JPH09316270A - 薬剤包装用水溶性フィルム - Google Patents
薬剤包装用水溶性フィルムInfo
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- JPH09316270A JPH09316270A JP8139945A JP13994596A JPH09316270A JP H09316270 A JPH09316270 A JP H09316270A JP 8139945 A JP8139945 A JP 8139945A JP 13994596 A JP13994596 A JP 13994596A JP H09316270 A JPH09316270 A JP H09316270A
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Abstract
0重量部に対して、還元剤(B)0.1〜20重量部お
よびラジカル捕捉剤(C)0.1〜20重量部を配合し
た組成物を製膜してなる薬剤包装用水溶性フィルム。 【効果】 本発明の薬剤包装用水溶性フィルムは、ユニ
ット包装用として優れた性能を有しており、水への溶解
速度が速く、機械的強度およびタフネスに優れ、農薬や
殺菌剤などの酸性物質や塩素含有物質を長期に渡って包
装した場合であっても、水溶性の経時的な低下がない。
Description
有物質などの薬剤包装用水溶性フィルムに関する。さら
に詳しくは、農薬や殺菌剤などの包装用として優れた性
能を有するポリビニルアルコール(以下、PVAと略称
する)系水溶性フィルムに関する。
を単位量づつ水溶性フィルムに密封包装して、使用時に
その包装形態のまま水中に投入し、内容物を包装フィル
ムごと水に溶解または分散して使用する方法が多く用い
られてきている。このユニット包装の利点は使用時に危
険な薬品に直接触れることなく使用できること、一定量
が包装されているために使用時の計量が不要であること
などである。ユニット包装用の水溶性フィルムとして
は、無変性の部分けん化PVAからなるフィルムが用い
られている。これらの水溶性フィルムは冷水に易溶性
で、しかも機械的強度に優れているが、酸性物質(農
薬)や塩素含有物質(殺菌剤、農薬)などの薬剤を包装
して長期間に渡って放置すると、フィルムの水溶性が経
時的に低下し、水に不溶性または難溶性となるという問
題があった。
ルムとしては、カルボキシル基またはその塩で変性した
PVA系フィルムが知られているが、このPVA系フィ
ルムを酸性物質や塩素含有物質の包装用に使用した場合
には、フィルムの水に対する不溶化が急速に進行すると
いう問題がある。また、オキシアルキレン基やカチオン
性基などをPVAに導入することも試みられているが、
包装時にフィルムの水溶性が低下するという問題があっ
た。
フィルムとしては、ポリエチレンオキサイド系フィル
ム、セルロース系フィルムが知られている。しかしなが
ら、これらのフィルムは水への溶解速度が非常に遅く、
フィルムの機械的物性が不足し、低温での耐衝撃性が極
端に小さいなど欠点を有している。
課題を解決し、酸性物質や塩素含有物質などの薬剤包装
用水溶性フィルムとして機械的強度に優れ、柔軟でタフ
ネスのあるフィルム物性を有し、さらに長期間に渡って
酸性物質や塩素含有物質などの薬剤を包装した場合であ
ってもフィルムの水溶性が保持される水溶性フィルムを
提供することにある。
解決するために鋭意検討した結果、ポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)100重量部に対して、還元剤(B)
0.1〜20重量部を配合した組成物を製膜してなる薬
剤包装用水溶性フィルム;ならびにポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)100重量部に対して、還元剤(B)
0.1〜20重量部およびラジカル捕捉剤(C)0.1
〜20重量部を配合した組成物を製膜してなる薬剤包装
用水溶性フィルムを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
(A)は、ポリビニルエステルのけん化物である。PV
A系樹脂は、ビニルエステルを塊状またはアルコールな
どの溶媒を用いて溶液中でラジカル開始剤の存在下で重
合させた後、アルカリまたは酸触媒を用いて部分的にあ
るいは高度にけん化することによって得られる。ビニル
エステルとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ギ酸ビニル、バーサチック酸ビニル、ピバリン酸ビニル
などが挙げられ、工業的に生産されコスト的に有利な酢
