1個ずつ回転自在に収納し、上記基台部2の
4つの各隅角部の上部に、鉛直軸心M廻りに回転自在な
横ガイドローラを、1個ずつ合計4個付設したものであ
る。
【0006】なお、重量支持ユニットが、第1転動ボー
ルと、その第1転動ボールが回転自在に収納される凹部
を下面に有すると共に基台部に高さ微調整可能に取付け
られる取付部材と、を有しているも好ましい。また、底
面から見て、各第2転動ボールが、鉛直杆と第1転動ボ
ールとの間に配設されているも望ましい。
【0007】また、基台部の相対向する2つの辺に付設
された合計2個の車輪と、該基台部2の4つの各隅角部
に配設された合計4個の第1転動ボールと、その第1転
動ボールよりも内側の上記基台部の下面に配設された合
計4個の第2転動ボールにて、全吊持重量を支持するよ
うに構成するも好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態に基き本
発明を詳説する。
【0009】図5は本発明に係る吊車装置の実施の一形
態を示し、この装置は、美術館や博物館、あるいは各種
の展示会場等の室内に配設される図外の移動壁を吊り下
げるためのものであり、移動壁の上端部に取付けられる
鉛直杆1と、該鉛直杆1の上端部に鉛直軸心廻りに回転
自在に取付けられる吊車本体Aと、建物の天井に配設さ
れると共に吊車本体Aを移動自在に支持するレールR
と、を備えている。
【0010】吊車本体Aは、図1と図2と図3に示すよ
うに、鉛直杆1を介して移動壁を吊り下げる平面視略正
方形の基台部2を備える。基台部2は、車輪3…が枢着
される本体ブロック4と、その本体ブロック4の上面に
ねじ部材10…を介して固着される天板5と、本体ブロッ
ク4の下面にねじ部材11…を介して固着されるボール抜
止板6と、から成る。
【0011】本体ブロック4の中央部には上下方向の貫
孔12が設けられ、その貫孔12に鉛直杆1が挿通される。
また、貫孔12の上端部が大径部とされ、その大径部にス
ラスト軸受40が嵌入される。鉛直杆1の上端部には外鍔
部1aが形成され、その外鍔部1aがスラスト軸受40の
上面に当接する。
【0012】鉛直杆1の基台部2よりも下方位置には、
鉛直軸心廻りに回転自在なガイドローラ30が外嵌状に付
設されている。このガイドローラ30は、レールRの下方
開口スリット部Sの対向内面に、転動自在に当接乃至近
接する。
【0013】しかして、基台部2の4つの各辺に、その
辺と直交する水平軸心L廻りに回転自在な単数個の車輪
3を、付設して、車輪3を合計4個とする。かつ、相互
に平行な対辺に対応する車輪3,3の水平軸心L,L
を、その車輪3,3の走行方向に相互に偏心させる。
【0014】具体的には、基台部2の本体ブロック4の
4つの外側面に車輪3…取付用の凹所13及び軸部14が設
けられ、その軸部14に車輪3を成すラジアル軸受が取付
けられる。なお、各車輪3…の、本体ブロック4の相互
に平行な対辺の夫々の中間点を結ぶ中線N,Nに対する
偏心寸法εは、例えば3mmとされるが、それ以外にも1
mm〜10mm程度の範囲内で変更可能である。
【0015】さらに、基台部2の4つの各隅角部の下部
に、第1転動ボール7を有する重量支持ユニット8を1
個ずつ合計4個付設する。重量支持ユニット8は、第1
転動ボール7と、その第1転動ボール7が回転自在に収
納される凹部15を下面に有すると共に基台部2に高さ微
調整可能に取付けられる取付部材9と、を有する。
【0016】取付部材9の凹部15の内面略全体に多数の
小球体16…が配設され、その小球体16…の内側に第1転
動ボール7が嵌込まれる。さらに、取付部材9の下面
に、第1転動ボール7を抜止めする抜止部材17が固着さ
れる。抜止部材17には、第1転動ボール7を挿通状とし
てその第1転動ボール7を下方へ突出させるための貫孔
24が貫設される。
【0017】また、取付部材9の上部には雄ねじ部18が
形成される。さらに、基台部2の本体ブロック4の4つ
