JPH09312938A - 電子機器の電源制御回路 - Google Patents

電子機器の電源制御回路

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JPH09312938A
JPH09312938A JP8127140A JP12714096A JPH09312938A JP H09312938 A JPH09312938 A JP H09312938A JP 8127140 A JP8127140 A JP 8127140A JP 12714096 A JP12714096 A JP 12714096A JP H09312938 A JPH09312938 A JP H09312938A
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battery
rechargeable battery
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Yoshiyuki Yoshida
佳幸 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器へ動作電源を供給する状態にある電
池を取り外す場合に電子機器の動作に影響を与えない電
源制御回路を提供する。 【解決手段】 第1電池と負荷20との間に挿入接続さ
れている第1スイッチと、第2電池と負荷20との間に
挿入接続されている第2スイッチと、第1電池を電池収
納部より取り外すとき操作されるロック機構の変位によ
り切り換えられる第1ロック検出スイッチ7と、第2電
池を電池収納部より取り外すとき操作されるロック機構
の変位により切り換えられる第2ロック検出スイッチ1
6と、前記第1ロック検出スイッチ7と第2ロック検出
スイッチ16の切り換え動作により前記第1スイッチと
第2スイッチの開閉動作を制御する制御回路21とより
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を動作電源と
して使用する電子機器に関し、特に電源制御回路に係
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の電子機器が
一般に普及しているが、斯かる電子機器の中には、携帯
して使用するものが多く見られる。携帯して使用するパ
ーソナルコンピータは、動作電源として電池が使用され
るため、機器本体に電池を収納する電池収納部が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電池を動作電源として
使用するパーソナルコンピュータでは、電池の寿命を長
くし、動作時間を長くすることが要求されている。動作
時間を長くするためには、消費電流を小さくすることや
電池の容量を大きくすることが有効であり、パーソナル
コンピュータの中には、個別に電源を供給する第1及び
第2の2つの電池を設けたものがある。
【0004】個別に電源供給動作を行う2つの電池が組
み込まれているパーソナルコンピュータでは、動作電源
は一方の電池より供給されるように構成されており、斯
かる動作状態において、使用中の電池を取り外すと電池
がなくなったことを検出してから他方の電池からの電源
供給動作が開始されるように構成されている。
【0005】斯かる構成では、電池の電源供給動作の交
換動作が行われるときにパーソナルコンピュータへの電
源供給動作が瞬間的に遮断されることになり、貴重な情
報データが消失するという問題が発生している。
【0006】本発明は、前述した問題を解決した電源制
御回路を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電源制御回路
は、第1電池と負荷との間に挿入接続されている第1ス
イッチと、第2電池と負荷との間に挿入接続されている
第2スイッチと、第1電池を電池収納部より取り外すと
き操作されるロック機構の変位により切り換えられる第
1ロック検出スイッチと、第2電池を電池収納部より取
り外すとき操作されるロック機構の変位により切り換え
られる第2ロック検出スイッチと、前記第1ロック検出
スイッチと第2ロック検出スイッチの切り換え動作によ
り前記第1スイッチと第2スイッチの開閉動作を制御す
る制御回路とより構成されている。
【0008】
【実施例】図1に示した回路は、本発明の電源制御回路
の一実施例である。同図において、1は電子機器の本体
に形成されている第1電池収納部2に着脱自在に設けら
れている第1充電式電池、3は第1スイッチ回路4によ
って開閉動作が制御されるとともに前記第1充電式電池
