JPH07283942A - イメージ印字方法 - Google Patents

イメージ印字方法

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JPH07283942A
JPH07283942A JP7065248A JP6524895A JPH07283942A JP H07283942 A JPH07283942 A JP H07283942A JP 7065248 A JP7065248 A JP 7065248A JP 6524895 A JP6524895 A JP 6524895A JP H07283942 A JPH07283942 A JP H07283942A
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Qian Lin
クィアン・リン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 識別し易いグレー・レベル間の変化が滑らか
なイメージを印字することができるイメージ印字方法を
提供する。 【構成】 グレー・スケールのイメージ106の画素1
08,112ともとのディザ・マトリックス122をベ
ースにして第1の中間のN個のトーンのイメージ101
の画素114,116と第2の中間のN個のトーンのイ
メージ103の画素のレベルを決定し、第1と第2の中
間のN個のトーンのイメージ101と102の画素のレ
ベルをモデル化し、このモデル化をベースにして第1と
第2の中間のN個のトーンのイメージ101と103を
印字してN個のトーンのイメージ102を印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にイメージ印字
方法に関し、より詳細にはN個のトーンを有するイメー
ジの印字を行うイメージ印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】グレー・スケールのイメージからハーフ
・トーンのイメージを印字するのに利用することのでき
る方法は数多くある。これらの方法は、通常グレース・
ケールのイメージのそれぞれの画素のおよそのグレー・
レベルを確立し、その後、表示式型をベースにしてドッ
トを印字してグレー・スケールのイメージを表すという
ことを含む。
【0003】表示式型の1つの形として、ディザ・マト
リクスに依存するものがある。ディザ・マトリクスは、
グレー・スケールのイメージと同数の画素を有してい
る。マトリクス内のそれぞれの画素はあるレベルを有し
ていて、そのレベルはグレー・スケールのイメージにお
ける対応する画素のレベルと比較され、ハーフ・トーン
のイメージにおける画素のレベルが作成される。イメー
ジを形成するディザ・マトリクスの概括的な説明は、R.
Ulichney (アール・アリイチネイ)による「Digital
Halftoning( デジタル・ハーフトーニング) 」(198
7年)に見いだすことができる。他の形式の表示式型
は、エラー拡散技術に依存する。エラー拡散技術の概括
的な説明は、Floyd(フロイド) とSteinberg(スタイング
バーグ) によるProc. SID 発行の「An Adaption Algoli
thm for spatial Greyscale(空間的グレー・スケールの
適応アルゴリズム) 」の第17巻75−77ページ、1
976年、に見いだすことができる。
【0004】ディザ・マトリクスの1つのタイプとし
て、ベイヤー・マトリクスが知られている。図20は、
8画素×8画素のベイヤー・マトリクスを用いて印字し
た300dpiの256個のレベルを有する従来技術の
中間調を表すグレー傾斜(greyramp) を示す図である。
傾斜におけるグレー・レベルの50%以上が、識別不可
能に黒い。このことによって、イメージを印字するグレ
ー・レベルの数が減少する。また、識別可能なグレー・
レベル間の変化の多くは滑らかではなく、このことによ
って、ベイヤー・マトリクスによって生成される図にお
いて不連続な部分が目立つことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のことから、比較
的安価に、より識別可能なグレー・レベルで、隣接する
レベル間の変化が滑らかなイメージを印字する方法の必
要性が依然として存在する、ということが明白であろ
う。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、グレー・スケ
ールのイメージから、比較的安価な方法で、より識別可
能なグレー・レベルで隣接するレベル間の変化が滑らか
なN個のトーンのイメージを生成する方法に関する。こ
の方法は、ハーフトーンのイメージの代わりにN個のト
ーンのイメージを生成することをベースにしている。
【0007】グレー・スケールのイメージもN個のトー
ンのイメージも多くの画素を有する。グレー・スケール
のイメージにおけるそれぞれの画素は、最大および最小
のグレー・レベルの間にあるグレー・レベルを有する。
N個のトーンのイメージにおけるそれぞれの画素は、N
個のレベルのうちの1つであるレベルを有する。ただ
し、Nは2よりも大きい。
【0008】好適な1実施例において、N個のトーンの
イメージにおけるそれぞれの画素のレベルは、グレー・
スケールのイメージにおける対応する画素のレベルをベ
ースにし、もとのディザ・マトリクスをベースにして決
定される。N個のレベルにおける隣接するレベル間の区
分けは均一ではない。決定の過程の後、N個のトーンの
イメージにおけるそれぞれの画素は、そのグレー・レベ
ルを表すようにモデル化される。このモデル化をベース
にして、N個のトーンのイメージが印字される。