酸ビニルが通常使用される。
無変性PVAのほかに、スルホン酸基含有変性PVA、
カルボン酸基含有変性PVA、カチオン基含有変性PV
A、アルキレンオキシド含有変性PVAなどの変性PV
Aも含まれる。この中でもスルホン酸基含有変性PVA
は、酸性物質や塩素含有物質を包装した場合に、フィル
ムの水溶性が顕著に優れており、耐薬品性に優れ、水溶
性の経時的な低下がない。スルホン酸基を有する単量体
としては、分子内にスルホン酸基またはその塩を含有
し、ビニルエステルと共重合可能なものであれば特に制
限はない。具体的な例としては、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸またはそのアルカリ金属
塩、2−アクリルアミド−1−メチルプロパンスルホン
酸またはそのアルカリ金属塩、2−メタクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸またはそのアルカリ金属
塩などが挙げられる。この中でも、ビニルエステルとの
共重合反応性やけん化時の安定性などの点から、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸またはそ
のアルカリ金属塩が最も好ましい。また、エチレンスル
ホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸など
のオレフィンスルホン酸またはその塩でもよい。ここ
で、アルカリ金属塩としては、Na、K、Liの塩が挙
げられ、また類似物としてアンモニウム塩やアミン塩な
どでもよい。スルホン酸基が酸のままの状態である場合
も本発明に含まれるが、スルホン酸が強酸のため共重合
中にビニルエステルが加水分解を受けるなどの問題を生
じることがあり、一般的には部分的にあるいは完全にア
ルカリ金属で中和されていることが望ましい。スルホン
酸基からなる共重合単位の含有量は、0.1〜20モル
%が好ましく、0.5〜10モル%がより好ましく、1
〜5モル%が特に好ましい。
が10〜100μmの薄い場合でも強い強度と柔軟性が
要求され、フィルムの強度やタフネスの点から、粘度平
均重合度(以下、重合度と略記する)で300〜100
00が好ましく、500〜8000がより好ましい。重
合度が300未満ではフィルム強度が弱くなり、重合度
が10000より大きいとフィルムを調製するときの溶
液粘度が高くなり作業性に問題がある。
溶性、フィルムの力学的物性(強度、コシ)および製袋
性の点から、選択される。無変性PVAの場合には、5
0〜95モル%が好ましく、60〜90モル%がより好
ましい。変性PVAの場合には、より高いけん化度でも
水溶性となることから、けん化度の範囲は広くてもよ
い。スルホン酸基含有変性PVA場合には、40〜10
0モル%が好ましく、60〜100モル%がより好まし
く、70〜99.5モル%が特に好ましい。
系樹脂(A)の酸化を防止する作用を有する化合物であ
る。還元剤としては、酒石酸、アスコルビン酸、チオ硫
酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ロンガリットなどが
挙げられる。この中でも酒石酸が特に好ましい。還元剤
の配合量としては、PVA系樹脂100重量部に対し
て、0.1〜20重量部であり、0.3〜10重量部が
好ましく、0.5〜3重量部が特に好ましい。還元剤の
配合量が0.1未満の場合には、酸性物質または塩素含
有物質を包装した場合に水溶性が低下する。還元剤の配
合量が20重量部を越える場合には、フィルム強度が低
下したり、フィルム表面に白色粉末が析出する。
のみを配合することによっても優れた性能を有する水溶
性フィルムが得られるが、さらにラジカル捕捉剤(C)
を併用することにより、性能が格段に向上する。本発明
に使用するラジカル捕捉剤(C)は、包装して放置中に
生成するラジカルを捕らえて不活性物質に変える作用を
有する化合物である。ラジカル捕捉剤としては、ハイド
ロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、クロル
アニル、2,6−ジクロロ−p−ベンゾキノン、ピクリ
ン酸、トリニトロベンゼン、p−ベンゾキノン、p−t
er−ブチルカテコール、ジュロキノン、ニトロベンゼ
ン、ジニトロベンゼンなどが挙げられる。この中でも、
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
p−ter−ブチルカテコールが好ましい。保持が可能
となる。ラジカル捕捉剤の配合量としては、PVA系樹
脂100重量部に対して、0.1〜20重量部が好まし
く、0.1〜5重量部がより好ましく、0.5〜3重量
