JP2008148463A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間連続して使用する外部機器に対して用いることができ、かつバッテリの着脱作業者が任意にバッテリの着脱作業を行える電源装置を提供する。
【解決手段】複数の着脱可能なバッテリ16,17と、バッテリ切換器37と、バッテリ16,17の電力を外部機器5に供給する出力部19と、バッテリ16,17の電力容量を検知する電力センサ47,48と、バッテリ16,17の脱出を防止するバッテリ保護部29,30と、バッテリ保護部29,30の操作状態を検知する保護部センサ31,32と、電力センサ47,48及び保護部センサ31,32からの検知情報に基づいてバッテリ切換器37の制御を行う制御部33と、を備え、制御部33が、バッテリ切換器37に接続されたバッテリ16,17に対応したバッテリ保護部29,30の操作状態に合わせた制御を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数のバッテリを切り換えて外部機器に電力を供給可能な電源装置に関する。
従来、着脱可能な2個の電池(バッテリ)が並べられ、その電池を電力源とする電子機器(外部機器)の動作中に、いずれか一方の電池の交換を可能にするために、固定機構により移動を制限できる1つのロック機構を2個の電池の近傍に設け、そのロック機構をスライドさせることで、一方の電池を取り外せるようにするとともに、他方の電池が取り外されることを防止している電池駆動電子機器(電源装置)がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−25177号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の電池駆動電子機器(電源装置)にあっては、ロック機構のスライドによって物理的に電池(バッテリ)の取り外しを防止しているが、全ての電池の残容量が無い場合には、全ての電池がロックされて取り外せなくなってしまい、電池駆動電子機器の使用を停止しなければならず、交換用の充電された電池が手元にあったとしても、電池の着脱作業者が任意に電池の着脱作業を行えなくなるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、長時間連続して使用する外部機器に対して用いることができ、かつバッテリの着脱作業者が任意にバッテリの着脱作業を行える電源装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の電源装置は、
複数の着脱可能なバッテリと、該複数のバッテリを切り換えて接続可能なバッテリ切換器と、該バッテリ切換器により接続されたバッテリの電力を外部機器に供給する出力部と、前記複数のバッテリの電力容量を検知する電力センサと、前記バッテリの脱出を防止するバッテリ保護部と、該バッテリ保護部の操作状態を検知する保護部センサと、前記電力センサ及び前記保護部センサからの検知情報に基づいて前記バッテリ切換器の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部が、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリに対応したバッテリ保護部の操作状態に合わせた制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、制御部が電力センサによりバッテリの電力容量を検知できるため、使用後のバッテリを速やかに他のバッテリに切り換えることができ、1つのバッテリが使用状態にあるときに、使用後のバッテリを取り外して新しいバッテリと交換しながら使用することで、電源装置から電力を供給される外部機器を長時間連続して使用でき、かつバッテリの着脱作業者が誤って使用状態のバッテリを取り外そうとした場合であっても、バッテリ保護部が操作された時点で、制御部によってバッテリ保護部の操作状態に合わせた制御がなされるので、電源装置が瞬時に停止してしまうことがなくなる。
本発明の請求項2に記載の電源装置は、請求項1に記載の電源装置であって、
前記制御部が、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリに対応したバッテリ保護部が操作されたとき、他のバッテリが所定の電力容量以上であることを条件に、前記バッテリ切換器に他のバッテリを接続する制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、バッテリの着脱作業者が誤って使用状態のバッテリの取り外してしまうような場合であっても、所定の電力容量以上の他のバッテリに切り換えることで、外部機器に電力を供給し続けることができる。
本発明の請求項3に記載の電源装置は、請求項1または2に記載の電源装置であって、
前記制御部が、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリに対応したバッテリ保護部が操作されたとき、他のバッテリが所定の電力容量未満であることを条件に、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリの取り外しを防止する報知を行う報知部を作動させる制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、バッテリの取り外しを防止する報知を行うことで、バッテリの着脱作業者が誤って使用状態のバッテリの取り外してしまうことに気づくようになる。
本発明の請求項4に記載の電源装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電源装置であって、
前記制御部が、前記複数のバッテリの電力容量を比較し、所定の電力容量以上であることを条件に、電力容量の少ないバッテリを優先的に前記バッテリ切換器に接続し、かつ該バッテリ切換器に接続されたバッテリの電力容量が所定の電力容量未満になることに応じて他のバッテリを前記バッテリ切換器に接続する制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、電力容量の少なくなったバッテリから順次使用できるようになり、複数のバッテリを順次交換しながら効率よく使用することができる。
本発明の請求項5に記載の電源装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の電源装置であって、
前記バッテリの電力容量の状態を表示する表示部が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、使用者が表示部による表示によってバッテリの状態を認識し易くなり、使用者が適切なタイミングで使用後のバッテリを電源装置から取り外し、他の充電されたバッテリを電源装置に取り付けることができる。
