JPH09312748A - ファクシミリ装置とファクシミリ送信方法及び画像形成装置と画像形成装置のファクシミリ送信方法 - Google Patents

ファクシミリ装置とファクシミリ送信方法及び画像形成装置と画像形成装置のファクシミリ送信方法

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JPH09312748A
JPH09312748A JP8125753A JP12575396A JPH09312748A JP H09312748 A JPH09312748 A JP H09312748A JP 8125753 A JP8125753 A JP 8125753A JP 12575396 A JP12575396 A JP 12575396A JP H09312748 A JPH09312748 A JP H09312748A
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JP8125753A
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Tatsuo Suehiro
龍夫 末廣
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファクシミリ通信を海外と行う場合の直接ダイ
ヤル時でも自動的に海外通信の機能設定を行う。 【解決手段】メインCPUは、ファクシミリ通信におい
てワークRAM254 の機能設定エリア254aに自動海外モ
ードの機能が設定記憶されている場合、受信側からのN
SFの国際コードを解析して国際コードが「0000
h」(日本)でなければ海外と自動的に判断し、海外通
信付加機能をワークRAM254 の通信ジョブに設定し、
宛先ダイヤル番号と疑似SRAM252 に予め記憶されて
いる国際ダイヤルテーブル252aと比較して宛先ダイヤル
番号が国際ダイヤル番号に一致する場合に海外通信と判
断し、海外通信付加機能をワークRAM254 の通信ジョ
ブに設定し、ワークRAM254 に記憶した通信ジョブの
設定に従ってファクシミリG3プロトコルを進める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、スキ
ャナとプリンタに分離されたデジタル複写機などで、フ
ァクシミリ機能を搭載した複合機としてのデジタル複写
機等のファクシミリ装置とファクシミリ送信方法及び画
像形成装置と画像形成装置のファクシミリ送信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナで読取った画像情報をメ
モリに記憶し、その後、必要に応じてメモリに記憶した
画像情報をプリンタにより用紙に記録出力する複写装
置、公衆回線に接続されて画像情報のファクシミリ送受
信を行うファクシミリ装置等からなる複合型のデジタル
複写機が開発されている。
【0003】このような複合型のデジタル複写機におい
て、ファクシミリ通信を海外(外国)と行う場合には予
め海外通信の機能設定を行っている。海外(外国)通信
機能は公知の技術として使われており、その内容は回線
品質上問題のある場所へ送信することを前提として、通
信速度のフォールバック、エコー信号による通信断を起
こしやすくなることに対する救済策である。
【0004】設定される海外通信機能は、通信スピード
を最高速度の例えば14400BPSであれば通常14
400BPSを使用するが、あえて低い通信スピードの
4800BPSから開始することで対ノイズ特性を上げ
ることや、送受信号間の時間間隔を通常より長くするこ
とで長距離通信のために信号遅延が発生した場合の送受
信号の衝突を避けるエコー対策等がある。
【0005】海外通信機能は、発呼電話帳ダイヤルに予
め登録することでその電話帳ダイヤルを使うときに必ず
機能が働くようにしてある。また、直接ダイヤルでの発
呼時でも送信前にユーザが機能設定を行うことで機能を
付加することができる。
【0006】しかしながら、海外通信機能を登録した電
話帳ダイヤルのみの設定では常時有効であるため問題は
ないが、直接ダイヤルは毎回ユーザが設定の必要性を判
断し、設定操作をしなければならないということがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ファ
クシミリ通信を海外と行う場合、海外通信機能を登録し
た電話帳ダイヤルのみの設定では常時有効であるため問
題はないが、直接ダイヤルは毎回ユーザが設定の必要性
を判断し、設定操作をしなければならないという問題が
あった。
【0008】そこで、この発明は、ファクシミリ通信を
海外と行う場合の直接ダイヤル時でも自動的に海外通信
の機能設定を行うことのできるファクシミリ装置とファ
クシミリ送信方法及び画像形成装置と画像形成装置のフ
ァクシミリ送信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のファクシミリ
装置は、画像情報のファクシミリ送受信を行うファクシ
ミリ装置において、上記画像情報をファクシミリ送信す
る送信先に発呼する発呼手段と、この発呼手段の発呼に
応じて送信先から返送される国際コードを含む応答信号
を受信する受信手段と、この受信手段で受信された応答
信号に含まれる国際コードが外国であるか否かを判断す
る判断手段と、この判断手段で外国と判断された場合、
外国への通信機能を付加する付加手段と、この付加手段
で付加された外国への通信機能に応じて上記画像情報を
上記送信先にファクシミリ送信する制御を行う制御手段
とから構成されている。
【0010】この発明のファクシミリ装置は、画像情報
のファクシミリ送受信を行うファクシミリ装置におい
て、外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶し
ている記憶手段と、上記画像情報をファクシミリ送信す
る送信先のダイヤル番号を発呼する発呼手段と、この発
呼手段で発呼したダイヤル番号と上記記憶手段に記憶さ
れている国際ダイヤル番号とを比較する比較手段と、こ
の比較手段で比較して上記発呼ダイヤル番号が国際ダイ
ヤル番号に一致した場合、外国への通信であると判断す
る判断手段と、この判断手段で外国への通信であると判
断された場合、外国への通信機能を付加する付加手段
と、この付加手段で付加された外国への通信機能に応じ
て上記画像情報を上記送信先にファクシミリ送信する制
御を行う制御手段とから構成されている。
【0011】この発明のファクシミリ送信方法は、画像
情報をファクシミリ送信する送信先に発呼し、この発呼
に応じて送信先から返送される国際コードを含む応答信
号を受信し、受信された応答信号に含まれる国際コード
が外国であるか否かを判断し、上記国際コードが外国と
判断された場合に外国への通信機能を付加し、付加され
た外国への通信機能に応じて上記画像情報を上記送信先
にファクシミリ送信する制御を行うようにしたことを特
徴とする。
【0012】この発明のファクシミリ送信方法は、外国
へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶し、画像情
報をファクシミリ送信する送信先のダイヤル番号を発呼
し、発呼したダイヤル番号と上記記憶されている国際ダ
イヤル番号とを比較し、上記発呼ダイヤル番号が国際ダ
イヤル番号に一致した場合に外国への通信であると判断
して外国への通信機能を付加し、付加された外国への通
信機能に応じて上記画像情報を上記送信先にファクシミ
リ送信する制御を行うようにしたことを特徴とする。
