JP2010089149A - 溶接ロボットの制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 溶接の状況に応じて、先行行溶接トーチのウィービングの振幅の大きさと、後行溶接トーチのウィービングの振幅の大きさを任意に調整することができるようにする。
【解決手段】 先行溶接トーチおよび後行溶接トーチのトーチ姿勢が一定の状態で両溶接トーチ先端がウィービングするとともに、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間の中間点を回転中心にして両溶接トーチがウィービング振幅方向Ywに揺動するように、各軸を駆動制御することで、先行溶接トーチのウィービング振幅の大きさと後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを調整する。この場合、先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチ27が揺動する方向とが逆方向となるように制御することで、後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさよりも先行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを大きくする調整を行うことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、溶接ロボットの制御装置および制御方法に関するものである。
(従来技術1;従来の実施技術)
従来よりタンデム溶接と呼ばれる溶接手法が実施されている。
タンデム溶接とは、溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチが設けられた溶接ロボットで行う溶接のことである。
タンデム溶接を行う目的の1つは、溶接トーチを2本とすることで、溶接ワイヤによる溶着量を多くし、溶接を高速で行うことである。また、タンデム溶接を行う目的の他の一つは、先行溶接トーチ、後行溶接トーチの溶接電源を別々とすることで先行溶接トーチと後行溶接トーチそれぞれで異なる溶接条件を設定し、先行する溶接トーチで溶接した後で後行する溶接トーチによりビードの形状を整える制御を行ない易くすることである。
たとえば特許文献1には、タンデム溶接において、隙間埋め溶接を1パスで行わせるために、先行溶接トーチと後行溶接トーチの両方にウィービング動作をさせたり、片方の溶接トーチのみにウィービング動作をさせるという発明が記載されている。
特開2005−271064号公報
タンデム溶接でウィービング動作を行うと、多層盛り溶接や肉盛り溶接などの脚長が大きく広い幅のビードを要する溶接を行う際に、高速で行うことができる。しかし、その反面、2本の溶接トーチをウィービング動作させると、スパッタの量が多くなり、溶接品質が劣化する。これは、後行溶接トーチは、先行溶接トーチが形成した溶融池の上でウィービングするため溶融池を攪拌してアークが不安定になるからである。
なお、タンデム溶接で2本の溶接トーチをウィービングさせる場合には、溶接線の倣いを制御するためのアークセンサは、先行溶接トーチのみに設けられる。これは後行溶接トーチは、溶融池に埋もれているためアークセンサを使用できないからである。
後行溶接トーチはアークセンサによる溶接線からの狙いずれの検出の必要がないので、その点でウィービングさせる必要はなく、むしろスパッタ量を減らしビードの形状を整えるためには、ウィービングの振幅を適正な値に小さく抑制することが望ましい。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、溶接の状況に応じて、先行溶接トーチのウィービングの振幅の大きさと、後行溶接トーチのウィービングの振幅の大きさを調整することにより、溶接時のスパッタ量を低減し、溶接品質の向上を図ることを解決課題とするものである。
第1発明は、
溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動制御される溶接ロボットの制御装置において、
溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチと、
先行溶接トーチおよび後行溶接トーチのトーチ姿勢が一定の状態で両溶接トーチ先端がウィービングするとともに、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間を揺動中心にして両溶接トーチをウィービング振幅方向に揺動させ、先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが揺動する方向とが逆方向となるように制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
これにより、先行溶接トーチのウィービング振幅の大きさに比べて後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを小さくすることができ、溶融池の攪拌を抑制してスパッタ量を低減することができる。
第2発明は、
溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動制御される溶接ロボットの制御装置において、
溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチと、
