JPH09320295A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09320295A
JPH09320295A JP8131900A JP13190096A JPH09320295A JP H09320295 A JPH09320295 A JP H09320295A JP 8131900 A JP8131900 A JP 8131900A JP 13190096 A JP13190096 A JP 13190096A JP H09320295 A JPH09320295 A JP H09320295A
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JP
Japan
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input
signal
scan
output
circuit
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Withdrawn
Application number
JP8131900A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Watarai
勝彦 渡会
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP8131900A priority Critical patent/JPH09320295A/ja
Publication of JPH09320295A publication Critical patent/JPH09320295A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SCAN試験を可能としながら、クロック信号
に基づく読み出し動作の速度を低下させないクロックド
メモリを提供する。 【解決手段】書き込み及び読み出し動作を行うための複
数の入力信号INが、それぞれクロック信号CLKに基
づいて動作するラッチ回路12を介してメモリセル選択
回路4に入力される。入力信号INによりメモリセル選
択回路4で選択されるメモリセル6に対し、セル情報の
書き込み動作及び読み出し動作が行われる。複数のSC
AN用フリッフフロップ回路2は、SCAN用クロック
信号SCKに基づいて、入力されたシリアル入力データ
SIを順次転送する。複数のセレクタ11は、SCAN
試験モードと通常モードとのいずれかを選択するための
モード切り換え信号SMに基づいて、入力信号INと、
各SCAN用フリップフロップ回路2の出力信号のいず
れかを、各ラッチ回路12に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ASIC(特定
用途向半導体集積回路装置)に搭載される半導体記憶装
置に関するものである。
【0002】近年、ASICに搭載される半導体記憶装
置は、その動作速度の高速化がますます要求されている
ため、クロックドメモリが採用されている。また、その
クロックドメモリを独立して動作試験を行う必要がある
が、チップの外部端子に試験専用の入出力端子を設けた
り、あるいは試験信号入力端子と通常動作時の入出力端
子とを共用することを避ける必要がある。そこで、この
ような動作試験は、試験用の入出力端子が少なくて済む
SCAN試験を採用する必要がある。
【0003】
【従来の技術】入出力信号の経路に複数のDフリップフ
ロップ回路が介在されるパイプライン方式のクロックド
メモリでは、入力段のDフリップフロップ回路をSCA
N用Dフリップフロップ回路(以下SCAN用FF回路
とする)とすることにより、SCAN試験が可能とな
る。
【0004】このようなクロックドメモリでは、通常の
読み出し動作時及びSCAN試験時において、アドレス
を決定したクロック信号のサイクルから数サイクル後に
読み出しデータが出力される。
【0005】入出力信号の経路に複数のラッチ回路が介
在されるクロックドメモリでは、アドレスを決定したサ
イクルで読み出しデータが出力される。このようなクロ
ックドメモリでSCAN試験を可能とした従来例を図6
に示す。
【0006】他の論理回路等と同一のチップ上に搭載さ
れたRAM1には、SCAN用FF回路2a〜2hが設
けられる。前記SCAN用FF回路2a〜2hは、外部
から入力されるモード切り換え信号SMに基づいて、通
常モードとSCAN試験モードとが設定される。
【0007】SCAN試験のシフトモード時には、各S
CAN用FF回路2a〜2hはシフトレジスタとして動
作し、外部から入力されるシリアル入力データSIがク
ロック信号CKに基づいて、SCAN用FF回路2a〜
2hを順次転送される。
【0008】前記クロックジェネレータ3は、外部から
