JP4859386B2 - アーク溶接装置及びアーク溶接装置のウィービング溶接方法 - Google Patents

アーク溶接装置及びアーク溶接装置のウィービング溶接方法 Download PDF

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Description

本発明は、6軸制御が行われる多関節型ロボットによるアーク溶接装置及び同アーク溶接装置を用いたウィービング溶接方法に関するものである。
従来から多関節型ロボットの先端に溶接トーチを配設して、溶接を行わせるアーク溶接装置が用いられている。アーク溶接のなかでも多層盛り溶接や肉盛り溶接などの広幅のビードを必要とする溶接の場合には、溶接トーチを溶接中心線に対して所定の振り幅で左右に揺動させながら溶接を行う所謂ウィービング溶接が行われている。
ウィービング溶接を行うことができるアーク溶接装置としては、本願出願人に係わる溶接ロボットのウィービング制御装置(特許文献1参照。)やウィービング動作をするアーク溶接ロボット(特許文献2参照。)などが提案されている。
特許文献1に記載された溶接ロボットのウィービング制御装置は、図1に示すような6軸制御の垂直多関節型溶接ロボットを用いてウィービング溶接を行わせている。図1に示す溶接ロボットは、第1軸J1、第2軸J2および第3軸J3から成る基本軸と、第4軸J4、第5軸J5および第6軸J6から成る手首軸とを有しており、手首軸の先端における第6軸J6には溶接トーチ10が取り付けられている。
溶接ロボットは、直交座標系X−Y−Zにおける座標位置を逆変換して得た第1軸J1〜第6軸J6の回転角に基づいて各第1軸J1〜第6軸J6を制御することにより、ウィービング制御を行うことができる。溶接ワイヤ10aの先端を溶接線に沿って移動させるとともに、手首軸のうちの最先端の第6軸J6を除く2つの第4軸J4及び第5軸J5を用いて溶接トーチ10の先端を溶接線に対して左右にウィービング動作させている。
ウィービング制御装置は、溶接ワイヤ10aの先端を溶接線からウィービング動作させたときに、溶接面に垂直な溶接線を通る面に対して第6軸の方向が平行になるように、溶接時のトーチの位置及び姿勢を制御している。
特許文献2に記載されたアーク溶接ロボットは、図11に示すような6軸制御の垂直多関節型溶接ロボットの構成を供えている。図11に示すアーク溶接ロボット56は、固定位置に設けられたベース51には第1軸JT1、第2軸JT2、第3軸JT3、第4軸JT4、第5軸JT5および第6軸JT6を介して、溶接トーチ52が取付けられている。溶接トーチ52は、第6軸JT6の軸方向に配設されている。
溶接トーチ52は溶接線54の左右方向に予め定めるウィービングパターン55に沿ってウィービング動作を行い、広いビード幅で高速度の溶接を行うことができるようになっている。
また、アーク溶接ロボット56では、溶接線54に沿って溶接トーチ52が所定の姿勢で移動するように、溶接トーチ52の位置及びそのときの姿勢について第1軸JT1から第6軸JT6毎の制御データを作成し、同作成した制御データに基づいて第1軸JT1から第6軸JT6を制御し、ウィービング動作には第3軸JT3から第5軸JT5の3軸もしくは第4軸JT4から第6軸JT6の3軸を用いている。
特開平11−58014号公報 実公平7−56127号公報
特許文献1、2に示すアーク溶接装置では、溶接トーチのウィービングパターンに対しての姿勢は、溶接の開始点から終了点まで同じ姿勢をとるようになっており、その姿勢で溶接トーチを左右に動かす構成となっていた。
従って、このような構成のアーク溶接装置では、ウィービング動作中に溶接トーチの姿勢を変更することは何ら考慮されておらず、上記のようにウィービング動作を行う制御のまま溶接トーチの姿勢を変更しようとすると、その変更された溶接トーチの姿勢を満足しようと第1軸から第6軸の全ての制御データを変更してしまうため、図7に示すように溶接ロボットのアームが大きく動くような動作となっていた。前記アームを大きく動かすと、アームを回動させるモータの応答遅れや溶接ロボット本体の振動が発生してしまい、溶接トーチ先端の位置精度が低下してしまうという問題があった。
