JP2926400B1 - 自然環境に優しい河川表流水取水工法及び自動再生型取水ストレーナ - Google Patents
自然環境に優しい河川表流水取水工法及び自動再生型取水ストレーナInfo
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
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Abstract
【要約】
【課題】自然環境を損なうことなく河川の洗掘部から表
流水を取水すること。 【解決手段】河川の湾曲した凹部に形成される洗掘部
の、最深洗掘高または最深洗掘高の評価高(2)と、計
画河床高(3)の間の、護岸(4)及び根固め工(5)
の一部に、小規模の取水枠(6)付の取水庭(7)を構
築して、この取水庭に縦円筒型にして、外周に魚類その
他の水中生物の迷入や吸い込みを防止する、微細目スク
リーン筒を持つ取水ストレーナ(10)を設置し、この
取水ストレーナの内部に圧縮空気を送り、水中曝気によ
り逆流を生ぜしめて、微細目スクリーン筒の流芥による
目詰まりを解消して再生させるものである。
流水を取水すること。 【解決手段】河川の湾曲した凹部に形成される洗掘部
の、最深洗掘高または最深洗掘高の評価高(2)と、計
画河床高(3)の間の、護岸(4)及び根固め工(5)
の一部に、小規模の取水枠(6)付の取水庭(7)を構
築して、この取水庭に縦円筒型にして、外周に魚類その
他の水中生物の迷入や吸い込みを防止する、微細目スク
リーン筒を持つ取水ストレーナ(10)を設置し、この
取水ストレーナの内部に圧縮空気を送り、水中曝気によ
り逆流を生ぜしめて、微細目スクリーン筒の流芥による
目詰まりを解消して再生させるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然環境を損じる
ことなく河川から取水するための、河川表流水取水工法
及び自動再生型取水ストレーナに関する。
ことなく河川から取水するための、河川表流水取水工法
及び自動再生型取水ストレーナに関する。
【0002】本明細書において使用する用語で次に示す
ものは、「建設省河川砂防技術基準案設計編」等により
次の通り定義されている。 (a)「最深洗掘高」とは、河川の湾曲した凹部が水衝
部となり、流水の作用により生じる洗掘の、維持される
高さをいう。 (b)「最深洗掘高の評価高」とは、河川の湾曲した凹
部が水衝部となり、流水の作用で将来洗掘されると予測
される高さをいう。 (c)「根固め工」とは、護岸基礎の洗掘を防止するも
ので、捨て石、粗朶沈床、ブロック層積工、ブロック乱
積工、篭工等の総称である。 (d)「床止め工」とは、河床の洗掘を防止して河道の
勾配を安定させ、河川の縦断または横断形状を維持する
ために、河川を横断して設ける工作物をいう。 (e)「水叩き工」とは、洗掘を防止し、下面から働く
揚圧力を抑止する工作物をいう。
ものは、「建設省河川砂防技術基準案設計編」等により
次の通り定義されている。 (a)「最深洗掘高」とは、河川の湾曲した凹部が水衝
部となり、流水の作用により生じる洗掘の、維持される
高さをいう。 (b)「最深洗掘高の評価高」とは、河川の湾曲した凹
部が水衝部となり、流水の作用で将来洗掘されると予測
される高さをいう。 (c)「根固め工」とは、護岸基礎の洗掘を防止するも
ので、捨て石、粗朶沈床、ブロック層積工、ブロック乱
積工、篭工等の総称である。 (d)「床止め工」とは、河床の洗掘を防止して河道の
勾配を安定させ、河川の縦断または横断形状を維持する
ために、河川を横断して設ける工作物をいう。 (e)「水叩き工」とは、洗掘を防止し、下面から働く
揚圧力を抑止する工作物をいう。
【0003】
【従来の技術】従来の河川表流水取水工法として、本発
明者の発明に係わる特許第2567343号(特開平7
−180193)「取水ストレーナと自動逆洗装置を設
けた河川表流水取水工法」が、床止め工の上流側に設置
する工法として開示され、浅い水深から取水する工法と
して各地の河川で広く実施されている。
明者の発明に係わる特許第2567343号(特開平7
−180193)「取水ストレーナと自動逆洗装置を設
けた河川表流水取水工法」が、床止め工の上流側に設置
する工法として開示され、浅い水深から取水する工法と
して各地の河川で広く実施されている。
