JPH09322417A - 電池の放電方法 - Google Patents
電池の放電方法Info
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- JPH09322417A JPH09322417A JP8135355A JP13535596A JPH09322417A JP H09322417 A JPH09322417 A JP H09322417A JP 8135355 A JP8135355 A JP 8135355A JP 13535596 A JP13535596 A JP 13535596A JP H09322417 A JPH09322417 A JP H09322417A
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Abstract
池を適切に放電できる。 【解決手段】 電池の放電方法は、各々の電池電圧を検
出しながら複数の電池を一緒に放電させる方法であっ
て、各電池電圧を放電終止電圧に比較し、いずれかの電
池電圧が放電終止電圧よりも低くなると全ての電池の放
電を停止させる方法である。複数の電池のそれぞれの温
度、あるいは、複数の電池を複数組に分離した区画部の
温度を検出する。検出した温度であって最も低い最低温
度を優先して放電終止電圧を演算する。最低温度が低下
すると、放電終止電圧は低く補正するように演算され
る。最低温度の電池、あるいは何れかの電池の電圧が放
電終止電圧まで低下すると放電を停止して、過放電と早
切れを防止する。
Description
して、電池の過放電と早切れを防止する電池の放電方法
に関する。
となく、また、早切れさせることなく、設計された規定
の状態で放電させることが極めて大切である。電池を過
放電させると性能が著しく低下する。反対に、早切れさ
せると実質的に使用できる放電容量が少なくなってしま
う。電池の過放電を防止するために、電池が放電終止電
圧まで低下すると、放電を強制的に停止させる方法が採
用される。
めに膨大な実験と研究が行われている。電池の定格容量
が大きいことも大切であるが、電池をより理想的な状態
で使用することも極めて大切である。使用条件によっ
て、実質的に放電できる容量が大幅に変化し、あるい
は、電池性能が急激に低下するからである。たとえば、
リチウムイオン二次電池は、理想的な状態で使用される
限り、ニッケル−水素電池とは比較にならないほど大き
な容量にできるが、使用環境によっては、その差が極め
て少なくなる。このため、電池をいかにして理想的な環
境で使用できるかが極めて大切なことである。
は限らない。複数の電池が直列に接続されて、一緒に放
電されることが多い。この場合、全ての電池は全く同じ
条件で放電されず、また、個々の電池の性能も全く同じ
ではない。複数の電池を直列に接続して放電させると
き、それぞれの電池の電圧を検出し、検出電圧を放電終
止電圧に比較し、いずれかの電池の電圧が放電終止電圧
まで低下すると、放電を停止して過放電を防止してい
る。
な特性が変化するので、電池温度を検出して、放電終止
電圧を補正することもできる。電池は、温度が下がると
内部抵抗が大きくなって、見かけの容量が低下する性質
がある。
放電終止電圧を修正する方法は、電池をより理想に近付
けて放電できる。ただ、複数の電池を一緒に放電させる
とき、電池によって温度差ができる。たとえば、多数の
電池を平行に並べてケースに収納するパック電池は、内
部に配設される電池温度が両側の電池に比較して高くな
る。内部の電池は、両側の電池よりも放熱が悪くなるか
らである。
に、電池温度にばらつきがあると、規定容量が同じであ
る電池を使用しても、温度の低い電池から出力される容
量が減少して、理想的な電圧値よりも高い放電終止電圧
で放電が停止される。このため早切れとなって、実質的
に放電できる容量が減少してしまう。この弊害を防止す
るために、放電終止電圧を低く設定すると、温度が高い
ときに電池が過放電して電池性能が著しく低下する弊害
が発生する。
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池
の過放電と早切れを防止して、複数の電池をより理想に
近い状態で放電できる電池の放電方法を提供することに
ある。
される電池の放電方法は、各々の電池電圧を検出しなが
ら複数の電池を一緒に放電させる方法であって、各電池
電圧を放電終止電圧に比較し、いずれかの電池電圧が放
電終止電圧よりも低くなると全ての電池の放電を停止さ
せる放電方法を改良したものである。