本願発明では、溶接トーチの向きを変えるために溶接ロボットの第1軸から第6軸の全ての制御データを変更しなくても、ウィービング動作中に溶接トーチの姿勢を変えることができるアーク溶接装置及び同アーク溶接装置のウィービング溶接方法を提供することにある。
本願発明の課題は請求項1〜4に記載された各発明により達成することができる。
即ち、本願発明では請求項1に記載したように、少なくとも第1軸から第6軸の6つの軸を有する多関節型ロボットと、最先端軸である第6軸の回転軸に対して傾けて配設される溶接トーチと、溶接時の前記溶接トーチの位置及び姿勢を、同溶接トーチの位置及び姿勢に関わる直交座標系の3次元座標位置から逆変換して少なくとも前記第1軸から第6軸を制御する制御手段と、を備えたアーク溶接装置であって、
前記制御手段が、少なくとも前記第1軸から第6軸の制御によるウィービング動作時に、位置データを特定する前記第1軸から第6軸の角度データのうち前記第6軸の角度データに前記第6軸に首振り動作を行わせる首振り角度を加算して、前記第6軸の制御を行い、前記溶接トーチの溶接部に対する向きを変更させてなることを最も主要な特徴となしている。
また、本願発明では請求項2に記載したように、溶接トーチ先端からの溶接ワイヤ送給方向と前記第6軸の回転軸方向とにより形成される平面の向きを規定したことを主要な特徴となしている。
更に、本願発明では請求項3に記載したように、アーク溶接装置におけるウィービング溶接方法であって、少なくとも前記第1軸から第6軸の各6つの軸に対する軸角度の制御時に、位置データを特定する前記第1軸から第6軸の角度データのうち前記第6軸の角度データに前記第6軸に首振り動作を行わせる首振り角度を加算して、前記第6軸の制御を行い、前記第6軸に対して、前記溶接トーチの溶接部に対する向きが前記第6軸の回転軸回りに首振りするように制御してなることを他の最も主要な特徴となしている。
更にまた、本願発明では請求項4に記載したように、溶接トーチ先端からの溶接ワイヤ送給方向と前記第6軸の回転軸方向とにより形成される平面の向きを制御しながらウィービング溶接を行う方法を主要な特徴と成している。
本願発明では、少なくとも6軸制御の多関節型ロボットにおける最先端軸である第6軸の回転軸に対して傾けて溶接トーチを配設し、ウィービング動作時に位置データを特定する第1軸から第6軸の角度データのうち第6軸の角度データに、第6軸に首振り動作を行わせる首振り角度を加算して第6軸の制御を行うことにより、溶接部に対する溶接トーチの溶接姿勢を変更することができる。
例えば、狭開先部の溶接を行う場合、溶接トーチの向きを固定してウィービング動作を行わせた従来の溶接ロボットでは、狭開先部の壁に溶接ワイヤの先端部以外の部位が近接して前記壁と溶接ワイヤの先端部以外の部位との間で放電が行われることになるが、本願発明のように溶接トーチの向きを変えることにより、前記壁と溶接ワイヤの先端部以外の部位との間隔を離れさせることができ、壁と溶接ワイヤの先端部以外の部位との間での放電が回避され、溶接ワイヤ先端部と溶接部材との間での放電を安定させることができる。
また、ウィービング動作において、多関節型ロボットにおけるアームを大きく動かさないで、慣性力の小さな第6軸を高速で回転制御することができるので、周波数の高いウィービング動作中においても、溶接精度を低下させることなく第6軸の角度データに首振り動作を行わせる首振り角度を加算して制御を行わせることができ、溶接トーチの向きを連続的に変えることができる。
本願発明では請求項2に記載したように、溶接トーチ先端から繰り出される溶接ワイヤの送給方向と第6軸の回転軸とにより形成される平面を用いて、ウィービング軌跡に対する溶接トーチの向きを特定することができる。これにより、前記溶接トーチ先端が前記溶接線から離れまた近づくに従ってその角度を変化させ、溶接線を挟んだ左右において逆向きに溶接トーチの向きを制御することができ、前記放電の安定をより確実に行うことができる。