入力されるSCAN用クロック信号SCK及びクロック
信号CLKに基づいて、前記クロック信号CKと、メイ
ンクロック信号MCKを生成して出力する。
【0009】前記SCAN用FF回路2aは、SCAN
試験のシフトモード時にはクロック信号CKに基づいて
転送されたシリアル入力データSIをラッチし、そのラ
ッチ信号QをRAM内部に制御信号WEとして出力し、
通常モード時には入力データDとして外部から入力され
る制御信号WEをラッチして、RAM内部に出力する。
【0010】前記SCAN用FF回路2bは、SCAN
試験モード時にはクロック信号CKに基づいて転送され
たシリアル入力データSIをラッチし、そのラッチ信号
QをRAM内部に制御信号REとして出力し、通常モー
ド時には入力データDとして外部から入力される制御信
号REをラッチして、RAM内部に出力する。
【0011】前記SCAN用FF回路2cは、SCAN
試験モード時にはクロック信号CKに基づいて転送され
たシリアル入力データSIをラッチし、そのラッチ信号
Qをアドレス信号AD1としてデコーダ4に出力し、通
常モード時には入力データDとして外部から入力される
アドレス信号AD1をラッチして、デコーダ4に出力す
る。
【0012】前記SCAN用FF回路2dは、SCAN
試験モード時にはクロック信号CKに基づいて転送され
たシリアル入力データSIをラッチし、そのラッチ信号
Qをアドレス信号AD0としてデコーダ4に出力し、通
常モード時には入力データDとして外部から入力される
アドレス信号AD0をラッチして、デコーダ4に出力す
る。
【0013】前記SCAN用FF回路2eは、SCAN
試験モード時にはクロック信号CKに基づいて転送され
たシリアル入力データSIをラッチし、そのラッチ信号
Qを書き込みデータWD0としてライトアンプ5aに出
力し、通常モード時には入力データDとして外部から入
力される書き込みデータWD0をラッチして、ライトア
ンプ5aに出力する。
【0014】前記SCAN用FF回路2fは、SCAN
試験モード時にはクロック信号CKに基づいて転送され
たシリアル入力データSIをラッチし、そのラッチ信号
Qを書き込みデータWD1としてライトアンプ5bに出
力し、通常モード時には入力データDとして外部から入
力される書き込みデータWD1をラッチして、ライトア
ンプ5bに出力する。
【0015】前記デコーダ4は前記アドレス信号AD
0,AD1に基づいて、一本のワード線WLを選択す
る。そして、前記制御信号WE,REで設定される読み
出し動作時には、選択されたワード線WLに接続された
メモリセル6からビット線BL,バーBLにセル情報が
読みだされ、そのセル情報がセンスアンプ7a,7bで
増幅される。
【0016】また、前記制御信号WE,REで設定され
る書き込み動作時には、前記ライトアンプ5a,5bか
ら出力される書き込みデータが、選択されたメモリセル
6に書き込まれる。
【0017】前記センスアンプ7a,7bの出力信号は
ラッチ回路8a,8bでラッチされ、前記SCAN用F
F回路2g,2hに出力されるとともに、読み出しデー
タRD0,RD1として外部端子に出力される。
【0018】前記SCAN用FF回路2gは、SCAN
試験のシフトモード時にはクロック信号CKに基づいて
転送されたシリアル入力データSIをラッチする。前記
SCAN用FF回路2hは、SCAN試験のシフトモー
ド時にはクロック信号CKに基づいて転送されたシリア
ル入力データSIをラッチする。
【0019】前記SCAN用FF回路2a〜2hの具体
的構成を図7に示す。入力データDは転送ゲート9aに
入力され、シリアル入力データSIは転送ゲート9bに
入力される。
【0020】前記転送ゲート9aのPチャネル側ゲート
と、前記転送ゲート9bのNチャネル側ゲートには、前
記モード切り換え信号SMが入力され、前記転送ゲート
9aのNチャネル側ゲートと、前記転送ゲート9bのP
チャネル側ゲートには、前記モード切り換え信号SMが
インバータ回路10aで反転されて入力される。
【0021】従って、SCAN試験モード時にモード切
り換え信号SMがHレベルとなると、転送ゲート9bが
導通するとともに、転送ゲート9aが不導通となり、通
常モード時にモード切り換え信号SMがLレベルとなる
と、転送ゲート9aが導通するとともに、転送ゲート9
bが不導通となる。
【0022】前記転送ゲート9a,9bの出力信号は、
転送ゲート9cに入力される。前記転送ゲート9cのP
チャネル側ゲートには前記クロック信号CKが入力さ
れ、Nチャネル側ゲートには前記クロック信号CKを反
転させたクロック信号・バーCKが入力される。
【0023】前記転送ゲート9cの出力信号は、インバ
ータ回路10bを介して転送ゲート9eに入力されると
ともに、インバータ回路10bの出力信号はインバータ
回路10cを介して転送ゲート9dに入力される。そし