【0013】この発明の画像形成装置は、データ通信機
能と複写機能とを有する画像形成装置において、上記デ
ータ通信機能の通信速度を任意の速度に設定する第1の
設定手段と、上記データ通信機能の送受信信号間の切り
替わりに任意の時間間隔を設定する第2の設定手段と、
データ送信する送信先に発呼する発呼手段と、この発呼
手段の発呼に応じて送信先から返送されるプロトコルコ
マンドの国際コードを認識する認識手段と、この認識手
段で認識された国際コードが外国であるか否かを判断す
る判断手段と、この判断手段で上記国際コードが外国で
あると判断された際、上記第1の設定手段で設定される
通信速度と上記第2の設定手段で設定される送受信信号
間の時間間隔とを外国への通信に対応する設定に制御し
て上記送信先にデータ送信する制御手段とから構成され
ている。
【0014】この発明の画像形成装置は、データ通信機
能と複写機能とを有する画像形成装置において、上記デ
ータ通信機能の通信速度を任意の速度に設定する第1の
設定手段と、上記データ通信機能の送受信信号間の切り
替わりに任意の時間間隔を設定する第2の設定手段と、
外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶してい
る記憶手段と、データ送信する送信先のダイヤル番号を
発呼する発呼手段と、この発呼手段で発呼したダイヤル
番号と上記の記憶手段に予め記憶されている国際ダイヤ
ル番号とを比較する比較手段と、この比較手段で比較し
て上記発呼ダイヤル番号が国際ダイヤル番号に一致した
場合、外国へのデータ通信であると判断する判断手段
と、この判断手段で外国へのデータ通信であると判断さ
れた際、上記第1の設定手段で設定される通信速度と上
記第2の設定手段で設定される送受信信号間の時間間隔
とを外国へのデータ通信に対応する設定に制御して上記
送信先にデータ送信する制御手段とから構成されてい
る。
【0015】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取る読取手段と、この読取手段で読取った画像情報を
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された画像情
報または上記読取手段で読取った画像情報に基づいて被
画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、上記読
取手段で読取った画像情報または上記記憶手段に記憶さ
れた画像情報をファクシミリ送信する送信先に発呼する
発呼手段と、この発呼手段の発呼に応じて送信先から返
送される国際コードを含む応答信号を受信する受信手段
と、この受信手段で受信された応答信号に含まれる国際
コードが外国であるか否かを判断する判断手段と、この
判断手段で外国と判断された場合、外国への通信機能を
付加する付加手段と、この付加手段で付加された外国へ
の通信機能に応じて上記画像情報を上記送信先にファク
シミリ送信する制御を行う制御手段とから構成されてい
る。
【0016】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取る読取手段と、この読取手段で読取った画像情報を
記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶
された画像情報または上記読取手段で読取った画像情報
に基づいて被画像形成媒体に画像を形成する画像形成手
段と、外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶
している第2の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶
された画像情報または上記読取手段で読取った画像情報
をファクシミリ送信する送信先のダイヤル番号を発呼す
る発呼手段と、この発呼手段で発呼したダイヤル番号と
上記第2の記憶手段に記憶されている国際ダイヤル番号
とを比較する比較手段と、この比較手段で比較して上記
発呼ダイヤル番号が国際ダイヤル番号に一致した場合、
外国への通信であると判断する判断手段と、この判断手
段で外国への通信であると判断された場合、外国への通
信機能を付加する付加手段と、この付加手段で付加され
た外国への通信機能に応じて上記画像情報を上記送信先
にファクシミリ送信する制御を行う制御手段とから構成
されている。
【0017】この発明の画像形成装置のファクシミリ送
信方法は、原稿の画像を読取手段で読取り、この読取っ
た画像情報を記憶手段に記憶し、上記読取手段で読取ら
れた画像情報または上記記憶手段に記憶された画像情報
をファクシミリ送信する送信先に発呼し、この発呼に応
じて送信先から返送される国際コードを含む応答信号を
受信し、受信された応答信号に含まれる国際コードが外
国であるか否かを判断し、上記国際コードが外国と判断
された場合に外国への通信機能を付加し、外国への通信
機能に応じて上記画像情報を上記送信先にファクシミリ
送信する制御を行うようにしたことを特徴とする。
【0018】この発明の画像形成装置のファクシミリ送
信方法は、原稿の画像を読取手段で読取り、この読取っ
た画像情報を記憶手段に記憶し、外国へ通信接続する国
際ダイヤル番号を予め記憶し、上記読取手段で読取られ
た画像情報または上記記憶手段に記憶された画像情報を
ファクシミリ送信する送信先のダイヤル番号を発呼し、
発呼したダイヤル番号と上記予め記憶されている国際ダ
イヤル番号とを比較し、上記発呼ダイヤル番号が国際ダ
イヤル番号に一致した場合に外国への通信であると判断
して外国への通信機能を付加し、付加された外国への通
信機能に応じて上記画像情報を上記送信先にファクシミ
リ送信する制御を行うようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係
る画像形成装置としてのデジタル複写機の全体構成を概
略的に示すものである。このデジタル複写機はスキャナ
2及びプリンタ3を備え、上部に自動原稿送り装置(A
DF)4を装着している。
【0020】自動原稿送り装置4は、筐体としてのカバ
ー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図
示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられてお
り、必要に応じて自動原稿送り装置4全体を回動変位さ
せて原稿台5上を開放し得る構成となっている。カバー
本体21の上面やや右方向部位には、複数枚の原稿を一
括保持し得る原稿給紙台22が設けられている。装置の
一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し原稿台5の一端
側(図中左端側)に供給する給送手段23が設けられて
いる。給送手段23は、原稿を取出すためのピックアッ
プローラ27、原稿をピックアップローラ27に押付け
るウエイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状
態を検知する原稿検知センサとしてのエンプティセンサ
29等が配設されている。さらに、ピックアップローラ
27の原稿取出し方向には、給紙ローラ32が配置さ
れ、確実に原稿が一枚ずつ給送されるようになってい
る。原稿台5の上面には、これを覆う原稿搬送ベルト3
7が張設されている。原稿搬送ベルト37は、一対のベ
ルトローラ40、40に掛渡された外表面が白色の幅広
無端ベルトからなり、ベルト駆動機構(図示しない)に
よって正逆両方向に走行し得る構成となっている。ま
た、原稿搬送ベルト37の内周部の裏面側には、ベルト
