JPH09314238A - ベンダー加工装置 - Google Patents

ベンダー加工装置

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JPH09314238A
JPH09314238A JP13549796A JP13549796A JPH09314238A JP H09314238 A JPH09314238 A JP H09314238A JP 13549796 A JP13549796 A JP 13549796A JP 13549796 A JP13549796 A JP 13549796A JP H09314238 A JPH09314238 A JP H09314238A
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Abstract

(57)【要約】 テンション付与時に把持部材が傾く場合での被加工材の
加工精度のばらつきを抑える。 【解決手段】 テンション付与前の位置を基準としてテ
ンション付与時に把持部材32が一方向に傾斜する角度
を検出する上下振角検出センサ101と、一方向とは異
なる方向に傾斜する角度を検出する左右振角検出センサ
102とを設け、上下振角検出センサ101の検出値と
左右振角検出センサ102の検出値によりテンション制
御装置6により被加工材Wに加えるテンションを補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工部材にテン
ションを付与してベンダー加工を行うベンダー加工装置
に関するものであり、特に、被加工材に対してテンショ
ン付与装置により力を加える方向と力がかかる方向が異
なる場合に、被加工材にかかるテンション力を補正する
ものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転テーブルの上に被加工材を置
き、被加工部材を把持部材により把持して被加工材を回
転テーブル上の型に沿わせて、被加工材に対して一方向
に回転テーブルを回転駆動し、一方向とは異なる方向に
上下装置を上下に動かしながら被加工材にテンションを
付与してベンダー加工する装置が特開平6−26986
1号公報に開示されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のこの装置にお
いては、ベンダー加工装置により被加工材を把持部材に
より一端を固定し他端を把持した状態で水平方向におい
た被加工材に対し上下方向に被加工材を曲げた場合、上
下の曲げと同時にテンション付与装置により一方向にテ
ンションFを付与すると、テンション付与時には置かれ
た被加工材が基準とする水平面に対して傾きγで被加工
材は傾いてしまう。この場合、テンションFをテンショ
ン付与装置により加えたしても、実際には被加工材にF
cosγしか力が加わらないことにより、曲げ加工時に
均一な力で被加工材を引っ張ることができない。つま
り、テンション付与時には被加工材に対して力を付与す
る方向と、実際、被加工材に対して力が作用する方向に
ずれが生じるために所望のテンションを被加工材に与え
てやることができず、製品の加工精度がばらつくことが
起こり得る。
【0004】そこで、本発明はこのような従来の問題点
を解消するようにしたものであり、ベンダー加工を行う
装置においてのテンション付与時の被加工材の加工精度
のばらつきを抑えることを本発明の技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記の課題を解
決するために講じた手段は、被加工材を把持する把持部
材と、該把持部材の位置を変化させながら前記被加工材
にテンションを付与するテンション付与手段と、該テン
ション付与手段を制御する制御手段とを有するベンダー
加工装置において、テンション付与前の位置を基準とし
てテンション付与時に前記把持部材が一方向に傾斜する
角度を検出する第1振角検出手段、及び前記一方向とは
異なる方向に傾斜する角度を検出する第2振角検出手段
とを設け、前記制御手段に前記第1振角検出手段の検出
値と前記第2振角検出手段の検出値により前記被加工材
に加えるテンションを補正するテンション補正手段とを
備えた、ものとした。
【0006】上記の構成により、テンション付与前の把
持部材の位置を基準としてテンション付与時の把持部材