の各隅角部に、上下方向のねじ孔19が設けられ、そのね
じ孔19に、重量支持ユニット8の取付部材9の雄ねじ部
18が、螺進退自在に螺入される。また、本体ブロック4
に、ねじ孔19に連通する水平方向の小ねじ孔20が設けら
れる。その小ねじ孔20に、ロック用ねじ部材21を螺入
し、そのねじ部材21の先端部を取付部材9の雄ねじ部18
の外周面に圧接させて重量支持ユニット8をロックす
る。
【0018】また、図2と図4に示すように、第1転動
ボール7…よりも内側の基台部2の下面に、下方開口状
の凹部22…を合計4つ設けると共に、各凹部22に重量支
持用の第2転動ボール23を1個ずつ回転自在に収納す
る。
【0019】具体的には、各凹部22の内面略全体に多数
の小球体16…を配設し、その小球体16…の内側に第2転
動ボール23を嵌め込む。基台部2のボール抜止板6に
は、第2転動ボール23を挿通状としてその第2転動ボー
ル23を下方へ突出させるための貫孔24が貫設されてい
る。
【0020】また、底面から見て、各第2転動ボール23
…を、鉛直杆1と第1転動ボール7…との間に配設す
る。これにより、基台部2の底面又は上面から見た一辺
の幅寸法Wを小さくすることができる。
【0021】また、基台部2の4つの各隅角部の上部
に、鉛直軸心M廻りに回転自在な横ガイドローラ25を、
1個ずつ合計4個付設する。具体的には、基台部2の天
板5の上面の4つの各隅角部に、取付用軸部26…を突設
し、その軸部26に横ガイドローラ25を成すラジアル軸受
を取付ける。
【0022】これにより、吊車本体Aの全高さ寸法Hを
小さくすることができる。従って、吊車本体Aとレール
Rのコンパクト化及び軽量化に貢献できる。
【0023】なお、各横ガイドローラ25…は、平面的に
見て、基台部2の外端縁よりも外方へ僅かに突出する。
そして、横ガイドローラ25…は、レールRの内側面に転
動自在に近接乃至当接する。
【0024】これにより、基台部2がレールRの角筒状
部27の内側面に直接接触するのを防止できると共に、吊
車本体Aが移動中に左右に振れなくなる。従って、スム
ースな走行が得られると共に、吊車本体Aの走行方向と
直角な方向の傾斜を防止できる。
【0025】また、図5に示すように、レールRは、下
方に開口する長手方向のスリット部Sを有する水平角筒
状部27と、該角筒状部27のスリット部S近傍の内面に配
設される帯板状受け部材28, 28と、角筒状部27のスリッ
ト部Sの下方開口端縁に垂下状に配設されるガイド材2
9, 29と、を備える。レールRは、天井の梁等の構造部
材に固着される。
【0026】なお、角筒状部27の材質としては、アルミ
ニウム等の軽くかつ加工が容易な金属を使用する。ま
た、帯板状受け部材28, 28の材質としては、大きな荷重
を受けても変形しないような硬い金属を使用するのが好
ましく、例えば、クロムモリブデン鋼を使用する。
【0027】なお、図例ではレールRの直線部の断面の
みを示したが、直線部以外にも平面視十字状の交叉部や
所定の曲率半径をもって曲がる曲線部等もある。
【0028】しかして、基台部2の相対向する2つの辺
に付設された合計2個の車輪3,3と、基台部2の4つ
の各隅角部に配設された合計4個の第1転動ボール7…
と、その第1転動ボール7…よりも内側の基台部2の下
面に配設された合計4個の第2転動ボール23…にて、全
吊持重量を支持するように構成する。
【0029】即ち、図5に示すように、走行方向から見
て、全ての第2転動ボール23…の下端面が、鉛直杆1よ
りも左右方向外側に位置するように、その第2転動ボー
ル23…を配設する。かつ、吊車本体Aの相互に平行な対
辺に対応する2個の車輪3,3と、4個の第1転動ボー
ル7…と、4個の第2転動ボール23…が、レールRの帯
板状受け部材28, 28の上面に同時に当接するように、各
車輪3,3、第1転動ボール7…、第2転動ボール23…
を、配設する。
【0030】これにより、吊車本体AとレールRとの間
