JPH09321987A - 中間調画像処理装置 - Google Patents

中間調画像処理装置

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JPH09321987A
JPH09321987A JP8137097A JP13709796A JPH09321987A JP H09321987 A JPH09321987 A JP H09321987A JP 8137097 A JP8137097 A JP 8137097A JP 13709796 A JP13709796 A JP 13709796A JP H09321987 A JPH09321987 A JP H09321987A
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JP8137097A
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English (en)
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Hirofumi Katsuse
浩文 勝瀬
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤差拡散法を用いて疑似的に中間調を表示す
るための画像データを生成するための中間調画像処理装
置であって、低輝度レベルの領域、画面端部、或いは輝
度が単調に変化する領域の中間調を自然に再現すること
が可能な中間調画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 第1の誤差拡散係数テーブルを用いて誤
差拡散法により第1の画像データから第2の画像データ
を生成する第1のデータ生成手段と、第2の誤差拡散係
数テーブルを用いて誤差拡散法により前記第1の画像デ
ータから前記第2の画素データよりも少ない階調数の第
3の画像データを生成する第2のデータ生成手段と、前
記第3の画素データに基づいて前記第1の誤差拡散係数
テーブルを制御する係数制御手段とを備えて、画面全体
にわたって拡散される誤差量を均衡させることにより、
自然な画像の中間調表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示可能な階調数
が少ない表示デバイスに対して疑似的に多階調を表示さ
せるための画像データを誤差拡散法を用いて生成する中
間調画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア機器の急速な性能
の向上に伴い、映像情報を高品質且つ多階調の中間調表
示が可能な表示デバイスが要求されており、この要求を
満たすべく所謂多階調型液晶ディスプレイの性能も急速
な向上が図られている。この多階調液晶ディスプレイに
対して、例えば「黒」又は「白」の2階調のように表示
可能な階調数が限られた所謂低階調型液晶ディスプレイ
がある。この低階調型液晶ディスプレイは、表示可能な
階調数が少ない反面、多階調液晶ディスプレイより安価
であり、また駆動回路も安価に構成できる利点がある。
【0003】このような低階調型表示デバイスを用いて
中間調表示を可能とするための中間調画像処理装置があ
る。この中間調画像処理装置は、人間の目の積分作用を
利用するものであり、表示可能な階調数が限られたドッ
トの密度または大きさ等を調整して配列することによ
り、無段階に変化する原画像の階調を疑似的に知覚させ
ることにより中間調表示を行うものである。この装置に
より生成した画像データを用いることにより、階調数が
限られた表示デバイスに対して無段階に変化する多階調
の中間調を表示させることが可能となる。
【0004】この装置の代表的応用例として、複写機や
ファクシミリ等がある。例えば一定濃度(階調)のイン
クを用いて印刷する複写機において中間調表示を行う場
合、インクの付着により形成されるドットの密度等を変
化させる。この結果、人間の目は、ドットによりインク
が付着して「黒」の階調に表示される領域とドット以外
の「白(下地色)」の階調に表示される領域との輝度を
積分して、「黒」と「白」との面積比に応じた中間調を
疑似的に知覚する。この場合、ドット自体の階調は、イ
ンクの付着の有無により、「黒」又は「白」の2階調で
あり、中間調を表示させるための画像データは2値デー
タにより表現することができる。
【0005】このように中間調画像処理装置は、原画像
本来の階調を表す多階調データを、2値データのような
低階調データに変換することにより、低階調型の表示デ
ィスプレイを用いて疑似的な中間調の表示を可能とする
技術であり、この低階調データに基づいて低階調型の表
示ディスプレイ上に配列されるドットの集合が、人間の
目には原画の階調を表現するものとして疑似的に知覚さ
れる。また、この中間調画像処理装置は、人間の視覚特
性が高い空間周波数成分に鈍感であることを利用して、
