JPH09323U - 粘着テープ印字装置 - Google Patents

粘着テープ印字装置

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JPH09323U
JPH09323U JP1300496U JP1300496U JPH09323U JP H09323 U JPH09323 U JP H09323U JP 1300496 U JP1300496 U JP 1300496U JP 1300496 U JP1300496 U JP 1300496U JP H09323 U JPH09323 U JP H09323U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割印字された粘着テープを貼り合わせて文
字を合成した際に文字抜けが生じないような粘着テープ
を製造可能とする。 【解決手段】 50個の発熱素子からなる発熱素子群4
0のうち最上位、最下位の発熱素子41,42は拡大分
割印字の時にのみ用いられ、通常印字の場合には、最上
位、最下位の発熱素子41,41を除く48個の発熱素
子群43により被印字テープ2上に48ドット構成の文
字が形成される。最上位及び最下位の発熱素子41,4
2を除くその他の発熱素子群43の幅pは、被印字テー
プ2の幅mよりも小さくなっている。全発熱素子群40
の幅lは、被印字テープ2の幅mより大きく、インクリ
ボン10の幅nより小さくされており、最上位、最下位
の発熱素子41,42が被印字テープ2からそれぞれ径
の約半分はみ出る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、所定幅のテープ上に文字等を印字する粘着テープ印字装置、特に文 字等の拡大分割印字機能を有する粘着テープ印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テープ状の被印字媒体上にテープ幅よりも大きな文字を印字する際には 、特開昭63−162256号公報に記載のレタリングテープ作製装置のように 、テープ幅と同一幅を有する発熱素子群を用いて文字等をテープ長さ方向に沿っ て分割印字した後、分割された文字を合成することにより大きな文字を得ていた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、テープ幅と同一幅の発熱素子群を用いて文字を分割印字した場 合、テープ幅の製造上の誤差や、テープ若しくはインクリボンの蛇行等により、 テープの上下端に余白を生じてしまうことがあった。特に作製されたテープを対 象物に貼り付けて使用する粘着テープに分割印字をする場合、テープの上下端に 余白を生じてしまうと、図7に示すように、複数テープを貼り合わせて文字を合 成した際に文字に抜けが生じてしまう。
【0004】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、分割印字さ れた粘着テープを貼り合わせて文字を合成した際に、文字に抜けが生じないよう な粘着テープを作製可能な粘着テープ印字装置を提供することを目的としている 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の粘着テープ印字装置は、複数個の 発熱素子からなる発熱素子群を有し、インクリボンを介して所定幅のテープに対 し発熱することにより文字等を印字する印字ヘッドと、文字等を前記テープの幅 内に印字する通常印字と、文字等をテープ長さ方向に沿って分割して印字する分 割印字とを行う制御手段とを備えたテープ印字装置であって、発熱素子群は、上 下両端の一部を含む全発熱素子群の幅がテープの幅よりも大きく、上下両端の一 部を除く発熱素子群の幅がテープの幅よりも小さくなるよう構成され、前記制御 手段が発熱素子群の上下両端の一部を分割印字時にのみ通電制御する。
【0006】 上記構成を備える請求項1記載の粘着テープ印字装置は、制御手段が、印字ヘ ッドの発熱素子群の上下両端の一部を除く発熱素子群を通電制御して通常印字を 行い、また、発熱素子群の上下両端の一部を含めて発熱素子群を通電制御して分 割印字を行う。
【0007】 また、請求項2記載の粘着テープ印字装置は、請求項1記載のものと同様の構 成を備えるが、制御手段は、発熱素子群の上下両端の一部を隣接する発熱素子と 同じタイミングで通電制御する。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】 本実施形態に係るテープ印字装置1には、図1に示すように、文字等を入力す るための選字ダイヤル30と、機能キー群32と、表示部34とがその表面に設 けられ、側面にはテープ排出口36とカッタレバー38とが設けられている。テ ープ印字装置1の裏面には、図2に示すように、被印字テープ2を収納したテー プカセット3を装着する保持部4が形成され、その保持部4には、テープカセッ ト3内のインクリボン10を巻取るためのリボン巻取カム5と被印字テープ2を 送るためのテープ送りローラカム6とが配置されている。また保持部4には、被 印字テープ2に印字するためのサーマルヘッド7が配置され、テープカセット3 が装着されたとき、テープカセット3の開口部8に位置するように配置されてい る。
