JP3082491B2 - 文字フォントデータ出力装置 - Google Patents

文字フォントデータ出力装置

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JP3082491B2
JP3082491B2 JP05009724A JP972493A JP3082491B2 JP 3082491 B2 JP3082491 B2 JP 3082491B2 JP 05009724 A JP05009724 A JP 05009724A JP 972493 A JP972493 A JP 972493A JP 3082491 B2 JP3082491 B2 JP 3082491B2
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孝彦 南光
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Panasonic Holdings Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字フォントを、視認
性の高い状態で低解像度のコンピュータディスプレイや
ビデオプリンタ等に出力するものであり、パソコン、ワ
ークステーション等における文字の表示や、階調出力が
可能なビデオプリンタなどへの文字出力等幅広い応用が
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタやディスプレイなど、デ
ジタル信号を入力として階調出力が可能なものが多くみ
られるようになっている。しかしながら、これらの装置
に対して文字や記号などを出力する装置としては、依然
として2値表現の文字フォントを用いているものがほと
んどである。これらの2値表現の文字フォントを用いる
装置では、文字の斜め線の部分などにぎざぎざが生じ、
良質な文字出力とは言えないものである。
【0003】これに対して、2値文字フォントに2次元
のローパスフィルタを通したのち、この結果を間引くこ
とにより縮小することで階調付きのフォントとして出力
する方法が特開平1−270094号公報などに開示さ
れている。
【0004】しかしながら上記のような構成では、より
小さい文字を出力するために、文字フォントの縮小率を
あげて行くと、文字の濃度が薄くコントラストが低くな
り、結果的に視認性が向上しないという課題を有してい
る。
【0005】例えば、ドット数が24×24ドットであ
る2値文字フォントから縦横それぞれ1/2に縮小した
12×12ドットの階調付きのフォントを発生する場合
と縦横それぞれ1/3に縮小し8×8ドットの階調付き
のフォントを発生する場合とを例に取って説明する。
【0006】図5に元データである24×24ドットの
2値フォントを示す。まず、縮小率が1/2の場合につ
いて説明する。このとき用いるローパスフィルタとし
て、表1に示すような2×2のマトリックスで表現され
るものを用いる。
【0007】
【表1】
【0008】表1に示した2次元ローパスフィルタを通
した後、この結果を縦横それぞれ1/2に間引くこと
で、12×12ドットの階調付きフォントを生成する。
この、縮小率が1/2の時の従来の多値フォントの出力
結果を13図に示す。
【0009】なお、図13において、枠内の数字がその
画素の濃度を表しており、数字の無い枠は濃度が0であ
ることを表わす。ここでは、1が最高濃度を表わしてい
る。
【0010】次に、縮小率が1/3の場合について説明
する。このとき用いるローパスフィルタとして表2に示
すような3×3のマトリックスで表現されるものを用い
る。
【0011】
【表2】
【0012】前記表2に示した2次元ローパスフィルタ
を通した後、この結果を縦横それぞれ1/3に間引くこ
とで、8×8ドットの階調付きフォントを生成する。こ
の、縮小率が1/3の時の従来の多値フォントの出力結
果を図14に示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図14のデー
タと、1/2の縮小率の場合の出力結果である図13の
データとを比較すると、図14のデータでは、ほとんど
の画素が最高濃度の半分にも満たない値になっているこ
とがわかる。すなわち、このようにして生成した階調付
きのフォントをディスプレイ、プリンタなどに出力する
と、非常に濃度の低い文字が出力されることになる。
【0014】たとえば、12×12ドットの階調付きの
フォントと8×8の階調付きのフォントとをディスプレ
イ上に混在した状態で出力したとすると、後者の文字出
力が極端に濃度の低いものとなり、視認性が上がらない
という課題が生じる。
【0015】また、上記のような構成では、CRT等の
出力装置が有する種々の光量変化の非線形要因の補正を
行なっていないため、多値データによる階調情報が人間
の目にとって最も視認性の高い状態で出力されていない
という課題をも有していた。
