JPH0932046A - 集水埋渠埋設部構造及びその護床工施工方法 - Google Patents

集水埋渠埋設部構造及びその護床工施工方法

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JPH0932046A
JPH0932046A JP20787995A JP20787995A JPH0932046A JP H0932046 A JPH0932046 A JP H0932046A JP 20787995 A JP20787995 A JP 20787995A JP 20787995 A JP20787995 A JP 20787995A JP H0932046 A JPH0932046 A JP H0932046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目詰まりを生じ難いと共に生じた目詰まりを
容易に解消することができ、施工も容易な集水埋渠埋設
部構造及びその護床工施工方法を提供する。 【解決手段】 集水埋渠10の上側の砂利層12内にエ
アブローパイプ30が埋設されると共に、当該エアブロ
ーパイプ30と対応する河床部に単位枠体50を組み合
わせて形成された集合枠体41内に砂利が充填された護
床工40が設けられて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川敷の河床下や
旧河川敷等の地中に埋設した有孔管渠によって伏流水や
自由地下水を取水する集水埋渠の埋設部構造及びその護
床工施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】伏流水や自由地下水を取水する方法とし
て、河川敷の河床下や旧河川敷等の地中に鉄筋コンクリ
ート等により形成された有孔の集水管を埋設した集水埋
渠がある。
【0003】集水埋渠は、図13に概念的な断面斜視図
を示すように、集水埋渠1の周囲を所定粒径の砂利とす
ると共に外側に向かってその粒径を段階的に小さくして
所定深さに埋設される。当該集水埋渠埋設部位の河床に
は、洗掘を防いで河床を安定させるために一般にふとん
かごと称される洗掘防止部材2が設置される。
【0004】ふとんかご2は、線径が8〜10番手(3
〜4mm)の針金を約100m間隔で編んだ金網により
形成された袋の中に玉石を詰めたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来構成では、使用に伴ってふとんかご内の玉石
や埋設砂利層の隙間に河川中を流されてくる泥や細かい
砂が詰まって水の流路を閉塞させ、取水量が減少すると
いう問題があった。このような目詰まりを解消するには
ふとんかごや砂利層を重機で掘り起こして洗浄しなけれ
ばならず、大がかりな作業が必要であった。
【0006】ふとんかご内の玉石は、その網目から脱落
しないようにかなりの大きさがあるため、個々の玉石の
間の隙間が大きいと共にその隙間の配置は粗く、その粗
い隙間に浸透水流が集中するために均一な水流が得られ
ないと共に土砂の詰まりも多く、一旦詰まると解消が容
易でないという問題がある。尚、ふとんかごの網目は必
要な強度を有する径の針金を用いることによって一義的
に決まってしまい、網目を小さくして砂利を収容するよ
うにはできないものである。
【0007】また、施工時において、ふとんかごは金網
で形成されて不定形であるために施工作業性が悪いと共
に安定性も悪く、隣接するものとの間に大きな隙間を有
してこの隙間に土砂が溜まり易いという問題もある。
【0008】更に、ふとんかご内への玉石の収容は、金
網を変形させないようにしかもぎっしりと詰め込まなけ
ればならないために機械化が困難であって人手にたよっ
ており、極めて手間がかかるものであった。
【0009】つまり、洗掘防止部材としてのふとんかご
は、施工時においてはその玉石の詰め込み作業が面倒で
あると共に作業性が悪く、運用時においては目詰まりし
易くその解消が困難であるという問題を有するものであ
る。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、目詰まりを生じ難いと共に生じた目
詰まりを容易に解消することができ、施工も容易な集水
埋渠埋設部構造及びその護床工施工方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
の集水埋渠埋設部構造は、集水埋渠の上側の砂利層内
に、圧搾空気供給手段から圧搾空気が供給される空気噴
出パイプ部材が配設されると共に、その上側の河床部
に、前記空気噴出パイプ部材の配設域と対応する平面形
状で所定厚さの直方体状に組まれた枠体の側面部と上面
部とが網状部材で囲まれた護床工が内部に砂利を収容し
て敷設されて構成されていることを特徴とする。本構成
によれば、圧搾空気供給手段によって供給された圧搾空
気が空気噴出パイプ部材から噴出されて上部砂利層及び
護床工の砂利層を透過して上方に逃げ、その気泡が砂利