部が特に好ましい。ラジカル捕捉剤の配合量が20重量
部を越える場合には、フィルム強度が低下したり、フィ
ルム表面に粉末が析出したり、フィルムが着色する。
液を流延するか、適当な可塑剤または水の存在下で溶融
押出するなどの任意の方法が用いられる。その際、必要
に応じて着色剤、香料、増量剤、消泡剤、剥離剤、紫外
線吸収剤、無機粉体、界面活性剤などの通常の添加剤を
適宜配合しても差し支えない。また必要に応じて、本発
明の特徴を損なわない範囲内で、通常のPVA、澱粉、
カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒド
ロキシメチルセルロースなどの水溶性高分子を添加して
も良い。
域や寒冷地でも運搬、貯蔵、使用がなされるためフィル
ムの強度やタフネスが要求され、特に低温での耐衝撃性
が必要とされる。そのためフィルムのガラス転移点を下
げるために、種々の可塑剤が用いられる。可塑剤として
はPVAの可塑剤として一般に用いられているものなら
使用可能である。具体的な可塑剤の例としては、グリセ
リン、ジグリセリン、ジエチレングリコールなどの多価
アルコール類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールなどのポリエーテル類、ビスフェノール
A、ビスフェノールSなどのフェノール誘導体、N−メ
チルピロリドンなどのアミド化合物やグリセリンやペン
タエリスリトール、ソルビトールなどの多価アルコール
へエチレンオキサイドを付加した化合物や水などがこれ
に含まれる。可塑剤の添加量としては、使用するPVA
系樹脂の種類や使用する酸性物質の種類によっても異な
るが、PVA系樹脂100重量部に対して0〜50重量
部、好ましくは5〜30重量部である。
としては、酸性物質や塩素含有物質が好ましい。薬剤の
形状は、顆粒状、錠剤、粉体状、場合によっては液状で
も良い。また、薬剤の担体として用いられるタルク、カ
オリン、ベントナイト、珪藻土などの展開剤、水への親
和性や分散性を向上させるための界面活性剤や分散剤も
本発明の薬剤に含まれる。
は水分散液にした場合のpHが5以下の物質であり、農
薬、殺菌剤、消臭剤など種々のものが含まれる。酸性物
質の水への溶解性は完全に溶解しても、一部溶解して分
散していてもよく、また無機粉体に吸着させている物質
は水中でスラリー状であってもよい。
含有する農薬、殺菌剤、漂白剤などが挙げられ、具体的
にはイソシアン酸トリクロライド、イソシアン酸ジクロ
ライド、N,N−ジクロロヒダントイン、N−クロロ−
N−ブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン、その他の
農薬(ECP、BHC)などが挙げられる。塩素含有物
質の形状は顆粒状、錠剤、粉体、場合によっては液状で
も良い。
説明するが、本発明はこれによって限定されるものでは
ない。なお、実施例中、特に断りのないかぎり、「%」
および「部」は重量基準を表す。
サンプルを40×40mmの正方形に切り、これをスラ
イドマウントで鋏み、20℃および10℃で撹拌してい
る水中にそれぞれ浸漬し、フィルムが完全に溶解するま
での時間(秒数)を測定した。
どの粉体状でないものは乳鉢で細かく砕いて粉体状に
し、その1gを秤量し、99gの蒸留水へ入れ、室温で
30分間撹拌した。この水溶液のpHを、pHメーター
で測定した。
スルホン酸ナトリウムをメタノール溶媒中で共重合して
得られた共重合体のメタノール溶液に、水酸化ナトリウ
ムのメタノール溶液を添加して常法によりけん化反応を
行い、重合度1650、けん化度88モル%、スルホン
酸基からなる共重合体単位の含有量2モル%のスルホン
酸基含有PVAを得た。この変性PVA100部に、還
元剤として酒石酸1部、ラジカル捕捉剤としてハイドロ
キノンモノメチルエーテル1部および可塑剤としてグリ
セリン20部を配合した組成物を用いて水溶液を作製
し、70℃の熱ロールへ流延し、厚さ40μのフィルム
を得た。このフィルムから10cm×15cmの袋を作
り、酸性物質である試薬のコハク酸の微粉末40gを入
れ、熱シールして密封した。このコハク酸の1%水溶液
のpHは2.4であった。この包装袋をさらにアルミに
ポリエチレンをラミネートしたフィルムで熱シールして
密封し2重包装し、酸性物質の包装袋から水や可塑剤が
飛散しないようにした。この袋を長期保存テストの促進
試験として50℃の恒温器に入れ放置し、1ヶ月間後に
取り出し、包装したフィルムの水溶性の経時変化を調べ
た。結果を表1に示す。放置後の水溶性の低下はほとん
どなく、フィルムの着色や透明性の低下もなく良好であ
った。