【0016】本発明は上記問題点に鑑み、文字フォント
の縮小率などに関わらず濃度低下の無い、視認性の高い
文字フォントを出力する装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明のフォント出力装置は、2値の画素値を持
つフォントを前記第1のフォントより小さい画素数から
なる多値の画素値を持つフォントに変換するフォント出
力装置において、所定の領域の所定の画素数の2値フォ
ントデータを生成する2値フォントデータ生成手段と、
前記2値フォントデータの特定の領域の2値データの値を
加重平均して中央の画素の値とし、多値の画素値を持つ
1個の画素を生成することで、前記2値フォントデータよ
り縮小された多値フォントデータを生成する空間演算手
段と、前記多値データ群に1以上のゲインを掛けること
で多値フォントデータを出力する階調補正手段と、前記
階調補正手段の入出力特性を設定する階調特性設定手段
と、を備えることを特徴とする。
【0018】
【0019】
【作用】本発明は上記第1の特徴により、文字フォント
の縮小率が大きくなったときなどに生じる文字フォント
の濃度低下を補正する変換を行うことにより、濃度低下
の無い状態の文字フォントを出力可能とする。
【0020】
【0021】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0022】なお、本実施例を説明するに当って、24
×24ドットの2値のフォントを元データとして用い、
これらを1/2、1/3、1/4に縮小して出力するこ
とが可能なフォント出力装置において、1/3の縮小を
行って8×8ドットの階調付きフォントを発生する場合
を例にとって説明する。
【0023】図1は本発明の実施例である文字フォント
出力装置の構成を示すブロック図である。1は複数の2
4×24ドットの2値文字フォントデータを格納するフ
ォントROMである第1のデータメモリ、2は縮小した
多値文字フォントデータを格納するコンピュータのビデ
オラムである第2の画像メモリであり、1画素当りのビ
ット数が8ビットであり、256階調の階調出力が可能
なものである。また、3は2次元ローパスフィルタの演
算を行なう空間演算手段、4は空間演算手段3の出力す
る多値データ群にゲインを掛ける階調補正手段、5はγ
補正手段、6は第1のデータメモリの読み出しアドレス
を与える第1のアドレス手段、7は第2のデータメモリ
の書き込みアドレスを与える第2のアドレス手段、8は
階調特性の調査結果を格納するRAMテーブルであり、
16ビット長のテーブル16個で構成される。また、1
0は階調補正手段4に設定すべき階調特性を調査し、こ
れを階調補正手段4に設定する動作や、装置全体の動作
を制御するマイクロコンピュータである。
【0024】図2は、24×24ドットのフォントを縮
小し、8×8画素の多値のフォントを生成する処理の概
念を示す説明図である。1つのキャラクタに対応するフ
ォントデータは、第1のデータメモリ1上の24×24
ビットの領域で表され、1つのビットが1つの画素を表
現する。この24×24ドットで表される文字フォント
領域内の座標(Xn,Ym)から始まる3×3の大きさ
の領域で表される9ビットのデータに対して空間演算手
段3による演算を行い1個の多値データを得た後、階調
補正手段4およびγ補正手段5の処理を施した結果を第
2の画像メモリ2の座標(n,m)に格納する処理をn
=0〜7、m=0〜7の64個の領域について繰り返し
て行うことで、8×8画素の文字フォントの出力を行う
ものである。ここで縮小率を1/3としているので、X
n=3×n、Ym=3×mとなる。
【0025】次に、本発明の実施例についてその動作を
図を用いて説明する。ここで、本実施例は(1)出力す
べき文字情報から、最適な階調特性の補正を行うための
階調特性を決定するステップ(以下、階調特性調査決定
ステップと言う)、(2)前記ステップで決定した階調
特性に基づいた補正を行うことで多値フォントデータを
第2のデータメモリに出力するステップ(以下、フォン
ト出力ステップと言う)の2つの動作を行う。
【0026】以下、各ステップに分けて本実施例の動作
を説明する。 (ステップ1)階調特性調査決定ステップ まず、第2のデータメモリに最終的に出力する全ての文
字に対して、これらの文字を1/3に縮小して出力した
場合を仮定して得られる多値データの階調特性について
調査を行う。
【0027】以下、図5に示す文字に対して調査を行う
場合を例にとってステップ1の動作を説明する。
【0028】まず、動作開始するとマイクロコンピュー
タ10は、係数設定手段31に縮小率に応じた空間演算
係数を設定する。ここで空間演算手段3の詳細について
説明する。図3は空間演算手段3の詳細図である。図3
において、第1の画像メモリから3×3画素の情報に相
当する9ビットの画像情報a0〜a8がビット判定手段
30に送られる。
【0029】ここで、a9〜a15は0が送られるが、