1の正側端子に接続されている第1端子3a及び第2端
子3bを有する第1スイッチであり、前記第1スイッチ
回路4に設けられている制御端子4cにH(高い)レベ
ルの信号が印加された状態にあるとき閉成されるように
構成されている。5は第2スイッチ回路6によって開閉
動作が制御されるとともに前記第1スイッチ3の第2端
子3bに接続されている第1端子5a及び第2端子5b
を有する第2スイッチであり、前記第2スイッチ回路6
に設けられている制御端子6cにHレベルの信号が印加
された状態にあるとき閉成されるように構成されてい
る。7は前記第1電池収納部2に設けられているロック
機構(図示せず)を該第1電池収納部2に収納されてい
る第1充電式電池1を取り外すために変位させたことを
検出する第1ロック検出スイッチであり、ロック機構の
変位が検出されると検出信号出力端子7sにHレベルの
信号を出力するように構成されている。
【0009】8はアノードが前記第1スイッチ3の第2
端子3bに接続されているとともにカソードが第1端子
3aに接続されている第1充電用ダイオード、9はアノ
ードが前記第2スイッチ5の第1端子5aに接続されて
いるとともにカソードが第2端子5bに接続されている
第1逆流防止用ダイオードである。
【0010】10は電子機器の本体に形成されている第
2電池収納部11に着脱自在に設けられている第2充電
式電池、12は第3スイッチ回路13によって開閉動作
が制御されるとともに前記第2充電式電池10の正側端
子に接続されている第1端子12a及び第2端子12b
を有する第3スイッチであり、前記第3スイッチ回路1
3に設けられている制御端子13cにHレベルの信号が
印加された状態にあるとき閉成されるように構成されて
いる。14は第4スイッチ回路15によって開閉動作が
制御されるとともに前記第3スイッチ12の第2端子1
2bに接続されている第1端子14a及び第2端子14
bを有する第4スイッチであり、前記第4スイッチ回路
15に設けられている制御端子15cにHレベルの信号
が印加された状態にあるとき閉成されるように構成され
ている。16は前記第2電池収納部11に設けられてい
るロック機構(図示せず)を該第2電池収納部11に収
納されている第2充電式電池10を取り外すために変位
させたことを検出する第2ロック検出スイッチであり、
ロック機構の変位が検出されると検出信号出力端子16
sにHレベルの信号を出力するように構成されている。
【0011】17はアノードが前記第3スイッチ12の
第2端子12bに接続されているとともにカソードが第
1端子12aに接続されている第2充電用ダイオード、
18はアノードが前記第4スイッチ14の第1端子14
aに接続されているとともにカソードが第2端子14b
に接続されている第2逆流防止用ダイオードである。
【0012】19は前記第1充電式電池1又は第2充電
式電池10より出力される直流電圧が入力されるDC−
DCコンバータであり、入力される直流電圧を所定の電
圧に昇圧し負荷20に供給する作用を有している。21
は前記第1スイッチ回路4、第2スイッチ回路6、第3
スイッチ回路13及び第4スイッチ回路15のスイッチ
開閉動作を制御する制御回路であり、第1スイッチ回路
4に設けられている制御端子4cに接続されている第1
制御信号出力端子22、第2スイッチ回路6に設けられ
ている制御端子6cに接続されている第2制御信号出力
端子23、第3スイッチ回路13に設けられている制御
端子13cに接続されている第3制御信号出力端子24
及び第4スイッチ回路15に設けられている制御端子1
5cに接続されている第4制御信号出力端子25が設け
られている。
【0013】26は前記制御回路21に設けられている
第1検出信号入力端子であり、前記第1ロック検出スイ
ッチ7に設けられている検出信号出力端子7sに接続さ
れている。27は前記制御回路21に設けられている第
2検出信号入力端子であり、前記第2ロック検出スイッ
チ16に設けられている検出信号出力端子16sに接続
されている。
【0014】28は前記制御回路21に設けられている
第1充電電圧検出用端子であり、前記第1充電式電池1
の正側端子に接続されている。29は前記制御回路21
に設けられている第2充電電圧検出用端子であり、前記
第2充電式電池10の正側端子に接続されている。30
は前記第1ロック検出スイッチ7の検出信号出力端子7
sから出力されるHレベルの検出信号が第1検出信号入
力端子26に入力された場合に、第2充電式電池10の
充電電圧を検出し、その電圧が所定の電圧より低いと
き、警報音を発生する警報装置である。また、同様に前
記警報装置30は、前記第2ロック検出スイッチ16の