【0009】それぞれの画素をモデル化する好適な方法
の1つは、N個のトーンのイメージにおけるすべての画
素を多くの隣接するサブ画素と交換する、というもので
ある。それぞれの画素のグレー・レベルはその対応する
サブ画素のそれぞれについての明暗度によって表され、
サブ画素の明暗度の異なる組み合わせがその画素につい
ての異なるレベルを作成するようになっている。上記の
方法をベースにして、印字されるN個のトーンのイメー
ジは、隣接するグレー・レベル間の変化が滑らかで、そ
のグレー傾斜においてグレー・レベルがより識別可能に
なる。
【0010】本発明の他の態様および利点は以下の詳細
な説明から明らかになるであろう。以下の詳細の説明
は、添付の図面とともに、例として、本発明の原理を示
す。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照して
説明するが、従来の技術の説明の欄の記載時に参照した
図20ならびに以下にのべる本発明に関する図1〜図1
9において、同じ数字はすべての図における同じ要素に
割り当てられている。本発明の実施例は、図1〜図19
を参照し、かつ従来例の図20を援用して以下に説明さ
れている。しかし、当業者であれば、本発明はこれらの
限られた実施例を越えて広がるものであるから、これら
の図に関して本明細書において与えられた詳細な説明は
説明のためのものである、ということが容易に理解され
るであろう。
【0012】図1は、本発明の第1の好適な実施例10
0を表したものである。この実施例においては、グレー
・スケールのイメージ106から、プリンタ、プロッ
タ、その他の印字装置104によって、N個のトーンの
イメージ102が印字される。N個のトーンのイメージ
102は、2つの中間形、すなわち第1の中間のN個の
トーンのイメージ101および第2の中間のN個のトー
ンのイメージ103、を有する。イメージは多くの画素
を有する。たとえば、グレー・スケールのイメージ10
6は、画素108、112を有する。第1の中間のN個
のトーンのイメージ101は、画素114、116を有
する。
【0013】グレー・スケールのイメージにおけるそれ
ぞれの画素は、最大および最小のグレー・レベルの間に
あるレベルを有する。たとえば、最大のグレー・レベル
は「255」であり、最小のグレー・レベルは「0」で
ある。それぞれのグレー・レベルは、グレー・スケール
のイメージ106のグレー・レベルの1つを表す。
【0014】第1の中間のN個のトーンのイメージ10
1は、N個のグレー・レベルを有する。ただし、Nは好
ましくは「2」よりも大きい数である。第1の中間のN
個のトーンのイメージ101におけるそれぞれの画素の
グレー・レベルは、これらN個のグレー・レベルのうち
の1つである。N個のグレー・レベルは、グレー・スケ
ールのN個のトーン・イメージ102におけるグレー・
レベルをN個の群に分割することによって、これらのグ
レー・レベルから選択される。グレー・レベルのそれぞ
れの群は、群の最大のグレー・レベルを有し、これはそ
の群における最大のグレー・レベルであり、N個のグレ
ー・レベルのうちの1つである。N個のグレー・レベル
における隣接するグレー・レベル間の区分けは均一では
ない。この不均一性を設定する方法は、本明細書におい
て後に説明する。
【0015】図2は、N個のトーンのイメージを16個
のレベルで生成するグレー・レベルの群の好適な表の例
である。16番目の群202は、「255」から「25
3」の間のグレー・レベルの範囲を網羅し、その群の最
大のグレー・レベルは「255」である。すべての群は
その群の最大のグレー・レベルで表される。16個の群
全体で16個の群の最大のグレー・レベルが生じ、これ
がN個のトーンのイメージの16個のレベルを表す。
【0016】第1の好適な実施例は、多レベルのディザ
・マトリクス122等の多くの多レベルのディザ・マト
リクス118を含む。それぞれの多レベルのディザ・マ
トリクスは、ディザ・マトリクス122が画素124、
126を有するように、多くの画素を有する。
【0017】多レベルのディザ・マトリクスは、図2に
示すグレー・レベルの群ともとのディザ・マトリクスを
通して形成される。図3は、図4に示すものとしての多
レベルのディザ・マトリクス122を形成する1つの好
適な方法260を示す。最初に、262において、図2
に示すN個のグレー・レベルの群が形成される。次に、
264において、グレー・レベルの群にしたがってもと
のディザ・マトリクスを測定することを通してマトリク
スが形成される。もとのディザ・マトリクス250は、
グレー・レベルが「1」から「255」まで等の範囲の
ベイヤー・マトリクスまたは他のタイプのディザ・マト
リクスであってもよい。マトリクスは、イメージを形成
するのに広く用いられてきたタイプのものであり、本願
においてはこれ以上の説明は行わない。図4に示す多レ
ベルのディザ・マトリクス122は、図2に示すグレー
・レベルの4番目の群206に対応する。4番目の群2
06は、「56」から「31」までのグレー・レベルを
網羅するものである。多レベルのディザ・マトリクス1
22を形成するために、グレー・レベルが「56」から
「31」までの範囲の群206におけるグレー・レベル
にしたがい、もとのディザ・マトリクスにおけるグレー
・レベル(「1」から「255」)が測定される。たと
えば、以下の直接に測定する(1)式に示す計算を用い
て小数点以下を丸めると、もとのディザ・マトリクスの
2番目の画素におけるグレー・レベル「167」は、多
レベルのディザ・マトリクスの2番目の画素におけるグ
レー・レベル「47」となる。
【0018】 [{(65−31)/255}*167+31]・・・・・・(1)