これらの信号線は縮小率が1/4の場合に用いられるも
のであり、縮小率が1/4の時はa0〜a15の16ビ
ットの画像データが送られる。なお、縮小率が1/2の
場合はa0〜a3の4ビットのみが用いられ、ほかのビ
ットには0が送られる。
【0030】ビット判定手段30は、16個のANDゲ
ート300〜315で構成されており、係数設定手段3
1は16ビットのラッチで構成されている。ANDゲー
ト300〜315は係数設定手段31が出力する1ビッ
トの係数情報であるb0〜b15の16個に対する画素
情報aの各ビットに対してビット判定を行い、その結果
の出力であるc0〜c15の15個のビットに対して係
数加算手段32により加算を行う。例えば、画像情報a
0が1の時は対応する係数情報b0がそのままc0とし
て係数加算手段32に送られ、a0が0の時はc0とし
て0が係数加算手段32に送られる動作をする。
【0031】なお、ここでマイクロコンピュータ10が
係数設定手段31に設定する空間演算係数としては表2
に示すローパスフィルタの係数を用いる。ここでは、b
0〜b8のビットを1として、b9〜b15のビットを
0とする。ここで、多値データdの値が最低濃度を0、
最高濃度を9として取り扱うことで各画素の係数を1ビ
ットで表現できる。
【0032】なお、表2にしめすような係数は、画像デ
ータを1/3に縮小する際に一般的に用いられる、平均
値による2次元のローパスフィルタであり、9個の係数
で表されるものである。
【0033】一般的に、縮小率が1/Nの場合、平均値
による2次元のローパスフィルタは、N×N個の係数で
表され、これらの係数のそれぞれが1/Nの値を持つも
のであり、簡単に算出できるため広く用いられているも
のである。
【0034】ここで、a0〜a8、b0〜b8のそれぞ
れをビット判定してその結果c0〜c8が出力され、c
9〜c15は0が常に出力されるので、以上のことから
明らかなように係数加算手段32の出力する多値データ
は0〜9の10個の整数値のどれかに含まれることがわ
かる。
【0035】次にマイクロコンピュータ10は第1のア
ドレス手段6に対して、これから調査を行うキャラクタ
コードのフォントデータの処理領域を指定する座標デー
タ(n、m)を出力する。ここで、第1のアドレス手段
5が出力する第1の画像メモリ1上のアドレス(Xn、
Ym)はXn=3×n、Ym=3×mである。このと
き、第1の画像メモリ1からは(Xn、Ym)から(X
n+2、Ym+2)の範囲の9ビットの画像情報aが読
み出され、a0〜a8に出力されることで空間演算手段
3に送られ、空間演算手段3が先に説明した動作を行う
ことで1個の多値データdを出力する。ここで得られた
多値データdをマイクロコンピュータ10は信号線D0
から読み取り、RAMテーブル8のdでインデックスさ
れるテーブルの値に1を加算する。
【0036】なお、RAMテーブル8は16個のエント
リを持つものであり、使用するテーブルのエントリ数
は、縮小率を1/Nとすると、(N×N)+1で表さ
れ、本実施例では9ビットデータaを処理した結果得ら
れるdの取り得る値の個数に相当する。この場合縮小率
が1/3であり、多値データdの取り得る値は{0,
1,2,3,4,5,6,7,8,9}の10個とな
り、それぞれのテーブルは多値データdの値によりイン
デックスされ、多値データdの出現度数を表すものであ
る。
【0037】この動作を(n、m)=(0、0)、
(1、0)とnを1づつ増加させて順に行い、nの値が
8になったときに1ライン分の処理が終了するので、n
の値を0に再設定し、mの値に1を加え、次のラインの
処理を行う。この処理を8ライン分繰り返すことで64
個の多値データdを順に得て、RAMテーブルには多値
データdのそれぞれの値に関する出現度数が格納され
る。図5に示した文字を処理して得られた度数の結果を
表3に示す。
【0038】以上説明した動作を、第2のデータメモリ
に最終的に出力する全ての文字に対して繰り返して行う
ことで、出力すべき文字情報の階調特性が得られる。
【0039】出力する予定の全ての文字に対する調査が
終了した後、次にマイクロコンピュータ10によりRA
Mテーブル8に格納された度数情報から、階調補正手段
4に設定する階調補正特性を決定する動作を行う。
【0040】ここで、図5に示す文字を1/3に縮小し
て得られる多値データを用いて階調補正特性を決定する
方法を説明する。
【0041】図5に示す文字を1/3に縮小して得られ
る多値データは図14に示したものと同様のデータとな
り、ほとんどの画素が最高濃度の半分にも満たない値に
なる。図14のデータの内で、濃度が0でない画素の度
数分布を図6に示す。図6において、横軸は各画素の濃
度、縦軸は各濃度の画素の数を表わしており、濃度の値
は最高濃度が1.0となるように正規化して表現してい
る。
【0042】図6において、最も濃度の低いデータdm
in=0.11、最も濃度の高いデータdmax=0.