の振角を二次元的にとらえ、第1振角検出手段の検出値
と第2振角検出手段の検出値により被加工材に加えるテ
ンションを補正することで、把持部材が被加工部材の剛
性によりテンション付与時に傾いても、被加工材にかか
るテンションが振角により補正され、被加工材に対して
正確なテンションを付与し得ることになる。その結果と
して、被加工材の加工精度のばらつきが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0008】ベンダー加工装置は被加工材Wを曲がった
形状に加工するものであり、例えば、車両においてはド
アフレーム等を加工するものである。
【0009】ベンダー加工装置は図1に示すような構成
になっている。つまり、回転テーブル1上に固着され回
転テーブル1の回転に伴って回転して被加工材Wを曲が
った形状にする型2と、型2の一端が回転テーブル1上
に固着された状態で被加工材Wの一端を把持する把持部
材31と被加工部材Wの他端を把持する把持部材32と
からなる把持装置3と、回転テーブル1を減速機42を
介して回転駆動するテーブル用サーボモータ41(図3
参照)を備えたテーブル回転駆動装置4と、把持装置3
の把持部材32を一体的に固着し、回転テーブル1の軸
方向(Y方向)に把持部材32を固着したテーブル52
を移動させる上下用サーボモータ51を備えた上下装置
5と、上下装置5を固着したテーブル62をX軸方向に
移動させて回転テーブル1との距離を変えることによ
り、被加工材Wが加工時にX方向に張力をかけるテンシ
ョン制御装置6と、テーブル用サーボモータ41、上下
用サーボモータ51、テンション制御用サーボモータ6
1の制御用位置データを予め記憶しているメモリを有し
テーブル回転駆動装置4、上下装置5、テンション制御
装置6に制御データを出力するNC制御装置7とから成
り立っている。
【0010】このベンダー加工装置において、被加工材
Wにかかる力の中心となる可動部104には、テンショ
ン付与時に把持部材32の傾斜角度を検出する第1振角
検出センサ(上下振角検出センサ)101と上下振角検
出センサ101とは中心100に対し90度ずれた位置
に第2振角検出センサ(左右振角検出センサ)102が
設けられている。
【0011】型2は、図2及び図3に示すようにテーブ
ル回転駆動装置4の減速機42に垂設された回転軸11
に対して水平に回転テーブル1上に固着され、円弧側壁
20を有し、円弧側壁20の上端21が把持部材31か
ら遠ざかるに従い、高さが上下装置5の動く方向に徐々
に高くなると共に、テーブル回転駆動装置4の回転方向
に徐々に高くなるように形成されている。
【0012】把持装置3のそれぞれの把持部材31、3
2は、先端には被加工材Wを掴むようにチャック機能が
設けられており、把持部材31の一端は回転テーブル1
に固着され、また他端は上下装置5の軸93の先端にロ
ードセル8を介して固着され、可動部104につながっ
ている。
【0013】テーブル回転駆動装置4は、回転テーブル
1の後方にテーブル用サーボモータ41(図3参照)が
配置され、テーブル用サーボモータ41の出力は減速機
42に伝達され、減速機42で図示しない傘歯車により
回転軸11を90度回転させることができる。また、テ
ーブル用サーボモータ41には、エンコーダ43が直列
且つ同軸上の配置されている。このエンコーダ43はサ
ーボモータ41がどれだけ回転したかをパルスにより検
出するものである。
【0014】上下方向(Y方向)に可動して上下方向に
曲げ力を発生させる上下装置5は、上方に位置する上下
用サーボモータ51の回転駆動により送りネジ54を介
して上下方向に移動し得るようになっている。この場
合、軸93により把持部材32は被加工材Wの長手方向
の中心線と送りネジ54の中心線との交点である揺動中
心100(図4参照)を中心として上下移動に伴って上
下に揺動可能となっている。また、上下方向のテンショ
ンを加える上下用サーボモータ51には、エンコーダ5
5が直列且つ同軸上に配置されている。
【0015】水平方向(X方向)に張力を発生させるテ
ンション制御装置6は、図3においてベッド6Bの右端
に固着したテンション制御用サーボモータ61の回転駆
動により送りネジ63を介してテーブル62を移動し、
その上に設けられる上下装置5が一緒に動く構成となっ
ている。また同じように、テンション制御用サーボモー
タ61には、エンコーダ64が直列且つ同軸上に配置さ
れている。