本願発明では請求項3に記載したように、アーク溶接装置を用いたウィービング溶接方法を特徴としている。本願発明のウィービング溶接方法を用いることにより、ウィービング動作時に溶接トーチの向きを変えることができる。
これにより、例えば、狭開先部の溶接において、溶接トーチの向きを所望の向きとなるように制御することができ、狭開先部の壁と溶接ワイヤの先端部以外の部位との間隔を離れさせ、壁と溶接ワイヤの先端部以外の部位との間での放電が回避され、溶接ワイヤ先端部と溶接部材との間での放電を安定させることができる。
請求項4に記載したように、溶接トーチから繰り出される溶接ワイヤの送給方向と第6軸の回転軸とにより形成される平面を制御することで、溶接トーチの向きをウィービング軌跡上で制御していくことができる。これにより、前記溶接トーチ先端が前記溶接線から離れまた近づくに従ってその角度を変化させ、溶接線を挟んだ左右において逆向きに溶接トーチの向きを制御することができ、前記放電の安定をより確実に行うことができる。
本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本願発明のアーク溶接装置の構成としては、以下で説明する鉛直多関節型の6軸制御の溶接ロボットに限定されるものではなく、少なくとも6軸以上の制御軸を有する多関節型ロボットを用いることができる。また、鉛直多関節型の溶接ロボットに限定されるものではなく、水平多関節型の溶接ロボットに対しても、本願発明を適用することができるものである。
更に、以下の説明ではウィービング溶接として、溶接線に沿っての溶接トーチの移動中に最先端軸である第6軸を除いた第4軸と第5軸とをそれぞれ回動制御することで溶接トーチの先端側をウィービング動作させるウィービング溶接方法を例にとって説明を行う。
しかし、本願発明を適用することができるウィービング溶接としては、第4軸、第5軸以外の軸を加えて制御を行うことで、ウィービング動作を行いながらウィービング溶接を行うことができるウィービング溶接に対しても本願発明を、有効に適用することができる。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1は、本発明が適用される多関節型ロボット1の外観を示している。この図1に示す多関節型ロボット1は、自由度が6の垂直多関節型ロボットであり、特許文献1に記載した溶接ロボットと制御手段の構成を除いて、同様の構成を有している。このため、特許文献1での説明に用いた図1を用いて、説明を行うこととする。
根元側から先端側に向かって第1軸J1、第2軸J2、…、第6軸J6としたとき、第1軸J1、第2軸J2及び第3軸J3から基本軸が構成され、第4軸J4、第5軸J5及び第6軸J6から手首軸が構成されている。第1軸J1から第6軸J6はそれぞれの軸に設けた駆動モータによって、矢印で示すように回転させることができる。
手首軸の最先端軸である第6軸J6に溶接トーチ10が取り付けられている。溶接トーチ10は、トーチ支持部材11を介して第6軸J6の回転軸12に対して傾けて配設されている。溶接トーチ10には溶接ワイヤ供給チューブ13が接続されている。図示せぬ溶接ワイヤ供給装置から送給された溶接ワイヤ10aは、溶接ワイヤ供給チューブ13、溶接トーチ10を通って溶接トーチ10の先端から溶接部に向かって送給されることになる。
溶接トーチ10の先端から繰り出される溶接ワイヤ10aの先端部が、第6軸J6の回転軸上12に一致するように、溶接トーチ10はトーチ支持部材11を介して第6軸J6に取り付けられている。したがって、第6軸J6を回転させても、溶接ワイヤ10aの先端部の位置は変化しないことになる。
以下の実施例においては、通常の溶接ロボットの制御と同様に、直交座標系の座標位置によって制御され、トーチ先端の位置やウィービング動作を行うときの溶接線からの偏位量は直交座標系の座標位置によって表現されている。直交座標系の座標位置に溶接トーチ10を移動させるために行う各軸の制御は、直交座標の座標位置を逆変換して各軸の回転角を求めることにより行っている。