88である。階調補正手段4はこれらのデータの分布か
らゲインを決定する。図7は、図6のデータの累積度数
分布を表わす図である。ここで、dminからの累積度
数N2を数え、白画素でない画素の数をN1とすると、 N2>Th×N1 となるときの濃度d’を求める。ここで、Thは0.0
<Th<1.0の範囲内の定数である。ここでThの値
を0に近い値に設定すると得られるフォントデータがよ
り濃く出力される特性となるが、小さくしすぎると文字
が黒く潰れた状態になる過補正状態となってしまう。逆
にThの値として1.0を設定すると、フォントデータ
のダイナミックレンジと出力装置とが一致する状態にな
るが、多値フォントデータの最大濃度を持つ点の度数が
小さいと文字全体としては充分に濃度が出ていない状態
となることが考えられる。
【0043】よって、Thの値としては通常は0.5以
上の値に設定し、好ましくは0.7〜0.9の範囲に設
定するのがよい。本実施例ではTh=0.85を用いて
いる。
【0044】次に、マイクロコンピュータ10がd’を
求める時の動作を示すフローチャートを図4に示す。
【0045】動作開始すると、ステップS0においてカ
ウンタ変数iに1を代入し、累積度数を表す変数sに0
を代入する。次にステップS2において変数sにi番目
のテーブルに格納されている値を加え、ステップS3に
おいて変数sの値をi番目のテーブルに再び格納する。
次にステップS4においてiの値に1を加え、ステップ
S5においてiが10に等しいかどうかを判定する。判
定結果が偽であったときはステップS2以降の動作を繰
り返し、判定結果が真であったときはステップS6以降
の処理に進む。ステップS6においてカウンタ変数iを
再び1に初期化し、ステップS7において9番目のテー
ブル(白画素でない画素の数を表す)の値を変数N1に
代入する。次にステップS8においてi番目のテーブル
の値が0.85×N1より大きいかどうかを判定する。
判定結果が偽であったならばステップS9に進み、ステ
ップS9において変数iに1を加えてステップS8の動
作に戻る。判定結果が真であったならば、ステップS1
0でiをd’に代入して動作を終了する。
【0046】本実施例で図5に示した文字に対して上記
の計算を行った結果得られるd’の値は6となる。な
お、ここで得られたd’の値を最大濃度値9で正規化し
て濃度の値域を0.0〜1.0で表現すると6/9=
0.66となる。
【0047】次にマイクロコンピュータ10はこのよう
にして求められた濃度d’の逆数をゲインとする階調補
正特性データを計算する。ここで得られる階調補正特性
を図8に示す。ここで(0、0)〜(d’/9、1)の
間を結ぶ直線の傾きがゲインに相当するものであり、濃
度d’の逆数に等しい。図7では、横軸が入力データd
を表し、縦軸が出力データeを表しており、それぞれの
軸の値域を0.0から1.0の値として正規化したグラ
フで表している。
【0048】この特性は、入力データdの値がd’以上
のものは全て最大濃度のデータとして出力することを表
しており、出力装置のダイナミックレンジを最大限利用
することで文字フォントの濃度低下を防ぎ、視認性を向
上させる効果がある。
【0049】なお、実際にマイクロコンピュータ10が
階調補正手段4に設定するデータは、横軸の値域が0か
ら9までの整数であり、縦軸は0から255までの8ビ
ットの出力であるため、8ビットの特性データのエント
リを10個設定することになる。マイクロコンピュータ
10はこれらのデータを、RAMテーブルで構成する階
調補正手段4に設定することでステップ1の動作を終了
する。 (ステップ2)フォント出力ステップ 出力すべき文字情報から最適な階調特性の補正を行うた
めの階調特性を決定し、これを階調補正手段4に設定が
完了したので、次に多値フォントデータを第2のデータ
メモリに出力する動作を行う。
【0050】以下、このフォント出力ステップの動作を
図5に示した文字を出力する場合を例にとって説明す
る。
【0051】マイクロコンピュータ10が第2の画像メ
モリ2上の座標(n、m)を出力しているとき、第1の
アドレス手段6に対して、図5に示す文字のキャラクタ
コードのフォントデータの処理領域を指定する座標デー
タ(n、m)を出力することで、第1の画像メモリ1か
らは(Xn、Ym)から(Xn+2、Ym+2)の範囲
の9ビットの画像情報aが読み出され、a0〜a8に出
力されて空間演算手段3に送られる。空間演算手段3は
(ステップ1)において説明した動作を行うことで1個
の多値データdを出力する。
【0052】ここで得られた多値データdは信号線D1
を通って階調補正手段4に出力され、次に、階調補正手
段4は多値データdの階調補正した結果の多値データe
(8ビット)をγ補正手段5に出力する。γ補正手段5
により補正された多値データcは第2のアドレス手段6
が示す第2のデータメモリ2上のアドレス(n,m)に