【0016】把持装置3の把持部材32を構成するチャ
ックと上下装置5の軸93との間にはロードセル8が一
体的に介挿され、被加工材Wに作用しているテンション
を歪みにより検出し、この歪みの撓み具合により変化す
る電圧変化でテンションを検出できるようになってい
る。
【0017】図4は、図1に示される可動部104の詳
細を示したものである。
【0018】可動部104には上下用サーボモータ51
の回転駆動により送りネジ54上をY方向に動くテーブ
ル52が設けられており、このテーブル52は上下に2
つのフランジ53,54をもち、このフランジ53,5
4の回転テーブル1側には穴108,109が形成さ
れ、フランジ53,54間には中空である略四角形状の
センサ取り付け部材110が取り付けられる。このセン
サ取り付け部材110は中心部上下に設けられた軸10
6,107により支持され,この軸106,107の一
端はセンサ取り付け部材110に固着されるが、他端は
フランジ53,54の有するそれぞれの穴108,10
9に貫通して軸支されている。一方、フランジ53に貫
通した軸107の先端には被加工材Wに対してテンショ
ンを付与してないときの位置情報を基準としてテンショ
ンを付与したときに左右方向(Z方向)に傾く振角を検
出する左右振角検出センサ102が取りついており、左
右振角検出センサ102自体は、ブラケット112によ
りフランジ53に取り付けられ、振角を検出できるよう
になっている。この左右振角検出センサ102は可変抵
抗を用いており、揺動中心100を中心として回転テー
ブル1が動くと左右方向(Z方向)に揺動し、左右の振
角β(図7参照)を検出するものである。
【0019】また、被加工材Wの中心軸と一致する軸9
3の中心軸と送りネジ54の軸線上に上下方向の揺動中
心となる軸120を設け、この軸120の一端に被加工
材Wに対してテンションを付与してないときの位置情報
を基準としてテンションを付与したときに上下方向(Y
方向)に傾く振角を検出する上下振角検出センサ101
を設ける。上下振角検出センサ101自体はブラケット
111によりセンサ取り付け部材110の側面に取り付
けられる。この上下振角検出センサ102は可変抵抗を
用いており、揺動中心100を中心として上下装置5が
上下方向に動くとY方向に揺動し、上下の振角α(図6
参照)を検出するものである。
【0020】テンション制御における概略をブロック図
を基に説明すると、図8に示すように、ロードセル8か
ら把持部材32にかかるテンションの大きさをテンショ
ン検出センサ80により検出し、その検出された出力は
アンプ81により増幅され、テンション力現在値に変換
される。演算装置82においては操作装置85(NC制
御装置7の入力装置)からの操作信号に基づき制御装置
86より出力されるテンション設定値と比較し、また上
下振角センサ101と左右振角センサ102の出力によ
り上下振角α(被加工材にテンションを付与しない位置
を基準としてテンション付与時に把持部材32が上下方
向に傾くときになす角度)と左右振角β(被加工材にテ
ンションを付与しない位置を基準としてテンション付与
時に把持部材32が左右方向に傾くときになす角度)に
より制御装置86から出力されるトルク指令を補正し、
モータ用ドライブ装置83において位置決めコントロー
ラ84からの位置指令を考慮して回転指令を上下用サー
ボモータ51に出力する構成となっている。
【0021】捩じり付与装置9は、被加工材Wの他端を
把持している把持部材32に回転を付与して、被加工材
Wに捩じり(X方向を中心とした回転)を付与するもの
で、垂直に配設された捩じり用サーボモータ91の回転
が減速機92に連絡され、減速されると共に回転方向を
変更して、把持部材32に一体的に固着された軸93を
回転しうる構成となっている。捩じり用サーボモータ9
1には、エンコーダ94が直列且つ同軸上に配設されて
いる。
【0022】NC制御装置7は、操作装置85、例えば
キーボードやスイッチにより予め各サーボモータの位置
データをメモリに記憶させ、この記憶したデータに基づ
き各々のサーボモータを制御するものである。
【0023】次に、ベンダー加工装置の作動について説
明する。
【0024】被加工材Wをベンダー加工する場合、最初
にラフティーチング(初期位置の記憶)、つまり、スイ
ッチ等を操作してサーボモータを動かし初期位置の記憶
を行う。次に、制御装置86により自動で記憶された位