面を原稿台5上に押さえ付けるための複数のベルト押え
ローラ41…および自動原稿送り装置の開閉状態を検知
するセットスイッチ(図示せず)が設けられている。そ
して、前記給送手段23によって給送された原稿を、原
稿台5の一端側(左端側)から他端側(右端側)に搬送
する。装置の右側部位に排紙手段38が設けられ、排紙
手段38は、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に
原稿を押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られ
る原稿の後端を検出する原稿検出手段としての排紙セン
サ46等が設けられている。原稿排出路の下流側には、
排紙ローラ48が配設されている。また、原稿排出路に
は、原稿を表裏逆にして原稿台5に導くためにゲート8
2が設けられ、原稿を両面複写可能としている。
【0021】スキャナ2は、光源としての露光ランプ
6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路を折
曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ9、
レンズ10、反射光を受光するCCDセンサ11、これ
らを各部の位置を変更する駆動系(図示しない)、およ
びCCDセンサ11の出力つまり画像データ(情報)を
アナログデータからディジタルデータに変換するA/D
変換部(図示せず)により構成されている。上記第1、
第2キャリッジ7、9は、互いにタイミングベルト(図
示しない)で結ばれており、第2キャリッジ9は第1キ
ャリッジ7の1/2の速さで同じ方向に移動するように
なっている。これにより、レンズ10までの光路長が一
定になるように走査できるようになっている。上記レン
ズ10は、焦点距離固定で、変倍時に光軸方向へ移動さ
れるようになっている。CCDセンサ11は、原稿の1
画素がCCDセンサの1つの素子に対応している。CC
Dセンサ11の出力はA/D変換部へ出力されるように
なっている。第1、第2キャリッジ7、9、ミラー12
a、12bの移動は、それぞれステッピングモータ(図
示しない)により行われるようになっている。上記第
1、第2キャリッジ7、9は、上記ステッピングモータ
の回転軸に連結されたドライブプーリ(図示しない)と
アイドルプーリ(図示しない)間に掛渡されたタイミン
グベルト(図示しない)の動作に応じて移動されるよう
になっている。上記レンズ10は、対応するステッピン
グモータ(図示しない)によりスパイラルシャフト(図
示しない)が回転し、このスパイラルの動きによって光
軸方向へ移動されるようになっている。
【0022】60はレーザダイオードで、このレーザダ
イオード60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴ
ンミラー(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡6
8,70、レンズ72が配置され、露光装置52からレ
ーザ光を感光体ドラム50に照射するようになってい
る。
【0023】プリンタ3は、たとえばレーザ光学系と転
写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み合せてい
る。すなわち、プリンタ3は、装置内のほぼ中央部に回
転自在に軸支された像担持体としての感光体ドラム50
を有し、この感光体ドラム50の周囲には、露光装置5
2、現像装置54、転写チャージャ55、剥離チャージ
ャ56、PCCチャージャ57、除電ランプ58及び帯
電チャージャ59が順に配置されている。感光体ドラム
50は、帯電チャージャ59によって一様に帯電される
ようになっているとともに、スキャナ2からレーザ光を
出力して前記感光体ドラム50上に原稿の画像を結像
し、静電潜像が形成されるようになっている。
【0024】そして、前記感光体ドラム50上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置54により現像され、後述す
る給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ2
0、アライニングローラ25を介して送紙されるコピー
用紙P上に現像画像を転写チャージャ55により転写さ
れる。この転写チャージャ55による転写後のコピー用
紙Pは、ACコロナ放電による剥離チャージャ56によ
り剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送さ
れ、この定着器71によって現像画像が溶融定着された
コピー用紙Pは、排紙ローラ対73により排紙トレイ7
4aを有するユニット74に排出される。ユニット74
は排紙ローラ対73から排出されるコピー用紙Pをフェ
イスダウンするローラ対74bを有し、さらユニット7
4の上部にステープルソートモードの際に1部毎にステ
ープルするステープラ74cを有している。
【0025】一方、前記コピー用紙Pへの現像画像の転
写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、
PCCチャージャ57により清掃され、除電チャージャ
58により感光体ドラム50上の電位を一定のレベル以
下にして、次のコピー動作を可能にしている。
【0026】なお、コピー用紙Pの両面に印刷する両面
コピーの場合には、前述した定着器71によって現像画
像が溶融定着されたコピー用紙Pは搬送路75aを介し
て搬送された後、トレイ75bに蓄積される。このトレ
イ75bに蓄積された片面印刷済みの用紙Pは搬送路7
5cを介して前述した転写チャージャ55に搬送され、
印刷されていない他方の面に現像画像が転写される。ま
た、トレイ75bの下部には、光反射型の紙センサ75
dが設けられ、トレイ75b上にスタックされる用紙の
有無が検知される。
【0027】また、搬送路75a、トレイ75b、搬送
路75c、および紙センサ75dとから自動両面反転機
構としての自動両面装置(ADD)75が構成されてい
る。また、図中30は前記装置本体1のフロント側より
着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段としての給
紙カセットである。この給紙カセット30は、コピー用
紙Pが収納された筐体であるカセットケース31からな
り、このカセットケース31の取出し端部は、用紙取出
し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。そして、前
記給紙カセット30のカセットケース31内に収納され
たコピー用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層
からピックアップされて取り出されるようになってい
る。このピックアップローラ81にて取り出されて前記
カセットケース31の取出し端部側に送り込まれたコピ
ー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し端部の内
側上方に設置された給紙ローラ84と分離ローラ(また
は分離パッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ
分離されて、プリンタ3に向け搬送されるようになって
いるものである。
【0028】次に、図2乃至図6を参照してデジタル複
写機の制御系について説明する。図2はデジタル複写機
の制御系の全体構成を、図3はスキャナ部を、図4は制