格納される。
【0053】更に、nを1、Xnを3だけ進めて同様の
動作を繰り返し行ない1ラインの処理を完了する。1ラ
インの処理が終了したら、n、Xnを0に戻し、mを
1、Ymを3だけ進めて次ラインの処理を行なう。
【0054】以上の動作を1文字分のすべての2値文字
フォントデータに対して繰り返すことにより本発明の多
値化処理を行ない、第2のデータメモリ2に格納された
処理結果を外部のCRTディスプレイなどの出力装置に
出力する。
【0055】ここで、階調補正手段の効果について説明
する。第1のデータメモリ1に格納されている図5の2
値フォントデータから得られる多値データ出力dは図1
4と同様のものとなる。なお、図14に示す多値データ
dは最大値が1.0となるように正規化して表現してい
る。
【0056】これを階調補正手段4によって補正した出
力結果eを図9に示す。なお、比較を簡単にするために
図9のデータは最大値が1.0となるように正規化して
表現している。図9から明らかなように多値データの値
が最大濃度を含むものとなっており、出力装置のダイナ
ミックレンジを最大限利用した出力が実現可能なことが
わかる。
【0057】また、このような階調補正手段4による階
調補正は、元の2値文字フォントの線幅を広げることと
ほぼ等価な効果を得るものであり、縮小率に応じて2値
文字フォントの線幅を広げる処理よりもはるかに簡単に
実現可能である。
【0058】次に、γ補正手段5について説明する。γ
補正手段5は、本発明の装置の出力をCRT等の最終の
表示装置に表示したとき、その出力光量が空間演算手段
3により演算された多値データのレベルに比例すること
を主目的としたものであり、CRTやビデオプリンタ固
有のγ特性、CRTの輝度やコントラストの調整状態、
CRTのビームやプリンタのドット広がりによるドット
ゲイン、その他画像が目に入るまでの光量変化に対する
種々の非線形要因を補正し、階調により保存される情報
量を有効に活用し視認性を高めるものである。
【0059】γ補正手段5はROMテーブルで構成され
ており、4種類のγ特性を格納してあり、マイクロコン
ピュータ10によりこれらのγ特性の内の一つを選択し
て利用するものである。γ補正手段5の代表的な特性例
を図10に示す。特性(イ)は、理想的な状態のCRT
に対応したもので、CRTの2.2乗特性を補正するた
めの0.45乗のγ特性を与えている。特性(ロ)は、
通常コントラストを上げて使用されている様なCRTで
白レベルが飽和し階調性が損なわれているものに対する
特性である。特性(ハ)は、通常輝度を上げて黒レベル
が浮いた状態または外光がディスプレイ表面で反射し同
じく黒レベルが浮いた状態で使用されている様なCRT
で効果を得る特性である。特性(ニ)は、フレーム間引
きで階調表現を実現している液晶ディスプレイのように
比較的リニアな特性を持つディスプレイおよびリニアな
データを別の装置に提供する場合に使用する特性であ
る。
【0060】なお、階調補正手段4が出力するデータe
は8ビットであり、γ補正手段5の出力するデータfも
8ビットであるので、γ補正手段5は256個の8ビッ
トのエントリを持つテーブルを4個有するものである。
【0061】以上説明したとおり、本実施例では、2値
文字フォントデータの縮小率が大きい場合でも濃度低下
の無い状態の文字フォント出力することができるもので
あることに加え、出力する予定の複数の文字に対して階
調特性を予め調査した結果から得られた補正を行うた
め、最も視認性の高い状態のフォント出力が可能であ
る。
【0062】また、多値フォントデータによる階調情報
に対して出力装置の特性に合った補正が施されるため、
人間の目にとって最も視認性の高い状態で利用可能とす
ることができる。
【0063】なお、本実施例では縮小率が1/3の場合
を例にとって説明したが、本実施例の構成を用いて1/
2あるいは1/4の縮小を同様に行うことも可能であ
る。例えば縮小率を1/4とする場合は、第1のデータ
メモリ1が出力する信号aとして4×4画素の領域に相
当する16ビットデータを出力し、係数設定手段31の
出力信号b0〜b15に1を出力するように設定し、R
AMテーブル8に17個のテーブルを設定して係数を決
定し、入力が17個のエントリを持つ階調補正テーブル
を階調補正手段4に設定すれば1/4の縮小を行うこと
が可能となることなどが容易に類推できる。
【0064】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図11は本発明の第2の実施例
のフォント出力装置の構成を示すブロック図である。な
お、第2の実施例は第1の実施例と基本的に同様の構成
であり、第1の実施例と異なるのは、RAMテーブル8
を備えていないことと、階調補正手段4の構成および階
調補正手段4の補正特性の選択方法が異なっていること