少ない階調数でも目障りな疑似輪郭のない自然な映像の
表示を可能とする。
【0006】この中間調画像処理装置によれば、上述の
ように階調数の少ないドットの配列により疑似的に中間
調表示を行うことができるので、必ずしも表示デバイス
が多階調の表示能力を備えたものである必要はない。従
ってこの装置を用いれば、例えば表面安定型強誘電性液
晶ディスプレイ(以下、「SSFLCD」と記す)のよ
うに、他の表示デバイスにはない特質を兼ね備えている
にも拘わらず表示可能な階調が少ない表示デバイスに対
して、多階調を表示させることが可能となる。また、中
間調画像処理装置によれば、低階調データを用いて表示
デバイスを駆動することが可能となるので、表示デバイ
スを駆動する駆動回路を比較的安価な低階調用駆動回路
を用いて構成することができ、多階調の表示が可能な装
置を安価に実現することができる。
【0007】この中間調画像処理装置には、ドットの生
成方法(画像データの生成方法)の違いにより、ディザ
法、誤差拡散法、平均濃度法などの画像処理方法を用い
たものがあり、この中でも特に、1975年にFloydらによ
り発表された誤差拡散法は、高い階調表現能力を有し、
且つ解像度の低下が少ない優れた画像処理方法として一
般に知られている。
【0008】以下、誤差拡散法を用いて、例えば256
階調のような多階調の画像データを2階調の画像データ
に変換処理する装置を例として、図8〜図10を参照し
ながら従来の中間調画像処理装置について説明する。こ
こで、図8は誤差拡散法を用いて多階調の画像データを
2階調の画像データに変換する従来の画像処理装置の構
成を表すブロック図であり、図9(a)〜(d)は従来
の装置の動作を説明するための説明図であり、図10は
従来の装置の動作の流れを説明するためのフローチャト
である。
【0009】図8に示す従来の画像処理装置は、図9
(a)に示すように行及び列のマトリックス状に配列さ
れた多階調の画像データのうち、変換処理の対象として
注目する画素の画像データp(m,n)に対して後述する誤
差拡散処理部13が生成する積算誤差a(m,n)を加算し
て補正画像データq(m,n)を生成する加算器10と、該
補正画像データq(m,n)を量子化して「1」または
「0」の2値の画像データy(m,n)を生成する量子化処
理部11と、前記加算器10が生成する補正画像データ
(m,n)と前記量子化処理部11が生成する画像データ
(m,n)とを減算処理して誤差e(m,n)を生成する量子化
誤差算出部12と、該誤差e(m,n)を格納するバッファ
メモリ13Aと、注目する画素の周辺に位置する画素の
画像データの誤差e(m-k,n-l)から積算誤差a(m,n)を生
成して前記加算器10に与える積算誤差生成部13Bと
から構成されている。また、バッファメモリ13A及び
積算誤差生成部13Bは前記誤差拡散処理部13を構成
する。なお、誤差e(m,n)は、画像データq(m,n)を量子
化することにより生じる誤差であり、補正画像データq
(m,n)とこれを量子化して得られる画像データy(m,n)
の差分として求められる。この誤差e(m,n)は、画像デ
ータy(m,n)に対応づけられてバッファメモリ13Aに
格納される。
【0010】次に、図8に示す従来の装置の動作につい
て、図9を参照しながら、図10に示すフローチャトに
沿って説明する。以下、この装置の動作の説明は、変換
処理の対象として注目する画素の画像データp(m,n)
図9(a)に示す画像データp(3,2)とし、この画像デ
ータp(3,2)を2値の画像データy(3,2)に変換する場合
を例として行う。ただし、図9(a)に示す画像データ
(0,0)〜p(2,2)については既に変換処理が実行されて
いるものとし、同図(b)及び(c)にそれぞれ示すよ
うに、画像データy(0,0)〜y(2,2)及び誤差e(0,0)
(2,2)が求められているものとする。
【0011】先ず、誤差拡散処理部13は、以下に説明
する誤差拡散処理をして積算誤差をa(3,2)を生成す
る。即ち、誤差拡散処理部13は、今変換処理の対象と
して注目する画像データp(3,2)の周辺に位置する画素
の画像データの誤差を拡散させると共に、今注目する画
素の画像データp(3,2)に対して周辺の画像データから
拡散された誤差を積算して積算誤差a(3,2)を生成する
(ステップS40)。この積算誤差a(3,2)は、画像デ
ータp(0,0)〜p(2,2)に対する画像データy(0,0)〜y
(2,2)の誤差e(0,0)〜e(2,2)を、図9(d)に例示す
る誤差拡散係数テーブルの係数値で重みづけをして拡散
させたものを積算したものである。
【0012】例えば、図9(a)に示す画像データ
(0,0)を変換処理して同図(b)に示す画像データy
(0,0)を得る際に発生する同図(c)に示す誤差e(0,0)
を、同図(d)に示す誤差拡散係数テーブルを用いて拡
散させる場合、画像データp(0,0)の周辺の画素の画像
データp(1,0)、p(0,1)、p(1,1)(図9(a)斜線