本発明に係る電源装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1におけるディスプレイワゴンを示す斜視図であり、図2は、ディスプレイワゴンを示す側面図であり、図3は、ディスプレイワゴンを示す背面図であり、図4は、電源装置のブロック図であり、図5は、電源装置の制御部で行われるバッテリ切換処理のフローチャートであり、図6は、電源装置の制御部で行われる安全レバー監視処理のフローチャートであり、図7は、バッテリがバッテリホルダに取り付けられた状態を示す一部縦断側面図であり、図8は、バッテリホルダの安全レバーを外した状態を示す一部縦断側面図であり、図9は、バッテリをバッテリホルダから取り外した状態を示す一部縦断側面図であり、図10(a)は、初期状態の操作表示部を示す背面図であり、図10(b)は、第1バッテリが使用中の状態の操作表示部を示す背面図であり、図10(c)は、第2バッテリに切り換わった状態の操作表示部を示す背面図であり、図11(d)は、充電された新しい第1バッテリを取り付けた状態の操作表示部を示す背面図であり、図11(e)は、第1バッテリに切り換わった状態の操作表示部を示す背面図であり、図11(f)は、第1バッテリ及び第2バッテリの電力容量が2次設定値以下になった状態を示す背面図である。以下、図1の右下方側をディスプレイワゴンの正面側(前方側)とし、図2、図7、図8、図9の紙面右方側をディスプレイワゴンの正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、オフィスや展示会などでプレゼンテーション等を行う際に使用される本発明の適用されたディスプレイワゴンであり、このディスプレイワゴン1は、床面上を走行可能な台車2と、この台車2に積載された電源装置3と、台車2から上方に立設する支柱4と、この支柱4に支持されて電源装置3から電力を供給する本実施例における外部機器としての大型のディスプレイ5により構成されている。
使用者はディスプレイワゴン1を走行させて任意の場所までディスプレイ5を移動させることができ、このディスプレイ5にノートPC(図示略)等を接続して、プレゼンテーション等を行う際に用いる映像等をディスプレイ5に表示できるようになっている。
図1に示すように、本実施例における移動体としての台車2は、平面視で矩形状をなすベース体6を有し、このベース体6の下面の四隅には、キャスタ7が取り付けられている。また、このベース体6の上面の後部位置から前述した支柱4が立設されている。
図3に示すように、支柱4は四角柱状に形成されている。この支柱4の内部は中空をなし、支柱4の上端には、開口部8が形成されている。また、支柱4の上端近傍の両側面には、左右方向に延びるハンドル9が設けられている。このハンドル9を使用者が把持することで、使用者がディスプレイワゴン1を任意の場所まで容易に移動させることができる。
図2に示すように、支柱4の開口部8には、四角柱状に形成された差込棒10が差し込まれるようになっており、この差込棒10の上端には、取付金具11を介してディスプレイ5が取り付けられている。尚、取付金具11は、垂直回動軸部12及び垂直回動軸部13を有しており、この垂直回動軸部12及び垂直回動軸部13を回動させることによって、ディスプレイ5の向きを垂直方向及び水平方向に変えることができる。
また、図3に示すように、差込棒10の背面には、複数の螺着孔14が垂直方向に並んで形成されるとともに、支柱4の背面には、ボルト15が挿通される挿通孔18が形成されている。この支柱4の挿通孔18(図2参照)に挿通されたボルト15を、差込棒10に形成された螺着孔14の1つに螺着させることで、差込棒10が支柱4に固定される。
尚、この支柱4及び差込棒10によってディスプレイ5を高い位置に設けて使い易くするとともに、差込棒10を上下移動させてボルト15が螺着される螺着孔14を任意に変えることで、ディスプレイ5の高さ位置を変えることができる。更に尚、ディスプレイ5は、少なくともバッテリ16,17よりも高い位置で支柱4によって支持されていればよい。
図3に示すように、支柱4の背面には、本実施例における出力部としての電源タップ19が取り付けられており、ディスプレイ5から延びる電源ケーブル20が、電源タップ19のコンセント21に接続されている。ディスプレイ5には、この電源タップ19を介してベース体6に着脱可能に設けられた2つ(複数)の第1及び第2バッテリ16,17から電力が供給されるようになっている。
次に、図7から図9を参照して第1及び第2バッテリ16,17の着脱方法について詳述する。尚、第1及び第2バッテリ16,17は同一構成なので、図7から図9では、第1バッテリ16の一部縦断側面図のみを図示し、第2バッテリ17の一部縦断側面図の図示を省略して以下に説明する。
図7に示すように、第1及び第2バッテリ16,17は略直方体形状をなし、その内部にニッケル水素電池で構成された蓄電部22が設けられている。尚、安価なニッケル水素電池を用いて蓄電部22を構成することで、バッテリ16,17の製造コストが低減される。更に尚、本実施例ではバッテリ16,17の蓄電部22にニッケル水素電池を用いているが、ニッケル水素電池に限らず、リチウムイオン電池や鉛電池やその他の電池を蓄電部22に用いてもよい。また、このバッテリ16,17の上面には、バッテリの着脱作業者が把持できる把手23が設けられている。更に、このバッテリ16,17の下面には、コネクタ24が設けられている。
図3に示すように、ベース体6の上面側の後部位置には、第1バッテリホルダ25と第2バッテリホルダ26とが、左右方向に並んで配置されている。また、このバッテリホルダ25,26は、バッテリ16,17の下部が嵌合される形状に形成されており、第1バッテリホルダ25には、第1バッテリ16が着脱自在に取り付けられるとともに、第2バッテリホルダ26には、第2バッテリ17が着脱自在に取り付けられるようになっている。尚、本実施例において、2つ(複数)のバッテリ16,17は同一構成なので、いずれのバッテリ16,17も第1及び第2バッテリホルダ25,26に取り付けられるようになっている。
図7に示すように、これらのバッテリホルダ25,26の底部には、第1及び第2バッテリ16,17のコネクタ24が挿込まれる差込口27が設けられている。また、第1及び第2バッテリホルダ25,26の後部には、それぞれに枢軸28を介して垂直方向に揺動されて、後方側に倒すことができる本実施例におけるバッテリ保護部としての第1及び第2安全レバー29,30が設けられている(図3及び図8参照)。更に、第1及び第2バッテリホルダ25,26の枢軸28の近傍には、それぞれに第1及び第2安全レバー29,30の傾斜角度を検知する本実施例における保護部センサとしての第1及び第2レバーセンサ31,32が設けられている。
尚、第1及び第2レバーセンサ31,32は、後述するようにバッテリの着脱作業者によって第1及び第2安全レバー29,30が操作され、第1及び第2安全レバー29,30が所定の傾斜角度となったときに、第1及び第2安全レバー29,30が操作されたことを示す検知信号を制御部33に送信するようになっている。
図7に示すように、第1及び第2安全レバー29,30は、その上部側がバッテリ16,17の上面側に向かって屈曲された側面視で略L字形状をなし、この第1及び第2安全レバー29,30は、第1及び第2バッテリ16,17が第1及び第2バッテリホルダ25,26から外れないように第1及び第2バッテリ16,17を係止(保護)し、バッテリ16,17の脱出を防止している。
また、図8に示すように、第1及び第2安全レバー29,30の上部には、係止爪34が設けられるとともに、第1及び第2バッテリ16,17の上面には、第1及び第2安全レバー29,30の係止爪34が係止される係止穴35が設けられている。第1及び第2安全レバー29,30の係止爪34が、第1及び第2バッテリ16,17の係止穴35に係止されることで、第1及び第2安全レバー29,30が第1及び第2バッテリ16,17から簡単に外れないようになっている。
更に、第1及び第2安全レバー29,30の上部には、上方に反って指を掛けることができる指掛部36が形成されており、後述するように、バッテリの着脱作業者が、この指掛部36に指を掛けて後方に引っ張って第1及び第2安全レバー29,30を倒すことで、第1及び第2安全レバー29,30を第1及び第2バッテリ16,17から外すことができる。図9に示すように、第1及び第2安全レバー29,30を第1及び第2バッテリ16,17から外すことで、第1及び第2バッテリ16,17を第1及び第2バッテリホルダ25,26から取り外すことができる。