て、前記転送ゲート9dの出力信号は前記インバータ回
路10bに入力される。
【0024】前記転送ゲート9e,9dのPチャネル側
ゲートには前記クロック信号・バーCKが入力され、N
チャネル側ゲートには前記クロック信号CKが入力され
る。前記転送ゲート9eの出力信号は、インバータ回路
10dを介して出力信号Qとして出力され、インバータ
回路10fを介してシリアル出力データSOとして出力
される。
【0025】前記インバータ回路10dの出力信号は、
インバータ回路10eを介して転送ゲート9fに入力さ
れ、前記転送ゲート9fの出力信号は前記インバータ回
路10d,10fに入力される。
【0026】このように構成されたSCAN用FF回路
では、SCAN試験モード時にはシリアル入力データS
Iが転送ゲート9bを介して入力される。そして、クロ
ック信号CKがLレベルとなり、クロック信号・バーC
KがHレベルとなると、転送ゲート9c,9fが導通す
るとともに、転送ゲート9d,9eが不導通となって、
シリアル入力データSIがインバータ回路10bに取り
込まれる。
【0027】次いで、クロック信号CKがHレベルとな
り、クロック信号・バーCKがLレベルとなると、転送
ゲート9d,9eが導通するとともに、転送ゲート9
c,9fが不導通となって、シリアル入力データSIが
インバータ回路10b,10cでラッチされるととも
に、転送ゲート9eを介してインバータ回路10d,1
0fに入力され、そのインバータ回路10dから出力信
号Qとして出力されるとともに、インバータ回路10f
からシリアル出力データSOとして出力される。
【0028】次いで、クロック信号CKがLレベルとな
り、クロック信号・バーCKがHレベルとなると、出力
信号Q及びシリアル出力データSOがインバータ回路1
0d,10eによりラッチされ、インバータ回路10b
に新たなシリアル入力データSIが取り込まれる。
【0029】通常モード時には、シリアル入力データS
Iに代わって入力データDが入力され、クロック信号C
K,バーCKに基づく動作は同様である。従って、この
SCAN用FF回路はクロック信号CK,バーCKの1
サイクルで入力データD若しくはシリアル入力データS
Iを、出力信号Q及びシリアル出力データSOとして出
力するマスタースレーブ方式として動作する。
【0030】上記のように構成されたRAM1では、モ
ード切り換え信号SMに基づいてSCAN試験モードが
設定されると、クロック信号CKに基づいてシリアル入
力データSIがSCAN用FF回路2a〜2hを順次転
送される。
【0031】そして、メインクロック信号MCKにより
SCAN用FF回路2a〜2hの出力信号Qに基づいて
書き込み動作が行われる。次いで、クロック信号CKに
よりシリアル入力データSIが転送され、内部メインク
ロックMCKにより読み出し動作が行われる。
【0032】そして、その読み出しデータがシリアル出
力データSOとして出力され、そのシリアル出力データ
SOと書き込みデータとが比較されて、各メモリセル6
の動作試験が行われる。
【0033】モード切り換え信号SMに基づいて、通常
モードが選択されると、外部から入力される各制御信号
及び各データがSCAN用FF回路2a〜2fにラッチ
され、その出力信号QがRAM内部に入力されて読み出
し動作及び書き込み動作が行われる。
【0034】その読み出し動作を図8に従って説明する
と、Lレベルの制御信号REとアドレス信号AD0,A
D1が入力されている状態で、クロック信号CKがHレ
ベルに立ち上がると、SCAN用FF回路2bからRA
M内部に出力信号Qが制御信号REとして出力されて、
読み出し動作が設定される。
【0035】また、SCAN用FF回路2c,2dから
出力信号Qがアドレス信号AD0,AD1としてデコー
ダ4に出力される。すると、アドレス信号AD0,AD
1に基づいてデコーダ4で特定のワード線WLが選択さ
れ、選択されたワード線WLがHレベルに引き上げられ
る。
【0036】ワード線WLの選択と並行して、前記クロ
ック信号CKに基づいてRAM内部で生成されるプリチ
ャージ信号PRにより、多数対のビット線BL,バーB
Lが中間レベルにプリチャージされる。
【0037】次いで、プリチャージ動作の終了後に選択
されたワード線WLに接続されたメモリセル6からビッ
ト線BL,バーBLにセル情報が読みだされ、そのセル
情報がセンスアンプ7a,7b、ラッチ回路8a,8b
及びSCAN用FF回路2g,2hを介して読み出しデ
ータRD0,RD1として出力される。
【0038】書き込み動作時には、外部からSCAN用
FF回路2e,2fに入力される書き込みデータWD
0,WD1が、クロック信号CKの立ち上がりに基づい
て、ライトアンプ5a,5bに出力され、上記読み出し
動作時と同様にして選択されたメモリセル6に書き込ま
れる。
【0039】このような動作により、通常動作時には他