れの温度、あるいは、複数の電池を複数組に分離した区
画部の温度を検出する。検出した温度であって最も低い
最低温度を優先して放電終止電圧を演算する。最低温度
が低下すると、放電終止電圧は低く補正するように演算
される。最低温度の電池、あるいは何れかの電池の電圧
が放電終止電圧まで低下すると放電を停止して、過放電
と早切れを防止する。
法は、各々の電池電圧を検出しながら複数の電池を一緒
に放電させる方法であって、各電池電圧を放電終止電圧
に比較し、いずれかの電池電圧が設定された遅延時間よ
りも長く放電終止電圧よりも低くなると全ての電池の放
電を停止させる放電方法を改良したものである。
温度、あるいは、複数の電池を複数組に分離した区画部
の温度を検出する。検出した温度であって最も低い最低
温度を優先して遅延時間を演算し、最低温度が低下する
と遅延時間を長く補正する。最低温度の電池、あるいは
何れかの電池電圧が、遅延時間よりも長く放電終止電圧
まで低下すると、放電を停止させる。
放電方法は、各々の電池の、電圧と内部抵抗を検出しな
がら複数の電池を一緒に放電させる方法であって、電池
の内部抵抗で補正される放電終止電圧を各電池電圧に比
較し、いずれかの電池電圧が放電終止電圧よりも低くな
ると全ての電池の放電を停止させる放電方法を改良した
ものである。
抵抗を検出し、検出した内部抵抗であって最も大きい最
大内部抵抗を優先して放電終止電圧を演算し、内部抵抗
が増加すると放電終止電圧を大きく補正する。最大内部
抵抗の電池、あるいは何れかの電池電圧が、演算された
放電終止電圧以下になると放電を停止させることを特徴
とする。
電池の放電方法は、各々の電池電圧と放電電流を検出し
ながら複数の電池を直列に接続して一緒に放電させる方
法であって、電池の放電電流で放電終止電圧と遅延時間
とを補正し、いずれかの電池電圧が遅延時間よりも長く
放電終止電圧よりも低くなると全ての電池の放電を停止
させる放電方法を改良したものである。
ると、放電終止電圧を低くして、遅延時間を長く補正す
る。何れかの電池電圧が演算された遅延時間よりも長い
時間連続して放電終止電圧まで低下すると、放電を停止
させることを特徴とする。
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための方法を例示す
るものであって、本発明は電池の放電方法を下記のもの
に特定しない。
回路を内蔵するパック電池の回路図を図1に示す。この
図のパック電池は、互いに直列に接続された3個の電池
1と、保護回路2を内蔵する。
る。ただ、電池1は、ニッケル−カドミウム電池、ニッ
ケル−水素電池等の全ての二次電池とすることもでき
る。図に示すパック電池は、3個の電池1を直列に接続
している。本発明の充電方法は、電池の数を3個に特定
しない。電池は、2個、あるいは4個以上として、これ
を直列に接続することもできる。さらに、複数の電池を
並列に接続したものを直列に接続することもできる。
接続されて、過充電と過放電を阻止するスイッチング素
子3と、このスイッチング素子3をオンオフに制御する
制御回路4と、放電終止電圧を演算して制御回路4に入
力する演算回路5と、各電池1の電圧をデジタル量に変
換して制御回路4に入力するA/Dコンバータ6と、各
電池1の温度を検出する温度センサー7と、電池1を一
時的に放電させる放電回路とを備えている。
続されて、電池1の過放電と過充電を防止する。スイッ
チング素子3は、電池1が放電されて放電終止電圧まで
低下するとオフになって過放電を防止するものと、電池
1が充電されて規定電圧まで上昇するときにオフになっ
て、過充電を防止するものとを直列に接続している。図
に示す保護回路2は、スイッチング素子3にFETを使
用する。FETは、逆向きに寄生ダイオードが並列接続
される。寄生ダイオードは、オフ状態のFETに逆向き
に電流を流す。したがって、過放電を阻止するFETが
オフの状態で電池1を充電でき、また、過充電を防止す
るFETがオフの状態で、電池1を放電できる。
検出し、検出した電圧値を、演算回路5から入力される
放電終止電圧に比較する。電池1の電圧が、放電終止電
圧まで低下すると、制御回路4は過放電を停止するスイ
ッチング素子3をオフに切り換える。制御回路4は、い
ずれかの電池電圧が放電終止電圧まで低下し、あるい
は、最低温度の電池電圧が放電終止電圧まで低下したと
きに、過放電を阻止するスイッチング素子3をオフに切
り換える。
ず)を内蔵している。タイマーは、電池電圧が放電終止
電圧まで低下してから、スイッチング素子3をオフに切
り換えるまでの遅延時間に設定される。タイマーでスイ