【0004】河川の改修方法が自然環境を保護する面か
ら見直しがなされ、河床を床止め工等により平面状に改
修していた従来の河川表流水取水工法は実施不能とな
り、今日では自然のままの、現に洗掘された箇所はその
ままの深瀬として残して、自然環境を護るよう改められ
たため、計画河床高より1.0m〜1.5m深い場所に
設置できる新規な取水設備が要求されることとなった。
ら見直しがなされ、河床を床止め工等により平面状に改
修していた従来の河川表流水取水工法は実施不能とな
り、今日では自然のままの、現に洗掘された箇所はその
ままの深瀬として残して、自然環境を護るよう改められ
たため、計画河床高より1.0m〜1.5m深い場所に
設置できる新規な取水設備が要求されることとなった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】河川の洗掘は、湾曲し
た凹部が増水時の速い流速による水衝部となって生じる
もので、護岸基礎の洗掘防止のため捨て石工等による根
固め工が設置される。この洗掘部に、従来のように取水
のための水叩き工を設けて表流水取水弁等を設置する
と、土砂の流入が防止できず、水深が深くて維持管理が
不能となる等の問題が生じる。
た凹部が増水時の速い流速による水衝部となって生じる
もので、護岸基礎の洗掘防止のため捨て石工等による根
固め工が設置される。この洗掘部に、従来のように取水
のための水叩き工を設けて表流水取水弁等を設置する
と、土砂の流入が防止できず、水深が深くて維持管理が
不能となる等の問題が生じる。
【0006】洗掘部に取水設備を設ける場合は、「河川
法」「河川管理施設等構造例」「建設省河川砂防技術基
準〔案〕工作物設置基準」等を守り、河積を侵す構造物
を最小限に抑え、治水面と自然環境の維持を優先して、
魚類や水中生物の迷入及び吸い込みを防止できる、新規
なる河川表流水取水工法及び取水ストレーナが必要とな
り、本発明はこの新たな要求に対応するためのものであ
る。
法」「河川管理施設等構造例」「建設省河川砂防技術基
準〔案〕工作物設置基準」等を守り、河積を侵す構造物
を最小限に抑え、治水面と自然環境の維持を優先して、
魚類や水中生物の迷入及び吸い込みを防止できる、新規
なる河川表流水取水工法及び取水ストレーナが必要とな
り、本発明はこの新たな要求に対応するためのものであ
る。
【0007】このような要求を満たすためには、最深洗
掘高または最深洗掘高の評価高を基準として、できるだ
け小規模のコンクリートによる取水枠に囲まれた取水庭
を構築して、堤防に対する振動の影響を極力抑える小型
のものとする必要がある。
掘高または最深洗掘高の評価高を基準として、できるだ
け小規模のコンクリートによる取水枠に囲まれた取水庭
を構築して、堤防に対する振動の影響を極力抑える小型
のものとする必要がある。
【0008】また、取水設備を設ける場合の条件とし
て、自然環境を護るために取水口は魚類その他の水中生
物の迷入や吸い込みを避けるために、微細目のスクリー
ンが必要となるが、微細目のスクリーンは流芥による閉
塞が生じ易く、かつ水深が深いため人手による管理が困
難であり、そのために従来の例えば上記特許第2567
343号に開示されている、圧搾空気を利用して水中曝
気による逆流を生ぜしめて、自動的に掃流する方法が考
えられるが、この場合取水管に気泡が侵入することによ
り揚水ポンプにエアーロックが生じることとなるといっ
た種々の問題点がある。
て、自然環境を護るために取水口は魚類その他の水中生
物の迷入や吸い込みを避けるために、微細目のスクリー
ンが必要となるが、微細目のスクリーンは流芥による閉
塞が生じ易く、かつ水深が深いため人手による管理が困
難であり、そのために従来の例えば上記特許第2567
343号に開示されている、圧搾空気を利用して水中曝
気による逆流を生ぜしめて、自動的に掃流する方法が考
えられるが、この場合取水管に気泡が侵入することによ
り揚水ポンプにエアーロックが生じることとなるといっ
た種々の問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、河川の湾曲凹部に生じる洗掘部から
取水することとし、最深洗掘高または最深洗掘高の評価
高と、計画河床高の間の根固め工の一部に、前面と上面
を開放した取水枠を持つ小規模の取水庭を構築し、この
取水庭内に、縦円筒形の微細目のスクリーン筒を通して