図1に示すように、ベース体6の上面側における前部位置には、第1及び第2バッテリ16,17を切り換えて接続可能なバッテリ切換器37と、このバッテリ切換器37に接続されたバッテリ16,17の直流電流を交流電流に変換して電源タップ19を介してディスプレイ5に供給する本実施例における逆変換器としてのインバータ38と、が設けられ、バッテリ切換器37の後方には、バッテリ切換器37及びインバータ38を制御する制御部33が設けられている。尚、バッテリ切換器37とインバータ38と制御部33は、ベース体6の上面側の前部位置に取り付けられたカバー体39によって覆われている。
図3に示すように、支柱4の背面には、第1及び第2バッテリ16,17の使用状況を表示する操作表示部40が設けられている。図10(a)に示すように、この操作表示部40には、第1バッテリ16の使用状況に対応して点灯または点滅される第1使用ランプ41と、第1バッテリ16の交換時を知らせる第1交換ランプ42が設けられるとともに、第2バッテリ17の使用状況に対応して点灯または点滅される第2使用ランプ43と、第2バッテリ17の交換時を知らせる第2交換ランプ44が設けられている。また、操作表示部40には、電源装置3を作動させる電源スイッチ45と、電源装置3のエラー状態を報知する本実施例における報知部としてのブザー46が設けられている。
次に、本発明のディスプレイワゴン1に設けられた電源装置3について図4を参照して詳述する。電源装置3の第1及び第2バッテリ16,17は、それぞれがバッテリ切換器37に接続されて、バッテリ切換器37に電力が供給できるようになっている。バッテリ切換器37の内部には、第1バッテリ16に接続するためのリレースイッチ(図示略)と、第2バッテリ17に接続するためのリレースイッチ(図示略)と、が設けられており、これらリレースイッチ(図示略)のON/OFFを制御することで、バッテリ切換器37が第1バッテリ16または第2バッテリ17の何れか一方と接続されるようになっている。
尚、バッテリ切換器37の内部には、リレースイッチ(図示略)の切り換えの際に一時的に電力を供給するためのコンデンサ(図示略)が設けられている。更に尚、本実施例でのバッテリ切換器37では、リレースイッチ(図示略)を切り換える際に、所定の瞬断許容時間(本実施例では2〜20ミリ秒)の瞬断が生じるようになっている。
この所定の瞬断許容時間は、電源装置3から電力を供給されるディスプレイ5(外部機器)の瞬断許容時間内となっており、所定の瞬断許容時間内であれば、ディスプレイ5の作動状況に影響を与えないようになっている。バッテリ切換器37によってバッテリ16,17の接続を切り換えるときに、電力の瞬断を或る程度許容することで、安価なバッテリ切換器37を用いて電源装置3を構成することができ、電源装置3の製造コストを低減できる。
図4に示すように、バッテリ切換器37はインバータ38に接続されており、バッテリ16,17から供給された直流電流が交流電流に変換されるとともに、このインバータ38で変換された交流電流は、電源タップ19を介してディスプレイ5に供給される。尚、本実施例では、電源タップ19から出力される交流電流の電圧は、一般的な電源コンセント(商用電源)等に用いられている100Vとなっている。そのためディスプレイ5のみならず、様々な外部機器を電源タップ19に接続して使用することができる。
また、電源装置3の制御部33には、電源スイッチ45と、第1レバーセンサ31と、第2レバーセンサ32と、第1使用ランプ41と、第1交換ランプ42と、第2使用ランプ43と、第2交換ランプ44と、ブザー46と、が接続されている。更に、制御部33には、第1バッテリ16の電力容量(電圧)を検知する本実施例における電力センサとしての第1バッテリセンサ47と、第2バッテリ17の電力容量(電圧)を検知する本実施例における電力センサとしての第2バッテリセンサ48と、が接続されている。
また、制御部33には、バッテリ切換器37と、インバータ38と、が接続されており、制御部33は、前述したバッテリセンサ47,48及びレバーセンサ31,32からの検知信号(検知情報)に基づいて、バッテリ切換器37によるバッテリ16,17の切り換え制御や、インバータ38による電力の出力制御等を行うようになっている。
制御部33は、第1及び第2バッテリセンサ47,48の検知信号に基づいて、第1及び第2バッテリ16,17が、第1及び第2バッテリホルダ25,26に取り付けられたときには、第1及び第2使用ランプ41,43を点灯させる制御を行う(図10(a)参照)。
また、第1使用ランプ41は、バッテリ切換器37に第1バッテリ16が接続されたときに遅い点滅となるとともに(図10(b)参照)、第2使用ランプ43は、バッテリ切換器37に第2バッテリ17が接続されたときに遅い点滅となるように制御される。
更に、制御部33は、或る程度電力が消費されて第1バッテリ16の電力容量が少なくなったとき、すなわち本実施例における1次設定値未満になったとき、第1バッテリ16に対応した第1使用ランプ41の遅い点滅を速い点滅に切り換える制御を行う(図10(b)参照)。
また、制御部33は、第1バッテリ16の電力容量が殆ど無くなったとき、すなわち本実施例における2次設定値未満(所定の電力容量未満)になったとき、バッテリ切換器37に対する接続を、第1バッテリ16から第2バッテリ17に切り換え、速い点滅している第1使用ランプ41を消灯して第1交換ランプ42を点灯させるとともに、第2使用ランプ43を遅い点滅となるように制御する(図10(c)参照)。
尚、制御部33は、第2バッテリ17に関しても同様な制御を行うようになっている(図11(d)及び図11(e)参照)。このように制御部33は、バッテリ切換器37に対する接続を、一方のバッテリ17から他方のバッテリ16に切り換える制御とともに、使用ランプ41,43や交換ランプ42,44の制御を行うようになっている。そのため使用者が操作表示部40による表示によってバッテリ16,17の使用状態を認識し易くなっている。
図7に示すように、バッテリ16交換時には、先ず、バッテリの着脱作業者が、安全レバー29の指掛部36に指を掛け、指掛部36を後方側に引くことでバッテリ16の係止穴35から係止爪34を外し、バッテリ16を係止している安全レバー29を後方側に倒してバッテリホルダ25から取り外す(図8参照)。
図9に示すように、安全レバー29がバッテリ16から外れたら、バッテリ16の上面に設けられた把手23を把持し、垂直方向にバッテリ16を引くことでバッテリ16をバッテリホルダ25から取り外す。
また、バッテリ16上面に設けられた把手23を把持することで、バッテリホルダ25からバッテリ16を引き抜き易くなっているとともに、バッテリ16の持ち運びが容易となっている。更に、バッテリ16をバッテリホルダ25に取り付ける際には、バッテリ16をバッテリホルダ25に取り付け、安全レバー29を前方側に向かって揺動させて、バッテリ16に取り付ける。
本実施例のディスプレイワゴン1は、外部機器としてのディスプレイ5を、バッテリ16,17を有する電源装置3からの電力供給により使用することができるので、電源ケーブルを屋内のコンセント(商用電源)等からディスプレイワゴン1まで配線する必要が無く、使用者は、屋内のコンセントの位置や電源ケーブルの長さなどを気にすることなくディスプレイ5を任意の場所に移動させて使用することができる。尚、ディスプレイワゴン1の電源タップ19には、ディスプレイ5以外にも、前述したノートPC(図示略)の電源ケーブル(図示略)を接続して使用することもできる。