の論理回路から入力されるアドレス信号及び各制御信号
に基づいて、書き込み動作及び読み出し動作が行われ、
書き込み動作時には書き込みデータが選択されたメモリ
セルに書き込まれ、読み出し動作時には選択されたメモ
リセルから読みだされたセル情報が読み出しデータとし
て出力される。
【0040】そして、SCAN試験時には外部端子から
入力されるシリアル入力データSIに基づいて書き込み
及び読み出し動作が行われ、読み出しデータがシリアル
出力データSOとして外部端子に出力される。
【0041】従って、書き込みデータと読み出しデータ
とを比較することにより、RAM単体の動作試験が可能
となり、その動作試験をシリアル入力データSIの入力
と、シリアル出力データSOの出力とを行う二つの外部
端子のみを必要とするSCAN試験で行うことが可能と
なる。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たRAMでは、SCAN試験を行うために入力段のラッ
チ回路としてSCAN用FF回路2a〜2hを使用して
いる。このため、通常動作時にはクロック信号CKの立
ち上がりに基づいて、アドレス信号AD0,AD1がデ
コーダ4に出力され、そのアドレス信号AD0,AD1
に基づいてデコーダ4で特定のワード線WLが選択され
る。
【0043】このような動作により、クロック信号CK
の立ち上がりから、その立ち上がりに基づいて取り込ま
れるアドレスに対応する読み出しデータが読みだされる
までの時間t1が長くなる。
【0044】従って、SCAN試験を可能とするSCA
N用FF回路2a〜2hを使用したために、通常動作時
の動作速度が低下するという問題点がある。この発明の
目的は、SCAN試験を可能としながら、クロック信号
に基づく読み出し動作の速度を低下させないクロックド
メモリを提供することにある。
【0045】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の原理
説明図である。すなわち、書き込み及び読み出し動作を
行うための複数の入力信号INが、それぞれクロック信
号CLKに基づいて動作するラッチ回路12を介してメ
モリセル選択回路4に入力される。前記入力信号INに
より前記メモリセル選択回路4で選択されるメモリセル
6に対し、セル情報の書き込み動作及び読み出し動作が
行われる。複数のSCAN用フリッフフロップ回路2
は、SCAN用クロック信号SCKに基づいて、入力さ
れたシリアル入力データSIを順次転送する。複数のセ
レクタ11は、SCAN試験モードと通常モードとのい
ずれかを選択するためのモード切り換え信号SMに基づ
いて、前記入力信号INと、前記各SCAN用フリップ
フロップ回路2の出力信号のいずれかを、前記各ラッチ
回路12に出力する。
【0046】請求項2では、前記メモリセル選択回路
は、アドレス信号が入力されるデコーダで構成され、前
記デコーダの前段と後段に前記ラッチ回路がそれぞれ接
続され、前記デコーダの前段と後段のラッチ回路は前記
クロック信号に基づいて互いに逆相で動作する。
【0047】請求項3では、前記SCAN用フリップフ
ロップ回路は、第一の入力端子に入力される入力信号
と、第二の入力端子に入力される入力信号とを前記モー
ド切り換え信号に基づいて選択して入力可能とされ、前
記第一の入力端子が外部端子に接続され、前記第二の入
力端子に前記シリアル入力データが入力される。
【0048】(作用)請求項1では、SCAN試験モー
ドでは、SCAN用フリップフロップ回路に転送された
シリアル入力データがセレクタを介してラッチ回路に入
力され、そのシリアル入力データに基づいて、メモリセ
ルに対する書き込み及び読み出し動作が行われる。通常
モードでは、書き込み及び読み出し動作を行うための複
数の入力信号がセレクタを介してラッチ回路に入力され
る。
【0049】請求項2では、セレクタの出力信号は、デ
コーダの前段のラッチ回路と後段のラッチ回路は入力信
号の取り込み動作と、入力信号のラッチ動作とを交互に
行う。
【0050】請求項3では、モード切り換え信号によ
り、外部端子から各SCAN用フリップフロップ回路に
入力信号が入力され、その入力信号が転送して、各SC
AN用フリップフロップ回路を転送される。
【0051】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)図2は、この発明を具体化したR
AMの第一の実施の形態を示す。この実施の形態は、前
記従来例と同様にASICに搭載されたRAM11を示
し、前記従来例の構成にセレクタ11a〜11iと、ラ
ッチ回路12a〜12hを付加した構成である。前記従
来例と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
【0052】前記セレクタ11aには、外部から入力さ
