JPH09320472A - ブラウン管の組立調整方法 - Google Patents

ブラウン管の組立調整方法

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Publication number
JPH09320472A
JPH09320472A JP13619096A JP13619096A JPH09320472A JP H09320472 A JPH09320472 A JP H09320472A JP 13619096 A JP13619096 A JP 13619096A JP 13619096 A JP13619096 A JP 13619096A JP H09320472 A JPH09320472 A JP H09320472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray tube
temperature
cathode ray
landing
adjustment
Prior art date
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Pending
Application number
JP13619096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Akiyama
正俊 秋山
Tomoyuki Akutsu
知行 阿久津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Chiba Electronics Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Chiba Electronics Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Chiba Electronics Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13619096A priority Critical patent/JPH09320472A/ja
Publication of JPH09320472A publication Critical patent/JPH09320472A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】調整精度の向上及び空調投資の削減が図れると
共に、個々のブラウン管の温度に対して調整が可能で、
調整後のブラウン管特性の品質の一定化が図れる。 【解決手段】ブラウン管特性とその特性に影響を与える
変動因子との関係式を調整基準値として制御系3にプロ
グラムとして入力しておき、ブラウン管の調整時点でそ
のバルブ1の温度を温度センサー5で測定して制御系3
に入力することにより、制御系3はそのブラウン管の調
整基準枠12をモニター4上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラウン管の組立調
整方法に係り、特にバルブと偏向ヨークの組立調整方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管のバルブと偏向ヨークの組立
調整においては、ランディング特性、コンバーゼンス特
性等のブラウン管特性の調整を行う。従来は、室温を規
定温度(25±5℃)にし、その室温に一定時間(例え
ば4時間以上)置くことでバルブ温度が室温になったと
見なし、その規定温度でランディング特性、コンバーゼ
ンス特性等を調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ランディング特性、コ
ンバーゼンス特性等のブラウン管特性の基準値は、バル
ブ温度、電子銃のヒータ点火後の経時変化等によりそれ
ぞれ変化する。しかし、従来のように一定の規定温度
(25±5℃)で調整しても、精度的に±5℃に相当す
るバラツキが生じる。またバルブ温度(室温)を年間を
通して一定範囲に入れることは、空調投資が莫大であ
り、空調能力、物流面で非常に困難である。特に猛暑、
酷寒等で室温を規定温度に保持できない場合には、抜取
りでバルブ温度を測定し、その温度に応じた基準値(規
定温度における基準値の補正値)で調整を行っている。
【0004】本発明の課題は、調整精度の向上及び空調
投資の削減が図れると共に、個々のブラウン管の温度に
対して調整が可能で、調整後のブラウン管特性の品質の
一定化が図れるブラウン管の組立調整方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の手段は、ブラウン管のバルブと偏向ヨ
ークを組合せてブラウン管特性を調整するブラウン管の
組立調整方法において、ブラウン管特性とその特性に影
響を与える変動因子との関係式を調整基準値として制御
系にプログラムとして入力しておき、ブラウン管の調整
時点でそのブラウン管の変動因子の実測値を前記制御系
に入力することにより、制御系はそのブラウン管の調整
基準値をモニター上に表示することを特徴とする。
【0006】上記課題を解決するための本発明の第2の
手段は、上記第1の手段において、前記変動因子は、バ
ルブの温度であり、前記ブラウン管特性は、ランディン
グ特性であることを特徴とする。
【0007】上記課題を解決するための本発明の第3の
手段は、上記第1の手段において、前記変動因子は、バ
ルブの温度及びヒータ点火後の経時変化等であり、前記
ブラウン管特性は、ランディング特性及びコンバーゼン