部)に対して、誤差e(0,0)を同図(d)に示す誤差拡
散係数k(1,0)、k(0,1)、k(1,1)でそれぞれ重みづけ
をして拡散させる。
【0013】同様にして、画像データp(1,0)からp(2,
2)まで順次変換処理する際に、誤差e(1,0)〜e(2,2)
順次それぞれの周辺の画素の画像データに順次拡散され
る。この結果、画像データp(3,2)には、周辺の画素の
画像データy(2,1)、y(3,1)、y(2,2)の誤差e(2,1)
(3,1)、e(2,2)が図9(d)に示す誤差拡散係数
(1,1)、k(0,1)、k(1,0)でそれぞれ重みづけされて
拡散される。積算誤差生成部13Bは、これら拡散され
た誤差を積算して積算誤差a(3,2)を算出する。この例
の場合、積算誤差a(3,2)は式(1)により算出され
る。
【0014】 a(3,2) = {k(1,1) × e(2,1) + k(0,1) × e(3,1) + k(1,0) × e(2,2)} ÷(k(1,1) + k(0,1) + k(1,0)) ・・・(1)
【0015】ここで、図9(d)に示す誤差拡散係数k
(1,1)、k(0,1)、k(1,0)の値は、変換処理の対象とし
て注目する画素との距離に応じて定められる。例えば、
上述の誤差e(2,1)を拡散させる場合、右側及び下側に
接する画素の画像データp(3,1)及びp(2,2)に対する誤
差拡散係数を例えば「2」とすれば、右斜め下側に位置
する画素の画像データp(3,2)に対しては、例えばより小
さな係数「1」を定める。この結果、積算誤差a(3,2)
は、上側及び左側に接する画素の画像データの誤差
(3,1)及びe(2,2)が大きく反映され、また左上に接す
る画素の画像データp(2,1)の誤差e(2,1)が小さく反映
されたものとなる。
【0016】次に、図8に示す加算器10は、誤差拡散
処理部13から与えられる積算誤差a(3,2)を原画像の
画像データp(3,2)に加算して、補正画像データq(3,2)
を生成し(ステップS41)、量子化処理部11が、補
正画像データq(3,2)を量子化して2値データである画
像データy(3,2)を生成する(ステップS42)。この
画像データy(3,2)は、この装置の出力データとして外
部に出力される。
【0017】次に、量子化誤差算出部12は、補正画像
データq(3,2)と画像データy(3,2)とを減算処理して、
量子化処理部11による量子化において発生する誤差、
即ち画像データp(3,2)に対する画像データy(3,2)の誤
差e(3,2)を生成する(ステップS43)。バッファメ
モリ13Aは、このようにして生成された誤差e(3,2)
を画像データy(3,2)に対応づけて格納する(ステップ
S44)。以上により、原画像の多階調の画像データp
(3,2)を変換処理して、低階調の画像データy(3,2)及び
この誤差e(3,2)を得る。
【0018】次に、変換処理の対象として注目する画素
を行方向にひとつ移動させて(ステップS45)、画像
データp(3,2)の画素の右側に隣接する画像データp(4,
2)(図示せず)の画素を注目し、この画素が最終行且つ
最終列の画素の画像データ(最終画像データ)であるか
否かを判断する(ステップS46)。最終画素の画像デ
ータでなければステップS01に戻って(ステップS4
6:N)、最終画素に至るまで図10に示すステップS
40からステップS46:Nの処理を繰り返し、各画素
の多階調の画像データp(m,n)を低階調の画像データy
(m,n)に変換処理する。そして、注目する画素の画像デ
ータが最終画素の画像データと判断されると(ステップ
S46:Y)、一連の変換処理が終了する(エンド)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、誤差拡散法
を用いた従来の中間調画像処理装置によれば、以下のよ
うな問題がある。第1に、階調(輝度レベル)が低く誤
差が小さい領域や画面端部領域の画像データを変換処理
する場合、変換処理の当初においては拡散される誤差が
小さく、変換処理が進むにつれて拡散される誤差の絶対
量が徐々に増えることに起因して、前述の加算器10に
より原画像の画像データp(m,n)に加算される積算誤差
(m,n)が、変換処理の当初においてのみ小さくなり、
この領域の画像が不自然なものとなる。
【0020】第2に、広い画像領域にわたって、階調
(輝度レベル)が単調に変化する場合、積算誤差の増加
に伴って誤差が全く生じなくなる領域が発生することが
ある。このような場合、この領域と他の領域との境界に
疑似輪郭が形成され、誤差が小さい領域であるにもかか
わらず、逆にこの領域が人間の目に不自然さを与え、画
質の低下として感じられることがある。
【0021】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、人間の目に不自然さを与えることなく、
階調が低い領域、画面端部領域、或いは輝度が単調に変
化する領域の中間調を表現する画像データを生成するこ