れる制御信号WEと、前記SCAN用FF回路2aの出
力信号Qが入力されるとともに、前記モード切り換え信
号SMが入力される。
【0053】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11a
は、前記SCAN用FF回路2aの出力信号Qをラッチ
回路12aに出力し、通常モードが設定されると、外部
から入力される制御信号WEをラッチ回路12aに出力
する。
【0054】前記セレクタ11bには、外部から入力さ
れる制御信号REと、前記SCAN用FF回路2bの出
力信号Qが入力されるとともに、前記モード切り換え信
号SMが入力される。
【0055】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11b
は前記SCAN用FF回路2bの出力信号Qをラッチ回
路12bに出力し、通常モードが設定されると、外部か
ら入力される制御信号REをラッチ回路12bに出力す
る。
【0056】前記セレクタ11cには、外部から入力さ
れるアドレス信号AD1と、前記SCAN用FF回路2
cの出力信号Qが入力されるとともに、前記モード切り
換え信号SMが入力される。
【0057】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11c
は前記SCAN用FF回路2cの出力信号Qをラッチ回
路12cに出力し、通常モードが設定されると、外部か
ら入力されるアドレス信号AD1をラッチ回路12cに
出力する。
【0058】前記セレクタ11dには、外部から入力さ
れるアドレス信号AD0と、前記SCAN用FF回路2
dの出力信号Qが入力されるとともに、前記モード切り
換え信号SMが入力される。
【0059】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11d
は前記SCAN用FF回路2dの出力信号Qをラッチ回
路12dに出力し、通常モードが設定されると、外部か
ら入力されるアドレス信号AD0をラッチ回路12dに
出力する。
【0060】前記セレクタ11eには、外部から入力さ
れるクロック信号CLKとテスト用クロック信号TCL
Kが入力されるとともに、前記モード切り換え信号SM
が入力される。
【0061】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11e
は前記テスト用クロック信号TCLKを前記ラッチ回路
12a〜12fに出力し、通常モードが設定されると、
前記クロック信号CLKをラッチ回路12a〜12fに
出力する。
【0062】前記セレクタ11fには、外部から入力さ
れる書き込みデータWD0と、前記SCAN用FF回路
2eの出力信号Qが入力されるとともに、前記モード切
り換え信号SMが入力される。
【0063】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11f
は前記SCAN用FF回路2eの出力信号Qをラッチ回
路12gに出力し、通常モードが設定されると、外部か
ら入力される書き込みデータWD0をラッチ回路12g
に出力する。
【0064】前記セレクタ11gには、外部から入力さ
れる書き込みデータWD1と、前記SCAN用FF回路
2fの出力信号Qが入力されるとともに、前記モード切
り換え信号SMが入力される。
【0065】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11g
は前記SCAN用FF回路2fの出力信号Qをラッチ回
路12hに出力し、通常モードが設定されると、外部か
ら入力される書き込みデータWD1をラッチ回路12h
に出力する。
【0066】前記セレクタ11hには、前記ラッチ回路
8bの出力信号と、前記SCAN用FF回路2gの出力
信号Qが入力されるとともに、前記モード切り換え信号
SMが入力される。
【0067】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11h
は前記SCAN用FF回路2gの出力信号Qを読み出し
データRD1として出力し、通常モードが設定される
と、ラッチ回路8bの出力信号を読み出しデータRD1
として出力する。
【0068】前記セレクタ11iには、前記ラッチ回路
8aの出力信号と、前記SCAN用FF回路2hの出力
信号Qが入力されるとともに、前記モード切り換え信号
SMが入力される。
【0069】そして、モード切り換え信号SMによりS
CAN試験モードが設定されると、前記セレクタ11i
は前記SCAN用FF回路2hの出力信号Qを読み出し
データRD0として出力し、通常モードが設定される
と、ラッチ回路8aの出力信号を読み出しデータRD0
として出力する。
【0070】前記ラッチ回路12a〜12dは、例えば
図7に示すSCAN用FF回路の転送ゲート9e,9f