また、ディスプレイワゴン1の電源装置3には、2つのバッテリ16,17が着脱可能に設けられているため、一方のバッテリ16が使用中であるときに、他方のバッテリ17を取り外して充電された新しいバッテリ17に交換することができる。尚、本実施例では、特に図示はしないが、屋内のコンセント(商用電源)等に接続された充電器によって電源装置3から取り外されたバッテリ16,17を充電することができるようになっており、バッテリ16,17の交換と、充電器による充電の繰り返しにより、本実施例のディスプレイワゴン1は長時間の連続使用が可能となっている。
次に、本実施例における制御部33が実行する電源装置3のバッテリ切換処理を図5のフローチャートに基づいて以下に説明する。
図5に示すように、バッテリ切換処理では、先ず、Sa01のステップにおいて、制御部33は第1バッテリセンサ47からの検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量(電圧)が2次設定値未満か否かを判定する。そして、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満ならばSa13のステップに進み、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値以上ならばSa02のステップに進む。Sa02のステップにおいて、制御部33は第1使用ランプ41を点灯する。尚、このとき制御部33は第1交換ランプ42が点灯中ならば第1交換ランプ42を消灯する。
Sa03のステップにおいて、制御部33は第2バッテリセンサ48からの検知信号に基づいて、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)か否かを判定する。第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満ならばSa05のステップに進み、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値以上ならばSa04のステップに進む。
Sa04のステップにおいて、制御部33は第2使用ランプ43を点灯する。尚、このとき制御部33は第2交換ランプ44が点灯中ならば第2交換ランプを消灯する。尚、第1バッテリ16と第2バッテリ17の両方の電力容量が2次設定値以上(所定の電力容量以上)であった場合には、図10(a)に示すように、第1及び第2使用ランプ41,43の両方が点灯する。
図5に示すように、Sa05のステップにおいて、制御部33は第1及び第2バッテリセンサ47,48からの検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量と第2バッテリ17の電力容量を比較し、第1バッテリ16の電力容量が第2バッテリ17の電力容量未満か否かを判定する。第1バッテリ16の電力容量が第2バッテリ17の電力容量未満であればSa06のステップに進み、第1バッテリ16の電力容量が第2バッテリ17の電力容量以上であればSa14のステップに進む。
Sa06のステップにおいて、制御部33はバッテリ切換器37を第1バッテリ16に接続する。Sa07のステップにおいて、制御部33は第1使用ランプ41を点灯から遅い点滅に切り換える(図10(b)参照)。尚、この第1使用ランプ41の遅い点滅により、使用者は第1バッテリ16から電力が供給されていることを確認できる。
Sa08のステップにおいて、制御部33は第1バッテリセンサ47からの検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量が1次設定値未満か否かを判定する。第1バッテリ16の電力容量が1次設定値未満であればSa09のステップに進み、第1バッテリ16の電力容量が1次設定値以上であればSa08のステップで第1バッテリ16の電力容量が1次設定値未満になるまでループする。
Sa08のステップにおいて、第1バッテリ16の電量容量が1次設定値未満になったら、Sa09のステップにて、制御部33は第1使用ランプ41の遅い点滅を速い点滅に切り換える。そして、Sa10のステップにおいて、制御部33は第1バッテリセンサ47からの検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)か否かを判定する。第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満であればSa11に進み、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値以上(所定の電力容量以上)であれば、Sa10のステップで第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満になるまでループする。
Sa10のステップにおいて、制御部33は第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満になったら、Sa11のステップにて、制御部33は第1使用ランプ41を消灯し、第1交換ランプ42を点灯させる。Sa12のステップにおいて、制御部33は第2バッテリセンサ48からの検知信号に基づいて、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満か否かを判定する。第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満であればSa01のステップに戻り、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値以上であればSa14のステップに進む。
Sa14のステップにおいて、制御部33はバッテリ切換器37を第2バッテリ17に接続する。そして、Sa15のステップにおいて、制御部33は第2使用ランプ43を点灯から遅い点滅に切り換える(図10(c)参照)。尚、この第2使用ランプ43の遅い点滅により、使用者は第1バッテリ16の電力容量が無くなり、第2バッテリ17から電力が供給されていることを確認できる。
Sa16のステップにおいて、制御部33は第2バッテリセンサ48からの検知信号に基づいて、第2バッテリ17の電力容量が1次設定値未満か否かを判定する。第2バッテリ17の電力容量が1次設定値未満であればSa17のステップに進み、第2バッテリ17の電力容量が1次設定値以上であれば、Sa16のステップで第2バッテリ17の電力容量が1次設定値未満になるまでループする。
Sa16のステップにおいて、第1バッテリ16の電量容量が1次設定値未満になったら、Sa17のステップにて、制御部33は第2使用ランプ43の遅い点滅を速い点滅に切り換える。そして、Sa18のステップにおいて、制御部33は第2バッテリセンサ48からの検知信号に基づいて、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)か否かを判定する。第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満であればSa19のステップに進み、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値以上(所定の電力容量以上)であればSa18のステップで第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満になるまでループする。