ス特性であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】ブラウン管特性で白色均一性を決
定する因子の内、電子ビームと蛍光体ドットのランディ
ング特性が重要である。ランディングは、バルブ自体の
温度によって変化する。以下、ランディング特性の調整
について説明する。図1において、1はバルブ、2は偏
向ヨーク、3は制御系、4はモニター、5は計測器パネ
ルを示す。制御系3には、バルブ1の温度とランディン
グ特性の基準値がどのような関係にあるべきかを予め調
査したデータ6をプログラムとして入力しておく。計測
器パネル5は、図2に示すように、9個のランディング
測定用カメラ7と、ほぼ中央部に1個の測定センサー8
とを有している。なお、測定センサー8も複数個設けて
もよい。
【0009】次に制御系3に記憶させておくデータ6に
ついて説明する。図3に示すように、バルブ1の画面の
長軸の3時、9時の2点を調整基準点とした場合、ラン
ディング測定用カメラ7によって検出された蛍光体ドッ
ト10に対する電子ビーム119のずれ量yがミスラン
ディング量である。このミスランディング量yはバルブ
温度xに関係し、規定温度25℃の時のミスランディン
グ量を0に調整すると、図4に示す関係にある。即ち、
シャドウマスク用のスプリングの材質がモノメタル材の
場合は、y=x−25、バイメタル材の場合は、y=1
/2(x−25)の関係式にある。この関係式のデータ
6をプログラムとして前記制御系3に入力しておく。
【0010】そこで、バルブ1の画面の前方に配設され
た温度センサー8による測定温度は、制御系3に入力さ
れる。制御系3は、この測定温度に対するランディング
特性yを算出する。今、スプリングがモノメタル材であ
る場合には、y=x−25であるので、測定温度が20
℃の場合は、y=−5μmとなる。従って、この測定温
度されたバルブ1のランディング特性y=−5μmが基
準値となる。この基準値は、モニター4に基準枠12と
して表示される。そこで調整者は、モニター4を見なが
ら基準枠12に電子ビーム11の現状値11aが入るよ
うに、偏向ヨーク2の位置を調整する。
【0011】上記実施の形態は、バルブ1の温度とラン
ディング特性との関係について述べた。しかし、〔発明
が解決しようとする課題〕の項で述べたように、ブラウ
ン管特性にはランディング特性の他にコンバーゼンス特
性等があり、これらの特性に影響を与える変動要因とし
てバルブ温度の他に電子銃のヒータ点火後の経時変化等
がある。変動因子Xとブラウン管特性Yの基準値がどの
ような関係にあるかを予め調査し、その関係式のデータ
6をプログラムとして制御系3に入力しておく。そし
て、調整するバルブ1の変動因子Xの実測値を手動又は
自動で測定して制御系3に入力する。制御系3は、予め
記憶しているデータ6のプログラムから変動因子Xの測
定値の条件でのブラウン管特性Yの基準値がモニター4
上に表示される。調整者は、その基準値を見ながら偏向
ヨーク2の位置を調整することで、変動因子Xの値を考
慮した調整が可能となり、調整後のブラウン管特性の品
質が一定化する。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、調整精度の向上及び個
々のブラウン管の温度に対して調整が可能で、調整後の
ブラウン管特性の品質の一定化が図れる。例えば、バル
ブ温度が±5℃変動する場合、本発明によれば、従来技
術に対して±5μmのランディングエラー量の縮小が可
能となる。またバルブ温度を一定に保持する必要がない
ので、空調投資の削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略説明図であ
る。
【図2】計測器パネルの正面図である。
【図3】ブラウン管の調整基準値画像の説明図である。
【図4】バルブ温度とランディング特性の関係を示す図
である。
【符号の説明】
1 バルブ 2 偏向ヨーク 3 制御系 4 モニター 5 計測器パネル 6 データ 7 ランディング測定用カメラ 8 温度センサー 10 蛍光体ドット 11 電子ビーム 12 基準枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウン管のバルブと偏向ヨークを組合
    せてブラウン管特性を調整するブラウン管の組立調整方
    法において、ブラウン管特性とその特性に影響を与える
    変動因子との関係式を調整基準値として制御系にプログ
    ラムとして入力しておき、ブラウン管の調整時点でその
    ブラウン管の変動因子の実測値を前記制御系に入力する
    ことにより、制御系はそのブラウン管の調整基準値をモ
    ニター上に表示することを特徴とするブラウン管の組立
    調整方法。
  2. 【請求項2】 前記変動因子は、バルブの温度であり、
    前記ブラウン管特性は、ランディング特性であることを
    特徴とする請求項1記載のブラウン管の組立調整方法。
  3. 【請求項3】 前記変動因子は、バルブの温度及びヒー
    タ点火後の経時変化等であり、前記ブラウン管特性は、
    ランディング特性及びコンバーゼンス特性であることを
    特徴とする請求項1記載のブラウン管の組立調整方法。
JP13619096A 1996-05-30 1996-05-30 ブラウン管の組立調整方法 Pending JPH09320472A (ja)

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