【0010】 テープカセット3の内部には、図3に示すように被印字テープ2をロール状に 巻いたテープローラ9と被印字テープ2に転写されるインク表面に有したインク リボン10をロール状に巻いたリボンロール11と、インクリボン10を巻取る リボン巻取スプール12と、印字された被印字テープ2の裏面に貼り合わされる 剥離紙付両面テープ13をロール状に巻いた両面テープロール14とが内蔵され ている。更に、テープカセット3の内部には、その開口部8付近において、印字 された被印字テープ2をカセット3外へ排出し、被印字テープ2の裏面に剥離紙 付両面テープ13を貼り合わせるための駆動ローラ15が内蔵されている。
【0011】 そして、テープカセット3が前述の保持部4に装着されたとき、リボン巻取カ ム5及びテープ送りローラカム6は、それぞれリボン巻取スプール12と駆動ロ ーラ15とに作動的に連結され、印字時にはリボン巻取スプール12と駆動ロー ラ15とが回動され、プラテンローラ16とテープ送りローラ17との狭接によ り被印字テープ2がカセット3外へ排出されるようになっている。
【0012】 次に、被印字テープ2に印字するために、被印字テープ2をサーマルヘッド7 へ押圧する機構を説明する。
【0013】 まず、本実施例のテープ印字装置においては、図3に示すように、サーマルヘ ッド7に対向する位置にプラテンローラ16が位置し、更に駆動ローラ15の対 向する位置にテープ送りローラ17が位置するようになっている。そしてこれら 2つのローラ16,17は、ローラホルダ18に回動可能に支持され、そのロー ラホルダ18はホルダ軸19上に回転可能に取付けられている。
【0014】 テープカセット3が保持部4に装着された印字可能な状態では、リリースレバ ー22を圧着方向へ操作することにより、プラテンローラ16とテープ送りロー ラ17とがそれぞれサーマルヘッド7と駆動ローラ15に対して被印字テープ2 を押圧した図3で実践で示す印字位置に保持される。そして、テープカセット3 を装着するとき、または取外すときには、リリースレバー22をリリース方向へ 操作することにより、ローラホルダ18は図3に2点鎖線で示すリリース位置に 保持されて、プラテンローラ16とテープ送りローラ17による被印字テープ2 の押圧は解除される。
【0015】 図4にサーマルヘッド7近傍の正面図を示す。サーマルヘッド7には、複数個 の発熱素子群40が設けられている。本実施例においては発熱素子は50個設け られており、そのうち最上位、最下位の発熱素子41,42は後述する拡大分割 印字の時にのみ用いられる。従って、通常印字の場合には、最上位、最下位の発 熱素子41,41を除く48個の発熱素子群43により被印字テープ2上に48 ドット構成の文字が形成されるようになっている。
【0016】 尚、図4から明らかなように、最上位及び最下位の発熱素子41,42を除く その他の発熱素子群43の幅pは、被印字テープ2の幅mよりも小さくなってい ることから、通常印字時における48ドットの文字は、被印字テープ2の幅m内 に印字される。
【0017】 また、図4から明らかなように、最上位、最下位の発熱素子41,42を含む 全発熱素子群40の幅lは、被印字テープ2の幅mより大きく、インクリボン1 0の幅nより小さくされており、被印字テープ2の幅mに誤差がなく、該被印字 テープ2が蛇行することなくサーマルヘッド7近傍まで走行した場合、最上位、 最下位の発熱素子41,42が被印字テープ2からそれぞれ径の約半分はみ出る ようにされている。
【0018】 次に拡大分割印字を行うための回路構成及び動作について、図5のブロック図 を用いて説明する。
【0019】 選字ダイヤル30により入力される印字データは、RAM51内に逐次格納さ れる。そして、機能キー32により拡大分割印字の指令が為されると、CPU5 0は、RAM51内の印字データに基づいでキャラクタジェネレーション52内 からドットパターンを読出す。このドットパターンは48ドット構成となってい る。そして例えば48ドットの文字の3倍角の文字を作成する場合、CPU50 は得られたドットパターンを3倍し、得られた拡大パターンを縦方向に3分割し 、それぞれを分割バッファ54に格納する。そして、分割パターンに基づいてヘ ッド駆動回路により発熱素子を通電させることによりそれぞれの分割パターンを 被印字テープ2に印字し、得られた印字済粘着テープ2a,2b,2cを図6の ように整列させて対象物に貼り付ければ、拡大文字が合成できるのである。