とのできる中間調画像処理装置を提供することを課題と
する。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決達成するため、以下の構成を有する。請求項1記載の
発明にかかる中間調画像処理装置は、行及び列のマトリ
ックス状に配列された画素の階調を表す第1の画像デー
タから前記第1の画像データの階調数よりも少ない階調
数の第2の画像データを生成する中間調画像処理装置で
あって、第1の誤差拡散係数テーブルを用いて誤差拡散
法により前記第1の画像データから前記第2の画像デー
タを生成する第1のデータ生成手段と、第2の誤差拡散
係数テーブルを用いて誤差拡散法により前記第1の画像
データから前記第2の画素データの階調数よりも少ない
階調数の第3の画像データを生成する第2のデータ生成
手段と、前記第3の画像データに基づいて前記第1の誤
差拡散係数テーブルの係数値を制御する係数制御手段と
を備えて構成されている。
【0023】請求項2記の発明にかかる中間調画像処理
装置は、行及び列のマトリックス状に配列された画素の
階調を表す第1の画像データから前記第1の画像データ
の階調数よりも少ない階調数の第2の画像データを生成
する中間調画像処理装置であって、第1の誤差拡散係数
テーブルを用いて誤差拡散法により前記第1の画像デー
タから前記第2の画像データを生成する第1のデータ生
成手段と、第2の誤差拡散係数テーブルを用いて誤差拡
散法により前記第1の画像データから前記第2の画素デ
ータの階調数よりも少ない階調数の第3の画像データを
生成する第2のデータ生成手段と、前記第2の画像デー
タの誤差が小さく且つ前記第3の画像データが表す階調
が低いことを条件として、前記第2の画像データを補正
して出力する補正手段とを備えて構成されている。
【0024】請求項3記載の発明にかかる中間調画像処
理装置は、請求項1又は2に記載の中間画像処理装置
が、少なくとも2行分の第1の画像データに基づいて少
なくとも1行分の第4の画像データを生成し、該第4の
画像データを前記第1の画像データに付加して補間する
補間手段を前段側に備えて構成されている。
【0025】請求項1に記載の発明にかかる中間調画像
処理装置によれば、係数制御手段は、第2のデータ生成
手段が生成する第3の画像データに基づいて第1の誤差
拡散係数テーブルの係数値を制御する。これにより、第
1のデータ生成手段は、誤差の拡散量が少ない領域にお
いて、意図的に誤差を増やして拡散させることができ、
画面全体として均衡した誤差の拡散が行われる。
【0026】請求項2に記載の発明にかかる中間調画像
処理装置によれば、補正手段は、第2の画像データの誤
差が小さく、且つ第3の画像データが表す階調が低いこ
とを条件として、前記第2の画像データを補正する。こ
れにより、疑似輪郭を表示する画像データを推定して、
この疑似輪郭の発生を抑えた画像データを生成すること
ができる。
【0027】請求項3に記載の発明にかかる中間調画像
処理装置によれば、補間手段は、少なくとも2行分の第
1の画像データに基づいて少なくとも1行分の第4の画
像データを生成し、該第4の画像データを前記第1の画
像データに付加して補間する。従って、画面端部領域に
位置する画像データに基づいて第4の画像データを生成
し、該画面端部領域に隣接するようにして配列すれば、
第2のデータ生成手段は、第1の画像データを補間する
第4の画像データを処理して前記画面端部領域に位置す
る画素の第1の画像データに対して誤差を拡散させるこ
とができる。この結果、画面全体にわたって誤差の拡散
を均衡させることができ、自然な画像の画像データを生
成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照しながら
本実施形態にかかる中間調画像処理装置について説明す
る。ここで、図1は本発明の第1の実施形態の中間調画
像処理装置の構成を表すブロック図であり、図2(a)
〜(c)は、本実施形態の装置が誤差拡散処理において
用いる各種の誤差拡散係数テーブルであり、図3(a)
〜(c)は第1の実施形態の装置の動作を説明するため
の説明図であり、図4は第1の実施形態の装置の動作の
流れを説明するためのフローチャートであり、図5は第
1の実施形態の装置を適用した液晶ディスプレイ制御回
路の動作の流れを説明するためのフローチャートであ
り、図6は本発明の第2の実施形態の装置の構成を表す
ブロック図であり、図7は第2の実施形態の装置を構成
する階調補正部の動作の流れを説明するためのフローチ
ャートである。
【0029】(第1の実施の形態)以下に説明する第1
の実施の形態にかかる中間調画像処理装置は、原画像の
画像データをに対して後述する2値化誤差拡散処理及び
16値化誤差拡散処理を実行するものであって、2値化
誤差拡散処理での処理結果に基づいて16値化誤差拡散
処理で用いる誤差拡散係数テーブルを制御する処理(以
下、「多重誤差拡散処理」と記す)を行うものである。
【0030】図1に示す本実施形態の装置は、原画像に