後行溶接トーチを独立してウィービング振幅方向に揺動させる独立揺動手段と、
前記独立揺動手段を駆動制御して、後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを先行溶接トーチのウィービング振幅の大きさよりも小さくする調整を行う制御手段と
を備えたことを特徴とする。
第2発明も第1発明と同様に、先行溶接トーチのウィービング振幅の大きさに比べて後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを小さくすることができ、溶融池の攪拌を抑制してスパッタ量を低減することができる。
第3発明は、第1発明または第2発明において、
先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが揺動する方向とが逆方向となるように制御することで、後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを零にする調整を行うこと
を特徴とする。
これにより更に後行溶接トーチによる溶融池の攪拌を抑制することができる。
第4発明は、
溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように駆動制御される溶接ロボットの制御方法において、
溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチが設けられた溶接ロボットに適用される制御方法であって、
先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間を揺動中心にして揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが前記揺動中心に揺動する方向とが逆方向となるように制御すること
を特徴とする。
第5発明は、
溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように駆動制御される溶接ロボットの制御方法において、
溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチが設けられた溶接ロボットに適用される制御方法であって、
先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間を揺動中心にして揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが前記揺動中心に揺動する方向とが逆方向となるように制御することで、
後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを零にする調整を行うこと
を特徴とする。
第4発明は、第1発明に対応する方法の発明である。第5発明は、第3発明に対応する方法の発明である。
(本実施形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
なお、実施形態では、溶接ロボットとして、アーク溶接作業を行う溶接ロボットを想定する。
図1は、実施例の溶接ロボットの制御装置を示している。
溶接ロボット10は、6軸の多関節のロボットであり、各軸11〜16を有し、駆動部19を備えている。第1軸11、第2軸12、第3軸13が基本3軸であり、第4軸14、第5軸15、第6軸16が手首3軸である。駆動部19は、サーボアンプ、ロボット用モータを含んで構成されている。駆動部19は、コントローラ30から与えられる駆動指令に応じて各軸11、12、13、14、15、16を駆動する。
溶接ロボット10の第6軸先端に取り付けられたフランジを介して、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27が固定されている。先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27の先端17a、27aが溶接線Lを中心にウィービング波66を描いてウィービングしながら溶接線Lに沿って移動する。溶接電源装置41、42は溶接ロボット10に電力を供給して、先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27それぞれの溶接電極間に電圧を印加する。コントローラ30は、入力データに応じて溶接ロボット10の各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10の各軸11〜16を制御するとともに溶接電源装置41、42を介して溶接電極間の電圧を制御する。
図2(a)は、溶接ロボット10のアーム先端を拡大して斜視図にて示している。
溶接ロボット10は、アーム10aを有しており、このアーム10aの先端には、溶接線Lに沿って先行および後行する先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27が取り付けられている。
図2(b)に示すように、ウィービング波66は、たとえば正弦波である。以下では、先行溶接トーチ17の先端17aが描くウィービング波を66aとし、後行溶接トーチ27の先端27aが描くウィービング波を66bとして両者を区別して説明する。先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27の先端17a、27aが、たとえば正弦波のウィービング波66a、66bを描きながら溶接線Lに沿って移動することにより、ビードが形成され、たとえばすみ肉溶接が行われる。