置に動きトルク曲げを行うものである。
【0025】トルク制御について説明すると、ベンダー
加工装置は、把持部材31、32にワークとして被加工
材Wを把持させ、起動させるとNC制御装置7が起動し
て上下用サーボモータ51がY方向に動くと同時に、テ
ーブル用サーボモータ41とテンション力制御用サーボ
モータ61が動作し、被加工材WがZ方向及びX方向に
引っ張られることにより3次元的に曲げ加工が行われ
る。
【0026】この場合、被加工材Wに実際かかるテンシ
ョンをロードセル8、つまり、テンション検出センサ8
0により検出して、検出したテンション力の値(現在
値)と予め記憶されたテンション力の値とを比較する。
ここでは、各サーボモータ41,51,61を動かすた
めのトルク指令と位置指令とを比較して、その差に基づ
く回転指令を各々のサーボモータ41,51,61に出
力する。サーボモータ41、61の回転位置をエンコー
ダ43により検出してNC制御装置7の内部に存在する
位置決めコントローラ84にフィードバックしながら、
型2に被加工材を巻き付けベンダー加工をする。この場
合、サーボモータ51によりY方向に把持部材32を支
える可動部104を動かすと同時にサーボモータ61の
回転によりX方向にテンションをかけながら加工を行う
ものである。この動作中に、各サーボモータ41,5
1,61の位置データをエンコーダ43,55,64を
介して、NC制御装置7内のメモリに書き込む。
【0027】次に、本発明のトルク制御におけるトルク
補正について図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0028】ステップ101ではテンション検出センサ
80によりテンション力の検出を行い、ステップ102
ではテンション付与時の上下振角検出センサ101より
上下の振角α及び左右振角検出センサ102より左右の
振角βを検出する。次のステップ103では予め記憶さ
れた被加工材Wに対してのテンション設定値とテンショ
ン検出センサ80により検出した値との比較を、トルク
指令値カウンタを行いて行う。ここで、メモリに予め記
憶された設定値の方がテンション検出センサ80による
検出値(現在値)よりも大きいか否かが判定され、設定
値の方が大きい場合にはステップ104を行い、ステッ
プ104ではまだ加えるトルクが小さいことからトルク
指令値の加算を行い、トルク指令値カウンタを加算して
いく。一方、現在値の方が小さい場合にはステップ10
5を行うが、ここでは設定値が現在値よりも小さいか否
かが判定される。設定値の方が現在値よりも小さい場合
にはステップ106でトルクをかけすぎているためにト
ルク指令値の減算を行うが、現在値よりも大きい場合、
つまり、設定値と現在値とが等しく(トルクが等しく)
なった場合にはステップ107を行う。この状態では、
例えば把持部材32が傾いていてもメモリに記憶された
テンション力がかかっているものとみなされてしまうた
め、その傾きにより補正する必要が生じる。そこで、把
持部材32のテンション付与時の振角により以下に示さ
れるテンション補正を行う。
【0029】ステップ107ではトルク指令値、つま
り、現在のトルク指令値カウンタの値から仮のトルク指
令値の算出を行う。この仮トルク指令値はトルク指令値
に対して上下振角検出センサ101により検出した角度
αをテンション制御装置6によりテンションがかかるX
方向に換算した値、つまり、cosαを乗算した値によ
り求めることができ、次のステップ108ではステップ
107で求めた仮トルク指令値に対して左右振角検出セ
ンサ102により検出した角度βをテンション制御装置
6によりテンションがかかるX方向に換算した値、つま
り、cosβを乗算した値により実トルク指令値を算出
するものである。このようにして求められた実トルク指
令値によりモード動作を行い。ステップ110でテンシ
ョン制御装置6によりX方向に被加工材Wに対してテン
ションをかけ、ステップ111では位置制御モードに移
ったか否かが判定される。この位置制御モードは制御装
置86により予め記憶されるものであり時系列で位置制
御モードとなるようになっている。この場合、位置制御
モードになるまでステップ101からステップ111を
繰り返し、位置制御モードとなったらトルク制御を終了
とする。
【0030】このように、3次元での加工を行う際での
テンション付与時には被加工材Wの剛性により把持部材