【0019】同様に、もとのディザ・マトリクスの画素
257におけるグレー・レベル「40」は、多レベルの
ディザ・マトリクスの画素259におけるグレー・レベ
ル「35」となる。上記の方法をベースにして、多レベ
ルのディザ・マトリクス122が形成される。もとのデ
ィザ・マトリクスと図2に示す16個の群のグレー・レ
ベルを用いて、直接に測定する計算によって、16個の
多レベルのディザ・マトリクスが生成される。図5は、
多レベルのディザ・マトリクスをベースにして、N個の
トーンのイメージを形成する好適な1組の工程を示す。
【0020】第1の中間のN個のトーンのイメージ10
1を生成するために、グレー・スケールのイメージ10
6におけるすべての画素が、多レベルのディザ・マトリ
クスの1つにおける画素と比較され、その画素がしきい
値となる。たとえば、グレー・スケールのイメージ10
6における第1の画素108は、グレー・レベル「5
1」を有する。このグレー・レベルは、図2に示すグレ
ー・レベルの4番目の群206の範囲にある。275に
おいて、グレー・レベルの4番目の群によって生成され
る多レベルのディザ・マトリクス122が選択される。
その後、277において、グレー・スケールのイメージ
の第1の画素が多レベルのディザ・マトリクス122の
第1の画素と比較される。比較の過程において、最初
に、グレー・スケールのイメージにおける画素のレベル
が多レベルのディザ・マトリクスの対応する画素におけ
るグレー・レベルよりも大きいまたは等しいかどうかが
判断される。そうであれば、多レベルのディザ・マトリ
クスを生成する対応する群の最大のグレー・レベルが、
第1の中間のN個のトーンのイメージについて選択され
る。しかし、グレー・スケールのイメージにおける画素
のグレー・レベルの方が小さい場合には、後続の群の最
大のグレー・レベルが第1の中間のN個のトーンのイメ
ージについて選択される。この例において、グレー・レ
ベル「51」がグレー・レベル「50」よりも大きいの
で、群の最大のグレー・レベル「56」が、第1の中間
のN個のトーンのイメージにおける第1の画素のグレー
・レベルとして選択される。第2の画素について、グレ
ー・レベル「46」がグレー・レベル「47」よりも小
さいので、後続の群の最大のグレー・レベル「31」
が、N個のトーンのイメージにおけるグレー・レベルと
して選択される。グレー・スケールのイメージと多レベ
ルのディザ・マトリクスにおけるグレー・レベルから、
上に説明した画素間の比較の方法で、第1の中間のN個
のトーンのイメージ101が生成される。
【0021】第2の中間のN個のトーンのイメージ10
3は、2つの工程で生成される。最初に、279におい
て、第1の中間のN個のトーンのイメージ101におけ
るそれぞれの画素が、多数の隣接するサブ画素によって
表されまたはモデル化され、その後、それぞれのサブ画
素が、多数のセグメントによって表されまたはモデル化
される。
【0022】理論に束縛されることを望むものではない
が、本発明の有利な結果のいくつかは比較的低コストの
プリンタの機能性を理解することを通して得られると考
えられる。本質的にドットが分からないイメージを生成
するために、すべての画素は、たとえば、少なくとも6
00画素またはdpiの解像度のレーザ・プリンタで印
字される。それぞれの画素の特性は、好ましくは、パル
ス幅のあるパルスを通して制御される。パルス幅は、さ
らに多数のセグメントに分割することができる。それぞ
れのセグメントは、高いまたは低い明暗度であり得る。
高い明暗度であるということは、セグメントが暗い、ま
たはパルス幅がセグメント内に延びてセグメントがオン
にされる、ということを意味する。低い明暗度であると
いうことは、セグメントが明るい、またはパルス幅がセ
グメント内に延びずセグメントがオフにされる、という
ことを意味する。通常の今日の600dpiのレーザ・
プリンタについて、パルスが8個のセグメントに分割さ
れる場合には、再生可能な出力を生成するのに高い明暗
度であるセグメントを1個より多く有することが好まし
い。言い換えれば、高い明暗度であるすべてのセグメン
トは好ましくはこれもまた高い明暗度である隣接するセ
グメントを有するべきである。この表示をベースにし
て、異なるイメージのレベルは異なるパルス幅を必要と
し、または異なる数のセグメントを選択することを必要
とする。出力イメージについてより多くのレベルを生成
するために、N個のトーンのイメージにおけるすべての
画素は、多数の画素によって表されまたはモデル化され
る。画素の数をサブ画素と呼ぶ。好適な1実施例におい
て、4個のサブ画素を結合してそれぞれの画素について
異なるレベルを生成することによって、300dpiの
解像度のN個のトーンのイメージが得られる。生成され
たN個のトーンのイメージは、20/20の視力(visio
n)の普通の人の肉眼では、通常の条件の下では、本質的
にドットが分からない。上の理論は、レーザ・プリンタ
のそれぞれの画素におけるパルス幅を変化させるのと同
様の方法でそれぞれの印字ドットの明暗度を変化させる
ことによって、インクジェット・プリンタ等の他の比較
的低コストのプリンタにも当てはめることができる。そ
の後、本発明において発明された方法を用いて、本質的
にドットが分からないイメージを生成することができ
る。
【0023】サブ画素とセグメントを用いる1つの例を
図7および図8に示し、その好適な1組の工程を図6に
示す。この例は、600dpiのレーザ・プリンタをベ
ースにしている。図7は、283において、4個の隣接
するサブ画素と交換される第1の中間のN個のトーンの
イメージ101におけるそれぞれの画素を示す。たとえ
ば、画素114は、サブ画素302、304、306、