溶接ワイヤは、先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27の図示しない電極チップに送給される。電極チップと母材間には溶接電源装置41、42から与えられる電圧指令によって電圧が印加される。これにより溶接ワイヤの先端、つまり先行溶接トーチ17において先行溶接トーチ先端17aと母材との間および後行溶接トーチ27において後行溶接トーチ先端27aと母材との間にアーク放電がそれぞれ発生する。アーク放電により発生する熱によって母材の接合部が加熱、溶融されるとともに溶加材としての溶接ワイヤが加熱、溶融され、溶接ワイヤが溶接金属となって母材の接合部が接合される。
図3は、図2(a)と同様に先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27を拡大して斜視図にて示している。
先行溶接トーチ17の先端17aの位置と後行溶接トーチ27の先端27aの位置との中間点の位置を、トーチ先端座標位置P(x、y、z)と定義する。トーチ先端座標位置P(x、y、z)は、絶対座標系X−Y−Z上の座標位置で表される。
トーチ姿勢を表すトーチ姿勢角(α、β、γ)は、姿勢座標系n−o−aの各方向ベクトルをオイラー角で表したものである。
a軸は、先行溶接トーチ17の先端17aの位置と後行溶接トーチ27の先端27aの位置との中間点を通り、両溶接トーチを一体とみなした時のトーチ姿勢を定義する(図中、一点鎖線で示す)ベクトルのことである。o軸は、先行溶接トーチ17の先端17aの位置と後行溶接トーチ27の先端27aの位置とを結ぶ線の方向を示すベクトルのことである。n軸は、a軸、o軸がなす面の法線ベクトルのことである。
ここで、図3の図中の一点鎖線で示すa軸を、制御上の仮想軸として、後述する制御が行なわれる。
図4(a)、(b)は、溶接ロボット10によって、母材となる両板材61、62を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物を製作する様子を示している。図4(a)は、各母材61、62の断面におけるウィービング波66a、66bを示している。図4(b)は、各溶接トーチ17、27が溶接線Lの方向に移動しながらビードを形成する様子を斜視図にて示している。水平すみ肉溶接を行うときには、後行溶接トーチ27のウィービング振幅bを先行溶接トーチ17のウィービング振幅aよりも小さくしてスパッタの飛散を抑制する必要がある。
ウィービング波66a、66bは、図2(b)に示すように、ウィービング座標系Xw−Yw−ZwのXw−Yw平面上に、描かれる。軸Xwは、ウィービングの基準となる溶接線Lに一致する軸である。軸Ywは、溶接線Lに垂直なウィービングの振幅の方向の軸である。軸Zwは、Xw−Yw平面に垂直な法線となる軸である。
コントローラ30は、そのようなウィービング波66a、66bでウィービングしながら先行溶接トーチ先端17a、後行溶接トーチ先端27aが溶接線Lに沿って移動するように、各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御する。
つぎにコントローラ30で行われる制御内容について説明する。
本実施例では、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27のトーチ姿勢が一定の状態で、両溶接トーチ先端17a、27aがウィービングする。トーチ姿勢が一定の状態とは、先行溶接トーチ17及び後行溶接トーチ27が溶接ロボット10のアーム先端に固定されているので、ロボットがどのような姿勢をとったとしても、互いのトーチ姿勢が相対的に変わらず一定であることを意味する。それとともに、先行溶接トーチ17と後行溶接トーチ27の間を揺動中心にして、両溶接トーチをウィービング振幅方向に揺動させ、先行溶接トーチ17がウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチ27がウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが揺動する方向とが逆方向となるように制御を行うものである。
以下では、図4(a)、(b)に示す水平すみ肉溶接を行う場合を想定して説明する。
図5(a)、(b)、(c)は、本実施例の制御を説明するためのツール先端17a、27aの移動軌跡を示した図であり、図中一点鎖線で示すトーチ姿勢方向の仮想軸aを視線方向として各溶接トーチ先端17a、27aを見た矢視E図である。
図5(a)は、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27のトーチ姿勢を一定の状態にして、両溶接トーチ先端17a、27aをウィービングさせたときの軌跡を示した図である。
図5(b)は、先行溶接トーチ17と後行溶接トーチ27の間を揺動中心にして、つまりa軸を揺動中心にして、両溶接トーチ17、27をウィービング振幅方向に、つまり軸Ywの方向に揺動させたとき、つまりa軸回りに揺動角θrだけ揺動させたときの軌跡を示した図である。
図5(c)は、図5(a)に示す軌跡と図5(b)に示す軌跡とを合成した軌跡を示した図であり、先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさがaに、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさがbに調整されたときの軌跡を示した図である。