取水し、このスクリーン筒の内部に圧搾空気を送り、水
中曝気して上記スクリーン筒の目詰まりを再生する、自
動再生型の取水ストレーナを設置し、この取水ストレー
ナの下端に連結する取水管と、上記取水ストレーナの上
端に連結される空気管を、堤防の定規断面外を通して取
水する、自然環境に優しい河川表流水取水工法である。
ために、本発明は、河川の湾曲凹部に生じる洗掘部から
取水することとし、最深洗掘高または最深洗掘高の評価
高と、計画河床高の間の根固め工の一部に、前面と上面
を開放した取水枠を持つ小規模の取水庭を構築し、この
取水庭内に、縦円筒形の微細目のスクリーン筒を通して
取水し、このスクリーン筒の内部に圧搾空気を送り、水
中曝気して上記スクリーン筒の目詰まりを再生する、自
動再生型の取水ストレーナを設置し、この取水ストレー
ナの下端に連結する取水管と、上記取水ストレーナの上
端に連結される空気管を、堤防の定規断面外を通して取
水する、自然環境に優しい河川表流水取水工法である。
【0010】また、上記取水工法において、上記取水庭
に隣接して、大気と連通する逆止弁付通気管及び水位検
知器を備えた密閉取水井を設け、この密閉取水井に、上
記取水ストレーナに連なる導水管を連通して、水圧によ
る河川表流水の自然流入を促すとともに、揚水ポンプに
連なる揚水管の吸込口を底部近くに開口して設け、さら
に、この揚水管の中途から仕切り弁を介して分岐して、
上記取水庭に達する掃流管を設け、この掃流管の先端に
掃流ノズルを河表側に向けて取付け、定期または不定期
に上記取水庭に溜まる土砂を掃流排除するとともに、水
位検知器が示す上記密閉取水井内の水位の低下により、
上記取水ストレーナの目詰まりを検知して、この取水ス
トレーナに空気管から圧搾空気を送り、水中曝気により
取水ストレーナを再生する、自然環境に優しい河川表流
水取水工法である。
に隣接して、大気と連通する逆止弁付通気管及び水位検
知器を備えた密閉取水井を設け、この密閉取水井に、上
記取水ストレーナに連なる導水管を連通して、水圧によ
る河川表流水の自然流入を促すとともに、揚水ポンプに
連なる揚水管の吸込口を底部近くに開口して設け、さら
に、この揚水管の中途から仕切り弁を介して分岐して、
上記取水庭に達する掃流管を設け、この掃流管の先端に
掃流ノズルを河表側に向けて取付け、定期または不定期
に上記取水庭に溜まる土砂を掃流排除するとともに、水
位検知器が示す上記密閉取水井内の水位の低下により、
上記取水ストレーナの目詰まりを検知して、この取水ス
トレーナに空気管から圧搾空気を送り、水中曝気により
取水ストレーナを再生する、自然環境に優しい河川表流
水取水工法である。
【0011】また、上記自然環境に優しい河川表流水取
水工法における自動再生型取水ストレーナとして、上下
端を塞いだ縦円筒形で、外周の全面に微細目スリットを
形成したスクリーン筒の内部に、下端塞板を貫通して上
端塞板に達する、外周に多数の取水孔を持つ取水筒を設
け、この取水筒の内部に、上端板を貫通して、外周に多
数の曝気孔を持つ曝気筒を設け、上記取水筒の下端に取
水管を、上記曝気筒の上端に空気管を、それぞれ接続可
能に構成したものである。
水工法における自動再生型取水ストレーナとして、上下
端を塞いだ縦円筒形で、外周の全面に微細目スリットを
形成したスクリーン筒の内部に、下端塞板を貫通して上
端塞板に達する、外周に多数の取水孔を持つ取水筒を設
け、この取水筒の内部に、上端板を貫通して、外周に多
数の曝気孔を持つ曝気筒を設け、上記取水筒の下端に取
水管を、上記曝気筒の上端に空気管を、それぞれ接続可
能に構成したものである。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1〜図6は第1実施例示し、図7〜図10は第2実施
例を示し、この第2実施例に使用する取水ストレーナは
図5,図6に示す第1実施例と同じものを使用する。
図1〜図6は第1実施例示し、図7〜図10は第2実施
例を示し、この第2実施例に使用する取水ストレーナは
図5,図6に示す第1実施例と同じものを使用する。
【0013】〔第一実施例〕図1〜図4において、河川
の湾曲凹部に水流により洗掘される洗掘部1の、最深洗
掘高2と計画河床高3の間において、護岸4と捨て石型
の根固め工5の一部にわたって、前面と上面を開放した
取水枠6に囲まれた小規模の取水庭7を構築して、この