おける各画素の256通りの階調を定める8ビットデー
タであるところの画像データP256(m,n)を、16通りの
階調を定める4ビットデータであるところの画像データ
16(m,n)に変換するものであって、画像データP
256(m,n)を入力して格納する画像データバッファ部1
と、該画像データバッファ部1に格納された画像データ
256(m,n)に対して後述する周辺処理を施す周辺処理部
2と、該周辺処理部2の処理結果に対して2値量子化及
び誤差拡散処理(以下、「2値化誤差拡散処理」と記
す)を行う2値化誤差拡散処理部3と、該2値化誤差拡
散処理部3の処理結果に基づいて前記周辺処理部2の処
理結果に対して16値量子化及び誤差拡散処理(以下、
「16値化誤差拡散処理」と記す)を行う16値化誤差
拡散処理部4と、前記2値化誤差拡散処理部3の処理結
果に基づいて前記16値化誤差拡散処理部4が誤差拡散
係数テーブルの係数値を制御する係数制御部5とから構
成されている。
【0031】ここで、16値化誤差拡散処理部4は、加
算器4Aと、16値量子化処理部4Bと、量子化誤差算
出部4Cと、誤差拡散処理部4Dとから構成され、前述
の図1に示す従来の装置の構成と同様に構成されるが、
図8に示す従来の装置を構成する量子化処理部11が多
値データを2値データに量子化するものであるのに対し
て、図1に示す16値量子化処理部4Bは16値データ
に量子化するものであり、図8に示す誤差拡散処理部1
3が図9(d)に示す誤差拡散係数テーブルを用いて誤
差を拡散させるものであるのに対して、図1に示す誤差
拡散処理部4Dは、図2(a)又は(b)に示す誤差拡
散係数テーブルを用いるものである点で異なる。また、
2値化誤差拡散処理部3は、図8に示す従来の装置と同
一に構成され、多値データとしての画像データP256(m,
n)を2値データに量子化するものであり、図3(c)に
例示する誤差拡散係数テーブルを用いて誤差の拡散処理
を行う。
【0032】このように構成された本実施形態の装置の
動作について、図3(a)に示す256階調を表現する
画像データP256(0,0)〜P256(639,399)を、同図(b)
に示す16階調を表現する画像データP16(0,0)〜P
16(639,399)に変換する場合を例とし、図4に示すフロ
ーチャートに沿って説明する。なお、画像データP
256(m,n)は、第m行n列に位置する画素の256階調の
画像データを表す。
【0033】先ず、図1に示す画像データバッファ部1
は、原画像の画素の階調を定める画像データP256(0,0)
〜P256(639,399)を読み込み、各画素に対応づけて格納
する(ステップS01)。次に、周辺処理部2は、画像
データバッファ部1に格納された画像データP256(m,n)
を読み出し、これに対して以下に詳細に説明する周辺処
理を施す。
【0034】即ち、周辺処理部2は、先ず、図3(a)
に示す第0行目の画像データP256(m,0)(m=0〜63
9)と第1行目の画像データP256(m,1)(m=0〜63
9)との平均値を各列(m)毎に演算して、同図に示す
第−1行目の仮想データV256(m)(m=0〜639)を
生成する(ステップS02)。この仮想データV256(m)
は、画像データP256(0,0)〜P256(639,399)の実画面部
の画像データに対して、実際には表示されることのない
仮想的な画面(仮想画面部)の画像データの一行分を構
成する。
【0035】次に、2値化誤差拡散処理部3は、図3
(a)に示す第−1行目の仮想データV256(m)(m=0
〜639)のそれぞれに対して2値化誤差拡散処理を順
次実行し、図3(c)に示す第−1行目の仮想データV
2(m)(m=0〜639)を生成する(ステップS0
3)。この処理において、或る仮想データV2(m)の誤差
は、図2(c)に示す誤差拡散係数テーブルの各係数で
重みづけされて、周辺の画像データに拡散される。
【0036】例えば、図3(c)に示す仮想データV
2(0)の誤差は、図3(a)に示す第0行目の画像データ
256(0,0)及びP256(1,0)並びに第−1行目の仮想デー
タV256(1)(図3(a)斜線部)に対して、それぞれ
5:1:7の比率で重みづけされて拡散される。このよ
うにして、仮想データV2(m)(m=0〜639)の全て
について2値化誤差拡散処理が順次実行されると、第−
1行目から第0行目に誤差が拡散される。
【0037】次に、16値化誤差拡散処理部4は、第0
行目の画像データP256(m,0)(m=0〜639)に対し
て16値化誤差拡散処理を実行する(ステップS04〜
ステップS05A/05B)。即ち、16値化誤差拡散
処理部4を構成する加算器4Aは周辺処理部2から入力
する画像データP256(m,0)に対して誤差拡散処理部4D
から入力する積算誤差A(m,0)を加算して補正画像デー
タQ256(m,0)を生成する。16値量子化処理部4Bは、
この補正画素データQ256(m,0)を量子化して16階調を