検出信号出力端子16sから出力されるHレベルの検出
信号が第2検出信号入力端子29に入力された場合に、
第1充電式電池1の充電電圧を検出し、その電圧が所定
の電圧より低いとき、警報音を発生するように構成され
ている。
【0015】以上に説明したように本発明の電源制御回
路は構成されており、次に動作について説明する。ま
ず、第1充電式電池1及び第2充電式電池10が各々電
子機器の本体に設けられている第1電池収納部2及び第
2電池収納部11に収納された状態にあり、前記第1充
電式電池1を動作電源として使用する場合について説明
する。
【0016】斯かる動作を行う場合には、制御回路21
に設けられている第1制御信号出力端子22及び第2制
御信号出力端子23にHレベルの信号が出力され、第3
制御信号出力端子24及び第4制御信号出力端子25に
L(低い)レベルの信号が出力された状態になる。従っ
て、斯かる状態にあるとき、第1スイッチ回路4及び第
2スイッチ回路6の働きによって第1スイッチ3及び第
2スイッチ5が閉成されるが、第3スイッチ12及び第
4スイッチ14は開放された状態になる。
【0017】斯かる状態にあるとき、第1充電式電池1
より出力される直流電圧は、前記第1スイッチ3及び第
2スイッチ5を通してDC−DCコンバータ19に印加
される。該DC−DCコンバータ19に印加された直流
電圧は、該DC−DCコンバータ19の昇圧動作によっ
て所定の直流電圧に昇圧された後負荷20に供給され
る。従って、前記負荷20は前記第1充電式電池1より
得られる直流電源によって所定の動作を行うことが出来
る。
【0018】前述したように第1充電式電池1を動作電
源として使用する場合の電源供給動作は行われるが、次
に第2充電式電池10を動作電源として使用する場合の
動作について説明する。
【0019】斯かる動作を行う場合には、制御回路21
に設けられている第1制御信号出力端子22及び第2制
御信号出力端子23にLレベルの信号が出力され、第3
制御信号出力端子24及び第4制御信号出力端子25に
Hレベルの信号が出力された状態になる。従って、斯か
る状態にあるとき、第3スイッチ回路13及び第4スイ
ッチ回路15の働きによって第3スイッチ12及び第4
スイッチ14が閉成されるが、第1スイッチ3及び第2
スイッチ5は開放された状態になる。
【0020】斯かる状態にあるとき、第2充電式電池1
0より出力される直流電圧は、前記第3スイッチ12及
び第4スイッチ14を通してDC−DCコンバータ19
に印加される。該DC−DCコンバータ19に印加され
た直流電圧は、該DC−DCコンバータ19の昇圧動作
によって所定の直流電圧に昇圧された後負荷20に供給
される。従って、前記負荷20は前記第2充電式電池1
0より得られる直流電源によって所定の動作を行うこと
が出来る。
【0021】以上に説明したように第1充電式電池1又
は第2充電式電池10より得られる電源による動作は行
われるが、次に電池の交換動作を電子機器の動作中に行
う場合の動作について説明する。
【0022】前記制御回路21の制御動作によって第1
スイッチ3及び第2スイッチ5が閉成状態にあるとき、
即ち第1充電式電池1を動作電源として使用していると
きに、該第1充電式電池1を取り外す場合の動作につい
て説明する。
【0023】電源供給状態にある第1充電式電池1を取
り外すためにロック機構を操作変位させると、その変位
を第1ロック検出スイッチ7が検出し、該第1ロック検
出スイッチ7に設けられている検出信号出力端子7sに
Hレベルの検出信号が出力される。前記検出信号出力端
子7sに出力されたHレベルの検出信号は、制御回路2
1に設けられている第1検出信号入力端子26に入力さ
れる。
【0024】斯かる信号が第1検出信号入力端子26に
入力されると、第2制御信号出力端子23の出力信号が
HレベルよりLレベルに反転するとともに第3制御信号
出力端子24の出力信号がLレベルよりHレベルに反転
する。斯かる信号が出力されると、閉成状態にあった第
2スイッチ5が開放状態になるとともに開放状態にあっ
た第3スイッチ12が閉成状態になる。
【0025】斯かる切り換え動作が行われると、第1充
電式電池1より出力される直流電圧が第1スイッチ3及
び第1逆流防止用ダイオード9を通してDC−DCコン
バータ19に供給されるとともに第2充電式電池10よ
り出力される直流電圧が第3スイッチ12及び第2逆流
防止用ダイオード18を通してDC−DCコンバータ1
9に供給される状態になる。斯かる状態において、第1
充電式電池1の電圧に対して第2充電式電池10の電圧
が高い場合には、前記第1逆流防止用ダイオード9が逆
バイアスされた状態になり、反対に第1充電式電池1の