と、インバータ回路10d,10eとからなる回路の出
力端子にさらにインバータ回路を付加した回路と同様に
構成される。
【0071】そして、前記セレクタ11eから出力され
る前記クロック信号CLKあるいはテスト用クロック信
号TCLKの立ち上がりに基づいて、セレクタ11a〜
11dの出力信号をそれぞれラッチして出力するととも
に、その出力信号の入力を遮断し、前記クロック信号C
LKあるいはテスト用クロック信号TCLKの立ち下が
りに基づいて、入力信号と同相の出力信号を出力するよ
うに構成される。
【0072】前記ラッチ回路12e,12fは、前記ラ
ッチ回路12a〜12dと同様な回路により、前記クロ
ック信号CLKあるいはテスト用クロック信号TCLK
の立ち下がりに基づいて、デコーダ4の出力信号をそれ
ぞれラッチして出力するとともに、その出力信号の入力
を遮断し、前記クロック信号CLKあるいはテスト用ク
ロック信号TCLKの立ち上がりに基づいて、デコーダ
4の出力信号と同相の出力信号を出力するように構成さ
れる。
【0073】前記セレクタ11a〜11iは同一構成で
あり、その具体的構成を図3に示す。このセレクタ11
は、図7に示すSCAN用FF回路の入力段と同様に構
成され、モード切り換え信号SMがHレベルとなると、
転送ゲート13aが導通して、入力信号D2が出力され
る。
【0074】また、モード切り換え信号SMがLレベル
となると、転送ゲート13bが導通して、入力信号D1
が出力される。次に、上記のように構成されたRAMの
動作を説明する。SCAN試験時には、外部から入力さ
れるシリアル入力データSIがSCAN用クロック信号
SCKに基づいて、各SCAN用FF回路2a〜2hを
順次転送される。
【0075】セレクタ11a〜11d,11f,11g
は、各SCAN用FF回路2a〜2fの出力信号Qをラ
ッチ回路12a〜12d,12g,12hに出力し、セ
レクタ11eはテスト用クロック信号TCLKを各ラッ
チ回路12a〜12fに出力する。そして、各ラッチ回
路12a〜12hの出力信号に基づいて、書き込み及び
読み出し動作が行われ、各メモリセル6の動作試験が行
われる。
【0076】通常動作時には、モード切り換え信号SM
により各セレクタ11a〜11d,11f,11gは、
外部からの制御信号WE,REと、アドレス信号AD
0,AD1及び書き込みデータWD0,WD1を各ラッ
チ回路12a〜12d,12g,12hに出力し、セレ
クタ回路11eはクロック信号CLKをラッチ回路12
a〜12fに出力する。そして、各ラッチ回路12a〜
12hの出力信号に基づいて、書き込み動作及び読み出
し動作が行われる。
【0077】その読み出し動作を図4に従って説明する
と、制御信号REがLレベルとなって読み出しモードが
設定されるとともにアドレス信号AD0,AD1が入力
された状態で、クロック信号CLKがLレベルとなる
と、そのアドレス信号はセレクタ11c,11d及びラ
ッチ回路12c,12dを介して、デコーダ4に入力信
号SG1として入力される。
【0078】デコーダ4は、入力信号SG1をデコード
してラッチ回路12e,12fに出力信号SG2として
出力する。次いで、クロック信号CLKがHレベルに立
ち上がると、ラッチ回路12a〜12dでは入力信号を
ラッチするため、デコーダ4には入力信号SG1が引き
続いて入力され、ラッチ回路12e,12fはデコーダ
4から出力される入力信号SG2を出力信号SG3とし
て出力する。
【0079】そして、ラッチ回路12e,12fの出力
信号SG3に基づいて特定のワード線WLが選択され
る。同時に、クロック信号CLKの立ち上がりに基づい
てプリチャージ信号PRが一定時間Hレベルとなって各
ビット線対BL,バーBLが同一レベルにプリチャージ
される。
【0080】次いで、プリチャージ信号PRがLレベル
に復帰すると、選択されたワード線WLに設定されたメ
モリセル6からビット線BL,バーBLにセル情報が読
みだされ、そのセル情報がセンスアンプ7a,7bで増
幅されて、ラッチ回路8a,8bを介して読み出しデー
タRD0,RD1として出力される。
【0081】従って、通常の読み出し動作時には、外部
から入力される制御信号及びアドレス信号AD0,AD
1はSCAN用FF回路2a〜2dを介することなくラ
ッチ回路12a〜12dを介して直ちにデコーダ4に入
力される。
【0082】そして、クロック信号CLKの立ち上がり
とデコーダ4の出力信号とに基づいて、ワード線WLを
直ちに選択して、メモリセル6からセル情報を読み出す
ことができる。
【0083】この結果、クロック信号CLKの立ち上が
りから読み出しデータRD0,RD1が読みだされるま
での時間t2が短縮される。また、上記のようなRAM
では、入力端子に接続された論理回路の出力信号を各S
CAN用FF回路2a〜2fを利用してシリアル出力デ
ータSOとして出力することができるので、当該論理回