先行溶接トーチ17は、振幅aでウィービングし、後行溶接トーチ27は、振幅bでウィービングし、そのときの大小関係は、
a>b …(1)
となる。つまり、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbよりも先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさaを大きくする調整が行われる場合を示している。
上記制御を実現するためには、まず、図5(a)に示すように、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27のトーチ姿勢を一定の状態にした上でa軸を次式(2)で示す振動波で動かすように制御することで、溶接トーチ17の先端17aおよび後行溶接トーチ27の先端27aを、同式(2)に示す振動波で動かす。
Yw=A・sinωt …(2)
上記(2)式において、Aは、ウィービングにおける振動波の振幅であり、ωは、振動波の角周波数であり、tは、時間である。上記(2)式にしたがい溶接トーチ先端が動かされる量Ywのことを「ウィービング量」というものとする。
つぎに、図5(b)に示すように、下記(3)式にしたがいa軸回りに各姿勢ベクトルn、oを角度ΔCだけ揺動させることで、先行溶接トーチ17の先端17a、後行溶接トーチ27の先端27aをそれぞれ次式(4)、(5)で示す振動波で動かして、a軸を回転中心にして、先行溶接トーチ17の先端17a、後行溶接トーチ27の先端27aをウィービング振幅方向である軸Ywの方向に互いに異なる極性で揺動角θrだけ揺動させる。
ΔC=θr・sinωt …(3)
上記(3)式にしたがいa軸回りに各姿勢ベクトルn、oが揺動する量ΔCのことを「揺動量」というものとする。
先行溶接トーチ17について:Yw=B・sinωt …(4)
後行溶接トーチ27について:Yw=−B・sinωt …(5)
(4)、(5)式において、Bは、揺動における振動波の振幅であり、ωは、上記(2)式と同じ角周波数であり、tは、時間である。
ここで、先行溶接トーチ17が(2)式にしたがいウィービングする方向と、当該先行溶接トーチ17が(4)式にしたがい揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチ27が(2)式にしたがいウィービングする方向と、当該後行溶接トーチ27が(5)式にしたがい揺動する方向とが逆方向となるように、(4)、(5)式に示す揺動方向の極性が定められる。
なお、先行溶接トーチ17と後行溶接トーチ27との軸間距離をDとすると、
B=D/2・tanθr …(6)
なる関係が成立する。
先行溶接トーチ17の先端17aの振動波は、最終的に、上記(2)式で示される振動波と上記(4)式で示される振動波を合成したものとなり、次式(7)で表される。同様に、後行溶接トーチ27の先端27aの振動波は、最終的に、上記(2)式で示される振動波と上記(5)式で示される振動波を合成したものとなり、次式(8)で表される。
先行溶接トーチ17について:Yw=A・sinωt+B・sinωt …(7)
後行溶接トーチ27について:Yw=A・sinωt−B・sinωt …(8)
上記(7)式に示す先行溶接トーチ17の合成振動波の振幅a(=A+B)と、上記(8)式に示す後行溶接トーチ27の合成振動波の振幅b(=A−B)と、上記(2)式に示す振動波の振幅Aと、上記(4)、(5)式に示す振動波の振幅Bと、揺動角θrの関係は、下記式(9)、(10)、(11)のごとく表される。
A=(a+b)/2 …(9)
B=(a−b)/2 …(10)
θr=tan−1(2・B/D) …(11)
よって、先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27をそれぞれ所望する振幅a、bでウィービングさせるには、上記(9)、(10)、(11)式にしたがい、振幅Aおよび揺動角θrを求め、a軸を一定姿勢にして(2)式に示すウィービング量Ywだけ各溶接トーチ先端17a、27aをウィービングさせるとともに、(3)式にしたがいa軸回りに各姿勢ベクトルn、oを揺動量ΔCだけ回転させる制御を行えばよい。
つぎに図6、図7を併せ参照して、コントローラ30で行われる演算処理の内容について説明する。
図6は、コントローラ30の内部の構成を示す機能ブロック図である。
図7は、コントローラ30で行われる演算処理の手順を示したフローチャートである。
コントローラ30は、図6に示すように、入力部31と、記憶部32と、演算部33とを含んで構成されている。
入力部31は、ティーチング操作盤31aを含んで構成されている。ティーチング操作盤31aがオペレータによって操作されることにより、所望する先行溶接トーチ17の振幅a、後行溶接トーチ27の振幅bに関するデータ、各溶接トーチのサイズ、姿勢に関するデータおよび溶接ロボット10の作業プログラムの教示データが入力される。教示データは、溶接ロボット10の溶接トーチ先端17a、27aの中間点の移動開始位置Psと移動終了位置Pe(図2(b)参照)を含んでいる。
所望する振幅a、bに関するデータが入力されると、上記(9)、(10)、(11)式にしたがい、振幅A、回転角θrが演算処理される。
記憶部32は、教示データ保存部32aと、ウィービングデータ保存部32bとを含んで構成されている。