電圧に対して第2充電式電池10の電圧が低い場合に
は、前記第2逆流防止用ダイオード18が逆バイアスさ
れた状態になる。
【0026】従って、斯かる状態にあるとき、電圧の高
い方の充電式電池から出力される電圧が動作電源として
DC−DCコンバータ19に供給される状態になり、負
荷20の動作を支障なく行うことが出来る。また、斯か
る状態にあるとき、電池電圧の低い方の電池に対して
は、逆流防止用のダイオードによって充電電流の供給が
阻止されるため、電源供給動作を行う方の充電式電池の
電池容量の低下を防ぐことが出来るとともに電池の発熱
等の問題の発生を防ぐことが出来る。
【0027】斯かる状態において、第1充電式電池1を
第1電池収納部2より取り外すと、第1充電電圧検出用
端子28に入力されていた電圧が無くなるため、制御回
路21は、第1充電式電池1が第1電池収納部2より取
り外されたことを認識する。斯かる認識動作が行われる
と、制御回路21に設けられている第1制御信号出力端
子22の出力信号がHレベルよりLレベルに反転すると
ともに第4制御信号出力端子25の出力信号がLレベル
よりHレベルに反転する。斯かる信号が出力されると、
閉成状態にあった第1スイッチ3が開放状態になるとと
もに開放状態にあった第4スイッチ14が閉成状態にな
る。
【0028】斯かる切り換え動作が行われると、第3ス
イッチ12及び第2逆流防止用ダイオード18を通して
DC−DCコンバータ19に供給されていた第2充電式
電池10からの電源が、第3スイッチ12及び第4スイ
ッチ14を通して該DC−DCコンバータ19に供給さ
れる状態になる。従って、第1充電式電池1を取り外し
た後は、第2充電式電池10からの電源がDC−DCコ
ンバータ19を介して負荷20へ供給されることになる
ので、動作電源として使用された状態にある第1充電式
電池1を第1電池収納部2より取り外しても負荷20の
動作を正常に続けることが出来る。
【0029】動作電源として使用された状態にある第1
充電式電池1を取り外した場合の動作は、前述したよう
に行われるが、斯かる動作を行うとき、第2充電式電池
10の充電電圧が、負荷20の動作を正常に行うことが
出来る所定の電圧より低い状態にある場合の動作につい
て説明する。
【0030】電源供給状態にある第1充電式電池1を取
り外すためにロック機構を操作変位させると、前述した
ようにその変位動作を第1ロック検出スイッチ7が検出
し、該第1ロック検出スイッチ7に設けられている検出
信号出力端子7sにHレベルの検出信号が出力される。
前記検出信号出力端子7sに出力されたHレベルの検出
信号は、制御回路21に設けられている第1検出信号入
力端子26に入力される。
【0031】斯かる信号が第1検出信号入力端子26に
入力されると、第2制御信号出力端子23の出力信号が
HレベルよりLレベルに反転するとともに第3制御信号
出力端子24の出力信号がLレベルよりHレベルに反転
するが、このとき第2充電式電池10の充電電圧が所定
の電圧値よりも低い状態にあると判定されるため、警報
装置30に対して駆動信号が制御回路21より出力され
る。その結果、警報装置30が動作状態になり、警報信
号をスピーカ等より放音するため、使用者は第1充電式
電池1の取り外しを行ってはならない状態にあることを
認知することが出来る。従って、動作中に電池の取り外
しを行って、貴重なデータを消去してしまうというよう
な誤操作を防止することが出来る。
【0032】斯かる警報音により第1充電式電池1の取
り外しを行うことが出来ない状態にあることを認識した
場合には、使用者はロック機構を元の状態に戻した後、
動作状態にある電子機器を不動作状態に切り換えた後第
1充電式電池1取り外し動作を行うことになる。即ち、
前記ロック機構を元に戻すと、第1ロック検出スイッチ
7の検出信号出力端子7sに出力されていたHレベルの
信号がLレベルに反転し、制御回路21の第1検出信号
入力端子26の入力信号がLレベルになる。斯かるLレ
ベルの信号が第1検出信号入力端子26に入力される
と、第2制御信号出力端子23の出力信号がHレベルに
反転するとともに第3制御信号出力端子24の出力信号
がLレベルに反転する。従って、第1充電式電池1から
の動作電源が第1スイッチ3及び第2スイッチ5を通し
てDC−DCコンバータ19に供給される元の状態に復
帰することになり、電子機器を不動作状態にするための
所定の動作を行うことが出来る。
【0033】動作電源として第1充電式電池1を使用し
ている状態において、電源供給動作状態にある第1充電
式電池1を取り外す場合の動作は以上の如く行われる
が、第2充電式電池10を動作電源として使用している