取水庭7の奥部に、図5,図6に示す取水ストレーナ1
0を立設している。取水ストレーナ10の前面に、流木
や岩石等が転がり込むのを阻止するための、荒目のフラ
ットバースクリーン38を設ける場合もある。
の湾曲凹部に水流により洗掘される洗掘部1の、最深洗
掘高2と計画河床高3の間において、護岸4と捨て石型
の根固め工5の一部にわたって、前面と上面を開放した
取水枠6に囲まれた小規模の取水庭7を構築して、この
取水庭7の奥部に、図5,図6に示す取水ストレーナ1
0を立設している。取水ストレーナ10の前面に、流木
や岩石等が転がり込むのを阻止するための、荒目のフラ
ットバースクリーン38を設ける場合もある。
【0014】この取水ストレーナ10は、図5、図6に
詳細を示している如く、複数本の支柱11aの外側にリ
ング11bを微細な隙間をもって多段に固着したスクリ
ーン筒11の、上端を上端塞板12、下端を下端塞板1
3によりそれぞれ塞ぎ、このスクリーン筒11の内部
に、外周に多数の取水孔14aを持つ取水筒14を、下
端塞板13を貫通し、上端塞ぎ板12に達して装着し、
さらにこの取水筒14の内部に、外周に多数の曝気孔1
5aを持つ曝気筒15を上端塞ぎ板12を貫通して装着
し、取水筒14に揚水管16接続し、曝気筒15に空気
管17を接続するものである。
詳細を示している如く、複数本の支柱11aの外側にリ
ング11bを微細な隙間をもって多段に固着したスクリ
ーン筒11の、上端を上端塞板12、下端を下端塞板1
3によりそれぞれ塞ぎ、このスクリーン筒11の内部
に、外周に多数の取水孔14aを持つ取水筒14を、下
端塞板13を貫通し、上端塞ぎ板12に達して装着し、
さらにこの取水筒14の内部に、外周に多数の曝気孔1
5aを持つ曝気筒15を上端塞ぎ板12を貫通して装着
し、取水筒14に揚水管16接続し、曝気筒15に空気
管17を接続するものである。
【0015】取水ストレーナ10を赤色の忌避色とし
て、魚類等を近づけないようにする場合もあり、この場
合、赤色の取水ストレーナ10は水深の深い所にあり、
かつ取水枠6に囲まれているため人目には目立たないも
のである。図中8は計画水位高、9は護床ブロック、1
8は配管ダクト、19は管理階段を示す。
て、魚類等を近づけないようにする場合もあり、この場
合、赤色の取水ストレーナ10は水深の深い所にあり、
かつ取水枠6に囲まれているため人目には目立たないも
のである。図中8は計画水位高、9は護床ブロック、1
8は配管ダクト、19は管理階段を示す。
【0016】以上説明した取水工法によれば、取水庭7
の上面と前面を除く3方を取水枠6により囲んでいるた
め、取水ストレーナ10を設置している奥部に土砂が堆
積するのを大幅に防止することができ、また、取水スト
レーナ10に微細目のスクリーン筒11を使用している
ため、魚類その他の水中生物の迷入や吸い込みを防止す
ることができ、自然環境に優しい河川表流水取水工法が
得られる。
の上面と前面を除く3方を取水枠6により囲んでいるた
め、取水ストレーナ10を設置している奥部に土砂が堆
積するのを大幅に防止することができ、また、取水スト
レーナ10に微細目のスクリーン筒11を使用している
ため、魚類その他の水中生物の迷入や吸い込みを防止す
ることができ、自然環境に優しい河川表流水取水工法が
得られる。
【0017】また、取水ストレーナ10の微細目スクリ
ーン筒11は流芥による目詰まりが生じやすいが、曝気
筒15に圧搾空気を送り、水中曝気により逆流を生じさ
せて、自動的に流芥を除去することとしているため、人
為的な清掃管理が不要となり、水深の深い場所への設置
が可能となるものである。また、この取水ストレーナ1
0の目詰まりを再生する、水中曝気による逆流が、取水
庭に溜まる少量の土砂の掃流を果たすものである。
ーン筒11は流芥による目詰まりが生じやすいが、曝気
筒15に圧搾空気を送り、水中曝気により逆流を生じさ
せて、自動的に流芥を除去することとしているため、人
為的な清掃管理が不要となり、水深の深い場所への設置
が可能となるものである。また、この取水ストレーナ1
0の目詰まりを再生する、水中曝気による逆流が、取水
庭に溜まる少量の土砂の掃流を果たすものである。
【0018】〔第2実施例〕図7〜図10において、第
1実施例とほぼ同様に、洗掘部1の最深洗掘高2と計画
河床高3の間において、護岸4と捨て石型の根固め工5