Sa18のステップにおいて、制御部33は第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満になったら、Sa19のステップにて、制御部33は第2使用ランプ43を消灯し、第2交換ランプ44を点灯させる。Sa20のステップにおいて、制御部33は第1バッテリセンサ47からの検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)か否かを判定する。
Sa20のステップにおいて、第1バッテリ16の電力容量が第1バッテリ16の電力容量が2次設定値以上(所定の電力容量以上)であればSa06に進み、バッテリ切換器37を第1バッテリ16に切り換えて接続する。また、Sa20のステップにおいて、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満であればSa01のステップに戻る。
また、Sa20のステップにおいて、制御部33が第1バッテリ16の電力容量が2次設定値以上と判定した場合には、Sa06のステップに進み、制御部33は、第1使用ランプ41を遅い点滅にするとともに、第2交換ランプ44を点灯させる(図11(e)参照)。この第1使用ランプ41の遅い点滅と第2交換ランプ44の点灯により、使用者は第2バッテリ17の電力容量が無くなり、第1バッテリ16から電力が供給されていることを確認できる。
Sa01のステップにおいて、制御部33は第1バッテリセンサ47からの検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満か否かを判定し、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満ならばSa13のステップに進む。
Sa13のステップにおいて、制御部33は第2バッテリセンサ48からの検知信号に基づいて、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満か否かを判定する。第2バッテリ17の電力容量が2次設定値以上であればSa04のステップに進み、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満であればSa21のステップに進む。
Sa21のステップにおいて、制御部33はブザー46を鳴らすようになっており、第1バッテリ16と第2バッテリ17両方の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)であることを使用者に報知する。このとき使用者はブザー46の報知と第1及び第2交換ランプ42,44の点灯、及びブザー46の報知によって第1及び第2バッテリ16,17の電力容量が無くなったことを確認できる(図11(f)参照)。尚、ブザー46による報知は、充電されたバッテリ16,17が取り付けられるまで連続して報知されるようになっている。
本実施例では、制御部33は、Sa01及びSa13のステップにおいて、第1及び第2バッテリ16,17の両方の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)になったときに、Sa21のステップに進み、ブザー46によって報知されるようになっているが、ブザー46による報知はこれに限ることなく、例えば、一方のバッテリ16の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)であり、かつ他方のバッテリ17の電力容量が1次設定値未満になったときに報知するようにしてもよい。このようにすれば、他方のバッテリ17の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)になるまでの間に、充電されたバッテリと、電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)の一方のバッテリ16と、を交換する許容時間を設けることができる。
Sa05のステップにおいて、制御部33が、第1バッテリ16の電力容量が第2バッテリ17の電力容量以上と判定した場合には、Sa14のステップに進んで、バッテリ切換器37を第2バッテリ17に接続し、Sa15のステップにおいて、制御部33は第2使用ランプ43を遅い点滅とする(図11(d)参照)。尚、この第2使用ランプ43の遅い点滅により、使用者は第2バッテリ17から電力が供給されていることを確認できる。
本実施例では、制御部33が、Sa01及びSa03のステップにおいて、第1及び第2バッテリ16,17の電力容量が、2次設定値以上(所定の電力容量以上)であることを条件に、Sa05のステップにて、2つ(複数)のバッテリ16,17の電力容量を比較し、電力容量の少ないバッテリ16,17を優先的にバッテリ切換器37に接続し、かつバッテリ切換器37に接続された一方のバッテリ16の電力容量が、2次設定値未満(所定の電力容量未満)になることに応じて他方のバッテリ17をバッテリ切換器37に接続する制御を行うことにより、電力容量の少なくなったバッテリ16,17から順次使用できるようになり、複数のバッテリ16,17を順次交換しながら効率よく使用することができる。
次に、本実施例における制御部33が実行する安全レバー29,30の安全レバー監視処理を図6のフローチャートに基づいて以下に説明する。
図6に示すように、安全レバー監視処理では、Sb01のステップにおいて、制御部33は第1レバーセンサ31からの検知信号に基づいて、第1安全レバー29が第1バッテリ16から外れたか否かを判定する。第1安全レバー29が第1バッテリ16から外されていなければSb05のステップに進む。第1バッテリ16の着脱作業者によって第1安全レバー29が第1バッテリ16から外されたならばSb02のステップに進む(図8参照)。
Sb02のステップにおいて、制御部33はバッテリ切換器37の接続状態に基づいて、接続先のバッテリが第1バッテリ16であるか否か、すなわち第1バッテリ16が使用中か否かを判定する。第1バッテリ16が使用中であればSb03のステップに進み、第1バッテリ16が使用中でなければSb05のステップに進む。
Sb03のステップにおいて、制御部33は第2バッテリセンサ48の検知信号に基づいて、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)か否かを判定する。第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満であればSb09のステップに進み、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満でなければSb04のステップに進む。
Sb04のステップにおいて、制御部33はバッテリ切換器37の接続先を第1バッテリ16から第2バッテリ17に切り換える。すなわち第1バッテリ16の使用を停止して、第2バッテリ17の使用を開始する。そしてSb01のステップに戻る。
このようにバッテリの着脱作業者は、第1バッテリ16が使用中であっても、第2バッテリ17が使用可能であることを条件に、第1バッテリ16を第1バッテリホルダ25から取り外すことができる(図7〜図9参照)。例えば、第1バッテリ16を使用中の際に、第1使用ランプ41が遅い点滅から早い点滅に切り換わったときなどに、バッテリの着脱作業者が第1バッテリ16の電力容量が少なくなったことを認識し、予め第1バッテリ16を充電しようと第1バッテリホルダ25から取り外したとしても、Sb02のステップにおいて、制御部33が、第1バッテリ16が使用中か否か判定して、第1バッテリ16が使用中ならば、使用中の第1バッテリ16が自動的に使用を停止し、第2バッテリ17が自動的に使用開始される。そのためバッテリの着脱作業者は第1バッテリ16の使用状況を気にすることなく取外作業を行える。