御手段(SMCPU)を、図5はプリンタ部を、図6は
ファクシミリ部を示す。
【0029】上記デジタル複写機の制御系は、全体は大
きく2つのブロックより成り、スキャナ部313 、プリン
タ部315 との間を画像処理部314 で繋ぎ、ファクシミリ
機能としてのファクシミリ(FAX)部312 を有するデ
ジタル複写機を構成する基本部301 と、この基本部301
からの画像データを受け取り記憶し、その記憶した画像
データを再び基本部301 に転送することでメモリコピー
を実現するページメモリ部302 とから構成される。
【0030】基本部301 とページメモリ部302 は制御デ
ータをやりとりする基本部システムインタフェース316
、画像データをやりとりする基本部画像インタフェー
ス317とで接続されている。また、ページメモリ部302
には、インタフェース318 を介してハードディスク319
が接続されている。
【0031】次に、基本部301 は入力手段(スキャナ)
313 、出力手段(プリンタ)315 、画像処理手段(画像
処理部)314 、ファクシミリ部312 、およびこれらを制
御する制御手段(SMCPU)311 から構成される。
【0032】図4に示すように制御手段(基本部CP
U)311 のメインCPU100 には、ROM102 、RAM
104 、画像メモリ106 、タイマメモリ108 、暗証コード
メモリ110 、タイマ112 、内部インタフェース122 、外
部インターフェース124 を接続している。内部インタフ
ェース122 には操作パネル114 が接続され、操作パネル
114 にはLCD表示器93、テンキー105 、コピーキー
101 等が配置されている。外部インターフェース124
は、ユニット74と外部装置138 とに接続されている。
【0033】ここで、画像情報の記憶・呼び出し等はメ
インCPU100 によって行われる。例えば、暗証コード
と画像情報を記憶する場合、スキャナCPU160 の制御
でスキャナ2によって読み込まれた画像情報はメインC
PU100 の指示により画像メモリ106 に記憶される。メ
インCPU100 の指示は、操作パネル114 からの入力
(キー入力)によってモードが決定され行われる。
【0034】次に、図3を参照してスキャナ部313 の詳
細な構成について説明する。スキャナ部313 のスキャナ
CPU160 には、露光ランプ6を制御するランプ制御部
164、走査モータ166 を制御するモータドライバ168 、
原稿サイズ検知センサ169 を含むセンサ、スイッチ、ソ
レノイド類170 を駆動制御する駆動部172 に接続してこ
れらを制御し、また、光電素子としてのCCDセンサ1
1からの画像情報について画像処理するためのA/D変
換回路176 、解像度変換回路178 、シェーディング補正
回路179 、画質改善回路180 、2値化回路182 に接続し
て、これらを制御する。
【0035】次に、図5を参照してプリンタ部315 につ
いて詳細に説明する。プリンタ部315 において、プリン
タCPU190 には、メインモータ192 を駆動するメイン
モータドライバ194 、紙サイズ検知センサ195 を含むセ
ンサ、スイッチ、ソレノイド類196 を駆動制御する駆動
部198 、定着器71の定着ランプ200 を制御する定着ラ
ンプ制御部202 、帯電チャージャ59、転写チャージャ
55、剥離チャージャ56、PCCチャージャ57を制
御する高圧出力制御部212 、除電ランプ58を制御する
除電ランプ制御部216 、給紙ローラ20、ピックアップ
ローラ81用の給紙モータ222 を制御する給紙制御部22
4 、レーザダイオード60、及びポリゴンモータ228 用
のレーザ駆動回路230 を制御する変調回路232 に接続し
て、これらを制御する。
【0036】次に、ページメモリ部302 について図2を
参照して説明する。ページメモリ部302 は、画像データ
を一時的に記憶しておく記憶手段(PM:ページメモ
リ)323 、ページメモリ323 のアドレスを生成するアド
レス制御部306 、ページメモリ部302 内の各デバイス間
のデータ転送を行う画像バス320 、画像バス320 を介し
てページメモリ323 と他のデバイスとのデータ転送を行
うときのデータ転送を制御するデータ制御手段307 、基
本部画像インタフェース317 を介して基本部301と画像
データを転送するときに画像データをインタフェースす
る画像データI/F手段308 、解像度の異なる機器に画
像データを送信するときに画像データを他の機器の解像
度に変換したり、解像度の異なる機器から受信した画像
データを基本部301 のプリンタ部315 の解像度に変換し
たり、2値画像データの90度回転処理を実行する解像
度変換/2値回転手段325 、ファクシミリ送信や光ディ
スク記憶のように画像データを圧縮して送信したり、記
憶したりするデバイスのために入力した画像データを圧
縮したり、圧縮された形態の画像データをプリンタ部31
5 を介して可視化するために伸長する圧縮/伸長手段32
4 、画像データI/F手段308 に接続され、プリンタ部
315 から画像データを出力するときに画像データを90
度あるいは−90度回転して出力するときに使用する多
値回転メモリ309 で構成される。
【0037】次に、ファクシミリ部312 について図6を
参照して説明する。ファクシミリ部312 は、公衆回線に
接続され、アナログ回線接続のための変復調装置である
モデム242 、2値画像データの符号化/復号化装置であ
るCODEC244 ,246 、通信制御プログラム用のEP
ROM248 、画像データの記憶手段であってバッテリ25
0 にバックアップされた疑似SRAM252 、画像データ
の各種処理を行う際に用いられるワークRAM254 、増
設メモリ256 、及びファクシミリ受信データを画像処理
部314 に出力するインタフェース用のASIC258 とか
ら構成されている。
【0038】また、ワークRAM254 には、詳しくは後
述するがファクシミリ通信における強制海外モード、自
動海外モード等の各種機能の設定を記憶しておく機能設
定エリア254aが設けられている。
【0039】また、記憶手段としての疑似SRAM252
には、国際ダイヤルにおける国際電話会社の接続番号
(国際ダイヤル番号)が予め記憶されている国際ダイヤ
ルテーブル252aが設けられている。国際電話会社は、例
えば、KDD:国際電信電話の接続番号は「001」、
ITJ:日本国際通信の接続番号は「0041」、ID
C:国際デジタル通信の接続番号は「0061」等があ
り、これらの接続番号が国際ダイヤルテーブル252aに予
め記憶されている。
【0040】図7は、操作パネル114 の構成を示すもの
である。すなわち、操作パネル114は、フィニッシャー
キー82、表示パネル83、給紙カセット30の選択手
段としてのカセット選択キー86、操作ガイドキー8
7、自動用紙選択キー88、自動倍率選択キー89、ズ
ーム/100%キー90、原稿サイズキー91、用紙サ
イズキー92、メッセージ表示部93、自動濃度キー9
4、マニュアル濃度キー95、予熱キー96、割り込み
キー97、オールクリアキー98、クリア/ストップキ
ー99、コピーキー101 、タイマキー103 、及びテンキ
ー105 とから構成されている。
【0041】フィニッシャーキー82は、ソートモー
ド、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使
用する。表示パネル83は、各種の絵文字が点滅・表示
され、複写機の状態を表わす。
【0042】カセット選択キー86は、選択されている