の隙間に溜まった泥や砂を排出させて目詰まりを解消す
る。護床工は側面と上面が網状部材で囲まれた枠体内部
に砂利が収容されているために、上面の網状部材が内部
の砂利の洗掘を防ぎ、枠体の移動は内部の砂利によって
防がれる。
【0012】また、上記空気噴出パイプ部材は、上記集
水埋渠の延設方向に所定長さのパイプユニットに分割構
成されると共に、前記各パイプユニットには上記エア供
給手段からそれぞれ独立して圧搾空気が供給可能に構成
されていることを特徴とする。本構成では、分割構成さ
れたパイプユニット毎にエア供給手段から圧搾空気を供
給することで、遠隔部位が減圧することのない均一圧力
の圧搾空気で部分毎に目詰まりの解消作用を行うことが
できる。
【0013】また、上記護床工の枠体は、複数の単位枠
体がそれぞれ側面で結合されて所定の形状に形成された
集合枠体であることを特徴とし、更にその施工方法とし
て、上記護床工の敷設位置に、単位枠体を結合して所定
サイズに形成されると共に側面部のみに網状部材が設け
られた集合枠体を配置し、該集合枠体内に砂利を充填し
た後、前記集合枠体を構成する各単位枠体の上面にそれ
ぞれ網状部材から成る蓋部材を固定することを特徴とす
る。本構成では、単位枠体を組み合わせて護床工の枠体
を構成するために、その形状や大きさを施工部位に対応
させて適宜設定して施工できる。また、その施工方法で
は敷設位置に配置した枠体内に重機で砂利を詰めて施工
できる。
【0014】また、上記網状部材は、エキスパンドメタ
ルにより構成されていることを特徴とする。本構成で
は、エキスパンドメタルは編んだものではないために網
目が拡がることがなく、網目が拡がって枠体内に収容し
た砂利が流出することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る集
水埋渠埋設部構造の一実施形態である集水埋渠埋設部を
概念的に示す断面斜視図、図2は集水埋渠と直交する断
面図、図3(A)はエアブローパイプの配設位置におけ
る平面図に相当する図、図3(B)は図3(A)のA−
A断面図に相当する図である。
【0016】集水埋渠10は、順次粒径が小さくなる三
層の砂利層(玉砂利層11,中径砂利層12,小径砂利
層13)によって所定深さに埋設され、図3に示すよう
に接合井20の間を連結して配設されている。集水埋渠
10の上側所定距離の位置には空気噴出パイプ部材とし
てのエアブローパイプ30が埋設され、小径砂利層13
の上の河床には護床工40が配設されている。
【0017】エアブローパイプ30は、図3(A)に示
すように、複数のパイプユニット31(31A,31
B,31C)が接合井20の周囲と集水埋渠10の上側
を覆うように配設されて構成されている。
【0018】パイプユニット31は、ステンレス合金製
の管材により、その一例として集水埋渠10の上側に配
置されるパイプユニット31Aの平面図を図4に示すよ
うに、所定長さの二本の導管30Aの間を当該導管30
Aと直交する方向の複数(図4では7本)のブロアー管
30Bで連結して所定巾の梯子状に構成されている。一
方の導管30Aには供給管34が接続されており、この
供給管34を介して圧搾空気が供給されるようになって
いる。ブロアー管30Bにはその周囲に複数の空気噴出
孔30C(図1に示す)が開口形成されており、導管3
0Aから供給された圧搾空気がこの空気噴出孔30Cか
ら外部に噴出するようになっている。パイプユニット3
1の巾(集水埋渠10の延設方向と直交する方向の長
さ)は当該パイプユニット31の配設位置における集水
埋渠10の取水に寄与する浸透水の経路と対応するよう
に設定され、全体の大きさは圧搾空気が隅々まで供給さ
れて全体に所定の圧力を維持でき、ブロアー管30Bの
空気噴出孔30Cから均一な空気噴出量を得ることが可
能なように設定される。
【0019】それぞれのパイプユニット31に接続され
た供給管34は、マニホールド部35を介してコンプレ
ッサー36に接続されており、当該コンプレッサー36
から圧搾空気が圧送されるようになっている。また、マ
ニホールド部35の下流側にそれぞれバルブ37が備え
られており、当該バルブ37を開閉操作することで個々
のパイプユニット31を独立して作動(空気噴出)させ
ることができるようになっている。尚、図3では供給管
34及びコンプレッサー36は図中右半分のパイプユニ
ット31のみに示して左半分は省略してある。
【0020】上記構成のエアブローパイプ30は、コン
プレッサー37からの圧搾空気が、供給管34を介して
各パイプユニット31に供給され、導管30Aからブロ
アー管30Bに供給されてその空気噴出孔30Cから外
部に噴出し、この噴出した空気が砂利層11,12,1
3及び護床工50の砂利の隙間を縫って上昇することで
それらの隙間に詰まった泥や砂を排出させるように作用
する。
【0021】本構成では、エアブローパイプ30を複数
のパイプユニット31に分割構成すると共にそれぞれの
パイプユニット31を独立して作用可能に構成してある
ため、個々のパイプユニット31を順次選択的に作用さ