路のSCAN試験を行うことができる。
【0084】また、SCAN用FF回路2g,2hから
セレクタ11h,11iを介して他の論理回路にデータ
を出力することにより、他の論理回路のSCAN試験を
行うことができる。
【0085】上記のように構成されたRAMでは、次に
示す作用効果を得ることができる。 (イ)SCAN試験時には、SCAN用FF回路の動作
により、SCAN試験を可能として、動作試験に要する
外部端子数を削減することができる。 (ロ)通常動作時には、セレクタの動作により、SCA
N用FF回路を介することなく、制御信号及びアドレス
信号をラッチ回路に入力することができるので、クロッ
ク信号に基づくセル情報の読み出し速度を、SCAN用
FF回路を持たない入出力信号の経路に複数のラッチ回
路が介在されたクロックドメモリと同等とすることがで
きる。
【0086】また、図5に示すように、前記第一の実施
の形態からセレクタ11h,11iを除いた構成として
もよい。このような構成により、セル情報の読み出し速
度をさらに向上させることができる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はSCA
N試験を可能としながら、クロック信号に基づく読み出
し動作の速度を低下させないクロックドメモリを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 第一の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】 セレクタを示す回路図である。
【図4】 第一の実施の形態の動作を示すタイミング波
形図である。
【図5】 第一の実施の形態の変形例を示すブロック図
である。
【図6】 従来例を示すブロック図である。
【図7】 SCAN用FF回路を示す回路図である。
【図8】 従来例の動作を示すタイミング波形図であ
る。
【符号の説明】
2 SCAN用フリップフロップ回路 4 メモリセル選択回路 6 メモリセル 11 セレクタ 12 ラッチ回路 IN 入力信号 CLK クロック信号 SCK SCAN用クロック信号 SI シリアル入力データ SM モード切り換え信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み及び読み出し動作を行うための
    複数の入力信号を、それぞれクロック信号に基づいて動
    作するラッチ回路を介してメモリセル選択回路に入力
    し、前記入力信号により前記メモリセル選択回路で選択
    されるメモリセルに対し、セル情報の書き込み動作及び
    読み出し動作を行う半導体記憶装置であって、 SCAN用クロック信号に基づいて、入力されたシリア
    ル入力データを順次転送する複数のSCAN用フリップ
    フロップ回路と、 SCAN試験モードと通常モードとのいずれかを選択す
    るためのモード切り換え信号に基づいて、前記入力信号
    と、前記各SCAN用フリップフロップ回路の出力信号
    のいずれかを、前記各ラッチ回路に出力する複数のセレ
    クタとを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセル選択回路は、アドレス信
    号が入力されるデコーダで構成し、前記デコーダの前段
    と後段に前記ラッチ回路をそれぞれ接続し、前記デコー
    ダの前段と後段のラッチ回路は前記クロック信号に基づ
    いて互いに逆相で動作することを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記SCAN用フリップフロップ回路
    は、第一の入力端子に入力される入力信号と、第二の入
    力端子に入力される入力信号とを前記モード切り換え信
    号に基づいて選択して入力可能とし、前記第一の入力端
    子を外部端子に接続し、前記第二の入力端子に前記シリ
    アル入力データを入力したことを特徴とする請求項2記
    載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110047552A (zh) * 2018-01-15 2019-07-23 北京同方微电子有限公司 一种存储器读取速度测量电路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110047552A (zh) * 2018-01-15 2019-07-23 北京同方微电子有限公司 一种存储器读取速度测量电路
CN110047552B (zh) * 2018-01-15 2024-02-02 紫光同芯微电子有限公司 一种存储器读取速度测量电路

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