図2は、溶接を行う際の溶接トーチ10の先端付近を示し、図3は、溶接線15が水平面21と平行で、ウィービング面20が水平面に対してウィービング角度θw傾いた場合についての説明図である。他のウィービング面20としては、溶接線15が水平面に対して傾斜し、しかも、溶接線を含むウィービング面が水平面と所望の角度で交差しているものなど、溶接条件に応じて水平面に対して適宜傾斜した面として想定することができる。
以下の説明では、図3を用いてウィービング動作の説明を行うこととする。溶接開始位置Psと溶接終了位置Peとを結んだ線分を、溶接線15として求める。溶接線15に沿って溶接ワイヤ10aの先端部が、溶接開始位置Psから溶接終了位置Peに向かって目標位置Pを通過するようにウィービング動作を行いながら移動することになる。
また、溶接ワイヤ10aの先端部が溶接線15上にあるときには、溶接ワイヤ10aの送給方向と第6軸J6の回転軸とにより形成される平面と溶接ワイヤ10a先端を左右に揺動させたときの溶接ワイヤ10a先端が辿る面であるウィービング面20との交線が溶接線15となっている。しかも、溶接ワイヤ10aの送給方向と第6軸J6の回転軸及び溶接線15とにより形成される面は、ウィービング面20に対して垂直面となるように、第1軸J1から第6軸J6が制御されている。
この状態から、ウィービング動作を行わせたときにおけるウィービング面20上での溶接線15から偏位した溶接ワイヤ10aの先端部の偏位量、即ち、ウィービング移動量Wtの方向と第6軸J6の回転軸とが垂直になるように制御することでウィービング動作を行わせることができる。
即ち、ティーチング盤(図4の符号31aを参照。)を操作して、溶接トーチ10の溶接ワイヤ10a先端部の位置を溶接線15の溶接開始位置Ps及び溶接終了位置Peに位置させて溶接線15を教示する。次に、溶接開始位置Ps及び溶接終了位置Peにおいて、溶接トーチ10の向きを決定する。
最後に第6軸J6を回転させることで、溶接ワイヤ10aの送給方向と第6軸J6の回転軸及び溶接線15とにより形成される面が、ウィービング面20と垂直になるような多関節型ロボット1の各第1軸J1から第6軸J6の姿勢を見つけだす。そして、多関節型ロボット1の各軸の姿勢を溶接開始位置Ps及び溶接終了位置Peにおける各軸J1〜J6の姿勢として教示設定する。以上の教示設定動作が第1の実施例の前提である。
次に、図3、図4を用いてウィービング制御を行う制御構成を説明する。上述した、多関節型ロボット1の各軸の姿勢を溶接開始位置Ps及び溶接終了位置Peにおける各軸J1〜J6の姿勢を教示することは、入力部31のティーチング操作盤31aによって行われる。前述した方法で教示された溶接線15の溶接開始位置Psのデータ、溶接終了位置Peのデータ、溶接開始位置Ps及び溶接終了位置Peにおける各軸J1〜J6がとるべき角度データなどは、メモリ32の教示データ保存部32aに格納される。
メモリ32のウィービング保存部32bには、ウィービング移動量Wtを決定するためのパラメータ(補助点あるいは傾き角)や、ウィービング振幅A、ウィービング周波数F、水平面21に対するウィービング角度θw、第6軸J6の最大首振り角度φなどが予め設定されている。
演算部33では、教示データ保存部32aとウィービング保存部32bとに格納されている各種データに基づいて演算を行う。軌跡計算部33aでは、溶接ワイヤ10aの先端部が移動する溶接線15に沿っての目標位置Pを直交座標系における位置データとして演算する。前記位置データは、更にウィービング動作を行わせたときの位置データに修正される。修正された位置データは、各軸角度への変換部33bにおいて逆変換され、前記修正された位置データを特定するデータとして、第1軸J1から第6軸J6の角度データに演算される。
第6軸J6の角度データは更に、ウィービング動作中に溶接トーチ10の溶接部に対する向き変えるため、前記第6軸J6の角度データに第6軸J6の首振り角度が加算される。駆動部34では、各軸角度への変換部33bで演算された第1軸J1から第6軸J6の角度データに基づいて、第1軸J1から第6軸J6のそれぞれに設けたサーボモータを駆動制御する。