カセットが希望のサイズでないとき、このキーを押して
別のカセットを選ぶことができる。操作ガイドキー87
は、「HELP」キーを押すと、操作手順を示すメッセ
ージが表示され、機能設定後に押すと設定内容を確認す
ることができる。
【0043】自動用紙選択キー88は、通常自動用紙選
択モードになっている。原稿台(ガラス)5上にセット
した原稿のサイズを自動的に検出し、それと同じサイズ
の用紙を自動的に選択する(等倍コピーのみ)。
【0044】自動倍率選択キー89は、このキーを押し
て自動倍率選択モードを選び希望する用紙サイズを指定
すると、原稿台(ガラス)5上にセットした原稿のサイ
ズを検出し、自動的にコピー倍率を計算する。
【0045】ズーム/100%キー90は、「25%
<」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで25%ま
で小さくなる。「>800%」キーを押すと、コピー倍
率は1%きざみで800%まで大きくなる。「100
%」キーを押すと等倍(100%)に戻る。
【0046】原稿サイズキー91は、原稿サイズをセッ
トするときに使用する。用紙サイズを選択して原稿サイ
ズを指定すると、コピー倍率が自動的にセットされる。
用紙サイズキー92は、用紙サイズを選択するときに使
用する。
【0047】メッセージ表示部93は、電子複写機の状
態、操作手順およびユーザに対する各種の指示を文字と
絵で表示する。表示手段としてのメッセージ表示部93
は、タッチパネルを内蔵し、機能の設定も行うことがで
きる。また、メッセージ表示部93は、後述するファク
シミリ通信における強制海外モード、自動海外モード等
の各種機能を設定する場合にも使用される。
【0048】自動濃度キー94は、自動濃度を選択する
と、電子複写機が自動的に原稿の濃淡を検出して最適コ
ピー濃度を選択する。マニュアル濃度キー95は、マニ
ュアル濃度では希望するコピー濃度を選ぶことができ
る。「うすく」キーを押して濃度を5段階でうすくで
き、「こく」キーを押して5段階でこくできる。
【0049】予熱キー96は、このキーを押すと、予熱
(節電)状態に入りすべての表示ランプが消える。再び
コピーをとるときは、もう一度このボタンを押す。割り
込みキー97は、連続コピーの途中で、割り込みコピー
をとりたいときに使用する。
【0050】オールクリアキー98は、このキーを押す
と、選択したモードがすべてクリアされ、標準状態に戻
る。クリア/ストップキー99は、コピー枚数を訂正す
るとき、またはコピー動作を停止させるときに使用す
る。
【0051】コピーキー101 は、コピーを開始するとき
に押す。タイマキー103 は、このキーを押すと、何時に
電子複写機の電源がオン、オフするか表示される(ウイ
ークリータイマが設定されている場合)。
【0052】テンキー105 は、コピーしたい枚数をセッ
トするときに使用する。コピー枚数は1〜999枚まで
セットできる。また、ファクシミリ通信における宛先ダ
イヤルを入力する際にも使用される。
【0053】図8は、ファクシミリ通信のG3モード送
受信制御を示すものである。この図は、G3ファクシミ
リのプロトコル制御の例で、送信側から宛先のダイヤル
情報を送出して1枚の原稿を送信して正常に終了した場
合である。
【0054】まず、送信側ではオペレータが原稿台に送
信原稿をセットし、宛先のダイヤル入力を行う。この
後、送信開始ボタン押下にて送信側は、回線を捕捉して
ダイヤル情報を回線に送出する。その後、送信側は、フ
ァクシミリ端末からの発信であることを示すトーナル信
号(CNG)を送出し、受信側の応答信号を待つ。
【0055】受信側では、交換機からの呼び出し信号を
監視していて呼び出し信号を検知すると回線を捕捉し、
応答信号としてトーナル被呼局識別信号(CED)、デ
ジタル非標準機能指令信号(NSF)、デジタル被呼局
識別信号(CSI)、デジタル識別信号(DIS)を送
出する。
【0056】これらの信号は、DISにより、受信側の
記録解像度記録ライン処理速度、最大記録サイズ、符合
化方式などを標準機能として確認することが出来る。ま
た、非標準機能としては、NSFとCSIにより受信側
IDや非標準機能を確認することが出来る。
【0057】送信側では、受信側からのCED、NS
F、CSl、DIS信号を検出すると、その能力を確認
し、送信すべきデータの送信サイズ、解像度、符合化方
式などを決定し、標準機能としてデジタル命令信号(D
CS)を送信する。
【0058】送信側の非標準機能としては、非標準機能
指令信号(NSS)、送信局識別(TSI)によりNS
FとCSIに応答した機能の提示や送信側IDの送出が
行われる。その後、送信側では、回線の品質を確認する
ために、高速信号としてトレーニング・TCF信号を送
信する。
【0059】このトレーニング信号は一定期間のオール
ゼロ信号であり、受信側ではそのオールゼロ信号を受信
し、全て正常にゼロであることを確認する。受信側で、
トレーニングが正常に行われたことが確認された後、そ
の完了通知として、受信準備確認信号(CFR)を送出
する。
【0060】続いて、送信側から画信号(画像情報)が
送出される。送信画信号が、正常に送出されると送信側
から、手順終了信号(EOP)が送出される。受信側で
は、画信号が正常に受信できたことを確認した後、EO
Pの応答として、メッセージ確認信号(MCF)を送出
する。
【0061】送信側では、通信を完了させる手順として
切断命令(DCN)を送出し、回線を開放する。受信側
では、DCNを受信後に回線を開放する。
【0062】トーナル信号(CNG)は、送信側からの
非音声端末を表わす信号である。トーナル被呼局識別信
号(CED)は、受信側が回線に接続されてから送出す
る信号である。
【0063】デジタル非標準機能指令信号(NSF)
は、Tシリーズ勧告の範囲外にある特定の利用者の要求
を識別するための信号である。デジタル被呼局識別信号
(CSI)は、端末機能を表わす情報が用意されてお
り、国際電話番号によって受信側を表示する信号であ
る。
【0064】デジタル識別信号(DIS)は、受信側が
CCITT標準の受信機能を有することを示す信号であ
る。非標準機能指令信号(NSS)は、NSCまたはN
SFで表示される非標準機能の中から設定される機能を
示す命令信号である。
【0065】送信局識別(TSI)は、端末機能を表わ
す情報が用意されており、国際電話番号によって送信側
を表示する信号である。デジタル命令信号(DCS)
は、DISで表示される標準機能の中から設定される機
能を示す命令信号である。
【0066】トレーニング・TCF信号は、画信号を受
信するモデムのトレーニングを確かめ、この伝送速度で
チャネルが使用できるかどうかチェックする。受信準備
確認信号(CFR)は、画信号を送る前の手順が完了
し、画信号送出を開始してよいことを示す応答信号であ
る。
【0067】手順終了信号(EOP)は、画信号伝送の
完了を示す信号である。メッセージ確認信号(MCF)
は、EOPの肯定応答で、画信号が完全に受信されたこ
とを示す確認信号である。
【0068】切断命令(DCN)は、回線切断の開始を
示す信号で、応答を必要としない。図9は、デジタル非
標準機能指令信号(NSF)の構成を示すもので、先頭
から国際コードが2バイト、メーカコードが1バイト、
オプションコードが3バイトで構成されている。
【0069】NSFの先頭の2バイトが国際コードであ
り、国別にITU−T(国際電気通信連合電気通信標準
化部門)で定められた番号が入る。このNSFの先頭2
バイトの国際コードを解析することにより、海外モード
か否かを判断することができる。例えば、NSFの国際
