JPH09321625A - ディジタル方式のアナログ積算器 - Google Patents

ディジタル方式のアナログ積算器

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Publication number
JPH09321625A
JPH09321625A JP13731396A JP13731396A JPH09321625A JP H09321625 A JPH09321625 A JP H09321625A JP 13731396 A JP13731396 A JP 13731396A JP 13731396 A JP13731396 A JP 13731396A JP H09321625 A JPH09321625 A JP H09321625A
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JP
Japan
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error
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Application number
JP13731396A
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English (en)
Inventor
Makoto Sato
真 佐藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積算誤差を小さくする。 【解決手段】 アナログ信号を演算周期でサンプリング
してA/D変換する。演算周期タイマON毎に、A/D
変換されたデータの今回値X1を第1のメモリに、前回
値X2を第2のメモリに格納し(S2,S3)、X1と
X2の平均値Mを演算し(S4)、求めた平均値Mを順
次加算して積算値Sを得る(S5)。A/D変換データ
をそのまま積算した場合、演算周期をTとすると前回値
をA,今回値をA+dとした場合、前回値の積算値はT
・A,今回値の積算値はT・A+T・dとなり階段状と
なり誤差を生ずるが、上記平均値MはT・A+T・d/
2となり、T・d/2により斜線化されることになるの
で、Mを順次積算することで、誤差の少ない積算値Sが
求まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算周期毎の誤差
を小さくできるディジタル方式のアナログ積算器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル方式のアナログ積算器は、ア
ナログ信号を演算周期毎にサンプリングしてA/D変換
し、この変換データを積算することでアナログ積算値を
求めている(図4)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アナログ信号が図5の
ように変化した場合、アナログ積算値は斜線部分の面積
Sに当たる。しかし、前記従来のディジタル方式では演
算周期毎にアナログ信号の瞬時値を読み取り、積算して
いるので、図4の斜線部分が誤差として常に積算され
る。この誤差を少なくして積算精度を上げるためには、
演算周期を早めてサンプリングし、A/D変換して積算
をすればよいが、演算周期を早めるには限度がある。
【0004】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは演算周
期を早めることなく積算精度を向上することができるデ
ィジタル方式のアナログ積算器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル方式
のアナログ積算器は、アナログ入力信号をサンプリング
してA/D変換して入力データを出力するA/D変換手
段と、演算周期タイマのオン毎に入力データの今回値と
前回値を格納するメモリ手段と、演算周期タイマのオン
毎にメモリ手段からの入力データの今回値と前回値を取
り込んでその平均値を求める平均値演算手段と、この演
算手段からの平均値を積算する加算手段とからなるもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】アナログ信号を演算周期でサンプ
リングし、A/D変換する。この変換された入力データ
を図1のフローにより積算する。図1について、演算周
期タイマのON毎に、第1のメモリに格納されている入
力データを前回値データX2として第2のメモリに格納
し、A/D変換手段からの新たな入力データを今回値デ
ータX1として第1のメモリに格納し(S2,S3)、
第1,第2のメモリからの今回値データX1と前回値デ
ータX2を取り入れてデータX1とX2の平均値M=
(X1+X2)/2を演算し(S4)、この平均値Mを
前回までの積算値Sに加算する(S5)。この処理S1
〜S5を演算周期タイマON毎に繰り返してアナログ積
算値Sを求める。
【0007】上記入力データX1と前回入力データX2
の平均値Mは図2のように折線化されたものとなる。そ
の理由を説明する。入力データの前回値(t0時の値)
をA,今回値(t1時の値)を(A+d)とする。また
1−t0を演算周期Tとする。
【0008】従来の方法では、要するに、前回積算値を
T・Aで表し、今回積算値をT・(A+d)で表してい
る。
【0009】この平均値をとると、(1)式となる。
【0010】
【数1】
【0011】これは図2のように折線化した時の平均値
(面積)と等しくなる。しかして、上記平均値Mは折線
化された平均値ということができる。したがって、アナ
ログ信号が図5の曲線で入力した場合、演算周期T毎に
演算される平均値Mは図3のような折線となるので、平
均値Mを積算した積算値Sは従来法による積算値(図
4)より誤差が少なくなる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0013】(1)演算周期毎に入力データとその前回
値の平均を取っているので、演算周期毎の誤差が極めて
小さくなる。
【0014】(2)このため演算周期を速めることなく
精度よくアナログ積算値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力データ積算の処理フロー図。
【図2】折線化の説明図。
【図3】折線化された波形図。
【図4】従来法によるアナログ積算の誤差説明図。
【図5】アナログ入力波形図。
【符号の説明】
X1…今回値データ X2…前回値データ M…平均値データ T…演算周期

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をサンプリングしてA
    /D変換して入力データを出力するA/D変換手段と、 演算周期タイマのオン毎に入力データの今回値と前回値
    を格納するメモリ手段と、 演算周期タイマのオン毎にメモリ手段からの入力データ
    の今回値と前回値を取り込んでその平均値を求める平均
    値演算手段と、 この演算手段からの平均値を積算する加算手段と、から
    なることを特徴としたディジタル方式のアナログ積算
    器。
JP13731396A 1996-05-31 1996-05-31 ディジタル方式のアナログ積算器 Pending JPH09321625A (ja)

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JPH09321625A true JPH09321625A (ja) 1997-12-12

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JP13731396A Pending JPH09321625A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 ディジタル方式のアナログ積算器

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JP (1) JPH09321625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089494A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 回転機の制御装置、制御システムおよび制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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