これにより、溶接ワイヤ10aの先端部を溶接線15に沿って移動させながら、溶接線15の左右にウィービング動作されることができ、しかも、ウィービング動作中に第6軸J6に対して首振り運動を行わせることができる。ウィービング動作中に第6軸J6に対して首振り運動を行わせることで、第6軸J6の回転軸の方向を変えずに、溶接部に対する溶接トーチ10の向きを変更させることができる。
以下において、上記図4の構成による動作を図5のフローチャートにしたがって詳細に説明する。なお、このフローチャートは、或る時刻におけるウィービング軌跡上の目標位置P(図3参照)に対応する各軸J1〜J6の目標角度及び目標位置Pにおける溶接トーチ10の向きを演算する場合について示したものである。このような動作は、溶接開始位置から溶接終了位置までの間で繰り返し実行されることになる。
ステップS1では、教示データ保存部32aに保存された溶接開始位置Psと溶接終了位置Pe、溶接トーチ10を溶接線15に沿って移動させる移動速度、及び溶接線15の溶接開始位置Psから溶接終了位置Peまでの区間を補間する補間周期Tから、補間回数C(=[Ps−Pe間の距離]/{移動速度}/{補間周期T})を算出し、さらに一つの補間区間における移動量M(={PsからPeへのベクトル}/{補間回数C})をベクトル量として算出する。
ステップS2では、水平面21とウィービング角度θwをなすウィービング面20上で、溶接線15に直交する方向の単位ベクトルewを算出する。単位ベクトルewを用いることによって、ウィービング面20上で溶接開始位置Psを始点としたsin曲線のウィービング動作を行わせたとき、sin曲線上の点の位置を特定することができる。
ステップS3では、補間周期Tにおけるウィービング位相の変化量sを、補間周期Tとウィービング周波数fとの積として、s=T・fとして算出する。
ステップS4では、カウンタcountの数を初期化する(ここでは0とする)。カウンタcountは、順次1ずつ加算しながら最終的に補間回数Cとなるまで計数していくためものであり、カウンタcountの数によって溶接ワイヤ10aの先端部が溶接開始位置Psからスタートして幾つの前記移動量Mを移動したかを検出することができる。また、少なくともステップS4以前に、溶接ワイヤ10aの先端部を溶接開始位置Psに移動させる。
ステップS5では、カウンタcountの数に1を加える演算を行う。カウンタcountに1を加えることは、ステップS6からステップS11を行うことにより溶接ワイヤ10aの先端部を1つの補間周期T分だけ溶接終了位置側に移動させることを意味している。即ち、現在ある溶接ワイヤ10aの先端部の位置を更に補間周期Tだけ進ませることを意味する。
ステップS6では、現在ある溶接ワイヤ10aの先端部の位置を更に補間周期Tだけ進ませたときの状態を求めている。即ち、溶接線15上に沿って移動する溶接ワイヤ10aの先端部が、溶接開始位置Psから次に直線移動したときの直線移動位置Ptを求めている。Ptとしては、溶接開始位置Psにカウンタcountで計数した補間区間の数と溶接ワイヤ10aの移動量Mとの積を加えた値として求めている。
ステップS7では、ステップS6で求めた溶接線15上の溶接ワイヤ10a先端部の位置でのウィービング動作により溶接線15から移動した溶接ワイヤ10a先端部のウィービング移動量Wtを求めている。ウィービング動作としては、溶接ワイヤ10a先端部の溶接線15に沿っての移動に、sin曲線に基づく単振動を加えた運動としている。このため、ウィービング移動量Wtとしては、sin曲線の振幅Aに直線移動位置Ptに対応した位置でのsin曲線の値から求め、求めた値に溶接線15に直交する方向の単位ベクトルewを掛け合わせたベクトル量として求めている。
尚、ステップS7及び以下で説明するステップS10におけるsの値は、ステップS3で説明した補間周期Tにおけるウィービング位相の変化量を示している。ウィービング位相の変化量sは、言い換えると補間区間を1つ進むことによるsin曲線の角変化量を示している。即ち、カウンタcountにsを掛けることで、該当する補正区間におけるsin曲線における角度を求めることができる。