【0020】 ここで、各分割パターンは、48ドットの3倍角の3分割なので、結局48ド ット構成となるのであるが、分割印字の際には発熱素子40は50個用いられる 。即ち、48ドット分割パターンは、発熱素子群40のうち最上位、最下位の発 熱素子41,42を除く48個の発熱素子群43にて印字される。これに対し、 発熱素子41,42はCPU50の制御により、それぞれ隣接する発熱素子が通 電された時にあわせて通電される。これにより被印字テープ2の上下端に余白を 生じさせることなく分割文字パターンを印字することができ、分割文字パターン の印字された被印字テープ2a,2b,2cを貼り合わせると図6に示すように 文字間が密着し、図7のように文字の間に抜けが生じることを防止する。
【0021】 特に本実施形態では、通常印字時には、最上位及び最下位の発熱素子41,4 2の除くその他の発熱素子群43が通電されるので、その発熱素子群43の幅p が被印字テープ2の幅mよりも小さくされていることから、文字等を被印字テー プ2の幅m内に印字することができる。
【0022】 また、最上位及び最下位の発熱素子41,42が拡大分割印字時のみ通電制御 され、且つ発熱素子41,42が被印字テープ2からハーフドットだけはみ出る ように位置づけられているので、万一、被印字テープ2の幅に誤差があったり、 蛇行が起こってしまった時にも、被印字テープ2の上下端に余白が生じることを 防ぐことが出き、美麗な拡大文字を得ることが出来るのである。
【0023】 更に本実形態においては、インクリボン10の幅nが発熱素子群40の幅lよ り更に大きくしてあるので、インクリボン10の幅nに誤差があったり、蛇行が 起こってしまった時にも、被印字テープ2の上下端に余白が生じることをさらに 防止している。しかし、インクリボン10に大きな蛇行が生じる可能性が小さい 時には、インクリボン10の幅は、少なくとも発熱素子群40の幅と同一であれ ばよい。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、請求項1記載の粘着テープ印字装置は、 通常印字時にはテープ幅内に文字等が印字され、拡大印字には、万一、テープの 幅に誤差が合ったり、蛇行が起こったとしても、テープの上下端に余白が生じる ことなく美麗な拡大文字を得ることができる。
【0025】 また、請求項2記載の粘着テープ印字装置は、テープの上下端に余白を生じさ せることなく分割印字を行うことができ、分割印字がなされたテープを貼り合わ せたときに文字間に抜けが生じるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の斜視図である。
【図2】テープ印字装置の裏面を示す斜視図である。
【図3】テープカセットの分解正面図である。
【図4】サーマルヘッド近傍の正面図である。
【図5】回路構成を示すブロック図である。
【図6】本実施形態に係る拡大分割印字パターンを示す
模式図である。
【図7】従来の拡大分割印字パターンを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 2 被印字テープ 2a 印字済粘着テープ 2b 印字済粘着テープ 2c 印字済粘着テープ 7 サーマルヘッド 10 インクリボン 13 剥離紙付両面粘着テープ 40 発熱素子群 41 最上位の発熱素子 42 最下位の発熱素子 43 最上位、最下位を除くその他の発熱素子群 50 CPU

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の発熱素子からなる発熱素子群を
    有し、インクリボンを介して所定幅のテープに対し発熱
    することにより文字等を印字する印字ヘッドと、 文字等を前記テープの幅内に印字する通常印字と、文字
    等をテープ長さ方向に沿って分割して印字する分割印字
    とを行う制御手段とを備えたテープ印字装置において、 前記発熱素子群は、上下両端の一部を含む全発熱素子群
    の幅がテープの幅よりも大きく、上下両端の一部を除く
    発熱素子群の幅がテープの幅よりも小さくなるよう構成
    され、 前記制御手段は発熱素子群の上下両端の一部を分割印字
    時にのみ通電制御することを特徴とする粘着テープ印字
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、発熱素子群の上下両端
    の一部を隣接する発熱素子と同じタイミングで通電制御
    することを特徴とする請求項1記載の粘着テープ印字装
    置。
JP1996013004U 1996-12-20 1996-12-20 粘着テープ印字装置 Expired - Lifetime JP2602004Y2 (ja)

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