コードが「0000h」であれば日本であるので海外モ
ードではないと判断することができる。
【0070】NSFの次の1バイトがメーカコードであ
り、例えば、「90h」であれば、T社というメーカが
指定される。国際コードとメーカコードで、同じメーカ
機器と判断すれば次の数バイトのオプションコードを使
用する。このオプションコードを使用するには同じメー
カ機器間で有効である。
【0071】次に、このような構成において、ファクシ
ミリ通信における第1実施例の海外通信機能付加の自動
判断動作について図10のフローチャートを参照して説
明する。
【0072】まず、本動作は、ファクシミリ通信の公衆
回線閉結後からを示す。ステップ501でメインCPU
100 は、操作パネル114 のテンキー105 から宛先ダイヤ
ルが直接入力されると、ファクシミリ部312 のモデム24
2 を通じて公衆回線上に出力する。また、宛先ダイヤル
時に操作パネル114 のメッセージ表示部93から強制海
外モード、自動海外モード等の各種機能設定も入力さ
れ、メインCPU100 はこれらの設定をワークRAM25
4 の機能設定エリア254aに記憶する。
【0073】ステップ502でメインCPU100 は、ダ
イヤル送出後に相手コマンド(NSF、CSI、DI
S)を受信し、ワークRAM254 に記憶する。ステップ
503でメインCPU100 は、ワークRAM254 の機能
設定エリア254aに記憶されている設定が「強制海外モー
ド」であれば海外通信付加機能(画信号がDCSで指定
する4800BPSの通信スピードとなる設定)をワー
クRAM254 の通信実行ジョブに設定する(ステップ5
05)。
【0074】外国への通信機能としての海外通信機能
は、回線品質の悪い時に低い通信スピードの4800B
PSから開始することで対ノイズ特性を上げるものと、
ファクシミリ送受信号間の時間間隔を通常より長くする
ことで長距離通信のため信号遅延が発生した場合のファ
クシミリ送受信号の衝突を避けるエコー対策とである。
【0075】メインCPU100 は、「強制海外モード」
でない場合、ステップ504で「自動海外モード」か否
かをワークRAM254 の機能設定エリア254aから判断す
る。「自動海外モード」であればメインCPU100 は、
ワークRAM254 に記憶したNSFの国際コード(NS
Fの先頭2バイト)を解析する(ステップ506)。メ
インCPU100 は、NSFの国際コードが「0000
h」(日本)でなければ海外と判断し、海外通信付加機
能をワークRAM254 の通信ジョブに設定する(ステッ
プ507)。
【0076】ステップ508でメインCPU100 は、ワ
ークRAM254 に記憶した通信ジョブの設定に従ってフ
ァクシミリG3プロトコル(図8のNSS、TSI、D
CSからDCNまで)を進める。
【0077】また、ステップ504でメインCPU100
は、ワークRAM254 に記憶された機能設定エリア254a
から判断して「自動海外通信モード」でなければ海外通
信機能をワークRAM254 の通信ジョブに設定せずにス
テップ508へ進む。
【0078】また、ステップ506でメインCPU100
は、ワークRAM254 に記憶されたNSFに日本の国際
コードを検出した場合は海外通信付加機能をワークRA
M254 の通信ジョブに設定せずにステップ508へ進
む。
【0079】上述したようにステップ504で自動的に
「海外通信機能」を通信ジョブに設定するのは、メイン
CPU100 が受信側からのNSFの国際コードを解析し
て相手先が海外であると判断したからである。
【0080】通信スピードをプロトコル上は最高速度の
例えば14400BPSであれば通常14400BPS
を使用するのであるが、強制的に4800BPSから開
始することで対ノイズ特性を上げている。また、ファク
シミリ送受信号間の時間間隔を通常より長くすることで
長距離通信のため信号遅延が発生した場合のファクシミ
リ送受信号の衝突を避けるエコー対策が有効となる。こ
の場合、図8のNSFは非標準コマンドであるが、国際
コードは共通であるためメーカ間の違いによらず適用す
ることができる。
【0081】次に、ファクシミリ通信における第2実施
例の海外通信機能付加の自動判断動作について図11の
フローチャートを参照して説明する。本動作は、ファク
シミリ通信の公衆回線閉結後からを示す。
【0082】ステップ701でメインCPU100 は、操
作パネル114 のテンキー105 から宛先ダイヤルが直接入
力されると、ファクシミリ部312 のモデム242 を通じて
公衆回線上に送出する。また、メインCPU100 は、送
出したダイヤル番号をワークRAM254 の機能設定エリ
ア254aに記憶する。また、宛先ダイヤル時に操作パネル
114 から強制海外モード、自動海外モード等の各種機能
設定も入力され、メインCPU100 はこれらの設定をワ
ークRAM254 の機能設定エリア254aに記憶する。
【0083】ステップ702でメインCPU100 は、ダ
イヤル送出後に相手コマンド(NSF、CSI、DI
S)を受信する。ステップ703でメインCPU100
は、ワークRAM254 の機能設定エリア254aに記憶され
ている設定が「強制海外モード」であれば海外通信付加
機能(画信号がDCSで指定する4800BPSの通信
スピードとなる設定)をワークRAM254 の通信実行ジ
ョブに設定する(ステップ705)。
【0084】海外通信機能は、回線品質の悪い時に低い
通信スピードの4800BPSから開始することで対ノ
イズ特性を上げるものと、ファクシミリ送受信号間の時
間間隔を通常より長くすることで長距離通信のため信号
遅延が発生した場合のファクシミリ送受信号の衝突を避
けるエコー対策とである。
【0085】メインCPU100 は、「強制海外モード」
でない場合、ステップ704で「自動海外モード」か否
かをワークRAM254 の機能設定エリア254aから判断す
る。「自動海外モード」であればメインCPU100 は、
ワークRAM254 の機能設定エリア254aに記憶した送出
ダイヤルと疑似SRAM252 に記憶されている国際ダイ
ヤルテーブル252aとを比較する(ステップ706、70
7)。
【0086】メインCPU100 は、比較の結果、送出ダ
イヤル番号が国際ダイヤル番号に一致する場合に海外通
信と判断して海外通信付加機能をワークRAM254 の通
信ジョブに設定する(ステップ708)。このように、
メインCPU100 が送出ダイヤル番号から国際電話会社
の接続番号(例えば、「001」、「0041」、「0
061」等)を判断するようにしているので海外通信機
能を自動的に付加することができる。
【0087】ステップ709でメインCPU100 は、ワ
ークRAM254 に記憶した通信ジョブの設定に従ってフ
ァクシミリG3プロトコル(図8のNSS、TSI、D
CSからDCNまで)を進める。
【0088】また、ステップ704でメインCPU100
は、ワークRAM254 に記憶された機能設定エリア254a
から判断して「自動海外通信モード」でなければ海外通
信機能をワークRAM254 の通信ジョブに設定せずにス
テップ709へ進む。
【0089】また、ステップ707でメインCPU100
は、ワークRAM254 の機能設定エリア254aに記憶した
送出ダイヤル番号が国際ダイヤル番号に一致しない場合
は海外通信付加機能をワークRAM254 の通信ジョブに
設定せずにステップ709へ進む。
【0090】上述したようにステップ704で自動的に
「海外通信機能」を通信ジョブに設定するのは、メイン