ステップS8では、現在の位置から補間周期Tだけ進ませたときの溶接ワイヤ10a先端部の移動位置(目標位置)Pを求めている。移動位置Pとしては、直線移動位置Ptにウィービング移動量Wtを加えたベクトル量として求めている。これにより、現在の溶接ワイヤ10a先端部の位置から補正周期Tだけ進ませたときの、溶接ワイヤ10a先端部の位置をベクトル量として求めることができる。
ステップS9では、ステップS8で求めた溶接ワイヤ10a先端部が次に移動する位置について、溶接ワイヤ10a先端部が位置するために必要な第1軸J1から第6軸J6の各軸をサーボモータにより回転させるための角度を、直交座標系の座標データを逆変換することにより求めている。
ステップS10では、第6軸J6の回転軸を更に回転させて、溶接ワイヤ10a先端部が次に移動する位置において溶接トーチ10の向きを変更させるための角度を求めている。第6軸J6の回転軸を更に回転させる回転量としては、溶接トーチ10が前記sin曲線の半周期(180度)の間に回転する振幅としての首振り角度φにステップS6で求めた補間区間の位置でのsin曲線の値を掛けて求めている。
ステップS11では、ステップS9及びステップS10で求めた第1軸J1から第6軸J6の角度となるように第1軸J1から第6軸J6のそれぞれに設けたサーボモータの回転を制御する。
ステップS12では、溶接ワイヤ10aの先端部が溶接終了位置Peに到達するまで、上記ステップS5からステップS11までの制御を繰り返すための処理を行う。ステップS12でカウンタcountの値が補間回数C以下のとき、更に制御を行うためステップS5へと移行し、カウンタcountの値が補間回数Cよりも大きくなったとき、即ち、カウンタcountの値が補間回数Cに1加えた数となったときにウィービングによる溶接作業を終了させる。
溶接ワイヤ10a先端部が第6軸J6の回転軸からずれている場合には、ステップS10で求めた角度で第6軸J6を回転させると、溶接ワイヤ10a先端部が目標位置からずれてしまうことになる。この場合には、ステップS6で直線移動位置Ptを算出後、逆変換して求めた各第1軸J1から第6軸J6の角度に首振りウィービング量を加算して正変換を行う。前記正変換により求めた値と直線移動位置Ptとの差を直線移動位置Ptに加えて新しい直線移動位置Ptの値として、ステップS7以降の制御を行うことで、前記ずれを補正することができる。さらに、ウィービング移動量Wtについても同様な操作を行うことで、より正確にずれを補正することができる。
また、溶接ワイヤ10a先端部を第6軸J6の回転軸からずらして設定するような場合、溶接開始位置Ps及び溶接終了位置Peにおける第6軸J6の位置が変わるためメモリ32の教示データ保存部32aに格納されるデータの修正が必要であるが、直線移動位置Ptについては、補正は必要としない。ウィービング移動量Wtについては、ずらしたことによるウィービング方向の溶接ワイヤ10a先端部の位置変化に対応するように補正する必要があり、例えば溶接ワイヤ10aが長くなるようにする場合には、その長くなった長さをウィービング移動量Wtから差し引いても良いし、ウィービング振幅Aを小さくするようにしても良い。
上記フローチャートによる制御では、ウィービング動作のために第4軸J4及び第5軸J5以外の回転軸も影響を受けるが、下記に第4軸J4及び第5軸J5のみによるウィービング動作に上記第6軸J6の回転動作を付加するウィービング溶接について説明する。
図2に示すa4は第4軸J4を微小角度だけ回転させたときに溶接ワイヤ10aの先端部の動く方向を示し、a5は第5軸J5を微小角度だけ回転させたときに溶接ワイヤ10aの先端部の動く方向を示している。第4軸J4及び第5軸J5をウィービング軸として用いると、ウィービング動作によって溶接ワイヤ10aの先端部が動ける範囲は、ベクトルa4とベクトルa5とで形成される面上にある。
したがって、図3に示すようなウィービング面20上において、ウィービング動作を行わせたときの溶接線15からの溶接ワイヤ10a先端部の偏位量であるウィービング移動量Wtが、上述したベクトルa4とベクトルa5とで形成される面内にあれば、第4軸J4と第5軸J5との2つの軸だけでウィービング動作を行わせることができる。