教示データ保存部32aには、溶接ロボット10の各溶接トーチ先端17a、27aの中間点の移動開始位置Psと移動終了位置Peが記憶される。
ウィービングデータ保存部32bには、ウィービングデータとして、移動ウィービング量の振幅A、揺動量の回転角θ、ウィービング周波数fが記憶される。なお、ウィービング周波数fは、角周波数ωを用いてω/2πで表される。
演算部33は、軌跡演算部33aと、各軸角度変換部33bとを含んで構成されている。
軌跡演算部33aでは、溶接トーチ先端17a、27aの中間点が移動すべき逐次の目標トーチ先端位置P(x、y、z)および目標トーチ姿勢角(α、β、γ)が演算される。
各軸角度変換部33bでは、溶接ロボット10の溶接トーチ17の先端17a、27aの中間点の逐次の目標トーチ先端位置P(x、y、z)、目標トーチ姿勢角(α、β、γ)が溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16の角度J1、J2、J3、J4、J5、J6にそれぞれ変換される。
演算部33では、図7に示す手順で演算処理が行われる。以下図2(a)、(b)、図5(a)、(b)、(c)と併せ参照しつつ説明する。
移動開始時には、時刻tが0に設定(t=0)される(ステップ101)。
つぎに、演算処理の周期Δtが経過するごとに、時刻tが+Δtインクリメント(t=t+Δt)される(ステップ102)。
つぎに溶接線L上の時刻tにおける直線移動目標トーチ先端位置Pt(xt、yt、zt)が算出されるとともに、時刻tにおいて揺動((3)式)しないとしたときの姿勢ベクトル(n、o、a)が算出される(ステップ103)。
つぎに、振幅Aを用いて、上記(2)式、
Yw=A・sinωt
の計算が行われ、現在の時刻tにおけるウィービング量Ywが算出される(ステップ104)。
つぎに、回転角θrを用いて、上記(3)式、
ΔC=θr・sinωt
の計算が行われ、現在の時刻tにおける揺動量ΔCが算出される(ステップ105)。
つぎに、上記ステップ103で求められた時刻tにおける直線移動目標トーチ先端位置Pt(xt、yt、zt)に、上記ステップ104で求められたウィービング量Ywが加算されて、現在の時刻tにおける目標トーチ先端位置P(x、y、z)が算出される。
また、上記ステップ103で求められた各姿勢ベクトル(n、o、a)のうち姿勢ベクトルn、oをa軸回りに、上記ステップ105で求められた揺動量ΔCだけ揺動させて、現在の時刻tにおいて揺動させたときの姿勢ベクトル(n、o、a)が算出される(ステップ106)。
つぎに、上記ステップ106で求められた姿勢ベクトル(n、o、a)が、目標トーチ姿勢角(α、β、γ)に変換される。こうして、現在の目標トーチ先端目標位置および目標トーチ姿勢角(x、y、z、α、β、γ)が求められる。こうして求められた目標トーチ先端目標位置および目標トーチ姿勢角(x、y、z、α、β、γ)は、溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16の角度J1、J2、J3、J4、J5、J6にそれぞれ変換される(ステップ107)。
つぎに、溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16をそれぞれ各軸角度J1、J2、J3、J4、J5、J6に変化させるための駆動指令が生成されて、駆動指令が溶接ロボット10の駆動部19に出力される(ステップ108)。
つぎに、現在の目標位置Pが移動終了位置Peを超えたか否か、つまりトーチ先端17a、27aの中間点が移動終了位置Peに到達したか否かが判断される(ステップ109)。トーチ先端17a、27aの中間点が移動終了位置Peに到達していないと判断されている限りは(ステップ109の判断NO)、上記ステップ102に戻り同様の処理が繰り返される。トーチ先端17a、27aの中間点が移動終了位置Peに到達したと判断されると(ステップ109の判断YES)、処理を終える。
以上のようにして図2(b)に示すように、溶接トーチ先端17a、27aはそれぞれ、互いに異なる振幅a、bのウィービング波66a、66bを描きつつ溶接線Lに沿って溶接開始位置Psから溶接終了位置Peまで移動する。
以上説明した実施例では、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbよりも先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさaを大きくする調整を行う場合を想定した。これは後行溶接トーチ27はアークセンサによる検出の必要がないのでウィービングさせる必要がなく、むしろスパッタ量を減らしビードの形状を整えるためには、ウィービングの振幅を適正な値に小さく抑制することが望ましいからである。場合によっては、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbを零若しくは略零にする調整を行う実施も可能である。
この場合も、a>bなる(1)式の関係を得るために、先行溶接トーチ17が(2)式にしたがいウィービングする方向と、当該先行溶接トーチ17が(4)式にしたがい揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチ27が(2)式にしたがいウィービングする方向と、当該後行溶接トーチ27が(5)式にしたがい揺動する方向とが逆方向となるように(図5(a)、(b)参照)、(4)、(5)式に示す揺動方向の極性が定められる。