せることにより、各パイプユニット31の全面に亙って
均一且つ十分な空気噴出量が得られ、各パイプユニット
31配設位置毎に効果的に目詰まり解消作用が可能とな
る。つまり、一体のパイプ構造物で集水埋渠10全体を
カバーするように構成すると、途中からの空気噴出によ
る圧力低下によってその末端まで圧搾空気が供給されな
くなって全体的に均一な空気噴出量が得られず、その結
果、端部の目詰まりを解消させることができないといっ
た問題が生ずるが、本構成によればそのような問題は生
じないものである。また、集水埋渠10が水流に対して
平行に近い状態で設置されているような場合には、上流
側に位置するパイプユニット31から順次目詰まり解消
作用を行うことにより、上流側の作用に伴って流水中に
巻き上げられた泥や砂が下流側の集水埋渠10の上の砂
利層上に堆積してこれが再度目詰まりを生じさせること
を防ぐことができる。
【0022】護床工40は、単位枠体50が組み合わさ
れて図5に砂利が収容されていない状態の斜視図を示す
集合枠体41が形成され、この集合枠体41がエアブロ
ーパイプ30の埋設位置(即ち集水埋渠10の埋設位
置)と対応する河床部に内部に砂利を収容した状態で設
置されて構成される。
【0023】単位枠体50は、ステンレス合金製のアン
グルと平板によって形成された図6に斜視図を示すよう
な直方体状の枠組み51に、図7の分解斜視図に示すよ
うにその側面及び端面にステンレス合金製の網状部材と
してのエキスパンドメタル52が張設可能であると共
に、上面に平枠61にエキスパンドメタル62を張設し
た天版60がボルトによって固定されるようになってい
る。
【0024】集合枠体41は、このような単位枠体50
がスポット溶接によって結合されて、エアブローパイプ
30の配設域と対応する巾と所定長さの直方体状(厚さ
は単位枠体50の厚さ)で、全体の側面部がエキスパン
ドメタル52によって囲まれた状態に形成されている。
即ち、集合枠体41の角部を構成する単位枠体50Aは
図8に示すように一方の側面部と一方の端面部にエキス
パンドメタル52が張設されたものを、その同じ側の他
端の角部を構成する単位枠体50Bは図9に示すように
一方の側面部と単位枠体50Aとは逆側の端面部にエキ
スパンドメタル52が張設されたものを、集合枠体41
の側部を構成する単位枠体50Cは図10に示すように
一方の側面のみにエキスパンドメタル52が張設された
ものを、集合枠体41の端部を構成する単位枠体50D
は図11に示すように一方の端部のみにエキスパンドメ
タル52が張設されたものを、集合枠体41の外面に隣
接しない中央部を構成するものは図12に示す枠組み5
1のみの単位枠体50Eを用いて形成され、これによっ
て側面部(前後端面及び左右側面)のみがエキスパンド
メタル52によって囲まれた集合枠体41が構成される
ものである。
【0025】このように形成された集合枠体41は、別
の場所で組み立てられて天版60が未装着の状態で運ば
れて河床の設置部位に配置され、上側からパワーシャベ
ル等によって内部に砂利を充填した後、個々の単位枠体
50それぞれに天版60をボルトで締着することで設置
される。
【0026】上記のごとき構成の護床工40では、浸透
水の浸透を阻害することなく洗掘は天版60が防ぎ、集
合枠体41の移動は内部に充填された砂利が防いで安定
して設置され、ふとんかごのように隣接するものとの間
に大きな隙間を生ずることもない。施工の際には、従来
のふとんかごのように人手によって内部へ玉石を詰め込
んだものを河床に設置するといった面倒な作業は不要で
あり、集合枠体41を重機によって所定位置に配設した
後、機械的に砂利を充填することができる。また、単位
枠体50の組み立て構成を変えることで異なる形状に容
易に対応することができる。
【0027】エキスパンドメタル50の網目間隔は、充
填する砂利が漏洩しない程度に設定すれば良く、ふとん
かごに詰められた玉石より粒径の小さい砂利が使用でき
るため、砂利粒間に形成される水の流通経路となる隙間
が小さく全体に亙って密に均一に配置され、前述のエア
ブローパイプ30からの噴出空気によって目詰まり解消
が効率良く行えるものである。つまり、ふとんかごのよ
うに大きな玉石を利用した場合、玉石間の隙間が大きく
粗く配置されることとなるため、その大きな隙間に詰ま
った泥や砂は噴出空気によっても容易には解消できない
が、砂利の間の目詰まりは容易に解消可能なものであ
る。
【0028】尚、上記実施形態では、網状部材としてエ
キスパンドメタルを用いたが、これに限るものではなく
針金を編んだ金網であっても良い。しかし、金網の場合
には網目がずれることによって開口が大きくなって収容
した砂利が漏洩する虞があり、エキスパンドメタルが望
ましいものである。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る集水埋
渠埋設部構造によれば、圧搾空気供給手段からの圧搾空
気を空気噴出パイプ部材から噴出することにより、その
噴出空気の気泡が上部砂利層及び護床工の砂利層を透過