308と交換される。図8は、285において、それぞ
れ8個のセグメントと交換される4個のサブ画素を示
す。それぞれのセグメント内に、数がある。たとえば、
セグメント310は数「15」を有し、セグメント31
2は数「1」を有する。セグメント内の数は、そのセグ
メントがオンにされるとき、つまり高い明暗度であると
きの画素のグレー・レベルを表す。たとえば、グレー・
レベル「15」については、パルス幅は3個のセグメン
ト、つまりセグメント310、314、316を横切っ
て延びる。最も暗いグレー・レベルであるグレー・レベ
ル「1」については、パルス幅はすべてのセグメントを
横切って延びる。グレー・レベル「16」については、
オンにされるセグメントはない、つまりすべてのセグメ
ントは低い明暗度である。このように、287におい
て、それぞれの画素のグレー・レベルがセグメントとサ
ブ画素によって表される。
【0024】16個のレベルは違いが分かるグレーのレ
ベルを有する。どのセグメントがどのグレー・レベルに
ついてオンにされるべきかを決定する好適な方法の1つ
は、視覚をベースにしている。図8に示すセグメントが
32個の本実施例において、作り出されたグレー・レベ
ルを濃度計で測定して、セグメントが次々とオンにされ
る。濃度計はグレー・レベルの濃度を測定する。理論上
は、32個のセグメントからは33個のグレー・レベル
を作り出すことが可能である。しかし、多くのグレー・
レベルは視覚的に識別不可能である。これら識別不可能
なグレー・レベルは1つのグレー・レベルとしてまとめ
られる。たとえば、多くのセグメントがグレー・レベル
「1」およびグレー・レベル「2」に一緒にまとめられ
る。本実施例において、16個の識別可能なグレー・レ
ベルが選択される。600サブ画素/インチのレーザ・
プリンタを用いた好適な実施例を観察して他に知り得る
ことは、最も明るいグレー・レベル「15」には好まし
くは1個より多いセグメントが必要である、ということ
である。隣接するセグメントがオンにされることなく1
つだけオンにされるセグメントの効果は、非常に再生可
能であるとは言えないかもしれないからである。このよ
うに、最も明るいグレー・レベルは、好ましくはオンに
されるセグメントが1個より多く必要である。しかし、
一旦オンにされるセグメントが複数あれば、後続のレベ
ルは違いが分かるセグメントが1個だけ余分にあればよ
い。たとえば、グレー・レベル「14」は、グレー・レ
ベル「15」と比較して、オンにされるセグメントが1
個多いだけである。本実施例において、グレー・レベル
間のセグメントの数は均一ではない。たとえば、グレー
・レベル「16」とグレー・レベル「15」の間の差は
3セグメントであるが、グレー・レベル「15」とグレ
ー・レベル「14」の差は1セグメントだけである。
【0025】どのセグメントがどのグレー・レベルにつ
いてオンにされるべきかを決定する他の好適な方法は、
32個のセグメントについて33個のグレー・レベルを
保持する、ということである。多くのグレー・レベルが
視覚的に識別不可能であるかもしれず、すべてのグレー
・レベルを示すのに6ビットが必要である。ビット数が
問題となる場合には、1個のグレー・レベルを取り除い
てもよい。そうすれば32個のグレー・レベルを示すの
に5ビットだけが必要となる。
【0026】上記の例は、600サブ画素またはdpi
のレーザ・プリンタをベースにしている。より高解像度
のレーザ・プリンタを用いることもできる。それぞれの
画素についてのサブ画素の数は4個である必要はない。
それぞれのサブ画素についてのセグメントの数は8個で
ある必要はない。セグメントの数、サブ画素の数、およ
びドットの大きさについて実験することにより、本明細
書の開示における教えをベースにして、解像度やサブ画
素の数やセグメントの数が異なっても、本質的にドット
が分からないイメージを生成することができる。
【0027】図9は、図8に示す異なるパルス幅やセグ
メントを用いて中間調を印字した16個のグレー・レベ
ルを示す。たとえば、4番目の四角のブロック325
は、4番目のグレー・レベルである。図8に示すとお
り、内部に4以上の数を有するすべてのセグメントがオ
ンにされる。これは、3個のサブ画素、すなわち30
4、304、306についてパルスがオンにされる、と
いうことを意味している。言い換えれば、32個のセグ
メントのうちの24個がオンにされる、ということであ
る。
【0028】図9に示す16個のグレー・レベルは、濃
度計によって測定される。N個のトーンのイメージのそ
れぞれのグレー・レベルの濃度は、逆戻りしてグレー・
スケールのイメージのグレー・レベルに関係する。好適
な1実施例において、これは1次的な関係であると仮定
する。図10は、グレー・レベルとN個のトーンのイメ
ージのそれぞれのグレー・レベルの濃度の関係を示す。
図10におけるそれぞれのグレー・レベルは、グレー・
レベルの1つの群または範囲に写像される。たとえば、
4番目のグレー・レベルはおよそ「56」のグレー・レ
ベルを有し、3番目のグレー・レベルはおよそ「31」
のグレー・レベルを有する。したがって、グレー・レベ
ルの4番目の群は「56」から「31」までのグレー・
レベルを網羅する。これは、図3におけるすべての群の
グレー・レベルを決定する好適な1方法である。
【0029】281において、第2の中間のN個のトー
ンのイメージ103から、プリンタ104によってN個
のトーンのイメージ102が印字される。本実施例にお
いて、オンにされるセグメントを表す1つの方法は、
「1」の値を用いることであり、オフにされるセグメン
トを表す1つの方法は、「0」の値を用いることであ
る。内部に「1」を有するセグメントは印字される。図