場合に該第2充電式電池10を取り外す場合の動作は同
様に行うことが出来るため、その説明は省略する。
【0034】また、本実施例において、第1充電用ダイ
オード8及び第2充電用ダイオード17は、商用電源等
より得られる充電用の電流を各々第2スイッチ5及び第
4スイッチ14を通して第1充電式電池1及び第2充電
式電池10に供給する場合に使用されるものである。そ
して、本実施例において、スイッチとダイオードとし
て、寄生ダイオードが内蔵されているパワーMOSFE
Tを使用することによって構成を簡潔にすることが出来
る。
【0035】また、本実施例では、電池として充電式電
池を使用したが、充電することが出来ない一次電池を使
用することも可能であり、この場合には、電池電圧や電
池の有無を検出することによって取り外し操作の是非を
制御することが出来る。
【0036】
【発明の効果】本発明の電源制御回路は、個別に電源を
供給する第1電池及び第2電池が収納される電池収納部
が本体に設けられている電子機器において、電子機器の
動作中に動作電源を供給している方の電池の取り外しの
ための操作を行うと、その取り外しのための操作が行わ
れたことを検出し、非使用状態にある方の電池からの電
源を負荷へ供給するようにしたので、動作中に電源の遮
断が行われることはなく、電子機器の動作に悪影響を与
えることはない。
【0037】また、本発明は、電子機器の動作中に動作
電源を供給している方の電池の取り外しのための操作を
行ったとき、他方の電池がなかった場合には警報信号を
発生させるようにしたので、間違った電池の取り外し操
作を防止することが出来る。
【0038】本発明は、個別に電源を供給する第1充電
式電池及び第2充電式電池が収納される電池収納部が本
体に設けられている電子機器において、電子機器の動作
中に動作電源を供給している方の充電式電池の取り外し
のための操作を行うと、その取り外しのための操作が行
われたことを検出し、非使用状態にある方の充電式電池
からの電源を負荷へ供給するようにしたので、動作中に
電源の遮断が行われることはなく、電子機器の動作に悪
影響を与えることはない。また、非使用状態にある方の
充電式電池からの電源を負荷へ供給する状態に切り換え
られたとき、充電式電池へ充電電流が供給されないよう
にしたので、電源供給動作を行う方の充電式電池の電池
容量の低下を防ぐことが出来るだけでなく、電池の発熱
等の問題の発生を防止することが出来る。
【0039】そして、本発明は、電子機器の動作中に動
作電源を供給している方の充電式電池の取り外しのため
の操作を行ったとき、他方の充電式電池の充電電圧が所
定値より低い場合には警報信号を発生させるようにした
ので、間違った充電式電池の取り外し操作を防止するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源制御回路を示す実施例である。
【符号の説明】
1 第1充電式電池 3 第1スイッチ 5 第2スイッチ 7 第1ロック検出スイッチ 9 第1逆流防止用ダイオード 10 第2充電式電池 12 第3スイッチ 14 第4スイッチ 16 第2ロック検出スイッチ 20 負荷 21 制御回路 30 警報装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 1/00 306 H02J 1/00 306K 7/34 7/34 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電池及び第2電池が各々収納される
    電池収納部が本体に設けられている電子機器において、
    第1電池と負荷との間に挿入接続されている第1スイッ
    チと、第2電池と負荷との間に挿入接続されている第2
    スイッチと、第1電池を電池収納部より取り外すとき操
    作されるロック機構の変位により切り換えられる第1ロ
    ック検出スイッチと、第2電池を電池収納部より取り外
    すとき操作されるロック機構の変位により切り換えられ
    る第2ロック検出スイッチと、前記第1スイッチと第2
    スイッチの開閉動作を制御する制御回路とより成り、前
    記第1電池及び第2電池の中の一方の電池より得られる
    電源を負荷へ供給する状態にあるとき電源供給状態にあ
    る電池の取り外し操作が行われるとロック検出スイッチ
    の切り換えにより得られる検出信号を前記制御回路に入
    力せしめ、以って他方の電池より得られる電源を負荷へ
    供給する状態にするようにしたことを特徴とする電子機
    器の電源制御回路。
  2. 【請求項2】 電池の有無を検出する検出手段を設け、