そして、上記(9)、(10)、(11)式において、振幅bを零に設定すればよい。振幅b=0とすると、上記(9)、(10)、(11)式は、
A=a/2 …(12)
θr=tan−1(a/D) …(13)
となる。
よって、先行溶接トーチ17、後行溶接トーチ27をそれぞれ所望する振幅a、b(=0)でウィービングさせるには、上記(12)、(13)式にしたがい、振幅Aおよび揺動角θrを求め、a軸を一定姿勢にして(2)式に示す移動ウィービング量Ywだけ各溶接トーチ先端17a、27aをウィービングさせるとともに、(3)式にしたがいa軸回りに各姿勢ベクトルn、oを揺動量ΔCだけ回転させる制御を行えばよい。
本実施例では正弦波によるウィービングを例にとって説明したが、継手形状等に応じて、三角波や矩形波でのウィービング制御も同様に可能である。
(他の実施形態)
上記実施例においては、溶接ロボット10の各軸11〜16を駆動制御することで、先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさaと後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbを調整する制御を行う場合を想定して説明した。
しかし、溶接ロボット10に、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27をそれぞれ独立してウィービング振幅方向に揺動させる独立揺動手段を設けて同様の制御を行なう実施も可能である。
図8は、溶接ロボット10の別構成例を示した図であり、溶接ロボット10のアーム先端を拡大して示した斜視図である。
溶接ロボット10のアーム10aの先端には、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27が取り付けられている。
後行溶接トーチ27は独立揺動手段であるモータ71によって、独立してウィービング振幅方向Ywに揺動させることができる。
この場合、図6に示すようにコントローラ30は、外部軸制御により後行溶接トーチ27を溶接ロボット10の各軸に同期させて揺動させる。つまり、コントローラ30は、モータ71を外部軸として制御する。コントローラ30は、図6に示す演算部33(外部軸軌跡演算部33a、外部軸角度変換部33b)で教示データ及びウィービングデータを受け取って、外部軸角度に変換し、それをサーボアンプに出力してモータ71を駆動する。
この実施形態においては、後行溶接トーチ27に付設したモータ71の回転軸を回転中心として、後行溶接トーチ27が揺動する。各溶接トーチ17の先端17a、27aの時刻tにおける振動波は、(12)、(13)式により表される。
先行溶接トーチ17について:Yw=A・sinωt …(14)
後行溶接トーチ27について:Yw=A・sinωt−B・sinωt …(15)
ここで、Aはウィービング波の振幅、Bはモータ71が揺動する振動波の振幅である。
Bは(16)式によって表される。
B=L・tanθs ・・・(16)
図9(a)、(b)は、後行溶接トーチ27と独立揺動手段であるモータ71の位置関係を示す各側面図である。同図9に示すように、(16)式におけるLはモータ回転中心から後行溶接トーチ先端27aまでの距離を示し、θsは後行トーチ27の揺動角度を示す。
よって、独立揺動手段であるモータ71を駆動制御することで、図5(c)と同様に、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbよりも先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさaを大きくする調整を行うことができる。また、(13)式において、AとBを等しくおいた場合は、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbを零にすることができる。この場合、上記実施例における(2)式に対して、モータ71によってウィービング振幅方向と逆方向に揺動される揺動量を合成することにより後行溶接トーチ27のウィービング振幅を小さくすることができる。
つぎに本実施例の作用効果について説明する。
本実施例によれば、溶接の状況に応じて、先行行溶接トーチ17のウィービングの振幅の大きさaと、後行溶接トーチ27のウィービングの振幅の大きさbを任意に調整することができる。特に、水平すみ肉溶接時などスパッタの発生が予測されるときには、、図5(c)のごとく、後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbよりも先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさaを大きくする調整を行うことで、スパッタの発生を抑制して高品質かつ高速に溶接を行うことができる。
また、本実施例によれば、既存の6軸多関節ロボットを用いて、図5(a)、(b)、(c)に示すごとく、先行溶接トーチ17および後行溶接トーチ27のトーチ姿勢が一定の状態で、両溶接トーチ先端17a、27aがウィービングするとともに、先行溶接トーチ17と後行溶接トーチ27の間の中間点を回転中心にして、両溶接トーチ17、27がウィービング振幅方向に揺動するように、各軸11〜16を駆動制御することで、先行溶接トーチ17のウィービング振幅の大きさaと後行溶接トーチ27のウィービング振幅の大きさbを調整する制御を行うようにしている。このように既存の多関節ロボットの各軸の制御だけで、両溶接トーチ17、27の振幅a、bを容易に変更することができる。よって既存の設備に大掛かりな変更を加えことなく複雑な動きを容易に実現することができる。