即ち、ベクトルとして表されるウィービング移動量Wtの方向と第6軸J6の回転軸とが垂直になるように教示し、第4軸J4と第5軸J5との2つの軸だけでウィービング動作を行わせることができる。
この動作を上記フローチャートに適用する場合には、上記ステップS9において、直線移動位置Ptにウィービング移動量Wtを加えたベクトル量である移動位置Pを、第4軸J4及び第5軸J5を回転させるための角度に変換し、その角度を現時点での第4軸J4及び第5軸J5の角度に加算することにより実施できる。
以上のような制御により、溶接ワイヤ10a先端部(溶接トーチ先端)が溶接線15上にあるときには、溶接線15を交線としてウィービング面20に直交する面である垂直面上に第6軸の回転軸と溶接ワイヤ10a先端部からの溶接ワイヤ送給方向とを位置させて、溶接ワイヤ10a先端部が溶接線15から離れたsin曲線上にあるときには、溶接ワイヤ10a先端部からの溶接ワイヤ送給方向と第6軸の回転軸方向とにより形成される平面と前記垂直面とのなす角度が、前記sin曲線の180度の位相差をもってそれぞれ逆向きに同じ角度で傾かせるようにされている。
さらに、以上のような制御により、溶接線15を交線としてウィービング面20に直交する面を基準面としたとき、第6軸J6に対する更なる制御は、溶接トーチ10先端を揺動させる際に、溶接トーチ10先端からの溶接ワイヤ10a送給方向と第6軸J6の回転軸方向とにより形成される平面と基準面とのなす角度を、基準面からの第6軸J6の距離の大きさに対応するように変化させ、前記平面が基準面を通過して一方から他方へ移動する場合に、移動の前後において前記角度で傾斜させる向きを反対に変更するようにできる。
また、上記の実施例では、ウィービングのための波形が図6(a)に示すようなsin曲線であるが、溶接線15と波形との2箇所の交点間の形状が、図6(b)に示すような角部を持たない台形に近似できる波形、図6(c)に示すような角部を持たない矩形に近似できる波形であってもよい。図6(b)及び図6(c)の波形の場合、溶接線15と直交する断面での溶接線15近傍の溶接部の溶け込み深さを浅くできるため、図6(a)に対して溶接部の溶け込み形状を変更することができ、必要に応じて溶け込み形状を選択することが可能となる。
以上の実施例によれば、図8に示すように、多関節型ロボット1のアームを大きく動かさずに第6軸J6を回転させることで溶接トーチ10の向きを変更できる。
また、図9(a)に従来例を示しているように、溶接トーチの向きを固定して溶接トーチ10を左右に振ったときには、ルート底の両端が溶け難くなり、溶接ワイヤ10aの途中において壁との間で放電を発生してしまい、アーク(放電)が不安定になってしまうが、これに対して、本願発明を用いた場合では図9(b)に示すようにルート底の両端で溶接トーチ10の向きを変更することができるので、ルート底の両角を溶かすことができ、また溶接ワイヤ10aの途中において壁との間で放電することがなくなり、アークを安定させることができる。
さらに、図10に示すように、隅肉溶接において、溶接トーチ10の姿勢を変えることで母材との境界の形状を滑らかに形成することができ、外観品質と隅肉溶接による強度を向上させることができる。
本願発明は、本願発明の技術思想を適用することができる装置等に対しては、本願発明の技術思想を適用することができる。
多関節ロボットの外観構成を示す図である。(実施例、従来例1) 溶接トーチ先端部付近を示した図である。(実施例) ウィービング動作を説明する図である。(実施例) 制御構成を示すブロック図である。(実施例) 制御動作を示すフローチャートである。(実施例) ウィービングのための波形の例を示す図である。(実施例) アームを動かして溶接トーチの向きを変えた図である。(説明例1) 第6軸を回転させて溶接トーチの向きを変えた図である。(実施例) 溶接トーチの向きを固定した場合と変えた場合の説明図である。(説明例2) 溶接トーチの向きを変えた場合の説明図である。(説明例3) ウィービング動作を示す斜視図である。(従来例2)
符号の説明
1 多関節型ロボット
10 溶接トーチ
10a 溶接ワイヤ
11 トーチ支持部材
12 第6軸の回転軸
13 溶接ワイヤ供給チューブ