表現する4ビットデータの画像データP16(m,0)を生成
し、これを出力する。
【0038】次に、量子化誤差算出部4Cは、画像デー
タP16(m,0)と補正画素データQ256(m,0)との差分か
ら、16値量子化処理部4Bにおける16値量子化に伴
って生じる誤差E(m,0)を生成して誤差拡散処理部4D
に与える。誤差拡散処理部4Dは、画像データP16(m+
1,n)の積算誤差E(m+1,n)を求め、次ぎの画素データP
256(m+1,n)の入力に備える。このようにして順次第0
行の最終画像データまで繰り返して実行し、第0行目の
画像データに対する16値化誤差拡散処理が行われる。
【0039】ここで、係数制御部5は、上述の第0行目
の画像データに対する16値化誤差拡散処理において用
いる誤差拡散係数テーブルを、第−1行目の2値化誤差
拡散処理の結果に基づいて選択して誤差拡散係数値を制
御する。例えば図3(a)に示す画像データP256(0,0)
に対して16値化誤差拡散処理を行う場合、誤差拡散係
数テーブルは、仮想データV256(0)に対する2値化誤差
拡散処理の結果である仮想データV2(0)の値に基づいて
定められ、この仮想データV2(0)が「0」であれば(ス
テップS04:<0>)、図2(a)に示す誤差拡散係
数テーブルAを用い(ステップS05A)、仮想データ
2(0)が「1」であれば(ステップS04:<1>)、
図2(c)に示す誤差拡散係数テーブルBを用いて16
値化誤差拡散処理を実行する(ステップS05B)。
【0040】ここで、このように誤差拡散係数テーブル
を選択する理由について付言する。図2(a)に示す誤
差拡散係数テーブルは、同図(b)に示す誤差拡散係数
テーブルより大きな値となっている。即ち、図3(c)
に示す仮想データV2(0)が「0」である場合(即ち、階
調が低い場合)、図2(a)に示す大きな係数のテーブ
ルを用いることにより誤差の拡散量は意図的に増やされ
る。
【0041】多くの場合、最初に処理の対象となる画像
データには誤差が予め拡散されていないので、第−1行
目の仮想データV256(m)を順次2値化誤差拡散処理する
と、この処理により得られる仮想データV2(m)の階調
(輝度レベル)は処理の当初は小さくなる傾向がある。
この階調が小さい領域の画像データは、量子化しても画
像データの値自体はほとんど変わらないので誤差は小さ
く、この結果、周辺に拡散される誤差の絶対量も小さく
なる。
【0042】従って、第−1行目から第0行目に拡散さ
れる誤差は、行の前半部の処理では少なく、また後半部
では増えることとなり、誤差の拡散量にアンバランスが
生じる。このような誤差の拡散量のアンバランスに対処
するために誤差拡散係数テーブルを制御し、誤差拡散係
数値を調整する。例えば図3(a)に示す第0行目の画
像データP256(0,0)を16値化誤差拡散処理するにあた
って、この画像データP256(0,0)に対する誤差の拡散量
が多い第−1行目の仮想データV2(0)に着目し、この仮
想データV2(0)が「0」の場合(階調が低い場合)、第
−1行目から画像データP256(0,0)への誤差の拡散量が
少ないと推定することができる。
【0043】従ってこの場合、第0行目の画像データP
256(0,0)を16値化誤差拡散処理するにあたって、仮想
データV2(0)に基づいて誤差拡散係数テーブルを係数値
の大きなものに入れ替えることにより、第0行目の画像
データP256(0,0)を16値化誤差拡散処理して発生する
誤差の拡散量を意図的に増やす。このように、誤差拡散
係数テーブルを制御して誤差の拡散量を調節することに
より、16値化誤差拡散処理して得られる画像データの
階調を速やかに立ち上げることができ、画面全体にわた
って調和のとれた輝度レベルを配分することができる。
【0044】また、上述した第0行目の画像データP
256(m,0)に対する16値化誤差拡散処理と平行して、同
じく第0行目の画像データP256(m,0)に対して2値化誤
差拡散処理が実行される(ステップS06)。この第0
行目に対する2値化誤差拡散処理の結果は、第1行目に
対する16値化誤差拡散処理における拡散誤差係数テー
ブルの制御に用いられる。
【0045】次に、第0行目の画像データについて、上
述の2値及び16値化誤差拡散処理が終了すると、今処
理の対象とした行(第0行)が最終行か否かを判断する
(ステップS07)。最終行ではないと判断すると(ス
テップS07:N)、処理の対象を次の行に移動し(ス
テップS08)、上述の一連の2値化及び16値化誤差
拡散処理を同様に実行する(ステップS06、ステップ
S04〜ステップS05A/05B)。やがて、最終行
の処理が終了し、今処理の対象とした行が最終行である
と判断すると(ステップS07:Y)、一連の全ての処
理が終了する(エンド)。
【0046】以上説明したように、本実施形態の装置に
よれば、図3(a)に示す仮想画面部の仮想データV
256(m)の処理で発生する誤差を実画面部の端部(第0
行)の画像データに拡散させるので、実画面部の端部で