の静止摩擦係数と動摩擦係数の両方が著しく小さくな
る。従って、吊車本体Aの下方の移動壁を、レールR方
向に沿って人の手で押せば、該移動壁及びその上方の吊
車本体AをレールRに沿って移動させることができる。
【0031】また、図1に於て、ロック用ねじ部材21を
緩めた状態で、重量支持ユニット8の取付部材9を鉛直
軸心廻りに回転させれば、雄ねじ部18が本体ブロック4
のねじ孔19に対して螺進退するので、取付部材9の高さ
を微調整することができる。即ち、第1転動ボール7の
下端面の高さ位置を微調整できる。なお、微調整した後
は、ロック用ねじ部材21を締め付けて、重量支持ユニッ
ト8が上下動しないようにロックすればよい。
【0032】これにより、全ての第1転動ボール7…の
下端面と、車輪3…及び第2転動ボール23…の下端面
を、精密に(例えば1/100mm単位で)同一高さに合わせ
ることができる。従って、車輪3…と第1転動ボール7
…と第2転動ボール23…に移動壁の吊持重量を均等に分
散させることができ、各車輪3…、第1転動ボール7
…、及び、第2転動ボール23…を軽い力で回転させるこ
とができる。このため、大重量の移動壁を極めて軽い力
で移動させることが可能となる。
【0033】特に、移動壁の重量が例えば3トン〜5ト
ン程度の極めて大きい場合でも、移動壁を小さな力で楽
に移動させることができる。また、レールRの直線部と
曲線部と交叉部の何れに於ても、停止状態の移動壁を始
動させるのに必要な力が小さくて済み、1人で移動壁を
始動させることも可能となる。なお、実際には、安全の
ため、移動壁の移動操作は2人以上で行う。
【0034】また、吊車本体Aが、レールRの曲線部を
走行する際に、左右の受け部材28,28に対して、車輪3
は1個ずつ転接するため、左右の受け部材28,28に2個
ずつ以上の車輪が転接する場合に比して、車輪3のスリ
ップによる摩擦抵抗は極めて小さくなり走行方向の変更
が容易となる。従って、曲率半径が小さい曲線部でも小
さな力で移動壁を移動させることができる。
【0035】さらに、大地震による突き上げ押し下げの
地震ストレスに耐え得るように設計することができる。
その場合、上下動ストレスを吸収する機構を、移動壁と
鉛直杆1との間に設けるのが好ましい。
【0036】なお、走行の方向と平行な水平軸心L廻り
に回転自在な2個の車輪3,3は、レールRのスリット
部Sの上方に宙に浮いた状態となり、帯板状受け部材2
8, 28には当接しない。また、レールRの図示省略の交
叉部に於て吊車本体Aの走行方向を90°切換えれば、図
5に於て宙に浮いた状態の車輪3が受け部材28, 28に転
接し、逆に、図5に於て受け部材28, 28に転接していた
車輪3,3が宙に浮いた状態となる。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
【0038】請求項1記載の吊車装置によれば、大重量
の移動壁を軽くかつ容易に移動させることができる。特
に、停止状態から始動させるのに必要な力が小さくて済
み、一人の作業者にて始動させることも可能となる。ま
た、吊車本体AとレールRの高さ寸法を小さくすること
ができ、建物の天井等にコンパクトに設置できる。さら
に、レールの直線部のみならず曲線部及び交叉部をも軽
い力でスムースに走行させることができる。また、耐久
性に優れると共に安全性も高い。特に、大地震による突
き上げ押し下げの地震ストレスに耐え得るように設計で
きる。
【0039】請求項2記載の吊車装置によれば、請求項
1記載のものと同様の効果を奏すると共に、車輪3…と
第1転動ボール7…と第2転動ボール23…に移動壁の吊
持重量を均等に負荷させることができる。従って、大重
量の移動壁を一層軽い力で移動させることが可能とな
る。
【0040】請求項3記載の吊車装置によれば、請求項
1記載のものと同様の効果を奏すると共に、吊車本体A
を平面的に見てコンパクトとすることができる。従っ