の一部にわたって、前面の全部と上面の一部を開放した
取水枠6に囲まれた小規模の取水庭7を構築して、この
取水庭7の奥部の、上面の一部を開放した位置に図5、
図6に示した前記第1実施例と同様の取水ストレーナ1
0を立設している。取水ストレーナ10の前面に、流木
や岩石等が転がり込むのを阻止するための、目の荒いフ
ラットバースクリーンを設ける場合もあるのは第1実施
例の場合と同様である。
1実施例とほぼ同様に、洗掘部1の最深洗掘高2と計画
河床高3の間において、護岸4と捨て石型の根固め工5
の一部にわたって、前面の全部と上面の一部を開放した
取水枠6に囲まれた小規模の取水庭7を構築して、この
取水庭7の奥部の、上面の一部を開放した位置に図5、
図6に示した前記第1実施例と同様の取水ストレーナ1
0を立設している。取水ストレーナ10の前面に、流木
や岩石等が転がり込むのを阻止するための、目の荒いフ
ラットバースクリーンを設ける場合もあるのは第1実施
例の場合と同様である。
【0019】取水庭7の背部に隣接して密閉取水井20
を設け、この密閉取水井20には井内空気圧力が高くな
ったとき大気に開放するための図10に示す逆止弁付通
気管21と、水位検知器22を備えているとともに、取
水ストレーナ10の下端に連なる導水管23を連通し
て、その先端に導水管仕切弁23aを設けている。
を設け、この密閉取水井20には井内空気圧力が高くな
ったとき大気に開放するための図10に示す逆止弁付通
気管21と、水位検知器22を備えているとともに、取
水ストレーナ10の下端に連なる導水管23を連通し
て、その先端に導水管仕切弁23aを設けている。
【0020】さらに、密閉取水井20内に、水中ポンプ
24を先端に取り付けた揚水管16を下端近くまで挿入
して設け、この揚水管16と、空気管17を堤防29の
定規断面外を通して配管してある。
24を先端に取り付けた揚水管16を下端近くまで挿入
して設け、この揚水管16と、空気管17を堤防29の
定規断面外を通して配管してある。
【0021】この密閉取水井20内に河川表流水が水圧
により、取水ストレーナ10を経て自然流入するもの
で、このとき河川表流水の流入によって密閉された井内
空気圧力が高まると、逆止弁付通気管21により大気中
に開放して、常に大気圧を保つようにしている。
により、取水ストレーナ10を経て自然流入するもの
で、このとき河川表流水の流入によって密閉された井内
空気圧力が高まると、逆止弁付通気管21により大気中
に開放して、常に大気圧を保つようにしている。
【0022】また、図7および図9に示す如く揚水管1
6の中途に設けた揚水管仕切弁27の下流側から分岐し
て、密閉取水井20を内を通り取水庭7に達する掃流管
仕切弁28付の掃流管25を敷設し、この掃流管25の
末端を3本に分岐して、各分岐管に2個づつ合計6個の
掃流ノズル26を河表側に向けて、取水庭7の全面にわ
たって分配設置している。
6の中途に設けた揚水管仕切弁27の下流側から分岐し
て、密閉取水井20を内を通り取水庭7に達する掃流管
仕切弁28付の掃流管25を敷設し、この掃流管25の
末端を3本に分岐して、各分岐管に2個づつ合計6個の
掃流ノズル26を河表側に向けて、取水庭7の全面にわ
たって分配設置している。
【0023】堤防29上に操作室30が設けられ、この
操作室30には空気圧縮機31と、空気管17が連結さ
れる圧力空気槽32と、水中ポンプ24及び各仕切弁を
制御する制御盤33が設置され、さらに操作室30に隣
接して吐出水槽34が設けられ、この吐出水槽34に吐
出仕切弁35と吐出逆止弁36を備えている揚水管16
の末端を開口し、この吐出水槽34から配水路37を経
て所要の場所に配水される。
操作室30には空気圧縮機31と、空気管17が連結さ
れる圧力空気槽32と、水中ポンプ24及び各仕切弁を
制御する制御盤33が設置され、さらに操作室30に隣
接して吐出水槽34が設けられ、この吐出水槽34に吐
出仕切弁35と吐出逆止弁36を備えている揚水管16
の末端を開口し、この吐出水槽34から配水路37を経
て所要の場所に配水される。
【0024】この第2実施例においても、上記第1実施
例と同様に、魚類その他の水中生物の迷入や吸い込みを
防止して、自然環境を守ことができるとともに、取水庭
6に土砂の流入を極力阻止する構造としているが、なお
土砂の堆積が生じるおそれのある場合は、揚水管16か