して上方に逃げる際に砂利の隙間に溜まった泥や砂を排
出させ、極めて容易に目詰まりを解消させることができ
る。護床工は側面と上面が網状部材で囲まれた枠体内部
に砂利が収容されているために、上面の網上部材が内部
の砂利の洗掘を防ぎ、枠体の移動は内部の砂利によって
防がれるために安定した設置ができると共に、粒径の小
さい砂利を収容することが可能となり、粒径の小さな砂
利は小さい流路を密に形成するために均一な水流が得ら
れると共に上記空気噴出パイプからの噴出空気によって
容易に目詰まりを解消できるものである。
【0030】また、空気噴出パイプ部材をパイプユニッ
トに分割構成することにより、パイプユニット毎に圧搾
空気供給手段から圧搾空気を供給することで、遠隔部位
が減圧することなく均一圧力の圧搾空気で部分毎に目詰
まりを完全に効率良く解消させることができるものであ
る。
【0031】また、上記護床工の枠体を複数の単位枠体
を結合した集合枠体で構成することにより、一種類の単
位枠体で形状や大きさの異なる施工部位に対応した護床
工を形成して施工でき、また、施工方法として集合枠体
を護床工の敷設位置に配置してその中に砂利を充填した
後に各単位枠体の上面にそれぞれ蓋部材を固定する施工
方法とすることで、砂利の充填作業の機械化も可能とな
って作業効率が格段に向上するものである。
【0032】また、上記網状部材をエキスパンドメタル
とすることにより、その網目が拡がって枠体内に収容し
た砂利が流出することがなく、安定的で耐久性も高いも
のと成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本発明に係る集水埋渠埋設部構造
の一実施形態である集水埋渠埋設部を概念的に示す断面
斜視図である。
【図2】集水埋渠と直交する断面図である。
【図3】(A)はエアブローパイプの配設位置における
平面図に相当する図、(B)は(A)のA−A断面図に
相当する図である。
【図4】エアブローパイプを構成するパイプユニットの
平面図である。
【図5】護床工の集合枠体の斜視図である。
【図6】単位枠体の枠組みを示す斜視図である。
【図7】単位枠体と天版の分解斜視図である。
【図8】集合枠体の角部を構成する単位枠体の斜視図で
ある。
【図9】集合枠体の角部を構成する単位枠体の斜視図で
ある。
【図10】集合枠体の側部を構成する単位枠体の斜視図
である。
【図11】集合枠体の端部を構成する単位枠体の斜視図
である。
【図12】集合枠体の中央部を構成する単位枠体の斜視
図である。
【図13】従来構成の集水埋渠の埋設構成を概念的に示
す断面斜視図である。
【符号の説明】
10 集水埋渠 11 玉砂利層 12 中径砂利層 13 小径砂利層 30 エアブローパイプ(空気噴出パイプ部材) 31 パイプユニット 36 コンプレッサー(圧搾空気供給手段) 40 護床工 41 集合枠体(枠体) 50 単位枠体 52 エキスパンドメタル(網状部材) 62 エキスパンドメタル(網状部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集水埋渠の上側の砂利層内に、圧搾空気
    供給手段から圧搾空気が供給される空気噴出パイプ部材
    が配設されると共に、その上側の河床部に、前記空気噴
    出パイプ部材の配設域と対応する平面形状で所定厚さの
    直方体状に組まれた枠体の側面部と上面部とが網状部材
    で囲まれた護床工が内部に砂利を収容して敷設されて構
    成されていることを特徴とする集水埋渠埋設部構造。
  2. 【請求項2】 上記空気噴出パイプ部材は、上記集水埋
    渠の延設方向に所定長さのパイプユニットに分割構成さ
    れると共に、前記各パイプユニットには上記圧搾空気供
    給手段からそれぞれ独立して圧搾空気が供給可能に構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の集水埋渠
    埋設部構造。
  3. 【請求項3】 上記護床工の枠体は、複数の単位枠体が
    それぞれ側面で結合されて所定の形状に形成された集合
    枠体であることを特徴とする請求項1に記載の集水埋渠
    埋設部構造。
  4. 【請求項4】 上記網状部材は、エキスパンドメタルに
    より構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    集水埋渠埋設部構造。
  5. 【請求項5】 上記護床工の敷設位置に、単位枠体を結
    合して所定サイズに形成されると共に側面部のみに網状
    部材が設けられた集合枠体を配置し、該集合枠体内に砂
    利を充填した後、前記集合枠体を構成する各単位枠体の
    上面にそれぞれ網状部材から成る蓋部材を固定すること
    を特徴とする請求項3に記載の集水埋渠埋設部構造にお
    ける護床工施工方法。
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