Sb05のステップにおいて、制御部33は第2レバーセンサ32からの検知信号に基づいて、第2安全レバー30が第2バッテリ17から外れたか否かを判定する。第2安全レバー30が第2バッテリ17から外されていなければSb01のステップに戻る。第2バッテリ17の着脱作業者によって第2安全レバー30が第2バッテリ17から外されたならばSb06のステップに進む。
Sb06のステップにおいて、制御部33はバッテリ切換器37の接続状態に基づいて、接続先のバッテリが第2バッテリ17であるか否か、すなわち第2バッテリ17が使用中か否かを判定する。第2バッテリ17が使用中であればSb07のステップに進み、第2バッテリ17が使用中でなければSb01のステップに戻る。
Sb07のステップにおいて、制御部33は第1バッテリセンサ47の検知信号に基づいて、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)か否かを判定する。第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満であればSb09のステップに進み、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満でなければSb08のステップに進む。
Sb08のステップにおいて、制御部33はバッテリ切換器37の接続先を第2バッテリ17から第1バッテリ16に切り換える。すなわち第2バッテリ17の使用を停止して、第1バッテリ16の使用を開始する。そしてSb01のステップに戻る。
尚、第1バッテリ16を使用中に第1バッテリホルダ25から第1バッテリ16を取り外す際と同様に、第2バッテリ17を使用中に第2バッテリホルダ26から第2バッテリ17を取り外す際にも、Sb06のステップにおいて、制御部33が、第2バッテリ17が使用中か否か判定して、第2バッテリ17が使用中ならば、使用中の第2バッテリ17が自動的に使用を停止し、第1バッテリ16が自動的に使用開始される。そのためバッテリの着脱作業者は第2バッテリ17の使用状況を気にすることなく取外作業を行える。
本実施例では、制御部33が、バッテリ切換器37に接続された一方のバッテリ16に対応した安全レバー29が操作されたとき、他方のバッテリ17の電力容量が2次設定値以上(所定の電力容量以上)であることを条件に、バッテリ切換器37に他方のバッテリ17を接続する制御を行うことで、バッテリの着脱作業者が誤って使用状態のバッテリ16を取り外してしまうような場合であっても、電源装置3が瞬時に停止してしまうことがなく、ディスプレイ5に電力を供給し続けることができる。
Sb03のステップにおいて、第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満であれば、Sb09のステップに進み、制御部33は第2バッテリ17の電力容量が2次設定値未満であることをブザー46を鳴らすことによって報知する。このときバッテリの着脱作業者は、使用中の第1バッテリ16を取り外すと、第2バッテリ17の電力容量ではディスプレイ5に電力を供給できないと認識できるので、第1バッテリ16の取り外し作業を止めるようになる。そのため誤って第1バッテリ16が第1バッテリホルダ25から取り外されてしまうことを防止できる。
Sb07のステップにおいて、第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満であれば、Sb09のステップに進み、制御部33は第1バッテリ16の電力容量が2次設定値未満であることをブザー46を鳴らすことによって報知する。このときバッテリの着脱作業者は、使用中の第2バッテリ17を取り外すと、第1バッテリ16の電力容量ではディスプレイ5に電力を供給できないと認識できるので、第2バッテリ17の取り外し作業を止めるようになる。そのため誤って第2バッテリ17が第2バッテリホルダ26から取り外されてしまうことを防止できる。
本実施例では、図5に示すバッテリ切換処理において、第1及び第2バッテリ16,17の両方の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)になったとき、及び図6に示す安全レバー監視処理において、バッテリの着脱作業者が誤って第1及び第2安全レバー29,30を操作したときに、制御部33が報知部としてのブザー46を鳴らすようにしているが、このときバッテリ切換処理におけるブザー報知と、安全レバー監視処理におけるブザー報知とを、使用者やバッテリの着脱作業者が区別できるように、ブザー46の音量を変えたり、鳴らし方を変えたりすると便利である。
本実施例では、制御部33が、バッテリ切換器37に接続された一方のバッテリ16に対応した安全レバー29が操作されたとき、他方のバッテリ17の電力容量が2次設定値未満(所定の電力容量未満)であることを条件に、バッテリ切換器37に接続されたバッテリ16の取り外しを防止する報知を行うブザー46を作動させる制御を行うことで、バッテリの着脱作業者が誤って使用状態のバッテリ16を取り外してしまうことに気づくようになる。
尚、Sb01のステップにおいて、第1安全レバー29が第1バッテリ16から外されていないとともに、Sb05のステップにおいて、第2安全レバー30が第2バッテリ17から外されていない場合には、Sb01のステップに戻ってループする。
以上、本実施例における電源装置3を備える移動体としてのディスプレイワゴン1は、図1に示すように、重量のあるバッテリ16,17やバッテリ切換器37やインバータ38や制御部33を、ディスプレイワゴン1の下部位置に設けることで、ディスプレイワゴン1全体の重心位置を低く構成でき、ディスプレイワゴン1を任意の場所に移動させる際に、ディスプレイワゴン1の転倒が防止される。
また、図2に示すように、本実施例におけるディスプレイワゴン1は、台車2の前部位置を会議机の天板49の下方に配置して使用するようになっている。これによりディスプレイワゴン1の後方側のスペースが確保され、台車2が邪魔にならないようになっている。
また、バッテリ16,17が台車2の後部位置に取り付けられているため、ディスプレイワゴン1の後方側に居るバッテリの着脱作業者が、容易にバッテリ16,17を着脱することができ、かつディスプレイワゴン1の前部側に居る使用者の邪魔することなく着脱作業が行える。
また、バッテリ切換器37とインバータ38と制御部33が、台車2の前部位置に積載されているため、バッテリ16,17の着脱時にバッテリ切換器37とインバータ38と制御部33が、バッテリ16,17の着脱作業の邪魔にならずに済む。
また、図3に示すように、バッテリ16,17の電力容量の状態を表示する操作表示部40が設けられていることで、適切なタイミングで使用後のバッテリ16,17を電源装置から取り外し、他の充電されたバッテリ16,17を電源装置3に取り付けることができる。
次に、実施例2に係る電源装置を備える移動体としてのナースカート50につき、図12から図14を参照して説明する。尚、前記実施例1と同一構成で重複する構成を省略して説明する。
図12は、実施例2におけるナースカート50を示す斜視図であり、図13(a)は、バッテリボックス65を示す斜視図であり、図13(b)は、バッテリボックス65が開放された状態を示す斜視図であり、図14(a)は、第1バッテリ67が使用中の状態の操作表示部74を示す背面図であり、図14(b)は、第2バッテリ68に切り換わった状態の操作表示部74を示す背面図であり、図14(c)は、電源装置52がエラー状態になったときの操作表示部74を示す背面図である。