ら分岐した掃流管25および掃流ノズル26を設けて、
随時または定期的に揚水管仕切弁27を閉じ、掃流管仕
切弁28を開いて、掃流管25に通水し、掃流ノズル2
6から取水庭7に噴射し、土砂を掃流することとしてい
る。
例と同様に、魚類その他の水中生物の迷入や吸い込みを
防止して、自然環境を守ことができるとともに、取水庭
6に土砂の流入を極力阻止する構造としているが、なお
土砂の堆積が生じるおそれのある場合は、揚水管16か
ら分岐した掃流管25および掃流ノズル26を設けて、
随時または定期的に揚水管仕切弁27を閉じ、掃流管仕
切弁28を開いて、掃流管25に通水し、掃流ノズル2
6から取水庭7に噴射し、土砂を掃流することとしてい
る。
【0025】さらに、この第2実施例では、取水庭7に
隣接して密閉取水井20を設けて、取水ストレーナ10
から導水管23を経て大気圧により自然に表流水を流入
させ、この密閉取水井20からポンプアップして取水す
ることとしているため、取水ストレーナ10が目詰まり
して密閉取水井20への流入量が減少したとき、この流
入量より多量を取水して密閉取水井20内の水位が低下
したのを水位検知器22により検知して、取水ストレー
ナ10の目詰まりを知り、空気管17から圧縮空気を取
水ストレーナ10に送って、前記同様に水中曝気による
逆流を生ぜしめて、取水ストレーナ10の目詰まりを再
生するものである。
隣接して密閉取水井20を設けて、取水ストレーナ10
から導水管23を経て大気圧により自然に表流水を流入
させ、この密閉取水井20からポンプアップして取水す
ることとしているため、取水ストレーナ10が目詰まり
して密閉取水井20への流入量が減少したとき、この流
入量より多量を取水して密閉取水井20内の水位が低下
したのを水位検知器22により検知して、取水ストレー
ナ10の目詰まりを知り、空気管17から圧縮空気を取
水ストレーナ10に送って、前記同様に水中曝気による
逆流を生ぜしめて、取水ストレーナ10の目詰まりを再
生するものである。
【0026】本発明取水工法は、河川表流水の取水を目
的とするものであるが、海水取水や湛水域、ダム、調整
池等からの取水に流用することができる。
的とするものであるが、海水取水や湛水域、ダム、調整
池等からの取水に流用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】土砂の堆積が比較的少ない洗掘域の水深の
深い場所に、取水枠付の小規模な取水庭を構築すること
により、土砂の堆積を最小限に押さえることができ、水
深が深いため人力による管理が困難な状況において、人
手による土砂掃流作業を不要とすることができる。
深い場所に、取水枠付の小規模な取水庭を構築すること
により、土砂の堆積を最小限に押さえることができ、水
深が深いため人力による管理が困難な状況において、人
手による土砂掃流作業を不要とすることができる。
【0029】取水庭に土砂の堆積が生じるおそれのある
場合は、揚水管から分岐した掃流管を取水庭に敷設し
て、複数の掃流ノズルを河表側に向けて設置して、随時
または定期的に自動掃流することとして、人手による土
砂掃流作業を不要とすることができる。
場合は、揚水管から分岐した掃流管を取水庭に敷設し
て、複数の掃流ノズルを河表側に向けて設置して、随時
または定期的に自動掃流することとして、人手による土
砂掃流作業を不要とすることができる。
【0030】微細目のスクリーン筒を持つ取水ストレー
ナを経て取水することとしたことにより、魚類やその他
の水中生物の迷入や吸い込みを阻止して、自然環境を護
ることができる。
ナを経て取水することとしたことにより、魚類やその他
の水中生物の迷入や吸い込みを阻止して、自然環境を護
ることができる。
【0031】取水ストレーナの微細目スクリーン筒は流
芥による目詰まりが避けられないが、微細目スクリーン
筒の内部に圧搾空気を送り込んで、水中曝気による逆流
を生じさせて流芥を除去し目詰まりを自動的に解消して
再生させることができる。
芥による目詰まりが避けられないが、微細目スクリーン
筒の内部に圧搾空気を送り込んで、水中曝気による逆流
を生じさせて流芥を除去し目詰まりを自動的に解消して
再生させることができる。
【0032】取水庭に隣接して、逆止弁付通気管と水位
検知器を備えた密閉取水井を設け、この密閉取水井の水
位の低下を水位検知器により検知して、取水ストレーナ