ッチング素子3の切り換えを遅らせる保護回路2は、た
とえば、電池が一時的に大電流で放電され、あるいは、
外部からの雑音や瞬間的な接触不良等で電池電圧が瞬間
的に低下したときに、スイッチング素子3が誤ってオフ
になるのを防止する。
内部抵抗、放電電流を検出して、放電終止電圧とタイマ
ーの遅延時間を演算する。放電終止電圧は、電池1のタ
イプによって最適電圧に設定される。リチウムイオン二
次電池は、放電終止電圧の基準電圧を2.60Vに設定
し、温度、内部抵抗、放電電流で基準電圧を補正する。
演算回路5が、放電終止電圧を補正する状態を図2ない
し図6に示す。
図2と図3に示すように、放電終止電圧と遅延時間を演
算する。電池温度が低下すると放電終止電圧を低くし
て、遅延時間を長くする。演算回路5には、各電池1の
温度が入力される。演算回路5は、入力される電池温度
から、最低温度を基準にして、放電終止電圧と遅延時間
とを演算する。図2と図3は、電池温度で放電終止電圧
と遅延時間を直線的に補正しているが、段階的に放電終
止電圧等を補正することもできる。
が増加すると、図4に示すように放電終止電圧を大きく
する。演算回路5は、A/Dコンバータ6から入力され
る各電池の電圧から内部抵抗を演算する。演算回路5
は、最も大きい最大内部抵抗を基準にして放電終止電圧
を演算する。演算回路5は、放電回路でそれぞれの電池
1を一時的に放電させて内部抵抗を検出する。内部抵抗
の大きい電池は、放電電流が大きくなるほど電圧が低下
する割合が大きくなるので、放電スイッチ9をオンにし
て、一定の抵抗値の抵抗で強制的に放電させたときの電
圧と、放電スイッチ9をオフにするときの電圧から、演
算回路5が各電池1の内部抵抗を演算する。図4は、電
池の内部抵抗で放電終止電圧を直線的に補正している
が、段階的に放電終止電圧を補正することもできる。
電流が大きくなると、図5と図6に示すように、放電終
止電圧を小さくして、遅延時間を長くする。図1のパッ
ク電池は、全ての電池1を直列に接続しているので、全
ての電池1の放電電流は等しくなる。放電電流は、スイ
ッチング素子3と直列に接続されている電流検出抵抗8
の両端の電圧を検出して演算する。電流検出抵抗8の両
端の電圧は、A/Dコンバータでデジタル量に変換して
演算回路5に入力される。演算回路5は、図5と図6に
示すように、放電電流で放電終止電圧と遅延時間を直線
的に補正するが、段階的に補正することもできる。
設されて、各電池1の温度を検出する。ただし、温度セ
ンサー7は必ずしも全ての電池温度を独立して検出する
必要はない。たとえば、図7のパック電池は、6本の電
池1を平行に並べて配設して、これを3組に分けてい
る。各組の電池は、谷間に温度センサー7を配設して、
電池温度を検出している。この構造のパック電池は、温
度センサー7の数を少なくできる。
ローチャートで、放電終止電圧と、遅延時間を演算して
制御回路4に出力する。
延時間を演算するフローチャートを示す。このフローチ
ャートは、下記のステップで放電終止電圧と遅延時間を
演算する。 [S1のステップ]温度センサー7が、電池温度を検出
して演算回路5に入力する。 [S2のステップ]演算回路5は、入力される電池温度
の最も低い最低温度を選択する。 [S3のステップ]最低温度を基準として、図2に示す
関数から放電終止電圧を演算する。演算回路5は、図2
に示す関数を記憶しており、パラメーターである温度が
入力されると、放電終止電圧を演算する。 [S4のステップ]最低温度を基準にして、図3に示す
関数から、遅延時間を演算する。演算回路5は、図3に
示す関数も記憶しており、この関数から、パラメーター
である温度が入力されると、遅延時間が演算される。
止電圧と遅延時間は、制御回路4に入力される。制御回
路4は、電池電圧を検出して、その電圧値を放電終止電
圧に比較し、入力される遅延時間よりも長い時間、電池
電圧が放電終止電圧まで低下すると、放電を停止させる
スイッチング素子3をオフに切り換える。このスイッチ
ング素子3は、それ以外のときには、オン状態に保持さ
れる。制御回路4は、最低温度の電池電圧を放電終止電
圧に比較して、スイッチング素子3を制御する。ただ、
全ての電池電圧を放電終止電圧に比較し、いずれかの電
池電圧が放電終止電圧まで低下すると、スイッチング素
子3をオフにすることもできる。
温度の電池電圧が最低電圧である。電池温度が低下する
と内部抵抗が大きくなって、内部抵抗に起因する電圧降
下が大きくなり、出力電圧が低くなるからである。た
だ、複数の電池を直列に接続して放電させるとき、全て
の電池が同じ特性ではないので、必ずしも最低温度の電