32には振角α,βが生じるため、テンションをかける
方向と、実際テンションが被加工材に加わる方向が異な
る場合において上下及び左右方向の振角を検出して一方
向を基準としてテンションを補正することで、加工精度
のばらつきを抑えることができるので製品精度が向上す
る。このため、ベンダー加工を行うスピードを早めるこ
とも可能となり、生産性の向上を図ることもできる。
【0031】尚、テンション付与時の振角の検出方向及
び検出センサの数等は上記に示したものに限定されず、
振角検出センサは、可変抵抗型のセンサ以外のものでも
振角を検出しうるものであればよい。
【0032】
【効果】本発明によれば、テンション付与前の位置を基
準としてテンション付与時に把持部材が一方向に傾斜す
る角度を検出する上下振角検出センサと、一方向とは異
なる方向に傾斜する角度を検出する左右振角検出センサ
とを設け、上下振角検出センサの検出値と左右振角検出
センサの検出値により被加工材に加えるテンションを補
正することにより、テンション付与前の把持部材の位置
を基準としてテンション付与時の把持部材の振角を二次
元的にとらえ被加工材にかかるテンションを一方向の成
分に換算して、上下振角検出センサの検出値と左右振角
検出センサの検出値により補正することで、把持部材が
テンション付与時に傾いても被加工材に加えるテンショ
ンを補正して正確なテンションを付与し得るので、被加
工材の製品精度ばらつきを防止できる。このため、ベン
ダー加工のスピードを早めることも可能となり、生産性
の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すベンダー加工装置
の概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示すベンダー加工装置
の正面図である。
【図3】 図2の上視図である。
【図4】 図1の可動部を示した図である。
【図5】 図4のA−A断面図である。
【図6】 テンション付与時の上下方向の振角αを示す
概略図である。
【図7】 テンション付与時の左右方向の振角βを示す
概略図である。
【図8】 本発明の一実施形態を示すベンダー加工装置
のブロック図である。
【図9】 本発明の一実施形態を示すトルク制御のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 回転テーブル 2 型 3 把持装置 4 テーブル回転駆動装置 5 上下装置 6 テンション制御装置 7 NC制御装置 11 回転軸 100 揺動中心 101 上下振角検出センサ(第1振角検出手段) 102 左右振角検出センサ(第2振角検出手段) 104 可動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥 泉 大 輔 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工材を把持する把持部材と、該把持
    部材の位置を変化させながら前記被加工材にテンション
    を付与するテンション付与手段と、該テンション付与手
    段を制御する制御手段とを有するベンダー加工装置にお
    いて、テンション付与前の位置を基準としてテンション
    付与時に前記把持部材が一方向に傾斜する角度を検出す
    る第1振角検出手段、及び前記一方向とは異なる方向に
    傾斜する角度を検出する第2振角検出手段とを設け、前
    記制御手段に前記第1振角検出手段の検出値と前記第2
    振角検出手段の検出値により前記被加工材に加えるテン
    ションを補正するテンション補正手段とを備えたことを
    特徴とするベンダー加工装置。
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JP2001150045A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Aisin Seiki Co Ltd 数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法
KR101939176B1 (ko) * 2017-09-01 2019-01-23 동재공업(주) 벤딩 머신용 가공물 장력조절장치

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