図12に示すように、本発明が適用されたナースカート50は、病院などの医療施設において、看護士等の使用者が医薬品や医療器具などを積載して搬送するために用いられる。このナースカート50は、床面上を走行可能な台車51(移動体)に、電源装置52が積載されるとともに、台車51から立設するポール53には、矩形状のフレーム54が固着されており、このフレーム54の背面側には、支柱55が設けられている。また、この支柱55に支持される天板56の上面には、本実施例における外部機器としてのノートPC57が載置されており、このノートPC57は、ノートPC57内部に搭載されたバッテリ(図示略)以外に、電源装置52から電力を供給されるようになっており、長時間連続してノートPC57を使用できるようになっている。
図12に示すように、ナースカート50の台車51は、平面視で矩形状をなすベース体58を有し、このベース体58の両側面には側板59が設けられている。また、この両側板59の下面の前後端には、キャスタ60が設けられ、ナースカート50を使用者が任意の場所まで容易に移動できるようになっている。尚、ベース体58の上面側の前部位置には、バッテリ切換器61とインバータ63(逆変換器)とが設けられ、バッテリ切換器61の後方には、制御部62が設けられている。尚、これらバッテリ切換器61とインバータ63と制御部62はカバー体64によって覆われている。
ベース体58の上面側の後部位置には、本実施例におけるバッテリ保護部としての第1及び第2バッテリボックス65,66が設けられている。第1バッテリボックス65内には、第1バッテリ67が収納されるとともに、第2バッテリボックス66内には、第2バッテリ68が収納されている。
両側板59から立設されているポール53の上端には、平面視で略矩形状のハンドル69が設けられたフレーム54が固着されており、ハンドル69を把持することで使用者がナースカート50を任意の場所まで移動させることができる。更に、ポール53の中間部にもフレーム54が設けられており、これらのフレーム54には医薬品や医療器具を積載するトレー70が支持されている。また、中間部のフレーム54の正面部分には、トレー70と同様に医薬品や医療器具を積載するバスケット71が設けられる。
ナースカート50の支柱55背面には、本実施例における出力部としての電源タップ72が取り付けられており、ノートPC57から延びる電源ケーブル73が、電源タップ72のコンセントに接続されている。電源タップ72と同じく支柱55の背面には、第1及び第2バッテリ67,68の使用状況を表示す操作表示部74が設けられている。尚、前述した実施例1と同様に、バッテリ切換器61と、制御部62と、インバータ63と、第1及び第2バッテリ67,68と、電源タップ72と、操作表示部74とで、実施例2における電源装置52を構成している。
図14(a)に示すように、この操作表示部74には、第1及び第2バッテリ67,68の使用状況や、第1及び第2バッテリ67,68の残りの使用時間等が表示されるインジケータ75と、第1及び第2バッテリ67,68が正常運転を行っていることを示す正常ランプ76と、電源装置52のエラー状態を示す異常ランプ77が設けられている。また、この操作表示部74には、電源装置52を作動させる電源スイッチ78と、電源装置52のエラー状態を報知する本実施例における報知部としてのブザー79が設けられている。
次に、図13から図14を参照して第1及び第2バッテリ67,68の着脱作業について詳述する。尚、第1及び第2バッテリ67,68と、第1及び第2バッテリボックス65,66とは同一構成なので、第1バッテリ67と第1バッテリボックス65の着脱作業について説明する。
図13(a)に示すように、第1バッテリボックス65には、第1バッテリ67を水平方向にスライド移動させて嵌合できるバッテリホルダ80が設けられているとともに、このバッテリホルダ80の後部には、垂直方向に揺動可能なバッテリカバー81が設けられている。このバッテリカバー81によってバッテリホルダ80内のバッテリ67全体が覆われている。
尚、第1及び第2バッテリボックス65,66のバッテリカバー81側面には、バッテリカバー81の傾斜角度を検知して、バッテリカバー81が操作されたことを示す検知信号を制御部62に送信する開閉センサ82が設けられている。
尚、図12に示すように、第1及び第2バッテリボックス65,66は、ナースカート50の使用者の作業を妨げずにバッテリの着脱作業者がバッテリ67,68を交換ができるように、第1及び第2バッテリボックス65,66の開口方向が背面側を向いている。
図13(b)に示すように、第1バッテリボックス65内の第1バッテリ67を交換する際には、先ずバッテリカバー81の背面に設けられた指掛部83に指を掛けてバッテリカバー81を持ち上げる。尚、バッテリカバー81を持ち上げると、開閉センサ82が検知信号を制御部62に送信する。そして、バッテリカバー81を持ち上げた状態で第1バッテリ67の把手84を把持し、そのままバッテリ67をスライドして引き抜くことでバッテリホルダ80から取り外す。
また、第1バッテリ67を第1バッテリボックス65に収納する際には、第1バッテリ67をバッテリホルダ80にスライドさせて取り付け、バッテリカバー81を下ろすようにする。尚、第2バッテリ68を第2バッテリボックス66に対して着脱する際も、第1バッテリ67と同様の手順で行える。
尚、第1及び第2バッテリボックス65,66は、第1及び第2バッテリ67,68をバッテリホルダ80とバッテリカバー81とで覆っているので、ナースカート50を蛇口などの水が飛散しやすい環境や薬液を取り扱う現場で使用しても、水や薬液がバッテリ67,68に付着してバッテリ67,68が短絡することを気にすることなく使用することができる。
図14(a)に示すように、制御部62は、電源装置52に異常が無い状態では正常ランプ76を点灯するとともに、バッテリ切換器61に接続された一方のバッテリ67、すなわち使用中のバッテリ67に対応した使用状態と残り時間をインジケータ75に表示させる制御を行うようになっている。
また、図14(b)に示すように、制御部62は、使用中のバッテリ67の電力容量が殆ど無くなったとき、すなわち本実施例における2次設定値未満になったとき、バッテリ切換器61に接続される一方のバッテリ67を他方のバッテリ68に切り換え、インジケータ75に接続先を変更した旨と、電力容量が2次設定値未満となった一方のバッテリ67の交換するように促す表示をさせる制御を行うようになっている。
また、図14(c)に示すように、制御部62は、第1及び第2バッテリ67,68の両方の電力容量が2次設定値未満となったときに、異常ランプ77を点灯させるとともに、インジケータ75に第1及び第2バッテリ67,68の両方を交換するように促す表示をさせる制御を行うようになっている。
本実施例におけるナースカート50に用いられている電源装置52は、前記実施例1の電源装置3と同様に、制御部62がバッテリ67,68の電力容量を検知できるため、使用後のバッテリ67を速やかに他のバッテリ68に切り換えることができ、1つのバッテリ68が使用状態にあるときに、使用後のバッテリ67を取り外して新しいバッテリと交換しながら使用することで、電源装置52から電力を供給されるノートPC57等の外部機器を長時間連続して使用できるようになる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例1、2では、本発明の電源装置を備えた移動体としてディスプレイワゴンやナースカートを記載したが、本発明の電源装置を備えた移動体は、ディスプレイワゴンやナースカートに限らず、液晶画面を備えたショッピングカート、照明装置、テレビカメラ等にも適用可能である。更に、屋内で使用されるものに限らず、屋外で使用されるものに本発明の電源装置を備えた移動体を適用しても良い。