て、吊車本体AとレールRをコンパクト化することがで
きる。
【0041】請求項4記載の吊車装置によれば、請求項
1記載のものと同様の効果を奏すると共に、大重量の移
動壁を一層軽い力で移動させることが可能となる。か
つ、耐久性に一層優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に於ける吊車本体の断面
図である。
【図2】吊車本体の平面図である。
【図3】吊車本体の平面図である。
【図4】吊車本体の要部拡大断面図である。
【図5】使用状態の断面図である。
【符号の説明】
1 鉛直杆 2 基台部 3 車輪 7 第1転動ボール 8 重量支持ユニット 9 取付部材 15 凹部 22 凹部 23 第2転動ボール 25 横ガイドローラ A 吊車本体 L 水平軸心 M 鉛直軸心 R レール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 吊車装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動壁を移動自在
に吊持する吊車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】美術館や博物館あるいは各種の展示会場
等に於て使用される移動壁を移動自在に吊持する吊車装
置としては、例えば、天井に配設されたレールと、その
レールに沿って走行する車輪を有する吊車本体と、を備
えたものが公知であった。その従来の吊車装置は、複数
個の車輪のみが移動壁の重量を支持しつつレールに沿っ
て走行するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の吊車装置では、移動壁の重量が3トン〜5トン程
度の極めて大きい場合に、レールの直線部にて移動壁を
停止状態から始動させるために極めて大きな力が必要で
あり、移動壁を動かすのに数人の作業者を要するという
問題があった。また、移動作業に大きな力を要するた
め、作業者の足等が滑り易く、怪我をする虞れがあっ
た。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、大重量の移動壁を小さな力にて軽くかつ容易に移動
させることができる吊車装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明に係る吊車装置は、移動壁の上端部に取付け
られる鉛直杆と、該鉛直杆の上端部に鉛直軸心廻りに回
転自在に取付けられる吊車本体と、建物の天井に配設さ
れると共に吊車本体を移動自在に支持するレールと、を
備えた吊車装置であって、上記吊車本体は、平面視略正
方形の基台部を備え、該基台部の4つの各辺に、その辺
と直交する水平軸心廻りに回転自在な単数個の車輪を、
付設して、該車輪を合計4個とし、かつ、相互に平行な
対辺に対応する上記車輪の水平軸心を、その車輪の走行
方向に相互に偏心させ、さらに、上記基台部の4つの各
隅角部の下部に、第1転動ボールを有する重量支持ユニ
ットを1個ずつ合計4個付設し、かつ、上記基台部2の
4つの各隅角部の上部に、鉛直軸心M廻りに回転自在な
横ガイドローラを、1個ずつ合計4個付設したものであ
る。
【0006】また、本発明に係る吊車装置は、移動壁の
上端部に取付けられる鉛直杆と、該鉛直杆の上端部に鉛
直軸心廻りに回転自在に取付けられる吊車本体と、建物
の天井に配設されると共に吊車本体を移動自在に支持す
るレールと、を備えた吊車装置であって、上記吊車本体
は、平面視略正方形の基台部を備え、該基台部の4つの
各辺に、その辺と直交する水平軸心廻りに回転自在な単
数個の車輪を、付設して、該車輪を合計4個とし、か
つ、相互に平行な対辺に対応する上記車輪の水平軸心
を、その車輪の走行方向に相互に偏心させ、さらに、上
記基台部の4つの各隅角部の下部に、第1転動ボールを
有する重量支持ユニットを1個ずつ合計4個付設し、か
つ、該第1転動ボールよりも内側の上記基台部の下面