と、第1の画像メモリ1に複数書体のフォントデータと
ともに各書体に対して複数のゲイン情報をROMとして
保持している点である。
【0065】また、第1の実施例ではその動作として
(ステップ1:階調特性調査決定ステップ)と(ステッ
プ2:フォント出力ステップ)の2つのステップを必要
としたが、本実施例では第1の画像メモリ1に格納され
ているゲイン情報を読み出すことで階調補正手段4の特
性を選択し、(ステップ2:フォント出力ステップ)と
同様の動作を行う。
【0066】その他の構成要素およびその動作もほぼ同
様であるため詳細な説明を省略し、以下階調補正手段4
の階調特性の選択方法について詳しく説明する。
【0067】本発明の第2の実施例の階調補正手段4
は、2値の文字フォントの書体と縮小率に応じて階調補
正特性を選択するものである。
【0068】本実施例の階調補正手段4はゲイン値によ
る階調補正特性を保持するROMテーブルで構成され、
マイクロコンピュータ10が、階調補正手段4に設定さ
れている階調補正特性を、文字フォントの書体と縮小率
に応じて選択するものである。
【0069】図9は本実施例におけるゲインの決定方法
を説明する図である。図9において、横軸は縮小率、縦
軸はゲインであり、特性Aは明朝体のフォントの場合の
特性、特性Bはゴシック体フォントの場合の特性であ
る。まず、元の2値フォントデータが明朝体である場合
について説明する。図9に示すとおり、濃度低下がさほ
ど問題とならない縮小率が1/1(等倍出力)、1/2
の時はゲインは1である。以下、縮小率が1/3、1/
4と上がるにつれゲインの値も1.5、1.7と大きい
ものを選択することにより、縮小率が大きいときの濃度
低下をなくすことができる。
【0070】また、元の2値フォントデータがゴシック
体である場合は、特性Bを選択する。これは、明朝体よ
りもゴシック体のフォントの方が、文字を構成する線幅
が太いため、同じ縮小率で明朝体を出力する時に比べ
て、濃度低下が少なくなるためである。このように文字
フォントの書体によって濃度補正特性のゲインを選択す
ることにより、異なった書体の文字を同時に出力したと
きに、書体によって出力濃度が異なり視認性が悪化する
ことをなくすことが可能である。
【0071】なお、これらのデータは、予めそれぞれの
フォントのすべての文字について、それぞれの縮小率の
場合の出力濃度を調査してゲインを算出して決定してお
り、第1の画像メモリ1にフォントデータとともに格納
している。
【0072】本実施例の装置構成では、縮小率として1
/2,1/3,1/4の3種類の縮小率の縮小を行うも
のであるため、図9の黒い丸印で示された5個のゲイン
値G0〜G4に対応する階調補正をおこなえばよい。第
1の画像メモリ1には2つの書体のフォントデータとと
もに各縮小率の際に選択すべきゲイン値の番号が格納さ
れている。ゲイン値は5通りであるため、3ビットで表
現され、縮小率が3通りあるため、1書体当り9ビット
の情報をROMで構成される第1の画像メモリ1に格納
してある。また、階調補正手段4はG0〜G4のゲイン
に相当する5種類の階調補正特性を備えたROMテーブ
ルであり、マイクロコンピュータ10がゲイン値の番号
(0〜4)を表す3ビットの信号gを入力することでそ
のテーブルを切り替えるものである。
【0073】以上説明した構成により、文字の縮小率お
よび書体に応じたゲインを選択することにより、縮小率
が大きいときの濃度低下をなくすことができ、同時に異
なった書体を用いたときの出力濃度の違いをなくすこと
ができる。
【0074】また、第1の実施例では空間演算手段3の
出力データ群を調査し、その結果からゲインを決定して
いたので、高い精度の濃度低下の補正が可能であった。
これに対し、本実施例では文字の縮小率および書体によ
ってテーブルを参照することよってゲインが決定できる
ため、処理速度の向上および装置構成の簡略化が可能と
なる。
【0075】なお、これらの実施例では縮小率は説明を
簡単にするため1/3の場合について説明したが、フィ
ルタの係数を細かく設定し、データの補間を組み合わせ
ることにより、縮小率を連続に可変出来ることは言うま
でもない。
【0076】また、これらの実施例では、従来例と本実
施例との差異を明確にするため、空間演算手段3の演算
係数として、平均値をそのままフィルタとして用いる場
合を例に取って説明したが、演算サイズとしてより広い
範囲を用いて、これに対応するフィルタを用いてもよ
い。このようにより大きいサイズのフィルタを用いるこ
とで帯域制限特性のさらに優れたローパスフィルタが実
現可能であり、さらに視認性に優れた文字フォント出力
を得ることが可能である。なお、このようなフィルタで
は、フィルタのそれぞれの係数が異なった値を持つもの
が一般的である。本実施例では係数設定手段が出力する
係数データb0〜b15はそれぞれが1ビットの信号で
表現できたが、係数が異なるフィルタを利用する場合に