15 溶接線
20 ウィービング面
21 水平面
31 入力部
32 メモリ
32a 教示データ保存部
32b ウィービング保存部
33 演算部
33a 軌跡計算部
33b 各軸角度への変換部
34 駆動部
51 ベース
52 溶接トーチ
53 溶接ワイヤ
54 溶接線
55 溶接パターン
56 アーク溶接ロボット
J1〜J6 第1軸〜第6軸
JT1〜JT6 第1軸〜第6軸
Ps 溶接開始位置
Pe 溶接終了位置
A ウィービング振幅
f 周波数
θw ウィービング角度
φ 首振り角度の振幅
T 補間周期

Claims (4)

  1. 少なくとも第1軸から第6軸の6つの軸を有する多関節型ロボットと、
    最先端軸である第6軸の回転軸に対して傾けて配設される溶接トーチと、
    溶接時の前記溶接トーチの位置及び姿勢を、同溶接トーチの位置及び姿勢に関わる直交座標系の3次元座標位置から逆変換して少なくとも前記第1軸から第6軸を制御する制御手段と、を備えたアーク溶接装置であって、
    前記制御手段が、少なくとも前記第1軸から第6軸の制御によるウィービング動作時に、位置データを特定する前記第1軸から第6軸の角度データのうち前記第6軸の角度データに前記第6軸に首振り動作を行わせる首振り角度を加算して、前記第6軸の制御を行い、前記溶接トーチの溶接部に対する向きを変更させてなることを特徴とするアーク溶接装置。
  2. 前記ウィービング動作における溶接開始点と溶接終了点とを結んだ線分を溶接線とし、前記溶接線を中心に前記溶接トーチ先端を左右に揺動させたときの前記溶接トーチ先端が辿る面をウィービング面とし、前記溶接線を交線として前記ウィービング面に直交する面を基準面としたとき、
    前記制御手段の前記第6軸に対する制御は、前記溶接トーチ先端を揺動させる際に、前記溶接トーチ先端からの溶接ワイヤ送給方向と前記第6軸の回転軸方向とにより形成される平面と前記基準面とのなす角度を、前記基準面からの前記第6軸の距離の大きさに対応するように変化させ、前記平面が前記基準面を通過して一方から他方へ移動する場合に、移動の前後において前記角度で傾斜させる向きを反対に変更する制御であることを特徴とする請求項1記載のアーク溶接装置。
  3. 少なくとも第1軸から第6軸の6つの軸を有する多関節型ロボットと、
    最先端軸である第6軸の回転軸に対して傾けて配設される溶接トーチと、を備え、
    溶接時の前記溶接トーチの位置及び姿勢に係わるデータを直交座標系における座標位置として求め、前記求めた座標位置を逆変換して前記6つの軸の軸角度をそれぞれ制御してなるアーク溶接装置におけるウィービング溶接方法であって、
    少なくとも前記第1軸から第6軸の各6つの軸に対する軸角度の制御時に、位置データを特定する前記第1軸から第6軸の角度データのうち前記第6軸の角度データに前記第6軸に首振り動作を行わせる首振り角度を加算して、前記第6軸の制御を行い、前記第6軸に対して、前記溶接トーチの溶接部に対する向きが前記第6軸の回転軸回りに首振りするように制御してなることを特徴とするアーク溶接装置のウィービング溶接方法。
  4. 前記ウィービング溶接における溶接開始点と溶接終了点とを結んだ線分を溶接線とし、
    前記溶接線を中心に前記溶接トーチ先端を左右に揺動させたときの前記溶接トーチ先端が辿る面をウィービング面とし、前記溶接線を交線として前記ウィービング面に直交する面を基準面としたとき、
    前記ウィービング溶接における前記各軸に対する制御において、前記第6軸に対する制御が、前記溶接トーチ先端を揺動させる際に、前記溶接トーチ先端からの溶接ワイヤ送給方向と前記第6軸の回転軸方向とにより形成される平面と前記基準面とのなす角度を、前記基準面からの前記第6軸の距離の大きさに対応するように変化させ、前記平面が前記基準面を通過して一方から他方へ移動する場合に、移動の前後において前記角度で傾斜させる向きを反対に変更させる制御であることを特徴とする請求項3記載のウィービング溶接方法。
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