池の電圧が最低になるとは限らない。従って、制御回路
4は、最も電圧の低い電池電圧を放電終止電圧に比較す
るのがよい。
演算するフローチャートを示す。このフローチャート
は、下記のステップで放電終止電圧を演算する。 [S1のステップ]演算回路5が、A/Dコンバータ6
から入力される電池電圧を演算して各電池1の内部抵抗
を計算する。A/Dコンバータ6は、放電スイッチ9が
オンになる前の電圧と、放電スイッチ9をオンにしたと
きの電圧から内部抵抗を演算する。放電スイッチ9は、
一時的にオンに切り換えられるが、その後はオフに切り
換えられる。 [S2のステップ]演算回路5は、入力される内部抵抗
の最も大きい抵抗値を選択する。 [S3のステップ]最大内部抵抗を基準として、図4に
示す関数から放電終止電圧を演算する。演算回路5は、
図4に示す関数を記憶しており、パラメーターである温
度が入力されると、放電終止電圧を演算する。 [S4のステップ]最大内部抵抗を基準にして、遅延時
間を演算する。演算回路5は、内部抵抗から遅延時間を
演算する関数(図示せず)も記憶している。この関数
は、内部抵抗が大きくなると遅延時間を長くする関数で
ある。この関数から、パラメーターである内部抵抗が入
力されると、遅延時間が演算される。
御回路4に入力される。制御回路4は、図8に示すフロ
ーチャートのときと同じように、入力される放電終止電
圧を電池電圧に比較して、スイッチング素子3を制御す
る。制御回路4は、全ての電池電圧を放電終止電圧に比
較し、あるいは、最も内部抵抗の大きい電池の電圧を放
電終止電圧に比較して、スイッチング素子3を制御す
る。
を演算するフローチャートを示す。このフローチャート
は、下記のステップで放電終止電圧を演算する。 [S1のステップ]演算回路5は、スイッチング素子3
と直列に接続された電流検出抵抗8両端の電圧から、放
電電流を演算する。 [S2のステップ]放電電流を基準として、図5に示す
関数から放電終止電圧を演算する。演算回路5は、図5
に示す関数を記憶しており、パラメーターである放電電
流が入力されると、放電終止電圧を演算する。 [S3のステップ]放電電流を基準にして、遅延時間を
演算する。演算回路5は、図6に示す関数を記憶してい
る。この関数から、パラメーターである内部抵抗が入力
されると、遅延時間が演算される。
御回路4に入力される。制御回路4は、図8に示すフロ
ーチャートのときと同じように、入力される放電終止電
圧を電池電圧に比較して、スイッチング素子3を制御す
る。制御回路4は、全ての電池電圧を放電終止電圧に比
較し、いずれかの電池電圧が、遅延時間よりも長く放電
終止電圧まで低下すると、スイッチング素子3をオフに
して、放電を停止させる。
スイッチング素子3と直列に、過充電を阻止するスイッ
チング素子3も接続している。制御回路4は、充電終止
電圧を記憶しており、いずれかの電池電圧が、充電終止
電圧まで上昇すると、過充電を阻止するスイッチング素
子3をオフに切り換える。このスイッチング素子3は、
それ以外のときは、オン状態に保持される。
電を防止しながら、放電時の早切れも防止でき、複数の
電池を理想に近い状態で放電できる特長がある。それ
は、本発明の電池の放電方法が、各電池の温度、あるい
は複数の組に分離した電池温度を検出して、最低温度を
基準として放電終止電圧や遅延時間を演算し、あるい
は、電池の内部抵抗を検出して、最大内部抵抗を基準と
して放電終止電圧や遅延時間を演算し、あるいはまた、
電池の放電電流を検出して、放電終止電圧と遅延時間の
両方を演算し、これ等の演算結果から電池の放電を停止
させるからである。
基準として、放電終止電圧や遅延時間を演算する方法
は、電池温度が部分的に低くなったときに、早切れして
充分に放電できなくなる弊害を有効に防止できる。しか
も、温度の低下した電池は内部抵抗も大きくなっている
ので、放電終止電圧を低くして電池電圧が低くなるまで
放電させても過放電させることがない。
てこれを基準として、放電終止電圧を演算する方法も、
電池温度を検出する方法と同じように、電池を過放電さ
せない状態で、充分に放電させて実質的に使用できる容
量を大きくできる特長がある。
て、放電終止電圧と遅延時間の両方を補正する方法は、
たとえば、電池を大電流で放電しているときに、一時的
に電池電圧が低下しても、早切れさせることがない。電
池の放電電流が大きくなる用途にあっては、一時的な負
荷電流も大きくなることが多く、この状態で早切れして
しまうと、電池を充分に放電できなくなるが、本発明の
放電方法は、このときに、放電終止電圧を大きく補正す
ることに加えて、遅延時間も長くするので、早切れする