はこれらの信号線のそれぞれを例えば8ビットとし、ビ
ット判定手段30の各画素に対応するANDゲートをそ
れぞれ8個設けて1ビットの信号aとの論理積をbの各
8ビットに対して行って8ビットの信号cとして出力
し、係数加算手段32の入力c0〜c15のそれぞれも
8ビットで構成するようにするなど、装置構成を拡張す
ることで実現できる。
【0077】また、γ補正手段5はROMテーブルを用
いて構成したがRAMテーブルを用いてマイクロコンピ
ュータ10により各種特性の曲線を設定するようにする
こともできる。また、関数近似等で直接ハードウエアで
構成することも可能である。
【0078】また、24×24ドットの2値フォントデ
ータを用いたがこれに限定されるものではない。さらに
は複数のドットサイズのフォントをいくつか備えてもよ
い。
【0079】また、2値フォントデータはフォントRO
Mに格納されているとしたが、第1のデータメモリをR
AMで構成し、前記RAMに2値フォントデータを展開
するベクトルフォント発生手段などを設けてもよい。
【0080】ベクトルフォントを利用する場合は、あら
かじめRAMに展開するフォントのサイズをより大きい
ものとして、それに応じて縮小率を小さく設定すること
でより優れた階調性をもつ多値フォントデータを得るこ
とができるという利点がある。
【0081】例えば、本実施例では24×24ドットの
2値フォントデータを用いてこれを1/3に縮小して8
×8画素の多値フォントデータを得た場合を例にとって
説明したが、その結果階調数(レベル数)としては10
段階の多値データ(信号dで考えたときに0〜9)を得
た。これに対して、例えばベクトルフォント発生手段に
より48×48ドットの2値フォントデータを発生しこ
れを1/6に縮小して8×8画素の多値フォントデータ
を得る場合を考えてみると階調数(レベル数)として6
×6+1=37(0〜36)段階の多値データを得るこ
とが出来る。このことからも、ベクトルフォント発生手
段と本発明とを組みあわせることで、より滑らかな階調
性を持つ多値フォントデータを得ることができることが
わかるが、これは、元の2値画像の情報量が多いため、
おなじサイズに縮小したときにその結果として階調情報
がより多く得られると説明できる。
【0082】このことから、最終的に出力するフォント
の大きさと出力装置の表現可能な階調数からベクトルフ
ォント発生手段によって発生すべき2値フォントデータ
の画素サイズを決定することができる。ここで1例をあ
げて説明するが、説明を簡単にするために、γ特性がリ
ニアな液晶ディスプレイで16階調を出力可能な装置を
考える。ここで最終的に8×8画素のフォントデータを
16階調で出力したい場合を考えると、16レベルの多
値画像データを得るためには16の平方根に相当する4
の逆数の1/4の縮小率となる処理を行えばよいから、
2値フォントデータとしては32×32画素の大きさの
ものがあれば十分であることになる。
【0083】ここで説明した例は、γ特性がリニアな場
合であったため、γ補正手段5によるγ補正によってビ
ット精度が確保されないということが無かったが、実際
にはγ補正手段5で行う補正によるビット落ちを考慮す
る必要がある。このため、最終出力が16レベル必要と
されるには階調補正手段5の入力データの階調数として
16レベル以上が必要とされる。すなわち32×32画
素以上の大きさの2値フォントデータを生成すればよ
い。実際にどれだけのγ補正手段5の入力データとして
階調数が必要となるかはγ補正手段5のγ補正特性によ
る。
【0084】また、多値文字フォントデータを多値の画
像メモリ上に格納しているが、実質等価な働きをする外
部記憶装置等に直接出力してもよい。
【0085】また、出力装置はCRTだけでなく、記録
紙にインクを付着させることで多値記録を行なうことで
画像を可視化するビデオプリンタ等でもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、文字フォントの縮小率
が大きくなったときなどに生じる文字フォントの濃度低
下を補正する変換を行うことにより、濃度低下の無い状
態の文字フォントを出力することを可能とする。
【0087】また、階調補正手段の出力する多値データ
を出力装置の特性に応じて階調特性を変換するγ補正手
段を備えることにより、CRT等の出力装置が有する種
々の光量変化の非線形要因を補正し、多値の文字フォン
トデータのレベルに比例させることで、多値フォントデ
ータによる階調情報が人間の目にとって最も視認性の高
い状態で利用することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例のフォント出力装
置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例の処理の概念を示す説明図