に、下方開口状の凹部を合計4つ設けると共に、各凹部
に重量支持用の第2転動ボールを1個ずつ回転自在に収
納し、上記基台部2の4つの各隅角部の上部に、鉛直軸
心M廻りに回転自在な横ガイドローラを、1個ずつ合計
4個付設したものである。
【0007】なお、重量支持ユニットが、第1転動ボー
ルと、その第1転動ボールが回転自在に収納される凹部
を下面に有すると共に基台部に高さ微調整可能に取付け
られる取付部材と、を有しているも好ましい。また、底
面から見て、各第2転動ボールが、鉛直杆と第1転動ボ
ールとの間に配設されているも望ましい。また、基台部
の相対向する2つの辺に付設された合計2個の車輪と、
該基台部2の4つの各隅角部に配設された合計4個の第
1転動ボールと、その第1転動ボールよりも内側の上記
基台部の下面に配設された合計4個の第2転動ボールに
て、全吊持重量を支持するように構成するも好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態に基き本
発明を詳説する。
【0009】図5は本発明に係る吊車装置の実施の一形
態を示し、この装置は、美術館や博物館、あるいは各種
の展示会場等の室内に配設される図外の移動壁を吊り下
げるためのものであり、移動壁の上端部に取付けられる
鉛直杆1と、該鉛直杆1の上端部に鉛直軸心廻りに回転
自在に取付けられる吊車本体Aと、建物の天井に配設さ
れると共に吊車本体Aを移動自在に支持するレールR
と、を備えている。
【0010】吊車本体Aは、図1と図2と図3に示すよ
うに、鉛直杆1を介して移動壁を吊り下げる平面視略正
方形の基台部2を備える。基台部2は、車輪3…が枢着
される本体ブロック4と、その本体ブロック4の上面に
ねじ部材10…を介して固着される天板5と、本体ブロ
ック4の下面にねじ部材11…を介して固着されるボー
ル抜止板6と、から成る。
【0011】本体ブロック4の中央部には上下方向の貫
孔12が設けられ、その貫孔12に鉛直杆1が挿通され
る。また、貫孔12の上端部が大径部とされ、その大径
部にスラスト軸受40が嵌入される。鉛直杆1の上端部
には外鍔部1aが形成され、その外鍔部1aがスラスト
軸受40の上面に当接する。
【0012】鉛直杆1の基台部2よりも下方位置には、
鉛直軸心廻りに回転自在なガイドローラ30が外嵌状に
付設されている。このガイドローラ30は、レールRの
下方開口スリット部Sの対向内面に、転動自在に当接乃
至近接する。
【0013】しかして、基台部2の4つの各辺に、その
辺と直交する水平軸心L廻りに回転自在な単数個の車輪
3を、付設して、車輪3を合計4個とする。かつ、相互
に平行な対辺に対応する車輪3,3の水平軸心L,L
を、その車輪3,3の走行方向に相互に偏心させる。
【0014】具体的には、基台部2の本体ブロック4の
4つの外側面に車輪3…取付用の凹所13及び軸部14
が設けられ、その軸部14に車輪3を成すラジアル軸受
が取付けられる。なお、各車輪3…の、本体ブロック4
の相互に平行な対辺の夫々の中間点を結ぶ中線N,Nに
対する偏心寸法εは、例えば3mmとされるが、それ以
外にも1mm〜10mm程度の範囲内で変更可能であ
る。
【0015】さらに、基台部2の4つの各隅角部の下部
に、第1転動ボール7を有する重量支持ユニット8を1
個ずつ合計4個付設する。重量支持ユニット8は、第1
転動ボール7と、その第1転動ボール7が回転自在に収
納される凹部15を下面に有すると共に基台部2に高さ
微調整可能に取付けられる取付部材9と、を有する。
【0016】取付部材9の凹部15の内面略全体に多数
の小球体16…が配設され、その小球体16…の内側に
第1転動ボール7が嵌込まれる。さらに、取付部材9の
下面に、第1転動ボール7を抜止めする抜止部材17が
固着される。抜止部材17には、第1転動ボール7を挿
通状としてその第1転動ボール7を下方へ突出させるた
めの貫孔24が貫設される。
【0017】また、取付部材9の上部には雄ねじ部18