のを有効に防止して、実質的に使用できる容量を大きく
できる。
内蔵するパック電池を示す回路図
る関数を示すグラフ
数を示すグラフ
算する関数を示すグラフ
算する関数を示すグラフ
る関数を示すグラフ
ック線図
る過程を示すフローチャート
算する過程を示すフローチャート
演算する過程を示すフローチャート
Claims (4)
- 【請求項1】 各々の電池電圧を検出しながら複数の電
池を一緒に放電させる方法であって、各電池電圧を放電
終止電圧に比較し、いずれかの電池電圧が放電終止電圧
よりも低くなると全ての電池の放電を停止させる電池の
放電方法において、 複数の電池のそれぞれの温度、あるいは、複数の電池を
複数組に分離した区画部の温度を検出し、検出した温度
であって最も低い最低温度を優先して放電終止電圧を演
算し、最低温度が低下すると放電終止電圧を低く補正
し、最低温度の電池、あるいは何れかの電池の電圧が放
電終止電圧以下になると放電を停止させることを特徴と
する電池の放電方法。 - 【請求項2】 各々の電池電圧を検出しながら複数の電
池を一緒に放電させる方法であって、各電池電圧を放電
終止電圧に比較し、いずれかの電池電圧が設定された遅
延時間よりも長く放電終止電圧よりも低くなると全ての
電池の放電を停止させる電池の放電方法において、 複数の電池のそれぞれの温度、あるいは、複数の電池を
複数組に分離した区画部の温度を検出し、検出した温度
であって最も低い最低温度を優先して遅延時間を演算
し、最低温度が低下すると遅延時間を長く補正して、最
低温度の電池、あるいは何れかの電池電圧が遅延時間よ
りも長く放電終止電圧以下になると放電を停止させるこ
とを特徴とする電池の放電方法。 - 【請求項3】 各々の電池電圧と内部抵抗を検出しなが
ら複数の電池を一緒に放電させる方法であって、電池の
内部抵抗で補正される放電終止電圧を各電池電圧に比較
し、いずれかの電池電圧が放電終止電圧よりも低くなる
と全ての電池の放電を停止させる電池の放電方法におい
て、 複数の電池のそれぞれの内部抵抗を検出し、検出した内
部抵抗であって最も大きい最大内部抵抗を優先して放電
終止電圧を演算し、内部抵抗が増加すると放電終止電圧
を大きく補正し、最大内部抵抗の電池、あるいは何れか
の電池電圧が演算された放電終止電圧以下になると放電
を停止させることを特徴とする電池の放電方法。 - 【請求項4】 各々の電池電圧と放電電流を検出しなが
ら複数の電池を直列に接続して一緒に放電させる方法で
あって、電池の放電電流で放電終止電圧と遅延時間とを
補正し、いずれかの電池電圧が遅延時間よりも長く放電
終止電圧よりも低くなると全ての電池の放電を停止させ
る電池の放電方法であって、 検出した放電電流が大きくなると、放電終止電圧を低く
して、遅延時間を長く補正し、何れかの電池電圧が演算
された遅延時間よりも長い時間連続して放電終止電圧よ
りも低くなると放電を停止させることを特徴とする電池
の放電方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13535596A JP3416395B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 電池の放電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13535596A JP3416395B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 電池の放電方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322417A true JPH09322417A (ja) | 1997-12-12 |
JP3416395B2 JP3416395B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=15149821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13535596A Expired - Lifetime JP3416395B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 電池の放電方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3416395B2 (ja) |
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