また、前記実施例1,2では、2つのバッテリを用いて交互にバッテリを切り換えて使用しているが、バッテリは2つに限らず3つやそれ以上の数のバッテリを用いてもよく、2つのバッテリをディスプレイワゴンやナースカートに取り付けた状態のときに、他方のバッテリを充電器に取り付けて充電するようにしてもよい。このようにすれば充電に時間がかかるバッテリを用いた場合であっても効率よく使用できる。
また、前記実施例1,2では、台車に対して2つのバッテリホルダが設けられ、このバッテリホルダにバッテリを着脱可能に取り付けているが、バッテリホルダは2つに限らず3つやそれ以上の数のバッテリホルダを台車に対して設けてもよく、これら複数のバッテリホルダに複数のバッテリを取り付けて、バッテリ切換器に接続されるバッテリを制御部により切り換えて使用するようにしてもよい。
また、ディスプレイやノートPC等の外部機器は、一般的に交流電流を直流電流に変換するACアダプタを有している。前記実施例1,2では、電源装置から電力を供給される外部機器としてのディスプレイやノートPCが、インバータによって変換された交流電流を出力する電源タップから電力を供給されていたが、外部機器にACアダプタを設けない構成とするとともに、電源装置にインバータを設けない構成とし、バッテリ切換器から直接的に外部機器に接続する電源ケーブルを設け、バッテリの直流電流を直接的に外部機器に供給するようにしてもよい。
また、前記実施例1,2では、操作表示部の背面側にバッテリの使用状態を示すランプやインジケータが設けられており、ディスプレイワゴンやナースカートの背面側に居るバッテリの着脱作業者からランプやインジケータを視認しやすいようにしているが、ランプやインジケータは操作表示部の正面側に設けるようにしてもよく、ディスプレイワゴンやナースカートの使用者からランプやインジケータを視認しやすくしてもよい。更に、外部機器としてのディスプレイやノートPCの画面の一部に、バッテリの使用状態を示す表示をしてもよい。
実施例1におけるディスプレイワゴンを示す斜視図である。 ディスプレイワゴンを示す側面図である。 ディスプレイワゴンを示す背面図である。 電源装置のブロック図である。 電源装置の制御部で行われるバッテリ切換処理のフローチャートである。 電源装置の制御部で行われる安全レバー監視処理のフローチャートである。 バッテリがバッテリホルダに取り付けられた状態を示す一部縦断側面図である。 バッテリホルダの安全レバーを外した状態を示す一部縦断側面図である。 バッテリをバッテリホルダから取り外した状態を示す一部縦断側面図である。 (a)は、初期状態の操作表示部を示す背面図であり、(b)は、第1バッテリが使用中の状態の操作表示部を示す背面図であり、(c)は、第2バッテリに切り換わった状態の操作表示部を示す背面図である。 (d)は、充電された新しい第1バッテリを取り付けた状態の操作表示部を示す背面図であり、(e)は、第1バッテリに切り換わった状態の操作表示部を示す背面図であり、(f)は、第1バッテリ及び第2バッテリの電力容量が2次設定値以下になった状態を示す背面図である。 実施例2におけるナースカートを示す斜視図である。 (a)は、バッテリボックスを示す斜視図であり、(b)は、バッテリボックスが開放された状態を示す斜視図である。 (a)は、第1バッテリが使用中の状態の操作表示部を示す背面図であり、(b)は、第2バッテリに切り換わった状態の操作表示部を示す背面図であり、(c)は、電源装置がエラー状態になったときの操作表示部を示す背面図である。
符号の説明
1 ディスプレイワゴン
2 台車(移動体)
3 電源装置
5 ディスプレイ(外部機器)
16 第1バッテリ
17 第2バッテリ
19 電源タップ(出力部)
25 第1バッテリホルダ
26 第2バッテリホルダ
29 第1安全レバー(バッテリ保護部)
30 第2安全レバー(バッテリ保護部)
31 第1レバーセンサ(保護部センサ)
32 第2レバーセンサ(保護部センサ)
33 制御部
37 バッテリ切換器
38 インバータ(逆変換器)
40 操作表示部
41 第1使用ランプ
42 第1交換ランプ
43 第2使用ランプ
44 第2交換ランプ
46 ブザー(報知部)
47 第1バッテリセンサ(電力センサ)
48 第2バッテリセンサ(電力センサ)
50 ナースカート
51 台車(移動体)
52 電源装置
57 ノートPC(外部機器)
61 バッテリ切換器
62 制御部
63 インバータ(逆変換器)
65 第1バッテリボックス
66 第2バッテリボックス
67 第1バッテリ
68 第2バッテリ
72 電源タップ(出力部)
74 操作表示部
75 インジケータ
76 正常ランプ
77 異常ランプ
79 ブザー(報知部)
80 バッテリホルダ
81 バッテリカバー(バッテリ保護部)
82 開閉センサ(保護部センサ)

Claims (5)

  1. 複数の着脱可能なバッテリと、該複数のバッテリを切り換えて接続可能なバッテリ切換器と、該バッテリ切換器により接続されたバッテリの電力を外部機器に供給する出力部と、前記複数のバッテリの電力容量を検知する電力センサと、前記バッテリの脱出を防止するバッテリ保護部と、該バッテリ保護部の操作状態を検知する保護部センサと、前記電力センサ及び前記保護部センサからの検知情報に基づいて前記バッテリ切換器の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部が、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリに対応したバッテリ保護部の操作状態に合わせた制御を行うことを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御部が、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリに対応したバッテリ保護部が操作されたとき、他のバッテリが所定の電力容量以上であることを条件に、前記バッテリ切換器に他のバッテリを接続する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御部が、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリに対応したバッテリ保護部が操作されたとき、他のバッテリが所定の電力容量未満であることを条件に、前記バッテリ切換器に接続されたバッテリの取り外しを防止する報知を行う報知部を作動させる制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 前記制御部が、前記複数のバッテリの電力容量を比較し、所定の電力容量以上であることを条件に、電力容量の少ないバッテリを優先的に前記バッテリ切換器に接続し、かつ該バッテリ切換器に接続されたバッテリの電力容量が所定の電力容量未満になることに応じて他のバッテリを前記バッテリ切換器に接続する制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記バッテリの電力容量の状態を表示する表示部が設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電源装置。
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