が形成される。さらに、基台部2の本体ブロック4の4
つの各隅角部に、上下方向のねじ孔19が設けられ、そ
のねじ孔19に、重量支持ユニット8の取付部材9の雄
ねじ部18が、螺進退自在に螺入される。また、本体ブ
ロック4に、ねじ孔19に連通する水平方向の小ねじ孔
20が設けられる。その小ねじ孔20に、ロック用ねじ
部材21を螺入し、そのねじ部材21の先端部を取付部
材9の雄ねじ部18の外周面に圧接させて重量支持ユニ
ット8をロックする。
【0018】また、図2と図4に示すように、第1転動
ボール7…よりも内側の基台部2の下面に、下方開口状
の凹部22…を合計4つ設けると共に、各凹部22に重
量支持用の第2転動ボール23を1個ずつ回転自在に収
納する。
【0019】具体的には、各凹部22の内面略全体に多
数の小球体16…を配設し、その小球体16…の内側に
第2転動ボール23を嵌め込む。基台部2のボール抜止
板6には、第2転動ボール23を挿通状としてその第2
転動ボール23を下方へ突出させるための貫孔24が貫
設されている。
【0020】また、底面から見て、各第2転動ボール2
3…を、鉛直杆1と第1転動ボール7…との間に配設す
る。これにより、基台部2の底面又は上面から見た一辺
の幅寸法Wを小さくすることができる。
【0021】また、基台部2の4つの各隅角部の上部
に、鉛直軸心M廻りに回転自在な横ガイドローラ25
を、1個ずつ合計4個付設する。具体的には、基台部2
の天板5の上面の4つの各隅角部に、取付用軸部26…
を突設し、その軸部26に横ガイドローラ25を成すラ
ジアル軸受を取付ける。
【0022】これにより、吊車本体Aの全高さ寸法Hを
小さくすることができる。従って、吊車本体Aとレール
Rのコンパクト化及び軽量化に貢献できる。
【0023】なお、各横ガイドローラ25…は、平面的
に見て、基台部2の外端縁よりも外方へ僅かに突出す
る。そして、横ガイドローラ25…は、レールRの内側
面に転動自在に近接乃至当接する。
【0024】これにより、基台部2がレールRの角筒状
部27の内側面に直接接触するのを防止できると共に、
吊車本体Aが移動中に左右に振れなくなる。従って、ス
ムースな走行が得られると共に、吊車本体Aの走行方向
と直角な方向の傾斜を防止できる。
【0025】また、図5に示すように、レールRは、下
方に開口する長手方向のスリット部Sを有する水平角筒
状部27と、該角筒状部27のスリット部S近傍の内面
に配設される帯板状受け部材28,28と、角筒状部2
7のスリット部Sの下方開口端縁に垂下状に配設される
ガイド材29,29と、を備える。レールRは、天井の
梁等の構造部材に固着される。
【0026】なお、角筒状部27の材質としては、アル
ミニウム等の軽くかつ加工が容易な金属を使用する。ま
た、帯板状受け部材28,28の材質としては、大きな
荷重を受けても変形しないような硬い金属を使用するの
が好ましく、例えば、クロムモリブデン鋼を使用する。
【0027】なお、図例ではレールRの直線部の断面の
みを示したが、直線部以外にも平面視十字状の交叉部や
所定の曲率半径をもって曲がる曲線部等もある。
【0028】しかして、基台部2の相対向する2つの辺
に付設された合計2個の車輪3,3と、基台部2の4つ
の各隅角部に配設された合計4個の第1転動ボール7…
と、その第1転動ボール7…よりも内側の基台部2の下
面に配設された合計4個の第2転動ボール23…にて、
全吊持重量を支持するように構成する。
【0029】即ち、図5に示すように、走行方向から見
て、全ての第2転動ボール23…の下端面が、鉛直杆1
よりも左右方向外側に位置するように、その第2転動ボ
ール23…を配設する。かつ、吊車本体Aの相互に平行
な対辺に対応する2個の車輪3,3と、4個の第1転動
ボール7…と、4個の第2転動ボール23…が、レール
Rの帯板状受け部材28,28の上面に同時に当接する
ように、各車輪3,3、第1転動ボール7…、第2転動
ボール23…を、配設する。