CPU100 が送出ダイヤル番号により相手先(受信側)
が海外であると判断したからである。
【0091】通信スピードをプロトコル上は最高速度の
例えば14400BPSであれば通常14400BPS
を使用するのであるが、強制的に4800BPSから開
始することで対ノイズ特性を上げている。また、ファク
シミリ送受信号間の時間間隔を通常より長くすることで
長距離通信のため信号遅延が発生した場合のファクシミ
リ送受信号の衝突を避けるエコー対策が有効となる。
【0092】上記第1実施例と第2実施例によれば、フ
ァクシミリ通信において直接ダイヤルによる送信時にユ
ーザ判断によらず自動的に海外通信を判断し、海外通信
機能を付加することができる。また、海外通信に限らず
自動的に通信機能を付加することもできる。
【0093】図12は、G4ファクシミリのISDN
(総合デジタル通信網)上でのBチャンネルプロトコル
の例である。ISDNのG4プロトコルは、ISO(国
際標準化機構)が定めるOSI(開放型システム間相互
接続)の7階層モデルに準拠する。
【0094】ISDNのインターフェイスは、2B+D
が基本であるが、そのうちデータ通信を行うBチャンネ
ルに着目する。図12において、レイヤ1(フィジカル
・レイヤ)は、物理回線を設定、維持、解除するために
必要な電気的、物理的条件を設定し、ビット列の伝送を
実現する。
【0095】レイヤ2(リンク・レイヤ)は、回線で結
ばれたノード間に論理的接続関係を設定し、伝送路上で
生ずる誤りを訂正する。レイヤ3(ネットワーク・レイ
ヤ)は、ネットワークを介して交換やルーティングを行
いend-to-endの装置間で論理的な接続を提供する。
【0096】レイヤ4(トランスポート・レイヤ)は、
上記レイヤに対してネットワークに依存しない品質のサ
ービスとしてのend-to-endの論理的接続を提供し、トラ
ンスペアレントなデータ転送を行う。
【0097】レイヤ5(セッション・レイヤ)は、通信
を行う端末間に論理的な接続関係を設定し、半二重/全
二重の通信モードの管理や、データ送受信の同期の管理
を行う。図13にG4のBチャンネルレイヤ5のプロト
コルの例を示す。
【0098】図14は、G4モードのBチャンネル制御
のコマンドを説明するものである。すなわち、SABM
が非同期平衡モード設定、UAが非番号制御確認、SQ
がリスタート要求、SFがリスタート確認、CRが接続
要求、CCが接続完了、TCRがトランスポート接続要
求、TCAがトランスポート接続確認、CSSがセッシ
ョンスタート命令、RSSPがセッションスタート応答
−肯定、CDCLがドキュメント能力一覧要求、RDC
LPがドキュメント能力一覧要求−肯定、CDSがドキ
ュメントスタート命令、D.Dがドキュメント詳細、
P.Dが頁詳細、TUが画情報、CDEがドキュメント
終了命令、RDEPがドキュメント終了応答−肯定、C
SEがセッション終了命令、RSEPがセッション終了
応答−肯定、CQが復旧要求、CFが復旧確認、DIS
Cが切断要求を示すコマンドである。
【0099】図12〜図14で説明したISDNのG4
通信でも、公衆回線のG3通信に限らずDチャンネルの
セットアップ信号またはBチャンネルのレイヤ4のネッ
トワーク層の発着呼アドレスをみて第1実施例、第2実
施例で示したのと同様に海外との通信接続を自動的に判
断して、必要に応じて海外通信機能を付加することがで
きる。
【0100】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、ファクシミリ通信において、直接ダイヤル時
に毎回のユーザ設定なしでも、ダイヤル番号またはプロ
トコルの相手機の国際コード、または入力ダイヤル番号
と国際コードで海外通信機能を自動的に付加することで
海外通信対策を実行することができる。それによって、
直接ダイヤルの海外通信指定を自動化することができ
る。また、本発明は、G3通信に限定しなくてもG4通
信でもダイヤル番号を判断してファクシミリ通信機能を
変更することに適用できる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ファクシミリ通信を海外と行う場合の直接ダイヤル時で
も自動的に海外通信の機能設定を行うことのできるファ
クシミリ装置とファクシミリ送信方法及び画像形成装置
と画像形成装置のファクシミリ送信方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置に係るデジタル複写機
の断面図。
【図2】画像形成装置のシステム構成図。
【図3】スキャナ部の構成を示すブロック図。
【図4】SMCPUの構成を示すブロック図。
【図5】プリンタ部の構成を示すブロック図。
【図6】ファクシミリ部の構成を示すブロック図。
【図7】操作パネルの構成を示す図。
【図8】ファクシミリ通信のG3モード送受信制御を示
す図。
【図9】NSF(非標準機能)の構成を示す図。
【図10】ファクシミリ通信における第1実施例の海外
通信機能付加の自動判断動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図11】ファクシミリ通信における第2実施例の海外
通信機能付加の自動判断動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図12】G4ファクシミリのISDN(総合デジタル
通信網)上でのBチャンネルプロトコルの例を示す図。
【図13】G4のBチャンネルレイヤ5のプロトコルの
例を示す図。
【図14】G4モードのBチャンネル制御のコマンドを
説明するための図。
【符号の説明】
2…スキャナ 3…プリンタ 93…メッセージ表示部 100 …メインCPU 114 …操作パネル 242 …モデム 254 …ワークRAM 252 …疑似SRAM 301 …基本部 311 …制御手段(SMCPU) 312 …ファクシミリ部 313 …スキャナ部 314 …画像処理部 315 …プリンタ部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報のファクシミリ送受信を行うフ
    ァクシミリ装置において、 上記画像情報をファクシミリ送信する送信先に発呼する
    発呼手段と、 この発呼手段の発呼に応じて送信先から返送される国際
    コードを含む応答信号を受信する受信手段と、 この受信手段で受信された応答信号に含まれる国際コー
    ドが外国であるか否かを判断する判断手段と、 この判断手段で外国と判断された場合、外国への通信機
    能を付加する付加手段と、 この付加手段で付加された外国への通信機能に応じて上
    記画像情報を上記送信先にファクシミリ送信する制御を
    行う制御手段と、 を具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 画像情報のファクシミリ送受信を行うフ
    ァクシミリ装置において、 外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶してい
    る記憶手段と、 上記画像情報をファクシミリ送信する送信先のダイヤル
    番号を発呼する発呼手段と、 この発呼手段で発呼したダイヤル番号と上記記憶手段に
    記憶されている国際ダイヤル番号とを比較する比較手段
    と、 この比較手段で比較して上記発呼ダイヤル番号が国際ダ
    イヤル番号に一致した場合、外国への通信であると判断
    する判断手段と、 この判断手段で外国への通信であると判断された場合、
    外国への通信機能を付加する付加手段と、 この付加手段で付加された外国への通信機能に応じて上