【図3】空間演算手段の詳細図
【図4】マイクロコンピュータ10が階調補正特性デー
タd’を求めるときの動作を示すフローチャート
【図5】24×24ドットの2値フォントデータの例を
示す図
【図6】空間演算手段3の出力する濃度が0でない画素
の度数分布を示す図
【図7】画素の累積度数分布を示す図
【図8】階調補正手段4の階調補正特性を示す図
【図9】階調補正手段4により出力された多値データ群
eの例を示す図
【図10】γ補正手段5の代表的な特性例を示す図
【図11】第2の実施例のフォント出力装置の構成を示
すブロック図
【図12】第2の実施例におけるゲインの決定法を説明
する特性図
【図13】縮小率が1/2の時の従来の多値フォントの
出力結果を示す図
【図14】縮小率が1/3の時の従来の多値フォントの
出力結果を示す図
【符号の説明】
1 第1のデータメモリ 2 第2のデータメモリ 3 空間演算手段 4 階調補正手段 5 γ補正手段 6 第1のアドレス手段 7 第2のアドレス手段 8 RAMテーブル 10 マイクロコンピュータ 30 ビット判定手段 31 係数設定手段 32 係数加算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/03 7/035 (56)参考文献 特開 平3−259193(JP,A) 特開 平3−243370(JP,A) 特開 平1−270094(JP,A) 特開 昭61−184687(JP,A) 特開 昭64−77088(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/26 G06F 3/153 G06T 5/00 G06T 11/20 H04N 7/025 H04N 7/03 H04N 7/035

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値の画素値を持つフォントを前記第1
    のフォントより小さい画素数からなる多値の画素値を持
    つフォントに変換するフォント出力装置において、 所定の領域の所定の画素数の2値フォントデータを生成
    する2値フォントデータ生成手段と、 前記2値フォントデータの特定の領域の2値データの値
    を加重平均して中央の画素の値とし、多値の画素値を持
    つ1個の画素を生成することで、前記2値フォントデー
    タより縮小された多値フォントデータを生成する 空間演
    算手段と、 前記多値データ群に1以上のゲインを掛けることで多値
    フォントデータを出力する階調補正手段と、前記階調補
    正手段の入出力特性を設定する階調特性設定手段と、 を備えたフォント出力装置。
  2. 【請求項2】 階調補正手段により掛けるゲイン値を、
    空間演算手段の出力する多値データの最大値の逆数以上
    の値に設定する請求項1記載のフォント出力装置。
  3. 【請求項3】 階調補正手段の出力する多値データを出
    力装置の特性に応じて階調特性を変換するγ補正手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のフォント出力装
    置。
  4. 【請求項4】 階調補正手段は複数の入出力特性を具備
    したROMテーブルから構成され、階調特性設定手段は
    前記入出力特性を選択するものである請求項1または請
    求項2記載のフォント出力装置。
  5. 【請求項5】 階調特性設定手段は、フォントセットに
    含まれるすべての文字について空間演算手段の出力する
    多値データ群の値の分布を調査した結果に応じた入出力
    特性を選択することを特徴とする請求項2記載のフォン
    ト出力装置。
  6. 【請求項6】 階調特性設定手段は2値フォントデータ
    の書体に応じて入出力特性を選択する請求項4記載のフ
    ォント出力装置。
  7. 【請求項7】 2値フォントデータはベクトルフォント
    発生手段により生成され るものである請求項1及び請求
    項2記載のフォント出力装置。
  8. 【請求項8】 最終的に出力されるフォントの大きさが
    n×n画素であり、出力されるフォントデータの階調数
    がk階調であり、kの平方根をkkとすると、ベクトル
    フォント発生手段は(kk×n)×(kk×n)画素以
    上の大きさの2値フォントデータを発生する請求項7記
    載のフォント出力装置。
  9. 【請求項9】 2値フォントデータとともに少なくとも
    1つ以上の階調補正特性情報をROMに格納しており、
    階調特性設定手段は前記階調補正特性情報から階調補正
    手段の特性を設定する請求項4記載のフォント出力装
    置。
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