【0030】これにより、吊車本体AとレールRとの間
の静止摩擦係数と動摩擦係数の両方が著しく小さくな
る。従って、吊車本体Aの下方の移動壁を、レールR方
向に沿って人の手で押せば、該移動壁及びその上方の吊
車本体AをレールRに沿って移動させることができる。
【0031】また、図1に於て、ロック用ねじ部材21
を緩めた状態で、重量支持ユニット8の取付部材9を鉛
直軸心廻りに回転させれば、雄ねじ部18が本体ブロッ
ク4のねじ孔19に対して螺進退するので、取付部材9
の高さを微調整することができる。即ち、第1転動ボー
ル7の下端面の高さ位置を微調整できる。なお、微調整
した後は、ロック用ねじ部材21を締め付けて、重量支
持ユニット8が上下動しないようにロックすればよい。
【0032】これにより、全ての第1転動ボール7…の
下端面と、車輪3…及び第2転動ボール23…の下端面
を、精密に(例えば1/100mm単位で)同一高さに
合わせることができる。従って、車輪3…と第1転動ボ
ール7…と第2転動ボール23…に移動壁の吊持重量を
均等に分散させることができ、各車輪3…、第1転動ボ
ール7…、及び、第2転動ボール23…を軽い力で回転
させることができる。このため、大重量の移動壁を極め
て軽い力で移動させることが可能となる。
【0033】特に、移動壁の重量が例えば3トン〜5ト
ン程度の極めて大きい場合でも、移動壁を小さな力で楽
に移動させることができる。また、レールRの直線部と
曲線部と交叉部の何れに於ても、停止状態の移動壁を始
動させるのに必要な力が小さくて済み、1人で移動壁を
始動させることも可能となる。なお、実際には、安全の
ため、移動壁の移動操作は2人以上で行う。
【0034】また、吊車本体Aが、レールRの曲線部を
走行する際に、左右の受け部材28,28に対して、車
輪3は1個ずつ転接するため、左右の受け部材28,2
8に2個ずつ以上の車輪が転接する場合に比して、車輪
3のスリップによる摩擦抵抗は極めて小さくなり走行方
向の変更が容易となる。従って、曲率半径が小さい曲線
部でも小さな力で移動壁を移動させることができる。
【0035】さらに、大地震による突き上げ押し下げの
地震ストレスに耐え得るように設計することができる。
その場合、上下動ストレスを吸収する機構を、移動壁と
鉛直杆1との間に設けるのが好ましい。
【0036】なお、走行の方向と平行な水平軸心L廻り
に回転自在な2個の車輪3,3は、レールRのスリット
部Sの上方に宙に浮いた状態となり、帯板状受け部材2
8,28には当接しない。また、レールRの図示省略の
交叉部に於て吊車本体Aの走行方向を90°切換えれ
ば、図5に於て宙に浮いた状態の車輪3が受け部材2
8,28に転接し、逆に、図5に於て受け部材28,2
8に転接していた車輪3,3が宙に浮いた状態となる。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
【0038】請求項1記載の吊車装置によれば、構造を
簡素とすることができると共に、移動壁を軽くかつ容易
に移動させることができる。特に、停止状態から始動さ
せるのに必要な力が小さくて済み、一人の作業者にて始
動させることも可能となる。また、吊車本体Aとレール
Rの高さ寸法を小さくすることができ、建物の天井等に
コンパクトに設置できる。さらに、レールの直線部のみ
ならず曲線部及び交叉部をも軽い力でスムースに走行さ
せることができる。また、耐久性に優れると共に安全性
も高い。特に、大地震による突き上げ押し下げの地震ス
トレスに耐え得るように設計できる。
【0039】請求項2記載の吊車装置によれば、大重量
の移動壁を軽くかつ容易に移動させることができる。特
に、停止状態から始動させるのに必要な力が小さくて済
み、一人の作業者にて始動させることも可能となる。ま
た、吊車本体AとレールRの高さ寸法を小さくすること
ができ、建物の天井等にコンパクトに設置できる。さら
に、レールの直線部のみならず曲線部及び交叉部をも軽