の微細目スクリーン筒の流芥による目詰まりを知り、微
細目スクリーン筒の内部に圧搾空気を送り、水中曝気に
より逆流を生じさせて流芥を除去し、目詰まりを自動的
に解消して再生することができ省力となる。
検知器を備えた密閉取水井を設け、この密閉取水井の水
位の低下を水位検知器により検知して、取水ストレーナ
の微細目スクリーン筒の流芥による目詰まりを知り、微
細目スクリーン筒の内部に圧搾空気を送り、水中曝気に
より逆流を生じさせて流芥を除去し、目詰まりを自動的
に解消して再生することができ省力となる。
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A′断面図である。
【図3】図1のB−B′断面図である。
【図4】図1のC−C′断面図である。
【図5】自動再生型取水ストレーナの一部切断正面図で
ある。
ある。
【図6】図5のD−D′拡大断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図8】図7のE−E′断面図である。
【図9】図7のF−F′断面図である。
【図10】図7のG−G′拡大断面図である。
1 洗掘部 2 最深洗掘高 2a 最深洗掘部の評価高 3 計画河床高 4 護岸 5 根固め工 6 取水枠 7 取水庭 8 計画水位高 9 護床ブロック 10 取水ストレーナ 11 スクリーン筒 11a 支柱 11b リング 12 上端塞板 13 下端塞板 14 取水筒 14a 取水孔 15 曝気筒 15a 曝気孔 16 揚水管 17 空気管 18 配管ダクト 19 管理階段 20 密閉取水井 21 逆止弁付通気管 22 水位検知器 23 導水管 23a 導水管仕切弁 24 水中ポンプ 25 掃流管 26 掃流ノズル 27 揚水管仕切弁 28 掃流管仕切弁 29 堤防 30 操作室 31 空気圧縮機 32 圧力空気槽 33 制御盤 34 吐出水槽 35 吐出仕切弁 36 吐出逆止弁 37 配水路 38 フラットバースクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03B 3/00 E03B 3/04 E03B 3/32 E03B 3/36 E02B 7/20 E02B 9/04
Claims (3)
- 【請求項1】河川の洗掘部(1)から取水するために、
最深洗掘高(2)または最深洗掘高の評価高(2a)
と、計画河床高(3)の間の、護岸(4)及び根固め工
(5)の一部に、前面及び上面の全部または一部を開放
した取水枠(6)を備えた小規模の取水庭(7)を構築
し、この取水庭内に、縦形の微細目スクリーン筒(1
1)の内部に圧搾空気を送り水中曝気して、微細目スク
リーン筒(11)の目詰まりを再生する、自動再生型の
取水ストレーナ(10)を設置し、この取水ストレーナ
の下端に連結される揚水管(16)と、上端に連結され
る空気管(17)を、堤防(29)の定規断面外を通し
て配管した自然環境に優しい河川表流水取水工法。 - 【請求項2】河川の洗掘部(1)から取水するために、
最深洗掘高(2)または最深洗掘高の評価高(2a)と
計画河床高(3)の間の、護岸(4)及び根固め工
(5)の一部に、前面及び上面の全部または一部を開放
した取水枠(6)を備えた小規模の取水庭(7)を構築
し、この取水庭内に、縦形の微細目スクリーン筒(1
1)の内部に圧搾空気を送り水中曝気して、微細目スク
リーン筒(11)の目詰まりを再生する、自動再生型の
取水ストレーナ(10)を設置し、さらに取水庭(7)
に隣接して、大気と連通する逆止弁付通気管(21)及
び水位検知器(22)を備えた密閉取水井(20)を設
け、この密閉取水井に、取水ストレーナ(10)に連な
る導水管(23)を連通して、水圧による河川表流水の
自然流入を促すとともに、水中ポンプ(24)に連なる
揚水管(16)の吸込口を底部近くに開口して設け、さ
らに、この揚水管(16)の中途から仕切り弁を介して
分岐して、取水庭(7)に達する掃流管(25)を設
け、この掃流管(25)の先端に掃流ノズル(26)を
河表側に向けて取付け、定期または不定期に取水庭
(7)に溜まる土砂を掃流排除するとともに、水位検知
器(22)が示す密閉取水井(20)内の水位の低下に
より、取水ストレーナ(10)の目詰まりを検知して、
この取水ストレーナに空気管(17)から圧搾空気を送
り、水中曝気により取水ストレーナ(10)を再生する