4.2)20gの錠剤を包装したこと以外は、実施例1
と同様にして50℃で1ヶ月間放置した。1ヶ月間後に
取り出し、包装したフィルムの水溶性の経時変化を調べ
た。結果を表1に示す。放置後の水溶性の低下はほとん
どなく、フィルムの着色や臭気もなく良好であった。
100部に、還元剤としてアスコルビン酸2部、ラジカ
ル捕捉剤としてハイドロキノン0.5部ならびに可塑剤
としてグリセリン10部およびソルビトール1モルに対
してエチレンオキシドを2モル付加した化合物15部を
配合した組成物を用いてフィルムを作成したこと以外
は、実施例2と同様にして50℃で1ヶ月間放置した。
1ヶ月間後に取り出し、包装したフィルムの水溶性の経
時変化を調べた。結果を表1に示す。放置後の水溶性は
幾分低下していたが、溶解残渣もなく完溶し、フィルム
の着色や透明性の低下もなく良好であった。
100部に、可塑剤としてグリセリン20部を配合した
組成物を用いてフィルムを作成したこと以外は、実施例
1と同様にして50℃で1ヶ月間放置した。1ヶ月間後
に取り出し、包装したフィルムの水溶性の経時変化を調
べた。結果を表1に示す。放置後のフィルムは褐色に着
色し、水に浸漬してもほとんど膨潤しなかった。
グリセリン10部およびソルビトール1モルに対してエ
チレンオキシドを2モル付加した化合物15部を配合し
た組成物を用いてフィルムを作成したこと以外は、実施
例2と同様にして50℃で1ヶ月間放置した。1ヶ月間
後に取り出し、包装したフィルムの水溶性の経時変化を
調べた。結果を表1に示す。放置後のフィルムは褐色に
着色し、水に浸漬してもほとんど膨潤しなかった。
モル%、変性度4モル%)100部に、還元剤としてチ
オ硫酸ナトリウム3部、ラジカル捕捉剤としてp−te
r−ブチルカテコール2部および可塑剤としてグリセリ
ン20部を配合した組成物を用いてフィルムを作成した
こと以外は、実施例2と同様にして50℃で1ヶ月間放
置した。1ヶ月間後に取り出し、包装したフィルムの水
溶性の経時変化を調べた。結果を表1に示す。
ロパンスルホン酸ナトリウムと酢酸ビニルとを共重合
し、ケン化反応を行い、重合度1250、けん化度98
モル%、スルホン酸基からなる共重合体単位の含有量4
モル%のスルホン酸基含有PVAを得た。このPVA1
00部に、還元剤として酒石酸1部、ラジカル捕捉剤と
してハイドのキノンモノメチルエーテル1部ならびに可
塑剤としてグリセリン10部およびソルビトール1モル
に対してエチレンオキサイド2モルを付加した化合物1
5部を配合した組成物を用いてフィルムを作成し、薬剤
としてブロモ,クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン
およびホウ酸を含む殺菌剤(pH=4.0)を包装した
こと以外は、実施例1と同様にして50℃で1ヶ月間放
置した。1ヶ月間後に取り出し、包装したフィルムの水
溶性の経時変化を調べた。結果を表1に示す。放置後の
水溶性の低下はなく、フィルムの着色、透明性の低下お
よび臭気もなく良好であった。
てフィルムを作成したこと以外は、実施例5と同様にし
て50℃で1ヶ月間放置した。1ヶ月間後に取り出し、
包装したフィルムの水溶性の経時変化を調べた。結果を
表1に示す。放置後のフィルムは着色しており、水への
不溶化が生じた。
ユニット包装用として優れた性能を有しており、水への
溶解速度が速く、機械的強度およびタフネスに優れ、農
薬や殺菌剤などの酸性物質や塩素含有物質を長期に渡っ
て包装した場合であっても、水溶性の経時的な低下がな
い。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコール系樹脂(A)10
0重量部に対して、還元剤(B)0.1〜20重量部を
配合した組成物を製膜してなる薬剤包装用水溶性フィル
ム。 - 【請求項2】 ポリビニルアルコール系樹脂(A)10
0重量部に対して、還元剤(B)0.1〜20重量部お
よびラジカル捕捉剤(C)0.1〜20重量部を配合し
た組成物を製膜してなる薬剤包装用水溶性フィルム。 - 【請求項3】 ポリビニルアルコール系樹脂(A)がス
ルホン酸基からなる共重合体単位を0.1〜20モル%
含有するポリビニルアルコール系樹脂である請求項1ま
たは2記載の薬剤包装用水溶性フィルム。
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JP13994596A JP3609898B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 薬剤包装用水溶性フィルム |
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