11は、第1の好適な実施例によって印字された絵を示
す。イメージはインチ当たり300ドットまたは画素を
有する。それぞれの画素は4個のサブ画素で表され、そ
れぞれのサブ画素は8個のセグメントで表される。それ
ぞれの画素について全部で32個のセグメントが存在す
る。本実施例において、それぞれの画素は16個のグレ
ー・レベルを有するのみである。これは4ビットで表す
ことができる。このように、それぞれの画素について4
ビット増大すれば、普通の人であれば、生成された図の
ドットは本質的に分からない。図における林檎のドット
等のいかなるドットも、もとのグレー・スケールのイメ
ージに存在する。
【0030】本発明の第2の好適な実施例は、パルス幅
を変化させたり、第2の中間のディザ・マトリクス10
3におけるそれぞれのサブ画素について異なるセグメン
トを用いる必要がない、という点を除けば、第1の好適
な実施例と同様である。たとえば、N個のトーンのイメ
ージは、8画素×8画素のもとのベイヤー・マトリクス
を通して生成される。
【0031】第2の実施例の1例において、図12に示
すように、すべての画素は16個の隣接するサブ画素に
よって表されまたはモデル化される。図13は、13個
の異なるグレー・レベルを生成するサブ画素のオンにす
る順序を示す。たとえば、4番目のグレー・レベルを好
む場合は、4以上に分類されたすべてのサブ画素がオン
にされる、つまり内部に印字されるドットを有する。こ
のオンにする順序は、45°のモデルの伝統的なスクリ
ーンまたはクラスタ・ドットをベースにして決定され
る。このようなモデルは当業者には容易に理解できるも
のであり、本明細書においてはこれ以上の説明は行わな
い。図10と同様のグラフにしたがって、13個のグレ
ー・レベルから、濃度計が13群のグレー・レベルを生
成する。図14は、見いだしたグレー・レベルの群を示
す。ここでも、グレー・レベルの群間の区分けは均一で
はない。
【0032】図14における13群のグレー・レベルか
ら、もとのベイヤー・マトリクスが13個の多レベルの
ディザ・マトリクスを形成する。多レベルのディザ・マ
トリクスから、第1の中間のディザ・マトリクス101
が生成される。図13に示す13個のグレー・レベルを
ベースにして、第1の好適な実施例と同様に、第2の中
間のN個のトーンのイメージとN個のトーンのイメージ
が作成される。
【0033】図15は、多レベルのベイヤー・マトリク
スと13個のグレー・レベルを用いた第2の好適な実施
例をベースに生成した256個のグレー・レベルを有す
るグレー傾斜を示す。画素は75dpiの解像度を有
し、サブ画素は300dpiの解像度を有する。図20
の従来技術のグレー傾斜と比較して、かなり識別可能な
グレー・レベルが存在する。さらに、図15のグレー・
レベル間の変化は、図20のグレー・レベル間の変化よ
りも滑らかである。これらの効果は、この2つの図を横
に置いて、2フィート等少し離れたところから見てみる
と、より容易に理解できる。
【0034】第3の好適な実施例について、その第1の
好適な実施例との主要な違いは、多レベルのディザ・マ
トリクスの代わりに多レベルのエラー拡散技術を用いて
第1の中間のN個のトーンのイメージ101を生成す
る、ということである。通常のエラー拡散技術におい
て、それぞれの画素からのエラーはグレース・ケールの
イメージの中央のグレー・スケール・レベルと比較さ
れ、エラーはその周囲の画素に拡散される。エラー拡散
技術は当業者にはよく知られており、本明細書において
はこれ以上の説明は行わない。本発明における好適な多
レベルのエラー拡散技術について、それぞれのグレー・
スケールのイメージの画素におけるグレー・レベルが、
これも図2に示すもの等の対応するグレー・レベルの群
に写像される。グレー・スケールのイメージのそれぞれ
の画素におけるグレー・レベルは対応するグレー・レベ
ルの群の中央のグレー・レベルと比較され、エラーはこ
こでも対応する画素に拡散されて、第1の中間のN個の
トーンのイメージ101が生成される。たとえば、「5
1」のグレー・レベルを有する第1の画素108は、グ
レー・レベル「43」(「56」と「31」の平均)と
比較され、エラーがその近傍に拡散される。
【0035】図16は、本発明の第4の好適な実施例4
01の一部を示す。その好適な1組の工程は図17に示
す。第1および第4の実施例の違いは、第4の実施例
は、多くの工程を滅失して1つの特別なディザ・マトリ
クスにすることによって、第1の実施例における工程の
数を減少している、ということである。本実施例におい
て、第2の中間のN個のトーンのイメージ404におけ
るそれぞれのセグメントのレベルが、グレー・スケール
のイメージ400と特別なディザ・マトリクス402の
画素間の比較によって決定される。375において、こ
の比較をベースにして、N個のトーンのイメージのそれ
ぞれの画素におけるグレー・レベルが決定される。その
後、377において、第2の中間のN個のトーンのイメ
ージ404から、N個のトーンのイメージがプリンタで
印字される。他の実施例においては、好ましくは、37
5におけるそれぞれの画素におけるグレー・レベルの決
定をする必要はない。第2の中間のN個のトーンのイメ
ージ404におけるすべてのセグメントは、ビット・マ
ップとしてプリンタに送られ、このビット・マップが直
接印字される。
【0036】好適な1実施例において、図16に示すよ
うに、グレー・スケールのイメージ400におけるすべ
ての画素は、隣接するセグメントの群にさらに分割さ
れ、より高解像度のグレー・スケールのイメージ406
を形成する。それぞれの画素のすべてのセグメントが、
グレー・スケールのイメージ400における対応する画