の拡散誤差が極端に少なくなることがない。また、処理
の対象となっている行の画像データと次の行の画像デー
タとを平均して得られる仮想データを2値化誤差拡散処
理し、この結果に基づいて16値化誤差拡散処理におけ
る誤差拡散係数の選択を行って、低輝度領域での誤差の
拡散を意図的に増やすことにより、画像全体にわたって
誤差の拡散の均衡を図ることができる。
【0047】次に、本実施形態の装置の適用例につい
て、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態の装
置が適用された8階調強誘電性液晶ディスプレイ(以
下、「FLCD」と記す)の制御回路の動作の流れを説
明するためのフローチャートである。この制御回路は、
FLCDに対して、ビデオレートの1フレームを時間軸
に沿って1:2:4の比率で3分割する時分割ディザ法
を用いて、各画素毎に8階調の静止画像の画像データを
生成するものである。
【0048】先ず、原画像の画像データを画像バッファ
に取り込み(ステップS20)、輪郭の抽出を行う(ス
テップS21)。抽出された個々の輪郭により形成され
る閉領域を単位とした領域に画像を分割し(領域分
割)、各領域毎に階調レベルの変化量を求める(ステッ
プS22)。次に、例えば予め階調レベルの変化量が2
レベル以下の領域を階調の変化がない領域と定めてお
き、各領域について階調レベルの変化量が2レベル以下
か否かを判断する(ステップS23)。
【0049】この階調レベルの変化量が2レベル以下で
あれば、原画像の画像データを8値データに量子化して
誤差を拡散させる8値量子化誤差拡散処理を行い(ステ
ップS24A)、2レベルより大きければ上述の多重誤
差拡散処理を実行する(ステップS24B)。そして、
これらの処理により得られる画像データをFLCD駆動
回路に出力し(ステップS25)、図示しないFLCD
に画像を表示させる。本適用例によれば、つや感の増し
た画像を得ることができる。
【0050】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施形態の装置について、図6及び図7を参照して説
明する。図6に示す本実施形態の装置と図1に示す装置
との相違点は、図1に示す装置が、図1に示す係数制御
部5に代えて16値化誤差拡散処理部4の後段に階調補
正部6を備えると共に、16値化誤差拡散処理部4を構
成する量子化誤差拡散処理部4Dの誤差拡散処理で用い
る誤差拡散係数テーブルが固定されている点にある。
【0051】このように構成された本実施形態の装置
は、16値化誤差拡散処理部4が出力する低階調の画像
データを、2値化誤差拡散処理部3の処理結果と、16
値化誤差拡散処理部4が出力する画像データの誤差とに
基づいて補正処理して出力する。この補正処理は階調補
正部6が行う。以下、図6に示すフローチャートに沿っ
て、階調補正部6の動作を中心として説明する。階調補
正部6は、16値化誤差拡散処理部4が出力する低階調
の画像データが「0」か否かを判断し(ステップS3
0)、この判断の結果、この画像データが「1」であれ
ば(ステップS30:N)、16値化誤差拡散処理部4
が出力する低階調の画像データをそのまま出力する(ス
テップS32A)。
【0052】また、16値化誤差拡散処理部4が出力す
る画像データが「0」であれば(ステップS30:
Y)、2値化誤差拡散処理部3が出力する画像データが
「0」か否かを判断する(ステップS31)。ここで、
2値化誤差拡散処理部3が出力する画像データが「0」
であれば(ステップS31:Y)、16値化誤差拡散処
理部4が出力する低階調の画像データをそのまま出力し
(ステップS32A)、「1」であれば、1つ上の階調
に階調レベル(輝度レベル)を上げて出力する(ステッ
プS32B)。
【0053】即ち、階調補正部6は、16値化誤差拡散
処理での誤差がなく、しかも2値化誤差拡散処理の結果
が「1」である場合(ステップS30:Y〜ステップS
31:N)に補正処理を実行する。この場合、16値化
誤差拡散処理部4が出力する画像データは、中間調以外
の低階調(低輝度レベル)を表示するものであり、疑似
輪郭を表示するものである可能性が高い。従って、階調
補正部6は、このような場合に限って16値化誤差拡散
処理で得られた画像データの階調(輝度レベル)を上げ
るように補正し、これにより、疑似輪郭の発生が抑えら
れ、自然な表示画像を得ることができる。
【0054】なお、上述の第1及び第2の実施の形態に
かかる装置は、仮想データを生成するための周辺処理部
2を備えて構成したが、これを省いて構成してもよい。
この場合、画面端部領域で多少の不自然さは残るもの
の、画面全体としてみれば違和感のない自然な中間調を
再現した画像データを得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下のような効果を得ることができる。即
ち、請求項1に記載の発明によれば、誤差拡散係数テー