図1は、実施例の溶接ロボットの制御装置を示した図である。 図2(a)は、溶接ロボットのアーム先端を拡大した斜視図で、図2(b)は、先行溶接トーチ先端が描くウィービング波、後行溶接トーチ先端が描くウィービング波を示した図である。 図3は、図2(a)と同様に溶接トーチを拡大して示した斜視図で、姿勢座標系を示した図である。 図4(a)、(b)は、溶接ロボットによって、母材となる両板材を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物を製作する様子を示した図である。 図5(a)、(b)、(c)は、本実施例の制御を説明するためのツール先端位置の移動軌跡を示した図である。 図6は、コントローラの内部の構成を示す機能ブロック図である。 図7は、コントローラで行われる演算処理の手順を示したフローチャートである。 図8は、溶接ロボットの他の構成例を示した図であり、アーム先端を拡大して示した斜視図である。 図19(a)、(b)は、後行溶接トーチと独立揺動手段であるモータの位置関係を示す各側面図である。
符号の説明
10 溶接ロボット、17 先行溶接トーチ、17a 先行溶接トーチ先端、27 後行溶接トーチ、27a 後行溶接トーチ先端、30 コントローラ、61、62 母材、66a、66b ウィービング波、71、72 独立揺動手段

Claims (5)

  1. 溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動制御される溶接ロボットの制御装置において、
    溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチと、
    先行溶接トーチおよび後行溶接トーチのトーチ姿勢が一定の状態で両溶接トーチ先端がウィービングするとともに、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間を揺動中心にして両溶接トーチをウィービング振幅方向に揺動させ、
    先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが揺動する方向とが逆方向となるように制御する制御手段と
    を特徴とする溶接ロボットの制御装置。
  2. 溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動制御される溶接ロボットの制御装置において、
    溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチと、
    後行溶接トーチを独立してウィービング振幅方向に揺動させる独立揺動手段と、
    前記独立揺動手段を駆動制御して、後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを先行溶接トーチのウィービング振幅の大きさよりも小さくする調整を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする溶接ロボットの制御装置。
  3. 先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが揺動する方向とが逆方向となるように制御することで、後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを零にする調整を行うこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の溶接ロボットの制御装置。
  4. 溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように駆動制御される溶接ロボットの制御方法において、
    溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチが設けられた溶接ロボットに適用される制御方法であって、
    先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間を揺動中心にして揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが前記揺動中心に揺動する方向とが逆方向となるように制御すること
    を特徴とする溶接ロボットの制御方法。
  5. 溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように駆動制御される溶接ロボットの制御方法において、
    溶接線に沿って先行および後行する先行溶接トーチおよび後行溶接トーチが設けられた溶接ロボットに適用される制御方法であって、
    先行溶接トーチがウィービングする方向と、当該先行溶接トーチが、先行溶接トーチと後行溶接トーチの間を揺動中心にして揺動する方向とが同一方向となり、後行溶接トーチがウィービングする方向と、当該後行溶接トーチが前記揺動中心に揺動する方向とが逆方向となるように制御することで、
    後行溶接トーチのウィービング振幅の大きさを零にする調整を行うこと
    を特徴とする溶接ロボットの制御方法。
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