素と同じグレー・レベルを有してもよい。たとえば、
「206」のグレー・レベルを有する第1の画素408
は、410、412、414、416等の32個の隣接
するセグメントにさらに分割され、すべてのセグメント
が「206」のグレー・レベルを有する。他の実施例に
ついて、より高解像度のグレー・スケールのイメージ4
06は、実際にグレー・スケールのイメージ400より
も高い解像度を有する。たとえば、解像度において32
倍高い。このようにさらに分割した後、より高解像度の
グレー・スケールのイメージにおけるそれぞれのセグメ
ントは、特別なディザ・マトリクス402における対応
するセグメントと比較される。
【0037】図18は、特別なディザ・マトリクス40
2を形成する1つの好適な方法を図式的に示す。その好
適な1組の段階は図20に示す。概要として、500に
おいて、460、462、464等の多くの標準のグレ
ー・スケールのイメージが118、122等の多レベル
のディザ・マトリクスとまず比較され、450、45
2、454等の多くの中間出力マトリクスが作成され
る。その後、502において、第1の好適な実施例と同
様に、中間出力マトリクスにおけるすべての画素が隣接
するサブ画素の群と交換され、470、472、474
等の多くの出力マトリクスが形成される。504におい
て、すべての出力マトリクスが合計されて、特別なディ
ザ・マトリクス402が形成される。
【0038】より詳細には、それぞれの標準のグレー・
スケールのイメージにおけるすべての画素が同じグレー
・レベルを有する。たとえば、標準のグレー・スケール
のイメージ460におけるすべての画素はグレー・レベ
ル「0」を有する。グレー・スケールのイメージは25
6個のグレー・レベルを有するかもしれない。すべての
グレー・レベルを網羅するために、好ましくは256個
の標準のグレー・スケールのイメージが存在する。
【0039】第1の好適な実施例と同様、多レベルのデ
ィザ・マトリクスが生成される。それぞれの標準のグレ
ー・スケールのイメージについて、その画素が対応する
1つの多レベルのディザ・マトリクスと比較されて、そ
の中間出力マトリクスが生成される。この比較は、第1
の好適な実施例における比較と同様である。たとえば、
標準のグレー・スケールのイメージ462は、そのすべ
ての画素について「45」のグレー・レベルを有する。
その対応する多レベルのディザ・マトリクスは122で
あり、これは「56」から「31」までのグレー・レベ
ルを網羅する。このように、標準のグレー・スケールの
イメージ462におけるすべての画素が、多レベルのデ
ィザ・マトリクス122における対応する画素と比較さ
れ、中間出力マトリクス452が生成される。
【0040】すべての中間出力マトリクスが、すべての
画素を1群の隣接するセグメントと交換することによっ
て、対応する出力マトリクスに変換される。この交換の
過程は、第1の実施例における第1の中間のN個のトー
ンのイメージからの第2の中間のN個のトーンのイメー
ジの生成における交換の過程と同様である。たとえば、
中間出力マトリクスにおけるそれぞれの画素が32個の
セグメントの対応する明暗度に交換され、それぞれの画
素のレベルが表される。オンにされるべきセグメントは
内部に「1」を有し、オフにされるべきセグメントは
「0」を有する。交換の後、すべての中間出力マトリク
スがその対応する出力マトリクスとなる。たとえば、中
間出力マトリクス452は、交換の過程の後、出力マト
リクス472となる。それからマトリクス和によってす
べての出力マトリクスが合計されて、特別なディザ・マ
トリクス402が形成される。
【0041】第4の好適な実施例についてベイヤー・マ
トリクスを用いてもよい。違いは、中間出力マトリクス
におけるすべての画素はセグメントによって交換される
のではなく、第2の好適な実施例のようにサブ画素のみ
によって交換される、という点である。オンにされるべ
きサブ画素は内部に「1」を有し、オフにされるべきサ
ブ画素は内部に「0」を有する。
【0042】前述のことから、本発明は視覚的に快いN
個のトーンのイメージを比較的安価な用法で生成する、
ということが理解されるべきである。上記の説明は、カ
ラー・イメージに拡張することができる。カラーのN個
のトーンのイメージについて、発明された方法は、1回
ずつ異なる色について少なくともあと2回繰り返され、
カラーのN個のトーンのイメージが生成される。本発明
はまた、N個のトーンのイメージがプリンタで印字され
る代わりに表示されている表示装置にも拡張することが
できる。実際、本発明における印字の工程は、本発明に
おけるプリンタを表示装置として表示することを含む。
【0043】本明細書を考察したり本明細書に開示され
た本発明を実施することから、当業者には本発明の他の
実施例が明白になるであろう。本明細書と例は、単に典
型的なものとみなされることを意図しており、本発明の
真の範囲および趣旨は特許請求の範囲によって示されて
いる。
【0044】以上、本発明の各実施例について詳述した
が、ここで各実施例の理解を容易にするために各実施例
ごとに要約して以下に列挙する。
【0045】1. 複数の画素を有しそれぞれの画素が
最大および最小のレベルの間にあるグレー・レベルを有
するグレー・スケールのイメージから、複数の画素を有
しそれぞれの画素が2より大きいN個のレベルのうちの
1つであるグレー・レベルを有するN個のトーンのイメ
ージを生成する方法であって、前記グレー・スケールの
イメージにおける対応する画素のレベルをベースにし、
もとのディザ・マトリクスをベースにして、前記N個の
レベルにおける隣接するレベル間の区分けが均一でない
前記N個のトーンのイメージにおけるそれぞれの画素の