い力でスムースに走行させることができる。また、耐久
性に優れると共に安全性も高い。特に、大地震による突
き上げ押し下げの地震ストレスに耐え得るように設計で
きる。
【0040】請求項3記載の吊車装置によれば、請求項
1又は2記載のものと同様の効果を奏すると共に、車輪
3…と第1転動ボール7…、又は、車輪3…と第1転動
ボール7…と第2転動ボール23…に移動壁の吊持重量
を均等に負荷させることができる。従って、大重量の移
動壁を一層軽い力で移動させることが可能となる。
【0041】請求項4記載の吊車装置によれば、請求項
記載のものと同様の効果を奏すると共に、吊車本体A
を平面的に見てコンパクトとすることができる。従っ
て、吊車本体AとレールRをコンパクト化することがで
きる。
【0042】請求項5記載の吊車装置によれば、請求項
2記載のものと同様の効果を奏すると共に、大重量の移
動壁を一層軽い力で移動させることが可能となる。か
つ、耐久性に一層優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に於ける吊車本体の断面
図である。
【図2】吊車本体の平面図である。
【図3】吊車本体の平面図である。
【図4】吊車本体の要部拡大断面図である。
【図5】使用状態の断面図である。
【符号の説明】 1 鉛直杆 2 基台部 3 車輪 7 第1転動ボール 8 重量支持ユニット 9 取付部材 15 凹部 22 凹部 23 第2転動ボール 25 横ガイドローラ A 吊車本体 L 水平軸心 M 鉛直軸心 R レール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動壁の上端部に取付けられる鉛直杆1
    と、該鉛直杆1の上端部に鉛直軸心廻りに回転自在に取
    付けられる吊車本体Aと、建物の天井に配設されると共
    に吊車本体Aを移動自在に支持するレールRと、を備え
    た吊車装置であって、上記吊車本体Aは、平面視略正方
    形の基台部2を備え、該基台部2の4つの各辺に、その
    辺と直交する水平軸心L廻りに回転自在な単数個の車輪
    3を、付設して、該車輪3を合計4個とし、かつ、相互
    に平行な対辺に対応する上記車輪3,3の水平軸心L,
    Lを、その車輪3,3の走行方向に相互に偏心させ、さ
    らに、上記基台部2の4つの各隅角部の下部に、第1転
    動ボール7を有する重量支持ユニット8を1個ずつ合計
    4個付設し、かつ、該第1転動ボール7よりも内側の上
    記基台部2の下面に、下方開口状の凹部22を合計4つ設
    けると共に、各凹部22に重量支持用の第2転動ボール23
    を1個ずつ回転自在に収納し、上記基台部2の4つの各
    隅角部の上部に、鉛直軸心M廻りに回転自在な横ガイド
    ローラ25を、1個ずつ合計4個付設したことを特徴とす
    る吊車装置。
  2. 【請求項2】 重量支持ユニット8が、第1転動ボール
    7と、その第1転動ボール7が回転自在に収納される凹
    部15を下面に有すると共に基台部2に高さ微調整可能に
    取付けられる取付部材9と、を有している請求項1記載
    の吊車装置。
  3. 【請求項3】 底面から見て、各第2転動ボール23…
    が、鉛直杆1と第1転動ボール7…との間に配設されて
    いる請求項1記載の吊車装置。
  4. 【請求項4】 基台部2の相対向する2つの辺に付設さ
    れた合計2個の車輪3,3と、該基台部2の4つの各隅
    角部に配設された合計4個の第1転動ボール7…と、そ
    の第1転動ボール7…よりも内側の上記基台部2の下面
    に配設された合計4個の第2転動ボール23…にて、全吊
    持重量を支持するように構成されている請求項1記載の
    吊車装置。
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