    記画像情報を上記送信先にファクシミリ送信する制御を
    行う制御手段と、 を具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画像情報をファクシミリ送信する送信先
    に発呼し、この発呼に応じて送信先から返送される国際
    コードを含む応答信号を受信し、受信された応答信号に
    含まれる国際コードが外国であるか否かを判断し、上記
    国際コードが外国と判断された場合に外国への通信機能
    を付加し、付加された外国への通信機能に応じて上記画
    像情報を上記送信先にファクシミリ送信する制御を行う
    ようにしたことを特徴とするファクシミリ送信方法。
  4. 【請求項4】 外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を
    予め記憶し、画像情報をファクシミリ送信する送信先の
    ダイヤル番号を発呼し、発呼したダイヤル番号と上記記
    憶されている国際ダイヤル番号とを比較し、上記発呼ダ
    イヤル番号が国際ダイヤル番号に一致した場合に外国へ
    の通信であると判断して外国への通信機能を付加し、付
    加された外国への通信機能に応じて上記画像情報を上記
    送信先にファクシミリ送信する制御を行うようにしたこ
    とを特徴とするファクシミリ送信方法。
  5. 【請求項5】 データ通信機能と複写機能とを有する画
    像形成装置において、 上記データ通信機能の通信速度を任意の速度に設定する
    第1の設定手段と、 上記データ通信機能の送受信信号間の切り替わりに任意
    の時間間隔を設定する第2の設定手段と、 データ送信する送信先に発呼する発呼手段と、 この発呼手段の発呼に応じて送信先から返送されるプロ
    トコルコマンドの国際コードを認識する認識手段と、 この認識手段で認識された国際コードが外国であるか否
    かを判断する判断手段と、 この判断手段で上記国際コードが外国であると判断され
    た際、上記第1の設定手段で設定される通信速度と上記
    第2の設定手段で設定される送受信信号間の時間間隔と
    を外国への通信に対応する設定に制御して上記送信先に
    データ送信する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 データ通信機能と複写機能とを有する画
    像形成装置において、 上記データ通信機能の通信速度を任意の速度に設定する
    第1の設定手段と、 上記データ通信機能の送受信信号間の切り替わりに任意
    の時間間隔を設定する第2の設定手段と、 外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶してい
    る記憶手段と、 データ送信する送信先のダイヤル番号を発呼する発呼手
    段と、 この発呼手段で発呼したダイヤル番号と上記の記憶手段
    に予め記憶されている国際ダイヤル番号とを比較する比
    較手段と、 この比較手段で比較して上記発呼ダイヤル番号が国際ダ
    イヤル番号に一致した場合、外国へのデータ通信である
    と判断する判断手段と、 この判断手段で外国へのデータ通信であると判断された
    際、上記第1の設定手段で設定される通信速度と上記第
    2の設定手段で設定される送受信信号間の時間間隔とを
    外国へのデータ通信に対応する設定に制御して上記送信
    先にデータ送信する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った画像情報を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶された画像情報または上記読取手段
    で読取った画像情報に基づいて被画像形成媒体に画像を
    形成する画像形成手段と、 上記読取手段で読取った画像情報または上記記憶手段に
    記憶された画像情報をファクシミリ送信する送信先に発
    呼する発呼手段と、 この発呼手段の発呼に応じて送信先から返送される国際
    コードを含む応答信号を受信する受信手段と、 この受信手段で受信された応答信号に含まれる国際コー
    ドが外国であるか否かを判断する判断手段と、 この判断手段で外国と判断された場合、外国への通信機
    能を付加する付加手段と、 この付加手段で付加された外国への通信機能に応じて上
    記画像情報を上記送信先にファクシミリ送信する制御を
    行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った画像情報を記憶する第1の記憶
    手段と、 この第1の記憶手段に記憶された画像情報または上記読
    取手段で読取った画像情報に基づいて被画像形成媒体に
    画像を形成する画像形成手段と、 外国へ通信接続する国際ダイヤル番号を予め記憶してい
    る第2の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された画像情報または上記読
    取手段で読取った画像情報をファクシミリ送信する送信
    先のダイヤル番号を発呼する発呼手段と、 この発呼手段で発呼したダイヤル番号と上記第2の記憶
    手段に記憶されている国際ダイヤル番号とを比較する比
    較手段と、 この比較手段で比較して上記発呼ダイヤル番号が国際ダ
    イヤル番号に一致した場合、外国への通信であると判断
    する判断手段と、 この判断手段で外国への通信であると判断された場合、
    外国への通信機能を付加する付加手段と、 この付加手段で付加された外国への通信機能に応じて上
    記画像情報を上記送信先にファクシミリ送信する制御を
    行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像を読取手段で読取り、この読
    取った画像情報を記憶手段に記憶し、上記読取手段で読
    取られた画像情報または上記記憶手段に記憶された画像
    情報をファクシミリ送信する送信先に発呼し、この発呼
    に応じて送信先から返送される国際コードを含む応答信
    号を受信し、受信された応答信号に含まれる国際コード
    が外国であるか否かを判断し、上記国際コードが外国と
    判断された場合に外国への通信機能を付加し、外国への
    通信機能に応じて上記画像情報を上記送信先にファクシ
    ミリ送信する制御を行うようにしたことを特徴とする画
    像形成装置のファクシミリ送信方法。
  10. 【請求項10】 原稿の画像を読取手段で読取り、この
    読取った画像情報を記憶手段に記憶し、外国へ通信接続
    する国際ダイヤル番号を予め記憶し、上記読取手段で読
    取られた画像情報または上記記憶手段に記憶された画像
    情報をファクシミリ送信する送信先のダイヤル番号を発
    呼し、発呼したダイヤル番号と上記予め記憶されている
    国際ダイヤル番号とを比較し、上記発呼ダイヤル番号が
    国際ダイヤル番号に一致した場合に外国への通信である
    と判断して外国への通信機能を付加し、付加された外国
    への通信機能に応じて上記画像情報を上記送信先にファ
    クシミリ送信する制御を行うようにしたことを特徴とす
    る画像形成装置のファクシミリ送信方法。
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