レベルを決定し、前記N個のトーンのイメージにおける
すべての画素のレベルをモデル化し、前記モデル化をベ
ースにして前記N個のトーンのイメージを印字する、工
程を含むイメージ印字方法である。
【0046】2. 前記決定する工程がさらに前記グレ
ー・スケールのイメージのすべての画素について、前記
N個のレベルと前記もとのディザ・マトリクスをベース
にして生成される複数の多レベルのディザ・マトリクス
の中から多レベルのディザ・マトリクスを選択し、前記
グレー・スケールのイメージにけるそれぞれの画素のレ
ベルと選択された多レベルのディザ・マトリクスにおけ
る対応する画素のレベルを比較して、前記N個のトーン
のイメージにおける対応する画素のレベルを決定する、
工程を含む上記1に記載のイメージ印字方法である。
【0047】3. 前記グレー・スケールのイメージに
おけるレベルを、前記N個のトーンのイメージの前記N
個のレベルをベースにして、N群に分割し、前記もとの
ディザ・マトリクスを、それぞれの群におけるレベルに
よって測定してN個の多レベルのディザ・マトリクスを
生成することによって生成されるN個の多レベルのディ
ザ・マトリクスがあることを特徴とする上記2に記載の
イメージ印字方法である。
【0048】4. 前記N個のトーンのイメージのN個
のレベルにおける隣接したレベル間の明暗度において視
覚的に分かる変化があることを特徴とする上記1に記載
のイメージ印字方法である。
【0049】5. 前記N個のトーンのイメージが白黒
であることを特徴とする上記1に記載のイメージ印字方
法である。
【0050】6. 前記N個のトーンのイメージがカラ
ーであり、前記方法がさらに、1回ずつ異なる色につい
て1回より多く前記方法を繰り返して前記カラーのN個
のトーンのイメージを生成する、工程を含むことを特徴
とする上記1に記載のイメージ印字方法である。
【0051】7. 前記N個のトーンのイメージがカラ
ーであり、前記方法がさらに、1回ずつ異なる色につい
て1回より多く前記方法を繰り返して前記カラーのN個
のトーンのイメージを生成する、工程を含むことを特徴
とする上記3に記載のイメージ印字方法である。
【0052】8. 前記モデル化の段階が前記N個のト
ーンのイメージにおけるすべての画素をそれぞれ明暗度
を有する複数のサブ画素と交換し、それぞれの画素のレ
ベルを対応するサブ画素のそれぞれの明暗度によって表
す、工程を含む上記1に記載のイメージ印字方法であ
る。
【0053】9. 前記印字の工程が白黒のプリンタを
用いることを含む上記1に記載のイメージ印字方法であ
る。
【0054】10. 前記印字の工程がカラー・プリン
タを用いることを含む上記1に記載のイメージ印字方法
である。
【0055】11. 複数の画素を有するもとのディザ
・マトリクスと複数の画素を有する複数の標準のマトリ
クスをベースにして、それぞれの画素が最大および最小
のレベルの間にあるグレー・レベルを有するグレー・ス
ケールのイメージから、それぞれの画素が2より大きい
N個のレベルのうちの1つを有するN個のトーンのイメ
ージを生成する方法であって、前記グレー・スケールの
イメージにおける対応する画素のレベルを、(a)前記
N個のレベル、(b)前記もとのディザ・マトリクス、
および(c)サブ画素を用いたN個のレベルを生成する
ためのモデル化、に依存する特別なディザ・マトリクス
における対応する画素と比較することによって、前記N
個のトーンのイメージにおけるそれぞれの画素のレベル
を決定し、前記N個のトーンのイメージを印字する、工
程を含むイメージ印字方法である。
【0056】12. 前記特別なディザ・マトリクスが
それぞれの標準のマトリクスを、前記N個のレベルと前
記もとのディザ・マトリクスから形成される複数の多レ
ベルのディザ・マトリクスの1つによって動作して、対
応する中間出力マトリクスを生成し、前記中間出力マト
リクスにおけるすべての画素を、前記複数の隣接するサ
ブ画素によってモデル化することによって、複数の出力
マトリクスを作成し、前記出力マトリクスを加える、こ
とによって生成されることを特徴とする上記11に記載
のイメージ印字方法である。
【0057】13. 前記N個のトーンのイメージにお
ける前記N個のレベルの隣接するレベル間の区分けが均
一でないことを特徴とする上記12に記載のイメージ印
字方法である。
【0058】14. それぞれの標準のマトリクスにお
ける画素が同じグレー・レベルを有し、前記標準のマト
リクスのすべてからのレベルが前記グレー・スケールの
イメージにおけるすべてのレベルを網羅し、前記多レベ
ルのディザ・マトリクスが前記N個のトーンのイメージ
のN個のレベルをベースにして、前記グレー・スケール
のイメージにおけるレベルをN群に分割し、前記もとの
ディザ・マトリクスをそれぞれの群におけるレベルで測
定して前記N個の多レベルのディザ・マトリクスを生成
することによって生成される、ことを特徴とする上記1
3項に記載のイメージ印字方法である。
【0059】15. 前記モデル化の工程がサブ画素を
用いたN個のレベルを生成するためのモデル化を含み、
前記決定およびモデル化の工程が特別なディザ・マトリ
クスと複数の標準のマトリクスに依存する、ことを特徴
とする上記1に記載のイメージ印字方法である。
【0060】16. 前記特別なディザ・マトリクスが
それぞれの標準のマトリクスを、前記N個のレベルと前
記もとのディザ・マトリクスから形成される複数の多レ
ベルのディザ・マトリクスの1つによって動作して、対
応する中間出力マトリクスを生成し、前記中間出力マト
リクスにおけるすべての画素を、前記複数の隣接するサ
ブ画素によってモデル化することによって、複数の出力
マトリクスを作成し、前記出力マトリクスを加える、こ