    他方の電池が存在しない場合に電源供給状態にある電池
    の取り外し操作によるロック検出スイッチの切り換えが
    行われたとき、警報信号を発生させるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の電源制御回路。
  3. 【請求項3】 第1充電式電池及び第2充電式電池が各
    々収納される電池収納部が本体に設けられている電子機
    器において、第1充電式電池と負荷との間に直列接続さ
    れている第1スイッチ及び第2スイッチと、前記第2ス
    イッチに並列接続されているとともにカソードが負荷側
    に接続されている第1逆流防止用ダイオードと、第2充
    電式電池と負荷との間に直列接続されている第3スイッ
    チ及び第4スイッチと、前記第4スイッチに並列接続さ
    れているとともにカソードが負荷側に接続されている第
    2逆流防止用ダイオードと、第1充電式電池を電池収納
    部より取り外すとき操作されるロック機構の変位により
    切り換えられる第1ロック検出スイッチと、第2充電式
    電池を電池収納部より取り外すとき操作されるロック機
    構の変位により切り換えられる第2ロック検出スイッチ
    と、前記第1スイッチ、第2スイッチ、第3スイッチ及
    び第4スイッチの開閉動作を制御する制御回路とより成
    り、前記第1充電式電池より得られる電源を第1スイッ
    チ及び第2スイッチの閉成により負荷へ供給する状態に
    あるとき該第1充電式電池の取り外し操作が行われると
    第1ロック検出スイッチより得られる検出信号を前記制
    御回路に入力せしめ、以って前記第3スイッチを閉成さ
    せ、前記第2充電式電池より得られる電源を第3スイッ
    チ及び第4スイッチの閉成により負荷へ供給する状態に
    あるとき該第2充電式電池の取り外し操作が行われると
    第2ロック検出スイッチより得られる検出信号を前記制
    御回路に入力せしめ、以って前記第1スイッチを閉成さ
    せるようにしたことを特徴とする電子機器の電源制御回
    路。
  4. 【請求項4】 充電式電池の充電電圧を検出する検出手
    段を設け、動作電源として使用されていない方の充電式
    電池の充電電圧が所定値以下の場合に電源供給状態にあ
    る充電式電池の取り外し操作によるロック検出スイッチ
    の切り換えが行われたとき、警報信号を発生させるよう
    にしたことを特徴とする請求項3に記載の電源制御回
    路。
  5. 【請求項5】 第1充電式電池及び第2充電式電池が各
    々収納される電池収納部が本体に設けられている電子機
    器において、第1充電式電池と負荷との間に直列接続さ
    れている第1スイッチ及び第2スイッチと、前記第2ス
    イッチに並列接続されているとともにカソードが負荷側
    に接続されている第1逆流防止用ダイオードと、第2充
    電式電池と負荷との間に直列接続されている第3スイッ
    チ及び第4スイッチと、前記第4スイッチに並列接続さ
    れているとともにカソードが負荷側に接続されている第
    2逆流防止用ダイオードと、第1充電式電池を電池収納
    部より取り外すとき操作されるロック機構の変位により
    切り換えられる第1ロック検出スイッチと、第2充電式
    電池を電池収納部より取り外すとき操作されるロック機
    構の変位により切り換えられる第2ロック検出スイッチ
    と、前記第1スイッチ、第2スイッチ、第3スイッチ及
    び第4スイッチの開閉動作を制御する制御回路とより成
    り、前記第1充電式電池より得られる電源を第1スイッ
    チ及び第2スイッチの閉成により負荷へ供給する状態に
    あるとき該第1充電式電池の取り外し操作が行われると
    第1ロック検出スイッチより得られる検出信号を前記制
    御回路に入力せしめ、以って前記第3スイッチを閉成さ
    せるとともに第2スイッチを開放させ、前記第2充電式
    電池より得られる電源を第3スイッチ及び第4スイッチ
    の閉成により負荷へ供給する状態にあるとき該第2充電
    式電池の取り外し操作が行われると第2ロック検出スイ
    ッチより得られる検出信号を前記制御回路に入力せし
    め、以って前記第1スイッチを閉成させるとともに第4
    スイッチを開放させるようにしたことを特徴とする電子
    機器の電源制御回路。
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