ブルの係数値を制御するように構成したので、誤差の発
生が小さい領域から拡散される誤差を、画面全体にわた
って均衡させることができ、誤差拡散法を用いて自然な
画像の画像データを得ることができる。
【0056】また、請求項2に記載の発明によれば、変
換処理して得られた画像データを補正する手段を設けた
ので、疑似輪郭の発生が有効に抑えられた画像データを
得ることができる。
【0057】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
処理の対象とする画像データを補間する画像データを生
成するように構成して、画面端部に誤差を拡散させるこ
とを可能としたので、画面端部においても自然な表示を
行う画像データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の中間調画像処理装置
の構成を表すブロック図である。
【図2】(a)〜(c)は、第1の実施形態の装置が誤
差拡散処理において用いる誤差拡散係数テーブルを表す
図である。
【図3】(a)〜(c)は、第1の実施形態の装置の動
作を説明するための説明図である。
【図4】第1の実施形態の装置の動作の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図5】第1の実施形態の装置を適用した液晶ディスプ
レイ制御回路の動作の流れを説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2の実施形態の装置の構成を表すブ
ロック図である。
【図7】第2の実施形態の装置を構成する階調補正部の
動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図8】誤差拡散法を用いて多階調の画像データを2階
調の画像データに変換する従来の画像処理装置の構成を
表すブロック図である。
【図9】(a)〜(d)は、従来の装置の動作を説明す
るための説明図である。
【図10】従来の装置の動作の流れを説明するためのフ
ローチャトである。
【符号の説明】
1 画像データバッファ部 2 周辺処理部 3 2値化誤差拡散処理部 4 16値化誤差拡散処理部 4A 加算器 4B 16値量子化処理部 4C 量子化誤差算出部 4D 誤差拡散処理部 5 係数制御部 6 階調補正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 4237−5H G09G 3/20 K // G09G 3/20 G06F 15/68 320A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行及び列のマトリックス状に配列された
    画素の階調を表す第1の画像データから前記第1の画像
    データの階調数よりも少ない階調数の第2の画像データ
    を生成する中間調画像処理装置であって、 第1の誤差拡散係数テーブルを用いて誤差拡散法により
    前記第1の画像データから前記第2の画像データを生成
    する第1のデータ生成手段と、 第2の誤差拡散係数テーブルを用いて誤差拡散法により
    前記第1の画像データから前記第2の画素データの階調
    数よりも少ない階調数の第3の画像データを生成する第
    2のデータ生成手段と、 前記第3の画像データに基づいて前記第1の誤差拡散係
    数テーブルの係数値を制御する係数制御手段とを備えた
    ことを特徴とする中間調画像処理装置。
  2. 【請求項2】 行及び列のマトリックス状に配列された
    画素の階調を表す第1の画像データから前記第1の画像
    データの階調数よりも少ない階調数の第2の画像データ
    を生成する中間調画像処理装置であって、 第1の誤差拡散係数テーブルを用いて誤差拡散法により
    前記第1の画像データから前記第2の画像データを生成
    する第1のデータ生成手段と、 第2の誤差拡散係数テーブルを用いて誤差拡散法により
    前記第1の画像データから前記第2の画素データの階調
    数よりも少ない階調数の第3の画像データを生成する第
    2のデータ生成手段と、 前記第2の画像データの誤差が小さく且つ前記第3の画
    像データが表す階調が低いことを条件として、前記第2
    の画像データを補正して出力する補正手段とを備えたこ
    とを特徴とする中間調画像処理装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2行分の第1の画像データに
    基づいて少なくとも1行分の第4の画像データを生成
    し、該第4の画像データを前記第1の画像データに付加
    して補間する補間手段を前段側に備えたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の中間調画像処理装置。
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