自然環境に優しい河川表流水取水工法。 - 【請求項3】上下端を塞いだ縦円筒形にして、外周の全
面に多数の微細目スリットを形成したスクリーン筒(1
1)の内部に、下端塞板(13)を貫通して上端塞板
(12)に達する、外周に多数の取水孔(14a)を持
つ取水筒(14)を設け、この取水筒の内部に、上端板
(13)を貫通して、外周に多数の曝気孔(15a)を
持つ曝気筒(15)を設け、取水筒(14)の下端に揚
水管(16)を、曝気筒(15)の上端に圧搾空気を送
る空気管(17)を、それぞれ接続可能に構成した請求
項1または2記載の自動再生型取水ストレーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123947A JP2926400B1 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 自然環境に優しい河川表流水取水工法及び自動再生型取水ストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123947A JP2926400B1 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 自然環境に優しい河川表流水取水工法及び自動再生型取水ストレーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2926400B1 true JP2926400B1 (ja) | 1999-07-28 |
JPH11303152A JPH11303152A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14873292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123947A Expired - Lifetime JP2926400B1 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 自然環境に優しい河川表流水取水工法及び自動再生型取水ストレーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926400B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102102379A (zh) * | 2011-03-10 | 2011-06-22 | 中国农业科学院农田灌溉研究所 | 蓄能式水力提灌装置 |
RU2585041C1 (ru) * | 2015-03-26 | 2016-05-27 | Михаил Иванович Голубенко | Водозаборное устройство |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4565280B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2010-10-20 | 北菱電興株式会社 | 陸上設置型取水装置 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10123947A patent/JP2926400B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102102379A (zh) * | 2011-03-10 | 2011-06-22 | 中国农业科学院农田灌溉研究所 | 蓄能式水力提灌装置 |
CN102102379B (zh) * | 2011-03-10 | 2013-03-27 | 中国农业科学院农田灌溉研究所 | 蓄能式水力提灌装置 |
RU2585041C1 (ru) * | 2015-03-26 | 2016-05-27 | Михаил Иванович Голубенко | Водозаборное устройство |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11303152A (ja) | 1999-11-02 |
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