とによって生成されることを特徴とする上記15に記載
のイメージ印字方法である。
【0061】17. それぞれの標準のマトリクスにお
ける画素が同じグレー・レベルを有し、前記標準のマト
リクスのすべてからのレベルが前記グレー・スケールの
イメージにおけるすべてのレベルを網羅し、前記多レベ
ルのディザ・マトリクスが前記N個のトーンのイメージ
のN個のレベルをベースにして、前記グレー・スケール
のイメージにおけるレベルをN群に分割し、前記もとの
ディザ・マトリクスをそれぞれの群におけるレベルで測
定して前記N個の多レベルのディザ・マトリクスを生成
することによって生成される、ことを特徴とする上記1
6に記載のイメージ印字方法である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、グレー
・スケールのイメージにおける対応する画素レベルと、
もとのディザ・マトリックスをベースにしてそれぞれの
画素が2より大きいN個のレベルにおける隣接するレベ
ル間の区分けが均一でないN個のトーンのイメージがそ
れぞれの画素レベルを決定し、N個のトーンの画素レベ
ルをモデル化して、そのモデル化をベースにしてN個の
トーンのイメージを印字するようにしたので、より識別
可能なグレー・レベルで隣接するレベル間の変化が滑ら
かなN個のトーンのイメージをグレー・スケールのイメ
ージから比較的安価に印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好適な実施例を表す印字工程説
明図である。
【図2】第1の好適な実施例のN個のトーンのイメージ
を生成するグレー・レベルの群の好適な例を示す説明図
である。
【図3】本発明の多レベルのディザ・マトリクスを形成
する1つの好適な方法を示すフローチャートである。
【図4】図3において説明した方法によって形成された
1つの多レベルのディザ・マトリクスを示す説明図であ
る。
【図5】第1の好適な実施例のN個のトーンのイメージ
を形成する1つの好適な方法を示すフローチャートであ
る。
【図6】第1の好適な実施例のサブ画素およびセグメン
トを生成する1つの好適な方法を示すフローチャートで
ある。
【図7】第1の好適な実施例のサブ画素の形成を示す工
程説明図である。
【図8】4個のサブ画素に対する好適な1組のセグメン
トを示す説明図である。
【図9】図8における異なるセグメントを用いて印字さ
れる16個のグレー・レベルを示す説明図である。
【図10】グレー・レベルと第1の好適な実施例のN個
のトーンのイメージにおけるそれぞれのグレー・レベル
の濃度の関係を示すグラフである。
【図11】第1の好適な実施例によって印字された中間
調を有する絵を示す説明図である。
【図12】16個の隣接するサブ画素が1個の画素を形
成する、第2の好適な実施例を示す説明図である。
【図13】第2の好適な実施例の13個の異なるグレー
・レベルを生成するサブ画素のオンにする順序を示す説
明図である。
【図14】第2の好適な実施例のグレー・レベルの群の
1つを示す説明図である。
【図15】本発明の第2の好適な実施例をベースにして
生成したグレー傾斜を示した中間調を示す図である。
【図16】本発明の第4の好適な実施例の一部を示す工
程説明図である。
【図17】第4の好適な実施例の好適な方法を示すフロ
ーチャートである。
【図18】第4の好適な実施例における特別なディザ・
マトリクスを形成する1つの好適な方法を図式的に示す
工程説明図である。
【図19】図18における特別なマトリクスを形成する
好適な1組の工程を示すフローチャートである。
【図20】ベイヤー・マトリクスを用いて印字した従来
技術のグレー傾斜を表示した中間調を示す図である。
【符号の説明】
101 第1の中間のN個のトーンのイメージ 102 N個のトーンのイメージ 103,404 第2の中間のN個のトーンのイメージ 106,400 グレー・スケールのイメージ 108,112,114,116 画素 118,122 多レベルのディザ・マトリクス 250 もとのディザ・マトリクス 302,304,306,308 サブ画素 310,312,314,316,410,412,4
14,416 セグメント 402 特別なディザ・マトリクス 406 より高解像度のグレー・スケールのイメージ 408 第1の画素 450,452,454 中間出力マトリクス 460,462,464 標準のグレー・スケールのイ
メージ 470,472,474 出力マトリクス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 G06F 15/68 320 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素を有しそれぞれの画素が最大
    および最小のレベルの間にあるグレー・レベルを有する
    グレー・スケールのイメージから、複数の画素を有しそ
    れぞれの画素が2より大きいN個のレベルのうちの1つ
    であるグレー・レベルを有するN個のトーンのイメージ
    を生成する方法であって、 前記グレー・スケールのイメージにおける対応する画素
    のレベルをベースにし、もとのディザ・マトリクスをベ
    ースにして、前記N個のレベルにおける隣接するレベル
    間の区分けが均一でない前記N個のトーンのイメージに
    おけるそれぞれの画素のレベルを決定し、 前記N個のトーンのイメージにおけるすべての画素のレ
    ベルをモデル化し、 前記モデル化をベースにして前記N個のトーンのイメー
    ジを印字する、工程を含むイメージ印字方法。
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